RADWIMPS、新曲を2枚同時リリース!
ツイッターでも書きましたが、RADWIMPSがシングルリリースを発表しました!
アルバム「アルトコロニーの定理」以来、約1年4ヵ月ぶりの新音源。待ってました。
ラッドやバンプはかなりリリース間隔が開くので、リリース発表があってもまず「マジか?」と思う自分がいます。
「アルトコロニー」発売前に店頭にあったチラシ。
「アルバム出るの?ラッド。」
まさにこの感じ。
現時点で発表されているのはシングルのタイトルと発売日と価格。
■10th SINGLE『携帯電話』
2010/6/30 Release \980(tax in)
■11th SINGLE『マニフェスト』
2010/6/30 Release \980(tax in)
これまでのラッドの傾向と980円という値段からDVDが付いてくることは考えにくいからCDのみ仕様でしょう。
あと、気になるのはカップリングが入るのかどうかかな。
発表曲が上記2曲なのか、もしくはカップリング含めて4曲以上なのかは重要だよなぁ。
(ここからはチャート情報なので、いつもの評論口調で。)
前作『オーダーメイド』は初動7.3万枚で、いきなりオリコン週間1位を獲得。
これで一気にRADWIMPSの名はお茶の間へと広まった。
さらに、昨年春にリリースされた「アルトコロニーの定理」は初動だけで20万枚を超える空前の大ヒットを記録。
一気にセールス面でも日本を代表するバンドへと昇りつめた。
そのアルバムから1年4ヵ月経ってのシングル。しかも2枚。
同発にジャニーズやAKBなどアイドル勢が来なければ、1位2位独占も十分ありえる。
果たして、どんな結果が待っているんだろう。
まだリリースは先だけど、どんな音なのか。どれだけ世間に広がるのか。とても楽しみ。
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さて、チャートチェックに移ります。
本日からは2009/8/3付オリコンチャートに突入。
やっと、8月。頑張らないと周回遅れになっちまう。
まずはいつも通りシングルチャートから見ていきます。
この週は新譜が少ないので、通常2回に分けているシングルチャートのチェックですが、1回で見終わります。
ではでは、さっそく…
8/3付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!
第1位 THE HURRICANE~FIREWORKS~ /EXILE
新生EXILE 2枚目のシングル、通算31枚目のシングルが初登場で1位を獲得!
週間1位獲得はこれで4作連続。
初動売上げは17.4万枚。前作『THE MONSTER~Someday~』の初動17.2万枚からほぼ変化なし。
まるで前作を買った人がそのまま動いているような推移。
14人になって2作目のシングルだが、売上に劇的な変化は起きていない。
あれだけ「賛」「否」両論で後者のほうが多かったことを考えれば、下がらないだけ良かったと捉えるべきか。
リリース形態は前作から変わらず、DVDの有無で2種リリース。
収録曲の違いもなく、最も一般的な売り方。
EXILEがアイドル寄りなのを考慮するとかなり優しい売り方だと言える。
なお、今作収録の『優しい光』はこの週、着うたフルでも週間1位を獲得。楽曲的には『FIREWORKS』よりこちらのほうが人気なのかもしれない。
ちなみに、タイトル曲の『FIREWORKS』は4ヴォーカルとなっている。
個人的には4ヴォーカルのほうが歌声に幅が広がってメンバーが増えた意味が見えてくる気がする。
だって、2ヴォーカルだとCDで聴く分には7人体制のときと何も変わらないし。
第2位 悪魔な恋/NYC /中山優馬 w/B.I.Shadow/NYC boys
前週の1位から1ランクダウン
週間売上げは2.6万枚。前週の初動17.6万枚から急降下
一気に7分の1程度までダウン。
まぁ、ジャニーズ勢の急降下は今にはじまったことではない。恒例行事。
ただ、それでも低レベル週に当たったため、順位は1つのダウンとかなり売れているような見え方になっている。
第3位 Super Driver /平野綾
平野綾の9枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。
自身初のTOP3入りとなる。
初動売上げは2.1万枚。前作『Set me free/Sing a Song!』の初動0.9万枚から倍以上の上昇
今回の急上昇の要因は1つ。
今作はアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」OPとなっている。これがすべて。
そもそも「涼宮ハルヒ」役を演じているのがこの平野綾なので、実質のところアニメのキャラソン的な位置づけとなる。
やはりアニメ絡みとなると異常に強い。
また、今作のリリース形態は魂のCD1種リリース。前作はDVDの有無で2形態だった。
商法面で前作より明らか不利だったのにもかかわらず、倍以上になるというのはかなりの勢いである。
アニメファンなら他形態を出せば出すだけ買ってくれる可能性が高いのに、1種で勝負したのには何か理由があったのかな。
以下、ピックアップ。
第5位 無条件☆幸福 /アイドリング!!!
アイドルグループ、アイドリング!!!の8枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。
初動売上げは1.1万枚。前作『baby blue』の初動1.4万枚からダウン
今回、パッケージ数が前作から1種増え、計3種リリースになったのだが、数字はダウンしてしまう事態に。
DVD付が2種とCDのみが1種で、DVDの収録内容が異なる。
購入で全音源および映像をコンプするためには絶対に2枚以上買わなくてはならない複数買い促進商法。
これまでのアイドルの傾向からして、前作1.4万枚から2万台に乗せるくらいに上昇してもいいリリース条件。
これでダウンしてしまうとかなり厳しく、人気は下降気味と捉えて間違いないだろう。
同じ系統のAKB48が破竹の勢いでファンを増やしているので、そちらに持っていかれているという面もあると思われる。
第7位 9(-踏-/スクールゾーン) /cali≠gari
V系バンド、cali≠gariの約6年ぶりのシングルが初登場で7位にランクイン。
2002年メジャーデビュー(結成は89年)のベテランだが、TOP10入りはこれが初。
初動売上げは0.9万枚。
03年に一度解散しており、今回は再結成一発目のシングルとなるが、解散前の最後のシングルの初動0.4万枚から2倍以上に伸びる快進撃。
ただし、6年前の商法とは違い、今回は収録曲違いありの2形態リリース。複数買い促進商法。
まぁ、V系バンドならこれくらい当たり前といったところだ。
7位という順位は低レベル週によるところが大きいものの、2形態でこれなら、やりようによってはTOP10の常連にもなれそう。
余談だが、バンド名の「≠」は正確にはこの記号を縦にしたものである。
記号より本人たちに目がいってしまう。
ちなみに、この週はこの7位のcari≠gariからTOP10内1万枚割れ。
第9位 STORY/SUMMER LIGHT /愛内里菜
愛内里菜の30枚目のシングルが初登場で9位にランクイン。
初動売上げは0.7万枚。前作『アイノコトバ』の初動0.4万枚から上昇
上昇とはいっても人気が回復したわけではなく、商法による釣り上げというのが真実。
前作が1種リリースで最高位17位だったため危機感を感じたのか、今作は一気に全3種リリースに。
【DVD付】が2種類(収録内容異なる)とカップリングが1曲多い【CDのみ】というラインナップで、全音源および映像を購入でコンプするためには3枚すべて買わなくてはならない複数買い促進商法。
同じレコード会社ということで、BREAKERZのやり方とほぼ同じ。
ラッキー週に当たり、何とかTOP10入りは果たしたものの、これだけやっても1万枚に遠く及ばず。
「第29回全国高等学校クイズ選手権」応援ソングというタイアップはついているものの、この人のファンは固定的で新規がつかない閉鎖的な世界になっているので、ほとんど効果はないと思われる。
これ以上、商法で釣り上げるのは難しそうなので、早急に次の手を考えないと厳しい現実が待っていそうだ。
~今日のふといいなぁ~Bolero by 東方神起
フォーエバーソング by 秦基博
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