GReeeeNがキセキを起こす!
デイリーチャートに1つのキセキが起きている。
今週の主なリリース曲はV6『蝶』、オレンジレンジ『O2』、そしてGReeeeN『キセキ』…etc.なのだが、
そのGReeeeNが大変なことになっている。(他のリリース曲はこちらで。)
新譜が一斉にチャートインしてくる火曜日付けのデイリーでは、大方の予想が「V6 1位」である中、それを裏切りデイリー1位を獲得。
そしてその指数は予想を大幅に上回る22175!!
毎度お馴染みの『デイリー⇒ウィークリー』変換数値1.75を乗じて、売上げに変換すると…
38806.25(枚)!!
普段チャートを見ない人には、この数字がGReeeeNにとってどんな数字なのかがピンとこないと思うので、例を出そう。
まず昨年、GReeeeNの知名度を一気にあげ、一時期はホント聴かない日がないほど流行り、最高位2位まで上り詰めた『愛唄』。この曲の初動が1.2万枚。
よって、『愛唄』の初動を1日で上回ったことになる。ただ、『愛唄』はロングヒットでその頭角を見せた作品。初動はそこまで参考にならない。
なので週間2位をとった週の売上げを挙げておくと、それが2.3万枚。よって、それをも1日で上回ったことに。
さらに『愛唄』から前作までのGReeeeNのシングルの初動売上げを並べてみると、
3rd『愛唄』:初動1.2万枚(週間最高売上げ2.3万枚)
4th『人』:初動2.2万枚
5th『BE FREE/涙空』:初動2.2万枚
6th『旅立ち』:初動1.5万枚
7th『キセキ』:1日約3.9万枚
こんな感じ。今回のシングルの売れ行きが異常であるということが一目でわかるはずだ。
ここで注目してほしいのは紫の文字。前作『旅立ち』の初動売上げはわずか1.5万枚。
そう、すでにGReeeeNのシングル売上げは下降線をたどっていたのだ。そこからこのビッグバン上昇
これをキセキと呼ばずになんて呼ぼうか。
上にリンクを貼った以前の記事中では、
・前作大コケのGReeeeNはドラマタイアップで持ち直せるのか。
などと書かせてもらったが、「持ち直す」どころの話じゃない!
そんな今作はドラマ「ROOKIES」主題歌というタイアップ。ドラマの視聴率は「ごくせん」に大きく及ばないものだが、視聴率は徐々に上がってきている。
その「ごくせん」の主題歌であるAqua Timezの『虹』は初動売上げ5.5万枚という成績だった。
今回のGReeeeNはその高視聴率ドラマの主題歌の初動売上げを2日で超えたということに。
さらに、Mステの着うたランキングでは5週連続で1位を獲得するなど、まさかここまでとは思わなかったが、ヒットの準備は整っていた。
そしてそしてそして!GReeeeNのキセキはこれだけで止まらなかった!
なんと今日の夕方発表された水曜日付けデイリーチャートでは、またまた大方の予想を裏切り指数を上昇させてきたのだ!!
その指数は22535!!
前日の指数と合わせて、売上げへと換算すると、現時点で売上げは…
78242.5(枚)!!!
前日後ろにピッタリとついてきていたV6はさすがジャニーズ、前日の指数から一気に半減
よって、この2日間の攻防でGReeeeNのジャニーズを潰しての週間1位が限りなく100%に近づいたことになる。
それにしてもこれほどワクワクする週は久しぶりだ…。
最近は月の終わり頃に、翌月リリースの作品をざっと見て、1位になる作品を全て当てられるような週がほとんどだったから。
心配なのはつい先日、KAT-TUNを悩ませた売り切れの問題。
今回のGReeeeNはKAT-TUNなんかと比にならないくらい予想を反する売れ行きのはず。
GReeeeNはコブクロなどのように土日に大幅に売上げを回復させるタイプではないが、それでも土日には本来、売上げ回復があるだろう。
そのチャンスで万が一、都市圏で品切れということになると、この1つのキセキに水を差すことになる。
何はともあれ、今後のデイリー指数から目が離せない!!
最後に余談を綴っておこう。
今年、初動10万枚越えで週間1位を取ったジャニーズ以外のアーティストのシングルは2作しかない。(B'z・浜崎あゆみ)
さらに、初動15万枚越えで1位を取ったジャニーズ以外のシングルはない!
~今日のふといいなぁ~
1115 by 木村カエラ
LIFEsize by UVERworld
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