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2012年2月の記事

2012年2月23日 (木)

AKBに無敵の風が吹く…4作連続ミリオン!!

本日もいきなりチャートチェックからはじめます。

 
前回記事で10/31付チャートを見終わったので、本日からは11/7付チャートに突入。

まずはいつも通り、シングルチャートから見ていきます。
 

この週は、他の追随を許さない無敵のAKB48が2011年4度目の登場。

またもやチャートに旋風を起こしました。果たしてその結果は…。

 
ではでは、さっそく…
 

11/7付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

 
第1位 風は吹いている -AKB48

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AKB48の2011年4作目、通算23枚目のシングルが初登場で1位を獲得!

これで10作連続、通算10作目の1位獲得
 

女性グループの「シングル連続1位獲得記録」は、ピンク・レディーの「9作連続」が歴代最高だったので、今回AKB48はその記録を32年11ヶ月ぶりに更新

偉大な記録がどんどんAKBに塗り替えられていく。
 

ただ、前作チャートイン時にも書いたが、1位という順位はいまや指定席なので度外視で問題なし。

AKB48に関しては、すべての注目は売上枚数に絞られる。
 

注目の初動売上げは130.0万枚!!

余裕の初動ミリオン

「桜の木になろう」から4作連続のミリオン達成となる。

1万枚売るのが難しいこのご時世に、傍若無人でハチャメチャな記録といえる。
 

なお、デイリーベースでは前作「フライングゲット」に続いて、初日ミリオンの快挙をまたも達成。

前作での達成がオリコン史上初の大快挙だったが、それで止まらず、なんと2作連続での達成となり、もはや手が付けられないレベルになっている。
 

 
この猛烈な初動売上げはもちろん歴代シングル初動記録を塗り替え…

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(クリックで拡大)
 

オリコン歴代初動売上ランキングは、TOP3をAKB48が独占するかたちとなった。

2011年の初夏まで、およそ15年もの間、当該記録で歴代1位を守り続けていたMr.Children「名もなき詩」はすでにTOP3圏外である。
 

 
さて、初動の話に戻ると、前作「フライングゲット」の初動135.4万枚からダウン。

2011年に入ってからリリースする度に勢いを上げ、3作連続で初動上昇となっていたが、ついにここで伸びが止まったことになる。

デイリーでは初日売上の史上最高売上記録を更新する猛烈なスタートを切っていたが、前作に比べて2日目以降のダウンが早く、週間では前作を下回る結果になった。

ここまで奇跡的な成長を見せてきたAKBだが、ついに限界が見えたかたちである。
 

リリース形態は前作同様、【Type-A(握手券)】、【Type-A(生写真)】、【Type-B(握手券)】、【Type-B(生写真)】、【劇場盤】で計5種リリース

Typeが同じものは収録内容が同じ。
 

前作では「握手券あり」と「握手券なし」で同じTypeで2種ずつだったが、今回は握手券か生写真で2種に分かれている。

全音源と映像を購入でコンプするためには3枚買う必要のある複数買い促進商法は前作と同じだが、前作よりも若干特典商法は強くなっているといえる。

  

注目はサウンドスキャンの結果で、一般流通の4種がチャートインし、4種合計の売上はたったの39.6万枚

オリコン発表の売上との乖離は90万枚を超える異例の事態に。

オリコンとの乖離は店舗以外のECサイト経由での売上、つまりはほぼ劇場盤の売上といえるのだが、今回は前作以上に売上全体に占める劇場盤率が上がっていることになる。

 
実は、前作「フライングゲット」のときも前々作「Everyday、カチューシャ」より、劇場盤率が上がっていた。

これまでは一般店舗で購入して満足していた人たちが、劇場盤を購入して「個別握手会」に参加しようと試みる。

つまりは、ライト層のコアファンへの移行が進んでいると思われる。

まぁ、自分の周りにもこの1年で握手会に行き始めた人が何人もいるので、この結果はかなり実感を持てる。

 
上昇はいったん止まったが、ここからどの売上レベルで安定していくのか、まだまだ楽しませてくれそうだ。

  
第2位 Baby U! -MBLAQ

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韓国の男性5人組ユニット、MBLAQ(エムブラック)の日本2枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

これで2作連続の2位獲得となる。
 

初動売上げは4.3万枚。前作「Your Luv」の初動4.0万枚から上昇。

韓国男性グループの数が増えている中で、このグループは2作目で数字を上げてきた。
 

リリース形態は【CD+DVD】が3種と【CDのみ】が1種で計4種リリース

CDの収録内容は全種統一だが、DVDはすべて内容が異なる複数買い促進商法

前作は【CD+DVD】が2種だったので、パッケージ数が1種増えており、売上増もそれがそのまま影響していると思われる。

かつ、イベント商法も活発で、4種すべてにイベント参加券もしくはトレカをランダム封入。

参加抽選券が入っていて抽選に当たればイベントに参加できるというタイプが多い中で、そもそも入っていないかもしれないというタイプになっている。
 

今作はアニメ「べるぜバブ」OPタイアップもついているので、パッケージ増の件と合わせると、数字は上がっているものの、1人あたりの購入枚数が増えただけで人気が上がったということはなさそうだ。

サウンドスキャンでは、4種が1.0万枚、1.0万枚、0.9万枚、0.9万枚で、合計3.8万枚

不自然なほど均等に売上が揃っていることからも、ほとんどのファンが全種買うような複数買いが横行していることが推測できる。
 

第3位 ゼロ -BUMP OF CHICKEN

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前週の2位から1ランクダウン。

週間売上げは3.5万枚

前週の初動16.3万枚からダウン。

初動が前作から倍増した分、2週目も前作の2週目1.9万枚を大きく上回る数字を出してきた。

ただし、下落率としては前作とさほど変わらない。

累積は2週で19.8万枚に到達する好調ぶり。

09年に「R.I.P/Merry Christmas」で記録して以来の、累積20万枚突破が確実になった。

~今日のふといいなぁ~
バイ・マイ・サイ (from「セツナレンサ」) by RADWIMPS

2012年2月21日 (火)

斉藤和義、デビュー19年目で初のTOP3入り!

本日もいきなりチャートチェックから始めます。

前回記事で10/31付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを見ていきます。

 
ではでは、さっそく…

10/31付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

 
第1位 テゴマスのまほう -テゴマス

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NEWSの手越祐也と増田貴久によるユニット、テゴマスの3枚目のアルバムが初登場で1位を獲得。

アルバムの首位獲得はデビュー作以来、2作目。

 
初動売上げは6.1万枚。前作「テゴマスのあい」の初動6.5万枚からダウン。

前作はミニアルバムで今回はフルアルバム。

ミニアルバムよりフルアルバムのほうが数字が出るのが通例の中、数字は下がってしまった。

かつ、前作は先行シングルゼロという内容だったので、ちゃんとシングルが入っている今作がそれを下回るのはかなり厳しい展開といえる。

デビュー作が初動8.0万枚だったので、出す度にダウンしており、人気・セールスパワーは確実に下がってきている。

 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース

【CDのみ】にはボーナストラックを3曲追加収録しており、購入で音源と映像をコンプするには絶対に2枚買わなくてはならない複数買い促進商法となっている。

3作連続で同じ売り方なので、商法が売上のダウンに影響していることはない。

 
今作リリースの約2週間前にNEWSのフロントメンバーである山下と錦戸がNEWSを脱退することが発表された。

ファンが混乱する中、リリースされるかたちになったが、今作の売上に果たしてどれだけ影響を与えているのだろうか。

 
第2位 45 STONES -斉藤和義

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斉藤和義の15枚目のオリジナルアルバムが初登場で2位にランクイン。

08年リリースのベストアルバム『歌うたい15』で記録した週間4位を上回り、なんとデビュー19年目で初のTOP3入り

シングルでもTOP3入りは達成したことがなかったので、シングル・アルバム通じて初のTOP3入りということになる。

 
初動売上げは2.8万枚。前作『ARE YOU READY?』の初動2.7万枚から微増。

売上はほとんど変わっていないが、前作は7位。

強敵のリリースがなかったためのラッキー2位といった感じ。

 
ただ、これでオリジナル盤は09年の『月が昇れば』から3作連続で初動上昇

スマッシュヒットとなった「ずっと好きだった」収録の前作がピークになるのかと思いきや、先行シングルなし(配信を除く)というリリース条件にもかかわらず、さらに数字を上げてきた。

まだ人気はじわじわ伸びているようだ。

 
リリース形態は【2CD】と【1CD】で計2種リリース

前作はフォトブックの有無で2種だったので、今回は単純に収録音源が増えているので、それでパッケージ購入に移った層がいたのかもしれない。

 
これだけのキャリアになって人気を伸ばすというのはなかなかあることではなく、かなりの晩成型だといえる。

サウンドスキャンでは【2CD】が2位2.7万枚。

売上のほとんどが【2CD】の初回盤で通常盤はほとんど出ていないのがわかる。

 
第3位 マイロ・ザイロト (MX) -コールド・プレイ

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イギリスのロックバンド、コールド・プレイの5枚目のオリジナルアルバムが初登場で3位にランクイン。

前作に続き、2作連続でのTOP3入り。

3位は『美しき生命』で記録して以来、自己最高位タイとなる。

初動売上げは2.8万枚。前作『美しき生命』の初動3.9万枚からダウン。

前作はアップルのCMソングに起用されたこともあり、累積で30万枚を超えるウルトラロングヒットになっていた。

今作はその前作から3年4ヵ月ぶりということで、かなリリース間隔が空いたのが良くなかったのか、数字はやや大きくダウンした。

 
リリース形態は魂のCD1種リリース

洋楽は邦楽に比べてロングヒットする傾向にあるものの、今回の出足は鈍く、目立った国内タイアップもないため、前作のようなチャートアクションは期待できない。

コールド・プレイという名前はかなり知れ渡っているけど、売上はそれほど爆発的じゃない。

前作の3年前に比べ、市場がさらに縮小しているのは間違いなく、合わせて配信に流れていたりするのだろうか。

 
第4位 EXIT TUNES PRESENTS Vocalocluster feat.初音ミク -Various Artists

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「初音ミク」をはじめとしたボーカロイドによる楽曲を集めたコンピ盤が初登場で4位にランクイン。

数ヵ月に1回のペースでリリースされるボカロのコンピ。

2011年1月にリリースされた作品は年始の超絶低レベル週にリリースされたこともあって週間1位を獲得していた。

 
初動売上げは1.5万枚

前作『EXIT TUNES PRESENTS Vocalonation feat.初音ミク』の初動2.0万枚からダウン。

先述した週間1位を獲得した前々作が初動3.1万枚だったので、リリースする度に大きく数字を落としている。

一時期、一気に盛り上がったこの市場もかなり落ち着いてきている様子。
 

リリース形態は魂のCD1種リリース

コアなファンが多いと思われるので、商法を強化すれば数字は一時的に伸びる可能性があるが、そういった商法といった類をかなり嫌う層でもあると思われ、難しいところ。

 
そもそもネットで聴ける音源がほとんどなのにもかかわらず、CDが売れるというのが異色。

このボカロ作品の売れ行きを見ていると、違法DLや動画サイトで自由に音源を得られるご時世でも、パッケージを売る余地はあるような気がしてくる。
 

~今日のふといいなぁ~
君に逢いたかった (from「君に逢いたかった」) by ナオト・インティライミ
ある証明 (from『ACIDMAN THE BEST』) by ACIDMAN

2012年2月19日 (日)

韓国バンド、CNBLUEがメジャーデビューで初動爆上げ!

前回記事で10/31付シングルチャートのTOP3を見終わったので、本日は4位以下をチェックしていきます。

 
ではでは、さっそく…

10/31付オリコンウィークリーシングルチャート、第4位はこの曲!
 

第4位 In My Head -CNBLUE

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韓国出身の男性4人組バンド、CNBLUEのメジャーデビューシングルが初登場で4位にランクイン。

これが自身初のTOP10入りとなる。
 

初動売上げは7.1万枚。前作「RE-MAINTENANCE」の初動0.4万枚から爆上げ。

前作まではインディーズでのリリースで、今回がメジャー第一弾シングルということになるが、数字の伸び方が尋常じゃない。

同じ韓国出身のバンドに、FTIslandがいるが、彼らの初動が3万台なので、今回のCNBLUEはデビュー作にして大変な数字を出してきたことになる。

バンドという括りどころか、韓国のダンス系ユニットを含めても、いきなり韓国勢トップクラスの出足に。

 
リリース形態は一般流通が【CD+DVD】、【CDのみ】で2種と【ローソン限定盤】が1種で計3種リリース

CDの収録内容は全種統一。

【ローソン限定盤】はパッケージの仕様が異なり、オリジナルポストカード5枚セットが封入。

DVDとポストカードをコンプするためには2枚以上買わなくてはならない複数買い促進商法

ただ、他の韓国勢に比べると商法は緩いほうで、この程度の商法でここまでの数字を出せるとなると、かなりのセールスパワーということになる。

 
いきなり高い数字でスタートしながら、出す度に数字を下げているSHINeeみたいなタイプもいるので、次回作で数字をキープできるかに注目したいところ。
 

第5位 シャングリラ -Acid Black Cherry

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Janne Da ArcのVo.であるyasuのソロプロジェクト、Acid Black Cherryの12枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。

これでソロデビュー作から12作連続のTOP10入りとなる。
 

初動売上げは5.0万枚。前作「ピストル」の初動4.9万枚から微増。

9月よりスタートした5ヶ月連続シングルリリースの第2弾。

前作で活動再開後、最高の数字を叩き出していたが、今回はそれを僅かではあるがさらに上回ってきた。

 
リリース形態は前作と同じで、一般流通が【CD+DVD】と【CDのみ】で2種と【TSUTAYA限定盤】が1種で計3種リリース

CDの収録内容は上位互換だが、【TSUTAYA限定盤】にはトレカ1枚をランダム封入。

前作同様、【TSUTAYA限定盤】は¥394という低価格なので、トレカコンプリートを目指すファンの複数買いが発生した可能性あり。

また、5作連続シングルとリリース予定のアルバムを合わせた6作品連動応募特典(握手会参加応募)もあり。

 
リリース条件は前作とまったく同じなので、数字もほとんど変わらなかったといった感じ。

 
それにしても、ソロ活動をはじめたのが07年なので、すでに4年以上も経っていながら、ファン離れを起こさず、まだ数字を伸ばしてくるのだから感心するしかない。

しつこいほど書いているが、バンドVo.のソロ活動はいちばん最初がいちばん好成績で、出す度に数字を下げていくのが通例である。

この先、リリースの決定している残り3作はどのようなチャートアクションを見せるのかも要注目だ。
 

第6位 Your Best Friend -倉木麻衣

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倉木麻衣の37枚目のシングルが初登場で6位にランクイン。

これでデビューから37作連続のTOP10入りで、自身の持つ女性アーティストの連続1位記録をひとつ更新した。

 
初動売上げは1.7万枚。前作「もう一度」の初動1.6万枚から微増。

2連続で自己最低初動を記録する危機的状況だったが、ここで何とか下げ止まり。

今回はアニメ「名探偵コナン」EDタイアップがついているが、すでにタイアップ効果はほとんど出ないことが実証されている通り、数字はほとんど伸びなかった。

 
リリース形態は一般流通が【CD+DVD】、【CDのみ】の2種と【Musing&FC盤】が1種で計3種リリース

CDの内容は全種統一。

【Musing&FC盤】にのみMVのメイキングが見れるアクセスコードを封入している。

細かく言うと複数買い促進商法になっているが、アクセスコードが果たして複数買いを助長させるほどの効果があるかは微妙。

ちなみに、2010年からずっとこの3形態での売り方となっている。

今回何とか下げ止まったものの、少なくとも人気が回復したとは思えず、油断すればまだジリ貧状態になりえる。かなり不安定である。

 
第7位 X X X -L'Arc~en~Ciel

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前週の1位から6ランクダウン。

週間売上げは1.7万枚。前週の初動8.1万枚から大きくダウン。

ジャニーズ勢などアイドルの下落率に比べるとまだマシだが、ライト層まで浸透している印象はまったく受けない下がり方である。
 

累積は2週で9.9万枚。最終的にも11万台がやっとといったところだろう。
 

第8位 MEMORIA -藍井エイル

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「ニコニコ動画」出身の女性シンガー、藍井エイルのデビューシングルが初登場で8位にランクイン。

デビューシングルにしていきなり週間TOP10入りとなっている。
 

初動売上げは1.4万枚

無名アーティストのいきなりの上位ランクインの際に疑うべきは、アニメドーピングと商法。

今回はアニメ『Fate/Zero』のエンディングテーマとなっており、前者。

また、アニメドーピングということで、案の定ソニーの若手アーティストとなっている。

 
リリース形態はDVDの有無で2種と、期間限定の【アニメ盤】が1種で計3種リリース

【アニメ盤】だけにアニメサイズVer.が入っており、かつ珍しく【アニメ盤】にもDVDが付いている。

他のアーティストのアニメドーピング時の商法を少しだけ強化したようなタイプ。

音源と映像を購入でコンプするには2枚以上買わなくてはならない複数買い促進商法となっている。

 
新人なので固定ファンはついていないはずなので、商法効果よりはアニメドーピング効果のほうが高く出ていると思われる。

それを実証するように、サウンドスキャンでは【アニメ盤】だけがTOP20入りし、1.1万枚。

他の2種はほとんど売れていないようなので、このアーティストや楽曲が注目されているという要素はほぼない様子。

ソニーは大型新人として売り出すようだが、アニメ頼りでのデビューなので、アニメタイアップが外れた途端、急降下の可能性が高い。

 
第9位 TERMINATED -茅原実里

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声優、茅原実里(ちはらみのり)の13枚目のシングルが初登場で9位にランクイン。

TOP10入りは2010年7月以来、4作振り通算4作目。

初動売上げは1.4万枚。前作「Planet patrol」の初動0.7万枚から倍増。

声優ながらアニメタイアップが付くことがかなり少なく、今回は08年のシングル以来のアニメタイアップで、アニメ「境界線上のホライゾン」主題歌。

他に要因も見当たらないので、このアニメ効果が爆発したようなかたちとなる。

 
リリース形態は魂のCD1種リリース

ただ、フリーライブの応募参加券が封入されているので、イベント商法が走っている。

購入層はかなりコアな茅原ファンとアニメファンと思われ、イベント商法も結構刺さっている可能性が高い。

 
とはいえ、他の声優系に比べると商法はかなり大人しく、これで1万台を軽く超えるなら、商法を強化すればTOP10の常連になれそうな気がする。

 
第10位 Buddy -坂本真綾

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声優、坂本真綾の19枚目のシングルが初登場で10位にランクイン。

これで2作連続のTOP10入りとなる。

初動売上げは1.3万枚。前作「DOWN TOWN/やさしさに包まれたなら」の初動1.6万枚からダウン。

前作はカバーシングルという一種の企画シングルでやや高めに出ていた。オリジナルの新曲でのシングルは約2年ぶり。
 

その2年前のシングル「マジックナンバー」の初動1.3万枚とほぼ同水準となっている。

前々作同様、アニメタイアップがついているので、アニメタイアップがついているとだいたい1万台半ばくらいが安定ラインか。

 
また、前作と今作の間に、同じく声優の鈴村健一と結婚したことが報道されたが、それによるファン離れはなかった様子。

 
リリース形態は【2CD】と【CDのみ】で計2種リリース

サウンドスキャンでは【2CD】が1.2万枚なので、複数買いはほとんど発生しておらず、ほとんどのファンが【2CD】を1枚買いしている状況が読み取れる。

この人も固定ファンはかなり強固なようなので、上の茅原実里同様、商法を強化すればまだ高い数字を出せると思われる。

まぁ、ファンがあまりそれを望んでいないような気がするけど。

 
 
~今日のふといいなぁ~
キラーチューン (from『東京コレクション』) by 東京事変

2012年2月14日 (火)

NMB48が2作連続首位! 順位も売上も記録尽くめ!

本日もいきなりチャートチェックから始めます。

前回記事で10/24付チャートを見終わったので、本日からは10/31付チャートに突入です。

まずはいつも通り、シングルチャートから見ていきます。
 

この週は新譜が多いので、2週に分けてチェックしていきます。

 
ではでは、さっそく…

10/31付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

 
第1位 オーマイガー!  -NMB48

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難波を拠点に活動するAKB48の姉妹ユニット、NMB48の2枚目のシングルが初登場で1位を獲得!

これでデビュー作だった前作に続き、2作連続での首位獲得
 

これまで「デビューから2作連続シングル首位獲得」を達成した女性アーティスト・アイドルは薬師丸ひろ子、沢尻エリカの2人しかいなかったので、今回のNMBが史上3組目の快挙となる。

また、当然グループでは初の達成ということになる。
 

男性部門ではジャニーズという圧倒的権力を持つ集団がいるため、「デビューから2作連続シングル首位獲得」なんて当たり前のように達成されているのだが、女性部門ではほとんど達成されずにいたことになる。

いまや無敵のセールスパワーを誇るAKB48、それを追うSKE48もデビュー作時点では1位を獲れるようなファンを擁していなかった。

NMB48のファンの付け方がAKB勢の中でも珍しいケースだということがわかる。

 

初動売上げは26.5万枚。前作「絶滅黒髪少女」の初動21.8万枚から上昇。

女性アーティスト・アイドルの「デビュー作歴代最高初動」だった前作の数字をさらに上回ってきた。

 
「デビューから2作連続での初動20万突破」はKAT-TUNが達成して以来、5年3ヵ月ぶりの快挙で、また女性部門ではソロを含めオリコン史上初の快挙となる。

順位面でも売上面でも女性アーティスト・アイドルのオリコン記録を塗り替えまくる事態となった。

 
リリース形態は一般流通【CD+DVD】が3種と、「キャラアニ」限定発売の【劇場盤】が1種で計4種リリース

4種すべてCDの収録内容が異なる複数買い促進商法。鬼の4種買い促進。

前作は【CD+DVD】が2種だったので、2作目にして早くもパッケージが1種増えている

 
イベント商法ももちろん活発で、一般流通に「全国握手会参加券」封入&劇場盤に「個別握手会参加券」封入というAKB勢恒例パターン。

イベント目当ての大量買いが横行しているのは今さら細かに言及する必要はないだろう。

驚くべきはサウンドスキャンでの結果。

サウンドスキャンでは一般流通の3形態がランクインし、5位2.4万枚、7位1.7万枚、8位1.6万枚で合計たった5.7万枚

なんとオリコンとの乖離が20万枚以上となっている。

よって、20万枚近くが劇場盤の売上と推測され、かつ一般店舗での売上が占める割合はかなり小さいことがわかる。

「キャラアニ」を駆使して購入する熱狂的なファンによる購入が大半で、お茶の間レベルまではほとんど浸透していないといっても過言ではないレベルの劇場盤率である。

 
ただ、逆に言うと熱狂的な一部のファンだけの頑張りで20万枚近く売れるということ。

1万枚売ることが大変なこのご時世に、ぶっ飛び過ぎている。オーマイガー。

 
第2位 ゼロ -BUMP OF CHICKEN

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BUMP OF CHICKENの21枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

これで19作連続のTOP10入りとなる。
 

初動売上げは16.3万枚。前作「Smile」の初動8.6万枚から2倍近くになる大幅上昇

06~07年をピークに初動はジリ貧し、2010年10月の「宇宙飛行士への手紙」から3連続で10万枚を割っていた。

今回は一気に06~07年のピーク時の水準に戻す快進撃を見せた。

 
今作はPSPソフト「ファイナルファンタジー零式」主題歌というタイアップ。

それに伴って、バンド名のロゴ等パッケージが「FF」仕様になっている。

 
また、リリース形態は前作に続き、【CD+DVD】と【CDのみ】の2種リリース

1stシングルから11年以上、ずっとCD1枚リリースだったバンプだが、前作ではじめてDVD付をリリース。今回もそれは継続された。

なお、バンプのCD恒例の隠しトラックが2種で異なっており、厳密にはCDの収録内容が違う。効果の弱い複数買い促進商法といえる。

 
かつ、カップリングは前作のバンドヴァージョンということで、実質両A面のような内容にもなっている。

「FF」とのコラボの話題性だけでなく、先述したリリース条件が相まって、一気に数字が爆発したようだ。

 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が10.1万枚、【CDのみ】が3.2万枚で計13.3万枚。

【CDのみ】が結構高い数字出ており、若干複数買いも発生している可能性がある。
  

第3位 ウィンターマジック -KARA

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KARAの日本5枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。

これでデビュー以来、5作連続のTOP10入り。

初動売上げは7.8万枚。前作「GO GO サマー!」の初動11.4万枚から大きくダウン。

ここまで2作連続で10万の大台を超えていたが、今回は8万も割って大失速。

右肩上がりの成長はここで完全に止まってしまった。
 

これまで全シングル「ノリノリアゲアゲ」路線だったのが、今回は一転、K-POP感ゼロの日本っぽいバラード。

敢えて狙ってこの曲をぶつけてきたと思われるが、求められているKARAの音楽とのギャップが不振に繋がったような印象。

 
また、MVも雪いっぱいで10月中旬リリースというのは、若干冬さきどりしすぎた感じは否めず、タイミング的にも外した気がする。
 

リリース形態は【CD+DVD】、【CD+フォトブック】、【CD+ボーナストラック】で計3種リリース

商法は前作までと変わらず。商法はダウンに関係ない。

 
サウンドスキャンでは5.1万枚、1.1万枚、1.0万枚で計7.2万枚。

極端にECサイトで買われたり、イベントでの売り捌きなどをしていないので、オリコンとの乖離はほとんどない。

 
次回作で元のKARAらしい路線に戻って数字は戻るのか、注目したいところだ。

 
~今日のふといいなぁ~
キミノアト (from『バトル アンド ロマンス』) by ももいろクローバーZ

2012年2月12日 (日)

カエラ、復帰アルバムが首位! しかし売上は…

本日もいきなりチャートチェックからスタートです。
 

前回記事で10/24付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを見ていきます。

シングルはかなり売上低水準でしたが、果たしてアルバムは。

 
ではでは、さっそく…

10/24付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!
 

第1位 8EIGHT8 -木村カエラ

木村カエラの6枚目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得!

木村カエラのアルバム首位獲得は、3rdアルバム『Scratch』で記録して以来、4年8ヵ月ぶりで、通算2作目となる。

 
初動売上げは4.3万枚

前作はベスト盤『5years』で初動は21.6万枚だったので、そこから大暴落。

この売上枚数で1位はかなりラッキー。

なおかつ、この初動4.3万枚という数字はブレイク前のデビューアルバムの初動さえも下回っており、アルバム最低初動である。

 
オリジナル盤だと前作『HOCUS POCUS』が初動10.3万枚だったので、そこから半減以下になる大暴落。ちなみに、前々作は初動9.0万枚。

前回のオリジナルは「Butterfly」がヒットした効果で多少数字を回復させていたが、今回はそんな復調劇を帳消しにするような展開に…。

これは完全にベストでファンに見切りをつけられたパターンだと思われる。

 
カエラはベスト盤リリースの4ヵ月後に、俳優の瑛太との結婚および妊娠を発表。

その後、復帰作となったシングル「A winter fairy is melting a snowman」は前作の1/3の初動に沈んでいた。

シングルでのダウンの流れそのままに、アルバムでも暴落となったかたちである。

 
産休前後で音楽性に大きな違いはないので、ベストきっかけのファン離れに加えて、やはり「結婚・妊娠」でかなりのファンが離れた可能性が高い。

それだけ今、結婚と妊娠の同時発表(「≠でき婚」)のイメージが世間的に良くないということか。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。CDの収録曲違い等はなし。

売り方はこれまでと変わらないので数字には関係ない。

 
一度、離れてしまったパッケージ買いのファンを引き戻すのはこのご時世、至難の業。

今後、「Butterfly」のようなお茶の間レベルの大ヒット曲は出すことができるのだろうか。

 
第2位 A.N.JELL WITH TBS系金曜ドラマ『美男ですね』MUSIC COLLECTION -A.N.JELL

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前週の1位から1ランクダウン。

ドラマのサウンドトラックが2週連続でTOP3入りするのはかなり希少なケースである。

週間売上げは2.9万枚。前週の初動15.0万枚からダウン。

ダウンしているものの、当作品を「ジャニーズ関連」と捉えると、これでも他のジャニ関連に比べると粘っているほうである。

累積は17.8万枚を突破。
 

第3位 4U -超新星

韓国出身の男性6人組グループ、超新星の4枚目のオリジナルアルバムが初登場で3位にランクイン。

これまで超新星のアルバム最高位は『SUPERNOVA BEST』で記録した7位で、TOP3入りはこれが自身初となる。

 
初動売上げは2.7万枚。前作『SUPERNOVA BEST』の初動1.5万枚から上昇。

ベストだった前作からさらに数字を伸ばし、これで4作連続初動上昇となっている。

同じベスト盤でもカエラのようにファン離れのきっかけになるケースもあれば、超新星のようにファン拡大のきっかけになるケースもある。

 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CD+劇場鑑賞券】が1種、【CDのみ】が1種で合計4種リリース

CDは内容統一だが、DVDは内容が異なっている複数買い促進商法

かつ、ほとんどのファンがメンバー主演映画の鑑賞券まで手を出すと想定すると、3枚買い促進となる。

 
イベント商法ももちろん組んであり、発売日に今作購入者限定で、「メンバーにメッセージを送れる&直筆メッセージ入りカードプレゼント」といったイベントを開催。

複数枚買っていれば、その枚数だけ特典が得られる仕組みなので、複数買いは横行したと思われる。

なかなか高い数字を出したものの、シングルでは高くて3~5万台出ていたので、それを下回っている。

複数買いさせることが生命線になっているアイドルに見られる「シングル>アルバム」現象が発動してしまっている。

以下、ピックアップ。

第5位 ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ -ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ

元オアシスのノエル・ギャラガーによるソロプロジェクト「ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ」のデビューアルバムが初登場で5位にランクイン。
 

初動売上げは2.3万枚

オアシスは09年にノエルの脱退を表明したことにより解散状態となり、ノエル以外のメンバーは新たなバンド「ビーディ・アイ」を立ち上げ活動を再開していた。

そのビーディ・アイのアルバムが初動2.9万枚だったので、それを下回っている。

 
ただ、ノエル以外のメンバーは全員ビーディ・アイにいて、こっちはノエル1人でこの数字なので、オアシス人気はかなりノエル人気に起因しているところが大きかったことがわかる。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。CDは内容統一。

海外アーティストでこの売り方は意外と珍しい。そこはソニーなのでそつがない。 
 

日本のアーティストだとソロ一発目は話題性等で高めに出て、2作目以降沈んでいくケースが多いが、ノエルはどうなるのだろうか、注目。

 

この週はシングルと同じく、アルバムもかなり売上低水準で、9位で1万割れでいきなり0.8万枚に…。

シングルはまだしもアルバムもこういった状況になるとかなり危機感を感じてしまう。

 

~今日のふといいなぁ~
FREE STAR (from『ACIDMAN THE BEST』) by ACIDMAN
輪郭 -l'e contour d'amour- (from「変わったかたちの石」) by KinKi Kids

2012年2月10日 (金)

ラルクがサザン、B'zに次ぐ快挙達成!

本日もいきなりチャートチェックからスタートです。

前回記事で10/17付チャートを見終わったので、本日からは10/24付チャートを見ていきます。

まずはいつも通り、シングルチャートからチェックです。
 

ではでは、さっそく…

10/24付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!
 

第1位 X X X -L'Arc~en~Ciel

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L'Arc~en~Cielの38枚目のシングルが初登場で1位を獲得!

ラルクのシングル週間1位は08年に「DRINK IT DOWN」で記録して以来、約3年半ぶりとなり、通算21作目の首位作品となる。

 
なお、ラルクは今作が首位となったことで『90年代』、『00年代』に続いて、『10年代』でも首位を獲得したことに。

バンドによる「3年代連続でのシングル首位獲得」はサザン(80年代、90年代、00年代)、B'z(90年代、00年代、10年代)に次ぐ史上3組目の快挙である。

TOP10入りを3年代で続けているアーティストは結構いるが、「首位」となるとたった3組しかいないというのは意外。

 
初動売上げは8.1万枚。前作「GOOD LUCK MY WAY」の初動9.5万枚からダウン。

前作は過去に主題歌となりヒットを飛ばした『鋼の錬金術師』の劇場版『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』のタイアップがついていた。

ただ、やはり地上波ほどの効果はなかったようで、『Link』のときのような高騰にはなっていなかった。

 
今回はそこからノンタイアップになり、かつ曲調も前作のようなポップ路線とは外れたことで一気にライト層が付いてこなくなったと思われる。

前々作「BLESS」が初動8.1万枚で、今回とほぼ同水準だったので、アニメタイアップなしだとだいたい8万前後が安定ラインになるようだ。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース

CDの収録曲違いなどはなし。

前作は「鋼の錬金術師盤」が存在し、3種だったのでパッケージも1種減っており、ダウンは仕方がなかったといった感じ。

 
第2位 LUCIFER -SHINee

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韓国の男性5人組グループ、SHINee(シャイニー)の日本3枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

これで3作連続のTOP3入り

海外アーティストによる「デビューから3作連続でのTOP3入り」はオリコン史上初の快挙となる。

 
初動売上げは5.0万枚。前作「JULIETTE」の初動5.4万枚からダウン。

順位面ではオリコン初の快挙まで成し遂げてしまったが、肝心の売上はこれでデビューから2作連続でダウン

前作は変則的な発売日で7日間集計(今作含め通常は水曜発売6日間集計)だったことは今回の不利な条件ではあるが、1日多くても0.4万枚も出たとは思えないので、ダウンに変わりはないだろう。

 
リリース形態は【CD+DVD+ブックレットA+MP3プレイヤー+トレカ】、【CD+DVD+ブックレットA+トレカ】、【CD+DVD+ブックレットB+ポストカード】で全3種リリース

いろいろ詰め込み過ぎや…。

 
CDの内容は全種統一ながら、DVDの内容は3種すべてが微妙に異なっている。

また、見てわかるように特典がかなり多く、トレカだったりポストカードだったりで、特典も3種で細かく異なっている。

よって、3枚買い促進商法

 
サウンドスキャンでは3形態がそれぞれ1.7万枚、0.9万枚、0.8万枚と分散。計3.4万枚

見事3種に売上が分かれていることからも、複数買いはかなり横行しているものと思われる。

出す度に数字を下げてしまっているが、ここから持ち直すことはできるのだろうか。
 

第3位 愛をくらえ -Superfly

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Superflyの14枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。

これまでSuperflyのシングル最高位は「Eyes On Me」で記録した5位だったので、今回自己最高位を更新し、初のTOP3入りとなった。

 
初動売上げは1.8万枚。前作「あぁ」の初動1.3万枚から上昇。

前作はアルバム収録曲のリアレンジ曲で、若干低く出ていた。

前々作の初動は1.7万枚なので、だいたいここ最近の安定ラインに戻ってきたといった感じ。

3位の売上としてかなり低く、順位に関してはラッキー要素がかなり高い。

 
映画「スマグラー おまえの未来を運べ」主題歌というタイアップがついているが、映画公開は発売日の10日後ということで、少なくとも初週にプラスとして働いていないと思われる。

リリース形態はDVDの有無で2種リリース。複数枚買わせる施策はなし。

 
ここ数年でTOP10入りの常連にはなってきたが、数字がこれ以上跳ねる気配はいっさいなし。

まぁ、この人はアルバムでガツンと売れるタイプなので、シングルはこれくらいの位置でいいのかな。
 

第4位 Endless Story -田村ゆかり

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声優系アーティスト、田村ゆかりの20枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。

これで6作連続のTOP10入りとなる。

上のSuperfly同様、低レベル週に当たったため、なんとこのキャリアにしてこのタイミングで自己最高位を更新してきた。
 

初動売上げは1.6万枚。前作「プラチナLover's Day」の初動1.8万枚からダウン。

順位は最高位となったが、売上はダウンしている。

 
前作ではこの人の定番となっているアニメタイアップが外れていたが、今回はアニメタイアップが復活。

しかし、売上は下がってしまった。

 
前作では「ラジオの公開録音参加抽選応募はがき」が封入されており、一種のイベント商法のような施策を使っていた。

今回はそういった類はないようなので、前作が高く出ていただけで、今回はいつもの水準に戻ったという解釈が正しいと思われる。

 
リリース形態は魂のCD1種リリース

声優系という一部のファンにしか訴求できないタイプで、複数商法を使わずに1万台の数字をらくらく出せるのは凄いの一言。

そして、35歳になってなお、萌え萌えな服装で居続けられるのも凄いの一言。

 
第5位 Still  -FLOWER

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女性9人組ダンスユニット、FLOWERのデビューシングルが初登場で5位にランクイン。

EXILEらが所属する事務所「LDH」所属でEXILEのバックダンサーも務めているとのことだが、レコード会社はエイベックスではなくソニーとなっている。
 

初動売上げは1.5万枚

デビュー作にしては結構高めに出たほう。

先述の通り、EXILEのバックダンサーとしても活躍しているとのことなので、ほとんどがEXILEファンからの流入だと思われる。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。複数枚買わせる仕組みはなし。

デビュー作は順位的にも売上的にもまずまずの出足を切ったが、問題はここから先が続くかどうか。それだけである。

 
AKBのようなアイドルタイプではないようで、どちらかというとK-POP寄りな路線だが、韓国勢のあまりに整い過ぎている顔、脚、歌唱力と勝負していくのはかなり厳しいと思われる。

この先どんな路線で勝負していくのか、ソニーの手腕を見せてほしいところだ。

 
第6位 Green a.live -YUI

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前週の1位から5ランクダウン。
 

週間売上げは0.9万枚

前週の初動5.6万枚からダウン。

初動がここ数年で最低水準だったこともあり、2週目は普通に1万割れとなった。

累積は2週で6.5万枚に到達したものの、まだ前作の初動7.0万枚にも届かない不調ぶりとなっている。

 
なお、当たり前の話だが、6位のYUIで早くも1万割れしているので、この週1万枚売れたシングルはたった5作品だったということになる。
 

以下、ピックアップ。

第8位 ロッポンポン☆ファンタジー -恵比寿マスカッツ

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グラビアアイドル、AV女優からなる女性グループ、恵比寿マスカッツの5枚目のシングルが初登場で8位にランクイン。

これで2作目のシングルTOP10入りとなる。
 

初動売上げは0.8万枚。前作「スプリングホリデー/口ゲンカしないで♪」の初動0.2万枚から大上昇。

売上はイベントでの売り捌きありきとなっている彼女たちだが、前作では発売の5日前に東日本大震災が発生し、イベントがすべて中止に。

イベントという大きな後ろ盾を失って、売上は大暴落していた。

 
今回は普通に発売イベントを行えたので、普通の水準に戻ってきたかたちとなる。

TOP10入りに関しては上で登場した作品たちと同じでかなりラッキー要素が強い。

リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で合計3種リリース

DVDの内容は異なり、かつCDの収録曲も3種すべてで異なっている複数買い促進商法。3枚買い促進。

 
今作は綾小路翔が作詞作曲となっているが、売上を見る限り、相乗効果は何も発生していない様子。

  

かなり売上低水準となった当週。

10位はEXILEで0.7万枚だった。

 

~今日のふといいなぁ~
三日月ロック その3 (from『おるたな』) by スピッツ

2012年2月 8日 (水)

史上初! TVドラマサントラが週間1位に!

前回記事で10/17付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートをチェックしていきます。
 

ではでは、さっそく…

10/17付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

 
第1位 A.N.JELL WITH TBS系金曜ドラマ『美男ですね』MUSIC COLLECTION -A.N.JELL

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ドラマ『美男ですね』出演陣による企画ユニット、A.N.JELLのアルバム&同ドラマのサウンドトラックが初登場で1位を獲得!

これまで「TVドラマサウンドトラックの歴代最高順位は『ロンバケ』こと『ロングバケーション』のサントラが記録した2位が最高だった。

今作は15年4ヵ月ぶりに『ロンバケ』の記録を塗り替えたことになり、サントラ作品の首位はこれが史上初の快挙となる。
 

初動売上げは15.0万枚

この初動によって「TVドラマサウンドトラックの初動売上記録」も、ドラマ『素顔のままで』のサントラが記録した初動6.5万枚を19年4ヵ月ぶりに更新

順位、初動ともに、サントラの新記録を樹立した。

 
A.N.JELLのメンバーは瀧本美織(19)、Kis-My-Ft2の玉森裕太(21)と藤ヶ谷太輔(24)、Hey!Say!JUMPの八乙女光(20)の4人。

ドラマの平均視聴率は約10%。

お世辞にも高いとは言えず、ドラマのヒットが今作のヒットに繋がった可能性は皆無で、ふつうにキスマイ&平成の3人のファンが動いたと見ていいだろう。

特に、キスマイは7人組だが、メインでメディア露出するのは今回出演している玉森と藤ヶ谷、それに今回は関係ない北山なので、キスマイ人気の大半は今回のメンバーで引っ張っているといえる。

平成に関してもここ最近一気にセールスパワーを上げているので、八乙女も数字を引っ張っていると思われる。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース

ジャニーズが絡んでいて、発売がエイベックスだが、商法はかなり穏やか。

シングルではキスマイも平成も初動で20万を超えてくるが、アルバムだとそれを下回ると思われる。

商法が緩いことも含めて、今回は企画モノにしてはかなり高く出たほうだと思う。

 
第2位 残響リファレンス -ONE OK ROCK

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4人組ロックバンド、ONE OK ROCKの5枚目のオリジナルアルバムが初登場で2位にランクイン。

これで2作連続のTOP10入りとなり、2位はシングル・アルバム通じて自己最高位となる。

初動売上げは6.6万枚。前作「Nicheシンドローム」の初動2.6万枚から大きく上昇。

シングルが出す度にぐんぐん数字を伸ばしてきていて、アルバムでもその勢いそのままに数字を爆上げさせてきた。

One_ok_rock(単位:万枚)

目に見えて人気上昇中だが、今回はシングルの倍以上の数字が出ていることから、かなりライト層を巻き込むことにも成功している様子。

アーティスト人気がなかなか付かない昨今。

またもアミューズのアーティストが躍進を見せたことになる。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース

初回盤にはシークレットトラックが追加収録されているようだが、初回盤1枚買えば事足りる仕様。

 
数字の伸び方がハンパないので、ここで伸び止まるとは考えにくく、まだ伸びを見せそう。

シングル、アルバムともにどこまで伸びるのか注目したいところだ。
 

第3位 TONE  -東方神起

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前週の1位から2ランクダウン。

週間売上げは3.2万枚

前週の初動20.5万枚から大きくダウン。

一気に6分の1以下になるダウンで、ジャニーズ勢と同じような感じ。

粘りを見せる要素がないので、こうなるのが自然。

 
累積は2週で23.6万枚を突破した。

 
第4位 UP  -Def Tech

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Def Techの5枚目のオリジナルアルバムが初登場で4位にランクイン。

これで5作連続のTOP10入りとなる。

 
初動売上げは2.6万枚。前作『Mind Shift』の初動4.1万枚からダウン。

前回が再結成後一発目のアルバムだったが、絶頂期にリリースされた前々作『Catch The Wave』の初動35.8万枚から空前の大暴落となっていた。

 
前作の時点ではまだファン離れは継続中だったようで、今回はそこからさらにダウン。

 
リリース形態は魂のCD1種リリース

これは人気絶頂期もいまも変わらず。音楽で勝負するというスタンスは変わっていない様子。

 
一度、「不仲」という噂が立ったまま解散したことが、やはり印象悪かったのか、ライト層もほとんど動いていないかのような数字になってしまっている。

解散の理由が多少違ったら、もう少しパッケージ買いのファンが残っていたかも。

「仲の悪い2人が作っている音楽」というイメージは想像以上に厳しい結果をもたらしている。

 
ただ、これでもMicroのソロのセールスに比べると数倍高かったり。
 

第5位 STEP  -KARA

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韓国の女性5人組アイドルグループ、KARAの韓国でのアルバムが5位にランクイン。

前週のTOP50圏外から一気にTOP10入り。

 
週間売上げは2.5万枚

4週前に韓国盤の輸入盤がリリースされており、今回は日本盤がリリースされたことによって、一気に数字が伸びた様子。

ただ、それでも日本オリジナル作品に比べると勢いはかなり弱く、シングルの5分の1程度におさまっている。

韓国語のアルバムで売上が大きく落ちるのはK-POPが流行らされる前から変わらない。思えば、BoAなんかもそうだった。
 

以下、ピックアップ。

第7位 musium  -スキマスイッチ

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スキマスイッチのメジャー5枚目のオリジナルアルバムが初登場で7位にランクイン。

これで6作連続のアルバムTOP10入り。
 

初動売上げは2.4万枚

ライヴ盤だった前作『スキマスイッチ TOUR 2010 "LAGRANGIAN POINT"』の初動0.5万枚からは上昇したが、前オリジナル『ナユタとフカシギ』の初動4.6万枚から半減近いダウンとなってしまった。

前作が活動再開一発目だったが、一気に数字を下げていた。

活動休止してしまって、数字が暴落したのは上のDef Techといっしょ。

 
シングルに関しても初動1万割れを起こし、ファン離れの進行が深刻であることを示唆していたので、今回のアルバムでのダウンも正直想定内。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース

CDの収録内容は統一で複数枚買わせる仕様はなし。

 
キャリアもそこそこ長くなり、新規ファンをここから獲得していくのは至難の業と思われ、ソロ活動中に離れていったファンを引っ張り戻すくらいしか手はなさそう。それもかなり難しそう。

何とかして早めにシングルもアルバムも下げとめておきたいところだ。

 
~今日のふといいなぁ~
アレグロ (from『ACIDMAN THE BEST』) by ACIDMAN

2012年2月 6日 (月)

2月新譜チェック~秋葉、難波、乃木坂、ソロ…AKB勢本格稼働!~

1月の中盤から毎週末、3月にある友人の結婚式の余興の練習で大忙し。

 
なんだって女の子ってダンスが好きなんでしょ。

まぁ、元気いっぱいのメンバーなんで、「おだやかに手紙を読む」なんて展開ははじめからないとは思ってましたが。

まさか、自分も参加することになろうとは…。

 
みんなの予定が合わなくてダンス合わせられないとか、映像はだれが作るとか、そもそも会場の広さがわからないとか…。

みんな落ち着け!もっと計画的にいこうぜ!

と仕切りたいところですが、ダンスとかそういう「イケてるグループに所属していた人」がやるような類はてんでダメでして。

まぁ、みんなでひとつのもの完成させるなんてこと、学生の時以来なので楽しさもちょっとあるけどね。

 
 
で、なんてことやってたら、もう2月も5日が過ぎてしまっていました。

そして、ふとCDショップ足運んで「えっ!チャットモンチー新譜出てるの!?」という屈辱を味わいました。これじゃ音楽ファンを語れないわ。

 
てことで、本日は2月の新譜チェックです。

みなさん、各々「おっ!」と思う新譜を見つけてくださいね。
 

太字はその週の1位獲得本命曲。赤文字は管理人の個人的な注目曲です。

いつもどおり、発表される全作品は確認不可なのでメジャーなアーティスト中心となります。

それでは、Let's check!

 
2/1

  • Where you are - CNBLUE
  • ナイショの話 - ClariS
  • ひとつ - 長渕剛
  • チョトマテクダサイ! - スマイレージ
  • 無人駅 - 岩佐美咲(AKB48)
  • 片想い - miwa
  • 不完全Beautyfool Days - SuG
  • 満月に吠えろ - チャットモンチー

2/8

  • 純情U-19 - NMB48
  • 櫻 - 氷川きよし
  • 2012Spark - ポルノグラフィティ
  • エンドロールEP - 秦基博
  • ROCK ME BABY - THE BAWDIES
  • フィルム - 星野源
  • 君に逢いたかった - ナオト・インティライミ
  • テルマエ・ロマン - チャットモンチー

2/15

  • GIVE ME FIVE! - AKB48
  • バリバリBUDDY! - V6
  • この世界に生まれたわけ - FUNKY MONKEY BABYS
  • World.Words.Lights./You - androp
  • 運命/ウソを暴け! - 中村一義
  • シャイニング バタフライ - ドリーム モーニング娘。

2/22

  • SUPER DELICATE - Hey!Say!JUMP
  • ぐるぐるカーテン - 乃木坂46
  • FLY HIGH - w-inds.
  • SAILING - AAA
  • JOKER - D☆DATE
  • UNTIL THE LAST DAY - GACKT
  • HARUKAZE - SCANDAL
  • ドキドキベイビー/黄昏交差点 - 真野恵里菜
  • 君さえいれば - 清水 翔太 feat. 小田 和正
  • Ah Hah! - LM.C

2/29

  • 愛、テキサス - 山下智久
  • シンクロときめき - 渡辺麻友(AKB48)
  • Roly-Poly - T-ARA
  • 羽田空港の奇跡/KIBOU - TOKIO
  • これくらいのサヨナラ - Secret
  • mimic - NIGHTMARE
  • ミセナイナミダハ、きっといつか - GReeeeN
  • 光をあつめて - 藤巻亮太
  • Forbidden Love - U-KISS


ざっとこんな感じ。

記事タイトルの通り、AKB勢がついに2012年本格稼働。

1週目に、AKB48から初の演歌デビューとなる岩佐美咲。

2週目には謹慎出まくりで何かと話題のNMB48が昨年10月以来の新譜をリリース。
 

そして、3週目にはAKB48本体がついに登場。

昨年初夏の「Everyday、カチューシャ」から「上からマリコ」まで4作連続で初週ミリオンを達成中と破竹の勢いを見せているのは今更言うまでもない。

今作も初週ミリオンは堅く、5作連続に初週ミリオン記録を伸ばすのはほぼ確定しているが、着眼点は「デイリー何日目でミリオン達成できるか」になる。

前作「上からマリコ」で達成できなかった「初日ミリオン」なるか。
 

その翌週、4週目には昨年から名前だけはよく報道されていたAKB48の公式ライバル、乃木坂46がついにデビュー。

実はAKB本体が登場する3週目と同じくらい、この週が管理人は楽しみだったり。

それはもちろん同発にジャニーズアイドル、Hey!Say!JUMPがスタンバイしているから。

 
お茶の間の間隔と若干ズレがあるかもしれないが、実は昨年からHey!Say!JUMPはKAT-TUNや関ジャニ∞を大きく上回るセールスパワーを誇っており、前作は初動21.8万枚を記録している。

乃木坂46がどれだけの数字を叩き込んでくるかは未知数だが、参考までにNMB48はデビュー作でいきなり初動21.8万枚を出していた。

…そう、偶然にも21.8万枚が一致。

 
もし、乃木坂がNMBのデビュー作並みの勢いを見せるなら、「1位以外価値がない主義」のジャニーズアイドルに試練が訪れることになる。

そうなると、チャートファンにとってはたまらない、舞台裏での「1位獲得戦争」が勃発する可能性がある。

 
過去に、「フレンチ・キス vs 山下智久」だったり、「Not yet vs Sexy Zone」だったり、両者週末のイベント合戦を終え、最終的に数百枚差とか千枚差とか、物凄い僅差でジャニ側に軍配が上がる名勝負があった。

今回もチャートファンがどっと沸くような展開が用意されているのだろうか、注目である。

 
そして、最終週にはAKB48からまゆゆこと渡辺麻友がソロデビュー作をリリース。

前田敦子、板野友美並みの数字を出すことができるか。

 
とまぁ、AKB勢のリリースは活発だけど、その他アーティストはビッグネームが少なめなひと月。

TOP3くらいの数字は格段に高くて、それ以下は低レベル崩壊状態という週が多発しそうな予感が。

 
いろいろ見どころのあるひと月になりそうです。

 
~今日のふといいなぁ~
初恋に捧ぐ (from『おるたな』) by スピッツ
Because of you (from「Rambling girls/Because of you」) by AFTERSCHOOL

2012年2月 5日 (日)

YUIが1年4ヵ月ぶり首位! スパガまたも数字大幅上昇!

本日もいきなりチャートチェックからスタート。

前回記事で10/10付チャートを見終わったので、本日からは10/17付チャートに突入です。

まずはいつもどおり、シングルチャートから見ていきます。

ではでは、さっそく…

10/17付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

 
第1位 Green a.live -YUI

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YUIの20枚目のシングルが初登場で1位を獲得!

これで16作連続のTOP10入り。

1位獲得は4作振りで2010年「to Mother」以来、1年4ヵ月ぶりとなる。

 
初動売上げは5.6万枚。前作「「HELLO ~Paradise Kiss~」の初動7.0万枚から大きくダウン。

07年~08年の絶頂期がアニメドーピングなしで初動8万台出ていて、そこからジリ貧して、ここ3作連続で初動7万枚付近で安定していた。

そこから今回は一気に6万台を通り越して、5万台までダウン。

YUIのシングルの初動が6万枚を割るのは大ブレイク前、06年の「I remember you」以来。約5年ぶりの低水準ということになる。

 
曲調がかなり地味で、かつ実質ノンタイアップに近い状況だったのが影響したと思われる。

リリース形態はDVDの有無で2種リリース

07年以降はずっとこの売り方できているが、もしこれ以上のセールスパワーの減退が見られるようだと、複数買い促進商法に手を染めるという選択肢も出てきそうだ。

もしくは、ソニーお得意のアニメドーピングか…。

とりあえず、深刻化する前に早めに売上を回復させておきたいところ。次回シングルのチャートアクションには要注目。
 

第2位 女子力←パラダイス -SUPER☆GiRLS

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12人組女性アイドルグループ、SUPER☆GiRLSの3枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

2位は自己最高位となる。

これで3作連続のTOP10入り。

 
初動売上げは4.9万枚

前作「MAX!乙女心/Happy GO Lucky!~ハピ☆ラキでゴー!~」の初動2.9万枚から上昇。

これで2作連続での自己最高初動更新となっており、その伸び幅も大きく、一気にファンが増えている様子。

  
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ(ラジオドラマ収録)】、【CDのみ】の一般流通3形態

加えて、【イベント会場・セブンネットショッピング限定盤】、【mu-mo限定盤(メンバー12人仕様12形態)】で13形態

よって、一般流通その他合わせて計16種リリース。前作と同じ。

 
また、今回も前作同様、「リアルアイドル育成支援サイト マイドル!SUPER☆GiRLS」施策は継続。

※当該施策については過去記事参照:SUPER☆GiRLS、16種リリース! マルモリは4週連続TOP10入り!

この施策があることでパッケージ数が1人あたりの購入枚数にほとんど紐付かなくなってしまうので、他のアーティストのような分析は難しい。

それでも、前作から2万枚数字を伸ばしているので、少なくとも人気・セールスパワーは上昇しているようだ。

 
AKB48との差別化が今のところ、功を奏しているかたち。

このまま着実にファンを増やし続けることはできるのだろうか、注目したいところだ。

 
第3位 君じゃない誰かなんて~Tejina~ -DEEP

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EXILEと同じLDH所属のコーラスグループ、DEEPの6枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。

これが自身初のTOP3入りとなる。

「DEEP」名義になってから、これで3作連続のTOP10入り。

初動売上げは1.6万枚。前作「白いマフラー」の初動1.3万枚から上昇。

売上は0.3万枚しか違わないが、前作は10位で今回は3位。

ビッグネームのリリースがかなり少ない週に当たったため、順位は一気に上昇した。ラッキー3位。
 

リリース形態は一般流通が【CD+DVD】、【CDのみ】の2種と、mu-moショップやイベント会場だけで購入できる【ワンコイン盤】が1種で合計3種リリース

一般流通の【CDのみ】にだけライブ音源を追加収録している複数買い促進商法

 
商法はパッケージだけで止まらず、今回はアイドル勢顔負けのイベント商法も敢行。

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先述の【ワンコイン盤】1枚でハイタッチできたり、オフショット写真がゲットできたり、「写メ撮影会抽選」に参加できたり…。

安価ということもあり、熱心な固定ファンはかなり複数購入している可能性がある。

今回数字は上がっているが、人気が上がったわけではなさそうだ。

そもそも、本家のEXILEの勢いがジリ貧気味なので、ここでこの人たちの人気が上がる要素がない。

 
第4位 ハピラピ ~Sunrise~ -吉川友

1

ハロプロ系アイドル、吉川友の2枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。

これで2作連続のTOP10入り。4位は自己最高位。
 

初動売上げは1.2万枚。前作「きっかけはYOU!」の初動1.5万枚からダウン。

低レベル週にぶつかったため、順位は上がったが、初動はデビュー2作目にして早くも失速した。

 
リリース形態は【CD+DVD】が1種と【CDのみ】が4種で合計5種リリース

5形態のうち、4形態でCDの収録曲が異なる鬼の複数買い促進商法。4種買い促進となっている。

前作は4種リリースだったので、パッケージが1種増えているにもかかわらず、売上はダウンするという厳しい事態に。

 
なお、ハロプロアイドルながら、つんくプロデュースではなく、かつレコード会社もユニバーサル。

ハロプロ勢は基本的に収録曲違いは使わないのだが、この人に関しては上記の理由でハロプロ以外のアイドル寄りの商法となっている様子。

 
サウンドスキャンでは5種で完全に売上分散させており、1種としてTOP20に入っていない。

 
第5位 ノルニル・少年よ我に帰れ -やくしまるえつこメトロオーケストラ

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相対性理論のやくしまるえつことオーケストラのコラボシングルが初登場で5位にランクイン。

やくしまるえつこのソロおよびソロプロジェクトの最高位を更新。
 

初動売上げは1.2万枚

やくしまるえつこ単独名義だった前作「ルル/ときめきハッカー」の初動0.5万枚から倍以上になる上昇。

 
今回は幾原邦彦が監督を務めるアニメ「輪るピングドラム」主題歌。

両A面でどちらも同アニメタイアップなので、数字の上昇はアニメ効果と見てまず間違いはなさそう。

ファンを多くつけている監督の作品なので、アニメファンとってはアニメ関連グッズのひとつという認識になっていると思われる。

 
リリース形態は魂のCD1種リリース

複数商法も当然イベント商法もなし。

いまはほとんどなくなった「CDとして売れた」作品ということになる。
 

サウンドスキャンではオリコン上位の作品が売上分散していたり、サウンドスキャン集計外だったりで、2位となっている。
 

以下、ピックアップ。

第7位 I Believe -SHIN HYE SUNG×清木場俊介

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韓国の男性シンガー、SHIN HYE SUNG(シン・ヘソン)と元EXILEの清木場俊介のコラボシングルが初登場で7位にランクイン。

シン・ヘソンは韓国のボーカルグループ「神話」のメインボーカルを務めている。
 

初動売上げは1.0万枚

シン・ヘソンはこれが日本初シングルなので比較対象なし。

清木場俊介の前作「エール」は初動0.8万枚だったので、上昇。

 
「神話」として過去にオリコンチャートインした経歴を持つが、それから数年リリースは活発ではなかった。

そもそもシン・ヘソンにどれだけのファンがついているのか未知数で、清木場とのコラボというのがプラスに働いているのかどうかも判断しがたい成績である。

 
他の韓国グループがどかどか高い数字を叩き出しているので、1.0万枚だとそこまで高く感じない。

ただ、清木場にしてみれば、久々に1万台に復帰しており、コラボ様様といったところだろう。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。収録曲違いなどはなし。

ただ、イベント商法は仕掛けており、初回盤にだけ「シン・ヘソンCD発売記念握手会参加券」を封入。

清木場の参加はなしとなっている。

 
なお、この週は強力な新譜のリリースが少なく、1万枚を超えたのは7位まで。

8位のT-ARAで1万割れとなって、10位はINORANで0.7万枚。

さらに、59位以下で1000枚割れとかなり低レベルな週となった。

~今日のふといいなぁ~
今夜はから騒ぎ (from『color bars』) by 東京事変

2012年2月 1日 (水)

オリコン史上初! 韓国アーティストがシングル・アルバム1位独占!

本日は久しぶりに、いきなりチャートチェックからはじめます。
 

前回記事で10/10付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートをチェックしていきます。

ではでは、さっそく…

 
10/10付オリコンウィークリーアルバムチャート
、第1位はこの作品!

 
第1位 TONE  -東方神起

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東方神起の5枚目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得!

2人体制となってからは初のアルバム。

5人体制だったときはベスト盤でアルバム首位を獲得したが、実はオリジナルアルバムの首位はこれが自身初となる。
 

そして、この週はシングルも韓国女性グループ、T-ARAが週間1位を獲得しており、韓国出身アーティストによるシングルとアルバムの同時首位獲得となった。

これは40年を超えるオリコンの歴史上初のこととなる。

最近は韓国アーティストが週間1位を獲得することもよく見るようになったが、シングル・アルバムの同時制覇は今回がはじめてとのこと。

 
初動売上げは20.5万枚

前回のオリジナルアルバム『The Secret Code』の初動15.8万枚から上昇。

海外男性アーティストによるオリジナルアルバムの初動20万超えはボン・ジョヴィが2000年のアルバムで記録して以来、11年4ヵ月ぶりとなる。

メンバーは減ったが、数字は上昇するという一種のねじれ現象が発生。

2人になってから、その2人のファンがかなり増えたということだろうか。

当時は5人での活動を望むファンの声が凄かったので、この展開は結構意外だったり。

 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース

DVDの内容は2種で異なっており、かつCDの収録内容も3種ですべて異なっている。

全音源と映像を購入でコンプするためには絶対に3枚買わなくてはならない複数買い促進商法

 
複数商法はキツめではあるが、韓国勢はこれくらいの商法当たり前で、こういった商法を使っても20万枚は愚か、10万枚も厳しいのが現状なのでやはり桁違いの人気だといえる。

サウンドスキャンでは3形態が6.7万枚(1位)、3.9万枚(3位)、3.2万枚(5位)とすべてTOP5入りして合計13.8万枚

mu-moショップ販売分が集計外となっているのか、オリコンとの乖離がかなり発生するエイベックス特有の現象が発動している。

今回は活動再開一発目というプラスの話題性があるので、次回以降この水準を保てるかどうかがひとつの争点となりそうだ。
 

第2位 DocumentaLy -サカナクション

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サカナクションの5枚目のオリジナルアルバムが初登場で2位にランクイン。

これで3作連続のTOP10入りで、2位はシングル・アルバム通じて自己最高位更新となる。

 
初動売上げは4.6万枚。前作『kikUUiki』の初動2.9万枚から上昇。

前作の先行シングルで一気に数字を上げ、前作も躍進。

そこから1年半後に今作大きめに数字を伸ばしてきた。

人気は今なお上昇中といった感じが目に見えてわかる好推移となっている。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース

CDは内容統一で複数買いさせる要素はなし。

シングルがだいたい1万台前後だったので、その4倍近く出ており、アーティストらしいチャートアクションに。
 

サウンドスキャンでは2形態が4.0万枚(2位)、0.6万枚(11位)で計4.6万枚

ECサイドでの購入を促さず、アイドルのようなイベントもなしなので、オリコンとの乖離はほぼゼロになっている。

シングルはすでに頭打ちになっているような印象を受けたが、人気・セールスパワーはここからまだ伸びを見せるのだろうか。注目である。

 
第3位 Best Recommendation For JAPAN-Our Favorite Korean Songs -FTISLAND

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韓国の5人組バンド、FTISLAND(エフティー・アイランド)の韓国曲ベストアルバムが初登場で3位にランクイン。

これで2作連続のTOP3入りとなる。

初動売上げは3.1万枚

前作はオリジナルアルバム『FIVE TREASURE ISLAND』で初動は3.7万枚だったのでダウン。

一見、もろ「ベストでダウン」現象発動に見えるが、実は前作と今作とでは商法が大きく異なっている。
 

今作のリリース形態は魂のCD1種リリース

先述した東方神起くらいの商法が当たり前となっている韓国勢だが、今作は韓国の輸入ベストといった位置づけだからか、売り方がかなり優しい。

前作は【CD+DVD】、【CDのみ】で計3種リリースで、なおかつ3形態購入者に特典が与えられるという3種買い促進商法だった。

 
商法はかなりレベルダウンしていながら数千枚のダウンで済んでいるのは、これでもベスト需要があったためと思われる。

輸入されてきている韓国勢で多いダンスグループ、コーラスグループではなくバンド形態をとっているが、2週目以降の暴落などを見るとほとんどアイドルと同じだったので、韓国語ベストでこれだけの数字が出るとは意外。

サウンドスキャンでは3.2万枚で4位。

韓国勢には珍しくオリコンとサウンドスキャンの乖離がほとんどない。

 
第4位 WHITE  -アンジェラ・アキ

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アンジェラ・アキのメジャー5枚目のオリジナルアルバムが初登場で4位にランクイン。

これで5作連続のTOP5入りとなる。

初動売上げは1.3万枚。前作『LIFE』の初動2.5万枚から半減近くダウン。

前作で前々作の初動7.4万枚から激減させていたが、今回もまったく下げ止まらず、ついに1万台まで落ち込んでしまった。

「手紙」のヒットからはリリースペースも緩やかになり、シングルは2009年1作、2010年も1作、2011年も1作。

ファン離れが発生しやすい状況だったのはたしかだが、あまりに一気に暴落しすぎな気も…。

 
また、今回は石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」をカバーしたことを話題にプロモーションしていたが、この数字を見る限り、ほとんどライト層には刺さらなかった様子。

なお、この「津軽海峡」以外にも自身の曲や洋楽のカバーも複数収録されており、純粋な新作なのか、それとも企画盤なのかがよくわからなくなって、ファンもライト層も手が出しにくかった可能性も。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。複数枚買わせる施策はなし。

ここまで下がると、今回は運がよかったが、TOP5入りは愚かTOP10入りも厳しくなってくる。

何とか下げとめたいところだが、2011年9月に妊娠が発覚。

活動を活発化させるのは無理そうなので、かなり厳しい状況だといえる。

~今日のふといいなぁ~
14番目の月 おるたなMix (from『おるたな』) by スピッツ

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