「ボーカロイド」作品、史上2作目の週間1位獲得!
「ボーカロイド」の前に…。
依然として非常事態が続く日本。
放射能に関する報道がメディアを踊る中、
今度は静岡で震度6強…。
地球、踏ん張ってくれ。
私の会社では自宅待機命令が下りました。
東京なんて全然平気なのに。
会社にいて仕事しているほうが気が紛れてずっとマシ。
テレビ見てても不安ばかり募るし。福島の友人ばかり頭に浮かぶし。
そして、なんか急に気温が下がってきた。
風が猛烈に強くなってきた。
人の目に見えないところで何か起こっている。
もうこれ以上、被害が大きくならないことを切に願います。
今回の災害に伴う音楽業界への影響は「私服ツイート」内で一通り、RTしたりつぶやいたりしときました。
どうぞご参考に。
~~
~
とりあえずチャートチェックを進めます。
意地でもいつも通り、進めます。
前回記事で1/31付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを見ていきます。
では、さっそく…
1/31付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!
第1位 EXIT TUNES PRESENTS Vocalonexus feat.初音ミク -V.A.
音声合成ソフト「ボーカロイド」を用いたボーカロイドアルバムが初登場で1位を獲得!
「ボーカロイド」作品の週間1位獲得はこれが史上2作目となる。
初動売上げは3.1万枚。
前作「EXIT TUNES PRESENTS Vocaloanthems feat.初音ミク」の初動2.7万枚から上昇。
なお、「ボーカロイド」作品初の週間1位を獲得したのが前々作「EXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis feat.初音ミク」で、その初動が2.3万枚だった。
前々作のときほどではないにしろ、今回もリリース過少の穴場週にぶつかったための1位獲得だが、売上は連続上昇しており、「EXIT TUNES」シリーズがある程度の固定ファンを付けてきているのがわかる。
リリース形態はCD1種リリース。
購入層は複数商法を嫌いそうな層と思われるので、この売り方で正解か。
そもそも、アイドルではないので複数出してそれをすべて買うような層はほとんどないと思われる。
数年前なら機械が歌う歌が売れるなんて想像できなかったことであるが、ニコニコ動画等を中心に新たな文化が形成されたといった感じ。
なお、タイトルにはfeat.初音ミクと記載があるが「鏡音リン」や、GACKTの声をもとにした「がくっぽいど」による楽曲も収録されている。
第2位 いきものばかり~メンバーズBESTセレクション~ -いきものがかり
前週の2位をキープ。
週間売上げは1.9万枚。前週の2.4万枚からダウン。
発売12週目にして、ついに売上は1万台になったものの、周りの低レベルも手伝い、依然としてTOP3をキープ。
累積売上は112.3万枚を突破。
ミリオンからさらに10万枚以上売れており、2010年末最強のヒット作なのは間違いない。
第3位 ガールズトーク -KARA
前週の3位をキープ。
週間売上げは1.9万枚。前週の1.4万枚から上昇。
発売9週目のなんとこのタイミングで売上回復。
ちょうどこの週は「解散報道」がなされて盛り上がっていたタイミングであり、その報道の効果の大きさを物語っている。
報道はマイナスな印象を受けるものだったが、セールスではプラスに転じている。
累積売上は27.7万枚を突破。
上のいきものがかりに次いで、2010年末代表的ヒット作と言える。
第4位 EIGHT -Do As Infinity
Do As Infinityの8枚目のオリジナルアルバムが初登場で4位にランクイン。
初動売上げは1.2万枚。前作「ETERNAL FLAME」の初動1.9万枚から大幅ダウン。
再結成後、2枚目のアルバムとなるが、またしても…。
解散前最後のオリジナルアルバムである05年「NEED YOUR LOVE」は初動で8.2万枚出ていた。
そこから前作が4分の1以下になる大暴落で、再結成後にファンがほとんどついてきていないことが露わに。
さらに、今回は前作の1.9万枚から1.2万枚までダウンし、一気に1万台ギリギリのラインまできてしまった。
シングルでも再結成後、『∞1』初動1.2万枚→『君がいない未来』初動0.9万枚→『∞2』初動0.8万枚と下がる一方だったので、アルバムでのダウンは自然な流れではある。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。
収録曲の違い等はない、このご時世だとかなりやさしい売り方。
ここまで目に見えて人気下降してしまうと、なかなか下げ止めるのは難しそう。
複数商法に頼る手もあるが、そもそもの固定ファンが1万程度だとすると、それさえも長期的に見て逆効果になりえる。
再結成前のファンとは違う新規ファンを獲得していくことが最大の目標になりそう。
以下、ピックアップ。
第6位 ティン・パン・アレイ -毛皮のマリーズ
03年結成、2010年メジャーデビューの4人組ロックバンド、毛皮のマリーズの通算6枚目のアルバムが初登場で6位にランクイン。
メジャー2枚目のアルバムにして、自身初の週間TOP10入り。
初動売上げは1.1万枚。前作「毛皮のマリーズ」の初動0.5万枚から倍以上の上昇。
ここ数年、ロックファンの中で注目を集めているロックバンドであり、タワーレコードとの連携も印象的だった。
今作に関してはリード曲の『愛のテーマ』がラジオをはじめとするメディアで大量オンエアされ、一気にプッシュされていた。
もともと人気・注目度上昇中だったので、メディアのプッシュはかなり効いた様子。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。収録曲違い等はなし。
今後も音楽メディアでのプッシュは続いていきそうなバンドなので、まだ伸びしろがある。
シングルでもTOP10ヒットを飛ばせるか、注目である。
~今日のふといいなぁ~透明人間18号 by RADWIMPS
誰かのせいにはしない by SKE48
« 「けいおん!!」キャラソン、脇役勢が3作同時TOP10入り! | トップページ | 東方神起2人での再始動シングルが1位! 板野ソロも売上爆発! »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント