遊助がアルバム初の1位も売上は"マジ勘弁"状態に…
本日はいきなりチャートチェックからスタートです。
前回記事で2/14付のシングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートをチェックしていきます。
ではでは、さっそく…
2/14付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!
第1位 あの‥夢もてますケド。 -遊助
「遊助」こと上地雄輔の2枚目のアルバムが初登場で1位を獲得!
前回は安室奈美恵と発売日が被ってしまい、2位に終わっていたので、これがこの名義でのアルバム初の1位ということになる。
初動売上げは7.9万枚。
前作「あの・・こんなんできましたケド。」の初動16.7万枚から半減以下になる暴落
シングルがデビュー曲『ひまわり』から今作収録の最新シングル『ひと』まで、初動が6連続でダウンするという事態になっていた。
暴落系とかマジ勘弁だったかもしれないが、アルバムのダウンは完全に想定の範囲内。
ただ、シングルはまだおよそ6万は出ているので、もう少し踏ん張りたかったところか。
リリース形態はDVDの有無で2種リリースだが、CDの収録曲が2種で異なっている。
全音源と映像を購入でコンプするには絶対に2枚買わなくてはならない複数買い促進商法。
とはいっても、ジャニーズアイドルほどファンも狂信的ではなさそうなので、効果はそこまで爆発的には出ていないと思われる。
大きなダウンになったものの、他のヘキサゴン系は見てられないレベルまで沈んでいるので、チャートで1位を取れるような数字を出せているこの人の人気はやはり頭ひとつ飛び抜けているということか。
第2位 ガールズトーク -KARA
昨年の11月下旬リリースの作品が前週の4位から2ランクアップでTOP3返り咲き。
週間売上げは1.6万枚。前週の2.0万枚からダウン。
売上は下がっているが、周りの売上水準が低すぎたため順位は上がった。
この頃、「解散」「不仲説」などが連日ワイドショーを賑わせており、かなりのプロモーションになっていた。
その効果で売上はかなりキープされている。
そして、この週をもってついに累積が30万枚を突破。(31.3万枚)
海外の女性グループによるアルバムの30万枚突破は、2005年のデスティニーズ・チャイルド以来、5年3ヶ月ぶりの快挙となる。
ここまでの勢いは少女時代よりもKARAのほうが上になっているが、今年はどうなるんだろう。
第3位 Fantasia of Life Stripe -flumpool
前週の2位から1ランクダウン。
週間売上げは1.5万枚。
前週の初動8.1万枚から大幅ダウン。
まったく粘りを感じさせないチャートアクションとなり、2週で10万枚に届かず。
前作は初動9万枚から翌週(年始の2週合算週)で4.4万枚出していた。
今回のほうが下落が早いのは明らかで、すでにファンが固定化してライト層に訴求できなくなっているかのような推移である。
以下、ピックアップ。
第9位 westview -MONKEY MAJIK
MONKEY MAJIKの通算6枚目のオリジナルアルバムが初登場で9位にランクイン。
これで5作連続のTOP10入りとなる。
初動売上げは0.9万枚。
前作はベスト盤「MONKEY MAJIK BEST ~10 Years & Forever~」で初動3.1万枚だったので、大きくダウン。
「ベストからのダウンは仕方がない」と捉えがちだが、実はこのベストはオリジナルを大きく下回る成績になっていた。
オリジナル盤だった前々作「TIME」は初動5.0万枚。
よって、オリジナルで比較するとなんと一気に5分の1以下になってしまったことになる。
前作のベスト盤以降、新曲含む「ぬらりひょんの孫オープニングテーマEP」という企画盤は出ていたが、通常のシングルはなし。
なお、この企画盤はファンが付いてこれなかったようで、初動2502枚と厳しい結果になっていた。
もともとシングルはあまり強くなく、その分アルバムが強い彼らだが、さすがにこの企画盤1枚ではライト層を引っ張れなかった様子。
また、前作のベスト盤が固定ファンに見切りを付けさせるトリガーになってしまったのはこの暴落をみると明らかである。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。複数買いさせる要素はなし。
心配なのはやはりベスト盤による固定ファン離れの影響で、新規ファンを付けないとこのままズルズルいってしまう可能性が高い。
起死回生の手はあるのだろうか。
~今日のふといいなぁ~キャノンボール by 中村一義
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