ラルク、ついに安定ライン割れ!
関西ローカルなんですが、「わおーん!」という音楽番組があります。
お笑いコンビのトータルテンボスと、元モー娘の吉澤ひとみの3人がMCを務めている深夜番組です。
音楽戦士の「サビナビ」みたいなブレイク前のアーティストを紹介するコーナーがあったり、POLYSICSとかACIDMANみたいなメディア露出の少ない人たちが出たり、今ちょっとお気に入り。
先日、何気なく見ていたら、「アーティストレコメンド」とかいうコーナーで、いろんなアーティストたちがリスペクトしているアーティストを挙げていました。
- ゆず
aiko、松任谷由実、BRAHMAN(ゆずはaiko、松任谷由実、BRAHMANをリスペクトという意味で、以下同じ。)
- ASIAN KUNG-FU GENERATION
lostage、OGRE YOU ASSHOLE、SPECIAL OTHERS
- SEAMO
和田アキ子、スガシカオ、AYUSE KOZUE
- スガシカオ
木村カエラ、マボロシ、Perfume
- Every Little Thing
THE POLICE、juana molina、中島美嘉
- 東京スカパラダイスオーケストラ
OGRE YOU ASSHOLE、ELLEGARDEN、ACIDMAN
- 中島美嘉
COLDFEET、SION、Every Little Thing
- 青山テルマ
清水翔太、AI、JYONGRI
- 木村カエラ
チャットモンチー、AI、CSS
- JYONGRI
秦基博、青山テルマ、宇多田ヒカル
こんな感じだったような。
好きなアーティストの幅を広げたいとき、アーティスト同士の縁をたどるというのは良い方法ですよね。音楽性などに繋がるものがあることが多いので。
とりあえず、アジカンとスカパラにプッシュされてる「OGRE YOU ASSHOLE」のCDを探してこよっと。
~~
~
さて、チャートチェックに移ります。
本日は4/14付チャートに突入です!まずはシングルチャートから。
結構なペースで更新しているはずなのに、7月に入ってから、まだ4週分しか進んでないんですよね…。まぁコツコツやっていきます。
では、早速…
4/14付けオリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!
第1位 DRINK IT DOWN /L'Arc~en~Ciel
ラルクの34枚目のシングルが初登場で1位を獲得!
おめでと~(*^o^*)ノ
初動売上げは9.4万枚!前作『Hurry Xmas』の初動10.3万枚からダウン
前作はアルバムの先行シングルということもあり、普段より少し低く出ていたのだが、今作はそれよりも数字を下げた。
ついに長く続いていた初動10~13万台の超安定が崩れてしまった。
ここでラルクのシングル(再発関連除く)の初動売上げを時代の新しい順に(2004年まで)並べてまとめてみると…
『Hurry Xmas』―10.3万枚
『DAYBREAK'S BELL』―11.6万枚
『MY HEART DRAWS A DREAM』―11.3万枚
『SEVENTH HEAVEN』―11.2万枚
~活動休止~
『Link』―15.6万枚
『叙情詩』―11.1万枚
『NEW WORLD』―13.1万枚
『Killing Me』―12.0万枚
『自由への招待』―13.2万枚
『瞳の住人』―11.2万枚
『READY STEADY GO』―16.3万枚
~活動休止~
ざっとこんな感じ。
一目見てわかると思うが、すごい安定感。
04年以降にリリースされたシングルは今作を除いて、11作品。
そのうち、9作品が初動10~13万台になっている。アイドルもびっくりの超安定。
『READY STEADY GO』や『瞳の住人』などがリリースされた04年とは、配信市場が拡大したり、不法DLが蔓延したりとCD売上げを取り巻く環境は大きく変わっているはずなのに、ラルクの初動はなぜか安定。
そんなラルクであったが、ついに今作、初動10万枚を割ることとなった。今頃、環境の変化による打撃がきたのか?
とはいっても、大きくダウンしたわけではないので、次回作で何もなかったように、お決まりの10~13万台に戻ってくる可能性はある。
それにラルクの場合、もう周囲では当たり前になっているDVD付のリリースさえない。魂のCD1種リリース。それでこの数字は凄い。
今作のタイアップはテレビゲーム「デビル メイ クライ4」のテーマソング。
ラルクの最近のシングルはCMやアニメなどのタイアップが付くことが多く、それらに比べるとゲームタイアップは多少効果が低そう。
前作はラルクには珍しくDVD等の付いた限定盤があり、それで先行シングルというマイナスを打ち消したと思われ、もしそれがなければ今作よりも数字が低かった可能性は大いにある。
つまり、次作の初動を見てみないとファン離れがあったかどうかの判断は難しいということだ。
ラルクは8/27に新曲『NEXUS 4/SHINE』のリリースが決定している。ここで定位置へ戻ることができるか、注目だ。
第2位 Kurikaesu 春 /244ENDRI-x
KinKi Kidsの堂本剛のソロが初登場で2位にランクイン。
ソロのシングルで初めて1位を逃すことに。(アルバムは昨年YUIに破れ2位を経験)
初動売上げは7.6万枚。前作『空が泣くから』の初動9.6万枚からダウン
売上げより何より…「244 ENDLI-x」ってなんだ?という人も多いのでは。
端的に言えば、上で書いたとおりキンキの堂本剛のソロプロジェクトの名称。「ツヨシエンドリックス」と読む。栄養ドリンクみたい。
前作までは「ENDLICHERI☆ENDLICHERI」名義で活動していた彼だが、今作と同時リリースのアルバムからは「244 ENDLI-x」名義となるらしい。
前作まではファンク路線に偏っていた彼だが、今作ではテクノのような路線に移ってきている。
確かに、Perfume人気だったり、中田ヤスタカ人気だったり、今の流行はファンクよりはテクノだと思うが…果たしてそれはジャニーズファンに通用するのか?
リリース形態は2種類。DVDの有無はないようだが、限定盤と通常盤で3曲目が違うというスタンスはキンキのときと同じ。複数枚購入促進商法。
このシングルのプロモーションのための歌番組出演は一切なし。
活動や楽曲の内容はもはやアイドルといった感じではないが、リリース形態にはアイドル出の特徴が色濃く残ってしまっている。
ただ、プロモーションなし&独特な音楽性でこれだけ売れているのだから、まだ「アイドル・剛」のファンが根強く残っている模様。
彼が望んでいるように、「アイドル」のイメージを切り離すためにはもう少し時間が必要かもしれない。
~今日のふといいなぁ~LIFE by キマグレン
angel song -イヴの鐘- by the brilliant green
« 東方神起、3日目指数は初日の16分の1! | トップページ | 久々の極限低レベル週来たる。 »
コメント