YUI、1位獲りに一歩リード!
水曜日に発表された火曜日付けデイリーチャートには新譜勢が一気に登場!
シングルデイリー1位スタートを切ったのは、YUI 『SUMMER SONG』!
それを追うように2位にランクインしたのは、VAMPS 『LOVE ADDICT』!
先日の新譜チェックでは、この両者に嵐を加えた3者で「YUI vs VAMPS vs 嵐」勃発か!?と綴ったんですが、現時点ではYUIが頭ひとつ抜けた形になっている。
YUIの初日指数は18348!
これは前作『Namidairo』の初日指数16186を2000以上も上回るものであり、週末前に前作以上の急落をしなければ、前作の初動8.2万枚を超えてくる可能性は高い。
YUIの今作はノンタイアップだが、ドラマタイアップだった前作よりも勢いがある。前作のタイアップがどれだけ効果がなかったのか、それはもう計り知れない…。
さらに、続く水曜付けデイリーでも1位をキープ。指数は13123!
火曜付けと合わせて、31471。これに「デイリー⇒ウィークリー」の変換数値1.75を乗じて枚数に換算すると、55047.25枚。
2日間で約5.5万枚を売り上げたことになるが、今作がノンタイアップだということを考慮すると、伸び悩む可能性は高い。
YUIはリリースから3日目(木曜付け)に急落する傾向がある。ノンタイアップが響いて、いつも以上に指数を下落させるようだと、前作割れもありえなくはない。
2位のVAMPSは初日指数15892。そして、2日目指数は9419。
足して、枚数へ換算すると、44294.25枚。
初日時点ではYUIとの差はそれほど大きくなかったのだが、水曜付けでも差をつけられたことで1位獲得はかなり厳しい状態に。
今後もラルクと同じような推移をたどるのならば、週末までに大きく指数を落とし、週末でも大きな指数回復が望めないため、YUIには確実に敵わないことになる。
で、ダークホースになるかと期待していた嵐なんだけど…なんか勢いがない。
嵐は月曜付けからの集計なので、それと火曜・水曜付けのデイリーの指数を足すと、13276。なんと未だ1万ちょい。売上げに換算して23233枚…。
前の「花男」タイアップだった『Love so sweet』は2週目でも8.9万枚を売り上げるというジャニとは思えない奇跡を起こしていたのだが…。
現時点でこの売上げだと週間で9万枚近くまで伸びるとは到底思えない。ただ、週末にデイリー1位をYUIから奪う可能性は高いが。
嵐の今作『One Love』は初動31.4万枚を記録し、『Love so sweet』の初動を10万枚以上も上回るものだった。そのため、2週目でもかなりの高い数字を出してくるかと思われたが…。
『Love so sweet』から初動売上げが10万枚以上の増にもかかわらず、2週目は『Love so sweet』の2週目以下となると、世間への浸透度が前より薄いとしか捉えようがない。
さらに、嵐は4位で粘っている羞恥心との3位争いもある。面白くなるのは、こっちの争いかもしれない。
とにかく、明日以降も目が離せない。
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さてさて、チャートチェックに移っていきます。
本日も前回に続き、3/17付けシングルチャートを見ていきます。前回は4位まで見たので、それ以降をピックアップしていきます。
では、さっそく…
3/17付けオリコンウィークリーシングルチャート、第5位はこの曲!
第5位 海雪 /ジェロ
先週の5位をキープ!
週間売上げは2.4万枚!先週の3.6万枚からさすがに数字は落としたが、これでリリースから3週連続TOP5入りとなった。
演歌とは思えない推移。演歌界トップといえる氷川きよしでもできない離れ業である。
余談だが、先日放映された「Mステスペシャル」にて上半期チャートが紹介されたときに、下の紹介テロップで「Mステが最初に紹介した彼」とされていた。
上半期12位・累積売上げ22.3万枚
以下、ピックアップ。
第7位 手をつなごう/愛を歌おう /絢香
絢香の7枚目のシングルが初登場で7位にランクイン。
初動売上げは1.8万枚。前作『CLAP & LOVE/Why』の初動1.6万枚から上昇
だが、前作のリリース形態は変則的で【CDのみ(ステッカー有と無の2種)】と【DVD付き】を2週に分けてリリースするというロングヒットに見せかけよう作戦を決行していたので、上の1.6万枚は【CDのみ】分の売上げ。
つまり、今作はその作戦をせずに、1.6万枚から0.2万枚の伸びに終わっているということで、実質はダウンだと受け取らざるを得ないことになる。
タイアップは映画『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』の主題歌。今までに「ドラえもん」で急激にのび太 伸びたケースがないので、あまり効果はなかったと言っていいだろう。
ただ、これがデビューアルバムでミリオンを達成したアーティストの数字だと思うと、少々寂しい感じはする。
上半期84位・累積売上げ4.2万枚
第8位 HOME /清水翔太
先週の7位から1ランクダウン
週間売上げは1.8万枚。先週の2.9万枚から数字は下げたが、これでリリースから3週連続TOP10入り。
上のジェロ同様、デビュー曲からロングヒットということで、音楽業界にとっては明るい知らせである。
ちなみに、3/10付けデイリーでは自己最高位の3位を記録し、ロングヒットぶりを見せ付けた。
上半期23位・累積売上げ12.5万枚
第9位 Close to you/Crazy Life(YUNHO from 東方神起) /東方神起
東方神起の「TRICK企画5シングル」の第4弾が初登場で9位にランクイン。(「TRICK企画5シングル」についてはこちらの記事をご覧ください。)
初動売上げは1.5万枚。
第3弾『If...!?/Rainy Night(JUNSU from 東方神起)』はめんどくさくて ピックアップしなかったが初動は1.9万枚だった。よってダウン
初動1.5万枚は第1弾の初動とほぼ同じ数字。第2・3弾はそれぞれ1.8万枚、1.9万枚だったので、また初めの水準に戻ったような状態に。
上に貼ったリンク先でも説明したように、カップリングはメンバーのソロなので、カップリングでソロを務めるメンバーの人気によって上下しているのかも。
ということは、第1弾と第4弾でソロを務めたメンバーは人気が低いということに…。もし、その考え方で合っていたとしたら…あからさまに数字に出すぎで切ない。
第10位 旅立ち /GReeeeN
GReeeeNの6枚目のシングルが初登場10にランクイン。
初動売上げは1.5万枚。前作『BE FREE/涙空』の2.2万枚からダウン
GReeeeNの過去のシングルの成績については、『キセキ』が暴走した際に書いたこちらの記事を見てほしいのだが、(GReeeeNがキセキを起こす!)
見てわかるように、『愛唄』の大ヒットの後、全く上昇する気配がない。
なんとか前作までは2万台で持ちこたえていたのだが、今作はついに1万台へと下落。このままではまずい(と思われた)。
ここ最近は、楽曲人気がついてもそれがアーティスト人気まで繋がっていかないというのが1つの傾向になってしまっている。
GReeeeNもその道をたどり、『愛唄』一発のヒットで終わってしまうのか…(と思われた)。
初動2.2万枚が2作品と初動1.5万枚が1作品という、3シングル収録では次のアルバムはかなり伸び悩むことになるだろう(と思われた)。
多くの音楽ファンの予想に「(と思われた)」を付けさせたのが、先日の『キセキ』の大ヒットであることは言うまでもない。
~今日のふといいなぁ~
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