ORANGE RANGE、ついに初動が2万割れ…。
ORANGE RANGEの前に雑記…
久しぶりの更新です。
3連休の反動か、今週は平日に記事アップする時間が取れないくらいドタバタ。
そんな中、昨晩は久しぶりに同期で飲み会。今朝帰ってきました
久々にみんなの顔が見れて楽しかったんですが、やっぱり危機感は感じました。
このたった1年で、同期1人ひとりの能力・経験値の差はかなり大きく開いてしまった気がします。
ひとつ言えるのは、自分の能力を生かせる部署に配属された人はやはり活き活きしているということ。
去年の夏ごろは本当に悔しかったなぁ。
「**部の○○くんは即戦力だ」、
「--部の□□さんは偉い人に認められた」、etc
いやいやいや自分の特技、強みをそのままぶつけられるところにいればそりゃそうだろうと。
例えば、学生時代にずっと映画を撮ってた人が、映画を撮る部署に入るのと、映画の要素がひとつもない部署に入るのとでは、まるで違う。
いやでも目立つ、注目される新卒1年目に自分の能力を最大限発揮できるのは本当に羨ましい。
残念ながら、私は自分の特技が生かせるところにいない。
このブログからして明らかだけど、ひとつのことに熱中して突き詰めていくのが得意で。
でも、いまの部署は総じて務めるその真逆。
毎日苦手なこととご対面。これでどう自分をアピールしていけばいいんだ
なんて、こう愚痴るのは簡単だけど、ホントかっこ悪いから、昨秋くらいから開き直って考え方をちょっと変えました。
考えようによっては、今これだけ苦手なことだけをやっているのだから、これ以下はないだろうし、もしかしたら苦手を改善できるチャンスなんじゃないかと。
いまの尊敬できる人がたくさんいる部署で、苦手を克服して、「何年後か」に自分の力を生かせるところへ行けたなら、きっと強いだろうと。
無理やりだけど、そう考えることにしました。
だけど、昨晩みたいにバリバリ働けている仲間を見ると、やっぱり羨ましさと危機感が生まれちゃいます。人間だもの。
「何年後か」までに、できることをやっておこう。コツコツと音楽に関する知識・データを蓄積していこう。
このブログにはそういった意味もあるのです。
なんて、書いておいて、これだけ更新を怠っていたら、説得力も何もないけどね。
いまは辛抱の時期、いつかきっと花咲かせてやる。
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さて、チャートチェックに移ります。
本日は前回の続きで、7/20付シングルチャートの5位以降を見ていきます。
ではでは、さっそく…
7/20付オリコンウィークリーシングルチャート、第5位はこの曲!
第5位 ガラガラ GO!! /BIGBANG
韓国出身の5人組アイドルグループ、BIGBANGの日本2枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。
前作(日本デビューシングル)からわずか2週間でのリリースとなる。
初動売上げは2.1万枚。前作『MY HEAVEN』の初動2.6万枚からダウン
2作目にして早くもダウンしてしまった。
2週前のデビュー曲のときにはかなりメディアでのプッシュがあったが、今回はそれほどでもなく、スッと出た印象。
数字だけを見るに、前作で飛びついたファンの5分の1近くが離れたことになる。
デビュー時のあの宣伝量で2.6万枚。それがなくなって2万台ギリ。
この状況から、ここからファンを拡大していくのはかなり難しいと思われる。
「韓国」という括りがついているだけで、タイアップ効果がうまく発動しなかった例は少なくない。
ここから当分は掴んだ2万くらいの固定ファンをいかに離さずに活動していけるかにかかってきそう。
リリース形態は前作から変わらずDVD付1種とCDのみ2種の全3種リリース。
CDのみの片方にしか入っていないカップリング曲があり、音源・映像を購入でコンプするには必ず2枚以上買わなくてはならない仕組みになっている。複数買い促進商法。
やはりアイドルだけあって、商法はキツイ。
第6位 瞳の先に /ORANGE RANGE
ORANGE RANGEの21枚目のシングルが初登場で6位にランクイン。
初動売上げは1.8万枚。前作『おしゃれ番長 feat.ソイソース』の初動3.1万枚から大きくダウン
人気絶頂が04年~05年。
その後06年以降は一気に勢いが鈍り、数字が下げ止まらなくなっていた。
それでも初動3万台は何とか死守していたが、今回その2万台を飛び越えて一気に1万台に…。
今回は前作と違い、おちゃらけ系でなく、正統系だったのだが…。
ドラマタイアップがついているが、NHKのドラマなので、効果はほとんど出ていないと思われる。
リリース形態は最もポピュラーなDVDの有無で2形態のパターン。
「売れる要素がない」といってしまっては厳しいかもしれないが、この人気急降下の波を前にするには、若干頼りないバックアップではある。
それにしても、一時期頂点を極めるようなセールスパワーを誇ったグループがたった数年でここまで衰退するとは…。
同じくらい猛スピードでファン離れしたグループといえば175Rがいるが、そもそもレンジほどの規模でのヒットではなかった。
アルバムを軽く200万枚売ったグループが、数年後の今、シングルが2万枚売れないというのは逆に衝撃的である。
175Rとレンジに共通しているのはファン層が非常に若いというところか。
ターゲットが流行り廃りの激しい、多感な中高生だけだと、どうしても長続きせず、飽きられてしまうのかも。
「広いファン層」というのはアーティスト寿命を測るのに重要なポイントのようだ。
以下、ピックアップ。
第8位 黄昏Love again /秋元順子
「団塊世代の星」こと秋元順子の4枚目のシングルが初登場で8位にランクイン。
初動売上げは1.3万枚。
前作『愛のままで…』が紅白効果で空前の大ヒットを記録した後、一発目のシングル。
てっきり一発屋になってしまうのかと思っていたら、なんと初動は1万枚を超え、2作連続のTOP10ヒットに。
若者への訴求はほぼできていない(というか狙っていない)と思われ、秋元本人と同世代へ向けた音楽といった感じだが、その限られた層の中でしっかり1万弱の固定ファンをつけた様子。
楽曲人気だけでなく、アーティスト人気を付けるのがかなり難しくなっている昨今、これはなかなか稀なパターンといえる。
まぁ、この人のファン層は配信の利用も少なさそうだし、売上がパッケージに固まる可能性が高いので、これくらい出ても不思議じゃないのかも。
第9位 はまぐりボンバー /矢島美容室
とんねるずとDJ OZMAによるユニット、矢島美容室の3枚目のシングルが初登場で9位にランクイン。
一度きりの企画ユニットかと思っていたが、ついに3作目まで出た。
初動売上げは1.3万枚。前作『SAKURA-ハルヲウタワネバダ-』の初動2.5万枚からダウン
デビュー曲が初動3.9万枚、そこから前作が初動2.5万枚。で、今回初動1.3万枚。
ガクガクッと数字を落としており、企画が飽きられている感は隠し切れない。
こうなると、ここからの挽回は至難の技で、通例どおりさらに数字を落とすとTOP10入りが危ういラインに。
今作がCD+DVDの1種リリースで消費者に優しいかたちなので、パッケージ増など商法的に数字を持ち上げるのはまだ可能。逆に、それくらいしか手はないか。
この結果を見ると、ロングヒットした1作目で潔く終了していたほうがよかった気が。
こう連続ダウンしながらもしぶとく出してしまうと、せっかくヒットした1作目の印象が薄くなって、結局、企画全体の印象も薄くなってしまうような…。
ただ、4月にはもう5枚目のシングルがスタンバイしている。
今回は松田聖子とのコラボになっているようだが、果たして…。
第10位 赤 /KREVA
KREVAの13枚目のシングルが初登場で10位にランクイン。
初動売上げは1.2万枚。前作『青』の初動1.3万枚からダウン
前作は4曲入りで、今作は2曲入り。
その分、数字を下げてしまった様子。
ただし、前作はCDのみの1種リリースで、今回はDVD付と合わせて2種リリースとなっている。
収録曲数の減少、パッケージ減、これらを相殺しての微減か。
まぁ、今作のリリースタイミングでアルバムが出るという情報も出回っていたので、シングルは買い控えるファンもいたのかも。
~今日のふといいなぁ~Black Cherry by Acid Black Cherry
1000のバイオリン by THE BLUE HEARTS
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