AKB48、8月のシングルがTOP10復帰!
更新を滞らせてすみません。。。
今週は来期予算を巡る争い、第1次予算戦争が勃発しまして、平日はPCを開くことさえできませんでした…。
終電、タクシー、終電…。
とりあえず、ひとりで5億以上の金額のマスタを作り、投入するという恐怖の作業。
責任重大!((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
てか、入社2年に満たないひよっこにこんな仕事させていいのかな、この会社。
とりあえず、第1次予算戦争は終戦したので、来週からは少し更新ペースを上げられるかと思います。
さて、チャートチェックですが、前回記事で1/3付シングルチャートの4位までを見終わったので、本日は5位以下をチェックしていきます。
ではでは、さっそく…
1/3付オリコンウィークリーシングルチャート、第5位はこの曲!
第5位 熱烈ANSWER -小野大輔
声優、小野大輔の4枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。
声優としての代表作は「黒執事」、「涼宮ハルヒの憂鬱」、「デュラララ!!」など。
これが自身初のTOP10入りとなる。
初動売上げは1.0万枚。前作『キンモクセイ』の初動0.6万枚から大幅増。
初のTOP10入りと同時に、自身初の初動1万枚突破。
コアファンが多く付いているアニメの主役を演じており、この人自身にも結構固定ファンが付いている様子。
また、今回は幼い子供向けではあるが、自身初のアニメタイアップもついている。
リリース形態はCD+DVDで1種リリース。
珍しい売り方だが、複数買いが発生する可能性は低い。
なお、前週いきなりTOP10入りを果たした神谷浩史とは一緒にラジオをやっていたり、過去に一緒にCDも出していたりする。
いまこのラインの声優の人気があがっているのだろうか。
今までの声優人気は女性声優が中心だったので、それが男性にも及ぶといよいよもって、チャートは声優だらけになりそうだ。
第6位 NAMInoYUKUSAKI~TV SPECial COLLECTION -THE RICECOOKERS
アメリカで結成された日本人4人組ロックバンド、THE RICECOOKERSの企画盤が初登場で6位にランクイン。
これが自身初のTOP10入りとなる。
初動売上げは1.0万枚。前作『NAMInoYUKUSAKI』の初動0.8万枚から上昇。
TBS系ドラマ「SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」の主題歌。
見てわかる通り、前作と今作は同じタイトルになっており、今回はドラマで放映された10パターンのテレビヴァージョンを収録した企画盤のような位置づけ。
また、前作はたった3週間前にリリースされたばかり。
大抵、企画盤・編集盤といった類は原作を下回るものだが、今回に関してはそのドラマありきの企画盤のほうが高い数字が出るという珍現象が発生している。
というか、同一楽曲の編集盤がカップリングに収録されずに別の作品として別の日にリリースされることも異例。
このライスクッカーズというバンドの知名度はかなり低く、コアな層にしか浸透していないはずなので、近年稀に見る「タイアップ効果爆発型」と推測されるが…。
そのドラマの平均視聴率は10%ちょっと。その推測通りである可能性は低い。
これまで主にライヴシーンで活動し、リリースも配信やストリーミングが中心だったようだが、その間にパッケージ買いのファンがかなり付いていたということか。
とりあえず、今回のこのリリース方法およびチャートアクションはあまりに謎すぎるので、どれだけファンを付けているのかは次回作で判断するしかない…と言わざるを得ない。
第7位 運命のしずく ~Destiny's star~/星空計画 -GIRL NEXT DOOR
GIRL NEXT DOORの10枚目のシングルが初登場で7位にランクイン。
これで10作連続のTOP10入り。
初動売上げは0.9万枚。前作『Ready to be a lady』の初動0.9万枚とほぼ同水準。
いきなり1万枚を割る大暴落を見せた前々作から3作連続で1万割れながら、毎回敵の少ない低レベル週にぶつかり、TOP10入り記録を更新している。
今回は映画「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」主題歌で、ヒーローものタイアップだったが、数字を見る限り、効果はまるっきり出ていない。
同じヒーローものでも「仮面ライダー」関連の効果は絶大だが、「ウルトラマン」はダメなのか。
もしくは、劇場版のため不発だったのだろうか。
何より一番怖いのは、ある程度「ウルトラマン」効果があってこの数字というパターンなのだが。
リリース形態は【CD+DVD】が2種類と【CD+グッズ】が1種、【CDのみ】が1種で合計4種リリース。
前作の3種から1種増加。
2種類のDVDの収録内容は異なり、【CDのみ】にだけリミックス曲を収録。
すべての音源、映像、グッズを購入でコンプリートするには絶対に4枚買わなくてはならない複数買い促進商法。
とはいえ、たくさん出してもたくさん買うファンがついていないと無意味。
AKB48やジャニーズ勢などのアイドルが使えば鬼のように数字が膨らむ商法だが、そもそも固定ファンが激減しているガルネクなので、弾力的に数字は上昇しなかった様子。
これだとただの制作・生産費の無駄遣いになってしまいそう。
第8位 ヘビーローテーション -AKB48
AKB48の2010年8月リリースのシングルがここにきて、TOP10返り咲き!
前週の20位から一気に12ランクアップ。
週間売上げは0.8万枚。
12/24の「Mステ スーパーライブ」放映直前あたりから、一気にデイリーで数字を回復させ、金曜付からは3日連続でTOP5入りし、週間でもTOP10入り。
年末年始恒例となっているお茶の間へ広がった楽曲の返り咲き。2010年はAKBだった。
累積はいつのまにか72.6万枚を突破。
年末年始の特番ではこの曲を披露することが多く、まだ累積は伸びることになる。
また、AKB勢の返り咲き現象。
本番はこの翌週からだった。
第9位 ラヴ☆レター -ZE:A
韓国の9人組男性アイドルグループ、ZE:A(ゼア)の日本メジャーデビューシングルが初登場で9位にランクイン。
メジャーデビューシングルがいきなりTOP10入り。
初動売上げは0.8万枚。
韓国の女性アイドル人気に乗じて、男性も上陸。
いきなりTOP10入りということでファンが結構付いていそうに見えるが、これはイベント商法の効果が高いと思われる。
今作にはランダムでイベント参加当選券が封入されており、当選券が封入されて
いればイベントに無料招待となっている。
なお、イベントの内容はハイタッチ会&握手会&サイン会。
ランダムということで、ファンは当選を目指して複数購入しまくりだと思われ、週間の0.8万枚のうち、約半分の0.4万枚はデイリー初日の売上となっている。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。
【CDのみ】には新曲追加収録しており、複数買い促進商法。
パッケージ上での商法とイベント商法を合わせて、この数字なので、まだ勢いはそれほどではない。
男性アイドルは日本では圧倒的勢力を持つ軍団がいるので、なかなか自由にさせてもらえないのが実情。
果たして、ここから伸ばしていくことはできるのだろうか。
第10位 果てない空 -嵐
前週の18位から8ランクアップ。
4週間ぶりにTOP10返り咲き。
週間売上げは0.8万枚。
こちらも上のAKB同様、年末の音楽番組の効果で粘りを見せ、周りのレベルが下がったため、TOP10内に浮上してきた。
デビュー以来の自己最高初動を記録した今作だが、累積はまだ67万枚。
最終的に『Troublemaker』、『Monster』あたりを抜けるかどうか注目したいところだ。
2010年最後の発表のウィークリーとなったこの週も、TOP10内は6位から1万割れ。
リリースがなくなるのでレベルが下がるのは仕方がないが、数年前ならここまで低レベルにはなっていなかったので、やはりパッケージ不況は深刻化していると言わざるを得ない。
…
しかし…
究極の、前代未聞のセールス低レベル週は、すぐ翌週に待っていたのだった。
~今日のふといいなぁ~真昼の月 by 音速ライン
口移しのチョコレート by フレンチ・キス
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