アイドル1位争奪戦!緊急イベントで山Pが制す!
山Pの前に…
地震。
大変なことになっています。
東京もまだ余震がきて、ちょっと揺れる度にびくびくしています。
というか、実はネタでも何でもないのですが、
当初の予定では、昨日と今日で宮城旅行へ行く予定でした。
手元に仙台の旅館の予約完了ページのコピーがあります。
そして、いっしょに行くメンバーの1人は福島県いわき市在住の友達でした。
その友達から昨日の17時ごろ、「ごめん、旅行いけないわ」とメールがきました。
何ふざけてんだと思いましたが、そいつが生きていることがわかっただけで涙が出ました。
被災地の方々を憂うことは簡単ですが、その思いをこのブログでつらつら綴る必要はないと思っています。
以下、いつも通り、ブログ更新します。
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チャートチェックに移ります。
前々回の記事で1/24付チャートを見終わったので、本日からは1/31付チャートに突入。
まずはいつもどおり、シングルチャートからスタート。
この週は2011年最初の熾烈な1位争いが勃発!
アイドル同士の戦いは最終日にチャートファン大盛り上がりの結末を迎えて…
ではでは、さっそく…
1/31付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!
第1位 はだかんぼー -山下智久
NEWSの山下智久のソロ4枚目のシングルが初登場で1位を獲得!
これで4作連続の1位獲得となる。
しかし、
初動売上げは6.8万枚。前作『One in a million』の初動16.1万枚から大暴落
あの山Pが6.8万枚…?
という印象を持つ人がほとんどだと思うが、今作はリリース形態がジャニーズとは思えないほどの緩さで、なんとCD1種リリース。
正確には3種存在しているものの、品盤がすべて同じなので、初回仕様がなくなり次第、通常盤に切り替えといったかたちになっている様子。
かつ、収録曲はタイトル曲1曲とインストのみ。カップリングなし。(525円)
前作はDVD付、カップリングの異なる2種の全3形態で、複数買い促進商法だった。
多くのファンが1人あたり3枚買っている計算だと、この大暴落もそこまで驚くべきことではなかったりする。
なお、今作は翌週リリースのアルバムからの先行シングルとなっている。
Webのニュース等これを大暴落の原因に上げる者もいるが、ジャニーズファンに先行シングルという条件はさほどマイナス要因にはならない。
(アルバムに入っていようが、「パッケージ」自体をもとめて買っているので関係ない)
ただ、特記すべきはこの初動6.8万枚という数字もかなりの水増しをしての結果である点である。
というか、本来は1位を逃すのが自然な流れだった。
今作は先述したリリース条件から初日から低調なスタートとなり、なんと同発のAKB派生ユニット、「フレンチ・キス」に8000枚もの差を付けられる厳しいスタートとなっていた。
翌日にはフレンチ・キスから1位を奪取したものの、現在神懸かり的な推移を見せるAKB勢を突き放すことができず、なんと週末を前に5,000枚もの差を付けられて暫定2位という窮地に立たされた。
そこでジャニーズサイドが取ったのが、窮地時恒例の「緊急イベント」開催という荒技。
山Pクラスの人気・知名度を持つジャニーズアイドルが握手会を行うのは非常に稀なことである。
「1/23(日)に池袋サンシャインシティにて握手会実施」という情報が開催前日の朝にFC会員に向けてメールにて急遽告知された。
参加条件は、握手会会場で今作を購入すること。
事前に今作を購入しているファンにもう一度同じCDを購入させるという卑劣度マックスの商法。
多くのジャニファンは予約し、フラゲ日にCDを手に入れるのが当たり前となっているので、「まだ買ってないから握手会で買おう、ちょうどいいや」という流れは皆無だと言える。
あからさまにファンをバカにしているやり方ながら、ファンはそんなの関係なく奮起。
だって、あの山Pと525円で握手できるかもしれないのだ。山P安すぎる。
結果、会場には徹夜で列を作る猛者も現れ、早朝6時には整列が打ち切られたという情報がツイッターで出回っていた。ジャニファン恐ろし。
当日の会場では6,000枚以上のCDが握手券として購入され、その結果…
売上は不自然に伸び、最後の最後で一気にフレンチ・キスを握り潰し、1位を死守した。
イベントも後半にはCDがなくなったようだが、それでも山下サイドは握手会を続け、CDは後日発送という流れになっていた様子。
後日、山下は自身のブログで『また何かの時にベストな形で、こういう機会をもてたらなと思います!』と発言。
今回の握手会が本人の意向と関係ないベストではない形であり、政治的に行われたことが判明した。
「出来レースでもって勝敗が付いたって拍手を送るべきウィナーは存在しない」と歌ったアーティストがいたが、まさにその通りといった幕切れである。
第2位 if -フレンチ・キス
AKB48の柏木由紀、高城亜樹、倉持明日香によるユニット「フレンチ・キス」、2枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。
2作連続のTOP5入り、2位はユニット最高位。
初動売上げは6.7万枚。前作『ずっと 前から』の初動4.1万枚から大幅増
順位、売上ともに大幅増で現在のAKB関連作の勢いの大きさを象徴する結果になった。
ただ、山下サイドの暴挙がなければ、本来は週間1位を取れていたので、若干のやり切れない感はあるか。
リリース形態はドラマDVD付、デジタルコミックDVD付、CDのみで、全3種リリース。
3種すべてに「イベント参加補助券」を封入。
また、3種ともカップリングが異なっており、全音源を購入でコンプするためには絶対に3枚買わなくてはならない複数買い促進商法。
ただ、この商法は前作とほぼ同じ。「上昇」の要因ではない。
得意のイベントは、フラゲ日である1/18(火)に新宿バルト9でドラマ鑑賞イベント。
その翌日、1/19(水)には竹芝ニューピアホールで握手会イベントを開催している。
ともに、事前告知がなされていたイベントであり、その後週末には特に動きはなし。
イベントで枚数を稼いでいるのは上の山下と同じだが、「緊急性」の有無は重要である。
普通に考えれば、こちらもかなりの商法なのだが、上の山下のやり方が酷(むご)すぎて感覚がマヒしてしまう。
なお、商法、イベントは前回もほぼ同じだったので、今回の上昇は普通に注目度が上がっているのが要因と捉えていいだろう。
2010年の総選挙では柏木こそ8位だが、高城、倉持はTOP10圏外。
それでもここまでの売上を叩き出すのだから、いまのAKBは恐ろしい。
第3位 Hey和 -ゆず
ゆずの通算33枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。
これで32作連続のTOP10入り。
初動売上げは3.4万枚。前作『from』の初動4.4万枚から大きくダウン。
今回はアルバムのリリースをひと月後に控えての先行シングル。
また、リリース形態が前作から変化。
前回はゆずには珍しくDVD付ありの2種リリースとなっていたが、今回は1種リリースに戻った。
こういった2つの条件が売上ダウンの要因と思われる。
とはいえ、前回のアルバム時の先行シングル『虹』は初動3.9万枚出ており、今回はそれを下回っている。
タイアップの関係もあるが、人気が下降気味なのは確かである。
第4位 DADA -RADWIMPS
前週の1位から3ランクダウン。
週間売上げは1.4万枚。
前週の初動9.0万枚から大きくダウン。
固定ファンが偏っているタイプなので、大幅ダウンは想定内だが、これでも前作よりは2週目のペースがいい。
ただ初動に売上が偏っただけという可能性も若干あったが、どうやらそうではない様子。
累積は2週で早くも10.4万枚を突破。
シングルの自己最高売上は『オーダーメイド』の11.6万枚だが、それを超えることが確定的となった。
~今日のふといいなぁ~everything is my guiter by andymori
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