興奮!
昨日、見てきました。
話題の劇場版ワンピース第10弾、
「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」!
筆者、尾田栄一郎曰く、今作のテーマは「興奮」。
いやぁ~まさに興奮しました。
夜の9時過ぎに。
昼の12時前に劇場に行ったら、「もう21時からしか空きがないですね~」と言われました。マジか。
いつもの私なら「あ、じゃあいいです…」と草食系丸出しの行動を取るんですが、ワンピースとなると話は別。
言ってやりました。
「じゃあくれよ!21時からのとびっきりのやつをな!!」 (?
だって、この日のためにミスチルの「fanfare」聴きまくって、「Switch」の桜井×尾田対談を読み込んできたのだから。あとには引けねえ。
新宿三丁目に1日2回行ったのはじめて。
でも、映画を観終わって、そんなこと忘れちゃいました。
とっても良かったです。
「人が死ねばそれが感動だ」という最近の風潮を「葬式」と呼んでしまう尾田栄一郎だからこそ作れる映画。
ホントに爽快でした。
ストーリーは意外性なしの王道パターンだし、そりゃあ細かいところを言えば切りがないけど、映画には110分という制約がありますから。
細かいところは観た人、ひとり一人が描けばいいのです。
個人的には、これまでの劇場版とは比べられないほど映像が綺麗で驚きました。
ルフィがアップになったり、麦わらの一味が技を繰り出す度に興奮、また興奮。
というか、コミックスで読むようになってから、ルフィ以外の麦わらの一味を見てないから余計に興奮したのかも。
ルフィ、ゾロ、サンジ、ウソップ、チョッパーが並ぶだけで嬉しくてテンション上がりましたから。
ワンピースが好きでずっと読んでいる人は、観て絶対損はないと思います。
昔は読んでいたけど、最近ちょっとわからないなぁという人は最近の一味の必殺技だけでも予習していくといいかも。
毎日にどきどきわくわくが足りないと感じている人はぜひ。
きっと特効薬になりますよ。
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さて、チャートチェックに移ります。冷静になります。
本日は5/25付チャートに突入していきます。まずはいつも通り、シングルチャートから。
では、さっそく…
5/25付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!
第1位 しょうがない夢追い人 /モーニング娘。
モーニング娘。の通算39枚目のシングルが初登場で1位を獲得!おめでと~(^o^)丿
1位獲得は06年11月の『歩いてる』以来、約2年半ぶりとなる。
初動売上げは4.8万枚。前作『泣いちゃうかも』の初動4.4万枚から上昇
一時期、3万を割るところまで初動を落としていたが、ここ数作では復調気味。
要因はリリース形態をより商業的にしたことしか思い当たらない。
今作も前作に引き続き、DVD付2種+CDのみ1種で計3種リリース。
DVD内容が異なるため、少なくとも2枚以上買わないと購入で音源・映像をコンプリートすることができない仕様になっている。
ちなみに、前々作ではDVD付が1種だったがそのときの初動は4万を割っていることから、このDVD付2種リリースの効果はかなり大きいと考えられる。
また、これだけでなく、ハロプロ系恒例のイベント抽選シリアルナンバーも封入。
そちらからも複数買いを助長している。抜かりのない複数買い促進商法。
順位に関してはかなりラッキーと言わざるを得ない。
前回に1位を獲得したときも初動4.1万枚であり、これもラッキー1位。
曲の出来、評価云々は関係なく、出した週に目立った敵がいるかいないかにすべてかかっているような状況である。
第2位 Rain Is Fallin'/HYBRID DREAM /w-inds.×G-DRAGON(BIGBANG)/w-inds.
w-inds.の26枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。
初動売上げは4.4万枚。前作『Everyday/CAN'T GET BACK』の初動4.8万枚からダウン
前作でかなり極悪な商法に手を染め、一気に数字を2倍近くまで跳ね上げていた。
今回も前作と同じ商法で勝負してきたが、早くも数字を下げてしまった。
リリース形態はDVD付2種とCDのみ1種で全3種だが、DVDの内容が2種で異なり、さらに3種すべてc/w収録曲が異なる。これは…ジャニ越え…?
細かく言うと、通常盤に2曲入ってるc/wがDVD付2種に1曲ずつ入っているという仕様。
つまり、音源だけなら通常盤だけで用が足りる。
しかし、映像も購入でコンプリートするためには絶対に3枚買わなくてはならないという仕組み。
少なからず、複数買いが横行していると思われ、実際に買っている人数はこの売上よりはるかに少ないだろう。
一度この手の商法に手を染めてしまうとなかなか抜け出せなくなってしまう。これから当分両A面でいくのだろうか。
もし、そうでもダウンの勢いのほうが強いようなので、ただ首を絞めるだけのような気がする。
第3位 two友 /ゆずグレン
ゆずとキマグレンによるコラボユニット「ゆずグレン」のシングルが初登場で3位にランクイン。
初動売上げは3.7万枚。
ゆずの前作『逢いたい』の初動は6.2万枚。
キマグレンの前作『天国の郵便ポスト』の初動は0.3万枚。
キマグレンからすると、10倍以上の大上昇だが、ゆずからすると大幅減となった。
ゆずは不調でも4万台は出るので、つまり今回はゆずファンの多くがスルーしたということ。
そもそもキマグレンには固定ファンがほぼいないので、自動的にそういうことになる。
リリース形態はDVDの有無で2形態で、CDのみ盤にはc/wにリミックスが追加収録されている。
リミックスなので複数買いを助長する効果がどれだけあるかは微妙だが、地味に収録曲違いも発動していたり。
それでもゆず単体の数字には遠く及ばず。ゆずファンはキマグレンが苦手なのだろうか。
あとは発売元がゆずではなくキマグレンのユニバーサルなのも影響したかな。
コラボが必ずしも売上アップには繋がらないということを改めて痛感させられる結果となった。
第4位 EVANESCENT /VAMPS
LA'rc~en~CielのHYDEとOblivion DustのK.A.Zによるユニット、VAMPSの3枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。
初動売上げは3.6万枚。前作『I GOTTA KICK START NOW』の初動4.3万枚からダウン
これで1stから2作連続のダウン。
今作はアルバムのリリースを約1ヵ月後に控えた先行シングル。条件はよくなかった。
ただ、実は前作も「13日の金曜日」に合わせたリリースで、オリコン集計上決して条件はよくなかった。
先行シングルで-0.7万枚ならかなり粘ったように見えるが、実際は2日集計の少なかった前作からのダウンなので、見える数字以上に下げ幅は大きいと考えた方がいい。
とりあえず、バンドのヴォーカルが立ち上げるソロ活動(もしくは別ユニット)は必ずといっていいほど出す度に初動を下げていくのが通例。
このVAMPSもここまでは確実にその波に呑まれていると捉えていいだろう。
なお、この法則に当てはまらなかったのは最近ではAcid Black Cherryくらいしかいない。
~今日のふといいなぁ~チャコの海岸物語 by サザンオールスターズ
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