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2010年10月31日 (日)

カバーアルバムで明暗分かれる

デイリーチャートではAKB48が大変なことになってますが、AKB暴走の件はツイッター(「私服ツイート」)上で展開し、ブログでは週間チャートを見ていきます。

これを期にぜひ「私服ツイート」のほうも宜しくお願いします。

 
さて、前回記事では10/25付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを見ていきます。

ペースアップしてやっと最新週に追いついたけど、また離されつつあります。

気合い入れます。
 

ではでは、さっそく…

10/25付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

 
第1位 GLAY  /GLAY

GLAY

GLAYの記念すべき10作目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得!

レーベル設立および移籍後、初のアルバムとなる。

 
初動売上げは9.4万枚

前作はベスト盤「THE GREAT VACATION VOL.2~SUPER BEST OF GLAY~」で初動は12.2万枚

その前もベスト盤で「THE GREAT VACATION VOL.2~SUPER BEST OF GLAY~」は初動13.2万枚だった。

 
今作は前作から3年9ヵ月ぶりのオリジナルアルバム。

その前作「LOVE IS BEAUTIFUL」の初動は15.0万枚だったので、今回大幅にダウン。

ついに初動が10万を割ってしまった。

 
先述したベスト2作がオリジナル盤を下回るというアイドルやベテランアーティストに見られる「ベストでダウン」現象を発動し、ファンが完全に固定化している実情が露呈されていたが、その固定ファンも減ってしまっているのか。

やはり、3年9ヵ月というインターバルはかなりの打撃だった様子。

 
今回は自身のレーベルに移籍し、アルバムタイトルもバンド名を冠した意欲作だったが、数字には伴わなかった。

 
リリース形態は【CD+DVD】と【CDのみ】の2種リリース

DVDはMVやライヴ映像、アニメ映像などを盛り込んだ豪華盤。

ただし、CDの収録内容に違いはないため、複数買いを促進する商法ではない。
 

初動は前オリジナルから大きく下げたものの、約4年前とはCDを取り巻く環境も変わっていることも考慮するとまだまだ立派な数字ではある。

キャリアも16年目に突入し、新規ファンを獲得するのはかなり難しくなっているGLAY。

ここからはどれだけファンを離さずにいけるかが勝負になってきそうだ。
 

第2位 Request -JUJU

Request

前週の1位から1ランクダウン。

これで3週連続のTOP3入り。
 

週間売上げは7.4万枚

前週の11.0万枚からさすがにダウンしたものの、3万弱のダウンに止め、余裕で半減以上キープ。かなりの粘りだ。

 
特に、月曜付では祝日効果の影響で1週前の月曜付よりも高い売上げを出すという勢いを見せ、GLAYの週間1位を脅かす一面もあった。

累積は3週で早々と30万枚を突破(31.3万枚)。

オリジナル盤の前作の累積は13万枚なので、余裕でダブルスコアを付けたことに。

 
完全にロングヒットモードに突入しているので、まだまだセールスを伸ばすことになりそうだ。
 

第3位 ETERNITY~Love & Songs~  -倖田來未

ETERNITY 〜Love & Songs 〜

倖田來未の自身初のカバーアルバムが初登場で3位にランクイン。

デビュー10周年特別企画とのこと。
 

初動売上げは4.6万枚

前作はベストアルバムとオリジナルアルバムをパッケージした「BEST~third universe~ & 8th AL"UNIVERSE"」で初動は22.2万枚だったので、大幅ダウン。

上のJUJUがカバーでオリジナルの数倍のセールスをあげる中、こちらはアルバムの5分の1近くまで下がってしまった。
 

というか、直近シングルの『Gossip Candy』や『好きで、好きで、好きで。/あなただけが』でも初動5万枚以上出ていたので、なんとシングル以下ということに。

つまりはシングルを買う熱心な固定ファンさえも今作をスルーした可能性があり、これはかなり厳しい。
 

ただ、リリース形態がCD1種リリースで、先述のシングルより発売条件が悪かったのはたしか。

しかし、それでもカバーがドカドカ売れているこの状況で、この数字は寂しいと言わざるをえない。
 

ここまでスルーされたのはやはり選曲とアレンジか。

メガヒットとなっているJUJUが自身のファンの年代なら誰もが知っている大ヒット曲ばかりを選曲しているのに対し、こちらは80年代から00年代まで幅広い選曲。

ほとんどが知名度の高い名曲ではあるのだが、おそらく彼女のファン層が聴く(聴いた)音楽からは完全に外れている。

また、アレンジもJUJUやコブクロのようなポップで原曲に近いものではなく、ジャズっぽかったり、ダンス系だったり、バラード調にしたりとトリッキー。

この内容からして、そもそも大ヒットを狙っていないのかも。
 

とりあえず、カバーという分類では完全にJUJUに押さえ込まれてしまいそうだ。
 

第4位 廊下は走るな -渡り廊下走り隊

廊下は走るな!(通常盤)

AKB48からの派生ユニット、渡り廊下走り隊の1stアルバムが初登場で4位にランクイン。

総選挙5位の渡辺麻友を中心とした5人組ユニット。
 

09年1月のデビューから1年9ヵ月経ってのアルバムリリース。

AKB48の派生ユニット初のオリジナルアルバムということになる。
 

初動売上げは3.3万枚

直近のシングル『ギュッ』の初動は3.8万枚だったので、「アルバム<シングル」現象発動。

いかにもアイドルらしいチャートアクションとなった。

 
リリース形態はDVD付の初回盤が2種類とCDのみが1種類で計3種リリース

シングルはいつも4種リリースなので、アルバムになってパッケージ数が1つ減っている。

シングル以下となったのはその辺も影響していると思われる。

 
なお、AKB本体と同様に全国握手会イベント参加券を封入しており、イベント商法もあり。

また、握手会とは別のプレミアムイベント応募はがきを封入していたり、今作の翌週発売のDVDとの連動企画があったりする。

この辺はポニーキャニオンもAKB48という商品をわかっている。
 

ただ、本体との数字の差は歴然で、AKB関連だからといって何でもバカ売れするわけではないのは実証された。
 

~今日のふといいなぁ~
恋する凡人  by スピッツ
GRAVITY 0 by Aqua Timez

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