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2009年1月の記事

2009年1月30日 (金)

14年8ヶ月ぶり! 6週連続1位作品誕生!

前回の記事で書いた競合中の物件ですが…

 
無事ゲットしました

 
私を選んでくれた大家さん、ありがとう。

何が要因なのかさっぱりわからないけど。
 

てことで、とりあえず家探し終了~。

次は引っ越しかぁ。

業者に頼むのが一番手っ取り早いんだろうけど、どこが安いのか…どこが評判良いのか…もうさっぱり

情報を集めなくては

アドバイス、どしどしお待ちしております。

さて、チャートチェックに移ります。

本日は9/15付アルバムチャートに突入です。

そして、ついにこの週、安室奈美恵が大記録を達成。

そうそう見られる記録じゃないので、目に焼き付けてください。

では、さっそく…

9/15付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

第1位 BEST FICTION  /安室奈美恵

前週の1位をキープ。

そして、

ついに、

これで6週連続1位!!!

アルバムの6週連続1位獲得は、93年リリースのDREAMS COME TRUE「MAGIC」以来、なんと14年8ヶ月ぶりの快挙

さらに女性ソロアーティストとなると、79年の久保田早紀「夢がたり」以来、28年7ヶ月ぶりとのこと。

比較対象があまりに昔過ぎて、逆に凄いかどうかわからなく……いや、凄い。

週間売上げは5.5万枚

この数字なのでさすがにラッキー1位といった感じではあるが、前週の6.3万枚からの下げ幅は最低限に抑えており、この粘りは凄い。

この翌週に浜崎あゆみ、その翌週にB'zのベストが控えていたため、最長でも記録は6週で止まることは確定だったのだが、まさか本当に達成するとは。

 
週のはじめはこの週リリースのMONKEY MAJIKのアルバムに押されていたのだが、週末の勢いで一気に勝敗をひっくり返した。

リリース6週で累積売上げは129.8万枚を突破。この時点で年間3位で、上にはコブクロとEXILEしかいない状態。

ここからさらにロングヒットを記録し、コブクロを抜いていくことになる。
 

さて、6週連続1位なんて次はいつ見られるのだろうか。

CD離れが加速している現状を考えると、もしかするとこれが日本最後のアルバム6週連続1位になっても何らおかしくはない。 

第2位 TIME /MONKEY MAJIK

MONKEY MAJIKのメジャー3枚目のフルアルバムが初登場で2位にランクイン。

初動売上げは5.0万枚。前作「空はまるで」の初動8.2万枚からダウン。

しかし、前作は8.2万枚で3位だったので、自己最高位を更新

絶好の初の1位チャンスだったのだが、週末の安室の勢いは凄まじく、0.5万枚という僅差で敗れた。

週末減速してしまった要因としてはやはり商法が影響していると思われる。

今作は【CDのみ通常盤】、【PV付限定盤】、【ライブ映像付限定盤】の全3種リリース。

さらにDVDの内容が異なるため、複数枚購入促進商法ということになる。

ただ、MONKEY MAJIKのファンにアルバムを複数買いするような狂信的なコアファンがたくさんいるかどうかというと、下でも触れるがかなり微妙なところ。

そこはジャニーズをはじめとしたアイドルのファンと一緒にはならない。

 
商法はかなりキツいものがあるが、先行シングルが2作連続で初動0.5万枚程度しか出ていなかった考えると十分に高い数字だといえる。アルバム型アーティストのようだ。

シングルとアルバムで売上げがここまで違うとなると、リリースされるものは全てチェックするようなコアファンはそんなに付いていないと思われる。

シングルでも1万台くらいを安定して出せるようになるとかなり話は変わってくるのだが、現状としてはまだまだ不安定だ。

第3位 Moira /Sound Horizon

サウンドクリエイターのRevoを中心とする音楽ユニット、Sound Horizonの6作目が初登場で3位にランクイン。

シングル、アルバム通じて初のTOP3入りとなった。

初動売上げは4.5万枚

彼らが手掛けるのは「物語音楽」というもので、CD1枚がひとつのストーリーで成り立っているものらしい。

ウィキペディアによると今作は、

「とあるロシア人富豪が語る、古代ギリシャの神話の時代に生まれた双子の兄妹とそれを取り巻く人々の悲劇の物語」とのことだが。

もともとはゲーム・アニメ発とのことなので、まったくわからない。

とりあえずライト層に広まるタイプではなく、一部に強いファンを持つタイプのようだ。

リリース形態は全2種だが、ジャケット写真が異なり、初回盤は特製BOX仕様となっている。

アニメとかが好きなファンが買っているのなら、それこそジャケット写真の違いは重大で複数枚購入を助長するものだと思うが…どうなんだろうか。

「マクロスF」関連作品や初音ミクなどのときにも書いたが、こういった作品がここまで上位に上がってくるようになったのも近年のチャートの特徴の1つである。

以下、ピックアップ。

第5位 パルス /THE BACK HORN

THE BACK HORNの7枚目のアルバムが初登場で5位にランクイン。

自身2度目のアルバムTOP10入りで、5位は自己最高位

初動売上げは1.4万枚。前作「BEST THE BACK HORN」の初動1.9万枚からダウン

前作は初のベストアルバムで、今作はオリジナルアルバム。ダウンは仕方がない。

しかし、オリジナルアルバムだった前々作「THE BACK HORN」の初動1.0万枚からは上昇している。

『罠』がガンダムタイアップでヒットし、その約2ヵ月後にリリースされたベストアルバムが自身初のアルバムTOP10入りを果たした。

そのベストで多少固定ファンを増やせたようで、ベスト投入は成功だったみたいだ。

~今日のふといいなぁ~
恋妃  by Do As Infinity

2009年1月28日 (水)

前週からキンキ10分の1、ラルクも8分の1に…。

今日の深夜1時。

無事、東京3泊4日の旅から帰還致しました。

で、本日午前、おそらく人生最後となる大学の試験を受けてきました。過密スケジュール。
 

3回生終了時点で卒業単位は取り終えたんですが、「あと少し頑張れば高校の免許も取得できるよ」と事務の人にそそのかされて、4回生の最後のセメスターも頑張ることにしたのでした。
 

今回の試験とレポートが全部通って、最後に教育実習の単位が加算されると、なんとこの4年間で計187単位取ったことになります(124単位で卒業)。
 

よく頑張ったほうだよね?

 
誰か褒めてよ~。
 

そんなちょっぴり頑張ったかもしれない私を神様もきっと見ていてくれている…と信じたいけど、今、申し込みした物件がちょっとした競合状態になっています

24、25日に慣れない東京で不動産屋巡りして、やっと決定した物件。

申し込みを入れたら、ちょうど同タイミングで他の人も申し込みを入れたようで。

なんだこの競争率は。さすが東京じゃ。

 
結局、審査の段階でどちらに住んでもらうか大家さんが決めるって。

もし、この物件が取られちゃった場合、再び関西から東京まで出向かなくちゃならない…

東京に行くこと自体は楽しいからいいんだけど、お金が…。

まぁ、この申し込みをしてから同期の人たちに新たな情報をもらったりしたので、実際もう一回探したほうがいいのかもしれないけど。

 
どちらに転んでも、2月3月は新生活の準備で忙しくなりそうです
 

さて、チャートチェックに移ります。

本日は前回に引き続き、9/15付シングルチャートを見ていきます。4位以下をピックアップしていきます。

では、さっそく…

9/15付オリコンウィークリーシングルチャート、第4位はこの曲!

第4位 truth/風の向こうへ  /嵐

前週の3位から1ランクダウン。

週間売上げは2.9万枚

3週目で他のジャニアイドルの2週目くらいの数字。

初動が高かった分、3週目もジャニアイドルにしては高めの数字となった。

ただそれでも、初動46.7万枚→2週目6.4万枚→3週間2.9万枚という推移から粘りは全く感じられず。

それでも、この時点で既に年間1位街道を爆走状態だった。

 
(以下余談)

年末年始に『truth』をカラオケで歌って、「これ08年の年間1位だよ」と言うと、みんな驚いてた。

特に男性陣はみんな知らないようで。

なんか青山テルマが年間1位だと思っている人がやたら多かったんだけど、それは上半期終了時点でのメディアのテルマ煽りが凄かったからだろうか。

 
以下、ピックアップ。

第6位 Secret Code /KinKi Kids

前週1位から5ランクダウン

週間売上げは1.9万枚。初動18.7万枚から一気に10分の1程度にまで急降下してしまった。

3週目の嵐にまで抜かれ、勢いはあまり感じられない推移に。

2週で累積20.6万枚。数年前の初動にもまだ届いていない。

第8位 さよならリグレット  /くるり

くるりの20枚目のシングルが初登場で8位にランクイン。

初動売上げは1.8万枚。前作『言葉はさんかく こころは四角』の初動0.8万枚から上昇

ただ、前作はアルバムからのリカットシングル。そのため低く出ていた。

前々作『JUBILEE』の初動は1.8万枚だったので、そこからは変化なし。

純粋な新曲のリリースは1年3ヶ月でリリース間隔は結構開いたものの、固定ファンはかなり強固で離れていないようだ。

ハウス「ジャワカレー」CMソングとして結構オンエアされていたので、タイアップ効果も多少あったのかも。

ちなみにカップリングには、くるりの代表曲『ばらの花』の小田和正とのライブヴァージョンが収録されている。

第9位 闇の国のアリス/波紋 /D

V系バンド、Dの12枚目のシングルが初登場で9位にランクイン。

初動売上げは1.4万枚

V系バンドといえば、ジャニーズにも劣らない複数商法。

今作も全3種リリースで、1つがDVD付、あとの2つはそれぞれ収録曲が違うという極悪なものとなっている。

さらに3種同時購入特典も存在。複数枚購入促進商法

ちなみに、Dは補正が無茶苦茶強くかかる。

今作もデイリーチャートでは一度もTOP10入りすることなく、週間ではTOP10入りとなった。

V系ショップでのイベントが行われたようなので、そのデイリーで加算されなかった分が週間で一気に加算されたと思われる。

第10位 NEXUS 4/SHINE /L'Arc~en~Ciel

前週の2位から8ランクダウン

週間売上げは1.4万枚。前週の初動11.0万枚から一気に8分の1

粘り、ロングヒットといった類からはかけ離れたチャートアクションとなっている。かなりアイドル的な売れ方だ。

この様子を見るに、ラルクもアイドルと同じように閉鎖的な世界になっている可能性は高い。
 

前週1位のKinKiが10分の1で、2位のラルクが8分の1。

あまりにもひど過ぎる気が…。

~今日のふといいなぁ~
メトロ  by TRIPLANE
純情ACTION  by B'z

2009年1月23日 (金)

ミスチル"もう一回"初動20万台へ!

本日は9/15付チャートに突入していきます。まずはシングルチャートから。

では、さっそく…

9/15付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 HANABI  /Mr.Children

ミスチルの33枚目のシングルが初登場で1位を獲得!おめでと~(*゚▽゚*)ノ

初動売上げは26.0万枚!前作『GIFT』の初動19.4万枚から上昇

前作は約14年前ぶりに新曲で初動20万割れということで近年類を見ない絶不調だった。(参考:プレイバック!「ミスチルvsアラジン」!

しかし、今作は06年『しるし』以来のドラマタイアップということで、見事復調してきた。

初動が25万枚を超えるのは『フェイク』以来、3作ぶり。

タイアップ先のドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」は最高視聴率21.2%、平均視聴率15.9%となかなか好調。

これならドラマ効果があったと捉えて何の疑いもないだろう。

ただ、これでも「ミスチルのドラマタイアップ」としては低めの数字。

ドラマタイアップとしては、06年の『しるし』が初動35.0万枚、04年の『Sign』が初動37.0万枚と30万台半ばを連続で出していた。

そこから見ると、初動26万枚は若干不調にまで見えてくる。

しかし、今作も相変わらず魂のCD1種リリース

現在、CD1種リリースで初動25万オーバーできるのはミスチルだけだと思われる。

実際、08年にCD1種リリースで初動25万オーバーを果たしたのはこの『HANABI』だけだった。

現在のCDを取り巻く環境を考慮すれば十分凄い数字なのは確かだ。

今作は初日から前作『GIFT』を大きく上回る指数でスタート。初日で週間1位を確定させた。

その後も順調にセールスを伸ばし、週末を迎える。

週末は土曜付で大き目の指数回復を見せたが、日曜付は前日からダウンし、金曜付より低い指数をつけることになった。

Hanabi_suii_2

前作『GIFT』のときは補正値が1.72程度しかなく、少々気になっていたのだが、今作では1.76にまで上昇。一般のアーティストのラインまで回復した。

 
好調な滑り出しを見せた今作だが、この勢いは翌週にも引き継がれ、リリース2週目でも1位争いに参戦する。

その模様はまた後日。
 

第2位 雨傘/あきれるくらい僕らは願おう  /TOKIO

TOKIOの39枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

初動売上げは4.6万枚。前作『青春 SEISYuN』の初動4.6万枚から変わらず。

『雨傘』は椎名林檎が作詞作曲を手がけたことで話題となった。

今作もこれまでどおり全3種リリースで、通常盤のみに収録される楽曲あり。複数枚購入促進商法

しかも、その通常盤のみ収録されるカップリングにも椎名林檎の手掛けた楽曲がある。

あの椎名林檎からの提供曲を複数枚購入促進商法に使うとは…。

 
さて、『宙船』のヒットから始まった「大御所に曲を書いてもらおう」企画だが、やはり『宙船』が別格だったみたいで、それ以降はなかなか代表曲になるようなセールスを上げられていないのが実情。

今作もリリース週の後半から既に指数が低迷。ロングヒットの可能性がほぼゼロとなり、またしても代表曲と呼ばれるようなチャートアクションにはならなかった。

 
ちなみに、TOKIOは今作からジャニーズの自社レーベルである「ジェイストーム」に移籍。

これでSMAP、V6、タキツバ、関ジャニ∞以外のグループは皆、自社レーベルに所属することとなった。

第3位 偶然の確立  /GIRL NEXT DOOR

エイベックスの強烈プッシュ新人、GIRL NEXT DOORのデビュー曲が初登場で3位にランクイン。

初動売上げは3.0万枚

「avex20周年にふさわしい大型新人」的な触れ込みで、大々的にデビュー。

「Produced by avex trax」となっていることからも、力の入れようは半端ないようだ。

メンバーはヴォーカル千紗、キーボード鈴木大輔、ギター井上裕治の3人。

鈴木大輔は、現在おバカタレントとして活躍中のmisonoが所属していたday after tomorrowのキーボードでもあった。

過去にそのday after tomorrowがこういった強烈プッシュデビューをしたが、そのときは初登場10位と半コケ状態だった。(ただし、ミニアルバムデビュー)

それに比べると、今回のGIRL NEXT DOORはTOP3入りを達成している分、インパクトはあったか。

 
テレビで見る感じだと、ヴォーカルの女の子の同性ウケは微妙な感じか。

ネット上の声では、「HEY×3」での「私特別なんですぅ~。」みたいなトークが鼻に付いた人が多いようで。(トークテーマがそういうものだったようなので仕方がないのかもしれないが…)

ただ、楽曲はさすが鈴木大輔。

打ち込み全開で90年代的なので少々古臭い感じもするが、それもこのグループの狙いのようなので、楽曲は申し分のないものだと思う。

問題は声にそんな特徴がなく、なかなか歌番組で音程が合わないヴォーカルか…。

まぁ、そのうち聴く側も慣れていくのだろうけど。

というか、何で最近のエイベックスの女性ヴォーカルはみんな関西人なんだろ。

~今日のふといいなぁ~
Why?  by YUI
モノローグ  by TRIPLANE

2009年1月18日 (日)

安室、女性ソロ約25年ぶりの5週連続1位!

今週末から来週にかけて、東京で部屋探しをしてこようと思います。

私が来春から働くところは、借り上げ社宅や寮の制度がなく、住宅補助みたいのも皆無。

自力で自分の住む箱を見つけなくてはならないのですうう…。

「不動産屋はいくつか回ったほうがいい」というのをよく聞くので、そのうわさどおりいくつか回ってきます!

そのため、24日(土)から数日間はブログの更新が少し停滞するかと思いますが、帰ってきたらまた更新していきますので、今度もどうかご贔屓に。

P.S. 東京で部屋探しの経験がある方、不動産屋事情に詳しい方、どしどしアドバイス待ってます笑。

前回、9/8付シングルチャートを見終わりましたので、本日はアルバムチャートに突入です。

では、さっそく…

9/8付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

第1位 BEST FICTION /安室奈美恵

ついにこれで…5週連続1位!!

アルバムの5週連続1位は97年のGLAY「REVIEW」以来とのこと。

さらに対象を女性ソロアーティストまで絞ると、84年の中森明菜「メモワール」以来、24年7ヶ月ぶりの大快挙となる。

約25年ぶり。なんだか凄いことになった。

週間売上げは6.3万枚。前週の8.8万枚からかなりの粘り。

5週目ということで、さすがに1位としては低めの数字ではあるが、ここ最近は6万台の1位もよく見られるので、そこまで運だけの結果という感じではない。

この頃ちょうど有名アーティストのリリースが減ってきていて、チャートの売上げ水準は低くなっていた。

安室サイドはそこまで読んでリリース日を決めた…のかな。なにはともあれ、リリースの穴に見事ぶつかっている。

累積はリリースから5週で124.3万枚に到達。

この時点で、08年リリースのアルバムでトップに立った。勢いが他とはまるで違う。

しかし、安室奈美恵の快進撃はとどまることを知らず…。翌週、さらなる快挙達成が控えていた。

第2位 SINGLES BEST /徳永英明

前週の3位から1ランクアップ

週間売上げは3.2万枚。前週の4.3万枚からダウン

ただし、ベスト盤ということもあってかその下降は緩やかで、かなり粘っている印象。

この時点で累計は16.2万枚を突破。

久しぶりに彼のオリジナル楽曲でのヒットになったと言える。

第3位 Treasure MIX  /DJ MAKIDAI (from EXILE)

EXILEのパフォーマー、MAKIDAIによる初のDJ作品が初登場で3位にランクイン。

初動売上げは2.8万枚

MAKIDAIはDJの経験があり、RATHER UNIQUEというユニットで活動していたときや長渕剛のトリビュート盤に参加したときも「DJ MAKIDAI」名義を使用していた。

今作のミックスの対象は洋楽HIP-HOP・R&B。

EXILEのファンで洋楽に精通している人は多くないと思われるので、それで初動2.8万枚ならかなり出たほうだと見ていいだろう。

ミックスCDのTOP3入りは初のことらしいが、MAKIDAIのDJとしての技量云々よりも、EXILE本体の人気が凄まじかったためのランクインという印象が強い。

EXILEという特権を使うなら、洋楽に拘らずにEXILEの楽曲をミックスしても面白かったと個人的には思う。

ちなみに、EXILEのメンバーの作品だが、エイベックスではなくユニバーサルからのリリースとなっている。

なんでだろ。

さらに、なぜかオリコン上では…

title: DJ MAKIDAI (from EXILE) Trasure MIX
artists: Various Artist

という表記になっている。

これもなんでだろ。

 
以下、ピックアップ。

第5位 Re:package  /livetune feat.初音ミク

ニコニコ動画などで人気のボーカロイド「初音ミク」をフューチャリングした作品が初登場で5位にランクイン。

初動売上げは2.0万枚

「livetune」は動画投稿サイトに作品をアップしていたユーザー2人によるユニットとのこと。

ボーカロイドは「Mステ」の「Mトピ」のコーナーで紹介されたりして、知名度は徐々に上昇中だろう。

しかし、それでも一般にまでは知れ渡っておらず、一部の世界という感じは否めない。

そんなボーカロイドによる作品集がここまで売れるとは。

こういった作品が軽くTOP10入りしてくるあたり、時代の変化を感じる。

~今日のふといいなぁ~
気まぐれロマンティック  by いきものがかり
Beautiful days  by 嵐

2009年1月17日 (土)

続・Acid Black Cherryの地味な快挙。

前回記事に引き続き、本日も9/8付シングルチャートを見ていきます。

前回はTOP3を見たので、本日はそれ以降をいくつかピックアップ。

ちなみに、この週は新曲ラッシュ&久々の高レベル週となり、「TOP10内初動2万台」を達成。

ではでは、さっそく…

9/8付オリコンウィークリーシングルチャート、第4位はこの曲!

第4位 20+∞Century Boys  /Acid Black Cherry

Janne Da Arcのヴォーカリストyasuによるソロプロジェクト、Acid Black Cherryの5枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。

初動売上げは5.0万枚。前作『冬の幻』の初動3.9万枚から上昇

4万台を飛び越え、一気に5万台にまで乗せてきた。

そして…なんとこれでソロ活動開始からシングル4作連続上昇!

前作がランクインしたときにも書いたが、バンドのヴォーカリストのソロ作品が上昇していくのは非常に稀なケース。(参考:勢いづくテクノポップアイドルユニット!

ラルクのHYDEやB'zの稲葉浩志などソロ活動を活発に行うヴォーカリストは多くいるが、だいたいソロ第一弾シングルがMaxでそれ以降はジリ貧していくことがほとんど。

そもそも、3rdシングルで2作続けて上昇した時点でかなりの珍事。(参考:ABCの地味な快挙。

そう考えると、この「バンドヴォーカルのソロシングル4連続上昇」はなかなか破られないんじゃないかな。

こういった地味なデータはなかなか表に出てこないため確証はないが、おそらく日本記録である。

ただ、以前の記事でも書いたが…これほど脚光を浴びない快挙も珍しい

 
リリース形態はいつもどおりのDVDの有無で2パターン。収録曲の違い等はなし。

商法で釣り上げての上昇ではないので、これ以降もガクッと下がることはなさそうだ。

第5位 悲愴感  /悲愴感

フジ系列バラエティ「はねるのトびら」から生まれたユニットの最初で最後のシングルが初登場で5位にランクイン。

初動売上げは3.1万枚

「悲愴感」はユニット名から予想できるが、大ブレイクした「羞恥心」のパロディとして結成された3人組。

メンバーはロバート・山本、アンガールズ・田中、ドランクドラゴン・鈴木で、山本から順に「悲」、「愴」、「感」。

さすがに本家ほどの数字は出なかったものの、ルックスで勝負できないという条件下での戦いだったことを考えると大健闘。

このご時勢、かなり名の通ったアーティストでも初動3万台は高い壁で、実際、この下には湘南乃風、ELTなど一般に認知されているであろうアーティストがズラリ。

やはり、テレビの効果って凄い。

第6位 恋時雨 /湘南乃風

湘南乃風の8枚目のシングルが初登場で6位にランクイン。

初動売上げは3.0万枚。前作『黄金魂』の初動3.3万枚からダウン

大ヒットした『純恋歌』から、これで3作連続のダウン。下げ止まらなくなってきた。

今作は自身初の2種リリースで、初回盤は前作のカップリング曲のPVが収録されたDVD付き。なぜ今作のPVを付けないのかは不明。

ただ、収録曲などに違いはなく、多くのアーティストが一般的に用いているDVDいる・いらない選択型パターン。よって、複数枚購入促進商法ではない。

それでもファンの購買意欲は多少上がったと思われるので、それでダウンだと少々下がり調子な印象を受けざるをえない。

『純恋歌』がケツメイシにおける『さくら』のような立ち位置になってしまうとかなり厳しいが、今のところそのパターンに突入してしまっている。

 
以下、ピックアップ。

第9位 MUSIC!!!/ZERO  /AAA

AAAの19枚目のシングルが初登場で9位にランクイン。

初動売上げは2.4万枚。前作『BEYOND~カラダノカナタ』の初動1.8万枚から上昇

リリース形態は前作、前々作と同じ全3種。ただその内容は少し異なる。

前作、前々作は【CD+DVD】、【CD+EXTRA仕様】、【CDのみ】の3種だったが、

今作は【CD+DVD】が2種になり、それと【CD+EXTRA仕様】で3種。

両A面ということで、『MUSIC!!!』と『ZERO』のPVを2パターンに分けてリリースしている。

 
タイアップはアニメ「「ワールド・デストラクション」オープニング。

両A面効果(DVD付増)とアニメタイアップのダブルパンチによる上昇と思われる。

一時期のリリースラッシュを超えて、なんとか初動2万前後を出せるくらいの固定ファンは付いたようだ。

ちなみにそのリリースラッシュはどんな感じだったかというと…

06年:アルバム3枚・シングル8枚
07年:アルバム4枚・シングル4枚

上のAcid Black Cherryのところで記録の話が出たが、2年間でアルバム7枚ってこれも実は記録なんじゃ…?

第10位 あたらしい日々/黄金の月

Every Little Thingの35枚目のシングルが初登場で10位にランクイン。

初動売上げは2.2万枚。前作『サクラビト』の初動1.6万枚から上昇

前作は日テレ系「スッキリ!!」の08年2月度エンディングテーマという、なんとも微妙なタイアップだったが、今回はドラマタイアップ(『あたらしい日々』。)

そのドラマの視聴率は平均12%程度だが、「スッキリ!!」より効果があったのは確実だ。

もう一方のタイトル曲『黄金の月』も早くから配信が開始されており、ファンの注目度は高かったと思われる。

ちなみに、『黄金の月』は持田作詞作曲の楽曲で、彼女の作品がシングルになるのは01年『jump』以来である。

低レベル週なら4位くらいまで余裕で狙えた数字だが、この週は近年早々ない高レベル週。運が悪かった。

~今日のふといいなぁ~
D.D.D. feat.SOULHEAD  by 倖田來未
To All Tha Dreamers  by SOUL'd OUT

2009年1月16日 (金)

キンキ、初動20万の壁は厚く…

当ブログ左上に貼っておりますnifty投票「あなたの思う、08年音楽シーンの顔は?」ですが、

たくさんのクリックどうもありがとうございます

一応、1月いっぱいまでは貼っておこうと思います。

まだクリックしていない人がいたら、ぜひマウスの上の人差し指を上に上げて下に下ろしてくださいな。

ICK~

本日は9/8付チャートに突入です。まずはいつもどおりシングルチャートから見ていきます。

では、さっそく…

9/8付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 Secret Code  /KinKi Kids

KinKi Kidsの27枚目のシングルが初登場で1位を獲得!おめでと~ヽ(´▽`)/

初動売上げは18.7万枚。前作『永遠に』の初動19.0万枚から微減

ついに初動20万割れとなった前々作『BRAND NEW SONG』から、前作は少々回復を見せていたのだが、再び18万台。

07年以降は初動20万突破の壁が思った以上に厚い

前作は本人(光一)主演のドラマタイアップをカップリングに回し、ノンタイアップ曲をタイトル曲にするという暴挙に出ていたが、一応ドラマタイアップ。

今作もドラマタイアップで、今度は剛主演ドラマである。

前作タイアップの「スシ王子!」平均視聴率7.5%に対して、今作タイアップの「33分探偵」は平均視聴率9.2%。

一桁なのは変わらないが深夜帯のドラマということを考えると、フツーといったところ。

ただ、同じ深夜枠でも「SP」や「特命係長」は余裕で14、5%出していたので、特別好調というわけでもない。フツーである。

この視聴率ではジャニファン以外のライト層にまで訴求するのは難しかったようで、初動は微減となってしまった。

ジャニアイドルの楽曲は他のアーティスト以上にライト層へ広まらないので、もはやドラマの視聴率なんてほとんど関係ないのかも…。

実はカップリングもCMタイアップがついているのだが、これに関しても上に同じで、ライト層にまで届いてなさそう。

 
リリース形態は今作もいつもどおりで、c/w違いの2パターン。

ここ数年で商法のあくどさが激化しているため、DVDも付けずに2パターンなら結構普通かと思い違いそうだが、しっかり複数枚購入促進商法

 
ビデオクリップには東京スカパラダイスオーケストラのメンバーや堂島孝平などの有名どころも出演しているのだが、なぜPV収録のDVDを付けないんだろ。

DAMのカラオケでは「本人映像」でPV垂れ流し状態なのに。何かわけがあるのかな。
 

ちなみにこれで3週連続ジャニーズ勢1位。
 

第2位 NEXUS 4/SHINE  /L'Arc~en~Ciel

ラルクの35枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

初動売上げは11.0万枚。前作『DRINK IT DOWN』の初動9.4万枚から上昇

前作では長年続いた10~13万ラインを割ってしまい、彼らとしては不調な結果になっていた。

しかし、前作チェック時に…大きくダウンしたわけではないので、次回作で何もなかったように、お決まりの10~13万台に戻ってくる可能性はある。と書いたが見事そのとおりいつものラインに戻してきた。(参考:ラルク、ついに安定割れ!

前作はテレビゲームのテーマソングだったが、今作はCMソングとNHKアニメOPのダブルタイアップ。

確実に今回のほうがタイアップ状況が良く、そのための上昇と思われる。

リリース形態はいつもどおり、魂のCD1種リリース

CD1種リリースで初動10万台に乗せられるアーティストは現在かなり少ない。かなりのセールスパワーである。

いや~それにしても…安定している
 

第3位 truth/風の向こうへ  /嵐

前週の1位から2ランクダウン

週間売上げはまさかの6.4万枚。前週から一気に7分の1以下に…。

なんと初動で08年最高の46.7万枚という数字を出しておきながら、2週目は7万枚にも届かなかった。

個人的には嵐の勢いは尋常じゃないと感じたのだが、結局ジャニファンたちによる閉鎖的世界であって、ライト層スルーというのは変わりないのか。

この2週目の数字から、1週目の初動高騰がパッケージ増によるところが大きいということが浮き彫りに。

しかし、こうなると07年『Love so sweet』の初動20.4万枚から2週目8.9万枚という推移は奇跡だったとしか…。

仮に、今作も『Love so sweet』くらいの粘りを見せていたなら、この週も売上げは20万を超えていたことになる。

まぁ、そうなると先輩のキンキを蹴落とすことになるので、いろいろ微妙なことになっていたのだが…。

~今日のふといいなぁ~
スパイス・マジック  by いきものがかり
Dream Fighter  by Perfume

2009年1月13日 (火)

安室、4週連続1位! DMCはアルバムも上位に!

相変わらず、「相棒」ライフが続いております。

再放送でSeason6の「ついている女」、「狙われた女」をやっていて、その録画したやつを一昨日見ました。

が、その「ついている女」を見てみると…開始5分、いきなり鈴木杏樹さんが右京さんに逮捕されて始まる衝撃の展開。

ん、なんだこれ、と思って調べてみるとSeason4に「ついてない女」って話が。

あ~、これ以前に放送された話の続編だ…と瞬時に察知。

じゃあそれを先に見なくては!と思い、深夜0時前にレンタルショップへと走る 暇人。かつ行動派。

家に帰ってきて、一服してから深夜1時前にその「ついてない女」を見て、録画してある「ついている女」、「狙われた女」を見終わったら…朝になってました。オッス、太陽。

やっぱ途中で「赤いきつね」を挟んだのがタイムロスだったかなぁ。

 
ところで、この「○○な女」3部作、というか鈴木杏樹さん3部作、かなり面白かったです

複線張られまくりで、話が何転もしてかなり見応えがありました。タイムリミットが迫る感じも定番ながらツボでした。

それにラストシーンで希望を見せるというのも「相棒」にしてはかなり稀で。心がちょっとほっこりしました。

 
今、放送されてるSeason7も相棒不在のまま、どうなっていくのか、楽しみだなぁ

さて、チャートチェックに移っていきます。

本日は9/1付アルバムチャートに突入です。

では、さっそく…

9/1付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

第1位 BEST FICTION  /安室奈美恵

これで4週連続1位!!

4週連続1位は08年最初で最後の快挙。

週間売上げは8.8万枚!

4週目にしてついに10万台を割ったものの、これでも異常な粘り。

最近は初動で30万枚程度出しても、2週目でこれくらいまで下落することが普通となっているので、4週目でまだ8~9万ってのは驚異的。

この時点でもう累計は118万枚を突破。

しかし、当作の大記録はまだ先に控えていたのだ。

第2位 オール・ホープ・イズ・ゴーン /スリップノット

アメリカ出身の9人組バンド、スリップノットの4thアルバムが初登場で2位にランクイン。

2位は自己最高位タイとのこと。

初動売上げは4.5万枚。前作「Vol.3:(ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)」の初動3.1万枚から上昇

前作は04年5月のリリースで、リリース間隔は4年と3ヶ月。かなり開いているのだが数字を伸ばしてきた。

洋楽には疎いのでこの人たちの立ち位置というかポジションもさっぱりなのだが、人気は上昇中のよう。

6月にリリースされたオフスプリングとコールドプレイの新作がそれぞれ初動5.0万枚、初動3.9万枚だったことを考えると、4.5万枚ってのはかなり高い気がする。

第3位 SINGLES BEST  /徳永英明

前週の2位から1ランクダウン

週間売上げは4.3万枚。前週の初動8.7万枚からダウン。半減近くで粘っているので、割といい推移と言える。

ただ、前作「VOCALIST3」の初動11.6万枚→2週目8.1万枚ほどの勢いにはならず。

やはりもう「カバーの人」といったイメージが強いのだろうか。

第4位 魔界遊戯 ~for the movie~ /デトロイト・メタル・シティ

映画「デトロイト・メタル・シティ」に登場するバンド、「デトロイト・メタル・シティ」のアルバムが初登場で4位にランクイン。

初動売上げは2.0万枚

2週前にシングルがリリースされていて、それが初動1.6万枚だったのでそれより高く出ている。

もともとこの「魔界遊戯」というのは漫画中でもリリースされていたアルバム。

今作は"~for the movie~"と付き、「実際にアルバムになった」といった感じみたい。

ただ、収録曲、曲順など原作とは異なる点もたくさんあるらしく、そこは映画に合わせている。

ジャンルとしては一応「メタル」にあたるようなので、そのジャンルとしてはかなりの数字。

しかし、実際のところは「メタル」という音楽が受けているというより、漫画・映画ファンが食いついたというのが正しいと思われる。

それでも、チャートのここまでもってくるとはかなり人気の作品みたいだ。

ちなみに、このアルバムもちゃんと原作と同じ「デスレコーズ」からのリリースとなっている。凝ってるなぁ。

~今日のふといいなぁ~
忘れられない  by 嵐
天気予報  by THE BACK HORN

2009年1月11日 (日)

「マクロスF」関連曲がまた登場!

本日はいきなりチャートチェックではじめます。

前回は9/1付シングルの1位、2位だけをチェックして終わっていたので、本日はその続きで、3位以降をいくつかピックアップしていきます。

ではでは、さっそく…

9/1付オリコンウィークリーシングルチャート、第3位はこの曲!

第3位 ライオン /May'n/中島愛

アニメ「マクロスF」のオープニングテーマ&エンディングテーマが初登場で3位にランクイン。

初動売上げは5.6万枚!

May'nの前作は『ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時 Don't be late』で初動は4.3万枚

中島愛(めぐみ)の前作は『星間飛行』で初動は3.5万枚

よって、両者とも今作で見事上昇ということになる。

それにしても、アニメ関連曲とは思えない数字。もう「マクロスF」関連曲はTOP10の常連である。

ポイントはよくソニー系のアーティストに見られるようなただの「アニメタイアップ」ではないというところだろう。

アニメタイアップだと、そのアーティストの人気がやはり基礎となり、そこから数字を伸ばすというかたちが多い。

しかし、今作で歌っているMay'nと中島愛は一般的には無名に近い人物。

それでも、ここまでの数字を叩き出せるのだから、アニメの人気が物凄いということだろう。

かつて、無名の新人「HIGH and MIGHTY COLOR」などを輩出したガンダムタイアップも凄かったが、今の「マクロス」にはそれ以上の勢いを感じる。

ちなみに、今作はアニメタイアップではなく、アニメ(の世界)から生まれた楽曲、アニソンの08年最高のヒット作品。

昨年は「マクロスF」関連曲が今作以外も次々にランキング上位に登場し、チャートを大いに盛り上げた。

「CDを買う」という行為自体がマニアックなことになりつつある昨今。

こういったアニメや声優、アイドルなど一部熱狂的なファンを持つ歌い手のCDがチャート上位を賑わすことが増えそうだ。

 
最後に余談だが、この週のTOP3(1位嵐、2位ポルノ、3位中島愛)は、前作のリリース日も一緒だった(7/7付)。

これはいったい。

《年間56位:累積12.3万枚》

 
以下、ピックアップ。

第6位 ガチンコでいこう!  /Buono!

ハロプロ系ユニット、Buono!の4枚目のシングルが初登場で6位にランクイン。

初動売上げは2.5万枚。前作『Kiss!Kiss!Kiss!』の初動2.9万枚からダウン

デビューから3作連続で初動2.9~3.0万枚でかなり安定していたのだが、ここでやや大きくダウン。

アニメ「しゅごキャラ!」タイアップは今回も変わらず。

今作もリリース形態は【DVD付初回盤】と【CDのみ通常盤】の2種で、収録曲の違い等はなし。前作と同じ。

加えて、イベント参加抽選シリアルナンバーカードと、初回と通常で絵柄の異なるトレカを封入。これも前作と同じで複数枚購入促進商法

タイアップや商法を弱めたためのダウンではなさそうなので、単純に人気が下がったのか、それとも楽曲が受け入れられなかったのか。

この3週前に同じハロプロ系の℃-uteも数字を落としていたが、ハロプロ人気ダウンの波がまたやってきたのだろうか。

第7位 この瞬間、きっと夢じゃない /SMAP

前週の1位から6ランクダウン

週間売上げは2.0万枚

初動が前作から下がった分、2週目も前作以下に。

数年前はジャニーズ勢の中ではそれなりにライト層にも訴求できている推移をしていたが、ここにきて若手と同じ閉鎖的な世界になりつつある。

07年以降のSMAPはどこかおかしい。

 
この週はTOP10内に新譜が少ないので、特別に10位以下からもピックアップ。

第12位 Life goes on  /CHEMISTRY

CHEMISTRYの24枚目のシングルが初登場で12位にランクイン。

初動売上げは1.1万枚。前作『輝く夜』の初動0.8万枚から上昇

前作はMONKEY MAJIKとのコラボだったのだが、デビュー以来初のシングル初動1万割れ(リカットシングル等は除く)。

コラボが裏目に出て、あの数字だったのかと思っていたのだが、純粋な新曲でもなんとか1万枚というラインに…。

前作『輝く夜』と今作の間には、オリジナルアルバムがリリースされており、そこでファンに見切りをつけられた可能性が高い。

何はどうあれ、どうやらこの1年ほどの間に固定ファンが激減してしまったようだ。

今作はアニメ「西洋骨董洋菓子店~アンティーク~」タイアップ。

このシングルにはタイトル曲『Life goes on』のバージョン違いが2曲収録されているのだが、その2曲がそれぞれオープニング、エンディングテーマになっている。

アレンジはかなり違うようだが、同じ楽曲が1つのアニメのOP、EDになるのはなかなか珍しいパターンだ。

もしかすると、この数字でもアニメタイアップ効果が出ての結果かもしれず、実際の基本値はもっと低いのかもしれない。

そうなると、相当な低レベル週に当たらない限り、TOP10入りも難しくなってきそうだ。

CHEMISTRYの歌唱力は誰もが認めるところ。でも、このご時世、それだけじゃだめなのか。厳しい業界である。

~今日のふといいなぁ~
真冬のパンセ by KinKi Kids
SCHOOL GIRL FANTASY  by Base Ball Bear

2009年1月10日 (土)

08年シングル最高初動は嵐!

嵐の前に…
 

大変です。

ここ数日、飛ぶようにお金がなくなっています。

年末年始恒例の飲み会ラッシュです。

 
木曜:飲み4,000円+カラオケ1,300円=5,300円

金曜:飲み3,500円+カラオケ1,700円=5,200円

計10,500円。チーン。

 
2日で1万越えはキツい…

 
バイトを昨年いっぱいで辞めちゃってるんで、収入はゼロ。出費のみ。

これから新生活のスタートに死ぬほどお金かかるんで、なるたけ節約しなくちゃならないのはわかっているけど…
 

誘われたら行くでしょ!

 
飲むでしょ!

 
歌うでしょ!

 
これが大学4回生の悲しい性か…。

「もう学生生活も僅かなんだし…」という思いがそうさせるのでしょう。この性め!

 
昨日の飲み会では「卒業旅行いこう」の話も出てしまい…まだまだ出費は続きそうです

本日は9/1付チャートに突入です。まずはシングルチャートから。

この週の1位は08年の年間1位。まさに08年の顔と言うにふさわしい活躍でした。

では、さっそく見ていきましょう。

9/1付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 truth/風の向こうへ /嵐

嵐の23枚目のシングルが初登場で1位を獲得!おめでと~(^▽^)/

初動売上げは脅威の46.7万枚!!

前作『One Love』の初動31.4万枚から大上昇

劇場版「花男」主題歌だった前作からさらに上昇。

初動だけで2ndシングルから21thシングルまでの累計を上回ってしまうという絶好調ぶり。

今作はドラマ「魔王」主題歌と日テレ系オリンピック放送イメージソングの両A面シングル。

そのダブルタイアップの効果は上昇要因として挙げられる。ただ、それが一番の要因とは思えない。

まず、ドラマの視聴率がそう高くない。平均で10%ちょい。これで効果が爆発するとは思えない。

さらに、オリンピックの放送テーマというタイアップは(今回の北京大会に限ってことかもしれないが、)それほど効果が大きくないことが既にミスチルやレミオロメンなどで実証されている。

それでは何がここまで初動を高騰させたのか。

やはり、大きいのは商法であろう。

嵐の今作は約2年ぶりの全3種リリース

そして、その内容がなかなかえげつない。

【初回限定盤1】、【初回限定盤2】、【通常盤】というラインナップで、初回1には『truth』のPVが付属。

初回2には『風の向こうへ』のPVが付属され、通常には初回1、2に収録されていない新曲が1曲多く収録されている。

収録曲違い&DVD内容違いのダブルで完全なる複数枚購入促進商法

それも1人に3種買わせる形態の売り方となっている。

さらに地味に通常盤にしか収録されない楽曲にもCMタイアップがついている。

ここまでの待遇にできるのはやはり今の嵐の勢い、そして事務所の手の掛け方が他とは比べられないほど凄いということだろう。

 
今作は初日から凄まじいロケットスタートを見せた。

初日指数は119227で、これは07年3月にTOP3の指数が公開されて以来最高の数字でオリコン記録となっている。(参考:絶好調の嵐、1日でミスチルの週間抜く!

 
ちなみに前作『One Love』の初日指数が74610。

パッケージ増加の割合(2種→3種で1.5倍)をこの前作の初日指数に乗ずると、111915となり今作の初日指数にかなり近くなる。

前回2種買ったファンは今回3種買い、前回1種だったファンも今回2種買っている可能性が高いことになり…

そうなると、ほとんどのファンは複数買いしている計算になるが…ジャニーズファン恐るべしといったところか。

とりあえず、パッケージの増加が売上げの増加に直結しているのは間違いなさそうだ。

 
ただ、数年前の嵐のセールスパワーではいくら今回のような商法を使っても出せなかった数字であるのは確か。

やはり、ファンの勢いも含めて嵐の勢いはホンモノだと言えるだろう。

 
デイリー2日目では、推定売上げが30万枚を突破。(参考:とまらない嵐! 2日で30万越え!

そしてちょうどこの頃、ヤフオク等で『truth/風の向こうへ』が大量発生。さらにその値段は2,000~3,000円と高騰。

ああいった光景を見てしまうと、保存用として複数買いしているファンは実は僅かで、

もしかすると、ジャニーズに何も興味のない人間がキャピタルゲインを求めて買い占めているのではないかという推測もできる。これも指数高騰の要因のひとつか。

 
ただ、デイリー3日目以降は週末も含めて一度も指数回復をしなかった

やはり、この失速には初回限定盤の「品切れ」が影響していると思われる。

それでも、はじめのロケットスタート分の貯金は大きく、初動は見事46.7万枚まで到達した。

シングルのセールスを中心に見るならば、08年は間違いなく嵐の年だった。

《年間1位:累積61.8万枚》

第2位 ギフト  /ポルノグラフィティ

ポルノグラフィティの25枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

初動売上げは5.8万枚。前作『痛い立ち位置』の初動6.1万枚からダウン

これで5作連続ダウン

今回は03年の『ラック』以来のDVD付初回盤をリリースしたのだが、それでも下げ止まらず。

前作はノンタイアップ。今作は映画「フライング☆ラビッツ」主題歌というタイアップがついている。

ただ、今作リリース時に映画はまだ公開前ということで、初動にタイアップ効果はほとんど出ていないと思われる。

06年あたりまでは初動10万ラインで安定していたのだが、去年その安定が完全に崩壊。微減を繰り返している。

相当運の悪い週にリリースしない限り、まだTOP3入りを逃すような数字ではないが、あまり良い流れじゃないのは確か。

この下降傾向は2ヵ月後にリリースされるベストにも繋がってしまうことになる。

ちなみに、08年内での累積売上げは『痛い立ち位置』を4枚上回った。

《年間97位:累積8.0万枚》

~今日のふといいなぁ~
LOVE MATHEMATICS  by Base Ball Bear
冬の空  by 音速ライン

2009年1月 7日 (水)

09年、一発目の新譜チェック!

さて、年が明けたなと思っていたらもう7日。もう09年も1週間が経ってしまいました。早い…。

オリコンさんも三が日が終わって、バリバリ更新再開。

なんとシングルチャートはレコ大&紅白効果で秋元順子さんが1位の座に立っています。「千の風~」フィーバーなるか、楽しみですね。

そんなこんなで、もう社会は動き出しているのです!「相棒」ばっか見てる場合じゃないっすね!

てことで、私の音楽ライフもそろそろ始動させなくては。

まず、1月にどんな曲が出るのか知らずには何も始まらない!スーパーにどんな野菜があるのか知らなけりゃ料理できない!

ってことで、本日は1月の新譜チェックをしていこうと思います

太字はその週の1位獲得本命曲、赤文字は管理人の個人的な注目曲です。いつもどおり、発表される全作品なんて確認不可なので、メジャーなアーティスト中心となります。

では、レッツチェック!

1/7

  • 愛・革命 - 滝沢英明
  • 夢の蕾 - レミオロメン
  • LOVE MATHEMATICS - Base Ball Bear
  • 笑顔のまんま - BEGIN with アホナスターズ
  • Brighter Days - UNCHAIN

1/14

  • Velonica - Aqua Timez
  • GALAXY - BUCK-TICK
  • 旅ダチノウタ - AAA
  • 2℃目の彼女 - シド
  • バイバイ - 里田まい with 合田姉妹
  • Hey! Hey! Alright - スチャダラパー+木村カエラ
  • 人鳥哀歌e.p - tacica
  • Lightning - ストレイテナー

1/21

  • Bolero/Kiss The Baby Sky/忘れないで - 東方神起
  • 深愛 - 水樹奈々
  • co・no・mi・chi - Buono!
  • 朝が来る前に - 秦基博
  • 裸々イヴ新世紀 - ALI PROJECT
  • ONE TIME feat.一星&沖仁 - Soulja
  • Snow White - D

1/28

  • 約束 - KinKi Kids
  • 歩み - GReeeeN
  • GHOST - Gackt
  • ビルマニア - 吉井和哉
  • どこ - 木村カエラ
  • えいさ - ジェロ
  • 雨のワルツ - 持田香織
  • 今でもずっと - Spontania feat.伊藤由奈

 
ざっとこんな感じです(元日発売は除いております。)

年始めの1月ということで、全体的にビッグネームのリリースは少なめ

さらに1週目、2週目は飛びぬけた売上げ水準を持つアーティストがいない。

もしかすると、毎年恒例になりつつある年始めの売上げ激低レベル週の到来もありえる。

ちょうど一年前の1/21付シングルチャートは史上最低週として記憶に新しいところ。(参考:目に焼き付けろ! 前例なしの史上最低週!

あの低水準の再来なるか、ある意味注目。

 
1週目はタッキーが1位筆頭だけど、ソロシングルは初ということでどれくらいの数字を出せるのか不明。

タキツバでの前作は08年6月の『恋詩-コイウタ-/PROGRESS』で初動は6.9万枚だった。

今回もこのレベルの数字を出せれば100%首位確定なのだが、前作はGReeeeN『キセキ』の2週目と張り合うために、週末に緊急イベントを開催し、売上げにテコ入れを施していた。で、結局GReeeeNに負けた。

前々作は初動5.8万枚で、どちらかというとこちらがリアルな数字だと思われる。

タキツバの他にジャニーズの2人組といえばKinKi Kidsがいる。

そのキンキは2人ともソロシングルでは本体の2分の1近くまで初動は減少する。

もし、タキツバもキンキ同様の動きを見せるのなら、タッキーソロの初動が3万枚を切る可能性も無きにしも有らずといったところ。

タッキーソロ1位獲得の前に立ちはだかる新譜はレミオロメンのみと思われる。

レミオロメンの前作『もっと遠くへ/オーケストラ』は初動2.6万枚で、普通にいけばタッキーに軍配だが。

レミオ以外には、2週合算分ではあるが今週3.8万枚を売上げ3位にランクインした秋元順子『愛のままで…』の動きも気になるところ。

タッキー、レミオロメン、秋元順子の3者による1位争いが開戦するとかなり面白いが、どうなるだろうか。

 
そんな1週目に続き、2週目もリリース薄が続く。

この週に至っては初動を2万台に乗せられるメンツさえほとんどいない。

そうなると、1位獲得筆頭格にまさかのAqua Timezが浮上。

Aqua Timezの前作『夏のかけら』の初動は1.8万枚。これは彼らのシングル中最低の数字。

前々作はドラマ「ごくせん」主題歌だった『虹』で初動は5.5万枚

個人的には、今作は後者に近い数字になるのではないかと勝手に予想している。

それは今作がアニメ「BLEACH」タイアップだからである。

Aqua Timezは以前にも「BLEACH」タイアップを付けたことがあり、そのシングル『ALONES』は当時の彼らの最高初動であった5.0万枚を記録。

もし、今作もそれと同等の数字を出せれば、1位獲得はほぼ確定であり、Aqua Timezにとっては自身初のシングル1位獲得となる。

Aqua Timezの1位獲得を阻止しうるのはヘキサゴン勢と、前作でソニーからメジャーデビューを果たしたシドの2者。

シドは前作『モノクロのキス』がアニメタイアップとなり、初動3.7万枚を叩き出している。

もしAqua Timezが不振なら、シドの週間1位もありえる。大波乱もありえるこの第2週も非常に楽しみだ。

 
そんな混戦必至の1、2週目から一転、3週目、4週目は1位獲得者がほぼ確定。

3週目は東方神起、4週目はKinKi Kidsでまず間違いないだろう。互いに初動をどこまで伸ばせるかに注目だ。

~今日のふといいなぁ~
アポトーシス  by THE BACK HORN

2009年1月 5日 (月)

安室奈美恵、3年代でミリオン達成の快挙!

相変わらず「相棒」見まくってます。1日2話のペースで。

元日にスペシャルがあった関係で、住んでいる地域ではクリスマス明けくらいから午前中や夕方にSeason6の再放送が始まったのです。わーい

それを根こそぎ録画してたら…HDDがパンパンに。HDD「相棒」だらけ。

2月がかなり暇になりそうなので、そのころにゆっくり見ようかなと思っていたんですが。作戦失敗。

で、もうどんどん見ちゃってるわけです

今年はミスチルとか右京さん、Perfumeとかジェロとかも出演するってことで、紅白歌合戦も録画しようと思いました。

リアルタイムでは「ガキ使」見る気しかなかったので。

しかし!紅白長くて我がHDDに入りきらず。

で、「相棒」と「紅白」を天秤にかけ、「相棒」を採りましたとさ。音楽ファン失格か。

 
そうそう、「相棒」といえば昨年内最後のレギュラー放送で、亀山さん普通に辞めちゃったけど、どうなるんだろ。

スペシャルは結局、ゲストの田畑さんと一緒に行動していたけど、あれは一夜限りだったんだよね。

亀ちゃんの後任は誰がするんだろ。ん~、気になる。

 
「気になる」といえば、今日から関西でも「Perfumeの気になる子ちゃん」とかいう番組が放送開始するようで。

目的はもちろんPer…じゃなく、大輔!

宮川大輔が単体でレギュラーの番組ってあんまないので楽しみです。

 
さて、若干話は脱線したけど、これから当分「相棒」ライフは続きそうです。

本日は8/25付アルバムチャートに突入していきます。

では、さっそく…

8/25付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

第1位 BEST FICTION  /安室奈美恵

これで3週連続1位!

週間売上げは15.3万枚!

なんとリリース3週目にしてまだ15万オーバー。ここだけ次元が違う。

そして、この週で早々とミリオン達成。(累積:109.2万枚)

リリース3週でのミリオン達成は08年の最短記録となる。

さらに、今作のミリオン達成もって、10代、20代、30代と3年代続けてのミリオン達成という大記録を打ち立てた。

これは安室奈美恵で史上初とのことだ。

実は彼女にとって20代は苦難の時代で、20代のミリオンヒットは20代すぐにリリースされた98年のベストアルバムのみ。

その後は以前の記事でも綴ったように、小室プロデュースからの脱却、路線変更など紆余曲折を繰り返した。

それを乗り越え、30代でのミリオンとなったわけだ。

B'zやミスチルのように、ずっと売れ続けていたわけじゃないのが逆に凄いと言える。

ただ!このアルバムの真価はまだまだこれから。

今思えば、3週連続1位なんて奇跡の序盤に過ぎなかった。

第2位 SINGLES BEST  /徳永英明

徳永英明の約10年ぶりのシングル集が初登場で2位にランクイン。

初動売上げは8.7万枚。前作「VOCALIST 3」の初動11.6万枚からダウン

前作は大ヒットになったカバーアルバム。

今作は徳永自身の楽曲(シングルの代表曲)を集めたシングルコレクション。

ただ、徳永は今作リリース時までに42枚のシングルをリリースしており、全ては収録しきれないためか、厳選された28曲を収録している。

よって、シングル曲をオールコンプリートできる内容ではない。

カバーアルバムのヒットで息を吹き返し、その後オリジナル曲のシングルもいくつかヒットさせていたが、それらを収録したオリジナルアルバムではなく、それら収録したシングル集で勝負してきた。

よって、アルバム初収録シングルがいくつかある。

 
今作のリリース形態は【初回限定盤A(通常盤)】、【初回限定盤B】、【初回限定盤C】の全3パターン

基本がCD2枚組で、Bにはそれに加えてカバーシングル3作を収録したボーナスCD付き、Cには最新シングル4曲のPVを収録したDVD付き、となっている。

CD音源もDVD映像をすべて集めたいなら、BとCを買う必要があることになる。よって、複数枚購入促進商法

ただし、アルバムで単価が高いので複数買いするファンがどれだけいたかは微妙なところか。

やはり、その辺はアイドルのファンと一緒にはならないだろう。

もともとこの人のファンは年齢層高そうだし、そういった年齢の人たちには「同じCDを何枚も買う」という文化はがない可能性が高いし…。

何はともあれ、カバー集のヒットなしにこの初動は出なかったと思われ、あの「VOCALIST」のヒットはこの人にとって本当に大きな意味を持つものだったと実感させられる。

ただ、このベストで見切りを付けるファンが出ると少々きつい。

第3位 HB /九州男

先週の2位から1ランクダウン

週間売上げは2.6万枚。前週の4.2万枚から半減以上でキープ。

なかなかの粘りを見せており、一部の固定ファンだけの世界にはなっていない模様。

ただ、3位という順位はかなりラッキー。前週なら5位だった。

 
以下、ピックアップ。

第5位 ZERO /クレイジーケンバンド

クレイジーケンバンドの10枚目のアルバムが初登場で5位にランクイン。

初動売上げは2.0万枚。前作「SOUL電波」の初動2.2万枚から微減

リリース間隔はちょうど1年くらい。開きすぎたというほどの間隔ではない。

ただ、前作は先行シングルありだったが、「SOUL電波」以降はシングルのリリースをしていないので、今作はシングル曲がゼロ。それが響いたか。

ただ、前々作も初動2.2万枚なので3作連続で安定はしている。2万くらいの固定ファンはかなり強固なようだ。

~今日のふといいなぁ~
GREEN  by 浜崎あゆみ
稲村ヶ崎ジェーン  by ASIAN KUNG-FU GENERATION

2009年1月 4日 (日)

アニメタイアップ、着うた発、ルックス…売り込み方は多種多様!

本日はいきなりチャートチェックからはじめます。

前回記事で8/25付シングルチャートのTOP3を見終わったので、本日は4位以降をいくつかピックアップしていきます。

では、さっそく…

8/25付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第4位 WORLD END  /FLOW

FLOWの16枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。

初動売上げは3.2万枚。前作『WORD OF THE VOICE』の初動0.9万枚から大上昇

前作はアニメ「ペルソナ~トリニティ・ソウル~」OPで、今作はアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュR2」OP。

もともとアニメ主題歌など効果の高いタイアップがつくと、爆発的に数字を伸ばすFLOWだが、今回の上昇は特に凄く、05年6月の『DAYS』以来の初動3万枚突破となった。

「コードギアス」はアニメの中でもかなりタイアップ効果が高いもので、今回のFLOWも見事、大幅上昇。

ここで、FLOWの数作の成績を挙げてみると、

  • 『Re:member』初動1.1万枚(アニメタイアップ)
  • 『Around the world/KANDATA』初動0.5万枚
  • 『COLORS』初動2.4万枚(アニメ「コードギアス」タイアップ)
  • 『Answer』初動2.3万枚(ドラマタイアップ)
  • 『冬の雨音/NIGHT PARADE』初動0.7万枚
  • 『ありがとう』初動0.5万枚
  • 『WORD OF THE VOICE』初動0.9万枚(アニメタイアップ)
  • 『WORLD END』初動3.2万枚(アニメ「コードギアス」タイアップ)

上を見てもわかるように今作の初動はここ数作で最高のもの。

前に「コードギアス」タイアップがついた06年11月の『COLORS』より高い数字となった。かなりアニメファンの心を掴んだようだ。

それにしても、ここまでタイアップの効果で売上げが変動するアーティストも珍しい。

ソニー系にはアニメ頼りのタイプが多く所属しているが、この人たちが最もアニメ有りと無しの格差が大きい気がする。

これからもコンスタントに力のあるアニメのタイアップを付けていけば、その度に復活しそうだ。

 
以下、ピックアップ。

第7位 君のすべてに  /Spontania feat.JUJU

Spontaniaの4枚目のシングルが初登場で7位にランクイン。

初動売上げは2.3万枚。前作『サヨナラ…』の初動0.2万枚から10倍以上の急上昇

ご存じない方も多いと思うので一説入れておく。

「Spontania」は男性2人組のラップ系ユニット。

元Def TechのMicro設立のレーベルに所属し、07年4月から現在の名前で活動している。Microの弟分と捉えてもあながち間違いではない。

一方、「JUJU」はニューヨーク在住の女性シンガーソングライターで04年にデビュー。

06年11月の『奇跡を望むなら...』がUSENなどで脚光を浴び、知名度を上げた。その頃、あの「HEY!×3」にも出演している。

そんな両者がタッグを組んだのが今作で、CDリリース前から着うたが大ヒット。

「青山テルマ feat.Soulja」、「童子-T feat.BENI」に続く、男性ラップ+女性ヴォーカルの形式ということで話題になっていた。

早くから配信市場を賑わせていただけあって、CDもTOP10ヒットとなった。

昨年はこの着うたヒット→CDリリースの流れがホントに多かった。配信が普及したこれからは一般的な戦略になっていくのだろう。

加えて、08年よく目にしたのが「アンサーソング」という手法。

このシングルから3ヵ月後、青山テルマ&Souljaと同様に、今作もアンサーソングが制作され、リリースされた。そちらも見事ヒット。それについてはまた後日。

さて、問題はフューチャリングやアンサーソングから離れたあとだ。

当楽曲のヒットだけでSpontaniaとJUJUに十分な固定ファンがついたとは考えにくい。

このままでは「一発屋」と呼ばれる類になってしまう。売り出す側は頭を抱えるところだろう。

第8位 If I'm not the one/SEXY SENORITA /谷村奈南

谷村奈南の4枚目のシングルが初登場で8位にランクイン。自身初のTOP10入り。

初動売上げは1.7万枚。前作『JUNGLE DANCE』の初動0.7万枚から大上昇

前作ではやたら「Gカップ」の胸と現役女子大生という2点を前面に押し出したプロモーションで話題になったが、今回は普通にドラマタイアップ。

ただ、そのドラマ「四つの嘘」は平均視聴率1桁ということで、その効果がここまでもってきたとは考えにくい。

もう一方のタイトル曲は前作に近いエロティック路線だが、そのプロモーション量も前作ほどではなかった。

前作時にGカップ歌手として音楽番組以外にもメディア露出をしていたので、そのときの「タレント」としての活動で知名度が上がり、ファンが付いて今作で上昇してきたと捉えるのが正しいだろう。

加えて、リリース形態の関係もある。

前作が2種リリースだったのに対し、今作は両A面ということで全3種

両A面の2曲のPVが2種に分けて収録され、残りの1種はCDのみ盤となっている。DVD内容が違うので、複数枚購入促進商法と取れる。

ただ、彼女に複数買いするほどの狂信的なファンがどれだけついているかは微妙だが。

その辺はジャニーズファンやヘキサゴンファンと一緒にならないかもしれない。

 
余談だが、昨年のFNS27時間テレビでは、明石屋さんまとSMAP中居がおしゃべりする深夜枠のコーナーに登場。

さんまが「巨乳歌手としてがんばってるんだよね?」的な質問をしたときに、本人は困惑した様子だったので、「Gカップ女子大生」という売り込みは本人の意向と少し違うのかも。

~今日のふといいなぁ~
永遠の明日  by DEEN
僕へ  by EXILE

2009年1月 3日 (土)

15年ぶりに初動10万割れとなったのは…。

昨日は大阪にバーゲン漁りに行きました。

それにしても正月2日から、人がいるいる。

正月のバーゲンに行くのは初めてだったので、「店に入るのにも並ぶのかなぁ。」なんて考えで行ったら、建物に入るのに並びました

で、なんとか建物に入ったら、エスカレーターに乗るのに並びました。

エレベーターで待つことはよくあるけど…まさかエスカレーターに乗るのに並ぶとは もう並びのプロ。

そんなこんなで6、7時間ウロウロして、お目当てのダウンジャケットをゲットしてきました。

3万円のがバーゲンで2万円。まずまずでしょう

今まで1万円以下のダウンしか着たことがなかったんですが、こんなに着心地が違うんですね。新年初発見でした。

本日もチャートチェック進めときます。

前回、8/18付チャートを見終わったので、本日からは8/25付チャートに突入です。まずはシングルチャートから。

では、さっそく…

8/25付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 この瞬間、きっと夢じゃない  /SMAP

SMAPの43枚目のシングルが初登場で1位を獲得!おめでと~(^▽^)/

初動売上げは9.1万枚。前作『そのまま/White Message』の初動11.5万枚からダウン

ついにSMAPの初動が10万枚を割った

今作の指数は初日から前作を下回り、デイリー2日目では前作にはなかった大幅ダウン。

その時点で10万割れはほぼ確定的となっていた。(参考:SMAPに初動10万割れのピンチ到来。

SMAPのシングルの初動10万割れは93年の『$10』以来とのこと。15年ぶりの不況到来ということになる。

ついでに、『$10』のときはSMAPはまだ6人組ユニット。もしかして今の中・高校生ぐらいだと知らないのかな…。

よって、今作は5人組体制になって初の初動10万割れということに。

今作はTBSの北京オリンピック放送テーマソング。

しかし、ミスチル『GIFT』、レミオロメン『もっと遠くへ』に続き、まるで効果が発揮されていないような数字となった。

それでもSMAPは今作も魂のCD1種リリース。複数商法一切無し。

3種リリース、4種リリース当たり前といったジャニーズ勢では唯一の希少種だ。

ただ、それもかなり限界にきている感じ。

『世界に一つだけの花』で再び築いたある程度の地位もこの初動ではかなり危うい。

せめてDVD付をリリースして、それぞれのジャケット写真を変えれば10万ラインは堅いと思うのだが。

ビクターはかなり温厚なので、それもしてこない可能性が高い。次回のシングルはいかに。

第2位 I AM YOUR SINGER  /サザンオールスターズ

先週の1位から1ランクダウン

週間売上げは7.7万枚。前週の初動35.7万枚から大きくダウン

初動で35万枚以上出したとは思えない2週目の数字。

やはりリリース1週目に首都圏でBOXセットが品切れになってしまったことが大きく影響している模様。

ただそれでも、リリースから2週で累積は43万枚を突破。

第3位 崖の上のポニョ  /藤岡藤巻と大橋のぞみ

前週の3位をキープし、これで4週連続3位!!

なんと1ヶ月もの間、TOP3を守り抜いた。見事。

週間売上げは4.1万枚。前週の3.8万枚から上昇し、再び前々週のラインまで上げてきた。

これが本当に「ヒット」している作品のチャートアクションである。

果たして今年はこの曲のようなちゃんとしたヒット曲は生まれるのだろうか。

1週目固定ファンが買いあさってドカン→2週目以降誰も買わずすぐ消滅。これでは、いくら累積売上げが高くても普通の人の記憶に残らない。

おそらく、08年の年間TOP10で一番知名度があるのはこの曲なのでは?

~今日のふといいなぁ~
惑星  by ASIAN KUNG-FU GENERATION
20+∞Century Boys by Acid Black Cherry

2009年1月 1日 (木)

08年、斉藤和義も飛躍の年!

1231_6

携帯メールで使うと凝ってるように見えるけど、PC上で見ると貧相だなぁ。

ということで、

あっという間に年が明け、

もう元日の夜になってしまいました

 
「09年」というのはかなり馴染みのあるというか、書き飽きたというか、そんな年。

というのも、昨年数々の書類に卒業年を記入する際に死ぬほど書いたもので。

エントリーシートだけでも4、50は書いたから、たぶん100回近く「09」って書いたり、打ち込んだりしてるはず。

なので、ついにあの「09年」になったか~みたいな感じです。

 
今年は4月からいわゆる社会人になります。

社会人1年生ということで、いろいろ学ぶことの多い1年になると思うけど、餅のように粘り強く頑張っていきます1231001_2

ブログのほうも暇を見つけてコツコツ更新していこうと思いますので、どうか今年もよろしく

地元に帰れないと、正月もかなり暇です。9時の「相棒SP」まで暇です。

なので、元日ですが、きっちりチャートチェックをやっときます。

本日は8/18付のアルバムチャートをチェックです。

では、さっそく…

8/18付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの曲!

第1位 BEST FICTION  /安室奈美恵

2週連続1位!

週間売上げは25.7万枚!

前週の初動売上げは68.1万枚

同等の初動を出したEXILEの「EXILE LOVE」、「EXILE CATCHY BEST」がそれぞれ…

LOVE:初動67.0万枚→2週目25.2万枚
CATCHY:初動68.0万枚→2週目18.7万枚

という推移だったことを考えても、かなりの粘りであることがわかる。

この時点で既に累積は93.9万枚

翌週(リリースから3週)でのミリオン突破が確実になり、EXILEの「EXILE LOVE」以来の好推移となった。

ただ、まだこれは奇跡の序盤。

このアルバムが本領発揮するのはこれからだ。

第2位 HB /九州男

九州男の1stフルアルバムが初登場で2位にランクイン。

初動売上げは4.2万枚。前作「こいも俺ですばい」の初動2.1万枚から倍増

前作はミニアルバムで、前々作もミニアルバム。今作は自身初のフルアルバムとなる。

前回のミニアルバムで一気にTOP10入りを果たしたかと思えば、08年2月にリリースされた初のシングル『1/6000000000 feat.C&K』は初動1.7万枚を記録。

そんな人気が順調に上昇する中リリースされたのが今作。

見事シングル、アルバム含めて自身最高位、最高初動をマークすることとなった。

このまま順調にファンを増やしていけるのか、それともこの辺がマックスなのか。メディア露出もほぼゼロなので、なかなか掴みにくい。次回作の動きにも注目だ。

ちなみに、読みは「くすお」である。間違っても「きゅうしゅうおとこ」と読まないように。

第3位 EXILE ENTERTAINMENT BEST  /EXILE

前週の2位から1ランクダウン

週間売上げは3.5万枚。前週の8.1万枚からまた大きめのダウン。

やはり収録内容の問題か「CATCHY BEST」とは全く違うチャートアクションとなっている。

オリジナルアルバムでもここまでガクンガクンと下がらないのでは。2週目以降の勢いがまるで感じられない。

この時点で今作の最終的な売上げが前作(「CATCHY BEST」)の初動売上げに届かないことがほぼ確定した。

それでも初動が高かった分、この週で累計50万突破。

第4位 「歌うたい15」 SINGLE BEST 1993-2007  /斉藤和義

斉藤和義の3枚組ベストアルバムが初登場で4位にランクイン。

初動売上げは3.3万枚。前作「I♥ME」の初動1.5万枚から倍増

つい2年半ほど前に「黒盤」、「白盤」というベスト的な内容のアルバム(公式HPでは「Selection Album」と表記)をしているが、ここでまたベストをリリース。

ただ、今作はシングル曲以外にも他アーティストとのコラボ楽曲やインディーズ音源なども収録され、さらに3枚組というボリューム。

固定ファンに訴求するには十分すぎる内容で、さらにライト層にまで訴求成功となったようだ。

斉藤和義はこのアルバムを引っさげて、多くのメディアに顔を出した。

特にテレビ番組は普段出ないため、結構印象的であった。

「Mステ」や「HEY!HEY!HEY!」をはじめとする音楽番組はもちろん、「特ダネ」といった朝の情報番組まで幅広く出演を重ねた。

その効果があってか今作は彼にとっては異例のロングヒットモードへと突入する。

今作の売上げが評価され、昨年末にはなんとレコード大賞にも出演した。

08年に一気に知名度がアップしたであろう斉藤和義。事務所としては思わぬところで稼ぎ頭が登場したようなかたちだが、09年ははたしてどんな売り方をしていくのだろうか。

変にリリースペースをアップしたり、ポップすぎる曲ばかり書かせたり、それは避けてほしいというのがファンの心境だと思う。

まぁ、ビクターならきっと彼の意向を尊重しながらうまくやってくれると。

~今日のふといいなぁ~
奇跡  by THE BACK HORN
Keep the faith  by KAT-TUN

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