チャン・グンソク、初動10万オーバーで鮮烈デビュー!
本日もチャートチェックを進めます。
前回記事で5/2付チャートを見終わったので、本日からは5/9付チャートに突入。
まずはいつも通り、シングルチャートの模様からチェックしていきます
ではでは、さっそく…
5/9付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!
第1位 Let me cry -チャン・グンソク
韓国の人気俳優、チャン・グンソクの日本デビューシングルが初登場で1位を獲得!
海外アーティストのデビュー曲での初登場1位獲得は史上初となる。
また、国内海外問わず、男性ソロのデビューシングル初登場首位は1980年12月に近藤真彦が『スニーカーぶる~す』で記録して以来、30年4ヵ月ぶりの快挙。
※すでにグループでデビューしているソロデビューは除く
初動売上げは11.9万枚。
昨年から韓国アーティストが軒並み日本デビューし、次々とチャート上位に送り込んでいるが、今回のチャン・グンソクはケタ違いの勢いになっている。
今作の2ヵ月前にはEvery Little Thingの2作品のMVに出演。
そのELTのシングルが2枚揃って前作を大きく上回る売上でTOP10ヒットになっており、そこで人気の高さを見せつけていた。
ただ、逆にいうと、今作リリースまでこの人の人気の高さがお茶の間レベルまで証明されたことはほとんどなく、少女時代やKARAのときにあれだけ騒いでいたメディア(特にフジ)もそれほどプッシュの姿勢を見せていなかった。
そんな中でデビュー曲がいきなり初動10万オーバーで1位となり、かなり鮮烈なデビューとなった。
リリース形態は【CD+DVD】、【CD+トレカ】で2種リリース。2種でカップリングが異なっている複数買い促進商法。
また、2種に異なるグッズ引換券をそれぞれ封入。
2種揃えて応募で、「チャン・グンソクスペシャルあぶら取り紙」をプレゼントという施策も組まれている。複数買いは横行していると思われる。
というか、なぜあぶら取り紙…。
韓国勢なのでこれくらいの商法は当たり前といったところ。
逆に、ここまでの数字を叩き出していて、商法がこの程度ということはこの人自身の人気がかなり高いことを意味する。
なお、今作で鮮烈デビューを飾ってから、メディアのプッシュが一気に加速。
次回作はさらに高い数字を出してくる可能性もあり、注目である。
第2位 MR.TAXI/Run Devil Run -少女時代
韓国の女性アイドルグループ、少女時代の日本3枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。
2作連続のTOP3入りで、2位は自己最高位タイ。
初動売上げは10.0万枚。前作『Gee』の初動6.6万枚から大きく上昇
KARAに続き、少女時代も初動10万の大台を超えてきた。
ただ、当初週間1位間違いなしと思われたが、ダークホース的に現れた同じ韓国勢のチャン・グンソクに敗れ、週間1位を逃すことに。
リリース形態は【CD+DVD+フォトブック】が2種と【CDのみ】で計3種リリース。
2種のDVDの内容は上位互換で、2種買わなくても映像はコンプできる。
ただ、【CD+DVD】のフォトブックは内容が異なっているので、コアなファンは2枚とも買っている可能性がある。
ちなみに、CDは3種ともすべて内容統一。
韓国勢にしてはそこまでキツイ商法でない。
今回の上昇は単純に人気の上昇に紐付いていると捉えていいだろう。
しかし、これまでずっと直近シングルの成績は上回っていたKARAには抜かれてしまっている。(当時のKARA直近シングル『ジェットコースターラブ』初動12.3万枚)
なお、韓国のアーティスト・アイドルがシングル1位、2位を独占するのは東方神起、イ・ビョンホンが記録した08年10月以来。
当時は今ほどメディアぐるみでのブームにはなっていなかったので、K-POPブームが作られてからは初のこととなる。
第3位 あの太陽が、この世界を照らし続けるように。 -コブクロ
コブクロの21枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。
これで12作連続のTOP10入りとなる。
初動売上げは4.8万枚。前作『Blue Bird』の初動5.9万枚からダウン。
昨年末の『流星』が久しぶりにロングヒットとなり、勢いを取り戻したかと思われたが、これで2作連続ダウン。
ついに、5万枚を割ってしまった。
一応、映画「岳-ガク-」(主演:出演:小栗旬、長澤まさみ)の主題歌タイアップが付いているが、リリース時点では映画は公開前。
タイアップで戦況が大きく変わるタイプだが、今回は完全に不発だった模様。
リリース形態は魂のCD1種リリース。
前作はボーナストラックの有無で2種リリースだったが、わざわざ無いほうを買うファンはいるはずもなく、実質1種リリース。
商法に頼ることなくこれだけの数字を出せればトップクラスではあるが、すでに人気のピークを超えているのは確か。
ここからは残ったファンをいかに離さずにキープしていけるかが勝負になってきそうだ。
第4位 T.W.L/イエローパンジーストリート -関ジャニ∞
前週の1位から3ランクダウン。
週間売上げは2.7万枚。
前週の初動20.1万枚からダウン。
ただ、前作は初動25.6万枚で2週目2.4万枚だったので、今回初動は下げたが、2週目の粘りが関ジャニにしては異常なレベル。
関ジャニに限らず多くのジャニユニットが2週目は1万台当たり前なので、今回の2週目2.7万枚は快挙といっても過言でない事象である。
累積は2週で22.7万枚を突破。
まだ前作の初動にも届いていないが、ジャニーズ内での嵐に次ぐ2番手という立ち位置はキープしている。
~今日のふといいなぁ~夏模様 by KinKi Kids
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ちょくちょく見させてもらってます。
チャン・グンソクさまの動画サイトを作ってます。
よろしかったら見てください。
投稿: あやの | 2011年8月 3日 (水) 14時19分
あやのさん、コメントありがとうございます。

チャン・グンソクの人気は凄いですね。
また遊びにきてください
投稿: Yasai (管理人) | 2011年8月14日 (日) 13時32分