Perfume、初動20万オーバーで1位獲得!
本日はいきなりチャートチェックからスタートです。
前回記事で7/20付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを見ていきます。
ではでは、さっそく…
7/20付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!
第1位 ⊿ /Perfume
テクノポップアイドルユニット、Perfumeの3枚目のアルバムが初登場で1位を獲得!
これで2作連続の1位獲得となる。
初動売上げは21.1万枚!前作「GAME」の初動15.4万枚から上昇
前作ではHYとゆずを倒しての初の1位獲得という大金星を挙げていたが、今回はそこからさらに上昇。
シングルでは08年の夏に大爆発した後、7~8万枚ラインで頭打ちになっていたが、アルバムは前作ラインで頭打ちにならず、さらに伸ばし、ついに20万台の大台に乗った。
先述したとおり、シングルでは8万ちょっとが最高記録ながらも、アルバムでは20万越え。
ユニット的には「アイドル」なのだろうが、チャートアクションは完全にアイドルのそれとは異なる。
そのへんのベテランアーティストよりずっと「シングル<アルバム」傾向が強く、完全に「アーティスト」の売れ方である。
今作は初日から前作を3万枚ほど上回る9万枚の売上でスタート。
(参考:Perfume、逆境乗り越え前作越えへロケットスタート!)
その後、前作を上回るペースで推移するが、金曜付(デイリー4日目)で大きくペースダウン。
一気に、初動20万越えに黄色信号が灯ることに。
(参考:「⊿」初動20万枚越えなるか!?)
しかし、このままではいかないのが当時のPerfumeの勢い。
Perfumeは金曜日に「ミュージックステーション」に出演。『I Still Love U』を披露した。
その放映効果で土曜付のデイリーチャートでは一気に売上回復。
再び、2万台に乗せる爆上げで一気に初動20万越えを引き寄せた。
今作リリース前には「フライデー」による熱愛スクープや、「ロッキング・オン・ジャパン」で掲載されたインタビュー内での中田ヤスタカ批判疑惑など逆風が吹き荒れた。
それがどう今作の数字に影響したかは未知数だが、この初動売上げを見るに、そこまで大きな悪影響は出ていないと思われる。
逆に、ここまで短期間で報道がされることがなかった彼女たちなので、ファンの結束が強まるきっかけになった可能性はある。
Perfumeは来月14日に約1年ぶりのシングルのリリースが決定している。
あまりに開きすぎているリリース間隔が気になるところだが、そちらの推移にも要注目だ。
第2位 Ring /加藤ミリヤ
加藤ミリヤの4枚目のオリジナルアルバムが初登場で2位にランクイン。
初動売上げは15.1万枚。前作「BEST DESTINY」の初動9.2万枚から上昇
前作はサンプリングベストアルバムだったが、今回オリジナル盤でそれを上回ってきた。
「加藤ミリヤ」としてのリリースでは、目立ったシングルのヒットはなし。
しかし、今作の約2ヵ月前にリリースされた清水翔太とのコラボシングル『Love Forever』がパッケージ、配信ともに大ヒットを記録しており、その効果がかなり大きかったと思われる。
また、今作のリード曲『Aitai』は配信で1位を記録するなど好調。
アルバムリリース前にパッケージ、配信両方でヒットを飛ばしており、それらが上手く絡みあって、ここまで伸びたといった感じか。
リリース形態はDVDの有無で2形態リリース。最も一般的な売り方。
商法で釣り上げたりせずに、初動15万オーバーとかなりの成績ながら、1位獲得ならず。
普通なら余裕で1位をゲットできる数字だったが、少し相手が悪かった。
しかし、今作はこのあと驚異的なロングヒットを記録し、累積では上のPerfumeを軽く上回ることになる。
第3位 キング・オブ・ポップ・ジャパン・エディション /マイケル・ジャクソン
前週の4位から1ランクアップでついにTOP3入り。
週間売上げは8.6万枚。前週の4.0万枚から倍以上の伸び
完全に追悼効果に火が付いている。
急な需要の増加による品切れが解消されたようで、一気に週間1位も狙えるほどのラインまで伸ばしてきた。
ベスト盤は過去にいくつも出ているのに、ここにきてまだこれだけの数字を出す。
その人気は計り知れない。「凄い」の一言。
追悼報道は各局でなされたが、特に朝の情報番組「とくダネ」での報道量はハンパなかった。
「とくダネ」以外でも尺というより、報道期間が数週間に渡る例が多く、今回の需要継続の波を作ったと思われる。
以下、ピックアップ。
第5位 GUNDAM 00 COMPLETE BEST /V.A.
人気アニメ「機動戦士ガンダム00」の主題歌集コンピが初登場で5位にランクイン。
初動売上げは5.9万枚。
ソニーのアニメの中でも抜群の人気を誇る「ガンダム」シリーズだけに、やはり高い数字をつけてきた。
今回の参加アーティストはラルク、UVER、ステレオポニーなどなど。
強力すぎるゆえに無名アーティストでもガンガンTOP10入りさせられるガンダムタイアップだけに、こう集めてみると案外その面子は地味になってしまう。
05年の「機動戦士ガンダム SEED DESTINY コンプリートベスト」が初動20万近くまで出ていたことを考えると、今回の勢いは若干弱めである。
それでも、ただの音源の寄せ集めでここまで出ればボロ儲け状態だろう。
~今日のふといいなぁ~ノスタルジア by いきものがかり
ラッキー・ルチアーノに射たれる前に by LAST ALLIANCE
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