6月新譜チェック~ビッグネームのリリース減少でどうなる?~
CDが売れない時代。
そう言われるようになって久しいけど。
私には関係ありません。
てことで、本日はCDを2枚購入~
YUI『again』と9mm Parabellum Bullet『Black Market Blues e.p.』です!
YUIは久々のシングルなのでとりあえず購入。
9mmに関しては、4月1日に行われた代々木でのフリーライブ音源を48分収録しているってことが決め手で買い。
今日は朝、コーヒーやらコピー紙を準備しているときから、この2枚買うぞってことしか頭になかったです。ダメ新入社員。
なんて、前々から楽しみにしていたみたいな書き方していますが、
この2枚のシングルが今週発売だと知ったのは昨日。
ああ、なんてことだ、大学時代ならこんなことなかったのに。
その週に発売される新譜さえあまり頭に入っていないなんて…
ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・; これはイカーン!!
ってことで、本日は6月の新譜チェックを行います。
太字はその週の1位獲得本命曲、赤文字 は管理人の個人的な注目曲です。
いつもどおり、発表される全作品は確認不可なのでメジャーなアーティスト中心となります。
では、Let's check!
6/3
- again - YUI
- 青春バスガイド - Berryz工房
- 明星 - トータス松本
- Black Market Blues e.p. - 9mm Parabellum Bullet
- 君に会いたくなるから - 西野カナ
- アンマー~母唄~ - RSP
6/10
- Infinity - GIRL NEXT DOOR
- Beautiful - 倉木麻衣
- 小悪魔ヘブン - GACKT
- ファイティングポーズの唄 - 馬場俊英
- アイシテル - MONKEY MAJIK
- 恋焦がれて - BENI
- 遥か (「ROOKIES -卒業-」バージョン) - GReeeeN
6/17
- スピリット - V6
- ∞1 - Do As Infinity
- Faraway~星に願いを~ - GACKT
- Switch - mihimaru GT
- I Believe~夢を叶える魔法の言葉/Don't Leave Me - 南明奈のスーパーマイルドセブン/里田まい with 合田家族
- Oh! RADIO - 忌野清志郎
- Young OH! OH! - POLYSICS
- HANABI SKY - 福原美穂
- 少女S - SCANDAL
6/24
- タンポポ/海賊船/其の拳 - 上地雄輔
- LOST ANGELS - GACKT
- キミだけ - 小池徹平
- 涙サプライズ - AKB48
- BREEEEZE GIRL - Base Ball Bear
- DARLENE - 清春
- Smile for… - 上戸彩
ざっとこんな感じ。
ビックネームは福山、嵐くらいだったけどリリースが多く、TOP10の1万割れがなかった先月に比べ、今月は一気にセールスの高いアーティストのリリースが減少。
5月最終週が嵐をはじめ、かなり高レベルだったため、その恩恵で1週目は何とかなりそうだが、その他の週は全週TOP10内1万割れ発生の可能性が…。
まず、1週目。
ここでは「YUI vs 嵐」が勃発する可能性があり。
一応、1位獲得筆頭は活動休止を経て、約11ヶ月ぶりのシングルとなるYUI。
前作『SUMMER SONG』の初動は8.3万枚。
しかし、リリース間隔が彼女自身最長の11ヶ月開いている。
活動休止後一発目のシングルというものは低めに出ることが多いのが実情。
ただし、YUIの今作はアニメタイアップがついている。
通常盤ではタイアップ先のアニメ「鋼の錬金術師」のステッカーが封入されており、アニメファンへの訴求の用意はできている。
ソニーお得意のアニメタイアップということで、効果が無事発揮されれば前作から大きく数字を落とすことはないと思われる。
一方の嵐だが、こちらは最新週で初動50.2万枚を記録し、今年のシングル最高初動を叩き出したことが大きく取り上げられた。
前作『Believe』は初動50.2万枚から2週目で6.3万枚まで急降下している。
もし、嵐がいつもどおりのジャニーズダウンをするのなら、YUIに軍配が上がる可能性が高そうだ。
まずはYUIの初日売上次第といったところか。
続いて、2週目。
この週の注目は既にメディアに取り上げられて、いろいろ物議を醸し初めている女装GACKT。
ちなみにこの週からGACKTは4週連続シングルリリースとなっている。
前作『Journey through the Decade』の初動は5.2万枚。
もし、前作レベルの数字を出せれば週間1位はGACKTでほぼ確定状態なのだが…。
不安要素のひとつは先ほど触れたように、キャッチフレーズが「GACKTが壊れた!?」であること。
そして、もうひとつは今作から日本クラウンでのリリースに戻ったということだ。
前作は「仮面ライダー」主題歌ということでエイベックスからのリリースとなり、恒例のDears限定盤がなかった(Dears限定盤=ファンクラブ盤)。
Dears限定盤はオリコン集計外なのだが、それがなかったことで前回はファンも一般の店頭に並ぶ商品を買い、初動は大きく上昇した。
ただ、今回の4週連続リリースから再びDears限定盤リリース→翌週に通常盤リリースという流れに戻ったため、再度オリコン上では数字をガクッと落とす可能性が高い。
GACKTの今作のファンクラブ盤は果たしてオリコンに集計されるのか、ちょっと変わったところが争点となる。
そして、もし、GACKTが初動を大きく落とすようならこの2週目は他のメンツから考えて…
大変なことになりそうな気がする。
3万台に乗せられそうな人さえいない…これは史上最低1位更新も十分ありえる。
ある意味注目である。
次に、3週目。
この週の1位はV6でほぼ確定。
個人的には活動再開第一弾シングルとなるDo As Infinityに注目したい。
解散前最後のシングル『TAO』の初動は2.1万枚。
現在のチャート水準ならこの数字でも十分チャート上位に食い込めるが、それ以上を目指すなら、「復活」という話題性を全面的に打ち出さなきゃならない。
ファンは果たしてどれだけ残っているのだろうか。
そして、最終週。
1位筆頭は上地雄輔のソロ第2弾シングル。
トリプルA面シングル仕様で、さらにリリース形態がキツい。
初回限定盤が2種存在し、それぞれに異なる楽曲のMV収録のDVD付属となっているのだ。
ジャニーズ勢とほぼ同じやり方で複数枚購入促進商法。
こういったキツい商法でなかった前作でも初動20万越えを達成しているだけに、かなりの売上げが期待される。
ただ、1位以下はセールス面ではかなり苦戦を強いられそうである。
~今日のふといいなぁ~Black Market Blues by 9mm Parabellum Bullet
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前半戦のランキングは嵐が独擅場だったので、後半は他の歌手の方々に頑張って欲しいです!
でも、最近の大物歌手の方々ってテレビ出ないですね。
投稿: カナブン | 2009年6月 4日 (木) 22時45分
カナブンさん、はじめまして!コメントありがとうございます。
カナブンさんの言うとおり、前半戦はまさに嵐の独壇場でした。この勢いは後半戦も止まりそうにありませんね。7月リリースの新譜の他にも、多ければ2枚ほどシングルをリリースする可能性がありそうですし。年間TOP5オール嵐なんてことも…。
アイドル以外のアーティストの方にも頑張ってほしいですが、配信が伸びている以上、パッケージ売上の回復は難しいかもしれません。ジャニーズ勢がここまでCD売上の上位を独占できている背景に、配信に消極的だということがありますので。
最近は放送業界が不況ですし、そもそも歌番組のギャラは高くないそうなので、固定ファンを多く持つ大物はテレビ出演よりも他のプロモーションに資金を投入すべきと考えているのかもしれないですね。
投稿: Janchil(管理人) | 2009年6月 6日 (土) 10時25分