ONE OK ROCK & Kalafinaが自己最高初動をマーク!
ONE OK ROCKとKalafinaの前に‥‥
ミスチルの新曲『かぞえうた』。
配信開始から2週間ほど経って、やっとDLしました。
はじめ聴いたときはなんだか単調な曲だなと思いましたが、毎日聴くたび、それがこの曲の真骨頂なんだなとわかってきました。
技巧な演奏なんていらない。
展開に難しさなんていらない。だからこそ、伝わるんだね。
で、『花の匂い』の「どんな悲劇に~」のようにサビ以上に盛り上がるフレーズはさすが。
そこだけ歌詞が漢字なのは何か想いがあってのことなのでしょう。
(歌詞は右のURLから→http://www.mrchildren.jp/news/news20110402.html)
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それでは、チャートチェックに移ります。
前回記事で2/28付シングルチャートのTOP3をチェックしたので、本日は4位以降を見ていきます。
ではでは、さっそく…
2/28付オリコンウィークリーシングルチャート、第4位はこの曲!
第4位 ダイジナコト -AAA
AAAの27枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。
これで10作連続のTOP10入りとなる。
初動売上げは2.7万枚。前作『PARADISE/Endless Fighters』の初動4.6万枚から大幅ダウン。
今回はアルバムと同時リリースとなっており、そのアルバムにタイトル曲は収録されている。
条件的には先行シングルよりも不利であり、そのための大幅ダウンと捉えていいだろう。
ただ、もともとライト層へ広く訴求できているタイプではなく固定ファンがっちりタイプ。
だからこそ、このくらいのダウンで済んでいるとも言える。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種、【mu-moショップ限定盤】が1種で合計4種リリース。
収録曲がパッケージごとに異なっており、いつも通りの複数買い促進商法であるが、前作は驚異の全7種だったので、これでもパッケージ数は減っている。
もしかすると、アルバムと同時発売という要素よりも、商法のレベルダウンのほうが初動に影響してるのでは…。
第5位 LOVE & PEACE -吉井和哉
吉井和哉の11枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。
他名義を含めると、これで11作連続のTOP10入り。
初動売上げは2.4万枚。前作『ビルマニア』の初動2.3万枚から微増。
およそ2年ぶりのシングル。
かなりリリース間隔が開いたが、2万弱のファンはかなり強固なようで、なんと数字はほとんど変わらず。
震災の影響で結果的に発売が延期になったが、もともとは3月リリース予定だったアルバムの先行シングルという位置付けだったことを考えても、かなり健闘したと言える。
リリース形態はいつも通り、魂のCD1種リリース。
実は前作時も数字を微増させていたので、イエモンからの流れのファンではない、新規のファンも少し獲得しているのかもしれない。
第6位 アンサイズニア -ONE OK ROCK
4人組ロックバンド、ONE OK ROCKの5枚目のシングルが初登場で6位にランクイン。
これで2作連続のTOP10入り。
ヴォーカルのTakaはジャニーズのアイドルグループ、NEWSの元メンバーで森進一、森昌子の息子。
初動売上げは2.3万枚。前作『完全感覚Dreamer』の初動1.1万枚から倍以上となる上昇。
約1年ぶりのシングルだったが、ここにきて一気に売上爆発。
不自然なくらいの上昇だが、アニメドーピングでもなく、リリース形態も魂のCD1種リリースであり、商法等で数字を引き上げているわけでもない。
というか、前作はDVD付ありの2種リリースだったので、条件は不利になっている。
同日発売のDVDとの連動企画で、対象店舗で両方とも予約した人に先着で非売品DVDプレゼントというのが組まれているが、ファンが増えていないと意味を成さない施策。
ここまで一気に上昇してくるということはバンド自体の人気が上がっているということか。
次にリリースされるアイテムの数字に注目したいところだ。
第7位 Magia -Kalafina
アニメやゲームを中心に活躍している音楽プロデューサー、梶浦由記プロデュースのボーカルユニット、Kalafinaの9枚目のシングルが初登場で7位にランクイン。
TOP10入りは2作ぶり、通算5作目となる。
初動売上げは2.2万枚。前作『輝く空の静寂には』の初動0.8万枚から倍以上になる上昇。
このタイミングで自己最高初動をマークした。
上のONE OK ROCK以上の伸びとなっているが、こちらは上昇要因が明確。
今作はアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」EDテーマとなっており。これがすべてだと思われる。
前作も「黒執事Ⅱ」の挿入歌だったが、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」は以前にClariSもチャート上位に送り込んでおり、かなりタイアップ効果が高い様子。
リリース形態は【CD+DVD】【CDのみ】【アニメ盤】で計3種リリース。
【アニメ盤】にのみタイトル曲のTVサイズ等を収録している複数買い促進商法。
※前作もアニメ盤があったが、収録内容は同じだった。
もともと、アニメ・ゲームファンを主な訴求対象としているユニットなので、パッケージ数やタイアップでかなり弾力的に数字が動く。
それにしても、ソニーはいろんなアーティストを抱えてて、やっぱ強い。
なお、2.2万枚で7位というのは最近の中では結構運が悪い。
今年に入って一気にチャートの売上水準が落ちているので、大抵の週ならTOP5入り、いやTOP3も狙えた。
第8位 挑め -KREVA
KREVAの14枚目のシングルが初登場で8位にランクイン。
これで3作連続のTOP10入り。
初動売上げは1.4万枚。前作『赤』の初動1.2万枚から上昇。
今回は何といっても、タイトル曲のリミックスにKICK THE CAN CREWとしてともに活動してきたMCUとLITTLEの2人が参加しているというのが話題になっていた。
その効果なのか、数字は少し回復。
ただ、もともとこの人の購入層がKICK時代から流れてきている人が多いと思われ、そこまで爆発的な数字上昇にはならなかった。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。
DVD付の初回限定盤は、2010年10月の日本武道館ライブの映像を7曲収録。
かつ、2,900円とちょっと効果だが、収録曲の違い等はないので、普通のファンは1枚買えば事足りる仕様となっている。
なお、MCUとLITTLEに関しては「UL」というユニットを発足させ、新曲を無料配信しており、その楽曲のプロデュースをKREVAが担当している。
3人で制作することが増えてきているので、こうなるとKICK復活を期待してしまう。
※なお、「UL」の楽曲は以下のURLから左クリックひとつでDL可能。この感じはなんか新鮮。
http://weathernews.jp/solive24/sorauta/
~今日のふといいなぁ~かぞえうた by Mr.Children
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