空の飛び方
さぁ今日もいっときますよっ!"一期一枚"!
昨日久々に再開しましたが、それまでかなりブランクがあったのでその分補填できるように、暇があるうちに書いていきますよ~!
さぁ今日はこの作品だっ!
スピッツ「空の飛び方」 ※オレンジ色はシングル収録曲です。
- たまご
- スパイダー
- 空も飛べるはず
- 迷子の兵隊
- 恋は夕暮れ
- 不死身のビーナス
- ラズベリー
- ヘチマの花
- ベビーフェイス
- 青い車
- サンシャイン
今年3月にリリースした2枚のベストアルバムが大ヒットを記録し、再び人気が上昇し始めているバンド、スピッツ。彼らの5枚目のオリジナルアルバムがこの作品、「空の飛び方」です。
このアルバムのタイトルからもわかるように、軸となる曲はやっぱり#3 「空も飛べるはず」ですね。この曲は言わずと知れたスピッツの代表曲。ドラマ「白線流し」の主題歌として大ヒットしました。
ただこの曲自体はドラマ開始の約2年前にリリースされていまして、その当時はそんなにヒットはしなかったんですね。しかし、約2年後ドラマの主題歌となり大・大・大ヒット!となったわけです。まぁこの曲に関しては解説なんて不要でしょう。
そんな名曲を差し置いて、アルバムはというとなんとも若いっ!そして青いっ!いや、もちろん良い意味でです。
#1「たまご」からスピッツワールドはいきなり始まります。一言で言えばすごくかわいい曲です。スピッツには珍しいいきなりサビから入る曲ですね。曲の最後が意味深に♪君と僕のよくある…♪で終わるあたりがスピッツらしい。
#2「スパイダー」はこのアルバムがリリースされた後、シングルカットされた楽曲。すごい軽やかな印象を受ける曲です。この曲の歌詞は擬人法の代表的な例ですよね。
#3「空も飛べるはず」であぁなんて良い曲なんだ…と感慨にふけていると、#4「迷子の兵隊」で一気にディープなスピッツワールドに引き戻されます。何度も繰り返されるサビの♪まぁ~いごのへぇ~たい♪というのが脳に刷り込まれる感じがします。この曲の歌詞には【迷子の兵隊】が15回出てきます。確実に新記録。
#5「恋は夕暮れ」は♪パラッパッパラーラー♪というホーンの音色が印象的な楽曲。全体的に穏やかな曲。そして#6「不死身のビーナス」はその穏やかな感じを突き破るかのようなアップテンポなロックな曲。ロックバンドのはずのスピッツのなかでもこれだけロックしてる曲は珍しいかも…。このアルバムの中でもノリはピカイチ!
続く#7「ラズベリー」はなんかベトつくようなエロさを感じる曲。曲自体は結構さわやかなんですが、もう歌詞が『私変態ですが、何か?』と言ってるようなもん。歌いだしの歌詞が「泥まみれの 汗まみれの 短いスカートが」っておいっ!草野さん!
2番の初めの歌詞:「おかしいよと言われてもいい ただ君のヌードを ちゃんと見るまでは僕は死ねない」
草野さん、おかしいよっ
#8「ヘチマの花」はなんと女性とのデュエット曲。草野さんのヴォーカルが少し弱弱しい感じなのが曲の雰囲気にあってますね。#9「ベビーフェイス」は「空も飛べるはず」のカップリング。わかりやすいメロディでなんとなくレトロな印象を受けます。
#10「青い車」は彼らの9thシングル。疾走感溢れるザ・爽やかな楽曲。私の中でスピッツ全曲中、五本指に入るくらいホント大好きな曲です。もうドライブにはかかせないっ!って感じです。歌詞は少し切ない感じがしますがそこがまた良い。
今年のORICONの調査『ドライブに行く時に 持っていきたい、聴きたい曲ランキング』では総合8位にランクインするなど世間での人気も高い曲です。
そして最後、#11「サンシャイン」はすごい透き通った感じがする曲。曲を聴いてると頭には歌詞のとおり、「白い道」が思い浮かびます。なんとなく涼しい感じもして癒される1曲です。アルバムの熱を最後にスッと冷してくれて、アルバムを気持ちよく聴き終えることができます。
このアルバムは一言、名作。ちなみにこのアルバムの次にリリースされる楽曲が「ロビンソン」なんですねぇ~。売れる前の作品だけにこれ以降の作品に比べれば、聴いたことがない人が多いかもしれませんが、絶対聴くべき!!です。
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