テルマ、10週連続TOP10入りの快挙!
チャートチェックの前に、今週のデイリーチャートの様子もちょこっと見ておきます。
というか、週間1位がほぼ確定状態の東方神起をいじっておきます。
アイドル…それは指数が発売から数日で暴落する者のこと。
そのアイドルの中でも、東方神起はずば抜けた暴落を見せる猛者である。もはや暴落王である。
先日のPerfumeもデイリー初日からデイリー2日目でかなりの暴落を見せたが、東方神起はそんな比ではない。
参考までに前作『Beautiful you/千年恋歌』の指数推移結果を見てみよう。
と、その前に、前作の指数は彼らにしては異例の粘りを見せていたほうだということを覚えておいてほしい。
見てほしい。この火曜付から水曜付にかけてのこの角度を。45度は軽く超えている。
火曜付の売上げは一般に「フラゲ」と呼ばれる方法で発売日前日に買われた分である。
いろいろな人のブログなどで、発売日は明日なのにもう店にありました!ラッキー!みたいな文面を見かけることがある。
「フラゲ」というシステムは普段CDを買わない人へは浸透していない文化なのかもしれない。
しかし、東方神起の売上げはこのフラゲ分が集計されているであろう火曜付に固まる。
つまり、東方ファンは「フラゲ」というシステムを熟知しているということに。凄いぜ、東方ファン。
ちなみに、上のグラフの土曜付・日曜付は仮数値である。というのも、東方神起は週末にはTOP3上から消えてしまうので、実際の指数が残っていないのである。
上でも書いたが、前作は異例の好調さだったので土日ともに4位と粘っていた。
なので、すぐ上の3位の指数を参考に仮で数字を埋めてみた(土曜付は3位のB'zの指数2047を、日曜付は3位坂本真綾の指数2121をもとにしている)。
次回の記事では、この前作の指数推移をもとに、現在チャートイン中の新譜の様子を見ていくことにする。
一言。前作以上に凄い角度になってます。
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さて、チャートチェックへと移ります。
本日も前回に引き続き、4/7付けシングルチャートの模様を見ていきます。本日は4位以下をいくつかピックアップです。
ではでは、早速…
4/7付けオリコンウィークリーシングルチャート、第4位はこの曲!
第4位 そばにいるね /青山テルマ feat.Soulja
この週でついに快挙を達成したので、久々にピックアップしておく。
週間売上げは2.1万枚。
このチャートチェックの中では、もう曲に触れることに飽きて あまり書くこともなくなったので、2週ピックアップしなかったのだが、あっという間に…
これで10週連続TOP10入りということに。凄すぎる。
こういう売れ方をした曲こそ、年間チャートでも上位に入るべきだと思う。
一部の人しか聴いたことがないような曲が年間上位に入るより、みんなが多少聴き飽きたくらいの曲が年間上位に入るほうが、現実味があるってもんでしょう。
第5位 Double-Action Wing form /野上良太郎&ジーク(佐藤健・三木眞一郎)
「仮面ライダー電王」のエンディングテーマである『Double-Action』の新たなアレンジ曲が初登場5位にランクイン。
初動売上げは1.9万枚。
先週の「炎神戦隊ゴーオンジャー」、今週3位の「仮面ライダーキバ」主題歌に続いて、「仮面ライダー電王」まで登場。
もう、チャートはヒーローでいっぱいになっている。
何よりも凄いのが、このシングルがリリースされた時点で、既に「電王」の放送が終わっているという点だ。
新シリーズ「キバ」がはじまってもまだ「電王」の人気が途切れていないのだ。
シリーズ初の電車移動する仮面ライダーということで話題になった「電王」だが、このシリーズの人気はホントに凄かったんだというのが伝わる結果である。
まさか、それをCDのチャートをチェックして思い知ることになろうとは…。
第6位 MIRROR BALL /アリス九號.
V系バンド、アリス九號.の新譜が初登場で6位にランクイン。
初動売上げは1.4万枚。前作『TSUBASA.』の初動1.7万枚からダウン
ダウンではあるが、これはリリース形態の変化のためだと思われる。
数は前作と同じ全3種なのだが、通常盤と限定盤の収録曲が違うという部分が今作では緩和され、ジャニーズ商法がDVD内容の違いに頼るのみになっている。
1人3枚買っていたのが、1人2枚になれば売上げは下がって当たり前といったところ。
V系バンドのファンはアイドルに負けないくらい強固なため、ファンが減ったとはなかなか考えられないので、こう予測するしかないといった感じ。
とりあえず、このくらいの数字を出せるのなら、TOP10入りは当分の間堅そう。
ちなみに、前作ランクイン時にも書いたが、バンド名は「ありすないん」と読む。
第10位 旅立ち /FUNKY MONKEY BABYS
ファンモンの7枚目のシングルが初登場で10位にランクイン。
初動売上げは1.0万枚。前作『もう君がいない』の初動2.0万枚から一気に半減
前作までどんどん初動を上昇させ、ついに2万台に乗り、人気は上々かと思われたのだが…。
前作と今作との間にはオリジナルアルバムを挟んでいるが、そのアルバムも初動5.9万枚とまずまずの結果を残していた(累計では20万枚を超えるヒット)。
ベストアルバムでもあるまいし、アルバムで見切りを付けられたというのはあまり考えられないのだが。
ただ、それくらいしかここまで初動を下げる要因が浮かばない。
単純に楽曲が受け入れられなかったのだろうか。
~今日のふといいなぁ~D-tecnoLife by UVERworld
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コメント
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東方神起はちょっとひどいですよね
新垣さんは先週のホルモンより劣勢で。
2週連続デイリー1勝5敗で週間1位
なんかになれば逆にすごいですよ
投稿: ミロ | 2008年7月18日 (金) 11時01分
東方神起は、なぜいつも初日からダウンするのか理由があるんですよ~。初回限定版に、メンバー5人の顔写真カードがランダムに入ってるんです。これはずーっと前から行なっているんですけど、東方ファンはこれも目当てなんですよ。通常版になると入ってないので、早めにCDを手にいれないといかんのです。なので、フラゲとかして早めに買ってるんですよね。出遅れると、通常版になってしまうので。
投稿: | 2008年7月18日 (金) 12時46分
ミロさん、コメントありがとうございます!
東方神起の急落の仕方は異常ですよね。ジャニーズや他のアイドルでもここまでにはなりません。ある意味、最強のアイドル…いや最強のファンを持つアイドルです。
今作の指数推移を予測したグラフもアップしますので、そちら(の角度)もぜひご覧ください。
投稿: Janchil(管理人) | 2008年7月18日 (金) 22時00分
さん、コメントありがとうございます!
東方神起の毎度の指数急落の原因は、 さんがおっしゃられているとおりですね。このブログでも以前にちょこっと触れたと思うんですが、今回の さんの説明のほうが数倍わかりやすいです。今後、東方の急落の原因について書くときにコピペして使わせていただきたいくらいです笑。
あと…できればお名前の記入をよろしくお願いします!「 さん」って違和感ありすぎなので…。
投稿: Janchil(管理人) | 2008年7月18日 (金) 22時19分