韓国男性グループ2組が同時TOP3入り!
韓国の前に…
今日は待ちに待ったサカナクションNEWアルバム「DocumentaLy」店着日ということで。
TSUTAYA行って…
買ってきて、聴いてます。
期待しすぎていたせいか、1回聴き終わっての印象は前作「kikUUiki」のほうが上かな。
これから聴きこもう。
さて、チャートチェックに移ります。
前回記事で6/20付チャートを見終わったので、本日は6/27付チャートに突入!
まずはいつも通り、シングルチャートからチェックしていきます。
ではでは、さっそく…
6/27付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!
第1位 Time -KinKi Kids
KinKi Kidsの31枚目のシングルが初登場で1位を獲得!
これでデビュー作から続く連続初登場1位獲得記録を「31作」に更新。ギネス記録更新。
また、これでデビューした1997年から15年連続でシングル1位を獲得したことになる。
初動売上げは15.1万枚。
前作『Family~ひとつになること』の初動16.5万枚からダウン。
前作で一度持ち直していたが、ここで再び自己最低初動を更新してしまった。
初動が15万台になるのはデビュー以来初である。
リリース形態は【CD+DVD】と【CDのみ】で2種リリース。
KinKi KidsのシングルにDVDが付属されるのは15年目にしてはじめてのこと。
【CDのみ】にだけカップリングが収録され、【CD+DVD】はタイトル曲と同曲のインストのみ収録。
全音源と映像を購入でコンプするためには絶対に2枚買わなくてはならない複数買い促進商法。
2種買い促進という点では前作までと同じ。
DVDはなくともカップリングが収録されていた前作の方が成績は良く、DVDでは売上回復しなかった。
まぁ、商法云々よりもリリースペースがゆったりでファン離れのほうが顕著な感じがする。
2位以降に登場するような韓国勢にファンを取られていたりするのだろうか。
また、キンキも15万台となったことで、KAT-TUN、関ジャニ、NEWSと合わせて、4グループのセールスパワーがほぼ横一線に並んだことになる。
ジャニーズNo.1はぶっちぎりで嵐だが、2番手以降はかなりセールスパワーが均衡している。
その均衡を破壊したのは当週の2週後登場のHey!Say!JUMPだったりする。
それについてはまた後日。
第2位 クリウンナレ -キミに会いたくて- -超新星
韓国の男性5人組グループ、超新星の11枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。
グループ初のシングルTOP3入りで、2位は自己最高位。
また、これで4作連続のTOP10入りとなる。
初動売上げは5.4万枚。前作『Shining☆Star』の初動1.3万枚から大幅上昇
一気に4倍以上となる驚異的な伸びを見せてきた。
もちろん自己最高初動。
前作は昨年12月で、そこから半年以上リリース間隔が開いているのだが、その期間をまるで充電期間としていたように、一気に爆発した。
リリース形態は【CD+DVD】、【CD+アナザージャケット】、【CDのみ】で計3種リリース。
CDはすべて同じ内容だが、DVDとアナザージャケットは一緒に手に入らないので複数買いさせる効果は高い。
前作はアナザージャケットではなく「韓国メトロマップ」だったが、だいたい前作と同じ売り方。
ただ、今回はイベント(握手会)がかなり強化されており、これまで都内メインだったのが、全国5大都市(名古屋・大阪・札幌・福岡・東京)まで拡大。
かつ、前作と同じように、参加するためには3形態すべて購入しなくてはならないというあからさまな複数買い促進商法。
なお、前作では3形態すべて買ったファンの中から抽選参加だったが、今回は購入者みな対象になる様子。
韓国勢好調の波については今更触れる必要もないが、ここまで大きな上昇になるのは驚き&謎。
単純に人気が上がったのか、それとも一般層にはわからないところで何かあったんだろうか。
第3位 BAD GIRL -BEAST
韓国の6人組男性グループ、BEASTの2枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。
これで2作連続のTOP3入り。
初動売上げは4.2万枚。前作『SHOCK』の初動2.9万枚から上昇。
上の超新星ほどではないものの、こちらも初動を上昇させてきた。
ただ、前作は震災の影響をもろに受けた3/16リリースで、このBEAST以外もかなり低水準の数字になっていた。
同じ3/16リリースだったファンモンが震災の影響が落ち着いてからのシングルで2倍近くまで回復させていたことを考えると、1万枚ちょいの上昇はちょっと物足りない感じもする。
リリース形態は【CD+DVD】が3種と【CDのみ】が1種で計4種リリース。
DVDはすべて内容が異なり、さらにCDも4種すべて収録曲が異なるという強烈な複数買い促進商法。
全音源および映像を購入でコンプするには絶対に4枚買わなくてはならない極悪仕様。
また、2形態購入者に好きなメンバーのMV収録DVDをプレゼントするという施策も同時に展開。
1人のファンにどれだけ多くのCDを買わせて搾取できるかだけ考えているような商法である。
第4位 Only you -モーニング娘。
モーニング娘。の46枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。
これで46作目のTOP10入りとなり、浜崎あゆみ(48作)に次いでオリコン歴代2位の記録となった。
初動売上げは3.3万枚。前作『まじですかスカ!』の初動3.4万枚とほぼ変わらず。
前作は新メンバー追加して一発目だったが数字はダウンしていた。
二発目は何とか数字キープ。
ただ、結果として数字キープになっているが、取り巻く状況は前作とかなり異なる。
今作のリリース形態は【CD+DVD】が3種と【CDのみ】が1種で計4種リリース。
前作は【CD+DVD】がさらに1種多くて、計5種リリースだったのでパッケージが1種減っている。
それで数字キープなら凄いじゃんとなりそうだが、実は今回はジャニーズ勢などが窮地の際に出す最後の切り札、「緊急イベント」を開催している。
次回記事で取り上げるが、今回は同発にエイベックスの大所帯アイドルグループ、SUPER☆GiRLSがスタンバイ。
デイリー3日目まではそのスパガにリードを許しており、モー娘。サイドは切り札投入に至る。
発売週の日曜日にお台場パレットタウンで「急遽発売記念握手会」を開催。
これに参加するためには、会場で通常盤を購入しなくてはならないという極悪商法。
つまり、発売日もしくは店着日に速攻で購入している固定ファンに、同じCDを無意味にもう一枚買わせることが狙いとなっている。
この緊急イベントドーピングの効果が爆発し、日曜付は非常に不自然な売上回復となったが、これでスパガを突き放し、4位を死守した。
逆にいうと、このイベントがなければ前作割れになっていた可能性が高い。
前作の5種リリースは新メンバー4名加入に紐付いてのことだったので、次回以降は今回と同じ4種だとすると、初動はさらに下がる可能性がある。
だからといって、毎回「緊急イベント」をやっていると、ファンから批判を買うだろうし、それはもはや「緊急」ではなくなってしまう。
AKB勢が尋常じゃない人気を誇っている今は何とか耐え凌ぐしかないか。
女性アイドル人気の波に乗りたいところだろうが、ハロプロ勢のユニットはみなその波に乗れずにいる。
~今日のふといいなぁ~エンドレス by サカナクション
Peace by andymori
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