5月新譜チェック~福山はタオルで勝負に!~
ゴールデンウィーク、真っ只中。
うちの会社はエンタテインメントを扱っているが故に、ゴールデンウィークもフル回転する部署が多く、同期には「ゴールデンウィークなし」という人たちも大勢います。
そんな中…私は普通に5連休をゲットしました。
今も走り回っている同期がいると思うと、気の毒に思うと同時に、若干不安が。
ただ、そんなせっかくゲットした連休ですが、特に遠出することもなくまったり過ごしておりまして。
昨日なんか、3回TSUTAYAに行きまして。
で、気づいたわけです。
今月の新譜情報が何も頭に入ってねぇー!!と。
仕事忙しくてチェックする暇がなかったんです。
さて、先述したとおり、ゴールデンウィークもエンタテインメント業界は休むことなく動きます。
つまり、音楽業界も動きます!
新譜だって出ます!
てことで、本日は5月の新譜チェックをしていこうと思います。
太字はその週の1位獲得本命曲、赤文字 は管理人の個人的な注目曲です。
いつもどおり、発表される全作品は確認不可なのでメジャーなアーティスト中心となります。
では、Let's check!
5/6
- シャ・ラ・ラ/無限の羽 - 滝沢秀明
- Baby Smile - SOPHIA
- ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー - 斉藤和義
- 大丈夫だよ - 水谷豊
- ラブハリケーン - 狩野英孝
- BANZAI - 木村カエラ(5/8リリース)
5/13
- two友 - ゆずグレン
- EVANESCENT - VAMPS
- Rain Is Fallin'/HYBRID DREAM - w-inds.
- しょうがない 夢追い人 - モーニング娘。
- Over Load - 中島美嘉
- My Best Of My Life - Superfly
- Love Forever - 加藤ミリヤ×清水翔太
- 狂った果実 - 清春
- 桜の実の熟する時/風の詩 - THE ALFEE
- ビッグフット - NICO Touches the Walls
- アイコトバ - TRIPLANE
5/20
- 化身 - 福山雅治
- JAP - abingdon boys school
- 虹のレシピ - スキマスイッチ
- Doing all right - GARNET CROW
- 出会えてよかった - トモとスザンヌ
- X - 鬼束ちひろ
- はじめての経験 - 真野恵里菜
- 一粒大の涙はきっと - Hi-Fi CAMP
5/27
- I am ××× - GLAY(5/25リリース)
- 明日の記憶/Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~ - 嵐
- 遥か - GReeeeN
- ありあまる富 - 椎名林檎
- S.P.D - SPEED
- ふたり - いきものがかり
- うつし絵 - 新垣結衣
- Under the rain - ACIDMAN
- 会いたくて - 彩冷える
- 伝えたいこと - 阿部真央
- 地獄の門 - ALI PROJECT
ざっとこんな感じ。
リリースが少なく、チャートが危ない水準になっていた4月から一転、今月のチャートは潤いを取り戻しそう。
ただ、1週目は4月の流れが続き…かなり売上げ水準は低めになると予想される。
前シングルの初動が1万超えしているのが、タッキーとSOPHIAとカエラの3者のみ。
しかし、SOPHIAの前作は07年の9月でありリリース間隔が開きすぎているため、大暴落しても何の不思議もない状態だ。
カエラは5/8リリースとなっており、他の新譜よりも2日遅いリリース。
そのため、チャート上では集計期間が2日短ってしまい、売上げ集計上は確実に不利となる。
カエラは前作でやや大きめに初動を減らしており、今回の推移にも若干の不安が付き纏う。
これらのことから、5月1週目はCD不況を反映するかのような厳しいチャート水準になると予想されるのだ。
しかし、翌週からその低水準も少し回復へと向かいそう。
2週目も全体的には10万レベルが出るような高水準にはならないが、1位争いが勃発する可能性があり。
構図は「ゆずグレン vs VAMPS」!
ゆずグレンは昨年『LIFE』がヒットしたキマグレンとゆずによる企画ユニット。
ゆずの最新作、『逢いたい』は初動6.2万枚をマーク。前作『シシカバブー』から大きく売上げを上げた。
しかし、キマグレンのほうは前作『天国の郵便ポスト』が初動0.3万枚と撃沈。
コラボは時として逆効果を生み出すこともあり、コラボと言えどもゆずの初動よりも低くなる可能性は大いにある。
一方、VAMPSは前作『I GOTTA KICK START NOW』が初動4.3万枚を記録。
これだけ見れば、ゆずグレンに分がありそうだが、この『I GOTTA KICK START NOW』は他のリリース作品から2日遅れてのリリースで、集計上では2日分不利になっていた。
もし、通常の作品と同じく水曜リリースだったなら、初動は5万台に乗っていた可能性が高い。
そうなると、ゆずグレンとVAMPSによる5万台での攻防、1位争いが見られるのではと予測できるのだ。注目である。
3週目には福山雅治の新譜がスタンバイ。
周りのメンツからして1位は間違いないが、注目は売上げ枚数。
初動11.1万枚を記録した前作『想-new love new world-』に引き続き、今回も福山はがっつり複数商法で勝負。
今作のリリース形態は【初回限定タオル盤】、【初回限定DVD盤】、【通常盤】の全3種リリ ース。
タオル盤って…。
その【タオル盤】にはタオルはもちろん、他のバージョンには未収録のボーナストラックが収録される。
さらに、【DVD盤】にはタイトル曲のMVを収録している。
すべての映像、音源、そしてタオルを購入でコンプリートするためには2枚以上買わなくてはならない仕様となっているため、複数枚購入促進商法。
特に、タオルはレンタルや違法ダウンロードでは手に入らないため、売上げ向上に大きな影響を与える可能性が高い。
複数商法にどっぷり浸かってしまっている福山はユニバーサル&アミューズ。
もうどこの会社もやり方はほぼ同じであり、エイベックスやジャニーズだけを商業的だと罵る人は時代遅れなのだとわかる。
さあ、そして5月最終週には今人気絶頂の嵐が登場!
前作『Believe』は初動が50万枚を超え、もはや手を付けられない状態へと突入している。
嵐は今作も両A面で勝負。
嵐が両A面のときは、決まって2曲のPVをバラバラに付属するため、全3種リリースとなる。
PVをすべて集めるには2枚以上購入しなくてはならないため、複数枚購入促進商法とあなる。
ただ、前作では通常盤だけに収録のカップリング曲があったが、今作にはそれがない。
ジャニーズファンにとってそれが3枚買わなくていいフラグになるのかは微妙だが、前作を超える勢いになるのは難しいかもしれない。
既に2年連続年間1位獲得を決定しかけている嵐の今年2枚目のシングルの動向に大注目である。
~今日のふといいなぁ~神々LOOKS YOU by Base Ball Bear
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こんにちは
これでGReeeeNはシングルで6作連続ジャニーズと
当たりますね、それもキセキ以降はKAT-TUN→KinKi Kids
→KAT-TUN→嵐と(売上)上位グループばかりと。
何か裏を感じざるを得ません。
特に今作はキセキと同じ時期、同じタイアップですし
万全を期してキセキの倍出しても勝てない3種嵐を当ててきた
と考えられますよね
まあ推測の域を出ませんが今後もこれが続くなら
GReeeeNはシングルCDチャートではもう1位は望めませんね
投稿: ミロ | 2009年5月 5日 (火) 11時21分
ミロさん、コメントありがとうございます。
全然気がつきませんでした、情けない
言われてみれば、確かにGReeeeNはジャニーズと発売日が被りまくってますね
GReeeeNは『キセキ』で一度、V6を潰しています。それで某J事務所に目を付けられてしまったのなら…かなり気の毒ですね。
6連続を偶然と捉えるのは逆に難しい…。まぁ、可能性は僅かですが、GReeeeN側が1位を取らないためにジャニーズにぶつけているということも考えられますが。
良い機会なのでまとめておきます。
・10位『旅立ち』―SMAP『そのまま』1位
・1位『キセキ』―V6『蝶』2位
・2位『扉』―KAT-TUN『White X'mas』1位
・2位『歩み』―KinKi Kids『約束』1位
・4位『刹那』―KAT-TUN『RESCUE』1位
・?位『遥か』―嵐『明日の記憶』1位
投稿: Janchil(管理人) | 2009年5月 6日 (水) 23時28分