Twitter

  • 私服ツイート

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月の記事

2009年2月28日 (土)

恋人にしたいアーティスト'09春

先週のCDTVで恒例の「恋人にしたいアーティスト」やってましたね。

数あるCDTVの特集の中でもかなり長年続いている名物企画です。

「へぇ~この人こんな人気あるんだぁ~。」とか「あ、この人アーティストなんだぁ~。」とか思いながらただ見るのもいいですが。

チャートファンとしては固定ファンの量を計るうえでの貴重な資料として役立てていきたいのです。

てことで、いつでも参考にできるようにまとめておこうと思います。

(前回の「恋人にしたいアーティスト」から順位がアップした人には「」をダウンした人には「」、キープした人には「」、新たに登場した人には「」を付けております。)

:;;;:+*+:;;;:+*+男性編+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

赤西仁(KAT-TUN)
亀梨和也(KAT-TUN)
山下智久(NEWS)
TAKAHIRO(EXILE)
hyde(L'Arc~en~Ciel)
増田貴久(NEWS)
松本潤(嵐)
堂本光一(KinKi Kids)
錦戸亮(NEWS・関ジャニ∞)
10ジェジュン(東方神起)
 
11岡野昭仁(ポルノグラフィティ)
12手越祐也(NEWS)
13清木場俊介
14DAIGO(BREAKERZ)
15山田涼介(Hey! Say! JUMP)
16櫻井翔(嵐)
17新藤晴一(ポルノグラフィティ)
18西島隆弘(AAA)
19上地雄輔
20yasu(Janne Da Arc)

.。.:**:.。..。.:**女性編**:.。..。.:**:.。.

浜崎あゆみ
YUI
高橋愛(モーニング娘。)
中川翔子
田中れいな(モーニング娘。)
持田香織(Every Little Thing)
安室奈美恵
川嶋あい
のっち(Perfume)
10久住小春(モーニング娘。)
 
11aiko
12吉岡聖恵(いきものがかり)
13大塚愛
14新垣結衣
15千紗(GIRL NEXT DOOR)
16木村カエラ
17倖田來未
18BoA
19水樹奈々
20絢香

昨年あれだけブレイクしたはずの嵐のメンバー、松本潤、櫻井翔が軒並みランクダウン。さらに、相葉雅紀は圏外へ。

逆にNEWSのメンバーは軒並みランクアップ。

嵐の順位が高くなかったり、SMAPが1人も入ってないところを見ると、このランキングで上位に入っているうちは狂信的ファン以外の人にあまり受け入れられていないということなのかも…。

それにしても、男性はジャニーズの支配下みたいになってます。

 
そんな中で…

個人的には20位にyasuが登場したところで一番盛り上がりました。

 
一方、女性のほうはTOP3が総入れ替え。

前回2位のELT持田が一気にダウン。

前回1位のYUIも2位にダウン。

持田はELTでの活動を休止中で、YUIも昨年秋からリラックス休暇に入ってます。

そういった条件下では、多少人気は下がるものなのかな。

 
昨年一気にブレイクしたPerfumeからはのっちが初のTOP10入り。

あとの2人はTOP20にも顔を出さず。これはわりと意外でした。

 

ちなみに前回のTOP20は以下のとおりでした。

男性編

  1. 赤西仁
  2. 亀梨和也
  3. hyde
  4. 松本潤
  5. 山下智久
  6. TAKAHIRO
  7. 増田貴久
  8. ジェジュン
  9. TAKUYA∞
  10. 櫻井翔
  11. 堂本光一
  12. 岡野昭仁
  13. 小渕健太郎
  14. 錦戸亮
  15. 上地雄輔
  16. 手越祐也
  17. 相葉雅紀
  18. 新藤晴一
  19. 小池徹平
  20. DAIGO

女性編

  1. YUI
  2. 持田香織
  3. 浜崎あゆみ
  4. 大塚愛
  5. aiko
  6. 高橋愛
  7. 川嶋あい
  8. 吉岡聖恵
  9. 矢島舞美
  10. 新垣結衣
  11. のっち
  12. 安室奈美恵
  13. 絢香
  14. 木村カエラ
  15. 倖田來未
  16. 宇奈美綾子
  17. hiroko
  18. BoA
  19. 倉木麻衣
  20. 田中れいな

さて、チャートチェックに移ります。

本日は10/13付チャートに突入です。まずはシングルチャートから見ていきます。

では、さっそく…

10/13付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 Happy Birthday  /NEWS

NEWSの10枚目のシングルが初登場で1位を獲得!おめでと~(^▽^)/

初動売上げは20.1万枚。前作『SUMMER TIME』の初動20.1万枚と同じ。

端数処理なしだと、前作201,266枚で今作201,304枚。38枚とか誤差がない。

狂信的なファンが多く、なかなか数字が動きにくいジャニーズアイドルといえども、ここまで不変の数字は珍しい。

今作はSEAMOが楽曲を提供したということで話題になっていた。

リリース形態はいつもどおり、ジャケット仕様&3曲目違いで2パターン。複数枚購入促進商法

タイアップも前作に引き続き、CMソング。

リリース条件が同じなら、楽曲がどうであれ同じ数字が出るというジャニーズの典型例を突き進んでいる。

 
ちなみに、今作でデビューから10作連続の1位となる。

これは'00のKinKi Kids以来となるらしい。

まあ、この記録自体はジャニーズのためにあるようなものなので、特に触れるものでもない。

第2位 Trickster  /水樹奈々

声優系アーティスト、水樹奈々の18枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

初動売上げは5.7万枚。前作『STARCAMP EP』の初動3.7万枚から大きく上昇

なんとここにきて、自己最高初動を叩き出してきた。

05年の『ETERNAL BLAZE』で一気に初動を上げ、そこから安定期に。

07年の『SECRET AMBITION』で再び初動を大きく伸ばしてからも少しずつ数字を上げていたのだが、前作で一旦上昇を終えていた。

てことで、前々作がMaxなのかなと思っていたのだが、ここで一気に5万台後半まで上昇させてきた。

 
収録曲数など仕様面は4A面状態だった前作のほうが豪華だし、タイアップもアニメ「ロザリオとバンパイア」のOP&EDで同じ。

唯一、今作にはタイトル曲に「アニメロミックス」CMタイアップがついているのが違いだが、このタイアップがそこまで効果があったとは思えない。

楽曲が前作に比べ、ファンに受け入れられたと考えるしかないといったところ。

とにかく、このご時世なら十分1位を狙える数字であることは確か。

声優のシングル1位獲得はまだなかったはず。

これくらいの数字を出していけるのなら、彼女による偉業達成の日は近いのかもしれない。

第3位 The Birthday~Ti Amo~ /EXILE

前週の1位から2ランクダウン

週間売上げは5.4万枚

前週の初動17.1万枚からダウンだが、前作『Pure/You're my sunshine』よりかなり粘っている。(『Pure』は先行シングルということもあり、初動12.1万枚→2週目2.0万枚だった)

リリース週の金曜に放映された「金スマ」効果が、このリリース2週目にもまだ効いていたようだ。

よく「EXILEはアイドル化してしまった」という声を聞くが、チャートの数字上はまだまだアーティスト的な推移である。

アイドルの代表であるジャニーズ勢は8分の1とか10分の1がざらなのだから。

~今日のふといいなぁ~
しるし  by Mr.Children

2009年2月26日 (木)

ありがとう夢の国。

今朝、卒業旅行から帰ってきました!

15年ぶりのディズニーリゾート、ん~満喫しました
 

15年前はまさかの「ミッキーたち怖い病」にかかり、一緒に写真撮るの怖くてキャラクターから逃げ回りましたが、今回は大丈夫でした。

 

しかし…あいかわらず深夜バスは地獄

1日目はまさかのゼロ睡眠で夢の国へ。
 

夢の国で夢の中へ逝きそうになりつつも、見事人気のアトラクションは制覇。

「ビッグサンダー・マウンテン」が一番楽しかったです

絶叫系以外なら、「バズ」と「プー」がよかった。「プー」は最高に和みました。

 
シーズンということもあって、100分待ちとかざらでしたが、詳しい子がいたので、ファストパスとかいうのを駆使しながら、かなり効率的に回れました。

 
そうして、夢の国にいる間は頑張れたんですが、ホテルで風呂入ってからの記憶が曖昧です。

前日の昼12時に起きてから、ず~っと寝てなかったんだから、だいたい32時間くらい起きていたことに。

「起きている」ことに関してなら、24時間テレビの司会なんて余裕だろと感じました。

 
旅行のことについては、前回の箱根・伊豆と同じく、また書こうと思います。

時間があれば。

 
さあ、引越しまで……あと5日!

Cimg0246_2

みんなで「やったー」の図。

さて、チャートチェックに移ります。

前回記事で10/6付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを見ていきます。

では、さっそく…

10/6付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの作品!

第1位 super.modern.artistic.performance
/SMAP

SMAPの18枚目のアルバムが初登場で1位を獲得!おめでと~(^▽^)/

初動売上げは21.4万枚。前作「Pop Up! SMAP」の初動32.1万枚から大幅ダウン

前作はここにきてまさかのオリジナルアルバム自己最高初動であった。

それからおよそ2年と2ヶ月の歳月を経てリリースされたのが今作だ。

 
この約2年の間にSMAPのシングル売上げは大きく低迷。

06年10月の『ありがとう』で初動20万割れを起こすと、次作『弾丸ファイター』は初動11万枚までダウン。ブレイク後としては最低クラスの数字となった。

楽曲不評のための売上げ低迷かと思われたものの、次作『そのまま』でも売上げは回復せず。

当ブログでも、『Dear WOMAN』の頃ののべ10万人はどこに行ってしまったんだと疑問を投げかけることしかできない状態であった。(参考:29歳差ってどんな感じなんだろう。

 
初動売上げが20万台前半になるのは02年の「SMAP 015/Drink! Smap!」以来。

このアルバムからリカットされた『世界に一つだけの花』が空前の大ヒットを記録してからは、

「SMAP 016/MIJ」初動30.1万枚
「SMAP017/SAMPLE BANG!」初動28.5万枚
「SMAP018/Pop Up! SMAP!」初動32.1万枚

と初動売上げは30万台付近でかなり高騰していた。

だが、その高騰は今作でひとまず終了。

『世界に一つだけの花』で覇権をゲットする前の水準に戻った感じになる。

 
ただそれでも、シングルで10万割れをしながら、アルバムで20万越えはかなり凄い

とはいっても一般のアーティストならばさほど驚くほどのことではないのだが、SMAPはジャニーズのアイドル。

そう、ジャニーズのアイドルといえば「シングル売上げ>アルバム売上げ」という珍現象が大きな特徴のひとつ。

それがSMAPには当てはまっていない。ちゃんと「シングル<アルバム」になっている

さらに、ジャニーズアイドルといえば、複数商法で1人に何枚も買わせようとするのが恒例だが、SMAPにはこれも当てはまらない。

初回盤のみパッケージが豪華みたいだが、実質はCD1種リリース

よく「SMAPはもうジャニーズじゃない」とか「SMAPは別格」なんて話を聞くが、このチャートアクションを見るとそれも大いに頷ける。

数字に出ているのだから。

 
ちなみに、SMAPは今作の売上げが加算されて、アルバム総売上が1000万枚を突破

アルバム総売上1000万枚突破は06年6月のスピッツ以来、史上27組目の快挙となる。
 

第2位 B'z The Best "ULTRA Treasure"  /B'z

前週の1位から1ランクダウン

週間売上げは7.7万枚。前週の初動41.3万枚から大きくダウン

一気に5分の1以下になってしまった。

前作「B'z The Best "ULTRA Pleasure"」は初動56.1万枚で、2週目15.3万枚。4分の1以上。

明らかに前作に比べ、今作は粘れていない。

「マニアベスト」だけあってライト層にはあまり訴求できなかったようだ。
 

第3位 12 Love Stories  /童子-T

童子-Tのコンセプトアルバムが初登場で3位にランクイン。

初動売上げは6.3万枚。前作「ONE MIC」の初動0.5万枚から大上昇

これまでアルバムの最高位は05年の「童夢」の32位だったが、初のTOP10入りどころか初のTOP3入りとなった。

今作は"LOVE"をテーマにした全曲ラブソングのコンセプトアルバムとのこと。

よって、過去の楽曲も収録されているため、オリジナルアルバムではない。

 
「BENI」こと安良城紅をヴォーカルに迎えたシングル『もう一度…feat.BENI』がTOP10ヒットを記録。

「男性ラッパー+女性ヴォーカル」という08年ヒットの方程式をもろに使ってのヒットであった。

いわば今回のアルバムはそういった「男性ラッパー+ゲストヴォーカル」の曲を集めた作品。

上のBENIのほかにも、このやり方の代表選手である青山テルマとJUJU、若手伸び盛りの加藤ミリヤや清水翔太、さらにはKREVAなどバラエティに富んだアーティストとコラボが成されている。

流行のど真ん中で勝負とあって、やはり高い数字を残した。

 
かつてはアトミックボムレコーズ所属で、いろんな意味でかなりハードなラッパーだった童子-Tだが、そういうのからは完璧に足を洗ったみたい。

 
とりあえず、テルマといい、童子-Tといい、昨年のユニバーサルミュージックはこの手法でかなり稼いだものだ。

~今日のふといいなぁ~
正義の味方  by スガシカオ
桜  by FUNKY MONKEY BABYS

2009年2月21日 (土)

タイトル曲表記順入れ替え商法?

昨日の「Mステ」にaikoさんが出ていました。

ランキングで1位になったaikoさんはブルブルと震えて涙声に。

それでも、頑張ってトークしようとする姿を見て、思わずジーンとしてしまいました

人間、本当に嬉しいときは今回のaikoさんみたいになるのかも。

心から、おめでとうございます

オリコンでシングル1位を取ったことがないというのはこのブログで何度も綴ってきたけど、「Mステ」のシングルランキングでも1位は取ったことなかったんですね。

 
それにしても、1位発表後のaikoさんのあの反応を見る限り、少なくとも彼女自身の意向で1位を取らずにいたわけではないように感じました。

けどもし、ここまで偶然毎回ビッグネームに当たり続けてきたのだとしたら…

それはそれで凄い。

さて、チャートチェックに移ります。

前回は10/6付シングルチャートの1位、2位をチェックしたところで終わっていましたので、本日は3位以降を新譜中心にピックアップしていこうと思います。

では、さっそく…

10/6付オリコンウィークリーシングルチャート、第3位はこの曲!

第3位 ペッパー警部 /モーニング娘。

モーニング娘。の37枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。

初動売上げは3.9万枚。前作『リゾナント ブルー』の初動4.8万枚からダウン

今作は言わずと知れたピンクレディーのカバー曲。

カップリングも岩崎宏美のカバー曲で、メジャー初のつんく作詞作曲楽曲なしのシングルとなっている。

今回のダウンに関しては、楽曲の問題はさほどなく、リリース形態の変化が主な要因だと思われる。

前作も今作も【初回限定盤A】、【初回限定盤B】、【通常盤】の全3種リリースなのだが、前作は限定盤A、BともにDVD付だった。

それに対し、今作はDVD付は限定盤Aのみで、限定盤Bはブックレット付となっている。

06年の『歩いてる』以来はずっとこの形式だったので、DVDが2種あった前作が特別で今作は元に戻ったと捉えればいい。

ファン心理はあまりわからないが、おそらくDVDとブックレットなら、DVDのほうが購買意欲は高まるはず。

なので、今作でのダウンは想定の範囲内といったところか。

 
今作もいつもどおり「イベント抽選シリアルナンバーカード」を封入。

恒例の「イベント商法」で、収録曲などに違いはないものの複数枚購入促進商法だといえる。

とりあえず、ファンが頑張ってこのくらいの数字を出してくれれば、1位は厳しいにしてもTOP10入りは当分安泰である。

 
以下、ピックアップ。

第6位 世界は踊る/灼熱  /BREAKERZ

DAIGO率いるバンド、BREAKERZの2枚目のシングルが初登場で6位にランクイン。

初動売上げは2.0万枚。前作『SUMMER PARTY/LAST EMOTION』の初動1.5万枚から上昇

前作がデビュー曲でいきなりTOP10入りを達成。

このブログでも、ビーイングから久々にヒットの出せるアーティスト(アイドル?)誕生と綴った。

当時の記事では「さて、この後、どれだけ固定ファンを獲得していくことができるか。そこにかかっている。」なんて偉そうに締めたが、見事2作目でも初動を上昇させてきた。

DAIGOのバラエティ番組での活躍と前作のヒットによる煽りが上昇の主な要因だろう。

 
初動を上げてきたのは立派だが、実は前作チャートイン時には他に書くことが多すぎて触れられなかったことがある。

それは、リリース形態についてである。

前作も今作も、なんと全4種リリース

今作も前作も両A面シングルなのだが、そのタイトル曲の順番を入れ替えることでパッケージを増やしている

『世界は踊る/灼熱』で【CD+DVD】、【CDのみ】の2パターン。

さらに、『灼熱/世界は踊る』で上と同じように【CD+DVD】、【CDのみ】の2パターン。計4パターン。

ちなみに、ジャケット写真も4種すべて違っている。

収録曲に違いはないが、DVD内容が異なるため複数枚購入促進商法であるといえるだろう。

他のアーティストでもやっている人はいるかもしれないけど、あまり見たことない。

タイトル曲表記順入れ替え商法とでも言おうか。

ただ、4種すべて買うような狂信的なファンがBREAKERZに多くついているかと言われると微妙。

そこはジャニーズアイドルや、キャリアの長い固定ファンがっちりアーティストとは一緒にならない。

それでも、DVD付が2種あるので複数枚購入しているファンが少なからずいるはず。CDと違って、DVDはレンタル不可のところが多いし。

 
それにしても、B'zに愛内里菜、そしてBREAKERZ。ビーイングも複数商法にどっぷり浸かってしまった。

第7位 LIGHT IN YOUR HEART/Swing!  /V6

前週の1位から6ランクダウン

週間売上げは1.4万枚。前週の初動8.2万枚から大きくダウン

相変わらずのジャニーズダウンではあるが、前作は今作とそう変わらない初動で2週目に1万割れを起こしていた。

ウルトラマン効果なのかどうかは不明だが、これでも今作のほうが若干粘っているほう。

ただ、やはりこの推移だと今作も「V6といえば?」と尋ねて曲名が出てくるような代表曲にはなりそうにない。

第9位 SAYONARAベイベー/恋シテル /加藤ミリヤ

加藤ミリヤの13枚目のシングルが初登場で9位にランクイン。

初動売上げは1.2万枚。前作『19 Memories』の初動1.2万枚と同等。

ただ、前作は不幸にも高レベル週にリリースしてしまったために、初登場16位だった。

なので、ほぼ同じ初動ながら順位は前作から一気に7つも上昇した。

ただし、リリース形態は1種リリースだった前作から変わって、今作はDVDの有無で2種リリースとなっている。

そのリリース条件で前作から平行線なので、実質のところ前作よりも勢いはないのかも。

それでも、ここ数作は安定して初動1~1.5万枚あたりを出せているので、この調子でいけば前作のような不運な週に当たらない限り、TOP10入りを続けていけそうだ。

~今日のふといいなぁ~
夏蝉  by ASIAN KUNG-FU GENERATION
You know you love me?  by 木村カエラ

2009年2月20日 (金)

EXILE、「金スマ」効果爆発で初動17万オーバー!

EXILEの話題の前に、デイリーチャートをチェックしておこうと思います。

今週のシングルチャート、前回記事では「aiko、初の1位なるか」に注目し見ていきました。

本日もその続きを。

 
昨日発表された水曜付デイリーチャート。

順当にaiko『milk/嘆きのキス』が1位をキープし、
その指数は10422

前回記事の予測値11543を少し下回ってしまった。

Milk2

これによって、初動が7万枚に届かない可能性が浮上

しかし、それでも2位のAcid Black Cherry、3位のモーニング娘にはダブルスコアをつけており、初の1位獲得は揺るがないものとなった

 
そして、本日つい先ほど発表された木曜付デイリーチャート。

デイリー3日目もaikoが1位をキープ。

ただ、その指数は4419となり、またしても前日時点での予測を下回ることに。

この予測に用いているのは前作『KissHug』の指数推移。

つまり、売上げペースは前作『KissHug』を下回っていることとなる。

Milk3

Milkexcel2_2

この予測上では、推定初動は6.6万枚止まりということに。

もし、補正が前作並みに強くかかったとしても、下の6.8万枚程度までしか伸びないという予測が導かれた。

どちらにせよ、前作『KissHug』の初動7.5万枚を割れ込むことは避けられそうにない。

 
デイリー3日目でもモー娘とABCともに下しているため、自身初のシングル週間1位はもう確定状態。

しかし、肝心の売上げ枚数のほうは苦戦を強いられそうだ。

 
実はかなりの激戦になっているモー娘、ABCによる2位争いも含めて、明日以降も要チェックである。

さて、チャートチェックに移っていきます。

本日は10/6付チャートに突入です。やっと10月付です。

では、さっそく…

10/6付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 The Birthday~Ti Amo~ /EXILE

EXILEの28枚目のシングルが初登場で1位を獲得!
おめでと~(^▽^)/

初動売上げは17.1万枚!前作『Pure/You're my sunshine』の初動12.1万枚から上昇

08年を「EXILE PERFECT YEAR」と題し、3枚のベストアルバムをリリースしたEXILE。

今作はその3枚のうち2枚が大ヒットする中で、リリースされたシングル。

ちなみに、前作は1枚目のベストの先行シングルであった。

つまり、今作はベストアルバムのヒットによる煽り、勢いを十分に受ける中でリリースされた最初のシングルだといえる。

このときのEXILEの勢いは凄まじいものがあり、初動上昇もうなずける結果である。

ただ、今作のリリースに関しては追い風ばかりではなかった。

 
au LISMOタイアップと映画主題歌のダブルタイアップであった前作に対し、今作はほぼノンタイアップ。

タイアップがあるのとないのとではリリース時点での世間への浸透度に大きな差が生じる。

しかし、そんな逆風をもろともしないあたり、昨年のEXILEの勢いを感じずにはいられない。
 

ただ、この初動売上げ高騰については他にも大きな要因があった。

今作の指数推移は非常に珍しいものなので、グラフとともにフィードバックしていこうと思う。

Tiamo_3

グラフで一際目立っているのが土曜付での急激な指数の上昇であろう。

週末でも指数を回復させられないアーティスト・アイドルが増えている昨今、この指数回復は異常なものである。

これには、金曜に放映された「金スマ」こと「中居正広の金曜日のスマたちへ」が大きく関わっていると思われる。

この週の「金スマ」ではEXILE特集が2時間以上にわたって放映されたのだ。

さらにその内容も、ただトークして歌って終わりといった一般の歌番組のようなものではなく、メンバー1人ひとりの半生を振り返るようなドキュメント形式で2時間どっぷり。

多くの人にEXILEを認知させるのには十分すぎる内容だったといえる。

その効果は放送終了後、すぐに現れる。

「レコチョク」の着うたフルランキングの上位には、過去曲も含めてEXILEの楽曲がずらりと並んだのだ。

そして、その放映効果が翌日以降のCD売上げにも直結し、この倍増を超える指数高騰となったのである。

過去の傾向からして、EXILEは週末にそこまで大きく指数を回復させるタイプではない。

もし、この放映がなければ、週末の指数は高く見積もっても7,000程度だった可能性が高い。

そうなると「金スマ」は初動を2万枚近く持ち上げたことになる(14,380-7,000+10,707-7,000=11,087に1.75を乗じると19,402枚)。

 
歌番組以外の番組にアーティストが出演すると強いという例は以前に木山裕策などでも見られた。

多少観点はズレるが、昨年大ブレイクを果たしたヘキサゴン勢もバラエティ番組から生まれ、歌披露の場も歌番組ではなく、そのバラエティ番組内であった。

ここまで多くのアーティストが成果を上げるとなると、今後も歌番組以外の番組を使ったプロモーションは多く見られそうだ。

 
第2位 あなたと  /絢香×コブクロ

絢香×コブクロの2枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

初動売上げは8.2万枚。前作『WINDING ROAD』の初動13.1万枚から大きくダウン

前作に続き、今作も日産「キューブ」CMソング。

そのCMはCDリリースの2ヶ月以上前からオンエアされており、世間での認知度も高かったと思われるのだが、初動は前作を大きく下回ることとなった。

初動2万台がやっとの絢香からすればかなりの躍進であるが、ここ数作連続で初動を10万台に乗せているコブクロからすれば減速モード。

単純に楽曲が前作ほど受け入れられなかったのだろうか。

 
リリース形態は前作と変わらず、CD1種リリース。

さらに、555円という安価も前作と一緒。

タイアップ、リリース形態が前作と何も変わっていないので、その他の要因が数字ダウンの原因ということに。

まぁ、もともと1回だけの企画モノ的な印象が強かったので、そこから2作目となると話題性からしてもダウンは仕方がないところか。

あとはコブクロがこのシングルの前にバラード系連発だったので、バラード需要はそんなに高くなかったといったところか。

Anatato_2

EXILEでもアップしたので、こちらもアップしておくと今作の指数推移は上のとおり。

EXILEのグラフと比べてもらうとわかるが、火曜付→水曜付でよく粘っている。

EXILEが水曜付で大きく指数を落としたことで、木曜付~日曜付の間のどこかでデイリー1位を奪取することも考えられたが、EXILEが先述した「金スマ」効果で爆上げしたために、それは叶わなかった。

 
 
ちなみに、気づいた方もいるかと思うが上にアップした2つのグラフには通常ならあるはずのない「月曜付」の欄がある。

実は、この週、ちょっと珍しい週で新譜が月曜付から登場したのである。

 
この週の新譜のリリース日は9月24日。そして通常、店頭にはそのリリース日の前日(「フラゲ日」と呼ばれている)に並ぶ。

しかし、9月24日の前日である9月23日は「秋分の日」で祝日。お休み。

そのため、流通の関係上、いくつかの店では月曜日から店頭へ並ぶことになったのである。

 
これからも火曜日が祝日になることは度々あると思われるので、今回のデータは参考として押さえておきたい。

ちなみに、EXILEの水曜付指数は火曜付の約3.7倍、絢香×コブクロの水曜付指数は約2.5倍となっている。

~今日のふといいなぁ~
8823  by スピッツ
sweetie by 木村カエラ

2009年2月18日 (水)

aiko、初のシングル1位獲得へ好スタート!!

久しぶりにデイリーチャート速報を。

今週リリースされる主なシングルを以前の新譜チェックの記事から引用しておくと、

  • 眠り姫 - Acid Black Cherry
  • milk/嘆きのキス - aiko
  • 泣いちゃうかも - モーニング娘。
  • 三日月 - くるり
  • 桜 - FUNKY MONKEY BABYS
  • 永遠 - BoA
  • GRAND FINALE - BREAKERZ
  • a Place for Us - CHEMISTRY
  • Crazy For You - 谷村奈南

こんな感じ。

 
これらの新譜が初登場する火曜付(2/17付)デイリーチャートが先ほど発表された。

注目のデイリー初日、1位の座に立ったのは…

aiko『milk/嘆きのキス』!

初日指数は15068!

これに「デイリー⇒ウィークリー」の変換数値1.75を乗じると、26369(枚)!

前作『KissHug』の初日指数14859を僅かながら上回ってきたことで、最終的に売上げは7~8万枚ラインまで伸びると思われる。

そして、もしそのラインまで売上げが到達すれば週間1位は確実だといえる。

 
さて、なぜ久々にデイリーチャートをチェックしたのか。

それは今週、aikoにとって大きな記録が達成されようとしているからである。

 
aikoは98年7月に『あした』でデビュー。

99年リリースの『花火』、『カブトムシ』で一気にブレイクしてからは、00年の『ボーイフレンド』や05年の『キラキラ』など多くのヒット曲を生んできた。

今作が25枚目のシングルとなるaikoだが、実はこれまでシングルで週間首位を獲得したことがない

ここ数年も、余裕で1位を獲得できる初動6~8万枚を安定して出していながら、毎回ビックネームとリリース日が被り、シングル最高位は2位にとどまっていた。

あまりに毎回ビックネームとぶつかるために、一部では「aikoはわざと1位を取らないようにしている」などという都市伝説が出てくるほど。

そのaikoがデビューから11年目となる09年、ついに週間1位の座をつかもうとしているのだ。

これをピックアップせずにいられるかって話である。

 
さて、前作『KissHug』の指数推移をもとに、今後の指数推移を予測したのが次のグラフとExcel画面である。

Milk1

Milk_excel

この予測上では、現時点での売上げの最終到達地点は7.3万枚と導かれている。

ちなみに、前作『KissHug』は補正が強めにかかり、1.83…にまで高騰した。

もし、今作も補正が強めにかかった場合の初動売上げ予想がの下の数字で、7.5万枚となる。

 
1位争いの相手はモーニング娘。とJanne Da Arcのヴォーカル、yasuのソロプロジェクトAcid Black Cherryの2者。

モー娘の前作『ペッパー警部』は初動3.9万枚、Acid Black Cherryの前作『ジグソー』は初動4.3万枚。

火曜付デイリーの指数を見るに、両者の初動は前作とほぼ同等、もしくは多少上昇程度におさまると思われ、そうなるとaikoの1位獲得は固い。

記録達成の瞬間を固唾を呑んで見守る一週間になりそうだ。

さて、チャートチェックに移ります。

本日は9/29付アルバムチャートを見ていきます。

では、さっそく…

9/29付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの曲!

第1位 B'z The Best "ULTRA Treasure"  /B'z

B'zの20周年記念ベストの第2弾が初登場で1位を獲得!おめでと~(*^▽゜*)ノ

初動売上げは41.3万枚!前作「B'z The Best "ULTRA Pleasure"」の初動56.1万枚からダウン

前作はシングル曲を中心に選曲したオールタイムベスト。

今作はインターネットでのファン投票により収録曲を決定した、いわば「裏ベスト」のような内容。

その「裏」っぷりは相当なもので、なんとCD2枚組全31曲のうちシングルA面曲が5曲しかない(新録含)。

他の26曲はどれもカップリング(B'zの場合は「2nd beat」と呼ぶ)やアルバム曲ばかり。

スポーツ報知の記事では「マニアベスト」と書かれていたが、まさにその通りの内容と言える。

この収録内容でライト層に訴求するのはかなり難しく、これだけ見るとよく40万も売れたなといった印象。
 

ただ、今回はその印象で終わることができない。40万も売れた要因となる重要なポイントがひとつあるからだ。

それは、今作でついにB'zもアルバムで複数枚購入促進商法に手を出しているということである。

今作のリリース形態は【2CD+DVD】と【3CD】の2パターン。

2CDの内容は同じだが、前者にはライブ映像が収録されたDVD、後者には新曲『いつかまたここで』を収録したDISC3が付いている。

映像、音源を購入ですべて集めるには両方を買わなくてはならないため、複数枚購入促進商法ということになる。

特に、このB'zのような熱狂的なファンも持つアーティストが複数商法を使うと効果がバツグンに出る。
 

以前にB'zはシングル『SPLASH!』で4種リリース&3種は異内容DVD付という強烈な商法を使った。

そのときの前作からの初動の伸びはハンパないものだった(『ゆるぎないものひとつ』初動16.1万枚⇒『SPLASH!』初動27.1万枚で約11万枚増)。

それを考えると、アルバムで単価が高いので『SPLASH!』のときほどではないとしても、商法によって売上げが少なからず持ち上げられていると考えられる。

 
そうはいっても、いくら複数商法を使っていようが、このご時勢に初動40万枚越えは凄い。

ただ、前作「ULTRA Pleasure」のとき同様、「B'zのベストアルバム」という前提を置くと初動41.3万枚でも少し寂しい数字に見えてしまう…(参照:B'z、20周年ベストは微妙な成績?)。

 
ちなみに、今作の1位獲得で、歴代アルバム首位獲得数を「23」に更新

歴代2位の松任谷由実、3位の松田聖子ともに活発にアルバムをリリースするような活動はしていないので、当分の間はB'zがこの記録の頂点に立つことになりそうだ。

第2位 A COMPLETE~ALL SINGLES~ /浜崎あゆみ

前週の1位から1ランクダウン

週間売上げは11.9万枚。前週の初動53.9万枚から大きくダウン

初動で50万を越えて、2週目で10万台前半というお世辞にも好調とはいえない推移に。

とはいっても、ここ最近はこれくらいのダウンはよくあることなんだけど。

安室奈美恵の初動68.1万枚から2週目25.7万枚なんていう神推移を見てしまったので、少々寂しいチャートアクションに見えてしまう。

ついでに、2週目ここまでダウンした時点でミリオン達成は早くも消えた。

第3位 イヤー・オブ・ザ・ジェントルマン  /Ne-Yo

前週の2位から1ランクダウン

週間売上げは4.2万枚。前週の初動6.2万枚からダウンしているものの、かなりの粘りを見せた。

上の浜崎あゆみが53.9万枚→11.9万枚で5分の1近くなっているのに対し、Ne-Yoは6.2万枚→4.2万枚と半減を大幅に上回っている。

以前から当ブログでは「半減」をひとつの粘っている基準としている。その基準に基づくなら今回のNe-Yoの粘りはかなりのものである。

やはり、邦楽よりも洋楽のほうがロングヒットする傾向にあるのは確かのようだ。

こんな粘り、日本のアーティストじゃできっこない。

上で異例として挙げた安室奈美恵でさえ2週目で初動の3分の1近くまでダウンしているのだから。

~今日のふといいなぁ~
DAYDREAM  by JUDY AND MARY
Mr.Traveling Man  by TOKIO

2009年2月17日 (火)

7位以下1万枚割れ…久々低レベル週。

本日はいきなりチャートチェックからはじめます。

前回記事で9/29付シングルチャートのTOP3を見終わったので、本日は4位以降をいくつかピックアップしていきます。

ではでは、さっそく…

9/29付オリコンウィークリーシングルチャート、第4位はこの曲!

第4位 Lost in Blue  /ナイトメア

ナイトメアの13枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。

初動売上げは2.4万枚。前作『DIRTY』の初動2.5万枚とほぼ同じ。

今作はアニメ「魍魎の匣」OPというタイアップ。

リリース形態はいつもと同じく全3種。

【CD+DVD(タイトル曲PV)】、【CD+DVD(カップリング曲PV)】、【CDのみ(アニメ関連特典)】。

CD収録曲に違いはないが、DVDの内容が異なるため、複数枚購入促進商法だといえる。

前作もアニメタイアップで、全3種リリースだったので条件はほぼ同じ。しっかり同等の数字を出してきた。

実は、前作から約10ヶ月ぶりとリリース間隔が開いており、オリジナルアルバムも挟んでいる。

それでもファン離れはなかったようで、固定ファンの根強さを思わせるチャートアクションとなった。

 
以下、ピックアップ。

第7位 紅と黒のMATADORA/I LOVE YOUをさがしてる /GLAY

前週の2位から5ランクダウン

週間売上げは1.0万枚。前週の初動6.8万枚から大幅ダウン

四捨五入しているので1万台に乗っているが、実際の売上げは9,690枚。

GLAYが2週目で1万割れをするのは、ブレイク後はじめてのことだと思われる。

初動が今作と同程度不調だった07年4月の『鼓動』も初動6.7万枚→2週目1.4万枚で、1万割れは起こしていなかった。

固定ファンは完全にジリ貧状態なので、そろそろビックヒットを出して新規ファンを少しでも獲得していかないといよいよもって厳しくなってきそう。

第8位 キミに歌ったラブソング  /Lil'B

女性ヴォーカルのMIEと女性ラッパーAILAの2人組によるユニット、Lil'B(リル・ビー)の2枚目のシングルが初登場で8位にランクイン。

自身初のTOP10入り。

初動売上げは0.9万枚。前作『オレンジ』の初動0.3万枚から上昇

前作、アニメ「BLEACH」タイアップでデビューを飾るも、初動は振るわず。

「BLEACH」で0.3万枚だと次は……と思っていたのだが、なんと今回一気に数字を上げてきた。

しかも、今回はほぼノンタイアップ状態

アニメタイアップからノンタイアップになって、チャートを上昇する例はかなり稀で、特にソニーの若手にはありえないチャートアクション

今作はCDリリースの1ヵ月半ほど前から着うた配信をスタート。

レコ直の着うたランキングでは見事1位を獲得し、リリース前から10代の女性中心に話題になっていたようだ。

着うたからのヒットは昨年もいくつか出たが、アンサーソングの類を除くとほとんどない。

ほぼ楽曲の力だけでここまでもってくるのはなかなか凄い。

ただ、0.9万枚で8位というのもなかなかだが…。順位についてはラッキーだったってことで。

第9位 SUNのSON /奥田民生

奥田民生の22枚目のシングルが初登場で9位にランクイン。

初動売上げは0.9万枚。前作『無限の風』の初動0.9万枚から変化なし。

前作からのリリース間隔が約10ヶ月。

さらに、前々作から前作のリリース間隔も約1年4ヶ月開いていた。

リリースが飛び飛びになっており、ファン離れを起こしやすい状態だが、なんとか1万台付近で粘っている。

05年10月の『トリッパー』で一気に初動を落とし、それからは1万台に乗ったり、乗らなかったり。

今作は映画「コドモのコドモ」タイアップだったが、効果はほとんど出ていないので、ほぼ固定ファンオンリーの世界と捉えていいだろう。

 
今年から奥田民生はユニコーンとしての活動を再開。このシングルの結果などを見る限り、なかなかいいタイミングなのでは。

第10位 やぁ 無情 /斉藤和義

斉藤和義の34枚目のシングルが初登場で10位にランクイン。

デビュー15年目にして、シングルでは初のTOP10入り。

初動売上げは0.8万枚。前作『虹』の初動0.3万枚から上昇

ベストアルバム「歌うたい15」がロングヒットする中、リリースされたのが今作。

ベストリリースあたりからテレビなどメディア露出が増え、彼自身への注目度が上がっていたようだ。

さらに、今作は「アリナミン」CMソング。

上昇気流とタイアップ効果がうまく合わさり、見事数字を上げてきた。

ただ、0.8万枚でのTOP10入りはかなりラッキー。運も実力のうちってこところか。

とりあえず、この週は久々の売上げ低レベル週となった。

7位から1万枚割れとなるのは4/14付シングルチャート以来のこと。

いくらシングル売上げが下がっているとはいえ、7位から1万割れはキツいなぁ…。

ちなみに、この週は76位から1,000枚割れを起こしてしまっている。

~今日のふといいなぁ~
旅立ちの唄  by Mr.Children
me me she  by RADWIMPS

2009年2月15日 (日)

音速ラインLIVE @京都磔磔!

伊豆・箱根旅行に出発する前日の2月10日。

私は京都のライブハウスにいました。

 
今回参戦したのは…

090215_12520001_2 

音速ライン「ハッとしてサプライズ2009」!!

会場は京都磔磔

「磔磔」が読めなくて会場場所を調べられなかった友人と2人で、京都の住宅街を突き進むと、

ど~ん

Cimg0017_5
    

これ…ライブハウス…?

 
と疑わずにはいられない建物が…。

元は酒造だったとか。

 
外装だけでなく、中もホントに独特な雰囲気。そして、すごくこじんまりとした造り。

木造建築ってことで当たり前ですが壁も天井も、そしてステージも全て

さらに普通のライブハウスじゃありえない座敷があったり、デッカイちょうちんがあったり…一度入ったら忘れられない造りでした。

ステージと控え室も繋がっていなくて。

演者はステージ真逆にある控え室からステージまで、観客席横のちょっと高くなった通路?を通っていくのです。

みんな音速の2人が登場するとき、退場するとき、物凄い勢いで通路に移動し、必死に手を伸ばしていました。

 
そんなアットホームな雰囲気が音速ラインにすごく合っていて、とっても楽しいライブでした

CDで聴く以上に音速の音は厚く、力強く感じました。

藤井さんの声もCDで聴くのと同じ「泣かせ声」で、必至に歌う表情はすごく印象的でした。

 
MCはすごくゆる~い感じで、すごくリラックスしたお2人のやり取りが。

一緒に行った友人は「MCが長くてグダグダだったなぁ」と言ってましたが、個人的には最っ高に面白かったです。オールスタンディングなので足は疲れたけれど。

ツアータイトルが「ハッとしてサプライズ」ということで、何かハッとしてもらいたかったらしく……
 

●「演奏再開!とイントロだけやって、途中でやめる」のを何回も繰り返す。

 
それをやる度に観客からは「えーーっ!?」の声。

私も『ナツメ』がイントロだけで終わったときにはさすがに「えー…」と思いましたね。『ナツメ』聴きたかったなぁー。

 
●ビックニュースを報告し、盛り上がったところで「嘘です。」

 
藤井「シアトルでライブすることになりました~!」

客「おおおーーーっ!」

藤井「嘘です。」

客「えーーっ!?」

他にもあったけど、忘れちゃった。

 
でもでもこういう悪い冗談 ハッとさせるいたずらだけでなく「サプライズ」も散りばめられていて。

中でも他のアーティストのカバーは個人的にすごく嬉しかった。

藤井さんの声は独特なので、カバーするともう音速の曲になっちゃうんですよね。

 
まず、藤井さんがこの日の昼に見て号泣してしまったという昼ドラの主題歌が一番最初で(MY LITTLE LOVERかな?)。

そこから、安全地帯の『ワインレッドの心』とか、Perfumeの『ポリリズム』まで!

ライブだからこそのサプライズで大盛り上がりでした。

 
音速ライブは思っていた以上に女性ファンが多くて。

会場の真ん中くらいに立って見ていたんですが、普通にステージが見えました。

モッシュも、変に押し合ったりすることもなく平和で、いいライブでした。また行きたいなぁ。

~Set List~

  1. WWG
  2. our song
  3. 旅ガラス
  4. 疾風のように
  5. ロレッタ
  6. みずいろの町
  7. 季節風
  8. スナフ
  9. フラッシュバックサマー
  10. 恋人よ
  11. KAZAHANA
  12. 冬の空
  13. スローライフ
  14. ポラリスの涙
  15. 大切な人
  16. ヒトカケ
  17. 恋の魔法
  18. 逢瀬川
  19. 逢いたい
  20. C/T/Y
    ~Encore1~
  21. 恋うた
  22. 街風
    ~Encore2~
  23. 優しい雨とこのままで

さて、チャートチェックに移ります。

本日からは9/29付チャートに突入です。まずはシングルチャートから見ていきます。

では、さっそく…

9/29付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 LIGHT IN YOUR HEART/Swing!  /V6

V6の34枚目のシングルが初登場で1位を獲得。おめでと~(^▽^)/

初動売上げは8.2万枚。前作『蝶』の初動8.1万枚とほぼ同じ。

今作はメンバーの長野主演の映画「大決戦! 超ウルトラ8兄弟」主題歌というタイアップ。

訴求したかったのは主にウルトラマンを見ている子供たちといったところだろうが、ウルトラマンのファン層とV6のファン層はあまりに合っていない。あまりタイアップ効果はなかったよう。

今作のリリース形態は、【限定A(CD+DVD)】、【限定B(CD+DVD)】、【通常盤(CDのみ)】、【ウルトラマン限定盤】の全4種リリース

いつもどおり通常盤には限定盤に収録されていないカップリングが2曲追加、DVDは内容違い。

ついでに効果は薄そうだが【ウルトラマン限定盤】のみにタイトル曲のMovie Versionが収録されている。

かなりキツい複数枚購入促進商法

今回はタイアップの関係で存在している【ウルトラマン限定盤】

公式サイトによると、

デジタルカードバトルゲーム「データカードダス 大怪獣バトルウルトラモンスターズNEO」と強力コラボレーション!このCDでしか手に入らない激レア「マドカ・ダイゴ(ウルトラマンティガ)スーパーコンボカード」封入!

とのことだが、これが凄いのかどうかわからない。

カード目当ての子供が親にねだった可能性は高そうだ。
 

今回も安定した数字を出してはいるものの、結局はいつもの固定ジャニファンの複数買いが大半を占めるのは確か。

『宙船』以降のTOKIOもそうだが、V6もなかなか「代表曲」と呼べるような楽曲が出てこない。

第2位 HANABI  /Mr.Children

前週の2位をキープ。

週間売上げは4.8万枚。前週の8.4万枚からダウン

ダウンはしているものの、このキープ力はなかなか。

前作『GIFT』は2週目で既に4.4万枚しか出ていなかったことを考えても、今回はドラマ効果もあってかなり好調のようだ。

第3位 手紙~拝啓 十五の君へ~  /アンジェラ・アキ

アンジェラ・アキの8枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。

初動売上げは3.1万枚。前作『たしかに』の初動0.8万枚から奇跡の大上昇

前作はau LISMOタイアップを受けながら、2ndシングル以来となるTOP10圏外。

人気がかなり低迷しているのかと思われたが、ここにきて自己最高位&自己最高初動を更新

「復活」という言葉がふさわしいチャートアクションとなった。

 
今作はNHK「みんなのうた」使用曲とNHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲というダブルNHKタイアップ。この時点で紅白出場は確定していたか。

さらに、NHKはアンジェラと合唱コンクールに参加する中学生たちとの交流を描いたドキュメンタリー番組を放映。

これらの効果もあって、当楽曲はリリース前から話題になっていたようだ。

NHKがここまで力を入れてプロモーションするのは珍しいこと。

タイアップも珍しいものなので、普段訴求できていない層に楽曲を届けることができたのかもしれない。

アンジェラは今月末に当楽曲を収録したNEWアルバムのリリースが決定している。

収録シングルはこの『手紙』だけだが、その勢いだけでどこまでもっていけるか、注目である。

~今日のふといいなぁ~
Deep River  by 宇多田ヒカル

2009年2月14日 (土)

スガシカオ、「男性ソロ歴代1位」に。

お久しぶりです。

11日からの3日間、伊豆・箱根旅行へ行ってきました

そのため、更新を滞らせてしまいました。すいません

旅行、新生活の準備などでバタバタの2、3月はなかなか更新できないかと思いますが、ちょこちょこ覗いていただけるとうれしいです。

旅行の話はまた後日、チョコっと書こうと思います。チョコっと。

さて、チャートチェックに移ります。

本日は9/22付アルバムチャートをみていきます。まだ9月か…。周回遅れになるんじゃ…。

では、さっそく…

9/22付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

第1位 A COMPLETE ~ALL SINGLES~ /浜崎あゆみ

浜崎あゆみのデビュー10周年記念、5枚目のベストが初登場で1位を獲得!おめでと~(^▽^)/

初動売上げは53.9万枚!前作「GUILTY」の初動43.2万枚から上昇

前作はオリジナルアルバムなので、上昇は当たり前といったところ。

ただ、前作の初動43.2万枚は年始の合算週での数字であり、実際の初動は35万程度だったと思われる。

そう考えると、初動の上げ幅は結構大きく出たほうだと思う。

1年半ほど前に「A BEST 2-BLACK-」、「A BEST 2-WHITE-」というベストを2枚同時リリースしているため需要は低いかと思われたが、初動50万越えなら上々といったところだ。

 
明らかに「またベストか…」状態でもまずまずの数字が出た要因として、

まず、ベストアルバム初収録曲やシングルヴァージョンでの収録が初の楽曲が多数あることが挙げられる。

なので、これまでのベストと楽曲が被りまくっていても、ヴァージョン違いなので、「損した感」は和らぐ。

次に、リリース形態。

今作は【3枚組CD+DVD】、【3枚組CDのみ】の2パターン。

CD3枚組で44曲収録、DVDも25曲収録とかなりの大ボリューム。これだけ豪華使用なら購買意欲も高まるだろう。

収録曲の違いなどなしの2種リリースなので、商法はエイベックスにしては優しい。

複数枚購入促進商法でも使えばもっと高い数字が出せたと思うのだが。

 
この週の前まで、安室奈美恵が初動68.1万枚とか6週連続1位とか無茶苦茶なチャートアクションを見せていたので、影が薄くなってしまった感がある。

それでも、複数枚購入促進商法を用いずに初動50万枚越えは十分凄い。

危惧すべきは、ベストを期にしたファン離れだろう。

第2位 イヤー・オブ・ザ・ジェントルマン  /Ne-Yo

Ne-Yoの3枚目のアルバムが初登場で2位にランクイン。

2位は自己最高位タイ。

初動売上げは6.2万枚。前作「ビコーズ・オブ・ユー」の初動7.6万枚からダウン

前作で急に大上昇してきて、アヴリルとの洋楽1、2フィニッシュを決めていた。

今作ではダウンしたものの、かなりのファンを確保できているようだ。

加えて、「Mステ」に出演したのも効果があったと思われる。

洋楽は夏フェスシーズン前にロック系のアーティストがチャート上位によく登場するが、R&Bシンガーの作品は稀だ。

 
ちなみにユニバーサルミュージックによると、本日2月14日は「ニーヨの日」らしい。

第3位 デス・マグネティック  /メタリカ

メタリカの03年以来のアルバムが初登場で3位にランクイン。

初動売上げは4.7万枚。前作「セイント・アンガー」の初動2.9万枚から上昇

ただ、前作はこの初動から2週目に大上昇を見せ、週間5.1万枚で1位を獲得している。

リリース間隔が5年以上開いたのだが、ファンは減っていないよう。

日本のアーティストなら5年も出さなきゃ大暴落するのだが。これも洋楽のチャートアクションの特徴のひとつといえる。

第4位 FUNKAHOLiC  /スガシカオ

スガシカオの8枚目のオリジナルアルバムが初登場で4位にランクイン。

初動売上げは4.4万枚

前作はライブベストなので比較外。その前のベストアルバム「ALL LIVE BEST」の初動が10.9万枚だった。大幅ダウン

今回はオリジナルなのでダウンは仕方がないところではあるが、あまりに下がりすぎな気も。

ちなみに、前オリジナル「PARADE」は初動7.4万枚、その前のオリジナル「TIME」でも初動5.0万枚出ていた。

なので、今回はかなり不調と捉えていいだろう。

今作はベストアルバム後一発目のオリジナルアルバム。

前々から世界観の変化がファンの中で少々物議を醸していたので、ベストで見切りをつけた昔からのファンが多くいたと考えても不思議じゃない。

 
ただ、そんな売上げの不振とは関係なく、今作のチャートインで「男性ソロ歴代1位」と話題に。

その内容は、1stアルバムから12作連続TOP10入りというもの。

12作連続は尾崎豊と並んで歴代1位とのこと。

尾崎豊の1stは初登場週でTOP10入りしておらず、追悼効果を受けてのTOP10入りだった。

よって、デビューアルバムから初登場TOP10入りを12作連続で達成したのはスガのみとなる。

大抵、こういった「デビュー作からの~」という記録はジャニーズ勢が独占しているのだが、男性ソロということが幸いして、今回はスガの名前が残ることとなった。

ただ、初動売上げ的には決して楽観視できるものではない。今後は新規ファンをいかにつけていくかの勝負になりそうだ。

第5位 BEST FICTION  /安室奈美恵

前週の1位から4ランクダウン

週間売上げは4.4万枚

前週まで続いたリリースの穴が終わり、新譜が多く登場したことで一気に順位はダウンした。

それでも、前週の5.5万枚からの下げ幅はかなり小さい。神推移。

この時点で累積売上げは134.1万枚を突破。

今年はこれくらいチャートを沸かせる作品が現れるのだろうか。

~今日のふといいなぁ~
空中ブランコ with 一青窈  by 秦基博
ヒトカケ (LOUD&LOST MIX)  by 音速ライン

2009年2月 7日 (土)

初デジカメ。

昨日、デジカメデビューしました

携帯のカメラでデジカメを撮る。

090207_04590001_3   

今月は卒業旅行含めて2度旅に出ます。

昨年熊野三山を巡ったときに、やはり携帯のカメラでは物足りなさを感じて。

で、今度の旅ではみんなみたいにカッシャカッシャやりたいなと思って、買うことにしました。

 
生まれて22年、初めてのデジカメ。

いざ大型電機屋に行くと、いろんなメーカーのいろんな種類のデジカメが溢れんばかり。

使い捨てカメラのコーナーに連れて行かれやしないかと危惧しながら、

店員さんに「お手頃で普通に撮れるのください。」というなめた注文をしてみる。

店員さんの苦笑いとともに、いろいろ紹介してもらう。

店員さんが言うには「普通に撮る」なら、

  • 手ブレ補正はあったほうがいい
  • SDカードだといろんな機種で互換性があって使いやすい
  • ISO感度は3200もあれば十分
  • 焦点距離は30mm以下だと広角に取れていい感じ
  • 撮影枚数は300近くあるとバッテリーはなかなか

とのこと。

それに私の

  • 20,000円台後半まででおさえたい
  • 動画なんか撮らない
  • 軽くてコンパクトなのがいい
  • 800万画素も1200万画素も同じに見えるよ

という条件を合わせて考えました。

 
私の周りの人はキヤノンのIXYを持っている人が多いんですが、機能的に見るとそんなに特出しているものもないんですね。しかもちょいと高い。

というか、どこのメーカーのも機能・性能が均衡していて逆に選べない。

切りがないので、もうズバズバ切り捨てていくことに。

 
まず、

ちょっと予算オーバーだし、なんか形が好きになれないので、いろんな店で人気No.1になってるIXYを真っ先に排除。ズバ!

オダジョーもびっくり。

SDカード以外を推奨しているソニー、オリンパス排除。

手ブレ補正のないEXILIM CARDなど排除。

撮影枚数が少なくて、自分にはちょっとかわいすぎるFinePix排除。

個人的に使いにくかったし、指の綺麗さに自信ないのでタッチするたび汚れたらやだなってことで、Nikonやソニーのタッチパネルは排除。

 
その他、デザインが気に食わないとか、起用しているタレントが気に入らないとか、あんま聞かないメーカーだとかで排除していって…

結局、残ったのがパナソニックの『LUMIX DMC-FX37』、カシオの『EXILIM ZOOM EX-Z250』と『EXILIM ZOOM EX-Z300』の3つ。

「手ブレ補正はLUMIXのが若干良いですよ。」とか「どちらかというとLUMIXの方が出てますね~。」という店員さんのLUMIX押しを聞きつつ…

 
最後は、色で決めました

(´-`)チーン

 
家電芸人に言ったら、確実に激怒される選び方ですね。

でも、しゃーない。綺麗なブルーを見て、インスピレーションで気に入ってしまったんだから。

そんなもんです。ど素人の買い物なんて。
 

結局、SDカードも保護シートもケースも揃えて、20,800円。

新幹線で東京⇔大阪を往復するより安い。

これだもん、電機メーカーはなかなか利益上がらなくて大変だ。

 
さて、あとは旅行のとき持ってくの忘れないようにしなくちゃ。

今まで長い間持ってなかったから、油断すると…ね。

買った意味ゼロ地点突破しそう。

~今日のふといいなぁ~
扉を開くよ  by TRIPLANE
SHOOTING STAR  by BEAT CRUSADERS

2009年2月 5日 (木)

RADWIMPS、NEWアルバム詳細決定!

ついに…

とうとう…

RADWIMPSのNEWアルバムの詳細が明らかになりました!

さっそくその詳細を!

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

RADWIMPS 5th Album
「アルトコロニーの定理」
2009.3.11 release! \2,800(tax in)

  1. タユタ
  2. おしゃかしゃま
  3. バグパイプ
  4. 謎謎
  5. 七ノ歌
  6. One Man Live
  7. ソクラティックラブ
  8. メルヘンとグレーテル
  9. 雨音子
  10. オーダーメイド
  11. 魔法鏡
  12. 叫べ
  13. 37458

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

 
相変わらず、個性的な曲名がずらり。

着うたで先行配信されている『おしゃかしゃま』と『雨音子』、昨年1月リリースの『オーダーメイド』がしっかり収録されてます。

『おしゃかしゃま』を初めて聴いたときは友人数人と一緒だったんですが。

全員すぐに「『ギミギミック』みたいだね」という結論に行き着いて。

そしたら案の定、『ギミギミック』と同じ2曲目にきました。

やっぱこういうアップテンポな曲が序盤にあるとアルバムに勢いが付きますからね!2曲目という選択…あると思います

 
『雨音子』と『オーダーメイド』が連チャンなので、後半は少しゆったりムードですね。

で、ラッド恒例になりつつある「数字曲名」が今回も。しかもラストナンバー。

これまで『4645』(よろしこ)や『05410-(ん)』(おこして)がありましたが、今回の『37458』は果たして何と読むのか…。

さなしごや?みなよごは?みなしごや?

『37458+(っ)』なら懐かしのアニメ「みなしごハッチ」なんだけど。ないか。

 
というか、個人的にはアルバムタイトルが一番予想外だった…

てっきり「RADWIMPS 5~サブタイトル~」でくると思っていたので。

「アルトコロニー」なんて言葉、正式にはないはずなので造語でしょうけど、いったい何を示しているんだろ。

「アルト」って音楽の授業でよく出たあのアルト?

「コロニー」は集団、集まりみたいな意味ですよね。ん~…。

 
さっきアルバムタイトルをタイプして変換したら、「ある所にー」って出てきたんだけど…

もしかして絵本の最初の決まり文句「昔々、ある所に」に「あるところに」?

まさか…

まさかね。

 
とりあえず、リリースが待ち遠しいです

「リリースが待ち遠しい」って感情を覚えさせてくれるRADWIMPSに感謝。

さてさて、チャートチェックに移ります。

前回に引き続き、9/22付シングルチャートをチェック。

前回はTOP3を見終わったので、本日は4位以降をいくつかピックアップしていきます。

では、さっそく…

9/22付オリコンウィークリーシングルチャート、第4位はこの曲!

第4位 クラゲ、流れ星  /大塚愛

大塚愛の18枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。

初動売上げは3.4万枚。前作『ロケットスニーカー/One×Time』の初動3.0万枚から上昇

2作連続で大幅ダウンしていたが、ここでなんとか下げ止まり。

今作はデビュー5周年記念シングルとされており、「デビュー5周年記念盤」なるものが存在。

それによってリリース形態が普段と異なり、【CDのみ】【CD+DVD】の2種とそれらの記念盤仕様が2種で、計4種リリースとなっている。

ただ、ジャケット写真こそ4種すべて異なるものの、CDやDVDの収録内容はすべて同じ。

音源、映像をコンプリートするだけなら、【CD+DVD】の1枚購入で済むので、厳密には複数枚購入促進商法ではない。

今作のタイアップは「恋するハニカミ!」テーマソングと「マイナビ2010」CMソングなど。

どれもそれほど力のあるタイアップではないので、やはりパッケージ増の影響が強いのか。

そうなると、次回作でリリース形態を元に戻したとき、どうなるのか不安なところだ。

第5位 続く世界  /中川翔子

中川翔子の6枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。

初動売上げは3.3万枚でシングルの自身最高初動となる。

前作『Shiny GATE』の初動1.4万枚から大上昇

ほぼノンタイアップ状態だった前作から一転、今作はアニメ映画「劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇」主題歌。

以前に、『空色デイズ』がこのアニメのテレビ版の主題歌となり、ヒット。自身初のTOP3入りを果たしている。

やはりこの人とアニメの相性はバツグンのようで、一気に数字を伸ばしてきた。

アニメとの相性も去ることながら、今回の上昇には商法が大きな影響を与えていると思われる。

今作はなんと【CDのみ】、【CD+DVD】、【完全生産限定盤】、【グレンラガン盤】の全4種リリース

前から順に、ステッカーtypeB、ステッカーtypeA、ブックレット等、ミニ写真集等がそれぞれ付属されている。

収録曲の違いなどは一切ないものの、それぞれに異なった特典がついているので、複数買いを促す効果は十分にあったと思われる。複数枚購入促進商法

前回このアニメのタイアップになった『空色デイズ』は全3種リリースだったのだが、今回1つ増えた。

この状況を見るに、複数商法での数字釣り上げはもうジャニーズ系やエイベックス系に限ったことではない。

ジャニ、エイベばかりを非難するのは時代遅れなのかもしれない。

第6位 GLASS SKIN  /Dir en grey

Dir en greyの24枚目のシングルが初登場で6位にランクイン。

初動売上げは2.6万枚。前作『DOZING GREEN』の初動2.3万枚から上昇

これで2ndシングルから23作連続TOP10入り

2ndシングルが98年リリースなので、もう約10年間TOP10入りをキープしていることに。

恐ろしいほどの安定感なのだが、それより凄いのは複数買いを促す商法を使っていないこと。

ディルはV系ではないのかもしれないが、こういった一部熱狂的ファンを持つバンドのリリース形態はキツくなることが多い。

熱狂的な分、複数に分けても全て買ってくれるファンが多く、効果的に売上げを上げることができるからだ。

ディルも06年から通常盤、初回盤の2種リリースになったものの、異なった楽曲をそれぞれに収録したりといったことはない(「初回盤にのみ収録」はあり)。

固定ファンがかなり強固で、逆に言うと商法次第ではまだ伸びしろがあることに…。

周りの売上げ水準が下がっているので、このくらいの初動をキープしていければ、連続TOP10入り記録は限りなく続いていきそうだ。

第7位 マスタッシュ/memories  /木村カエラ

木村カエラの12枚目のシングルが初登場で7位にランクイン。

初動売上げは2.3万枚。前作『Jasper』の初動2.3万枚から変化なし。

大ヒットした3rdアルバムに続くシングル『Samantha』からガクガクッと初動を落としていたが、なんとか2万台で落ち着いたようだ。

今作は「LUCIDO-L」CMソングと映画「パコと魔法の絵本」主題歌のダブルタイアップ。

それにしては数字が上がらなかったが、かなり初期からファンがかなり固定化されていたので、この程度のタイアップではリスナーは弾力的に動かないのかも。

ちなみに、「マスタッシュ」とは口ひげのことだが、楽曲に直接関係はない。

以下、ピックアップ。

第10位 How Do I Survive?  /Superfly

Superflyの6枚目のシングルが初登場で10位にランクイン。

シングルのTOP10入りは初

初動売上げは1.1万枚。前作『Hi-Five』の初動0.5万枚から倍増

ただし、前作はアルバムの先行シングル。

ドラマ主題歌だった前々作『愛をこめて花束を』は初動で1.6万枚出せていた。

デビューアルバムがいきなりの週間1位獲得&初動10万オーバーを記録。

さらに、2週連続で1位を獲得と一気に知名度、注目度が上がった状態でのリリースだったのだが…。

今作はタイアップも「モード学園」CMソングということで、リリースの前からかなりオンエアされていたことも考えると、少々寂しい数字に見える。

シングルがバンバン売れるタイプじゃなく、中島美嘉とかスキマみたいなアルバム型なのかも。

~今日のふといいなぁ~
お別れの唄  by シド
ビルマニア  by 吉井和哉

2009年2月 2日 (月)

2月新譜チェック! ~aiko初のシングル1位なるか!?~

新生活の準備が着々と進んでおります。

早ければ今月末に関西を離れ、東京へ引っ越すことになりそうです。

引っ越しはうまくいくのだろうか、私は東京の空気に馴染めるだろうか、などなど不安がいっぱいです…

しかし、一番心配なのは、この忙しくなり始める2月に好きな音楽を聞き逃さないかということです。

ということで、本日は2月の新譜をチェックしていこうと思います。

太字はその週の1位獲得本命曲、赤文字 は管理人の個人的な注目曲です。

いつもどおり、発表される全作品は確認不可なのでメジャーなアーティスト中心となります。

では、Let's check!

2/4

  • 鏡花水月 - The SHIGOTONIN
  • 浪曲一代 - 氷川きよし
  • Last Love Letter - チャットモンチー
  • WAO! - ユニコーン
  • 運命共同体 - Dragon Ash
  • JUVES/Vega - Diggy'-Mo
  • さよなら - かりゆし58

2/11

  • ONE DROP - KAT-TUN
  • 1, 2, 3 for 5 - ゴスペラーズ
  • 泪のムコウ - ステレオポニー
  • 愛のコトバ - 愛内里菜
  • コルテオ~行列~/HALFWAY - Salyu
  • やさしさで溢れるように - JUJU
  • LOVEなんだよ - 紫SHIKIBU

2/18

  • 眠り姫 - Acid Black Cherry
  • milk/嘆きのキス - aiko
  • 泣いちゃうかも - モーニング娘。
  • 三日月 - くるり
  • 桜 - FUNKY MONKEY BABYS
  • 永遠 - BoA
  • GRAND FINALE - BREAKERZ
  • a Place for Us - CHEMISTRY
  • Crazy For You - 谷村奈南

2/25

  • Rule/Sparkle - 浜崎あゆみ
  • 星に願いを - flumpool
  • piece - 新垣結衣
  • GOOD BYE MY SCHOOL DAYS - DREAMS COME TRUE
  • 親友よ - 湘南乃風
  • STRENGTH. - abingdon boys school
  • さよならは 言わない - 小田和正
  • STAIRS - RIP SLYME
  • バイバイ - 大塚愛
  • CRAVE WITH THE SENSE - ACIDMAN

 
ざっとこんな感じになっております。

1月に比べるとリリースは多め。2月後半からはやっと音楽シーンにもエンジンがかかってくるという感じでしょうか。

 
1週目の1位獲得筆頭はドラマから生まれたジャニーズの企画モノユニット「The SHIGOTONIN」。

ドラマ「必殺仕事人2009」に出演している少年隊の東山紀之、TOKIOの松岡昌宏、関ジャニ∞の大倉忠義による3人組ユニットだ。

東山の参加したドラマ発ユニットで思い出されるのは07年5月の「トリオ・ザ・シャキーン」。

この名義でリリースされた『愛しのナポリタン』は初動4.9万枚を記録している。

ジャニーズにしては低い数字ではあるが、このときは楽曲がネタ系だったし、非ジャニーズの子役 須賀健太くんがメンバーに入っていた。

今回は楽曲もネタ系ではなく、メンバーも若手ジャニ(関ジャニ)含むということで、初動は「ナポリタン」を大きく上回ってくる可能性が高い。

1位争いの相手はやはり氷川きよし。

前作『哀愁の湖』の初動は5.1万枚

これだけ見ると1位筆頭格だが、仕事人がナポリタン以上の勢いを見せる可能性が高い以上、前作と同等の数字では氷川に軍配は上がらない。

あとは、再結成のユニコーンが未知数ではあるが、その他は初動2万台がやっとのメンバー。仕事人の1位は固いか。

 
初動2万台がやっとの1週目からさらに売上げ水準が下がるのが第2週。

1位筆頭はKAT-TUN。これは100%確定。

今作はリリース形態をいつもの全3種に戻し、ドラマタイアップもついており、収録曲違いもある。初動30万超えは固いと思われる。

この週の問題はKAT-TUNではない。圧倒的な彼らはスルーで、新譜2番手となるはずのメンツに注目である。

なんと前作が初動1.5万枚に届いている者すらいない。(JUJUの前作はコラボ効果が高いと思われるので、前々作をピックアップ)

  • ゴスペラーズ:前作『Sky High/セプテノーヴァ』―初動1.4万枚
  • ステレオポニー:前作『ヒトヒラのハナビラ』初動0.5万枚
  • 愛内里菜:前作『Friend/素顔のまま』初動1.0万枚
  • Salyu:前作『iris~しあわせの箱~』初動0.6万枚
  • JUJU:前々作『空』初動754枚

これはまずいんじゃないだろうか。

この週は1位のKAT-TUN以外、TOP10がほとんど旧譜になりそうだ。

あとは、前作がSpontaniaとのコラボでヒットしているJUJUがどこまで伸ばせるか。果たしてJUJUにアーティスト人気はついたのか。

ちなみに上に上げた前々作『空』は「Spontania feat.JUJU」名義でリリースされたシングルがロングヒットを続ける中でリリースされたもの。それで初動754枚だった。今度こそJUJUの飛躍に期待である。

 
そんなリリース薄の1週目、2週目から一転、3週目、4週目は一気にヒートアップ

 
3週目の1位筆頭はaiko!

1998年にデビューして、これまでに24枚のシングルをリリースしている彼女だが、実はまだシングルで週間1位を獲得したことがない

今作では自身初のシングル週間1位を狙う。

aikoは08年4月のアルバム「秘密」が前作を大きく割り、セールスパワーの減少が見られた。

それでも前作『KissHug』は劇場盤「花男」タイアップもあってか初動7.5万枚を記録している。

1位争いの相手は敢えて挙げるならAcid Black Cherryとモーニング娘。か。

ただ、Acid Black Cherryの前作『ジグソー』は初動4.3万枚、モーニング娘。の前作『ペッパー警部』が初動3.9万枚。

したがって、もし今作でもaikoがいつもどおり初動6~7万台を出せれば初の1位獲得は確実といえる。

一部では「aikoはわざと1位を取らないようにしている」などという噂が出るほど、毎回強敵とリリースが被り、1位を取れずにいたaiko。

25枚目のシングルでついに週間1位獲得なるか。注目である。

 
ラスト4週目は一気に売上げ水準アップ!

大塚愛、小田和正、湘南乃風など初動を3万台に乗せられそうなアーティストがずらりと並ぶ。

1位筆頭は浜崎あゆみ。

ここ数年でかなり売上げが落ち込み、前作『Days/GREEN』は全4種リリースで初動12.8万枚

それでもジャニアイドルやミスチル、B'zなどと被らなければ1位は固い。

ただ、今回はセールスパワー未知数なアーティストが一組。flumpoolである。

flumpoolは今作がメジャーデビュー初のシングル。

昨年11月にリリースされたミニアルバム「Unreal」はCMタイアップでパワープッシュされた『花になれ』が話題になったこともあり、いきなり初動11.1万枚をマーク。

08年デビューの新人としては唯一の初動10万超えとなった。

その勢いを今回のシングでも見せ、どこまで初動を伸ばすことができるかに注目だ。

~今日のふといいなぁ~
Velonica  by Aqua Timez
Vampiregirl  by 9mm Parabellum Bullet

2009年2月 1日 (日)

JAMトリビュート盤リリース決定!

JUDY AND MARYのトリビュートアルバムが出るそうです。

もろジュディマリ世代なんですごく嬉しい。

それにしても、参加アーティストがかなり豪華だなぁ

それだけ、JAMが多くのアーティストに影響を与えていたってことですよね。

まだ曲順は決まっていないみたいだけど、参加アーティストとカバー楽曲は次のとおり(50音順)。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

いきものがかり『クラシック』
大塚愛『LOVER SOUL』
奥田民生『散歩道』
木村カエラ『Happy?』
シギ『KYOTO』
SCANDAL『DAYDREAM』
school food punishment『Brand New Wave Upper Ground』
スネオヘアー『小さな頃から』
中川翔子『そばかす』
PUFFY『motto』
HALCALI『ラッキープール』
半沢武志 (FreeTEMPO)『RADIO』
真心ブラザーズ『ドキドキ』
ミドリ『ミュージックファイター』
mihimaru GT『Over Drive』

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

今人気絶頂のいきものがかりをはじめとして、ユニコーンを再開した奥田民生。

さらにカエラ、大塚愛、ミヒマル、しょこたん、そしてミドリ!デストローイ!

個人的にはスネオヘアーが気になります。民生もそうだけど、ジュディマリの曲を男性ヴォーカリストが歌うとどうなるんだろう?楽しみ。

あと、以前に聴いた奥田民生トリビュートでのHALCALIのアレンジがちょっと苦手だったんだよなぁ やっぱラップみたいなのになっちゃうのかな。今回こそ期待。

いきものがかりとかカエラあたりはそつなくまとめてきそう。逆に、ミドリに関してはどうなるのか見当つかん。

しょこたんはちゃんとアニソンを担当。PUFFYは…なんとなくアレンジの雰囲気が浮かぶ…。

そして、旦那さんがちゃんと参加しているのがなんとも微笑ましい
 

トリビュート盤って買ったことないけど、この布陣なら買っても損はなさそう。

3月は好きなアーティストのアルバムが大量にリリースされるから、サイフと相談しながらって感じかな。

さて、チャートチェックに移ります。

本日は9/22付チャートに突入です。まずはいつもどおりシングルチャートから見ていきます。

ではでは、さっそく…

9/22付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 HANABI /Mr.Children

前週の1位をキープで、2週連続1位

最近はシングルの2週連続1位もかなり珍しいものになった。

なんと08年は、

SMAP『弾丸ファイター』(2週目は合算週)、GReeeeNの『キセキ』、そしてこのミスチル『HANABI』の3作しか2週連続1位獲得シングルが出なかった

初動は良くても2週目にセールスを上げらない(2週目で急落する)作品が多いのも最近のチャートの傾向だろう。

 
週間売上げは8.4万枚。前週の初動26.0万枚から3分の1程度。

ジャニアイドルが平気で8分の1とか10分の1とかになる現状を考えると、脅威のキープ。

ミスチルとしても前作『GIFT』は2週目で初動の4分の1以下になっていたので、今作はかなり粘っているほう。ドラマタイアップが効いているようだ。

もともとこの週の1位獲得筆頭はGLAYのはずだった。しかし、そのGLAYが前作の推移を大きく下回る不調状態。

週末も指数が低迷するGLAYと対照的に、ミスチルは週末に指数を大きく回復させ、一気に形勢を逆転した。

この2週目の指数推移をグラフにすると、以下のようになる。(火曜付の指数は非公開のため、予想値)

Hanabi2

見てすぐわかるが、土曜付での指数回復が凄まじい。

金曜付までの推移ではGLAYとはかなり緊迫した首位争いになることが予想されたのだが、土曜付のまさかの1万越えで、勝負を決めた。

 
一度きりの歌番組出演と違い、毎週決まった曜日に効果を発揮してくれるドラマタイアップは強い。

特にライト層に訴求しやすいミスチルとの相性は抜群のようだ。

第2位 紅と黒のMATADORA/I LOVE YOUをさがしてる /GLAY

GLAYの39枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

初動売上げは6.8万枚。前作『VERB』の初動9.8万枚から大きくダウン

前作はついにジャニーズ商法に手を出し、限定盤と通常盤で収録曲が違う形態をとっていたが、今回それはなし。

ついでにここ数作続いていたDVD付パッケージも今回はなしで、複数枚購入促進商法をこのタイミングで解除してきた。

それがもろに響いての初動ダウンだと思われる。

両A面楽曲それぞれに、映画タイアップとドラマタイアップがついているダブルタイアップ形式なのだが、複購促商法を解除した分を埋めることはできず。

 
今作は初日から前作を大きく下回るスタートを切った。

デイリー2日目で早くも1万台ギリギリまでダウンし、3日目では4000を下回り、ミスチルにデイリー1位の座を奪われた。

デイリー4日目(金曜付)終了時にはついに週間1位獲得に黄色信号が点滅。(参考:思わぬところで首位争い…GLAY vs ミスチル

ミスチルが週末に指数を回復させてきたら危ないという状況だったのだが、前述したようにミスチルの土曜付での指数回復は圧倒的なもので、GLAYの週間1位は消えた。(参考:GLAYピンチ…ミスチルが爆上げ!

 
今作の初動6.8万枚は、07年4月リリースの『鼓動』の初動6.7万枚に次ぐ不調。

このあたりが最低ラインなのか、それともまだ下降線をたどってしまうのか。

GLAYは3月にNEWシングルのリリースが決定しているので、その結果には注目である。

何とかここらで下げ止めておきたいところだ。

第3位 恋いしくて  /UVERworld

UVERworldの11枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。

初動売上げは5.2万枚。前作『激動/Just break the limit!』の初動6.4万枚からダウン

ただし、前作はアニメ『D.Gray-man』タイアップだった。過去の事例からしてもかなり効果のあるタイアップである。

それと対照的に、今作はこのご時世珍しいノンタイアップ

それでこの初動はかなり優秀な成績だ。

前々作『浮世CROSSING』(07年11月)がドラマタイアップで初動4.8万枚であり、同時にこれが当時の彼らの最高初動であった。

今回はそれよりも上。この1年にも満たない短期間でかなりの固定ファンが付いたと見ていいだろう。

『浮世CROSSING』の1つ前のシングル『シャカビーチ』がノンタイアップで初動3.4万枚だったことからも、着実にファンの数は増えているとわかる。

なかなか固定ファンがつかないソニーの若手の中では、頭ひとつ飛び抜けた存在になっている。

そして、UVERworldは今作の2ヶ月後にリリースされるシングルでついに覚醒することになる。

その模様はまた後日。

~今日のふといいなぁ~
migration 10^64  by ACIDMAN
モノクローム・ヴィーナス  by Acid Black Cherry

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2020年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

-天気予報コム-
無料ブログはココログ