山下初のソロアルバムが1位、flumpoolが3作連続2位に!
901記事目です。
ここからまた、1000記事に向けてコツコツと積み上げていきます。
本日はいきなりチャートチェックからスタート。
前回記事で2/7付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートに突入していきます。
では、さっそく…
2/7付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!
第1位 SUPERGOOD,SUPERBAD -山下智久
山下智久(NEWS)の初のソロアルバムが初登場で1位を獲得!
NEWS含めると、これで5作連続の1位獲得となる。
初動売上げは10.2万枚。
NEWSとしての前作「LIVE」の初動15.6万枚には遠く及ばない結果に。
当たり前だと思う人もいるかもしれないが、実はシングルではソロがNEWSの数字を軽く超えることもあった。
特に、CDデビューする前のKAT-TUN亀梨とドラマコラボした『青春アミーゴ』と、その流れを次いでヒットした『抱いてセニョリータ』の売上は衝撃的である。
その後、ソロ活動はストップしていたが2009年に再開。
このときも初動15万を超える高い数字を出していた。
しかし、これらのシングルを収録した今作は初動10万枚がやっと。
そこはやはりジャニーズアイドル。
単価が上がるアルバムは複数買いしにくいために発生する「シングル>アルバム」現象を思い切り発動させてしまった。
ミリオンシングルを収録しても、さすがに5年以上前のシングルだと、ライト層はまったく引っ張れなかった様子。
リリース形態はDVD有無で2種リリース。ともにCD2枚組。
また、【CDのみ】には5曲追加収録。
よって、音源・映像を購入でコンプリートするためには絶対に2枚買わなくてはならない複数買い促進商法となっている。
今回、ここまで伸び悩んだのは【2CD+DVD+ブックレット】が4,300円、【2CD】が3,700円という高めの値段設定も影響しているかも。
「シングル>アルバム」現象をより深刻化させた可能性がある。
シングルの数字からしても実際のファンの数は6~7万ってところか。
第2位 Fantasia of Life Stripe -flumpool
flumpoolの2枚目のフルアルバム、通算3枚目のアルバムが初登場で2位にランクイン。
これでアルバムは3作連続の2位となる。
初動売上げは8.1万枚。前作「What's flumpool!?」の初動9.0万枚からダウン。
収録シングルの成績はリリース順に、ドラマ「ブラッディ・マンデイ シーズン2」主題歌だった『残像』が初動3.1万枚。
サッカー放送タイアップだった『reboot~あきらめない詩~/流れ星』が初動3.5万枚。
映画「君に届け」主題歌の『君に届け』が初動3.9万枚と着実に数字を伸ばしていたのだが、アルバムはダウン。
普通ならこのようにシングルが小気味よくヒットすれば、アルバムでガツンときてもいいのだが…。
シングルヒットがいまいちアーティスト人気に紐付いていない様子。
また、上記の3シングルはいずれもタイアップが強いので、もしノンタイアップだともっと下がるということだろうか。
結局、「LISMO」CMソング等で強烈メディアプッシュを仕掛けたデビューミニアルバムの初動11.1万枚を超えられず、ずるずるきてしまっている。
リリース形態は【2CD+ブックレット】の初回盤と【CDのみ】の通常盤で2種リリース。
初回と通常で本編に収録曲違い等はないので、普通のファンは初回盤だけ買えば事足りる仕様。
デビューからだいぶ経つし、この後はある程度ファンが固定化されてしまって、固定ファンほぼゼロでライト層を引っ張ったデビュー作を超えられない可能性が高いが。
果たして、アミューズの次の一手は?
第3位 THE RED MAGIC -AK-69
インディーズのラッパー、AK-69の7枚目のアルバムが初登場で3位にランクイン。
週間3位は自己最高位。TOP10入りは2作目となる。
初動売上げは2.7万枚。
前オリジナル盤「THE CARTEL FROM STREETS」の初動1.5万枚から大幅上昇。
前作がいきなりTOP10ヒットとなっていたが、今回はさらにそこから上昇し、一気に順位は3位まで昇り、売上も2万台後半まで伸ばしてきた。
実は昨年、約3年ぶりにリリースされたシングル『PUBLIC ENEMY』が初動で1.4万枚も出していた(順位は高レベル週にぶつかり13位)。
また、「レコチョク」ユーザーを対象とした「神だと思うラッパーランキング」では、あのKREVAを抑えて1位になるなど、ちょこちょこ名前を見るようにもなっていた。
そういった勢いそのままにアルバムも急上昇となった。
過去に倖田來未のアルバムに参加したことがあるが、直近で大物とコラボなんかもしてないし、どこでそんなに人気・知名度が上がったのかは不明。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。収録曲に違い等はなし。
ここからさらに伸ばしてくるのだろうか。
次のアイテムはおそらくシングルだと思うが、そのチャートアクションには注目したいところだ。
余談だが、CDジャケットを見てEXILEのATSUSHIと間違えて購入したEXILEファンはいないと思われる。
以下、ピックアップ。
第6位 MAGAZINE -黒木メイサ
女優、黒木メイサの1stフルアルバムが初登場で6位にランクイン。
ミニアルバムを2作出しているが、フルアルバムはこれが初。
6位は自己最高位。
初動売上げは1.6万枚。前作「ATTITUDE」の初動0.6万枚から倍以上の大上昇。
先行シングルが連続で上昇し、徐々に歌手業も認知されかけてきたかというタイミングでのアルバムということで一気に上昇した。
もともと俳優から歌手という流れだと、人気・売上の絶頂はスタート時になることが多いが、彼女の場合はデビューミニアルバムでそこそこヒットのあとは一度沈んでいるので、ここで再び盛り返すのはなかなか珍しい。
というか、こういったヒットを生むのは難しいのでレコード会社側がうまくやったなといった印象。
ただし、商法はややキツめ。
リリース形態はアルバムタイトルにちなんで、「マガジン仕様」となっている初回盤2種と通常盤の計3種リリース。
「マガジン仕様」はハードカバーの写真集付で、初回盤2種のDVDは内容が異なる。(PV集とライブ映像)
全音源・映像をコンプリートするためには絶対に2枚以上買わなくてはならない、わかりやすい複数買い促進商法。
ただ、初回盤は単価が4,200円もするので、そこまで複数買いしているファンはいないかも。
果たして、ここから柴咲コウのように息の長いアーティストになれるのだろうか。
~今日のふといいなぁ~何度でも by DREAMS COME TRUE
桜の木になろう by AKB48
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