ユニコーン下げ止まらず、中島美嘉復帰作も不調に
今日は神宮外苑の花火大会だったんですね。
偶然、青山一丁目で待ち合わせしたら、浴衣軍団に呑み込まれました。
浴衣の女の人はかわいいけど、たまにいるミニスカートみたいな浴衣はなんなんだろ。
あれが好きな男っているのかな。
さて、余談はほどほどにチャートチェックに移ります。
前回記事で5/9付シングルチャートの第4位までをチェックしたので、本日は5位以降をチェック。
ではでは、さっそく…
5/9付オリコンウィークリーシングルチャート、第5位はこの曲!
第5位 月夜の悪戯の魔法/CLIMBER×CLIMBER -BREAKERZ
BREAKERZの10枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。
TOP10入りは10作連続、通算10作目となる。
初動売上げは1.9万枚。前作『BUNNY LOVE/REAL LOVE 2010』の初動1.6万枚から上昇。
今回はアニメ「名探偵コナン」タイアップ。
とはいっても、もはやこのタイアップに数字を伸ばす効果はないと思われる。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CD+トレカ】が1種、ファンクラブ限定盤が1種で計4枚リリース。
CDの内容は全種統一。
一般流通の2種のDVDの内容は異なり、さらにファンクラブ盤にはまた異なるDVDが付いている。
3枚買わないと映像をコンプできない複数買い促進商法。
また、一般流通の3種すべて買うとイベント招待という、完全に3枚買わせるための施策もあり。
ただ、売り方もイベントも前作と同じやり方なので、数字の上昇は固定ファン内の動きという認識でよさそう。
前々作は1.8万枚だったので、ここ数作はだいたい1.6~1.9万枚あたりを上下する感じになっている。
余談だが、ここまで10作出ているシングルのうち、7作が両A面となっている。
第6位 恋にBooing ブー! -スマイレージ
ハロプロ系アイドル、スマイレージのメジャー5枚目のシングルが初登場で6位にランクイン。
これで5作連続のTOP10入り。
初動売上げは1.9万枚。前作『ショートカット』の初動2.0万枚から微減。
前作が自己最高初動で、今回は微減したものの、前々作を上回っている。
リリース形態は【CD+DVD+イベント抽選シリアルナンバー】が3種と【CD+イベント抽選シリアルナンバー】が1種、【CDのみ】が1種で、計5種リリース。
【CDのみ】には他の4種には未収録の楽曲を追加収録している。
音源と映像を購入でコンプするには絶対に4枚買わなくてはならない複数買い促進商法。前作とまったく同じ商法。
イベントの抽選を狙いに行くファンは、DVD付より安価な【CD+イベント抽選シリアルナンバー】を大量購入するようなイメージだろうか。
とにかく、複数買いはかなり発生していると思われる。
AKB勢が主流となっている中、メディアにもなかなか出られない割には数字をキープできている印象。
第7位 デジタルスープ/ぶたぶた -ユニコーン
ユニコーンの13枚目のシングルが初登場で7位にランクイン。
ユニコーン初の両A面シングル。
これで4作連続のTOP10入り。
初動売上げは1.7万枚。前作『裸の太陽』の初動2.3万枚からダウン。
前作から11ヵ月ほどリリース間隔が開いたことで、ファン離れが加速した様子。
『ぶたぶた』が映画「これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫」主題歌となっているが、効果はほとんどなかった様子。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。
前作と同じ。
復活以降、3作連続でダウンしており下げ止まらない状況。
再結成に沸いた昔のファンがリリースする度離れていくという、復活バンドがたどる典型パターンにはまっている。
このあたりで下げ止まらないと次はTOP10入りも週を選ぶようになってしまう。
次なるソニーの戦略はいかに。
第8位 Dear -中島美嘉
中島美嘉の活動復帰後第一弾、33枚目のシングルが初登場で8位にランクイン。
前作から8ヵ月ぶりのリリースとなる。
7作連続のTOP10入り。
初動売上げは1.5万枚。前作『一番綺麗な私を』の初動1.7万枚からダウン。
復帰第一弾という話題性があったはずだが、数字はダウン。
今作は映画「八日目の蝉」主題歌で、今作リリース週に公開開始ということで、タイアップ効果が出てもおかしくなかったが、効果が出てるのか出てないのかわかりにくい微妙な感じに。
リリース形態は魂のCD1種リリース。
前作はDVD有無で2種リリースだったので、パッケージは減少。
DVDが付いていないということで購入意欲が下がるファンもいると思われ、リリース条件は前作より不利で、ダウンは順当な結果か。
ただ、数年前なら中島のこういった王道バラードはライト層も巻き込みヒットするパターンが結構見られた。
それが見られなくなったのは中島がライト層に訴求できないタイプになったのか、そもそもパッケージに手を出すライト層が激減しているのか。
以下、ピックアップ。
第10位 secret base~君がくれたもの~ -本間芽衣子(茅野愛衣),安城鳴子(戸松遥),鶴見知利子(早見沙織)
アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の登場キャラクターによるシングルが初登場で10位にランクイン。
初動売上げは1.2万枚。
言わずと知れたZONEの大ヒット曲のカバー。
歌っているのは声優の茅野愛衣、戸松遥、早見沙織の3人。
戸松遥は過去にソロで週間TOP10入りまで果たしているが、他の2人はソロでのヒットはなし。
というか、3人ともお茶の間レベルには名前が浸透していないと思われ、今回のヒットはアニメの人気に引っ張られていると捉えて良さそう。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。
ジャケットが2種で異なるのでコアなアニメファンは複数買いしている可能性はあるが、商法はゆるい。
この商法でこれだけ売れるということは結構支持を得ているアニメのようだ。
なお、ZONEの原曲は初登場19位というところからのヒットだったので、初登場順位は原曲を上回っていることになる。
~今日のふといいなぁ~HANABI by Mr.Children
IMAGE or… by Janne Da Arc
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