AKB48、驚愕の初動135.4万枚!! またもや歴代最高記録更新!
今年もあと2週間しかないよー(((;゚Д゚)))ガクブルガクブル
年末調整、忘年会、そんなドタバタ時にする12月の給与計算…、不安しか募らん!!
さて、本日もチャートチェックを進めます。
前回記事でやっと8/29付チャートを見終わったので、本日からは9/5付チャートに突入です。
まずはいつも通り、シングルチャートからチェックです。
この週は現在国内ぶっちぎり最強のセールスパワーを誇るアイドルグループのシングルが登場。
またチャートに嵐を巻き起こしました。
そして、新譜も少ないので今回も2記事には分けず、一記事で総チェックしていきます。
ではでは、さっそく…
9/5付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!
第1位 フライングゲット -AKB48
これで9作連続、通算9作目の1位獲得となる。
ただ、順位はいまや指定席なので度外視で問題なく…
AKB48の場合、すべての注目は売上枚数に絞られる。
初動売上げは135.4万枚!!!
前作『Everyday、カチューシャ』の初動133.4万枚から上昇。
前作で樹立したオリコンシングル歴代最高初動記録を2作続けて更新。
シングルが2作続けて初週ミリオンを超えたのは、長いオリコンの歴史でAKB48が初めてとなる。
なお、デイリーベースでは史上初の初日ミリオンまで記録し、圧巻のチャートアクションを見せていた。
今作の初動ミリオン達成で、またもや歴代初動ランキングには新たな歴史が刻まれた。
(クリックで拡大)
今作は前作『Everyday、カチューシャ』の発売週に行われた「AKB48 22ndシングル選抜総選挙」の結果を反映させたシングル。
逆にいうと、今作には前作のような年一回のイベントへの参加条件となるようなアイテムは付属されていない。
前作の狂ったような初動売上げは総選挙効果(推しメンを上位にするための大量購入)によるものと大方が捉えていたが、その予想に反し、今回さらに数字を上昇させてきたことになる。
リリース形態は前作同様、【Type-A(握手券あり)】、【Type-A(握手券なし)】、【Type-B(握手券あり)】、【Type-B(握手券なし)】、【劇場盤】で計5種リリース。
握手券「あり」「なし」に関しては収録内容統一。
前作では「あり」と「なし」でジャケット写真が大きく異なっていたが、今回はほぼ同じ。
よって、実質3種リリースの複数買い促進商法。
サウンドスキャンでは一般流通の4種がTOP20内にランクインし、売上は合計50.8万枚。
前作同様、オリコンの半分以下の数字となっている。
なお、前作はオリコンでの数字は今作より少し低かったが、サウンドスキャンでの売上計は56万枚だったので、サウンドスキャン集計では前作割れとなっている。
オリコンとの乖離は店舗以外のECサイト経由での売上、つまりはほぼ劇場盤の売上といえる。
つまり、今回は前作以上に売上全体に占める劇場盤率が上がっていることになる。
お茶の間への浸透はひとまず頭打ちで、逆にお茶の間レベルからコアファンに移った層が結構いると考えられる。
購入層は女性をはじめとしたライト層と、熱狂的なコアファン層の2種類存在していると思われ、どちらかに偏りがちなこのご時世に、最強の状態になっている。
現在のAKBの勢いは誰にも止めることができそうになく、またここまでのレベルになると彼女たちに台頭する存在も出やしない。
当分はAKB勢によるチャート上位独占が続きそうだ。
第2位 Sexy.Honey.Bunny!/タカラノイシ -V6
3年ぶりに1位を逃したが、これで38作連続のTOP10入りとなる。
初動売上げは6.4万枚。前作『only dreaming/Catch』の初動5.6万枚から上昇。
前作でついに5万台まで落ちていたが、ここでいったん持ち直し。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース。
前作と同じ商法。
タイアップも前作と同じく井ノ原出演ドラマ「新・警視庁捜査一課9係」主題歌。
リリース条件はほとんど変わっていないが、週途中でコンサート(物販)があったこと等が影響したか。
ジャニーズも若手グループがどんどん出てきており、セールス的にもそれらにかなり差を付けられているのが現状。
もともと物凄い売れるイメージのグループではないものの、このままでは、下がる→ちょっと持ち直す→下がるの繰り返しになってしまいそうだ。
サウンドスキャンでは3種合計で5.6万枚。
ECサイト経由のイベント商法も使っていないので、オリコンとの乖離は小さい。
第3位 ViVi夏 -ぱすぽ☆
女性10人組アイドルグループ、ぱすぽ☆のメジャー2枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。
これで2作連続のTOP3入り。
初動売上げは4.0万枚。前作『少女飛行』の初動4.3万枚からダウン。
前作が低レベル週に当たったこともあり、いきなりの週間1位獲得となり、話題になっていたアイドルグループの2作目。
実は、前作は初週に1位を獲得したものの、翌週100位圏外まで落ちるというオリコン史上で最も急降下した作品となり、チャートファンの間ではそっちのほうが話題になっていた。
リリース形態は10人のメンバーそれぞれの仕様の初回盤パッケージが存在し、それだけでまず10種。
それに、通常盤が1種が計11種。
前作はこの11種リリースだったが、今回は初回盤に全員Ver.が追加されており、よって合計12種リリースとなっている。
つまり、パッケージ数は増えたが、売上は減少したことになる。
イベント商法もありで、初回盤の全員Ver.にのみ握手券参加券を封入。
そのイベントは東名阪での開催となっている。
また、今回も前作同様、「大量予約取り商法」も健在。
先述のイベントとは別に、発売前から何回もイベントを開催し、その会場で今作を予約した枚数によって豪華な特典が得られる仕組みになっている。
そもそも考えてみれば、オリコンの売上を釣り上げるのは、そのCDが発売されてからでなくてもいいわけだ。
先述した「急降下事件」のことを踏まえても、買っているのは一部の狂信的な固定ファンだけで一般の人たちへの訴求はほぼできていないと思われる。
かつ、今回数字がダウンしたことで、1位デビューとなった前作の時点からまったくファンが増えていない状況が露わになっている。
いまのところ、AKB関連のようなお茶の間への広がりはないと思われる。
サウンドスキャンでは形態が多すぎて、売上がかなり分散され、結局1種もTOP20ランクインしていない。
第4位 女々しくて/眠たくて -ゴールデンボンバー
V系エアバンド、ゴールデンボンバーの11枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。
これで3作連続のTOP10入りとなる。
初動売上げは3.8万枚。前作『僕クエスト』の初動4.1万枚からダウン。
タイトル曲『女々しくて』は09年に一度CD化されている楽曲。
今回CMタイアップがついたため、「初CMタイアップ記念盤」としてリリースされ、カップリングについては一新されている。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース。
DVDの内容は異なっており、【CDのみ】にはCD EXTRAでDVDとは異なる映像が収録されている。
よって、全映像を購入でコンプするためには絶対に3枚買わなくてはならない複数買い促進商法となっている。
まぁ、演奏はしていないけど一応V系の分類になるので、これくらいの商法は当たり前か。
なお、前作はアニメタイアップがついていた関係で、あと1種多かったので、今回パッケージ数は減少していることになる。
一度出ている楽曲の再リリースだという面とパッケージ数減少が売上ダウンの要因と思われるので、次回作でまた新曲になればまた上り調子になる可能性はある。
以下、ピックアップ。
第6位 明日へのマーチ/Let's try again~kuwata keisuke ver.~/ハダカ DE 音頭 ~祭りだ!! Naked~ -桑田佳祐
週間売上げは2.0万枚。
前週の初動9.2万枚からダウン。あまり粘りは感じられない推移。
それでも、先週1位を明け渡していた関ジャニは1.7万枚まで沈んでいるので、逆転。
累積は11.1万枚を突破した。
第7位 正義の声が聞こえるかい -タイガー(平田広明),バーナビー(森田成一)
アニメ「TIGER&BUNNY」のキャラクターソングシングルが初登場で7位にランクイン。
当アニメの関連作品のTOP10入りはこれが初。
初動売上げは1.8万枚。
今作はVol.2にあたり、Vol.1は「けいおん!」でも活躍している寿美菜子によるキャラソンだった。
Vol.1の初動が0.3万枚だったので、今回はその6倍も出ており、かなり好調で数字高騰となった。
平田広明は「ONE PIECE」のサンジを担当していたり、森田成一は「BLEACH」の黒崎一護を担当していたりとそもそも声優の2人がかなり多くのファンをつけていることが売上高騰の要因か。
また、前作はヒロインで、今作はメインキャラ2名の声優によるシングルということが影響していると思われる。
リリース形態は魂のCD1種リリース。
複数買いを助長せずにこの数字なので、かなりの人気である。
以下、ピックアップ。
第9位 マル・マル・モリ・モリ! -薫と友樹、たまにムック。
前週の8位から1ランクダウン。
これでとうとう、14週連続TOP10入り。
問答無用に、2011年最強のロングヒット作品である。
週間売上げは1.4万枚。前週の2.0万枚からダウン。
売上は今回やや大きめにダウン。さすがに息切れしてきており、これ以上下がるとTOP10入りが途絶えるレベルの数字になっている。
果たして、翌週も記録を伸ばすことができるのか。それについては、また後日。。。
~今日のふといいなぁ~ウサギとカメ (from「45 STONES」) by 斉藤和義
you (from「BEST~second session~」) by 倖田來未
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