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2010年3月28日 (日)

Perfume、初動20万オーバーで1位獲得!

本日はいきなりチャートチェックからスタートです。

前回記事で7/20付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを見ていきます。
 

ではでは、さっそく…

7/20付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

第1位 ⊿ /Perfume

トライアングル(通常盤)

テクノポップアイドルユニット、Perfumeの3枚目のアルバムが初登場で1位を獲得!

これで2作連続の1位獲得となる。
 

初動売上げは21.1万枚!前作「GAME」の初動15.4万枚から上昇

前作ではHYとゆずを倒しての初の1位獲得という大金星を挙げていたが、今回はそこからさらに上昇。

 
シングルでは08年の夏に大爆発した後、7~8万枚ラインで頭打ちになっていたが、アルバムは前作ラインで頭打ちにならず、さらに伸ばし、ついに20万台の大台に乗った。

Perfume

先述したとおり、シングルでは8万ちょっとが最高記録ながらも、アルバムでは20万越え。

 
ユニット的には「アイドル」なのだろうが、チャートアクションは完全にアイドルのそれとは異なる

そのへんのベテランアーティストよりずっと「シングル<アルバム」傾向が強く、完全に「アーティスト」の売れ方である。

 

今作は初日から前作を3万枚ほど上回る9万枚の売上でスタート。

(参考:Perfume、逆境乗り越え前作越えへロケットスタート!

その後、前作を上回るペースで推移するが、金曜付(デイリー4日目)で大きくペースダウン。

一気に、初動20万越えに黄色信号が灯ることに。

(参考:「⊿」初動20万枚越えなるか!?

 
しかし、このままではいかないのが当時のPerfumeの勢い。

Perfumeは金曜日に「ミュージックステーション」に出演。『I Still Love U』を披露した。

 
その放映効果で土曜付のデイリーチャートでは一気に売上回復。

再び、2万台に乗せる爆上げで一気に初動20万越えを引き寄せた。

Triangle_3

Triangleex

今作リリース前には「フライデー」による熱愛スクープや、「ロッキング・オン・ジャパン」で掲載されたインタビュー内での中田ヤスタカ批判疑惑など逆風が吹き荒れた。

それがどう今作の数字に影響したかは未知数だが、この初動売上げを見るに、そこまで大きな悪影響は出ていないと思われる。

逆に、ここまで短期間で報道がされることがなかった彼女たちなので、ファンの結束が強まるきっかけになった可能性はある。

 
Perfumeは来月14日に約1年ぶりのシングルのリリースが決定している。

あまりに開きすぎているリリース間隔が気になるところだが、そちらの推移にも要注目だ。

  
第2位 Ring  /加藤ミリヤ

Ring

加藤ミリヤの4枚目のオリジナルアルバムが初登場で2位にランクイン。

初動売上げは15.1万枚。前作「BEST DESTINY」の初動9.2万枚から上昇

 
前作はサンプリングベストアルバムだったが、今回オリジナル盤でそれを上回ってきた。

「加藤ミリヤ」としてのリリースでは、目立ったシングルのヒットはなし。

 
しかし、今作の約2ヵ月前にリリースされた清水翔太とのコラボシングル『Love Forever』がパッケージ、配信ともに大ヒットを記録しており、その効果がかなり大きかったと思われる。

また、今作のリード曲『Aitai』は配信で1位を記録するなど好調。

アルバムリリース前にパッケージ、配信両方でヒットを飛ばしており、それらが上手く絡みあって、ここまで伸びたといった感じか。

   
リリース形態はDVDの有無で2形態リリース。最も一般的な売り方。

商法で釣り上げたりせずに、初動15万オーバーとかなりの成績ながら、1位獲得ならず。

普通なら余裕で1位をゲットできる数字だったが、少し相手が悪かった。

しかし、今作はこのあと驚異的なロングヒットを記録し、累積では上のPerfumeを軽く上回ることになる。
 

第3位 キング・オブ・ポップ・ジャパン・エディション /マイケル・ジャクソン

キング・オブ・ポップ-ジャパン・エディション

前週の4位から1ランクアップでついにTOP3入り。

週間売上げは8.6万枚。前週の4.0万枚から倍以上の伸び

 
完全に追悼効果に火が付いている。

急な需要の増加による品切れが解消されたようで、一気に週間1位も狙えるほどのラインまで伸ばしてきた。

 
ベスト盤は過去にいくつも出ているのに、ここにきてまだこれだけの数字を出す。

その人気は計り知れない。「凄い」の一言。
  
   
追悼報道は各局でなされたが、特に朝の情報番組「とくダネ」での報道量はハンパなかった。

「とくダネ」以外でも尺というより、報道期間が数週間に渡る例が多く、今回の需要継続の波を作ったと思われる。

 
以下、ピックアップ。

第5位 GUNDAM 00 COMPLETE BEST  /V.A.

機動戦士ガンダムOO COMPLETE BEST(期間生産限定盤)(DVD付)

人気アニメ「機動戦士ガンダム00」の主題歌集コンピが初登場で5位にランクイン。

初動売上げは5.9万枚

ソニーのアニメの中でも抜群の人気を誇る「ガンダム」シリーズだけに、やはり高い数字をつけてきた。

 
今回の参加アーティストはラルク、UVER、ステレオポニーなどなど。

強力すぎるゆえに無名アーティストでもガンガンTOP10入りさせられるガンダムタイアップだけに、こう集めてみると案外その面子は地味になってしまう。

 
05年の「機動戦士ガンダム SEED DESTINY コンプリートベスト」が初動20万近くまで出ていたことを考えると、今回の勢いは若干弱めである。

それでも、ただの音源の寄せ集めでここまで出ればボロ儲け状態だろう。
 

~今日のふといいなぁ~
ノスタルジア  by いきものがかり
ラッキー・ルチアーノに射たれる前に  by LAST ALLIANCE

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