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2008年8月の記事

2008年8月30日 (土)

おとなしめなひと月?9月新譜チェック!

いや~、教育実習が超忙しくなってきました。

今週の更新停滞はそのためです。この記事も1日10分くらいずつ書いて、やっと今日アップまできた感じ。

今週のはじめくらいまではまだ余裕があったんだけどなぁ…。

日誌、指導案、模擬授業、部活、事務仕事……ヤヴァイヤヴァイ!これじゃあ先生方死んじゃうよ。

教育実習に行って先生になりたい気持ちが強くなる人がいるってよく聞くし、周りにもいるけど…私は逆のパターンかも。

まぁ、忙しいとはいえども、先生方にもいろんな人がいるわけで。みんながみんなここまでハードなわけじゃないみたいなんですけどね。

部活を持たない人や担任を持たない人もいるし、ベテランの先生には指導案を書いていない人もいるよう。

私は教育実習生ということで、とりわけ多くのことを経験させていただいているわけです。

部活は自分から志願しないかぎり参加しなくてもいいことになっているんですが…あの頃の私は意識が高く…志願しちゃいました。やっちまったなぁ!!

でもでも、部活を通していろんな生徒と仲良くなれたんでよかった!帰る時間が他の実習生より3時間余り遅くなるけど。

まあ、そんなこんなでクソ忙しいですけど、今のとこその忙しさと同じくらい楽しいです。

それに、職権乱用にならない程度に、今の中学生がどんな音楽生活を送っているのかも聞けています。みんな山下達郎知らないのね。

それにしても、先生という立場になってからわかることがこんなにあるとは。

とりあえず…テストの丸付けがあんなに大変だとは。中盤からは解答全部覚えちゃいます。ウ エ ア!イ エ オ!

で、結局何が言いたいのかというとですね…

ブログの更新がサボりがちになるぞ!ってことです。

毎日子供たちと戯れていたら…

なぁあにぃいいいい!

もう8月終わりぃ!?

てことで、月末恒例の新譜チェックにいこうと思います。

太字はその週の1位獲得本命曲、赤字は管理人の個人的な注目曲です。

(いつもどおり、発表される全作品なんて確認不可なので、メジャーなアーティスト中心となります。)

9/3

  • HANABI - Mr.Children
  • 雨傘/あきれるくらい 僕らは願おう- TOKIO
  • さよならリグリット - くるり
  • コノユビトマレ - スガシカオ
  • 偶然の確率 - GIRL NEXT DOOR
  • miss you - 伊藤由奈
  • Music Traveler - BENNIE K

9/10

  • 紅と黒のMATADORA/I LOVE YOUをさがしてる - GLAY
  • 恋いしくて - UVERworld
  • マスタッシュ/memories - 木村カエラ
  • クラゲ、流れ星 - 大塚愛
  • How Do I Survive? - Superfly
  • GLASS SKIN - Dir en gray
  • 続く世界 - 中川翔子
  • So Special -Version AI-/おくりびと - AI

9/17

  • LIGHT IN YOUR HEART/Swing! - V6
  • Lost in Blue - ナイトメア
  • SUNのSON - 奥田民生
  • キミに歌ったラブソング - Lil'B
  • 手紙~拝啓 十五の君へ~ - アンジェラ・アキ

9/24

  • The Birthday~Ti Amo~ - EXILE
  • あなたと - 絢香×コブクロ
  • can't stop the DISCO - 鈴木亜美
  • みちしるべ - PhilHarmoUniQue

 
ざっと、こんな感じです。

来月はジャニーズ勢のリリースがあまりなく、リリース事態も少なめ。比較的、落ち着いた月になりそうです。

チャートもそこまで首位争いみたいなものはなさそう。

ただ、4週目の「EXILE vs 絢香×コブクロ」は熾烈になる可能性あり!

EXILEの前作『Pure/You're my sunshine』の初動売上げは12.1万枚

絢香×コブクロの前作『WINDING ROAD』の初動売上げは13.1万枚

前作の初動のみ見れば、絢香×コブクロの勝ち。

ただ、今のEXILEの勢いはホンモノ。それは言うまでもないだろう。アルバムチャート上位はEXILEだらけになっている。

実はEXILEの前作はアルバムの先行シングル。それで初動12.1万枚なので、新作ではもっと高い数字が出ることも大いに考えられる。

一方の絢香×コブクロだが、こちらも両者ともにアルバムが大ヒットになっている。

絢香の「Sing to the Sky」は複数枚購入促進商法ではあったものの55万枚を超えるヒット、コブクロの「5296」は余裕でミリオンを突破している。

ただ、コブクロは今年に入ってから1枚もシングルをリリースしておらず、前作からのリリース間隔が広くなっている。

絢香はシングルのほうは初動2万台がやっとの伸び悩み状態。

そういった条件を加味して、当ブログではEXILEが有利と判断させてもらった。でも、結果は終わってみないとわからない。楽しみ楽しみ。

~今日のふといいなぁ~
I WANT YOU I NEED YOU  by 吉井和哉
Need your love  by Do As Infinity

2008年8月25日 (月)

嵐は初動46万枚突破か!

先ほど発表された8/24付デイリー(デイリー最終日)をもって、今週の指数が全て出揃った。

今週は初日に恐ろしい指数を叩き出した嵐『truth/風の向こうへ』を取り上げた。

前回の記事ではデイリー4日目までの結果をまとめ、今年のシングル最高初動になることがほぼ確定だと記した。

同時に、「週末」のチャートアクションが「発売1週で年間1位に登場」達成への鍵を握るとも記した。

さてさて、結果は……こうなった~!

Truthlast

Truthexcellast

予測を上回る勢いを見せた木曜付、金曜付から一転、週末は一気に失速してしまうことに。

週末での指数回復は一切なし、そして結果的には週間を通して一度も指数が回復することはなかった。

今週「Mステ」出演はなかったものの、今作が主題歌になっているドラマの放映があった。週末伸びても何の不思議もないのだが。

そもそもジャニーズアイドルは週末に指数を回復しないことが多いのだが、今の嵐の勢いを考えると、多少の指数回復はあってもいいはず。

そうなると、この週末失速には「品切れ」が影響していると考えられる。

都心部のCDショップでは早くからDVD付きの初回限定盤が品切れになっていたという情報があり、さらにネットオークションで売りに出されている山のような数の初回限定盤を見ると、その情報にも納得できる。

そして、この週末で大失速の流れはつい先日のサザンにかなり近い。

サザンもハッピ付きの限定BOXが週序盤から早々と品切れとなり、週末はほとんど指数が伸びなかった。

ただ、嵐の場合はサザンと違い、通常盤も初回限定盤より1曲多いというアドバンテージがあったはず。それでも売上げは伸びなかった。

これは音源目当てよりもDVD目当てでCDを買う人が増えているということを指しているのか。それとも、やはりライト層にはほぼ届いていない現状を指しているのだろうか。

ただ、何はともあれ、この初動売上げは恐ろしいものである。

上のExcel上では2パターンの売上げを出しておいた。

大抵のアーティストのときに用いている1.75基準とは別に、嵐の前作の補正が1.80以上だったことから、1.80基準も出しておいた。

補正が1.80以上かかると、初動は46万枚を越えることになる。

オリコンの正式な発表は翌朝。

ジャニーズは今最も力を入れて売り込んでいる嵐のために、「大人の力」を発動させる可能性がある。結果を楽しみに待とうじゃないか!

チャートチェックに移ります。

前回は5/26付シングルチャートの第4位までを見ていきました。本日は5位以降をいくつかピックアップしていこうと思います。

では、さっそく…

5/26付オリコンウィークリーシングルチャート、第5位はこの曲!

第5位 NOBODY KNOWS /スガシカオ

スガシカオの23枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。5位は自身のシングル最高位。

初動売上げは2.2万枚。前作『フォノスコープ』の初動1.8万枚から上昇

前作から約11ヶ月という大きなリリース間隔だったが、数字は上昇してきた。

今作はアニメ「xxxHOLiC◆継」タイアップ。

以前に『19才』で同じタイアップになったことがあったが、そのときは特に大きな効果は見られなかった。

今回はタイアップ効果云々よりも、リリース形態が上昇の要因になっていると思われる。

今作は通常盤・DVD付限定盤・アニメ盤の全3種リリース。

ジャニーズなどとは違って収録曲に違いはないが、アニメ盤はPCの壁紙がついており、それは他の2種にはない。よって、複数枚購入促進商法

ただ、スガシカオファンであり「xxxHOLiC」ファンでもある人にしか効果がないやり方なので、ほとんどのファンは普段どおりの購入枚数だと思われる。

そのようなこともあり、0.4万枚程度の伸びで済んでいるといった感じだろう。

まあ、複数枚購入促進商法をしかけて、その効果が滅茶苦茶なくらい数字に現れるB'zやジャニなどが異常であって、普通のアーティストでの効果はこれくらいのものなのかも。

いくら複数枚出したってファンにCDを買う意欲がなければ意味がないのだから。

第6位 おかえり  /絢香

絢香の8枚目のシングルが初登場で6位にランクイン。

初動売上げは2.1万枚。前作『手をつなごう/愛を歌おう』の初動1.8万枚から上昇

今作はドラマ「絶対彼氏」の主題歌。

ドラマの平均視聴率は13%程度だが、前作のドラえもん映画タイアップよりは効果があったみたいだ。

両A面を2週に分けてリリースしたりして誤魔化してはいたが、実は下げ止らない状態であった。

今回、なんとか持ち直し。久々に初動を2万台に乗せた。

今作も収録した2ndアルバムは現在55万枚のヒットになっている。リリースの仕方がかなり極悪だったんだけど。それについてはまた後日。

~今日のふといいなぁ~
Pump It Up! by BONNIE PINK

2008年8月23日 (土)

上位4曲中3曲がアイドルの週!

チャートチェックにいく前に、デイリー速報を。

先ほど発表された8/22付デイリー(デイリー4日目)では、またもや嵐が予測を上回る指数を叩き出してきた!

デイリー4日目の指数は16587!

これは前記事での予測値15554を1000以上上回るもの。まさに「止まらねぇ!!by JOKER」状態。

ここで、昨日の予測に本日発表となった指数を新たに代入して、推移予測を最新のものにしておく。

Truth4

Truthexcel4

現時点で初動は47.3万枚を越えるものと見られる。

さらに上の予想は補正値を一般のアーティストと同じ1.75として計算している。

大抵ジャニアイドルは補正が1.80付近まで高騰するので、実質の売上げはもっと上と考えていい。

週末でも予測を上回り続けるなら、限りなく初動50万枚に近い初動になってくるはず!

「発売1週で年間1位に登場」が現実味を増してきた嵐に、明日以降も注目だ。

さて、チャートチェックに移ります。

前回、5/19付チャートを見終わったので、本日からは5/26付チャートに突入です。

まずはいつもどおりシングルチャートのほうから見ていきます!

本日の1位曲についてはデイリーで数回その推移を追っているので、過去の記事参照多用となっていますが、悪しからず。

では、さっそく…

5/26付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 DON'T U EVER STOP  /KAT-TUN

KAT-TUNの7枚目のシングルが初登場で首位を獲得!おめでと~(^▽^)/

初動売上げは38.2万枚!前作『LIPS』の初動35.1万枚から上昇

10万台に乗るだけでも大ヒットと呼ばれるこの時代に、ここだけ次元が違う

これでデビュー曲から7作連続初動30万枚越えということに。

今作は初日から勢いが違った。

初日の指数は10万を軽く越え、もうこの時点で年間TOP10入りを確定させた。それについては過去記事で。(KAT-TUN、発売1日で週間1位&初動30万枚越え&年間TOP10入り決定!

この好調は、上にリンクを貼った記事内でも書いているとおり、4パターンリリースという極悪なリリース形態によるもの。

メンバー6人にソロ曲を歌わせ、それを2曲ずつ収録して3パターンの初回限定盤を製造。それに通常盤を加えて全4種リリース。極度の複数枚購入促進商法

これによって1人あたりの購入枚数が持ち上げられ、週の序盤の勢いは驚異的なものだった。

しかし、週末に大きく失速。これはソロ曲を収録した限定盤が「品切れ」状態になったためだと思われる。

これについては、オリコンの週間売上げ発表の直前にアップした過去の記事で。(KAT-TUNに思わぬ敵現る…

それにしても、「Mステ」でカップリングであるソロ曲までを披露しておいて、品切れを起こすとは…ジャニーズらしくない失態。

これだけ批判の的になるような過度の複数商法で勝負して初動40万枚に届かなかったのは痛いが、物凄い数字であることには違いない。

今年に入ってからは同じジャニーズでは嵐が絶好調。

それによって、世間でのKAT-TUNの立ち位置は少々下がってしまった感はあるが、まだまだトップクラスである。

最後に、上に貼った記事ではアップしていなかった指数推移グラフをアップしておく。

Kattun

ちなみに、これで3週連続ジャニーズ勢1位だったりもする。

第2位 虹 /Aqua Timez

先週から2位をキープ。

週間売上げは3.3万枚。前週の初動売上げ5.5万枚からかなりの粘りを見せた。

初動売上げこそ、「ごくせん」にしては…という感じだったが、ドラマ効果はじわじわと着実に効果を見せている。

ドラマが土曜日だったため、放映効果が週末効果と合わさり、週末一気にチャートを駆け上がる姿が見られた。

その流れはこの後の週でも幾度となく目にしていくことになる。

第3位 SUMMER TIME  /NEWS

先週の1位から2ランクダウン。

週間売上げは3.0万枚

低レベル週だったため順位的には2つのダウンで済んでいるが、売上げは一気に7分の1程度にまで急降下。もはや恒例行事である。

第4位 Kiss!Kiss!Kiss!  /Buono!

ハロプロ系アイドル、Buono!の3枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。

初動売上げは2.9万枚。前作『恋愛ライダー』の初動3.0万枚から微減だが、まあほとんど変わりない。

前作は高レベル週に当たり、今作より初動は高かったにもかかわらず7位だった。順位は3つアップ。

今作もデビューから3作連続でアニメ「しゅごキャラ!」タイアップ。

このタイアップ以外になったことがないので、デビューから出し続けている初動3万ラインがアニメ効果なのかどうか非常に判断しにくい。

とりあえずこのラインをキープしていけば、チャート上位から姿を消すことはなさそうだ。

 
この週は上位4曲中3曲がアイドルということに。

最近はアイドルのファンくらい熱狂的じゃないとCD購入までいかないのかも。

~今日のふといいなぁ~
はやる気持ち的My World by 木村カエラ
truth  by 嵐

2008年8月22日 (金)

嵐、ここにきて予測を上回るペースに!

本日発表された木曜付デイリー(デイリー3日目)では、嵐がまたもや快進撃を見せた。

デイリー3日目の指数は28046!

前記事での予測上では25000台にまでダウンすると導かれていたが、予測を3000以上も上回る指数をマークしてきた!

これで売上げは一気に37万枚を突破したと思われ、現在年間8位に位置している自身の『Step & Go』に追いついたものと思われる。

さらに、発売からたった3日で、サザンの30周年記念シングルの週間の売上げを超えてしまったことになる。

ここで、昨日の予測に本日発表となった指数を新たに代入して、予測を最新版にしておく。

Truth3

Truthexcel3

この前作『One Love』をもとにした予測上では、最終的な売上げは46.8万枚にまで伸びることに。

とりあえず、今の時点で初動37万枚を超えているので、今年初のシングル初動40万枚越え、それと同時に、最高初動の更新は確実になったと言える。

こうなれば、あとはどこまで伸ばせるかというところに注目が集まる。

週末には本日放送されたメンバー主演ドラマの放映効果も指数に反映されてくることが予想され、嵐にとっては追い風が続く。

確実に年間TOP争いに参入してくるであろう、嵐の今作。明日以降のチャートアクションにも注目である。

さて、チャートチェックに移ります。

前回、5/19付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートに突入です。

5/19付アルバムチャートはなんと新譜が42位まで出てこないというある意味、波乱の週。

チェックするものがないなら仕方がないのだけど…旧譜だけでも軽く触れておきます。

では、さっそく…

5/19付ウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

第1位 ハード・キャンディー  /マドンナ

まさかの2週連続1位獲得!

「まさか」という言葉を使ったのは…週間売上げが3.6万枚だから。

1位が3.6万枚とは…ついにアルバムチャートもピンチかな…。

周りに強敵がいなさすぎたためのウルトララッキー1位

だが、売上げ自体は先週の初動5.5万枚からかなり粘っている。

リリース週でなく、この週がキムタクドラマの放映開始週だったので、タイアップ効果もきっちり出たのだろう。

第2位 BEST OF BESTEST  /BENNIE K

こちらもまさかの3週連続の2位獲得!

週間売上げは2.5万枚。リリース2週目の売上げ4.3万枚からダウン

しかし、粘りはなかなかのもの。やはりベストは強い。

ただ、2位が2.5万枚って…。ウルトララッキー2位。

第3位 GAME  /Perfume

これでリリースから4週連続TOP3入り!

そして、3週連続で3位をキープ。

週間売上げは2.5万枚。まあ3位で2.5万枚は最近なら…普通か。

同発のHY、ゆずがそれぞれ7位、16位にまで落ちているところを見れば、Perfumeの驚異的な粘りがよくわかるはずだ。

全くもって、アイドルのチャートアクションではない。

ジャニーズアイドルもこういう推移をするようになれば、ファン以外の人の耳にも届くようになるのに。

このアルバムのロングヒットで勢いづいたPerfumeはシングルでも好成績を残すことになる。それについてはまた後日。

~今日のふといいなぁ~
激動  by UVERworld
十二進法の夕景  by ASIAN KUNG-FU GENERATION

2008年8月21日 (木)

とまらない嵐!2日で30万越え!

嵐の勢いが物凄いことになっている!

本日発表された8/20付デイリー(デイリー2日目)では、嵐が首位をキープ。

しかも、その指数は脅威の66067!

また1日で10万枚以上を売上げた(補正1.75)。

なんとたった2日で売上げは324264.5(枚)! 一気に年間TOP10入りしたことになる。

ここで、昨日の予測に本日発表となった指数を代入して予測を最新版にしておく。

Truth2

Truthexcel

この前作『One Love』の推移をもとにした予測上ではまだ初動は45万枚を超えるペースであることが導かれる。

まだまだ嵐の今年度シングル最高初動更新は揺るがない。

ジャニーズ恒例の3日目急降下を最小限に抑えれば、もっともっと高い初動も目指せる勢いだ。

ここで少し心配なのは「品切れ」。羞恥心などはこの「品切れ」によって、過去に失速したことがあった。

というか、はっきり言って、今の嵐には「品切れ」以外に敵は存在しない。

大野君の麻薬騒動もジャニーズお得意の圧力を発動したらしく、テレビなどのメディアでは一切報道されなかった。CD売上げに何の支障も出ていないようだ。

さあ、ジャニーズにとって鬼門のデイリー3日目。昨日今日のペースを守ることができるのか。要注目だ。

チャートチェックに移ります。

本日も前回に引き続き、5/19付シングルチャートを見ていきます。前回はTOP3を見て終わったので、4位以降をチェックしていきます!

では、さっそく…

5/19付オリコンウィークリーシングルチャート、第4位はこの曲!

第4位 羞恥心 /羞恥心

先週の2位から2ランクダウン

しかし、週間売上げは3.4万枚で、前週の3.7万枚からほとんど数字を落としていない。

このキープ力は凄まじいものである。

他のアーティストと違って、羞恥心には「ヘキサゴン」というレギュラー番組があるので、その放映がある度に指数が回復する。アイドルゆえの強みである。

第5位 MOTHER  /SEAMO

SEAMOの9枚目のシングルが5位に初登場。

初動売上げは2.6万枚。前作『軌跡』の初動1.3万枚から倍増

前作くらいの数字がSEAMOの平常ラインなので、今回が異常だと捉えたほうがいい。

上昇の要因として、「ギフトパッケージ盤」の存在が挙げられる。

普段はDVDの有無で2パターンのSEAMOだが、今回はそれに加えて「ギフトパッケージ盤」という特別仕様のものがリリースされている。

①SEAMOオリジナル肩たたき券封入
②写真が飾れるフォトスタンドデザイン
③手紙が書けるメッセージボード仕様
④CDポップアップ仕様

とのこと。実際に見てみないとよくわかんない。

ただ、このリリース日が母の日前の絶妙な時期だったので、結構ウケたっぽい。ノンタイアップでここまで伸びるとは。

意外に母の日に絡めた売り方はあまり目にしたことがない。うまく需要の穴をついたマーケティング部の勝ちといったところかな。

以下、いくつかピックアップ。

第7位 裏切り御免  /The THREE

KREVA、布袋寅泰、亀田誠治による期間限定特別ユニット、The THREEのシングルが初登場で7位にランクイン。

初動売上げは1.2万枚

メインボーカルを務めているKREVAの通常ラインより少し低いかほぼ同じくらい。

映画「隠し砦の三悪人」の主題歌を制作するために結成されたユニットということで、当然タイアップは同映画主題歌。

ただ、リリース時点で映画はまだ公開されておらず、タイアップ効果が存分に出たかどうかと言われると微妙。

とりあえずKREVA、布袋、亀田という3人の方向性がバラバラすぎて、彼らのファンが被っているとは思えない。

そうなると相乗効果というよりは、むしろ人気を相殺しあうようなかたちになることが多い。

まぁ、KREVAの平常ラインから大きく下がることがなかっただけでも十分良かったんじゃないかな。

第8位 BIRTH  /D

インディーズシーンで活躍していたV系バンド「D」のメジャーデビューシングルが初登場8位にランクイン。

初動売上げは1.1万枚

V系バンドといえば、ジャニーズに匹敵するほどの悪徳商法が有名。そしてやはり、今作も極悪。

【DVD付】と【CDのみ】が2種類で計3種リリース

【CDのみ】の2つはカップリングが異なっており、DVDも音源もCDで全て集めようとすると3枚買わなくてはならない仕掛けになっている。複数枚購入促進商法

まあV系とジャニーズ系で複数枚購入促進商法を使っていない人のほうが今や珍しい。

このやり方でどれだけ数字が釣り上げられているかは計り知れない。

ちなみに、Dはエイベックスなのでこの商法はお手の物。ファンは今後もリリースの度に大金を貢ぐことになりそうだ。

第10位 changes  /Base Ball Bear

Base Ball Bearの7枚目のシングルが初登場で10位にランクイン。

シングル・アルバム通じて初のTOP10入りということになる。

初動売上げは1.0万枚。前作『愛してる』の初動0.7万枚から上昇

タイアップはアニメ「図書館戦争」エンディングテーマ。

今作のプロモーションでは「Mステ」にも初登場。メディアに出ることが少ないベボベにしては珍しいものだった。

今回の上昇はアニメ効果と捉えるべきか、それとも「Mステ」効果と捉えるべきか。

指数が開示されていればその判断もできるのだが、現時点では何とも言えないなぁ…。

~今日のふといいなぁ~
「F」 by マキシマム ザ ホルモン
Supernova  by 9mm Parabellum Bullet

2008年8月20日 (水)

絶好調の嵐、1日でミスチルの週間抜く!

デイリーチャートに嵐が起こっている。

本日発表の火曜付デイリーチャートには今週の新譜が一斉に登場!

シングルチャートの1位に立ったのは、
嵐『truth/風の向こうへ』!

そしてそして!なんと初日指数は驚愕の…119227!

TOP3のデイリー指数が公表されるようになったのが昨年3月。

この119227という指数は歴代1位の数字ということになる。

そしてそして…これを売上げに換算すると、
208647.25(枚)!!

なんと発売から1日で売上げは20.9万枚。あのミスチルの週間売上げよりも高い。この勢いはホンモノ。

間違いなく現在、嵐はジャニーズ勢No.1の座をほしいがままにしている。

ここで今後の推移予測をしてみようと思う。

まず、参考までに現在、青山テルマを抜き、年間1位となっている前作『One Love』の指数推移をフィードバックする。

One_love

次にこれをもとに、今作『truth/風の向こうへ』の推移をアウトプットしてみると…

Truth

Truthexcel_2

上のExcel上でもわかるとおり、今作も前作のペースで指数が推移していくと、

初動が48万枚を超えるという超絶な結果が導かれる。

こうなれば当然、今年のシングル最高初動。さらに、1週で年間1位にも立つことにもなる。

嵐の今作は、メンバー主演ドラマの主題歌と五輪テーマソングの両A面。両A面は4年ぶりとのこと。

五輪テーマソングはミスチル、レミオ、SMAPと次々に撃沈しているので、嵐にもそれほどの効果はないと思われる。

やはりメンバー主演ドラマの主題歌というのが大きいはず。

さらに、今回は両A面ということを利用してリリース形態が極悪

普段はタイトル曲のPV付初回盤とCDのみの通常盤の2種リリースの嵐。

しかし、今回は両A面ということで当然タイトル曲が2曲ある。ここでジャニーズは2曲のPVをバラバラにするという作戦に走った。

よって、今作はPV付限定盤が2種あり、それらに入っていない曲を収録した通常盤と合わせて全3種リリース。複数枚購入促進商法

前作の初日指数74610に、2種から3種への増加率1.5を乗じると、111915。今作の初日指数にかなり近くなる。

このリリース数の増加は確実に売上げに影響を与えていると言えるだろう。

ただ、このような裏があるとはいっても、嵐の勢いが今物凄いことには違いない。

明日以降の指数にも大注目だ!

さて、チャートチェックに移ります。

前回、5/12付チャートを見終わったので、本日は5/19付チャートに突入です。まずはシングルから見ていきます。

では、早速…

5/19付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 SUMMER TIME  /NEWS

NEWSの9枚目のシングルが初登場で1位を獲得!おめでと~(^▽^)/

初動売上げは20.1万枚。前作『太陽のナミダ』の初動23.0万枚からダウン

これで2連続ダウンということになるが、それでも20万台をキープ。

これでデビュー曲からの連続1位を9作に伸ばし、KinKi Kidsについで歴代2位になったとか。

とはいっても、「デビュー曲からの連続1位記録」なんてジャニーズのための記録という状態なので、結構どうでもいい。

リリース形態はNEWS恒例の3曲目違いの2パターン。さらにジャケットも違う。複数枚購入促進商法

タイアップは「RUSS-K」CMソング。

前作はメンバー出演の映画主題歌。

前々作は今回と同じタイアップではあったが、今回よりずっとオンエア数が多かった気がする。あしたっからまたにちげつか。

さらに前々作のときには「GReeeeN提供曲」という話題性もあった。

今回はそれらに比べるとタイアップ効果は薄かったようで、さらに楽曲自体それほど耳に残るメロディでもなかったので、ダウンは仕方ないか。

とりあえず、飲酒騒動で一時クビになった不良メンバーたちはいつ帰ってくるのだろう。1人はドラマで復活したはずなんだけど…。

第2位 虹 /Aqua Timez

Aqua Timezの6枚目のシングルが初登場2位にランクイン。

初動売上げは5.5万枚!前作『小さな掌』の初動3.1万枚から上昇

2位という順位も、5.5万枚という初動売上げもともに自己最高を記録。

ドラマ「ごくせん」主題歌ということで一気に数字を上げていた。

ただ、前回の「ごくせん」主題歌だったD-51のあの売れ方を考えると、もっと売れてもよかった気もする。

前回のD-51は当時まだまだ知名度も低くて、ドラマ主題歌で一気に名が広まった感じだった。

それに対して、今回のAqua Timezは既にファンも固まりつつある時期。

すでにアーティスト像が出来上がっているために、ライト層が動きにくかったということも考えられる。

加えて、『虹』は着うたフルがソニー系列の記録になるくらいの大ヒットになっていたようなので、そっちに取られた分もあるかも。

第3位 ダイヤモンドクレバス/射手座☆午後九時 Don't be late /シェリル・ノーム starring May'n

アニメ「マクロスF」のエンディングテーマ&挿入歌が初登場3位にランクイン。

初動売上げは4.3万枚!

この2週前に同じ「マクロス」のオープニングテーマで坂本真綾がTOP3入りしてきていたが、そのときの初動3.1万枚よりも数段上の数字を叩き出してきた。

なんだかこのアニメの人気は尋常じゃないみたいだ。

May'n(メイン)は05年デビューの女性シンガー。今年1月に名義を「中村芽依」から「May'n」へと変更した。

アニメ内のシェリル・ノームというキャラがトップアイドル歌手という設定であり、May'nはそのキャラの歌声担当といったところのようだ。つまり、声優ではない。それが坂本真綾との違いか。

その坂本真綾がロングヒットになり、リリース3週目のこの週も第6位にランクインしている。

よって、「マクロスF」のOP、ED、挿入歌が全てTOP10入りするという驚異的な事態に。こんなことアニメ史上で過去にあったかな。

とにかく、「マクロスF」というアニメの関連曲には今後要注意であると言えるだろう。

~今日のふといいなぁ~
メーデー  by BUMP OF CHICKEN
抱きしめたい  by Base Ball Bear

2008年8月19日 (火)

SMAP、約15年ぶりの初動10万割れ…

本日朝、オリコンから今週のチャート速報のニュースが届きました。

シングルチャート1位は、先週木曜の記事でも取り上げたSMAP『この瞬間、きっと夢じゃない』!

しかし、その初動売上げは9.1万枚と撃沈。

前作『そのまま/White Message』の初動11.5万枚から2.4万枚近く数字を落とした。

さらにSMAPの初動10万割れは93年の『$10』以来で、今回は約15年ぶりの大不調ということになる。

ミスチル、レミオロメンに続いて、SMAPまでも五輪テーマソングで数字を下げることとなった。

今後はロングヒットできるか否かに注目となる。

最後に、今回のSMAPの指数推移グラフ等をアップしてまとめておく。

Smap

Smapexcel

今回のSMAPはフラゲ日から集計最後の日まで一度も指数が回復ことがなかった。

特に、週末ではこれまでにないような低指数を記録し、「ポニョ」に破れデイリー3位となるシーンが連日に渡って見られた。

さらにデイリー2日目で指数をキープできなかったのも痛かった。

ただ、SMAPはCDのみの1種リリースだということを忘れてはならない。

唯一、知名度が老若男女まで広がっているといえる「国民的アイドル」の出す数字としては少々寂しい気もするが、オマケも何もつけずに戦えるという点では十分評価に値する。

ある意味、1人に何枚も購入を促す商法を用いて数字だけは高い若手ジャニーズアイドルよりも、ずっと立派なのかもしれない。

さあ、SMAPは次回もCDのみでいくのだろうか。そして初動を再び10万台に乗せることはできるのか。次のシングルに期待である。

さてさて、チャートチェックに移ります。

本日も前回に引き続き、5/12付チャートを見ていきます。

前回、シングルチャートの4位までをチェックしたので、本日はシングルのそれ以降。そして、アルバムチャートも一気に見ていこうと思います。新譜が少ない週なので。

では、さっそく…

5/12付オリコンウィークリーシングルチャート、第5位はこの曲!

第5位 蛍  /TUBE

TUBEの48枚目のシングルが5位に初登場。

初動売上げは1.5万枚。前作『みんなのうみ』の初動1.0万枚から上昇

前作は童謡「海」をもとにした童謡に近い楽曲で、完全なる新曲といった感じではなかった。今回、それよりは上昇して、前々作とほとんど同じ数字にまで回復。

ただし、その前々作も今作とほぼ同じ初動ながらTOP10入りを逃していた。さらにその前ももっと高い数字だったのにもかかわらずTOP10入りできなかった。

そんなこんなで、今回は04年12月以来のTOP10入りということになる。

これだけのベテランになってもチャート上に顔を出すとは立派。まあ、今回はちょっと周りの低レベルさが手伝ってはいるけどね。

ここ最近のチャート水準なら、この初動ラインをキープしていけばTOP10入りも続けられそうだ。
 

以下、ピックアップ。

第10位 家族への手紙  /THE ポッシボー

ハロプロ系の新ユニットのメジャーデビューシングルが初登場で10位にランクイン。

初動売上げは0.9万枚

ユニット自体は2年前くらいから結成させていたようだが、これまではインディーズからのリリースだった。

現時点では他のハロプロ系アイドルに遠く及ばない数字であるが、今後どこまで伸ばすことができるだろうか。

というか、一般にまで知名度が広まっていないハロプロアイドルがいすぎて、何が何だかわからなくなってきた…。

前回の記事でチェックした「MilkyWay」とかいうユニットは女子小学生あたりが対象のようだけど、果たしてこの人たちはいったいどの世代に向けて発信されているんだろ。

 
この週は久々に10位1万割れを記録。

ほんの数年前なら「チャートが大変だ」と煽っていたところだが、もうこの程度の低水準なら当たり前になりつつある。

さて、本日はここから一気にアルバムチャートも見ていきます。

チャート上位に新譜がほぼゼロなので、即効で終わります。

ではでは、さっそく…

5/12付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

第1位 ハード・キャンディー  /マドンナ

マドンナの12枚目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得!おめでと~(^▽^)/

初動売上げは5.5万枚。前作「コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア」の初動3.8万枚から上昇

キムタク主演ということで話題になったドラマ「CHANGE」の主題歌が収録されているということで話題にはなっていたが、このアルバムがリリースされた時点ではドラマの放映は開始されていなかった

なので、タイアップ効果爆発といった数字にまでは至っていない。周囲に強敵がいなかったからこそのラッキー1位

ただ、それでも前作の初動を大きく上回っているので、ドラマ開始前から注目度は高かったのだと思われる。

ちなみに、オリコンでの1位獲得はおよそ18年ぶりとのこと。このインターバルは凄い…。

まず、日本には18年続くアーティストがそうそういない。それだけ1つの音楽が長年に渡って愛されることが難しいということだ。

第2位 BEST OF THE BESTEST  /BENNIE K

先週から2位をキープ!

週間売上げは4.3万枚。前週の初動7.4万枚からダウンではあるが、半減よりも上で持ちこたえている。

ベストということもあるだろうが、これはなかなか凄い。

この週は新譜のリリースが少なかったので、先週から引き続きレコードショップの先頭に設置されて、多くの人の目に留まりやすかったのかも。

これで、新規ファンを増やせているといいのだが。来月リリースのシングルの動きには要注意である。

 
以下、ピックアップ。

第10位 音楽版 スシ王子! ORIGINAL SOUNDTRACK

映画「銀幕版 スシ王子!」のサウンドトラックが初登場で10位にランクイン。

初動売上げは1.8万枚

映画のサントラまでTOP10入りさせてしまうのが、ジャニーズの凄さである。

米寿司のときにも書いたが、映画自体はかなりコケ気味だった。にもかかわらずサントラが売れる。

もしかしたら、映画がコケたことなんてファンにとってはどうでもいいことなのかもしれない。

それにしても数字が高いなと思って調べてみると、なんと米寿司のシングルとの連動キャンペーンが仕組まれていたようだ。

つまり、シングルもこのサントラもダブルで買うとプレゼントが…ということ。せこい。

サウンドトラックとはいってもサウンドはほぼ聴いていないファン多出ってところだろう。

上で「ジャニーズの凄さ」と書いたが、このサントラが売れるという事態はジャニーズファンの凄さとも言える。

~今日のふといいなぁ~
仲良し  by スピッツ
―僕はここにいる―  by SOPHIA

2008年8月18日 (月)

米寿司…タイアップは裏目か?

本日はいきなりチャートチェックに入っていきます。

本日から5/12付チャートに突入です。まずシングルチャートから見ていきます。

ではでは、早速…

5/12付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 No more  /米寿司

堂本光一の2枚目のシングルが初登場で1位を獲得!おめでと~(^▽^)/

初動売上げは11.1万枚。前作『Deep in your heart/+MILLION but -LOVE』の初動22.1万枚から一気に半減近いダウン

今回は主題歌となっている映画「スシ王子」内での役名、米寿司(まいずつかさ)名義でのリリース。

前作のソロデビューシングルは、1人でキンキとしてのリリースと変わらないレベルの数字を出していたのだが、今回は企画モノということもあってか大暴落してしまった。

そもそも、この映画自体がコケ気味ということもあって、タイアップ効果はそれほど期待できない上に、映画を見てないファンにとっては、単に変な名前でリリースされちゃったという印象に近いはず。

楽曲自体は和の「寿司」とはほど遠い、前ソロ曲やアルバムでのソロと同じような光一お得意の路線。

わざわざ役名でリリースしなくてもよかったんじゃないかと思ってしまう。

ジャニーズファンの心境はわからないけど、レジに持って行きにくいってことはないのかな。

とりあえず、少なくとも初動売上げを見る限り、今回の企画はかなり失敗である。

まあ、映画化なんてドラマ制作時に決まっていたんだろうし、そのときはドラマが平均視聴率7.5%になるなんて考えていなかっただろうし。

そんな中、米寿司をやり切った光一はある意味偉大か。

リリース形態はDVDの有無で2種で収録曲違いあり。複数枚購入促進商法

ただ、その通常盤にしか収録されていない曲というのが、『修行唄』という映画要素たっぷりのもの。

この役名で出すんなら、いっそのことこっちをタイトル曲にしてしまえばよかったのに。

今回のシングルはなんだか映画効果をうまく引き出せず、ちぐはぐな感じがする。ファンもその辺を感じ取ったがためのこの結果なのかもしれない。

あと、前作は両A面で2曲のPVがバラバラに付けられ、通常・限定A・限定Bの3種リリースだった。

それに対して、今回は2種リリース。今回の大幅ダウンに関しては、1種減ったことによる影響も大きいのだろう。

余談だが、今回の堂本光一のソロシングルの初動と堂本剛のソロシングルの初動を合わせると、ちょうどキンキのシングルの初動くらいになる。

(『No more』初動11.1万枚+『Kurikaesu 春』初動7.6万枚⇒18.7万枚≒KinKi Kids『永遠に』初動19.0万枚)

第2位 羞恥心 /羞恥心

先週の2位をキープ。

そして、なんとこれで4週連続2位!

発売してから1ヶ月の間、見事2位を守りきったことに。もの凄い勢いである。

週間売上げは3.7万枚。前週の4.5万枚から確実にダウンはしているのだが、そのキープ力は半端ない。

これだけロングヒットすれば、「ヒット曲」だという実感も沸く。

とりあえず、島田紳介は笑いが止まらないだろう。

第3位 アナタボシ  /MilkyWay

ハロプロ系新ユニット、MilkyWayのデビューシングルが初登場で3位にランクイン。

初動売上げは2.7万枚

タイアップはアニメ「きらりん☆レボリューション」オープニングテーマとのこと。

このアニメの主題歌は前々から「月島きらり」名義でモーニング娘の久住小春が担当していた。

今回のユニットはその久住小春に2人のハロプロアイドルが加わってできたものようだ。

もうここまで「専属」のようなかたちになると、ハロプロとアニメのコラボと捉えたほうがよさそうだ。

ハロプロ系とはいっても、以前のように対象は男性ではなく、どうやら小学生くらいの女の子のようだ。

男性が女性に比べ、アイドルに没頭できないためなのか、現実的なのかはわからないが、女性にとってのジャニーズのようには女性アイドルはなかなか育っていかないのが現状。

それなら、売り込む対象を男性から子どもへと移してしまおうといった感じだろう。

これだけの数字を出せるのなら、はっきりいってその作戦は大成功だといえる。

第4位 ギリギリHERO /mihimaru GT

mihimaru GTの17枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。

初動売上げは1.9万枚。前作『diverge』の初動1.7万枚から微増

前作でガクっと下げていたのだが、ここで少し持ち直し。ただ、2万台にまでは戻らず。

タイアップは映画「少林少女」主題歌。

リリース時にすでに映画が公開されていたということで、効果は少なからずあったと思われるが、それほど大きな上昇にはならず。

まあ映画自体がそこまで大ヒットという感じではなかったので、こんなものだろう。前作の「ヤッターマン」よりは効果があった程度かな。

リリース形態はDVDの有無で2種。収録の違いなどもなく、極々一般的な売り方。

とりあえずこのあたりでキープしていくことができれば、TOP10入りは堅い。

~今日のふといいなぁ~
もっと遠くへ by レミオロメン

2008年8月16日 (土)

嵐の人気、うなぎ上り状態!

チャートチェックの前に…
 
寒っ!!

今日、地元、北海道に帰ってきたんですけど、

寒っ!!

昼間いたところは35℃もあったのに、ここは20℃だなんて。
 
まさかこの8月に「何か羽織りたい衝動」に駆られるとは思いませんでした。
 
 
てか、しくじった。
 
もってきた服…全部35℃対応版。


20℃に対応するためのパーカーとか何も持ってこなかったよ…。
 
 
暑さで悶え苦しんでいる関西人諸君。おいでやす、北海道。
 
 
 
そう言えば、この時期だからか、空港が子供祭りでした。
 
 
このご時世、ニンテンドーDSだ、Wiiだって面白いものは腐るほどあるのに、子供たちの中で「飛行機」の人気は衰えていないようで。
 
もうみんな大騒ぎ。チョロチョロチョロチョロ。目ギラギラ。
 
 
無謀にも飛行機と窓越しにかけっこしてる子も。


そんななか、ナンバー1オモロガキに輝いたのは、着陸した17時ごろに…


『北海道って今朝方?』


という名言を残した後ろの席の少年です。


北海道は日本です。時差ありません。
 
 
 
さてさて、チャートチェックに移ります。

本日は5/5付けアルバムチャートを見ていきます。

ではでは、さっそく…

5/5付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

第1位 Dream"A"Live  /嵐

嵐の8枚目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得!おめでと~(^▽^)/

初動売上げは22.1万枚!前作「Time」の初動19.1万枚から上昇

これで3連続上昇

ヒット曲『Love so sweet』収録の前作「Time」で大幅上昇し、その前作からたった9ヶ月でリリースされた今作も上昇となった。

アルバムが20万台に乗るのはデビューアルバム以来じゃないかな。

前作「Time」での上昇も、シングルのヒットがアルバムに繋がらない傾向のあるジャニーズにしてはかなり稀なものだったのだが、今回も上昇してくるとは。

収録シングルのウケ云々以上に、嵐自体が、

完璧に上昇気流に乗っている。

売上げ的にもジャニーズ勢の中ではKAT-TUNに次ぐレベル。

そのKAT-TUNもシングルは30万台を出すものの、肝心のアルバムでは20万台半ばがやっと。(最新作も初動24.0万枚程度)

アルバムなら嵐もKAT-TUNに引けをとらないジャニーズトップクラスである。

というか、嵐のほうがシングルとアルバムの売上げに大きな差がなく、売れ方に不自然感がない。

あまりにシングルとアルバムの売上げに差がありすぎると、「安価なシングルならできる複数買いもアルバムじゃ厳しいんだなぁ」という印象になってしまう。

ただ、今回の嵐もジャニーズ恒例の悪徳商法は健在。

今回も前作と同じく、通常盤のみ収録の楽曲があり、限定盤のみにメンバーのソロ曲収録という内容。複数枚購入促進商法

まあでもジャニーズなら、これくらいの売り方なら事務所もファンも何とも思っていないだろう。

とりあえず、嵐サイドとしてはこの流れを途絶えさせたくないところ。

その刺客として来週には『truth/風の向こうへ』のリリースが決定している。

またもやメンバー出演のドラマ主題歌&オリンピックテーマソングの両A面という強力盤。

これがまた当たれば、そろそろベストアルバムの時期だろうか。

第2位 BEST OF THE BESTEST  /BENNIE K

BENNIE K、初のベストアルバムが初登場2位にランクイン。

初動売上げは7.4万枚。オリジナルアルバムである前作「THE WORLD」の初動4.6万枚から上昇

ベストということで上昇してきた。

『Dream land』の大ヒットに乗ってヒットを飛ばした「Japana-rhythm」以降はリリースが停滞気味で、一気にファンを減らしてしまっていたが、ベスト買いの層は結構いたようだ。

ドラマ「ボンビーメン」主題歌だった『モノクローム』のヒットも効いたか。

ただ、ベストは固定ファンに見切りを付けさせる可能性がある諸刃の剣。9月にリリースが決定しているシングルの動向は注目だ。

第3位 GAME  /Perfume

先週の1位から2ランクダウン

週間売上げは6.0万枚。前週の初動15.4万枚からダウン

ダウンの仕方はそこまで粘りを感じられるようなものではないが、これに彼女たちが「アイドル」だという前提を加えると驚異的なキープ力である。

初回限定盤はリリース週にほとんど売切れてしまったという情報もあったので、この週の売上げの多くは通常盤に寄るものだと思われる。

それでこの数字を出せるのは、彼女たちも上の嵐同様、上昇気流に乗っているからだろう。

~今日のふといいなぁ~
君のすべてに  by Spontania feat.JUJU

2008年8月14日 (木)

SMAPに初動10万割れのピンチ到来。

いやぁ~、北京オリンピックが徐々に盛り上がって来ました!

やっぱ北島はすごい なんなんだろ、あの安定感。

ただ、その五輪の盛り上がりとは裏腹に、「五輪ソング」たちはかなりの苦戦を強いられているよう。

NHK放送テーマソングのMr.Children『GIFT』は9年ぶりの初動20万枚割れ。

フジテレビ系中継テーマソングのレミオロメン『もっと遠くへ』は初動2.6万枚で、前作の初動2.8万枚を下回る低調なスタート。

そんな中で今週リリースされたのが、TBS系北京オリンピックテーマソングであるSMAP『この瞬間、きっと夢じゃない』

だが、こちらも五輪効果が感じられないほどの不調ぶりとなっている。

当楽曲は、今週の新譜が登場する火曜付デイリーで1位に初登場するものの、その指数は18282となり、前作『そのまま/White Message』の初日指数18575をなんと下回ってしまった。

さらに先ほど発表された2日目指数は14314…。

前作の推移を見るとわかるように、SMAPはフラゲ日とリリース日でさほど変わらない数字を出す傾向がある。

Sonomama

しかし、今回は2日目で早くも大きく指数を落とすこととなった。

この2日分の指数を前作『そのまま/White Message』の推移に当てはめて、指数推移予測をアウトプットするとこんな感じに。

Smap

Smapexcel

なんとこの前作をもとにした予測上では、初動が10万枚を割るという結果が導かれてしまう。スマップピンチ。

五輪テーマソングということで、前作よりもロングヒットをする可能性は高いが、発売1週目はかなり厳しい戦いになっている。

明日以降の持ち直しに期待したいところだ。

では、チャートチェックに移ります。

本日も5/5付シングルチャートを見ていきます。前回は5位までをチェックしたので、本日は6位以降をいくつかピックアップしていきます。

ではでは、早速…

5/5付オリコンウィークリーシングルチャート、第6位はこの曲!

第6位 BURN -フメツノフェイス- /B'z

先週の1位から5ランクダウン

週間売上げは2.5万枚。先週の初動14.2万枚からダウン

ジャニアイドルほどではないものの、かなりの急降下。

ただ、前作が初動18.1万枚⇒2週目2.7万枚だったので、今作はやや粘っているほうか。

しかし、現時点で累計売上げが20万枚に届いておらず、今作でついに長年続いていた累計20万枚ラインを割ってしまうことになりそうだ。

第7位 アメあと  /w-inds.

w-inds.の24枚目のシングルが初登場で7位にランクイン。

初動売上げは2.5万枚。前作『Beautiful Life』の初動2.5万枚からほぼ変化無し。

四捨五入しているため前作から変化なしに見えるが、実は前作25078(枚)で今作24584(枚)であり、僅かながらダウンしている。

約1年前、ずっと守ってきた3万台を割ってから、また下げ止まらない状態になりつつある。

今作はアニメ「家庭教師ヒットマンREBORN!」タイアップであったが、数字を見る限り大きな効果は見られない。

しかし、もしこれが「リボーン」効果が出たのものなら、かなり厳しいということに…。

第8位 時を越えて~Fantastic World~  /WaT

WaTの7枚目のシングルが初登場で8位にランクイン。

初動売上げは2.0万枚。前作『夢の途中』の初動2.8万枚からダウン

前作はリリース間隔を1年以上あけてのリリースということで、前々作の5.5万枚からおよそ半減の大暴落を起こしていた。

今回はそこまでの減少ではないものの、一気に2万台ギリギリにまで連続下落。

タイアップは、USJのアトラクションである「ファンタスティック・ワールド」のCMとのことだが、効果はほとんどなかったようだ。

ただ、アイドルにしてはリリース形態が優しく、イベント参加券や収録曲違いはない。

でも、そろそろジャニーズ商法にも手を出し始めないとヤバイような…。

ただ、この2人は歌手活動以外も活発なので、事務所がそこまで歌に特化させるつもりがないのなら、このままいくことになるかも。

それにしても、WaTといい、w-inds.(アイドル?)といい、男性アイドルは某事務所のもの以外はなかなか続かないな。

第9位 今。 /清木場俊介

清木場俊介の10枚目のシングルが初登場9位にランクイン。

初動売上げは2.0万枚。前作『愛のかたち』の初動2.0万枚と同等。

前作はEXILE時代の楽曲のセルフカバーなども収録されていた。前作の好調はそのためかと思ったのだが、今回セルフカバーなどなしに、前作と変わらない数字を出してきた。

これは徐々にファンがついてきたと捉えていいのだろうか。

EXILEを脱退して早2年。それでまだこれだけの数字を出せているのだから、ファンがしっかりついていると思いたいところだ。

それにしても、この人は高水準な週に当たりすぎな気がする。

このご時世に前作、今作ともに初動2.0万枚も出して、それぞれ10位、9位だなんて。

~今日のふといいなぁ~
GIFT  by Mr.Children

2008年8月13日 (水)

ライト層はまるで無視?のTOP5!

チャートチェックの前に、今週のウィークリーチャートの結果がオリコンから正式発表されたので、サザンのまとめを。

Photo

赤で囲ったけど、補正が物凄いことに…。アニメイトの効果で高騰するアニメ系の曲並みに高い数値。

まあ、amazonでのランキングもずっと1位だったし納得かな。

サザンは今週も月曜付、火曜付と好調な指数をキープしているので、年間1位も十分考えられる。

今後もサザンから目が離せそうにないなぁ。

では、チャートチェックに移ります。

本日は5/5付チャートに突入です。まずはシングルチャートから。

では、さっそく、

5/5付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 Beautiful you/千年恋歌 /東方神起

東方神起の日本での23枚目のシングルが初登場で1位を獲得!おめでと~(^▽^)/

初動売上げは6.2万枚。前作『Keyword/Maze(JEJUNG from 東方神起)』の初動2.1万枚から上昇

ただ、前作は「TRICK企画5シングル」という企画モノで、リリース形態が1種であったり、普通のシングルとは少し違った。その影響で初動も低く出ていた。(「TRICK企画5シングル」についてはこちらの記事

そのため、比較対象を企画前のシングル『Purple Line』に移す。この初動が4.0万枚。よって、上昇

今作はこの『Purple Line』に続いて2度目のシングル週間1位獲得ということになる。

初動6.2万枚という数字も自身2番目に高い数字。(最高初動は「ハイタッチイベント」の効果でジャニーズと張り合った『SUMMER』)

上昇ということで、ファン増加かとも思われるが、そうとは言い切れない。

今回は普段よりもリリース形態が1種多いのだ。

いつもの【CDのみ】【CD+DVD】【ファンクラブ限定盤】に加え、【太王四神記バージョン】というのが存在する。

この「太王四神記」というのはあのヨン様主演の韓国ドラマとのこと。今作収録の『千年恋歌』が主題歌に使われているために、作られたバージョンのようだ。

もう当たり前のようにトレカや収録曲違いがある複数枚購入促進商法なので、1種パターンが増えただけでも数字が飛躍的に伸びるのは必至。

したがって、単にファンが増えたとは考えにくいのである。

ちなみに、今作は東方神起にしては驚異的に粘ったシングル。

Bysennen

…でもグラフにするとこんなんなっちゃいます。
 

第2位 羞恥心  /羞恥心

先週の2位をキープ!

これで3週連続2位ということに。

週間売上げは4.5万枚。先週の7.6万枚からダウンではあるが、かなり粘っているほう。

同発で1位を阻止された浜崎あゆみの売上げを軽く上回ってしまっている。

最新の累計売上げは43.5万枚まで伸びている。つまり、この週のあとも物凄いロングヒットをしたということだ。

第3位 トライアングラー  /坂本真綾

声優系歌手、坂本真綾の15枚目のシングルが初登場で3位にランクイン!

声優個人名義でのTOP3入りは林原めぐみ、水樹奈々に次いで3人目の快挙。

初動売上げは3.1万枚。前作『さいごの果実』の初動0.8万枚から大上昇

今作はアニメ「マクロスF」のオープニングテーマ。この急上昇もその効果によるものと思われる。

それにしても一気に前作から4倍とは物凄いタイアップ効果である。

さらに、翌週には同じ「マクロスF」のエンディングテーマがランクインする。

「BREACH」や「ナルト」、「コードギアス」などと並んで、この「マクロスF」関連の楽曲も今後要チェックかもしれない。

第4位 涙の色  /℃-ute

ハロプロ系アイドル、℃-uteのメジャー5枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。

初動売上げは3.0万枚。前作『LALALA 幸せの歌』の初動2.9万枚から微増

ここ数作は2万台後半で安定。今作はついに3万台に乗せてきた。

リリース形態はDVDの有無で2パターン。

ただし、前作と同じくイベント抽選シリアルナンバーカードが封入されている複数枚購入促進商法

ただそれでも、数字が上がるということは多少なりともファンは増えているようだ。

この手の複数枚購入促進商法はファンのパイが広がれば広がるほど効果が増す。

今後は今付いているファンを維持できるかどうかが勝負になってきそうだ。

第5位 愛してる  /リュ・シウォン

韓国俳優、リュ・シウォンの7枚目のシングルが5位に初登場。

初動売上げは2.9万枚。前作『花の首飾り』の初動3.7万枚からやや大きめのダウン

リリース形態はDVD付き初回盤と、DVDなし特典ありの通常盤。

収録曲に違いはないが、ジャケットは違う。

前作は「ザ・タイガース」と「イルカ」のカバーということで、普段より高めに出ていたようだ。

まあ、この人のファン層が韓流好きのおばさんたちなら、往年の名曲のカバーで数字が上がるのも頷ける。

今回はオリジナル楽曲ということで、前々作とほぼ同じラインまで下がってきたという感じ。

それにしても、この週のTOP5は羞恥心以外、固定ファンがっちりタイプばっかり。「一部の人しかわからない世界」だらけである。

~今日のふといいなぁ~
Tower  by Salyu
one summer day  by SOPHIA

2008年8月11日 (月)

サザン、週末に失速も初動は33万越え!

先ほど発表された日曜付デイリーチャートをもって今週の結果が出揃った。

注目のサザンオールスターズ『I AM YOUR SINGER』はどうなったか。前回の記事で週末前、金曜付までを見ていたので、本日は週末の結果を見ていく。

Iays

土曜付の指数は18796。週末効果+「Mステ」効果の恩恵を受けて、一気に指数を回復させてくることも考えられたが、指数は前日から微減

桑田佳祐のソロシングル『ダーリン』をもとにした予測では2万台半ばあたりまで伸ばしてくるという可能性が導かれていたが、それには遠く及ばない数字に。

さらに、先ほど発表された日曜付の指数も13530と急激ダウン

週序盤の勢いが凄すぎたのか、なんと週末で指数回復は一切なしという結果に終わった。

予想外の猛ダッシュを見せた水曜付以降は一度も指数回復をできず、ただただダウンの繰り返しということに。

この週末での失速の原因は、法被(はっぴ)付きの30セット限定ボックスの品切れによるものだと思われる。

BARKSの「サザンの新作、初回盤は発売から2日でほぼ完売」の記事で伝えられている情報はどうやら本当だったようだ。

もし、このボックスの「限定生産」というボトルネックがなければ、週末の指数はもっと高騰していたかもしれない。

ただ、逆に言うと、あれだけメディアの煽りがあったにもかかわらず、法被付きのボックス以外の売れ行きはあまり伸びていないとも取れる。

音源ならいくらでも不法DLやレンタルで手に入れられるこのご時世、いくら神がかり中のサザンと言えども、CDのみでの勝負は厳しいということか。

 
さてさて、肝心の結果はというと最終的な指数計が189524!

これを売上げに換算すると、331667(枚)!

なんと初動売上げは33万枚越え!

オリコンの正式な発表はまだだが、補正が低く出ることはないと思われるので、33万枚越えは堅い。

これによって、サザンは一気に年間チャート8位に登場ということに!

これからは、上に蔓延るジャニーズ勢やテルマをどれだけ追い詰めていけるかに注目が集まることになりそうだ。

~今日のふといいなぁ~
Oh My Precious Time  by Superfly
スタート  by KREVA

2008年8月 9日 (土)

Perfume、HYとゆずを下す快挙!

チャートチェックの前に、サザン速報をお伝えします。

5万を超える初日指数でロケットスタートし、続くデイリー2日目ではまさかの指数上昇。

サザンの人気を、偉大さをここにきてまじまじと見せられた火曜付・水曜付。

続く木曜付(デイリー3日目)の指数は23772!

前回の記事における『ダーリン』をもとにした予測では3万以上の指数が出ることになっていたが、ここでやや失速。

ちょうどこの日「サザンの新作、初回盤は発売から2日でほぼ完売」というニュース記事がBARKSからあげられていた。

当然、完売状態か否かは土地柄にもよると思うが、この記事の情報を信頼するならば、この木曜付での急激なダウンが逆にしっくりくる。

そして、先ほど発表された金曜付デイリー(デイリー4日目)の指数は19183!

なんと前日からの下げ幅を最小限にとどめてきた!

ここまでの指数合計は157198。これを売上げに換算すると、275097(枚)!

これによって、明日発表の土曜付の指数をもって初動が30万枚を超えることがほぼ確実となった。

木・金曜付の結果を代入して推移予測をアウトプットしてみる。

Iays

なんと『ダーリン』の推移だと日曜付で爆上げが起こり、前回の予測と変わらず初動は37万枚を超えることに。

初回盤が品切れ続出の現状ではなかなか予測のような高指数を出すことは難しいかもしれない。

ただ、明日発表の土曜付では週末効果+「Mステ」効果が発揮されると思われ、指数を回復させてくる可能性が高い。

週末の結果次第で初動売上げは大きく上下する。明日以降もサザンから目を離せない。

では、チャートチェックに移ります。

前回のチャートチェックでは4/28付シングルチャートを見ていきましたので、本日はアルバムのほうを見ていきます。

4/28付アルバムチャートではPerfumeHYゆずの3者による熾烈な首位争いが勃発。

そして、その激戦の結果なんと1位に立ったのは……

ではでは、さっそく。

4/28付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

第1位 GAME  /Perfume

テクノポップアイドルユニット、Perfumeの初のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得!おめでと~(^▽^)/

初動売上げは15.4万枚!

昨年、公共広告機構のCMソング『ポリリズム』でいきなりチャート上に登場し、知名度が一気に上昇。

すると、今年1月にリリースされた『Baby cluising Love/マカロニ』は初の週間TOP3入りを達成。メディア露出も一気に増えた。

そんな上昇気流に乗る中、リリースされたのが今作。

ただ、週間1位までの道は平坦ではなかった。デイリーチャートでの熾烈な首位決戦の模様をグラフにしてみる。

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Perfumeの今作の快進撃はデイリー初日からはじまった。

なんとHY、ゆずという知名度もキャリアも上である2者を下して初日いきなり首位スタートを切ったのである(①)。

しかも、グラフを見るとかなりの大差をつけていることがわかるだろう。

速攻勝負を決めるかと思われたが、続く水曜付で指数は一気に13000台にまで急落。前日からのダウンを最小限にとどめたHYが1位に上昇する(②)。

実質、この時点でゆずは首位争いから外れ、PerfumeとHYの一騎打ちとなる。

そして、このリリースから2日経った時点でPerfume『GAME』がamazonをはじめとする販売店で初回盤・通常盤ともに品切れ状態

木曜付ではHYが指数を半減させ、同じくPerfumeも品切れが響き、指数は8000台まで下落。

しかし、金曜付でPerfumeが爆上げ。(③)

金曜付で指数をここまで上昇させるのはとてもなことであり、おそらく品切れ状態だった店舗にCDが補充されたためだと思われる。

結果的に、この金曜付でHYにつけた差が1位争いのポイントとなることに。

そこから週末は大激戦

上のグラフではほぼ重なってしまっている。それくらいの僅差ではあるが、Perfumeはデイリー1位を守り続けた。

 
結果、Perfumeがシングル・アルバム通じて初のオリコン1位を獲得することとなった。

金曜付での指数上昇がなければ、首位はHYになっていた可能性が高い。ホントに激戦であったといえよう。

ここ数年、女性ユニットの1位獲得が難しい時代が続いた。

このPerfumeの1位は、05年11月のBENNIE K以来、およそ2年5ヶ月ぶりの女性ユニットによる1位獲得という快挙となる。
 

『Baby cluising Love』がチャートインしたときの以前の記事でも書いたが、Perfumeには「アイドルとして見ているファン」「アーティストとして見ているファン」の両方がついているようだ。

推移を見てもそれは納得のいくことで、初日の凄まじい加速、これはかなりアイドル的。しかし、週末にはしっかり指数を回復させていて、これはアーティスト的だ。

そして、ここまで数字が伸びたのには、彼女たちのプロデュースを手掛ける中田ヤスタカの存在を忘れてはならない。

ネット上でPerfumeを賞賛する声を見てみると、「YMOのファンで~」というものを数多く見つけることができる。

こういった意見を素直に受けとめるのなら、中田の創る音楽はYMO世代にまで訴求できていることになり、これはPerfumeにとって大きな強みだ。

さらに夏フェスにも出演するなど、ロックファンにもファンを作り、ファン層は本当に広い。今後はこの取り巻く環境の良さをどれだけキープしていけるかだろう。

中田の実力だけでなく、Perfume自体も苦心の時代が続いたためか、軸がしっかりしているように見える。

特に歌番組で大抵真ん中にいる「あ~ちゃん」のしゃべりはいろんな意味ですごい

ニコニコ動画で偶然見たときに、「覚醒」とか「憑依」といった言葉で表されていたが、まさにそんな感じ。

さらに、プロモーションで出演する番組ももはやアイドルの許容範囲を超えている。なんせ「タモリ倶楽部」に普通に出ているんだから。そんなアイドルいたか

だが、このプロモーションの仕方が功を奏して、広いファンを獲得できているとも言える。

「アイドル」といってもジャニーズのように「将来自分たちの番が来ることが確実」というような甘っちょろい立場じゃない。

そんな厳しかった環境が彼女たちの今を作っているのだろう。

Perfumeはこのアルバム1位で勢いに乗り、08年第2弾シングルも驚きの順位を叩き出すことになる。

第2位 HeartY  /HY

HYの5枚目のアルバムが初登場2位にランクイン。

初動売上げは15.1万枚!前作「Confidence」の初動19.1万枚からダウン

前作がおよそ2年前なので、このリリース間隔を考えればこの程度のダウンは想定内だろう。

これだけヒットを飛ばしてなおインディーズだというのも凄いが、シングルを全くリリースしないにもかかわらずこれほどの数字を出せる人気も凄い。

それだけ新譜待ちのファンが多くいるということだ。

今作は初回盤が販売店によってジャケットが違う。HMVなら黒とピンクを基調に、TSUTAYAなら黄色と青を基調に、といった感じだ。

一応、複数リリースではあるけど…収録曲に違いはないし、これは複数枚購入を促しているとは言いがたいか。

HYのファンにジャケット全種集めようなんていう盲目 物凄く熱狂的なファンが大量にいるとは思えない。

過去の実績からすれば1位獲得大本命だったのだが、思わぬ刺客が現れ、わずか3000枚ほどの差で連続初登場1位記録が2作でストップすることに。

とはいえ、大抵の週なら余裕で1位を取れる数字である。

第3位 WONDERFUL WORLD  /ゆず

ゆず8枚目のオリジナルフルアルバムが初登場で3位にランクイン。

初動売上げは10.3万枚。前作「ゆずのね 1997-2007」の初動9.6万枚から上昇

前作はシングルタイトル曲ゼロのベストアルバム。裏ベストのような内容で、ライト層に訴求するのは少々難しそうな内容だった。

さすがにそこからは上昇してきたものの、前々作のオリジナルアルバム「リボン」の初動17.3万枚からは大幅ダウン

これでオリジナルアルバムの初動売上げは00年の「トビラ」から5連続ダウン

しかし、今回はその下げ幅がいつもよりも大きい。ここにきて7万のダウンは少し痛い。次はいよいよ10万台を割ってしまうのだろうか…。

ゆずはここ最近テレビに顔を出すことが増えてきたけれど、売上げのほうはそれと反比例するようなかたちで下がってしまっている。

良い意味でも悪い意味でも「路上で歌ってる兄ちゃん」のような感じが薄くなったのが、ファンにとってはあまり良くなかったのかな。

~今日のふといいなぁ~
またね。 by GReeeeN
もっと  by Mr.Children
 

  
※お知らせ※

当ブログに寄せられましたコメントのうち、暴言や記事に直接関係のない内容のもの等、不適切と判断したものについては、管理人の独断で削除させていただきました。ご了承ください。

2008年8月 8日 (金)

サザンが加速!1週で年間TOP10入りのペースに!

まず、前回の記事後半で書いたことをお詫びしなくてはならない。

サザンの皆さん…

~、初日指数の高騰がボックス予約分が全て加算されたためのものなら、デイリー2日目に急落する可能性もある~。

なんて余計な心配をして、ホントすみませんでした

サザンのデイリー2日目の指数は、
なんと初日指数を上回る60128!

おそらくジャニーズアイドルを除いて、こんな無茶苦茶な指数が出たのは今年初だ。

前日のデイリー1日目の指数と合わせて114243

これを売上げに換算すると、199925(枚)!!

なんと発売からたった2日間でおよそ20万枚を売り上げたことに。サザン、恐るべし。

前回の記事で参考までに挙げておいた桑田ソロ『ダーリン』をもとにした予測は早くも2日目に大きく裏切れる事態となった。

しかし頼りどころが『ダーリン』しかないので、懲りずに『ダーリン』をもとにして今後の推移を予測してみると、次のような結果がアウトプットされる。

Iays

Iaysexcel

上のExcelにも出ているとおり、このペースで突き進むと推定売上げは37.2万枚にまで伸びることになる。

こうなればアイドルを除く、アーティストの今年度最高初動ということにもなる。

 
今週は嵐が売上げの底上げを図るために、『One Love』の「大ヒット!!記念仕様」盤をリリースしてきた。

"松本潤が演じる道明寺司の劇中における、あの感動的な名セリフを[ボーナス・コンテンツ]として特別収録"とのこと。はじめから収録してあげようよ。

浜崎あゆみの『H』を髣髴とさせるあくどいチャート操作である。

これによって、水曜付デイリーでは『One Love』が一気に2位まで浮上。事務所の思惑どおりに動くんだからファンって簡単だ。

この「大ヒット!!記念仕様」盤の売上げが加算されれば、嵐の『One Love』が一気に年間1位になることは必至。

ジャニーズとしては、まさにしてやったりの結果である。

しかし!

サザンの今作が上の予測ぐらいの勢いで伸びていけば、嵐の売上げを軽く超えるのは確実であり、ジャニーズサイドの姑息な戦略を水の泡へと変える。

 
サザンは本日「Mステ」に出演。前代未聞の1時間まるまんまサザンアワーとなる。

週末はこの「Mステ」効果で売上げを爆上げさせてくる可能性もある。

でも、その週末の前にどれだけ粘ることができるか、これも大きなポイント。これから発表されるデイリー3日目の結果にも大注目である。

~今日のふといいなぁ~
ふれて未来を  by スキマスイッチ

2008年8月 7日 (木)

サザン30周年記念シングル、ぶっちぎりのスタート!!

今週の新譜がランクインしてくる火曜付デイリーチャート。

1位に立ったのは、サザンオールスターズ『I AM YOUR SINGER』!

そして、初日指数は驚愕の54115!!

なんと発売1日で94701(枚)を売り上げたことになる。

サザンは昨年の4月に桑田佳祐がソロ活動を発表したことによって、バンド活動は実質休止状態になっていた。

ただ、これはサザン30周年に向けての充電期間とされており、多くのファンが今年の活動を心待ちにしていた。

そんな中、今年5月19日、09年以降の無期限活動休止が発表されることに。

多くのファンが驚き、メディアも大きくこれを取り上げた。あのNHKも一大ニュースとして取り上げるほどの反響であった。

その無期限活動休止報告と同時にリリースが発表されていたのが今作。

その話題性から売上げを一気に伸ばしてくることは大いに予想できたが、まさかここまで加熱してくるとは。

サザンがどれだけ多くの人に愛されているバンドなのかがよくわかる結果となった。

 
サザンの前作は06年の『DIRTY OLD MAN~さらば夏よ~』なのだが、この時点ではオリコンは指数を開示していなかったため、サザンの指数推移がわからない。

そこで、参考程度ではあるが、昨年の桑田ソロ活動のシングル『ダーリン』をもとに指数推移予測をアウトプットしてみた。ひとつの可能性だと思って見てもらえると幸いです。

I_am_your_singer1

Iays

上のExcelの画面にも出ているとおり、なんと初動が30万枚を超えるという結果が導かれる。

今年に入ってからは、ジャニーズアイドルを除くとなんとシングルの初動30万枚越えはゼロ。

08年アーティスト初の初動30万枚越えなるか、非常に楽しみなところだ。

30万枚越えのためのポイントは明日発表の水曜付指数にありそう。

今作は30周年記念シングルということで、法被がついてくる30万セット限定のボックスがある。

この限定ボックスはリリースの決定と同時に予約が殺到したそうなので、初日指数の高騰がボックス予約分が全て加算されたためのものなら、デイリー2日目に急落する可能性もあるからだ。

明日発表の水曜付デイリーの指数には大きな注目が集まりそうだ。

では、チャートチェックにいこうと思います。

本日も前回に続き4/28付シングルチャートを見ていきます。本日は4位以降をいくつかピックアップ。

ではさっそく…

4/28付オリコンウィークリーシングルチャート、第4位はこの曲!

第4位 Double-Action CLIMAX form  /モモタロス・ウラタロス・キンタロス・リュウタロス・デネブ(関俊彦、遊佐浩二、てらそままさき、鈴村健一、大塚芳忠)

「仮面ライダー電王」のキャラソングがまたもランクイン!

初動売上げは4.8万枚!

この「電王」の関連曲は3月にもリリースされており、その『Double-Action Wing from』の初動は1.9万枚だった。

この曲のリリースされた時点でもう「電王」の放送は終了していた。

ただ、今作は放送終了している「電王」と現在放送中の「キバ」の合同出演の映画「仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」の主題歌。

「電王」復活の波に乗って、見事もう一発当てたといった感じだ。

それにしても、同じ曲を何度もリアレンジリリースして、その度にTOP10入りしてくるとは…。

おいしすぎる。

第5位 汽車に乗って  /YUKI

YUKIの17枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。

初動売上げは2.5万枚。前作『ワンダーライン』の初動2.3万枚から上昇

今作はかなり今までと(特に蔦谷時代とは)路線の違う楽曲なのだが、ファンに避けられたりせずに安定した数字を出してきた。

上昇についてはおそらくリリース形態のため。

今作はYUKI自身初のDVD付初回盤のリリースがあった。

上昇した0.2万枚はこのDVD付で購買意欲が上がったファンの分と捉えていいだろう。

第6位 Mirrorcle World  /浜崎あゆみ

先週の1位から5ランクダウン

週間売上げは2.1万枚。先週の初動14.6万枚から急降下 一気に初動の7分の1程度にまで落ちた。

これは初動売上げは今作の半分程度だった前作『talkin' 2 myself』の2週目1.9万枚とさほど変わらない。思いっきり不自然。

こんなところからも「1週目に何かした」というのがバレバレになってしまう。

前週に熾烈な1位争いを演じた羞恥心がこの週も2位で粘っているところからも勢いの違いが目に見えてしまう。

第7位 帰りたくなったよ  /いきものがかり

いきものがかりの9枚目のシングルが7位に初登場。

初動売上げは1.9万枚。前作『花は桜 君は美し』の初動1.4万枚から上昇

前作はアルバムの先行シングルにもかかわらず普段とそんなに変わらない数字を出していた。

前々作、その前と初動1.6万枚が続き、前作が1.4万枚。

ここで、アルバムリリースがあって、初のアルバム2位を獲得して、今作リリースという流れ。

タイアップは映画「砂時計」主題歌だが、リリース時点では公開されていなかったため効果は薄かったと思われる。

そうなると、アルバムでシングル買いのファンを増やしたと考えるのが自然だ。

爆発的に人気が上昇しているわけではないが、少しずつコツコツとファンを増やしているといった印象。

リリース戦略で一発ガツンと当てるよりもずっと浸透していっている感がある売れ方である。

NHKで放映されていたライブを見たところ、ファン層が幼い子供からその子のおじいちゃん、おばあちゃん世代までとかなり広いよう。

入れ替わりの激しいこの業界で生き残っていくために、これは大きな強みであるといえる。

~今日のふといいなぁ~
音色  by KREVA

2008年8月 6日 (水)

B'zがついに初動15万割れ…。

Fire_flower1_3 Fire_flower2_3

昨日、花火大会に行ってきました!

去年も行ったんですが、あいかわらず…人…人……人!!

でも花火は最高に綺麗でした。

中にはハート型の花火なんかもあってびっくり。

ただ、ちょっと右に傾いていて…。

いっそひっくり返ってしまえば大塚愛のプロモーションになるのになと思って見てました。

花火が上がるたびに、「どぉーん」と声をあげる横にいたちっちゃい女の子。よくがんばりました

途中ちょいバテてましたが。

1万発くらい上がるんだから。

そりゃあ全部に効果音付けは無理です。

でも和ませてもらいました。

さてさて、チャートチェックへと移ります。

本日は4/28付チャートに突入です。まずはシングルチャートから見ていきます。

では、さっそく…

4/28付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 BURN -フメツノフェイス-  /B'z

B'zの45枚目のシングルが初登場で1位を獲得!おめでと~(^▽^)/

これで41作連続初登場首位獲得

初動売上げは14.2万枚!前作『SUPER LOVE SONG』の初動18.1万枚からダウン

B'zが現在の地位を築いてからは、初動売上げの15万枚割れはなかった。つまり、今回はブレイク後の最低初動ということになる。

前作は初回盤にライブ映像の収録されたDVDが付いていたが、今作はオマケ的なものは一切なしの魂のCDのみ1種リリース。

これも数字低下の大きな要因だろう。

さらに今回はリリース時期とライブの時期が被ったせいか、TVなどに出演してのプロモーション活動がゼロだった。

大抵「Mステ」には出演するのだが、今回はそれもなし。これではなかなかライト層にまで訴求できない。

タイアップは化粧品のCMソング。『FIREBALL』以来とのこと。

このCMはそれなりにオンエアされていたので、タイアップ効果がなかったとは考えにくい。

前作に比べればマイナス要因が多かったのは確かだが、それと同時に、セールスパワーがジリ貧になっているのも確か。

ただ、オマケなしでこれだけの数字を出せるなら、今後もリリース形態やリリース日をいじっていけば連続1位が途絶えることはなさそう。まだまだトップクラスである。

ちなみに今回のタイトル曲は9月リリースの20周年ベスト第2弾「ULTRA Treasure」への収録が決まっている。

先日、このベストの収録曲順が発表されたが、30を超える収録曲中、シングルのタイトル曲が5曲しか入っていないというウルトラマニアックな内容に…。

こちらのチャートアクションにも注目である。

第2位 羞恥心 /羞恥心

先週から2位をキープ!

週間売上げは7.6万枚!

先週の初動14.1万枚からみごと半減以上で持ち堪えている。

このご時勢、初動10万以上で2週目半減以上ならかなりの粘りと捉えていい。

ただ、おバカ3人組の本当の快進撃はまだこれからだったというのは言うまでもない。

第3位 リゾナント ブルー  /モーニング娘。

モー娘の36枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。

初動売上げは4.8万枚。前作『みかん』の初動2.8万枚から上昇

前作は特に不調で、他のハロプロ系アイドルばかりかPerfumeにも一気にごぼう抜きされる事態になっていたが、ここで見事女性アイドルトップに舞い戻ってきた。

リリース形態は【DVD付】が2種類と【CDのみ】が1種で全3種リリース。

前回も全3種だったのだが、【DVD付】【ブックレット付】【CDのみ】の3種だったので少し形態が変わっている。

ただそんなことより、今回の上昇に関してはイベント参加のためのシリアルナンバーが封入されていたことが大きいと思われる。複数枚購入促進商法

もうライト層が入り込める隙はないような状態なので、このようなリリース形態で持ち上げていくことしかできない。

~今日のふといいなぁ~
NEW LOOK  by 安室奈美恵
片膝の汚れ by LAST ALLIANCE

2008年8月 5日 (火)

ミスチル、初動売上げは20万に乗らず。

昨日発表された日曜付デイリーチャートをもって、今週のデイリー指数が出揃い、そして今朝6:30に配信されたオリコンのニュース記事で週間売上げも発表された。

8/11付オリコンウィークリーチャート、1位となったのはMr.Children『GIFT』!

初動売上げは19.4万枚。前作『旅立ちの唄』の初動23.8万枚から大きく数字を落とすこととなった。

さらに、ミスチルが初動20万枚を割るのは、1999年の『I'LL BE』以来。21世紀に入ってからは最低水準の初動売上げということになる。

一方、週の初めから半ばにかけて、ミスチルを下すかの勢いを見せたアラジン『陽は、また昇る』は初動15.2万枚

羞恥心の最新作『泣かないで』の初動21.2万枚からは大きくダウンしたものの、デビュー曲『羞恥心』の初動14.1万枚よりは上。

週序盤の勢いを考えるともっともっと初動は伸びてもよかったのだが、週末に指数を回復させられなかったことが響き、15万台に落ち着くことになった。

最後に「ミスチル vs アラジン」の総決算として、両者の指数推移等の結果を載せておく。

Gift

補正値(実際売上げ/指数合計)=19.4万/112901=1.718…

Photo

補正値(実際売上げ/指数合計)=15.2万枚/86001=1.767…

 
グラフを見ると、アラジンが週末に向けて失速しているのがよくわかる。これがなければ…。

だがしかし、木曜付でミスチルからデイリー1位を奪取した快挙は多くの人の記憶に刻まれているだろう。

ヘキサゴン勢は年内にアルバムリリースの予定があるそうなので、そちらでの奮起に期待したい。

一方で、少し気になるのはミスチルの補正の低さ。およそ1.72しかない。ミスチルは前作の補正も、大半のアーティストにかかる補正1.75を下回るものだった。

今後ミスチルの推移を予測する上で、補正の低さは頭に入れておくべきことだろう。

結果的には、ミスチルが5万枚近くの差をつけて指定席の1位を守ったのだが、その結果に行き着くまでの流れは非常に見応えのあるものだった。

 

8月は1位争いの激化しそうな週はあまり見当たらない。

ただ、30周年記念シングルの「サザン」や少々週刊誌を騒がせた「嵐」、前作から約1年とリリース間隔の開いた「キンキ」、バラエティ出の「悲愴感」など…個人戦としては注目したいアーティストがちらほら。

時間があれば彼らにもスポットライトを当てていきたいな。

ではチャートチェックに移ります。

ここ約1週間、「ミスチル vs アラジン」に密着していたので、チャートチェックが置いてけぼり状態になっていました…。あぁ、またノルマが…。

今日からはまたコツコツとチャートチェックを進めていくことにします

前回のチャートチェックでは、4/21付シングルチャートを見終わりましたので、本日はアルバムチャートに入っていきます。

それじゃあ、早速…

4/21付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 I LOVED YESTERDAY  /YUI

YUIの3枚目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得!おめでと~(*^▽^*)ノ

初動売上げは28.5万枚!前作「CAN'T BUY MY LOVE」の初動29.1万枚から微減

前作は『Rolling Star』、『CHE.R.RY』と立て続けにヒットを飛ばす中でのリリースということで、デビューアルバムの初動6.8万枚から一気に躍動した。

あの上昇気流に乗ったような時期と比べると、今作リリース時は若干おとなしめといった感じだったので、それでもこの程度のダウンで済むのなら万々歳といったところだ。

アルバムリリース前に配信でリリースしたCMソングが効いたのかな。

シングルでは一時期、浜崎あゆみや宇多田ヒカルなどを上回る成績を出していたYUIだが、アルバムでは彼女らに及ばないという結果に。
 

YUIは今作収録のシングルあたりから、チャートアクションに変化が現れていた。

それが以前にも書いたファン拡大期からファン固定期への移行である。

1週目にチャート上位にランクインしても翌週には一気に落ちていく、一般にはライト層まで訴求できていないとみなされる状態である。

今作は上半期10位・累積売上げ44.7万枚。前作ほど売上げが伸びていっていない。

どうやらシングルで見え隠れしたファン固定化の流れがアルバムにも直結するかたちとなったようだ。

こうなると、再び上昇気流に乗せるのはなかなか難しそう。

とりあえず、もうテレ朝系のドラマ主題歌はやめたほうがいいかも…。

第2位 EXILE CATCHY BEST  /EXILE

リリース3週目。

先週の1位から1ランクダウン

週間売上げは9.7万枚。先週の2週目18.7万枚からダウン

3週目でもやはり前作「EXILE LOVE」を下回る動きに。

ただ、リリースからたった3週で96.5万枚までもっていく勢いはやはりホンモノ。

以下、ピックアップ。

第7位 VOCALIST BOX  /徳永英明

「VOCALIST」シリーズの累計300万枚突破記念として、全3作をボックス化。

初動売上げは3.5万枚

3作があれほど売れたのに、まだここまでの数字が出たことに驚き。

リリース形態はボックスにもかかわらず全3種

CDのみを3作集めた限定盤A、限定盤AにMVを収録したDVDがついた限定盤B、3作のCDとそれぞれのカラオケCDがついた限定盤Cとなっている。

リリース形態は多岐にわたっているが、この場合は複数枚(箱?)購入を促すというよりも、消費者が需要に合ったものを自由に選べるようにしたといった感じ。

「VOCALIST 3」は前2作にはなかった収録曲違いがあり、CDオンリー仕様の初回盤にだけ『喝采』が収録されていた。

今回のボックスではその初回盤が復活しているため、初回盤を買い逃したという人にとっては重宝か。

ただ、「1」と「2」も付いてくるんだけど。

~今日のふといいなぁ~
いいなり  by スガシカオ
ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~ by サザンオールスターズ

2008年8月 4日 (月)

ミスチル、アラジンともに粘れないまま決着へ。

「ミスチル vs アラジン」が一気に決着へと近づいた。

土曜付デイリー(デイリー5日目)では、ミスチルが前日から1位をキープ

Mステ効果で指数を少々上げたミスチルに対して、アラジンはまたしても指数を落とすこととなった。

ミスチルの土曜付の指数は12642。『旅立ちの唄』をもとにした予測上の指数は13705なので、それほど粘れているわけではないようだ。

木曜付⇒金曜付での粘りは『旅立ちの唄』を大きく上回るものだったが、金曜付⇒土曜付での伸びは『旅立ちの唄』よりも数段鈍化している。

アラジンを上回っているという点で好調なように見えてしまうが、決して今までのような勢いには戻ってはいない。

ここで、昨日までの指数予測に土曜付を代入したグラフをアップしておこう。

Gift5

この予測上での指数合計は115246。これを売上げに換算すると201681(枚)

まだ初動20万枚越えを達成できるという予測が導かれている。

『旅立ちの唄』のときの補正は低めで1.7416…。ただ、この低めの補正値1.74で売上げ換算しても、200529(枚)となり、ギリギリで初動が20万台に乗る。

一方で、一時はミスチルを追い詰めたアラジンだが、こちらは本日も指数を下げ、予想だにしない事態に。

土曜付の指数は7127。『泣かないで』をもとにした予測上は10149と1万台に乗せるという結果が導かれていたのだが…。

1万台に乗せるどころか…週末での指数回復が全くなかった。これは予想外である。

まるで、ジャニーズアイドルや固定ファンがっちりのベテランアーティストのような推移になってしまっている。

羞恥心の『羞恥心』と『泣かないで』ではこのような事態は見られなかったのだが…。

もしかしたら、『羞恥心』のときのように「品切れ」「在庫切れ」になっていてそれが指数低迷の要因かとも思ったのだが、amazonでは連日「在庫あり」が続いている。

個人的に本日、Y家電量販店とCDショップ2つに足を運んだのだが、アラジンもミスチルも山積み状態だった。(ちなみに安室ベストは2店で初回盤売り切れ)

首都圏ではどうかわからないが、どうやら「品切れ」が指数下落の原因ではないようだ。

そうなると、初めの加速はやはりトレカ効果だったのだろうか。それにしてはどこでも初回生産盤が売れ残ってたんだけど…。

ここで、昨日までの指数予測に土曜付を代入したグラフをアップしておく。

Arajin5

この予測上での指数合計は84214。売上げにして(×1.80)、151586(枚)

連日の指数低迷で一気に勢いを失い、すでにミスチルとは5万枚以上の差が付いてしまっている。

もうここまで来ると、アラジン逆転1位の確率は限りなくゼロに等しい。「ミスチル vs アラジン」ここに決着。

『泣かないで』は日曜付で指数を落としていたので、上の予測では明日発表の指数は6000にも満たないということになっている。

順位はほぼ決まってしまったが、両者とも日曜付でラストスパートして来週に繋げたいところだ。
 
 

いや~買っちゃいました。

080804_00240001_2 

火曜日、ミスチルを買いに行ったときは何とか我慢したのに。

水曜日、ツレと梅田のヨドバシ行ったときもCDコーナーには行かないようにして我慢したのに。

金・土曜日、バイト先の途中にあるY電機に入らないように我慢したのに。

それなのに日曜日、録画した「CDTV」を見たあと気づいたらチャリ乗ってました。

 
今日一番粘れなかったのはミスチルでもアラジンでもなく、自分でした。

 
初回盤のデジパック仕様のが最初に行ったお店ではもう売り切れてて、この炎天下の中、3軒もハシゴしちゃいました。

金欠はいつものことなんですけど、初回盤を見つけたのがY電機でよかった。

Y電機には入り口のところにポイントをゲットできるスロットマシンみたいのがあるんですけど、先月あれ2連続で500ポイント当たってたんです。

その1000ポイント使って何とか買えました。

500ポイント当たったとき、後ろにいた子に「お父さん!あの人揃ったよ!」って言われて顔を赤くした甲斐がありました。

 
無事初回盤のを見つけてレジ持っていったら、ポスターまでゲット。おおー!

でも、

このポスター

写真にも写ってるけど

どピンク

とてもじゃないけど部屋に貼れないよ…。

~今日のふといいなぁ~
Do Me More  by 安室奈美恵
BOHBO No.5  by サザンオールスターズ

2008年8月 3日 (日)

戦況一転。一気にミスチル有利に…。

ミスチル…アラジン…ちょっと落ち着いてくれ!!

「ミスチルvsアラジン」はこう叫びたくなる事態になっている。

前回の記事では「この予測どおりになるのか、それとも過去の推移など関係なく暴走する者が出てくるのか。」としめたのだが、金曜付デイリーでは両者とも暴走状態に。

なんとここまでほとんど予測どおりに推移してくれていたミスチルがついに底力を発揮。

木曜付の指数は11017!

なんと指数の下げ幅を前日からたった1500程度で抑えてきたのである。もう予測不能すぎる。

さらに、この異例の粘りをもって、一気にデイリー1位に返り咲き。アラジンはこのミスチルの謎の粘りに付いていけず、1日で2位に転落してしまった。

昨日時点での『旅立ちの唄』をもとにした指数推移予測では、ミスチルの指数は金曜付で7233にまでダウンすると導かれていた。

なんとその予測より約3800も高い指数を出してきたことになる。

さて、昨日までの指数予測にこの金曜付の結果を代入したのが次のグラフである。

Gift4

この予測上での予想指数合計は117456。売上げにして205547(枚)となる。

前日まで初動18万枚がギリギリだったのに、金曜付の結果ひとつで、なんと初動20万枚越えの可能性まで復活した。

それだけ金曜付でのキープ力がハンパなかったということだ。

 
さて、一方のアラジンだが、こちらもまた予想外の推移を見せてきた。

しかし、ミスチルのようなポジティブな期待の裏切りではなく、ネガティブな裏切りである。

アラジンは木曜付で前日指数-1万という暴落をしながらも、ミスチルからデイリー1位を奪取。快挙を成し遂げていた。

さらなる快挙にも注目が集まる中、金曜付デイリーの指数は8927とダウン。一気に1万を割ってしまった。

金曜付は『泣かないで』を基準とした予測上で11203、『羞恥心』を基準とした予測上では16956も出ることになっていたのだが…。

このような暴落に次ぐ暴落という推移になってしまったからには、もう初回生産分トレーディングカードの効果が高騰を呼んだと言われても言い逃れができない。

今回のアラジンの指数推移は、暴落の常連・東方神起のチャートアクションと同じとまではいかないが、それを彷彿とさせるものだ。

こうなるとフラゲ日とリリース日での加速は、トレカがなくならないうちに我先にとファンが買いに走った結果と捉えるのがセオリーか。

兎にも角にも、金曜付の結果を見る限り、『羞恥心』のときのあの神がかり的な勢いは失われ、いろんな意味でただの「アイドル」になってしまったようなチャートアクションである。

ここで、昨日までの指数予測にこの金曜付の結果を代入したグラフをアップしておく。(『泣かないで』基準)

Photo_2

ここにきてついに、過去の作品の結果から導き出した予測上ではミスチルを逆転することができなくなってしまった

昨日まではまだミスチルを下す可能性が高かったというのに、たった1日の結果でここまで戦況が変わるものだろうか。

さあ、ここから週末決戦となるのだが、ミスチルは「Mステ」出演効果が期待できる。しかし、アラジンにはそれがない。

1位争いは一気にミスチル有利になったと見ていいだろう。

しかし、チャートファンとしてはまだひと盛り上がり期待してしまうところ。そして、ヘキサゴン勢ならそれもありえなくない。

残りの土曜付・日曜付デイリーチャートからも目が離せないことになりそうだ。

~今日のふといいなぁ~
地球号  by GReeeeN
Black Cherry  by Acid Black Cherry

2008年8月 2日 (土)

アラジン大金星!ミスチルから1位奪取!だが…

木曜付デイリー(デイリー3日目)ではまたまたまた波乱が。

デイリー2日目で脅威の伸びを見せ、ミスチルの週間1位をほぼ消滅させたアラジン。

なんと今度はミスチルからデイリー1位の座を奪取!

ミスチルが発売週にデイリー1位の座から陥落するところなんて見たことがない

力足らずを実感するのだが、残念ながらこれがいつぶりの珍事かはわからない。とりあえずここ数年のミスチルではありえない事態である。

アラジンにとってはまさに大金星である。

しかし、

アラジンの指数は前日の高騰から一転、一気に1万台半ばにまでダウン

アラジンが木曜付でミスチルを下して1位に上がるのは、もはやリリース前から予測できていたこと。(それについてはこちらの記事を)

はっきり言って、この指数暴落のほうが1位奪取よりずっと予想外の出来事である。いったいどうしたんだろう。

前回の推移予測で木曜付は順当にいけば指数18530と導かれていた。それより、前日のあの勢いを見せられれば2万台キープも優に考えられた。

しかし、実際の指数は13889。予想を大きく裏切り、前日の24876から一気に1万以上も指数を落とすことに…。

こうなってしまってはフラゲ日、リリース日に初回生産分のみの特典であるトレーディングカード目当てでファンが我先にと買いに走り、指数が高騰したと取られても仕方がない…。東方神起と同じ状態である。

さらにフラゲ日、リリース日にはトレーディングカード効果に加え、7/30に行われたZeppでの発売記念イベントの効果もあったと考えられる。

そんなアラジンだが、まだまだミスチルを潰しての週間1位の可能性は高い。

ここで、昨日の指数予測グラフに木曜付の結果を代入したグラフをアップしておく。(『泣かないで』基準

Arajin3_2 

この予測上での指数合計は96668

指数を売上げに直すに至って、ここで1つ伝えておくことがことがある。

前回の記事までアラジンの売上げは補正値を一般のアーティストと同じ1.75として換算していた。

羞恥心のときとはメンバーも発売元も異なるため、補正が羞恥心のときと同じように高めに出るかどうかの判断をし兼ねていたためだ。

しかし、今回の記事からは補正値を羞恥心の過去2作と同じ1.80として換算させてもらう。

メンバーと発売元が違っても、リリース形態が同じなのと、amazonでの売上げが好調なようなので、そちらを優先することにした。

売上げに換算すると、174002(枚)

ミスチルは当ブロクの予測にかなり近い推移を見せ、初動18万枚前後に向かって推移しているので、このままではアラジンは僅差で負けてしまう。

ただ、1つ言えるのは上のグラフは羞恥心の2nd『泣かないで』をもとにした予測だということだ。

今回のこの激戦を初日から見ている方ならわかると思うが、今回のアラジンのチャートアクションは『泣かないで』のときとは全く違う。

デイリー2日目で1日目から上昇したり、そこから一転、3日目に暴落したりとまるで落ち着きがない。

この落ち着きのなさは2nd『泣かないで』よりも羞恥心のデビュー曲『羞恥心』に近いのだ。

なので、ここで金曜付以降の推移を『羞恥心』基準にしたグラフを載せておくことにする。

4

この予測上は指数合計118443で、売上げは213198(枚)

あっという間に、ミスチルを潰す構図に早変わりである。

何が言いたいかというと…
 

全く予測できない

 
ということだ。(どーん)

 
とりあえず、ヘキサゴン勢の週末での伸びには凄まじいものがある。これは確か。

たとえ本日発表される金曜付で『泣かないで』のときのような推移をたどっても、週末での伸びは『羞恥心』のときと同じ高騰状態になることは大いに考えられる。

勢い、可能性という面ではまだまだアラジンのほうが1位に近い。

というか…あまりにアラジンの指数推移が面白いので、

ミスチルをすっかり忘れていた

前述のようにミスチルは木曜付(デイリー3日目)でもほぼ予測どおりに推移している。

ここで昨日の指数予測に木曜付の結果を代入したグラフをアップしておく。

Gift3

この予測上での指数合計は103890。売上げにして181808(枚)と導かれる。

この予測上では何とか1位を守ることになるのだが、相手の秘める可能性を考慮すれば、「1位を守る可能性がある」のほうがより正しいだろう。

それにしても1位争いが、

こんなに盛り上がる週も珍しい

 
余談だが、この盛り上がりはこのブログのアクセス数にも多大なる影響を与えたようで、ブログ開設以来初の1日700オーバーを達成した。なんか、僕の方こそありがとう。

前週にはジャニーズ。翌週には大御所サザン。さらに、その翌週からはジャニーズのリリースラッシュということで、この週しかリリースするタイミングがなかったといえる両者の接戦。

15年という年月が生んだ記録と、流行・勢いの快進撃。こんなに弄り要素のある週は滅多にない。

チャートファンとしては、今後もこんな見どころ満載の週が増えてくれればいいなと思わず思ってしまう。

 
さて、話を戻そう。

今後の両者の戦況だが、まず本日発表の金曜付デイリー(デイリー4日目)は1つのポイントになってくると思われる。

「Mステ」効果が出るとされるミスチルと、週末に脅威の強さを誇るヘキサゴン勢ということで、土曜付・日曜付はもう予測不能のカオスな状態になる可能性がある。

そうなる前の金曜付でアラジンが初日のミスチルとの差をどれだけ詰めることができるか、これが大きく1位争いに関ってくる。

Mrara 

予測を1つにまとめたのが上のグラフ。(アラジンA⇒『泣かないで』基準、B⇒『羞恥心』基準)

過去の両者の推移を参考にしている当ブログの予測上は、もうミスチルがデイリー1位の座に立つことはないということが導かれている。

さあ、この予測どおりになるのか、それとも過去の推移など関係なく暴走する者が出てくるのか。

これからも両者のチャートアクションから目が離せない。

~今日のふといいなぁ~
明日を目指して!  by TOKIO
i spy i spy  by Superfly×JET

2008年8月 1日 (金)

ミスチル週間2位へ、アラジン爆走!

ミスチルの週間1位が消えたかもしれない。

今後の展望を予測するために大注目だった水曜付デイリー(デイリー2日目)。その結果は前日の衝撃を越えるものだった。

羞恥心とPaboのおバカ6人組「アラジン」がなんと前日の指数からさらに上昇してきたのだ!!

これによって、明日発表される木曜付デイリーでのミスチル1位陥落、アラジン1位上昇の構図がほぼ確定した。

ミスチルが発売週にデイリー1位から陥落するのは大変稀なことである。

それに加えて、ミスチルは週間での1位獲得さえも難しくなったと見ていい。

アラジンの昨日時点での推移予測に今日の結果を代入したのが次のグラフである。

2_2 

この予測上でのアラジンの指数合計は112773。売上げ換算すると197353(枚)!

なんと初動売上げは19.7万枚に昇るものと見られ、初動18万枚に届かない可能性の高いミスチルを軽く潰すという結果が導かれた。

ここで、そのミスチルも昨日の予測に、本日発表となった指数を代入して予測を最新版にしておく。

あとおまけに、両者の推移予測を合わせたグラフもアップしておく。

Gift2_2

Photo_2  

この予測上、『GIFT』の指数合計は102024。売上げすると、178541(枚)。

前回記事の予測と変わらず、初動売上げは18万枚に届かないという結果が導かれた。

よって、アラジン19.7万枚 vs ミスチル17.9万枚でアラジンに軍配

ミスチルが1位を逃すと、15年前、1993年の『CROSS ROAD』以来の衝撃となる。逆にアラジンにとっては大金星どころの話ではない。

さらにさらに、15年間コツコツと積み上げてきた連続初登場首位の記録が27作で途絶えることにもなる。

CD1種特典なしのミスチルが、テレビタレントのドラマ&アニメを収録したDVD付きのCDに負けるこの構図。

これはヒット曲というものは生まれる時代ではなく、作る時代に変わったということを表しているのかもしれない。

さて、明日のミスチルとアラジンの指数にも要注目だ。

~今日のふといいなぁ~
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