少女時代が30年ぶりの記録達成&「ONE PIECE」主題歌がヒット!
少女時代とONE PIECEの前に…
10月後半から再開させました「衰退するパッケージ市場を微力ながら支えよう」キャンペーン。
今週は買ったCDはこれー。
いきものがかり「いきものばかり~メンバーズBESTセレクション~」
ベストなのにシングル曲が大量に未収録ってことで買うか悩みました。
だって『HANABI』も『流星ミラクル』も『ふたり』も『夏空グラフィティ』も入ってないのだよ。
でも、代わりにアルバム曲やカップリングの好きな曲が結構入っているので購入。
ただのシングルコレクションになるより、こういった選曲のほうが聴きやすいかも。
相変らず、パッケージが凝ってて、ポストカードが入っていたり、ポスターが入っていたり、ステッカーが入っていたり、なんだか賑やか。
新曲も入っていてパッケージを買う意味を与えてくれている作品です。
さて、来週の「衰退するパッケージ市場を微力ながら支えよう」キャンペーンは、12月にアルバムをリリースするあのバンドのDVDでございます。
楽しみが続くなー。
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チャートチェックに移ります。
前回記事で10/25付チャートを見終わったので、本日からは11/1付チャートに突入です。
まずはいつも通り、シングルチャートから。
ではでは、さっそく…
10/25付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!
第1位 よく遊びよく学べ -NYC
ジャニーズの3人組ユニット、NYCの2枚目のシングルが初登場で1位を獲得!
2作連続1位獲得。
初動売上げは9.3万枚。前作『勇気100%』の初動9.2万枚とほぼ同じ。
NYCとしてのデビュー作から6カ月経っての新譜だったが、数字をキープしてきた。
ジャニーズアイドルは一番最初が一番高く出て、その後は売上げを逓減させるパターンが多いので、これは意外と稀なケース。
まぁ、この3人に関しては「NYC」としてデビューする前に「NYC boys」としてもCDリリースしていたので、ファンもこれが2作目という感覚は弱いのかも。
リリース形態は【DVD付初回盤】と【CDのみ通常盤】の2種リリース。前作と同じ。
【CDのみ】にだけカップリングを1曲追加収録しており、購入で全音源・映像をコンプするためには絶対に2枚以上買わなくてはならない仕様。
ジャニーズ恒例の複数買い促進商法だが、これくらいならまだ商法は優しいほうだ。
V6やTOKIOなどベテランジャニーズ勢が軒並み数字を落としている中で、9万台なので結構高い位置で安定している。
第2位 Gee -少女時代
韓国の9人組ガールズユニット、少女時代の日本2枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。
デビュー作の前作からわずか1ヵ月半でのリリース。
また、海外の女性ユニットの週間シングルTOP3入りは30年ぶり2組目の快挙。
1980年にノーランズが『ダンシング・シスター』で記録して以来となる。
よって、日本を除くアジアの女性ユニットとしては初のTOP3入り。
初動売上げは6.6万枚。前作『GENIE』の初動4.5万枚から大幅増
猛烈なメディアのプッシュを受けていきなり4万台でスタートを切っていたが、今回はそこからさらに上昇。
ただ、あれだけの煽りを受けているにしてはやはりどこか突き抜けない感があるのもたしか。
楽曲のキャッチーさとかメディアの力の入れようからして、数年前なら余裕で10万くらい出ていても不思議じゃないんだが…これがいまのCD市場の現状か。
デイリーでは初日に3万近い数字を出しながら、2日目で半減以下に暴落するなど、アイドルらしいチャートアクションを見せていた。
パッケージまで買う熱心なファンの数はこのあたりが限界で、ライト層は配信等に流れていくのかも。
リリース形態は【豪華初回盤(CD+DVD)】、【期間限定盤(CD+DVD)】、【通常盤(CDのみ)】の全3種リリース。
CD収録内容はすべて同じで、DVDは豪華初回盤にミュージックビデオ2種類、期間限定盤に1種収録されている。
音源・映像ともに豪華初回盤を買えば事足りるので、複数買い促進商法ではない。
あまりに報道が過度なため、物足りない数字に見えてしまうが、この商法で6.6万枚は立派な数字。
AKBみたいに握手会とかイベント商法、複数買い促進商法を駆使すれば余裕で10万オーバーしそうだが、そのあたりはユニバーサルは慎重に動くはず。
今度の年末に向けての動向にも要注目だ。
第3位 One day -The ROOTLESS
EXILEのHIROの事務所「LDH」所属の4人組ロックバンド、The ROOTLESSのデビューシングルがいきなり3位にランクイン。
初動売上げは2.6万枚。
2.6万枚は今年デビューした男性アーティストのデビューシングル最高初動となる。
無名の新人のいきなりのヒットなので、疑うべきはアニメタイアップ。
てことで、ジャケット写真からもわかるが、アニメ「ONE PIECE」オープニングテーマとなっている。
ただ、アニメタイアップを得意とするのは主にソニー系で、今作はエイベックスからのリリース。
エイベックスがアニメタイアップで当てることは珍しく、また、アニメタイアップとはいえ、エイベックスリリースの新人がデビュー作からヒットを飛ばすのもかなり久々。
さらに、原作「ONE PIECE」の人気は言わずもがな絶大ながら、アニメ版の主題歌がタイアップありきでヒットしたことはほとんどなかった。
いわば、ソニーが抱えているアニメとは違い、効果の出にくいタイアップだった。
しかし、今回はその効果が爆発した。
今年3月には「ONE PIECE MEMORIAL BEST」が週間1位を獲得する大ヒットになっており、いまアニメ「ONE PIECE」はある程度タイアップ効果を有していると思われる。
あとは、前回のオープニング(矢口真里メインのヘキサゴン系)があまりに不評だったので、それも今作の印象を良くした要因のひとつか。
それに加えて、今回はONE PIECEファンなら必ず目に付く、作者 尾田栄一郎書き下ろしの3Dジャケットが付属されている。
よって、ONE PIECEファンが音楽云々ではなく、ONE PIECE関連のコレクションアイテムのひとつとして購入に走った可能性も高い。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース。
とはいえ、収録内容に違いはなく、【CD+DVD】の2種も片方が3Dジャケットになっているだけなので、複数買いを促す商法ではない。
とりあえず、問題はONE PIECEタイアップが外れるであろう次回作がどうなるかというところ。
今回はあまりにONE PIECE効果が大きすぎたと思われるので、普通にいけばソニー系と同じく急降下という結果が見えているが、果たして…。
第4位 宇宙飛行士への手紙/モーターサイクル -BUMP OF CHICKEN
前週の1位から3ランクダウン。
週間売上げは1.7万枚。初動9.3万枚から大きくダウン。
前作『魔法の料理 ~君から君へ~』が初動10.4万枚から2週目2.2万枚。
前々作『HAPPY』が初動9.7万枚から2週目3.0万枚。
※2週連続リリースにつき、2週目に2枚同時購入したファン存在での粘り
過去2作と比べて、2週目もかなり不調。
ブレイク後だと、2週目で1万台になったのも初じゃないかな。
BUMPは12月にアルバムのリリースが決定したが、ここ数作のシングルのチャートアクションを見るに、少し厳しい結果が待っていそうだ。
~今日のふといいなぁ~BLUE LIGHTNING by LAST ALLIANCE
SEA by 秦基博
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