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2011年7月の記事

2011年7月30日 (土)

小田和正、最年長首位獲得記録更新!

やべえ、タイトルが漢字だらけだ。
 

さて、本日もチャートチェックを進めます。

前回記事で5/2付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを観ていきます。

ではでは、さっそく…

5/2付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの曲!
 

第1位 どーも -小田和正

どーも

小田和正のソロ8作目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得!

5作連続の首位獲得。

なお、今作の首位獲得でシングル、アルバム通じての最年長首位獲得記録を樹立(63歳7ヶ月)。

 
さらに、小田和正がデビューしたのはオフコースとして1970年4月。

今回はそこから41年1ヶ月経っての首位獲得となり、マイケル・ジャクソンの40年を上回る最長記録となる。

 
初動売上げは8.1万枚。ベスト盤だった前作「自己ベスト2」の初動17.6万枚から半減以下になる大幅ダウン。

また、オリジナル盤で観ると、前作は05年の「そうかな」で、その初動が17.1万枚

いずれにせよ、半減以下になる大幅ダウンとなってしまった。

 
シングルも直近の作品はTOP10入りを逃すなど、かなり大きく数字を落としており、その流れでアルバムもダウンとなった。
 

前作が07年でおよそ3年半のインターバル。

オリジナルだと05年以来で、5年半以上もリリース間隔が開いている。

リリースの鈍化がファン離れを加速させた可能性が高い。

 
なお、5年前とはCDを取り巻く環境が違うので、単純に数字を比較するのはタブーともいえる。

とはいえ、少なくとも人気は伸びておらず、セールスパワーがかなり落ちているのは確実なよう。
 

リリース形態は魂のCD1種リリース

ファン層に複数買いの文化が根づいていないはずので、この売り方がおそらく正しい。

 
もともと固定ファンが物凄い数付いているというよりも、直近のヒット曲でライト層を取り込んでいくタイプ。

ドラマタイアップなのでお茶の間レベルまで広まる楽曲が出れば、アルバムも売上回復する可能性はありそう。
 

第2位 CLOUD NINE -T.M.Revolution

CLOUD NINE(初回生産限定盤A)(DVD付)

T.M.Revolutionの9枚目のオリジナルアルバムが初登場で2位にランクイン。

前作から6年3ヵ月ぶりのオリジナルアルバムとなる。

初動売上げは4.8万枚。前作「vertical infinity」の初動7.1万枚から大きくダウン。

上の小田和正同様、こちらも前作からかなりのインターバルが開いており、それが売上ダウンに直結していると思われる。

先述した通り、そもそも6年前とはCDを取り巻く環境が違う。

 
また、彼の場合、この6年の間に、abingdon boys schoolとしてのバンド活動を挟んでいるわけで、その間にT.M.Rでのシングルがちょこちょこあったという印象。

本当に強固なファンならすべて食いついていくだろうが、それほどのファンでなければよくわからなくなって買い控えへと繋がった可能性はある。

 
リリース形態は【CD+DVD】、【CD(収録ボリューム大)】、【CD+フォトブック】で全3種リリース。

【CD(収録ボリューム大)】は、この約6年の間に発表されたシングル&カップリング、デジタル配信曲、企画盤の楽曲などをすべて追加した内容に編集されている。

他の2形態のCD収録内容は同じ。

全音源、映像、グッズを購入でコンプリートするためには絶対に3種すべて買わなくてはならない複数買い促進商法

 
アルバムで単価が高いので、複数買い横行とまではいっていないと思われるが、もともとアイドル的な人気があるタイプなので、複数商法の効果は高そう。

サウンドスキャンでは【CD+DVD】と【CD(収録ボリューム大)】が2.4万枚で、【CD+フォトブック】が2.0万枚で、計4.4万枚。

すべて平均的に出ているので、複数買いがかなり発生している可能性は高い。

もしくは、パッケージ3種の人気が同じくらいだったか。

 
なお、直近のシングルが初動6.6万枚、初動4.1万枚なので、アルバムの数字と大差ない。

というか、場合によっては「シングル>アルバム」になっており、そういった面からもアイドル性がかなり高いのが伺える。

また、シングルはアニメタイアップ頼りな面もあるので、それがアルバムだと度外視されて、実際のファンの数に近い売上枚数になっているようだ。

 
第3位 ソングス・フォー・ジャパン -Various Artists

SONGS FOR JAPAN

オムニバスの東日本大震災チャリティーアルバムが初登場でTOP3入り。

 
初動売上げは1.9万枚

これは輸入盤となっており、国内盤は今作の2週後にリリース。

 
輸入盤のCDがTOP10入りするのは実はこれが史上初とのこと。※LPはあり

今作は東日本大震災の被災者支援を目的にリリースされており、ジョン・レノンやクイーン、ボン・ジョヴィ、エンヤなど今作の趣旨に賛同した海外アーティスト37組が参加している。

有名アーティストの有名曲をいいとこ取りで聴けること、そして何より被災者支援という点がヒットに結びついたと思われる。

なんかいっぱい聴いたことある曲入ってるし義援することにも繋がるなら買おう、という流れか。

 
なお、輸入盤は通常のデイリーチャートでは未集計。

よって、ウィークリーになっていきなり登場してきたようなかたちになっていた。極めて珍しい事象である。

 
以下、まとめてチェック。
 

第4位 ayu-mi-x 7 presents ayu-ro mix 4  -浜崎あゆみ

ayu-mi-x 7 presents ayu-ro mix 4

第5位 ayu-mi-x 7 -version Acoustic Orchestra- -浜崎あゆみ

ayu-mi-x 7 -version Acoustic Orchestra-

第6位 ayu-mi-x 7 presents ayu trance 4 -浜崎あゆみ

ayu-mi-x 7 presents ayu trance 4

第7位 ayu-mi-x 7 -version HOUSE- -浜崎あゆみ

ayu-mi-x 7 -version HOUSE-

浜崎あゆみのリミックスアルバムが4位~7位を占領し、4作同時TOP10入り。

アルバム初登場での4作同時TOP10入りは史上初の記録となる。

 
初動売上げは上から順に、1.46万枚1.44万枚1.43万枚1.42万枚

08年に2枚同時でリミックスアルバムを出しており、その初動が2.5万枚2.4万枚だったので、ダウン。

 
順位では記録となっているが、売上自体はあゆのリミックスとしては低い成績に。

オリジナルアルバム、シングルも数字は落としているので、リミックスアルバムも落ちて当然といったところか。

 
なお、今回は4枚をひとつにまとめたBOXセットもリリースされているが、TOP30にもランクインしていない。

逆に、サウンドスキャンではそのBOXセットが0.6万枚でランクインしているのみ。

 
オリコンとサウンドスキャンで状況が違いすぎているが、おそらくオリコンではBOXセット分が4枚それぞれに分散されて集計されていると推測できる。

そんなことができるとは…。

というか、逆にBOXセット分散集計がなければ、この4枚同時TOP10入りという記録もなかったことになる。

 
現在のオリコンチャートにおいては、記録というのは狙って作るものになっている。 

 
~今日のふといいなぁ~
NAKED by 安室奈美恵

2011年7月28日 (木)

関ジャニ首位、SUPER☆GiRLSが初のTOP5入り!

前回記事で4/25付チャートを見終わったので、本日からは5/2付チャートに突入です。

やっと5月だ…。
 

まずはいつも通り、シングルチャートからチェックしていきます。

この週は新譜が少ないので、1記事でシングルチャートチェックを完結させます。
 

ではでは、さっそく…

4/25付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!
 

第1位 T.W.L/イエローパンジーストリート  -関ジャニ∞

Kanja

関ジャニ∞の16枚目のシングルが初登場で1位を獲得!

これで3作連続、通算11作目の1位獲得となる。
 

初動売上げは20.1万枚。前作『LIFE ~目の前の向こうへ~』の初動25.6万枚からダウン。

3ヶ月連続シングルリリースの第1弾。

『T.W.L』はゆずの北川悠仁による楽曲でアニメ「クレヨンしんちゃん」OPとなっており、『イエローパンジーストリート』は劇場盤「クレヨンしんちゃん」の主題歌。ダブルしんちゃんタイアップ。

ただ、あまりファン層が被っているとは思えないので、タイアップ効果はほぼないと思われる。

 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ(しんちゃん盤)】が1種で、計3種リリース

CDの収録内容は統一で、DVDは両A面を1曲ずつ収録で内容が異なる。複数買い促進商法

前作までは【CDのみ】に新曲が多く収録されている3種買い促進だったので、商法のレベルが下がっており、それがそのまま売上に直結したと思われる。

今回はやや大きく売上を下げたが、それでもKAT-TUNがついに初動20万割れを起こしたことで、若手ジャニーズアイドルの中では嵐に次ぐ2番手の位置につけている。

 
第2位 SATISFACTION -FTISLAND

SATISFACTION(初回限定盤A)

韓国の5人組バンド、FTISLANDの日本7枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

2位は自己最高位。これで2連続の最高位更新ということになる。
 

初動売上げは3.4万枚。前作『So today...』の初動2.8万枚から上昇。

じわじわと売上を伸ばし、ついに3万台を突破してきた。
 

リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース

CDの収録内容は統一で、DVDの内容は2種で異なる複数買い促進商法

前作はDVD2種ではなく、1種はグッズ付だったが、ほぼ同じ商法。

 
また、イベント商法も健在で、全3種購入者から抽選でイベント招待となっている。

包み隠さず、思いっきり1人に3枚以上買わせるための施策。

ちなみに前作では抽選ではなく、3種購入者全員が対象だった。ファンにとってこれはマイナスなのか、それとも燃えてよりたくさん買うものなのか。
 

韓国勢上昇の波に乗ってファンも着実に増やしている様子。

他のブレイクしている韓国グループはほとんどがダンスグループで、彼らのようにバンドは珍しい。

どこまで伸びるものなのか、注目したいところ。
 

第3位 ハルカ -SCANDAL

ハルカ(初回限定盤A)(DVD付)

ガールズバンド、SCANDALの10枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。

3作連続のTOP10入りで、3位は自己最高位タイとなる。
 

初動売上げは2.2万枚。前作『Pride』の初動1.7万枚から上昇。

今回の上昇はパッケージ増の影響によるもの。

リリース形態は【CD+DVD】が2種に、【CD+ブックレット】が1種で計3種リリース。

CD収録内容はすべて同じだが、DVDは収録内容が異なり、かつブックレットは1形態にしか付かない。

音源・映像だけなら2枚、グッズも含めると3枚買わなくてはコンプリートできない複数買い促進商法
 

前作はDVD付さえないCD1種リリースだったので、商法はかなり強化されており、数字上昇はこの要因以外考えられない状況。

ただ、1種→3種になった割には、伸びが少ない。

ルックスがひとつの売りではあるものの、100%アイドルではないので、複数買いを毛嫌いするファンが多いのだろうか。

売る側としてはCD1種で1.7万枚出せるのであれば、この商法でなら2.5万枚は超えてほしかったところか。パッケージの種類を増やすのは費用もかさむだろうし。

人気上昇中と見せかけてすでにピークを越えてしまった可能性もあるので、次のシングルの推移には注目である。
 

第4位 さよなら傷だらけの日々よ -B'z

さよなら傷だらけの日々よ(初回限定盤)(DVD付)

前週の1位から3ランクダウン。

週間売上げは1.9万枚

前週の初動13.0万枚から大幅ダウン。

アイドルのダウンにも引けをとらないほどの大暴落で、2週目で早くも1万台に。

初動がブレイク後の自己最低値だったが、その流れはそのまま2週目にも波及。2週目に1万台になるのはブレイク後、初となる。

『イチブトゼンブ』で復活する前のセールスパワーを下回っており、かなりの不調。
 

累積は2週でやっと14.9万枚を突破したところで、これだと最終的に前作の初動18.1万枚に及ばない可能性がある。厳しい。

なお、この週の売上をもって、日本のアーティスト史上初となるシングル総売上枚数3,500万枚の大台を突破した。
 

第5位 がんばって 青春 -SUPER☆GiRLS

がんばって 青春

エイベックス発の女性アイドルグループ、SUPER☆GiRLSの初のシングルが初登場で5位にランクイン。

シングル、アルバム通じて、グループ初のオリコンTOP10入り。

 
初動売上げは1.4万枚

デビューは昨年12月にミニアルバムだった。

そのミニアルバムは初動0.5万枚と厳しい出足。

 
今回はそこから一気に3倍近い伸びを見せた。

考えられる最も大きな要因は商法の強化。

リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が3種、【mumoショップ限定盤】が1種で計6種リリース

DVDは2種で内容が異なる。

また、【CDのみ】の3種はオリジナルCDドラマ収録(内容異なる)が2種とドラマなしが1種。

なお、【mumoショップ限定盤】にはタイトル曲のバージョン違いを1曲収録。

ジャケットは6種すべてで異なっている。

かなりがっつりとした複数買い促進商法
 

前作にあたるミニアルバムはBOX仕様、【CD+DVD】、【CDのみ】が2種で計4種リリースだった。

ただ、4種とは言えどもCDの収録内容は統一だった。

 
商法がかなり強化されており、かつミニアルバムより単価が低い分、複数買いの横行は必至。

なお、【mumoショップ限定盤】以外には握手会参加券を封入。これはAKB勢と同じ。

ただ、イベントについてはAKB勢ではできないぶっ飛んだ企画も…。

Sg

予約したCDの枚数分スタンプが押され、50スタンプを集めると好きなメンバーと2ショット写真が取れるという…

言うならば、前代未聞の50枚購入促進商法

 
とはいえ、ここまでぶっ飛んだ企画に乗るファンはそこまで多くないと思われ、実際にどれだけの効果があったかは未知数。
 

ただ、ムゴイ面だけではなく、今作には「リアルアイドル育成支援サイト マイドル!SUPER☆GiRLS」キーコードを封入。

ファンにアイドルを育成させるという新たな施策をはじめており、それに参加するためのキーコードのようで、このグループ特有の価値を見出そうとしているのが伝わる。

 
今後、AKB勢のように化けることはあるのだろうか。

 
以下、旧作につき割愛。
 

~今日のふといいなぁ~
命名 by B'z

2011年7月24日 (日)

吉井和哉、約13年ぶりのアルバム首位!

吉井和哉の前に…

 

今更ながら、「ap bank fes '10」のDVDを観ていますが、

ん~例年に比べて微妙。

 
阿部真央とDragon Ashのパフォーマンスが未収録の時点で、個人的にはかなりショックだったのですが。

何よりバンドアクトのダイジェスト収録が許せない…。

 
レミオも世界の終わりもフラカンもほとんどサビだけで、ぶつぶつ途切れて堪能できない。

特に、世界の終わりなんて絶対ダイジェストにしちゃダメだよ。世界観が台無し。

これなら1曲をフルで収録してくれたほうが数倍よかった。
 

好きだからこそ出る不満。

来年のDVDでピロウズがダイジェストにならないことを願います。
 

でも、スキマの『旅人』とRHYMESTERは新鮮でよかった。

  

さて、チャートチェックに移ります。

前回記事で4/25付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを見ていきます。

ではでは、さっそく…

4/25付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!
 

第1位 The Apples -吉井和哉

The Apples (初回限定盤)(DVD付)

吉井和哉の6枚目のアルバムが初登場で1位を獲得!

シングル、アルバム通じてソロでの首位獲得は初。

イエモン時代を含めても1998年の「PUNCH DRUNKARD」で記録して以来、約13年ぶりの首位獲得となる。これは意外。

イエモン解散前にはベスト等も出ているがすべて2位止まりだった。
 

初動売上げは3.8万枚。前作「VOLT」の初動4.6万枚からダウン。

1stから4thまで3連続で初動を落とし、5thである前作でいったん下げ止まっていたが、今回再びダウン。

キャリアからしても新規のファンをどんどん獲得していける状況ではなく、イエモン時代からの固定ファンがジリ貧しているといった感じか。

なお、前作は4.6万枚で7位だったので、今回は数字を下げて順位を6つも上げ、おまけに1位までゲットしたかたち。かなりラッキー。

 
リリース形態はDVDの有無で2種と、アナログ盤で計3種リリース

ただ、CDの収録内容は統一なので、通常複数買いは起こらない仕様。

 
iTunesでの配信も積極的に行っているので、そっちに取られている可能性もあるが、パッケージ売上もそろそろ下げ止めたいところ。

果たしてどのあたりで安定するのだろうか。
 

第2位 願いの塔 -EXILE

願いの塔(AL2枚組+DVD2枚組)

前週の5位から3ランクアップ。

週間売上げは1.4万枚

新譜がなさすぎたため、前週の2.3万枚から数字を落としながら、再びTOP3に戻ってきた。

なお、1.4万枚での2位獲得は歴代最低レベルである。

累積は65.4万枚を突破したが、まだ前作の初動にも及んでいない。
 

第3位 グッバイ・ララバイ -アヴリル・ラヴィーン

グッバイ・ララバイ(初回生産限定盤)(DVD付)

前週の9位から6ランクアップ。

周りの低レベルが手伝い、一気に順位を上げ、TOP3返り咲き。

ただ、上のEXILE同様、この順位の売上としては過去最低レベルである。

 
週間売上げは1.2万枚

前週の1.5万枚からダウン。

 
累積は27.9万枚を突破。

なお、この週の洋楽ランキングでは発売から1ヵ月半経っていながら、週間1位を獲得している。

 
以下、ピックアップ。

第6位 guitarissimo -miwa

guitarissimo

前週の1位から5ランクダウン。

週間売上げは1.0万枚

前週の初動4.0万枚からダウン。

いきなりの週間1位獲得による話題性で粘りを見せる展開も想定されたが、普通にダウン。

数字自体の落ち込みもそうだが、若手の作品が一般層に広がっていかないのも、このご時世のひとつの特徴になっている。
 

なお、前週の週間1位もかなりラッキーだったが、当週の6位もかなりラッキー。

この週、売上が1万枚を超えたのはこの6位miwaまでだった。
 

第9位 心 -北乃きい

心 (DVD付) (ジャケットA)

女優、北乃きいの初のアルバムが初登場で9位にランクイン。

 
初動売上げは0.9万枚

先行でリリースされているシングルは3作。

直近のシングルの初動0.7万枚は何とか超えてきたが、前2作の初動には及ばず。

 
デビューシングル『サクラサク』は初動1.6万枚から累積も3万枚を超えるヒットになっていた。

しかし、その後の「路チュー報道」でかなりのファンが離れたようで、CD売上はガクッと落ちてしまっていた。

 
リリース形態は【CD+DVD+写真集】、【CD+DVD】、【CDのみ】で全3種リリース

ただし、全音源、映像をコンプするだけなら、一番豪華なタイプ1枚の購入で事足りる仕様。

 
「路チュー」がなければもう少し出ていたかもしれないが、爆発的なセールスになっていたとは思えない。

こうして見ると、女優の歌手活動としては、柴咲コウって本当に成功している例なんだなと実感できる。
 

~今日のふといいなぁ~
パレオはエメラルド by SKE48
爪痕 by The Birthday

2011年7月23日 (土)

人気声優、豊崎愛生が自己最高位大幅更新!

ご無沙汰してます。

あまりに時間がなく、更新停滞してしまいました。

閉鎖してません。
 

そんな時間がないのに、先週の3連休フルで旅行に行っちゃうから、こんなことになっちゃんだよね。

Dsc_10301 夏の尾瀬

Dsc_09741 吹割の滝

Dsc_10121 伊香保

 
では、10日ぶりのチャートチェックに移ります。

前回記事で4/25付シングルチャートのTOP3を見終わったので、本日は4位以降をチェック。

 
では、さっそく…

4/25付オリコンウィークリーシングルチャート、第4位はこの曲!
 

第4位 ジェットコースターラブ -KARA

ジェットコースターラブ(通常盤)

前週の1位から3ランクダウン。

週間売上げは2.4万枚。前週の初動12.3万枚からダウン。

AKB勢やジャニーズ勢に比べると下げ率は小さいが、ライト層を取り込みまくっているような推移ではない。

デジタル配信も積極的にやってるタイプなので、そっちに取られている可能性も高い。

累積は2週で14.7万枚を突破。
 

第5位 春風 SHUN PU -豊崎愛生

春風 SHUN PU(初回限定盤)(DVD付)

人気声優、豊崎愛生の4枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。

アニメ「けいおん!」で主人公、平沢唯を担当しており、声優4人組ユニット「スフィア」としても活動している。

4作目にして、自身初の週間TOP10入り

また、これまでは11位が最高だったので、今回自己最高位を大幅に更新してきた。

※キャラ名義は除く

 
初動売上げは1.2万枚。前作『Dill』の初動1.2万枚とほぼ変わらず。

厳密には前作11,504枚から今作12,453枚で、微増している。

これでソロデビューから、3連続上昇。

 
「けいおん!」はとうの昔に放映終了しているし、ここで人気が上がってくる要因は見つからない。

週末にコンサートがあり、そこでの購入者にはポスターがプレゼントされたようなので、「上昇」に関してはその効果が大きかったと思われる。

Toyosaki_3 日曜に大きな伸び

所属するユニット、スフィアの直近シングルが初動1.3万枚なので、1人でも大差ない数字を出せており、スフィアの中でも頭ひとつ抜きんでた人気を誇っている様子。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。CDは内容同じ。

熱狂的な固定ファンが付いているタイプと思われるが、そこまで搾取するスタイルではなく、普通な売り方となっている。

 
パッケージ数を増やしたり、グッズ付等をリリースすれば数字は一気に伸びそうだが、今後はどう展開していくのだろうか。
 

以下、ピックアップ。

第8位 黄昏を止めて  -徳永英明

黄昏を止めて(初回限定盤B)(DVD付)

徳永英明の25周年アニバーサリーイヤー、第2弾シングルが初登場で8位にランクイン。

2作連続のTOP10入り。
 

初動売上げは1.0万枚。前作『春の雪』の初動1.2万枚からダウン。

前作は相性のいい昼ドラタイアップで、数字を大幅に伸ばしていた。

 
今回はトヨタ「Isis」CMソングで、タイアップ効果が大きく下がっているが、その分は商法を強化してフォローしたようなかたち。

今作のリリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】で計3種リリース

かつ、DVDの収録内容は2種で異なり、DVD付の片方はカップリング未収録という複数買い促進商法

前作は2種で複数買いを促す仕様ではなかったので、かなり商法は強化されているが、それでも昼ドラタイアップには叶わなかった様子。

次回商法がもとに戻れば、初動は1万枚を割ってしまうと思われる。
 

第9位 Love Power  -大国男児

Love Power

韓国の男性5人組グループ、大国男児の日本デビューシングルが初登場で9位にランクイン。

デビュー作でいきなりTOP10入り。
 

初動売上げは1.0万枚

BEASTのようなメディアの強烈プッシュはなく、かなり地味なデビューだったが、これがいまの韓国勢の勢いか。
 

ただ、発売週にはイベントを連発で、火曜日にキャナルシティ博多、水曜日に阪急西宮ガーデンズ、木曜日にサッポロファクトリーアトリウム、金曜日にアスナル金山、日曜日に池袋・サンシャインシティと日本中を駆け巡っている。

リリース形態は【CD+DVD+ブックレット】、【CDのみ(カップリング1曲多い)】、【CD+グッズ】で全3種リリース

アイドルらしいかなりがっつりな複数買い促進商法となっている。
 

そのイベントでの売上が大きかったようで、サウンドスキャンでは【CD+DVD+ブックレット】のみTOP20入りで0.4万枚となっている。

イベントでの売上、複数買いがかなり横行しているようなので、実際購入している層はかなり少なそう。

ここからファンを増やしていけるか、ソニーがどんな手を使ってくるか、注目である。

 
第10位 なぜか今日は -The Birthday

なぜか今日は

The Birthdayの10枚目のシングルが初登場で10位にランクイン。

元MY LITTLE LOVERのフジイケンジ加入後、初のシングルとなる。
 

なお、今作で5作連続のTOP10入りとなるが、すべて1万枚を割ってのTOP10入りとなっている。

1万割れでの5作連続TOP10入りは、このご時世といえどもかなりラッキー。
 

初動売上げは0.9万枚。前作『ディグゼロ』の初動0.8万枚とほぼ同じ。

ここ数年ずっと1万枚目前ラインで超安定。

前作時にはタワレコ限定シングルも同発しているが、それも初動0.8万枚だった。

完全に固定ファンオンリーの世界になっているが、その固定ファンがかなり強固な様子。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。複数買わせる仕様はなし。

彼らの固定ファンは商業性を嫌いそうなので、売り方はこれで十分だろう。
 

~今日のふといいなぁ~
Answer  by ノースリーブス
yoakemae by Base Ball Bear

2011年7月13日 (水)

B'z、44作連続首位! 水樹奈々は11年8ヵ月ぶりの快挙!

本日もチャートチェックを進めます。

前回記事で4/18付チャートを見終わったので、本日からは4/25付チャートに突入。

まずはいつも通り、シングルチャートから見ていきます。
 

ではでは、さっそく…

4/25付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

 
第1位 さよなら傷だらけの日々よ -B'z

さよなら傷だらけの日々よ(初回限定盤)(DVD付)

B'zの約1年半ぶり、48枚目のシングルが初登場で1位を獲得!

1990年6月の『太陽のKomachi Angel』から44作連続、通算44作目の首位獲得

自身の持つシングルの「通算首位獲得作品数」と「連続首位獲得作品数」の両記録を更新した。

 
初動売上げは13.0万枚。前作『MY LONELY TOWN』の初動18.1万枚から大幅ダウン

初動13万枚は08年の『BURN -フメツノフェイス-』の初動14.1万枚を下回り、ブレイク後の最低初動

先述のとおり、前作から1年半ぶりのシングルリリース。B'zのシングルリリース間隔としては過去最長。

今回のダウンもこの空いたリリース間隔がかなり響いている様子。

なお、昨年はブレイク後はじめてB'z名義でのシングルのリリースがなく、連続首位獲得年数記録は途絶えてしまっていた。
 

08年にブレイク後の自己最低初動を記録していたが、その翌年にはドラマ「ブザービート」主題歌だった『イチブトゼンブ』で復活。

しかし、そこからしばらくリリースがなかったため、復調の波は完全に消え失せてしまったようだ。
 

今作は自身出演の「ペプシネックス」CMソングタイアップ。

B'zがCMに登場するのは初ということで話題を作っていたが、ライト層を取り込むほどの効果はなかったと思われる。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース

数年前まではCD1種が基本で、たまにDVD付を出すと売上が上がっていたのだが、いまやDVD効果も鈍化し、まるでインセンティブになっていない様子。

 
B'zほどのキャリアになるとなかなか新規ファンを獲得するのは難しいので、パッケージにも手を出す固定ファンをどれだけ離さずにいられるかが勝負になる。

この人たちはデジタル配信も活発に行っているので、そっちに多少は取られているのかもしれない。
 

第2位 SCARLET KNIGHT -水樹奈々

SCARLET KNIGHT

第3位 POP MASTER -水樹奈々

POP MASTER

人気声優歌手、水樹奈々の2枚同時リリース、23枚目&24枚目のシングルがそれぞれ2位と3位に初登場。

女性ソロアーティストによるシングルの2作同時TOP3入りは、99年8月に浜崎あゆみが『A』と『Boys&Girls』で達成して以来、11年8ヵ月ぶりの快挙となる。

というか、女性ソロの2作同時TOP3入りはこれまで藤圭子、松田聖子、浜崎あゆみしか達成しておらず、4人目の記録。

 
初動売上げはそれぞれ5.5万枚5.2万枚

前作『Silent Bible』の初動5.1万枚からともに上昇。

 
2位にランクインした『SCARLET KNIGHT』はMX系アニメ 「DOG DAYS」のOPテーマ。

3位にランクインした『POP MASTER』は日テレ系「第31回高校生クイズ」応援ソングというタイアップ。

売上の差はタイアップの力の差か。

ただし、アニメタイアップがなくても自力で5万台に乗せるセールスパワーは有している様子。

 
なお、この売上差を見るに、多くのファンが2枚セットで買っているものと思われる。

今回は2枚とも「奈々」にかけて777円という低プライスでのリリースになっており、セットで買うことが容易になっている。

 
リリース形態は2枚とも魂のCD1種リリース

商法に頼らず、ここまでの数字を出せるのは声優以外の女性アーティストを含めてみても、最強クラス。

ただ、逆にここらが限界のようにも見える。

 
サウンドスキャンではそれぞれ5.3万枚、5.0万枚。

ほとんど数字が変わらないので、サウンドスキャンで集計外となる即売などイベント関係の売上はほとんどない様子。

 
第4位 ジェットコースターラブ -KARA

ジェットコースターラブ(通常盤)

前週の1位から3ランクダウン。

初動売上げは2.4万枚

前週の初動12.3万枚から大幅ダウン。

いま旬のK-POPの中心的なグループにしては、下落が大きい。

 
累積は2週で14.7万枚を突破。

初週の売上だけで前作の累積は超えているが、ロングヒット度合いでいくと、今回は前作を上回れそうにない。
 

~今日のふといいなぁ~
negai  by 嵐
さよならリグレット  by くるり

2011年7月10日 (日)

miwaが初のアルバムでいきなりの首位獲得!

昨日の草野球で身体が動きません。

でも指先は動くので、本日も記事アップです。
 

前回記事で4/18付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを見ていきます。

 
ではでは、さっそく…

4/18付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!
 

第1位 guitarissimo -miwa

guitarissimo

女性シンガーソングライター、miwaの初のアルバムが初登場で1位を獲得!

miwaは現役大学生で平成2年生まれ。

平成生まれのソロ歌手による1stアルバムでの首位獲得は史上初となる。

また、女性シンガーソングライターの1stアルバムでの首位獲得は、01年3月の
鬼束ちひろ以来、10年1ヶ月ぶりの快挙となる。

 
初動売上げは4.0万枚

先行で出ているシングルは5枚。

その5枚のうち、TOP10入りしたのはアニメタイアップの付いていた1作『chAngE』のみで、初動もそのシングルで記録した1.3万枚が最高。

いきなりドラマ主題歌で、ジャケットはギターと一緒というYUIともろ被りだったデビュー作もTOP10入り、初動1万台には届いていなかった。
 

そんな状況でのアルバムはいきなりシングルの3倍以上に跳ね上がる躍進。

ドラマ主題歌、アニメタイアップとシングルで結構プッシュされていたので、アルバム待ちの層が結構いたのかも。

ただ、週間1位の売上としては最低レベル。

デビュー作で4万枚以上出ていても、1位を取れていない人はたくさんいると思われ、この人はその点ラッキーだった。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。CDの収録内容は同じ。

サウンドスキャンでは初回盤だけTOP20入りして3.5万枚なので、ほとんど複数買いは発生していない様子。

 
先述したとおり、ソニーが狙うのは完全にYUIのような成長路線だと思われる。

歌声や楽曲はYUIと大きく被るところはないので、YUIのような稼ぎ頭になるかどうかは今後の展開次第といったところか。
 

第2位 Road Show -松任谷由実

Road Show

松任谷由実の2年ぶり36枚目のオリジナルアルバムが初登場で2位にランクイン。

TOP10入りは45作目で、アルバムのTOP10入り作品数は矢沢永吉に次いで、歴代2位。
 

初動売上げは3.3万枚。前作「そしてもう一度夢見るだろう」の初動5.7万枚からダウン。

前々回のオリジナル盤が初動6.3万枚で、前作時も数字は下がっていたが、今回のダウンはそのときと比べられないほど大きい。

 
昨年はシングルを1枚出しただけで、それも2年半ぶりのシングルだった。

ここ最近は活動が活発ではなく、その間に固定ファンも減ってしまっている様子。

 
リリース形態は魂のCD1種リリース

そもそもDVDに固執するファンは少なそうなので、この売り方で十分か。

 
第3位 ザ・キング・オブ・リムス -レディオヘッド

ザ・キング・オブ・リムス

レディオヘッドの3年4ヶ月ぶりとなる、8枚目のオリジナルアルバムが初登場で3位にランクイン。

アルバムのTOP3入りは7年10ヶ月ぶりとなる。

 
初動売上げは2.6万枚。前作はベスト盤「ザ・ベスト・オブ」で初動1.7万枚だったので、上昇。

前回のオリジナル盤「イン・レインボウズ」は2週合算週だったとはいえ、初動7.0万枚出ていたので、今回は大幅ダウンということになる。

 
ただ、このダウンには理由があり、今作は2月18日に同一内容でデジタル配信にて既にリリースがされている。

つまり、パッケージでのリリースの2ヵ月前に音源は出回っており、どうしてもパッケージがほしいファンだけ動いたといった感じになる。

海外では日本より数段デジタル配信の文化が進んでいるので、こういったリリースの仕方も普通にありえる。

 
リリース形態はCD1種リリース

これでDVD付等があると、配信だけで満足できないファンが多くいたのかもしれないが、音源だけなら、どうせパッケージを買ってもPCに落とす人が大半なので、パッケージまで手を出す必要はなかったのかも。

 
第4位 YOU MORE  -チャットモンチー

《メール便なら送料無料》国CD> チャットモンチー / YOU MORE 

女性3人組ロックバンド、チャットモンチーの4枚目のオリジナルアルバムが初登場で4位にランクイン。

初動売上げは2.5万枚。前作はミニアルバム「Awa Come」で初動2.9万枚だったので、ダウン。

また、前オリジナル盤「告白」の初動は7.8万枚だったので、3分の1にまでなる大幅ダウン。

着実に人気・知名度を上昇させていたが、09年2月を最後にシングルのリリースはなし。

かつ、アルバムもカップリング集に、ミニアルバムとライト層に訴求することが難しいファンアイテムに近いものが続き、とどめに今回はシングル曲ゼロのオリジナルアルバム。

 
一般の人の記憶は09年で終わっているくらいのレベルと思われ、数字は大暴落となってしまった。

コツコツとファン数を伸ばしていたのに、ここ2年の展開で一気に台無しになってしまったような印象。

結局「告白」の7.8万枚がピークだっということに。
 

リリース形態は魂のCD1種リリース

前作のミニアルバムでは初のDVD付が登場していたが、それは特別で、通常はCDオンリーリリースのよう。元に戻った。

 
ライト層へ存在をアピールするために、そろそろタイアップ付きのシングルリリースがほしいか。

ピーク時まで人気を戻すのは至難の業と思われるが、最低限これ以上下がることは防ぎたいところだ。

~今日のふといいなぁ~
21世紀宇宙の子 by 東京事変
僕たちのオフショア by Not yet

2011年7月 9日 (土)

モー娘。新体制第一弾は厳しいスタートに

今日は神宮球場に草野球にいってきます。

帰宅後はHP 0が確実なので、出陣前に記事アップ。
 

本日もチャートチェックからスタート。
 

前回記事で4/18付シングルチャートの4位までを見終わったので、本日は5位以降をピックアップしていきます。

ではでは、さっそく…

4/18付オリコンウィークリーシングルチャート、第5位はこの曲!
 

第5位 まじですかスカ! -モーニング娘。

まじですかスカ!

モーニング娘。の45枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。

TOP10入りは45作連続となる。

なお、今作が新メンバー加入後初のシングルとなる。
 

初動売上げは3.4万枚。前作『女と男のララバイゲーム』の初動4.2万枚からダウン。

前作をもって亀井絵里、ジュンジュン、リンリンの3人が卒業。

新たなメンバーでの第一弾となったが、売上は急ブレーキ。

華々しいスタートとはいかなかった。

 
リリース形態は【CD+DVD】が4種と【CDのみ】が1種で計5種リリース

全種にイベント抽選シリアルナンバーカードを封入。

モーニング娘。が5種のパッケージを出すのはこれが初となる。

CDの収録内容こそすべて統一だが、4種のDVDはすべて収録内容が異なる複数買い促進商法

商法をかなり強(狂)化して数字は大幅ダウンという厳しい事態に。

ただ、DVDの内容が4種で新メンバー4人の個別インタビューなので、そこまで複数買いは横行しなかったのかも。

 
だとしても、やはり亀井の脱退が痛いのか、曲がファンにも敬遠される内容だったのか理由は分からないが、このリリース条件下でのダウンは厳しいと言わざるを得ない。

次回、復調できるかに注目だ。

 
以下、ピックアップ。

第7位 CHANGE my LIFE -D☆DATE

CHANGE my LIFE(初回限定盤A)(DVD付)

ワタナベエンターテインメント所属の俳優たちから構成されたユニット、D☆DATEの2枚目のシングルが初登場で7位にランクイン。

これで2作連続のTOP10入り。

 
初動売上げは1.6万枚。前作『あと1cmのミライ』の初動1.8万枚からダウン。

2作目で早くも数字を下げてしまった。

 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース

CDの収録内容はすべて同じだが、DVDは2種で内容が違うため、複数買い促進商法

前作はDVD付が1種で、着せ替えジャケットバージョンが1種、それと通常盤で3種だった。

今回は前作でいう着せ替えジャケットバージョンにもDVDが付いて、収録内容はすべて同じになった感じ。

前回と今回で商法レベルでどのくらいの差があるかは微妙。

まぁ、アイドルなのでDVDが2種ある今回のほうが有利かもしれないが、数字は若干下がっている。
 

また、前作に引き続き、イベント参加抽選券を封入。

イベント商法はAKBなど女性アイドルだけでなく、男性アイドルでも主流になっている。

 
第8位 ひみつ -YUKI

ひみつ

YUKIの22枚目のシングルが初登場で8位にランクイン。

16作連続のTOP10入り。

初動売上げは1.6万枚。前作『2人のストーリー』の初動1.9万枚からダウン。

前々作で初動2万を割っていたが、それはアルバム先行シングルのためと思われた。

が、前作、今作と連続で3作連続で1万台に。
 

リリース形態は魂のCD1種リリース。前作と変わらず。

05年あたりで一度復調し、アルバム「joy」からベスト盤あたりはかなり好調だったが、その人気の波が収まりつつある様子。

ここ数作は大きなタイアップもないリリースが続いているので、そろそろライト層に訴求するプロモーションをかけないと、このままズルズルいってしまいそう。
 

第9位 虹色蝶々 -神谷浩史

虹色蝶々(豪華盤)(DVD付)

人気男性声優、神谷浩史の2枚目のシングルが初登場で9位にランクイン。

2作連続のTOP10入り。
 

初動売上げは1.5万枚。前作『For myself』の初動1.9万枚からダウン。

前作同様、声優にもかかわらず、アニメタイアップ等はなし。

女性声優歌手は必ずといっていいほどアニメタイアップが付くが、男性声優だとファンが女性なので、変にアニメタイアップを付けない方がいいのだろうか。

 
リリース形態は前作と同じで、DVD等の有無で2種リリース。CDの収録内容に違いなし。

サウンドスキャンではDVD付のみが20位以内に入っており、売上は1.5万枚。

よって、通常盤の売上は微少で、ほとんどがDVD付の売上ということで、かつ複数買いはあまり発生していないことがわかる。
 

第10位 あの娘と野菊と渡し舟 -氷川きよし

あの娘と野菊と渡し舟(Aタイプ)

前週の52位から42ランクアップ

 
週間売上げは0.9万枚

いまや恒例となった氷川きよしのコンサート上昇。

この週は集計期間中の、4/7(木)、4/8(金)に愛知県でコンサート開催

Hikawa

コンサート会場では何が行われているのだろう。

 
~今日のふといいなぁ~
GOOD LUCK MY WAY by L'Arc~en~Ciel

2011年7月 7日 (木)

7月新譜チェック!~全週AKB勢リリースあり!~

7月になって早1週間。

賞与の支給が終わり、ひと段落したいところですが、まだまだ繁忙期。
 

今日会社でCDの話になったとき、ジャニーズ好きな同じ課の女性の話についていけず、危機感を感じました。

「今週嵐のアルバム出てるじゃん。」

「えっ…汗」

 

専門の部署の人に負けるのは仕方ないが、人事部の中ではチャート・リリース情報は誰よりもわかるようにしないと…プライドが!

 
てことで、本日は7月の新譜チェックをいたします!

ただ、先月に引き続き、週ごとのチェックは割愛いたします。

 
8月以降は重い業務を外に振れるようなので、少しは時間が取れるはず。それまでの辛抱と信じてる。日本を信じてる。 

太字はその週の1位獲得本命曲。赤文字は管理人の個人的な注目曲です。

いつもどおり、発表される全作品は確認不可なのでメジャーなアーティスト中心となります。

 
それでは、Let's check!

7/6

  • 波乗りかき氷 - Not yet
  • A Day In The Summer~想い出は笑顔のまま~ - TUBE
  • 少しずつ 少しずつ - Early Morning
  • Planet patrol - 茅原実里
  • Z伝説 ~終わりなき革命~ - ももいろクローバーZ
  • D'の純情 - ももいろクローバーZ

7/13

  • ふいに - 板野友美
  • BELIEVE - 加藤ミリヤ×清水翔太
  • Episode.0 - GACKT
  • LAST†PRAY/絶対! I LOVE YOU - BREAKERZ
  • 黄金龍王 - Takamiy(高見沢俊彦)
  • 宙-そら-/響-こえ- - Every Little Thing
  • あっというま - トータス松本
  • 流れ星と恋の雨 - 久保田利伸
  • YOU and I/羊の群れは丘を登る - ストレイテナー
  • BLUE - ViViD

7/20

  • Superstar - 東方神起
  • 絶滅黒髪少女 - NMB48
  • ソラシド - GReeeeN
  • 全部好き。 - 遊助
  • 笑ってたいんだ/NEW WORLD MUSIC - いきものがかり
  • 夏ダカラ! - Buono!
  • Re:make/NO SCARED - ONE OK ROCK
  • 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』 - サカナクション
  • KILA KILA/Tan-Kyu-Shin - KREVA

7/27

  • パレオはエメラルド - SKE48
  • NAKED/Fight Together/Tempest - 安室奈美恵
  • どんな未来にも愛はある/Touch - flumpool
  • 誓い - Do As Infinity
  • LOVE SURVIVE - SCANDAL
  • DAY BY DAY - D☆DATE
  • Hello! - YUKI
  • cod-E~Eの暗号~ - SOPHIA
  • Only You - JASMINE
     

~今日のふといいなぁ~
SEASONS by 浜崎あゆみ

2011年7月 3日 (日)

KARA売上大幅増!SDN48は伸び悩み…

前回記事で4/11付チャートを見終わったので、本日は4/18付チャートに突入です。

まずはいつもどおり、シングルチャートからチェックです。

 
震災の影響でリリースが延期され、新譜ほぼゼロで超えた2週間。

この週はその延期分も登場し、チャート上位には新譜が多く登場。

久しぶりにチェックし甲斐のあるチャートになっています。
 

ではでは、さっそく…

4/18付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!
 

第1位 ジェットコースターラブ -KARA

ジェットコースターラブ(通常盤)

韓国の5人組グループ、KARAの日本3作目のシングルが初登場で1位を獲得!

これが日本では初のシングル首位獲得となる。

なお、海外女性アーティストによるシングル首位は05年4月にBoAが『DO THE MOTION』で獲得して以来、約6年ぶり

また、海外女性「グループ」による初登場シングル首位獲得はオリコン史上初の快挙となる。
 

初動売上げは12.3万枚。前作『ジャンピン』の初動5.5万枚から倍増

2011年第一弾シングル。

昨年の年末の怒涛のメディア出演から解散報道まで手伝ってアルバムがスーパーロングヒットとなっていた。

特に、韓国勢の解散報道は東方神起のときもそうだったが短期的なパッケージ売上増の効果があるっぽい。

人気・知名度が上がったことで初動は倍以上に膨れ上がり、自己最高初動を大幅に更新してきた。

 
リリース形態は【DVD付】、【フォトブック付】、【ボーナストラック付】、【通常盤】で計4種リリース

【通常盤】は他3種のどれもなしというパターンなので、実質3種リリース

ただ、3種でも全映像・音源・グッズを購入でコンプリートするためには絶対に3種すべて買わなくてはならない複数買い促進商法

アイドルなので商法がキツイのは御愛好といったところか。
 

ちなみに、今作は3月23日から4月6日に発売が延期された。

もし、予定通りの日付でリリースされていた場合、マキシマム ザ ホルモンの1位獲得を阻止していたことになる。

 
KARAは先日活動再開を宣言。

どれだけ人気をキープしていけるかに注目だ。

 
第2位 縁を結いて -堂本剛

縁を結いて(特典イベント応募ID 封入なし)

堂本剛のソロ9作目のシングルが初登場で2位にランクイン。

名義はコロコロ変わるが、これで9作連続のTOP10入り。
 

初動売上げは9.1万枚。前作『"RAIN"(Sunday Mornig/音楽を終わらせよう)』の初動6.2万枚から大上昇。

ソロ活動を開始してから早9年が経とうとしているが年々世界観が深化。

さすがにファンもついてこれなくなってきたようで、どんどん数字が落ちていた。
 

ただ、ここで数字が一気に回復。

要因は2つでひとつは商法の強化。

リリース形態は【DVD付】が2種と【CDのみ】が1種で全3種リリース

前作は2種リリースだったのでパッケージ数が1種増えている。

ジャニーズファンを相手にするとただのパッケージ1種増もかなりの売上回復効果を持つ。

なお、DVDは2種で内容が異なり、【CDのみ】にだけカップリング曲が収録されているので、全音源・映像を購入でコンプするためには絶対に3枚買わなくてはならない複数買い促進商法

まぁ、さすがジャニーズといったところか。

 
初動増の原因のもうひとつはイベントによるもの。

今作3種の初回生産分に封入の応募IDを2枚集めると(CDを2枚買うと)抽選で「堂本剛の
レコーディング社会科見学」へ招待されるというもの。

これによって、普段は1枚で済ますファンも今回は2枚以上買った可能性がある。

 
つまり、人気が回復したわけではないので次回以降、商法・イベントが弱まれば数字はまた元の水準に戻ってしまうと思われる。

 
なお、今作は当初からこの週登場の予定だったが、KARAが殴りこんできたため、1位を逃すことになった。

「堂本剛」名義では連続1位記録を続けていたが、4作目で途絶えることになった。
 

第3位 愛、チュセヨ -SDN48

愛、チュセヨ(Type A)(DVD付)

AKB48のお姉さんグループ、SDN48の2枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。

デビューから2作連続の3位獲得。
 

初動売上げは6.4万枚。前作『GAGAGA』の初動6.4万枚と同じ。

実際には400枚ほど増、かつ前作は月曜店着(集計日が1日多い週)だったので、若干伸びているのは間違いない。

とはいえ、AKB関連のユニットが軒並み数字を伸ばしている中で、ほとんど数字が変わらないのは逆に稀。

 
デイリーでは初日だけで5万枚を売上げ、猛烈な1位スタートを見せたが、2日目以降は鬼のような急降下で結局前作と同じラインとなった。

その鬼急降下ぶりは下グラフ。

Photo

このある意味奇跡的な推移からも、一般層にはまったく浸透していないのがあからさま。


リリース形態は【CD+DVD】が2種と劇場盤が1種で計3種リリース

CD収録内容、DVD内容ともに異なるため、複数買い促進商法

また、劇場盤にはイベント参加券を封入。

サウンドスキャンでの今作の売上がわずか1.5万枚というところからも、ほとんどの売上がECサイトでの劇場盤購入分ということがわかる。

 
20歳以上で恋愛あり、既婚者ありという条件が他のAKBアイドルとはかけ離れすぎていて、一般層をまったく取り込めていない様子。

また、現役のAKB本体と掛け持ちするメンバーがひとりもいないのも伸び切れない原因か。

 
第4位 MONDO PIECE -UVERworld

MONDO PIECE

UVERworldの18枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。

15作連続のTOP10入り。

 
初動売上げは4.6万枚。前作『No.1』の初動5.2万枚からダウン。

前作同様、東京ドーム公演関連曲。前作が1曲目で今回はエンディング曲となっている。

一般層に訴求できるタイアップでないのは前作と同じだったが、数字はダウンしてしまった。
 

リリース形態はDVDの有無で2種リリース

これも前作と同じ。

アニメなしでもだいたい5万は出ていたが、今回は少し不調。

次回作で復調できるか注目したいところ。

 
~今日のふといいなぁ~
楽園 by andymori
隆福丸  by HY

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