しょこたん、「グレンラガン」依存傾向に
本日はいきなりチャートチェックからスタートです。
前回記事では2009/7/27付シングルチャートの4位までを見終わったので、本日はその続きで5位以降を見ていきます。
ではでは、さっそく…
7/27付オリコンウィークリーシングルチャート、第5位はこの曲!
第5位 ホタルノヒカリ /いきものがかり
いきものがかりの14枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。
初動売上げは2.5万枚。前作『ふたり』の初動3.0万枚からダウン
前作はドラマタイアップで、今回はアニメ「NARUTO」タイアップ。
最近はドラマよりアニメの方がタイアップ効果が大きいのだが、今回はダウンに。
それでも、前々作『気まぐれロマンティック』の初動2.4万枚とは同等。
少しずつではあるが、着実にファンを増やしているといった感じ。
ただ、前回「NARUTO」タイアップになった『ブルーバード』は自己最高初動&最高位を記録するヒットになっていたことを考えると、今回はちょっと物足りなさを感じてしまう。
第6位 光 /BREAKERZ
DAIGO率いるBREAKERZの6枚目のシングルが初登場で6位にランクイン。
TOP10入りは6作連続。
初動売上げは1.9万枚。前作「Everlasting Luv/BAMBINO~バンビーノ~」の初動2.1万枚からダウン
今回は両A面仕様ではないものの、リリース形態は前作と変わらず恐怖の全4種リリース。
【CD+DVD】が2種類と【CDのみ】が1種、さらにファンクラブ盤まで存在して計4形態。
DVDの収録内容は2種で異なっており、さらに【CDのみ】にしか収録されないカップリング曲あり。
また、ファンクラブ盤には限定映像を収録。
全音源、全映像を購入でコンプリートするためには絶対に4枚以上買わなくてはならない鬼のような商法。無論、複数買い促進商法。
前回もこの鬼商法だったが、そこから早くもダウンしてしまっており、もしこの鬼商法をやめてしまったら、一気にガタガタっときてしまいそう。
一応、アニメ「名探偵コナン」タイアップがついているが、このタイアップに効果はほぼない。
完全に固定ファンだけの閉鎖的な世界になってしまっており、ここから新規のファンを増やすのは至難の業だと思われる。
そうなると、固定ファンから少しでも多く搾取するしかない。
今後も商法はかなり厳しいものになりそうだ。
第7位 Party People /スガシカオ
スガシカオの25枚目のシングルが初登場で7位にランクイン。
初動売上げは1.5万枚。前作『コノユビトマレ』の初動0.7万枚から倍増
ただ、前作はアルバムのリリースを翌週に控えた先行シングルだった。
よって、売上回復は当たり前の流れ。
前々作『NOBODY KNOWS』はアニメタイアップがついて初動2.2万枚。その前が07年6月の『フォノスコープ』で初動1.8万枚。
今回の1.5万枚はそのどちらよりも低く、人気は逓減気味だと思われる。
リリース形態はDVDの有無で2形態と最も一般的なもの。
これ以上、下がるようだとそろそろ複数買い商法に手を染めることになるかも。
第8位 心のアンテナ /中川翔子
中川翔子の9枚目のシングルが初登場で8位にランクイン。
TOP10入りは7作連続となる。
初動売上げは1.4万枚。前作『涙の種、笑顔の花』の初動2.3万枚から大幅減
前作はしょこたん恒例の「グレンラガン」タイアップで前々作から大幅に伸ばしていたが、今回「グレンラガン」が外れて、数字も一気に落ちてしまった。
上の表を見てもわかるが、「グレンラガン」関係のタイアップが付いたときと、そうじゃないときの売上の差が激しい。
完全に、売上が「グレンラガン」に依存してしまっている。
数字を見る限り、この人と「グレンラガン」の相性は抜群にいい様子。
きっと、ファン層に重複が見られるのだろう。
逆に、「グレンラガン」無しだと絶対に1.4万枚という安定感も見せている。
1万枚以上を出せるくらいの固定ファンはがっちりついているようなので、急に姿を消すようなことは当分ないと思われる。
今作のリリース形態は初回限定【CD+DVD】、通常【CDのみ】、【ギザみみピチュー盤】で全3種。
【ギザみみピチュー盤】のみに収録のカップリング曲があるため、複数買い促進商法。
リリース形態からわかるように今作は劇場盤「ポケットモンスター」の主題歌。
ただ、この人のファンとポケモンファンがほとんど被っていないようで、効果はあまり見られなかった。
ちなみに、「ギザみみピチュー」はこの子。
みみがギザギザ。
ギザカワユス。
~今日のふといいなぁ~Love Story by 清水翔太
桜並木 by スガシカオ
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