荒野を走れ!
ゴールデンウィークなんで連日で"一期一枚"やっちゃいます!!今日はこの作品っ!(^∇^)V
「RUN」 B'z
- THE GAMBLER
- ZERO
- 紅い陽炎
- RUN
- Out Of Control
- NATIVE DANCE
- MR. ROLLING THUNDER
- さよならなんかは言わせない
- 月光
- Baby, You're my home
1992年発表のB'zの6thアルバムです!初動売り上げは約120万枚!!このアルバムで当時の歴代の最高初動売り上げ記録を更新しています!(*゚▽゚)ノ 初動120万枚か…すごいの一言ですね。
でもこのアルバムの内容がこの売り上げに引けをとらずにすばらしい。今のB'zよりもいろんなタイプの曲があり、さらにアレンジも今のB'zにはないバンドっぽくないものもあって楽しませてくれます。前作に比べてかなりロック色が強くなっています。
稲葉さんのボーカルも今よりもちょっと声が低いのか、落ち着いた印象を受けると思います。よく稲葉さんのモノマネをする人が過剰なまでに強調する歌い方(引き裏声とでも言いましょうか)は今より控えめです。しかし、ボーカルにはこの頃もかなりパワーがあり、ロックを歌ってもバラードを歌っても鳥肌もんです。
#1 THE GAMBLERはアルバムの1曲目にふさわしいパワーロックナンバー。始まりの重々しいオルガン(?)の音色がかっこいいです。大人な雰囲気が漂ってます。
#2 ZEROはこのアルバムでは唯一のシングル曲。B'zファンでなくても一度は聴いたことはあるであろう有名な1曲ですね。この曲をライブで歌う稲葉さんの姿はホント神々しいです。グルグル回るのが恒例。
そしてそして、私のお気に入りは#3 紅い陽炎です。ディープな感じなバラードなんですがこの曲の稲葉さんのボーカルがやけに色っぽくてかっこいい。曲はかなり正統派なバラードでシングル曲でも全然おかしくない出来です。隠れた名バラードです。
#4 RUNはアルバム曲ながら今でもB'zファンの中でかなりの人気を誇る楽曲のうちの1つ。その人気の高さゆえ、ベストアルバム『B'z The Best "Treasure"』にはボーカルを録り直して、さらにロックアレンジを強くした「RUN-1998 style-」が収録されました。日産の車のCM曲にもなっていたので聴いたことがある人も多いかも。
#5~#7では最近のB'zしか知らない人は特に今のB'zとの違いを強く感じるのではないでしょうか。アレンジがロックの中にポップさが混ざっていておもしろいです。#7 MR. ROLLING THUNDERはアメリカンな感じのする1曲で、エアロスミスの「LOVE IN AN ELEVATOR」とメロディーが…
まったく同じです
大塚愛の曲がパクリだと批判されたときのavex的に言えば…
リスペクト
なんでしょうが。まぁB'zの場合は正真正銘のリスペクトでしょうね。アイドル歌手とは違いますね。ただ曲自体はこの頃の凝ったアレンジで全く違うものになってます。曲はメロディーが全てじゃないですね。
後半は#8~#10とバラード・ミディアムテンポな曲が続きます。中でも#9 月光はB'zの中でもかなりの名バラード。ギターの音色が美しくて幻想的な1曲に仕上がってます。名バラードとして『The Ballads ~Love & B'z~』にも収録されたので知名度は少し上がったのかなと思います。この曲は必聴ですよ!
全体を通して楽曲のレベルが高い高い。捨て曲なんて考えるにも至らない出来ですね。収録時間も45分とちょっとで聴きやすい一枚だと思います。B'zを聴き始めたいと思う方にも、最近のB'zはいまいちだと思う方にも聴いてほしい一枚です!(^▽^)/
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