「Perfume vs ホルモン」決着へ。
本日もPerfumeとマキシマム ザ ホルモンの首位争いの話題を。
本日は金曜付け(デイリー4日目)と土曜付け(デイリー5日目)の両者の指数推移を一気にまとめておきます。
デイリー4日目、5日目ともにデイリー1位となったのは、マキシマム ザ ホルモン『爪爪爪/「F」』!
これで4日連続デイリー1位!
なんと今のところ、デイリー初日以外は全てホルモンが1位をキープするという誰も想像していなかったであろう事態に。
金曜付け指数は3091。土曜付け指数は3532。
上で述べたように2日ともデイリー首位なので、無論、Perfumeはこの指数よりも低調な数字ということになる。
土曜付けまでの指数合計は34357。
これに「デイリー⇒ウィークリー」への変換数値1.75を乗じて売上げに直すと、60124.75枚。
なんとホルモンがこの時点で、初動6万枚突破。前作『恋のメガラバ』の初動2.1万枚から一気に約3倍に。
前作が06年7月リリースなので、ちょうど2年前くらいなのだが、リリース間隔の開きでファンを減らすどころか、ファンを激増させていたようだ。
一方、Perfume。
Perfumeは初日こそデイリー1位スタートとなったものの、その後は結局1度もホルモンに勝てていないことになる。
それでも、売上げ的には初日の勢いが凄まじいものであったため、その初日のリードでホルモンの追撃をなんとかかわすような状態に。
金曜付け指数は2512。土曜付け指数は3424。
どちらもこのブログで挙げた予測を僅かではあるが下回るものである。
「Mステ」効果、週末効果が発揮されるはずの土曜付けでも指数の伸びはかなり小さなもので留まり、ホルモンを逆転することもできなかった。
指数合計は39898。売上げにして74210.28枚。(前作時の補正値1.86を使用)
なんとデイリーの順位はPerfumeは1勝、ホルモン4勝なのだが、売上げ的にはPerfumeが上で、さらにホルモンとの差は依然大きい。
もうさすがに週間1位はPerfumeで確定と言っていいだろう。
最後に日曜付けの指数予測だけしておこう。
本日発表される日曜付けの結果で6日分の指数は全て出揃うため、当然これで予測はラストとなる。
さあ、これから発表される日曜付けで全てが終わる。
順位はもうPerfumeの1位は確定だが、両者の指数には要注目である。
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さてさて、チャートチェックへ移ります。
本日は3/31付けアルバムチャートに入っていきます。
では早速…
3/31付けオリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!
第1位 HEART STATION /宇多田ヒカル
宇多田ヒカルの5枚目のオリジナルアルバムが初登場で首位を獲得!おめでと~(*^▽^*)ノ
初動売上げは48.0万枚!前作「ULTRA BLUE」の初動50.0万枚から微減だが、これだけスケールの高い話になってくると、もはやキープと捉えたほうがいいだろう。
アルバムリリース1ヶ月前の先行シングル『HEART STATION/Stay Gold』の売上げがかなり悪く、アルバムでどうなるか注目されていたのだが、何の問題もなかったように一気にハーフミリオンを叩き出してきた。
さすがの一言に尽きる。
上で挙げた先行シングル以外にシングルは、
「花男2」挿入歌『Flavor Of Life』、映画エヴァンゲリヲン主題歌の『Brautiful World』、カップヌードルCMソング『Kiss & Cry』、そして初の童謡『ぼくはくま』。
さらに、ドラマ主題歌に決定した『Prisoner Of Love』もアルバムリリース後にシングルカットされた。
売上げ面では、先行シングルと『ぼくはくま』が彼女にとっての最低ラインである初動4万枚台と苦戦。
しかし、大ヒットした『Flavor Of Life』やロングヒットした『Beautiful World/Kiss & Cry』で不調2作の分を帳消しにした感じである。
それにしてもシングルで初動10万越えをしたのが1作にもかかわらず、アルバムは一気に50万近くをセールスするなんて。
日本最強のアルバム型アーティストといっても過言ではない。
内容としては、インストを除いた12曲中8曲がシングル曲ということで、もうほぼシングルコレクション状態。
ただ、このシングル中心のアルバム構成が、シングル買いの固定ファンがアイドルのようにがっちり付けていない彼女にとって、逆に好条件のようだ。
「シングルを待った分、アルバムを買おう」というファンがかなり多いということである。
ただ、彼女の場合、シングル中心に構成しても、不思議とアルバムとしての繋がりがある。シングルで聴くのと印象が変わる曲も多い。
特に『ぼくはくま』は童謡なのに、アルバムを流して聴く中で不思議と違和感がない。この構成力、まとめ方はホント見事である。
上半期4位・累積売上げ92.5万枚
第2位 Single Best /柴咲コウ
先週の1位から1ランクダウン
週間売上げは11.4万枚。先週の初動22.7万枚からダウン
しかし、粘りはなかなかで半減程度に抑えている。
以前からこのブログでは「粘っている」基準を「半減」以上としていた。今作は見事それをクリア。
ここ最近は初動が20万枚を超えても、2週目では10万枚を切ることもザラなので、ベストとは言え、この2週目半減以上は評価に値する。
固定ファンだけでなく、ライト層にまでしっかりと行き届いている証拠である。
第3位 Fakin' Pop /平井堅
先週の2位から1ランクダウン
週間売上げは6.5万枚。先週の初動16.1万枚からダウン
上の柴咲と違い、こちらは普通にダウンといった感じ。「半減」も遠い下げ幅で一気に6万台へ。
同発の柴咲との勢いの違いが目に見えて、出てしまった。
~今日のふといいなぁ~君想い by GReeeeN
痛い立ち位置 by ポルノグラフィティ
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