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2009年3月24日 (火)

AKB48は加重特典商法で勝負。

チャートチェックの前に…

現在、WBC決勝戦「日本 vs 韓国」を観戦しております!

日本のリードはわずか1点…。

このまま逃げ切ってほしいです。

 
日本チャンス潰しすぎで、岩隈がかわいそう。

とりあえず、何でスタメンに栗原が入っていたんだろう。

数日前にチーム合流していきなり活躍しろと言われても…栗原はいいバッターに成長したけどそれは厳しいでしょう。

結局、はじめの大チャンスは栗原がゲッツーでストッパーになっちゃいましたし。

ん~なんでだろ、教えて原監督。

 
とりあえず…がんばれ日本!!

もうマウンドに旗を立てるなんて侮辱行為、許してはなりません。

最後まで見届けますよ!

あ、稲葉打った。

さて、チャートチェックに移ります。

本日は11/3付チャートに突入です。まずはいつもどおりシングルチャートから。

では、さっそく…

11/3付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 真夜中のシャドーボーイ  /Hey! Say! JUMP

Hey! Say! JUMPの4枚目のシングルが初登場で1位を獲得!おめでと~(^▽^)/

初動売上げは21.1万枚。前作『Your Seed/冒険ライダー』の初動16.0万枚から上昇

前回の映画日本語吹き替え版主題歌から、今回はジャニーズお得意のメンバー出演ドラマ主題歌タイアップ。

当然、今回のほうがタイアップ効果が高く、初動上昇の要因であることは間違いない。

ただ、それと同時にリリース形態の変化が上昇に繋がった可能性が高い。

リリース形態は前作と同じ【CD+DVD】と【CDのみ】の2種だが、今回は通常盤のみカップリングが1曲プラスで、収録内容が異なる。

音源、映像をCD購入でコンプリートする場合、2枚買わなくてはならないため、複数枚購入促進商法だといえる。

というか、ジャニーズはこれくらいの商法が当たり前で、なぜか前作は複購促商法を外していた。

この商法を使うか使わないかで数字はかなり上下するのは過去の実績から明らか。

もしかしたら、ドラマ効果なんかより、こっちの商法のほうが濃い上昇要因なのかも。

ちなみに、デビューから2連続でダウンしていたので、これがユニット初の「上昇」ということになる。

第2位 想 -new love new world-  /福山雅治

福山雅治の23枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

初動売上げは11.1万枚。前作『東京にもあったんだ/無敵のキミ』の初動8.8万枚から上昇

今回はタイトル曲が東芝「レグザ」CMソング、カップリングがキリン「FIRE」CMソングと北京五輪放送テーマソングのトリプルタイアップ。

前作も映画主題歌+CMソングでダブルタイアップであったが、今回のほうが効果が高かったのは確実だと思われる。

さらに、今回はついに複数枚購入促進商法に手を出してきた。

【DVD(PV)付】、【ライブCD付】、【通常盤】の全3種リリース

すべての音源、映像を購入で手に入れるには2枚以上買わなくてはならないようになっている。

前作ではこういった商法を使っていなかったため、これも大きな上昇要因だ。

 
強力タイアップ、複数商法を使っているとなると、若干この数字には物足りなさを感じてしまう。

前作との期間にファンが減ったのか、それとも福山ファンに複数商法で簡単に釣られるような狂信的ファンが少ないのか。

次のシングルの動向でそれを確かめることができそう。

第3位 大声ダイヤモンド /AKB48

女性アイドルグループ、AKB48のメジャー9枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。

初動売上げは4.8万枚。前作『桜の花びらたち2008』の初動2.2万枚から上昇

なお、3位は自己最高位となる。

 
いきなりだが、AKB48のセールスについて分析する際にひとつ覚えておきたいことがある。

それはAKBのCDは通常販売のほかに劇場販売があるということだ。

もともと「会いに行けるアイドル」をコンセプトとしているということで、専用の劇場が設けられ、ほぼ毎日公演が行われている。

 
前作では、その劇場で販売するCDに44種のポスター1枚を期間限定でランダム封入。

さらに、44種のポスターを揃えれば特別イベントに参加できるという無茶苦茶な商法を仕掛けたが、独占禁止法に触れる恐れがあると判断され、そのイベントごと中止に。

このぶっ飛んだ商法はいくつかのメディアで取り上げられ、話題になっていた。

ちなみに、その商法で煙たがられたのか、前作までのソニー系列から今作はキングレコードに移籍してのリリースとなっている。

 
そんなAKB48のニューシングル。注目はやはり商法である。

今回もリリース数は通常盤と劇場盤の2種。

しかし、その2種に数々の特典が用意されており、そちらが重要。

 
まず通常盤だが、こちらには初回プレスにのみ地方握手会参加券が封入されている。

これくらいならハロプロ勢とそんな変わらないが、AKBはこれで終わらない。

握手会参加券に加えて、さらに全19種のアナザージャケットがランダムを封入。

あくまでも推測だが、AKBのファンはメンバー全員のファンであることは少ないのではないかと思われる。

そうなると、自分が応援しているメンバーのジャケットが当たるまでチャレンジする可能性がありえる。

この場合、全19種という種類ではなく、ランダム封入という性質に複数枚購入促進商法効果があるのである。

 
次に劇場盤。

こちらにはなんと全90種のメンバーの生写真がランダムで1種封入されている。「90種」って…。

これも上同様で、自分の応援しているメンバーが出るまでチャレンジということも…。

さらには劇場握手会参加券も封入。

よくわからないけど名称違うし、通常盤封入の握手会参加券とは別だと思われる。

 
さらに、あまりに特典が多いので忘れがちだが、一般のアーティストが使う商法も併用している。

まず、通常盤も劇場盤もDVDがついているがその内容が異なり、ジャケット写真も異なる。

さらには収録曲も異なっている。

通常盤にはタイトル曲の「TEAM A ver.」と「TEAN B ver.」、劇場盤には「TEAM K ver.」、「研究生 ver.」、「SKE48 ver.」が収録されている。

もう使える商法はすべて使ったというような状態である。

 

さてさて、ここまで綴ってきたが、とりあえず文章化してここまでの長文になるほどの特典の数。

当ブログではこういった商法を以後、加重特典商法と呼んでいこうと思う。

つまり、リリース種が少なくても、ひとりのファンに何枚も何枚も同じCDを買わせることでセールスを釣り上げることができるのだ。

これからもAKBのリリース時には商法に要注意である。

~今日のふといいなぁ~
HEKIREKI  by LAST ALLIANCE

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