関ジャニ首位、SUPER☆GiRLSが初のTOP5入り!
前回記事で4/25付チャートを見終わったので、本日からは5/2付チャートに突入です。
やっと5月だ…。
まずはいつも通り、シングルチャートからチェックしていきます。
この週は新譜が少ないので、1記事でシングルチャートチェックを完結させます。
ではでは、さっそく…
4/25付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!
第1位 T.W.L/イエローパンジーストリート -関ジャニ∞
関ジャニ∞の16枚目のシングルが初登場で1位を獲得!
これで3作連続、通算11作目の1位獲得となる。
初動売上げは20.1万枚。前作『LIFE ~目の前の向こうへ~』の初動25.6万枚からダウン。
3ヶ月連続シングルリリースの第1弾。
『T.W.L』はゆずの北川悠仁による楽曲でアニメ「クレヨンしんちゃん」OPとなっており、『イエローパンジーストリート』は劇場盤「クレヨンしんちゃん」の主題歌。ダブルしんちゃんタイアップ。
ただ、あまりファン層が被っているとは思えないので、タイアップ効果はほぼないと思われる。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ(しんちゃん盤)】が1種で、計3種リリース。
CDの収録内容は統一で、DVDは両A面を1曲ずつ収録で内容が異なる。複数買い促進商法。
前作までは【CDのみ】に新曲が多く収録されている3種買い促進だったので、商法のレベルが下がっており、それがそのまま売上に直結したと思われる。
今回はやや大きく売上を下げたが、それでもKAT-TUNがついに初動20万割れを起こしたことで、若手ジャニーズアイドルの中では嵐に次ぐ2番手の位置につけている。
第2位 SATISFACTION -FTISLAND
韓国の5人組バンド、FTISLANDの日本7枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。
2位は自己最高位。これで2連続の最高位更新ということになる。
初動売上げは3.4万枚。前作『So today...』の初動2.8万枚から上昇。
じわじわと売上を伸ばし、ついに3万台を突破してきた。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース。
CDの収録内容は統一で、DVDの内容は2種で異なる複数買い促進商法。
前作はDVD2種ではなく、1種はグッズ付だったが、ほぼ同じ商法。
また、イベント商法も健在で、全3種購入者から抽選でイベント招待となっている。
包み隠さず、思いっきり1人に3枚以上買わせるための施策。
ちなみに前作では抽選ではなく、3種購入者全員が対象だった。ファンにとってこれはマイナスなのか、それとも燃えてよりたくさん買うものなのか。
韓国勢上昇の波に乗ってファンも着実に増やしている様子。
他のブレイクしている韓国グループはほとんどがダンスグループで、彼らのようにバンドは珍しい。
どこまで伸びるものなのか、注目したいところ。
第3位 ハルカ -SCANDAL
ガールズバンド、SCANDALの10枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。
3作連続のTOP10入りで、3位は自己最高位タイとなる。
初動売上げは2.2万枚。前作『Pride』の初動1.7万枚から上昇。
今回の上昇はパッケージ増の影響によるもの。
リリース形態は【CD+DVD】が2種に、【CD+ブックレット】が1種で計3種リリース。
CD収録内容はすべて同じだが、DVDは収録内容が異なり、かつブックレットは1形態にしか付かない。
音源・映像だけなら2枚、グッズも含めると3枚買わなくてはコンプリートできない複数買い促進商法。
前作はDVD付さえないCD1種リリースだったので、商法はかなり強化されており、数字上昇はこの要因以外考えられない状況。
ただ、1種→3種になった割には、伸びが少ない。
ルックスがひとつの売りではあるものの、100%アイドルではないので、複数買いを毛嫌いするファンが多いのだろうか。
売る側としてはCD1種で1.7万枚出せるのであれば、この商法でなら2.5万枚は超えてほしかったところか。パッケージの種類を増やすのは費用もかさむだろうし。
人気上昇中と見せかけてすでにピークを越えてしまった可能性もあるので、次のシングルの推移には注目である。
第4位 さよなら傷だらけの日々よ -B'z
前週の1位から3ランクダウン。
週間売上げは1.9万枚。
前週の初動13.0万枚から大幅ダウン。
アイドルのダウンにも引けをとらないほどの大暴落で、2週目で早くも1万台に。
初動がブレイク後の自己最低値だったが、その流れはそのまま2週目にも波及。2週目に1万台になるのはブレイク後、初となる。
『イチブトゼンブ』で復活する前のセールスパワーを下回っており、かなりの不調。
累積は2週でやっと14.9万枚を突破したところで、これだと最終的に前作の初動18.1万枚に及ばない可能性がある。厳しい。
なお、この週の売上をもって、日本のアーティスト史上初となるシングル総売上枚数3,500万枚の大台を突破した。
第5位 がんばって 青春 -SUPER☆GiRLS
エイベックス発の女性アイドルグループ、SUPER☆GiRLSの初のシングルが初登場で5位にランクイン。
シングル、アルバム通じて、グループ初のオリコンTOP10入り。
初動売上げは1.4万枚。
デビューは昨年12月にミニアルバムだった。
そのミニアルバムは初動0.5万枚と厳しい出足。
今回はそこから一気に3倍近い伸びを見せた。
考えられる最も大きな要因は商法の強化。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が3種、【mumoショップ限定盤】が1種で計6種リリース。
DVDは2種で内容が異なる。
また、【CDのみ】の3種はオリジナルCDドラマ収録(内容異なる)が2種とドラマなしが1種。
なお、【mumoショップ限定盤】にはタイトル曲のバージョン違いを1曲収録。
ジャケットは6種すべてで異なっている。
かなりがっつりとした複数買い促進商法。
前作にあたるミニアルバムはBOX仕様、【CD+DVD】、【CDのみ】が2種で計4種リリースだった。
ただ、4種とは言えどもCDの収録内容は統一だった。
商法がかなり強化されており、かつミニアルバムより単価が低い分、複数買いの横行は必至。
なお、【mumoショップ限定盤】以外には握手会参加券を封入。これはAKB勢と同じ。
ただ、イベントについてはAKB勢ではできないぶっ飛んだ企画も…。
予約したCDの枚数分スタンプが押され、50スタンプを集めると好きなメンバーと2ショット写真が取れるという…
言うならば、前代未聞の50枚購入促進商法。
とはいえ、ここまでぶっ飛んだ企画に乗るファンはそこまで多くないと思われ、実際にどれだけの効果があったかは未知数。
ただ、ムゴイ面だけではなく、今作には「リアルアイドル育成支援サイト マイドル!SUPER☆GiRLS」キーコードを封入。
ファンにアイドルを育成させるという新たな施策をはじめており、それに参加するためのキーコードのようで、このグループ特有の価値を見出そうとしているのが伝わる。
今後、AKB勢のように化けることはあるのだろうか。
以下、旧作につき割愛。
~今日のふといいなぁ~命名 by B'z
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