YUI、アルバム5作連続首位も売上に不安…
土日ずっとデスクワークしてました…うぅ…。
4月の新組織に向けて、下流工程の仕事が激しさを増してきました。
明後日の春分の日、休めるといいなぁ…(遠い目
さて、気を取り直して本日もチャートチェックです。
前回記事で11/14付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートに突入していきます。
ではでは、さっそく…
11/14オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!
第1位 HOW CRAZY YOUR LOVE -YUI
女性シンガーソングライター、YUIの6枚目のアルバムが初登場で1位を獲得!
YUIのアルバム首位獲得は、2ndアルバム『CAN'T BUY MY LOVE』から5作連続となる。
また、女性シンガーソングライターによるアルバム5作連続首位は、2011年12月に宇多田ヒカルが『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2』で達成して以来の快挙。
初動売上げは13.2万枚。前作『HOLIDAYS IN THE SUN』の初動18.4万枚からダウン。
前作の時点で、前オリジナル盤から約10万枚数字を落とす危険な事態に陥っていたが、今回はそこからさらに数字を落としてしまった。
2008年秋の活動休止以降、リリースする度に毎回やや大きく数字を落としている状態。
このペースで下がり続けてしまうと、次回作では10万台を割ってしまう可能性も…。
シングルではそれといった伸びはないものの、安定して7万枚ラインを守り、人気を保っているように見えたが、アルバム買いのファンはかなり減ってしまった様子。
お茶の間レベルまで訴求しまくりだった07~08年を経て、いまは固定ファンだけが買うという閉鎖的な世界になりつつあるようだ。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。CDは内容統一。
このご時世にしてはかなり商法は緩いが、何枚も出すといった商法をこの人のファンはあまり商法を好まなそうで、逆に敬遠される危険性がある。
デビュー時から歌で勝負キャラだったので、商法で補うのは限界がある。
握手会などイベント商法に手を出すのが手っ取り早い数字の伸ばし方だと思うが、YUIが握手会…想像しがたい。
一時期はあゆや倖田などを差し置いて女性ソロのトップに立ったことのある歌姫。
ソニーはどのような方向性を考えているのだろうか。今後の展開には注目である。
第2位 Headache and Dub Reel Inch -黒夢
ロックバンド、黒夢の7枚目のオリジナルアルバムが初登場で2位にランクイン。
再結成後、初のアルバム。
かつ、1998年「CORKSCREW」以来、約13年ぶりのオリジナルアルバム。
また、アルバムのTOP3入りは1999年『EMI 1994〜1998 BEST OR WORST』で3位を記録して以来、12年8ヵ月ぶりとなる。
初動売上げは1.7万枚。
オリジナル盤は前作から13年も経ってしまっているので、前作比較はもはやネタにしかならないので割愛。
再始動以降リリースされた3枚のシングルは1.8万枚→1.5万枚→1.1万枚と出す度に数字を落としていた。
今作は復帰シングル以下、その他2作以上という結果に。
昔のファンはほとんど離れてしまっているようだが、09年に清春がソロで出したアルバムは初動1万枚にも届いていなかったので、「黒夢」ということで戻ってきたファンがいた様子。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で、計3種リリース。
【CDのみ】にだけ1曲多く追加収録しており、全音源・映像を購入でコンプするためには絶対に3枚買わなくてはならない複数買い促進方法。
サウンドスキャンでは、3形態に売上がかなり分散されている(0.7万枚、0.5万枚、0.5万枚)ことから、複数買いはそれなりに出ている可能性がある。
なお、この初動での週間2位はかなりラッキーである。
第3位 ザ・ボーイズ -少女時代
前週の2位から1ランクダウン。
これで2週連続のTOP3入りとなる。
週間売上げは1.6万枚。
前週の2.1万枚からダウンしているものの、下げ幅は小さめ。
韓国アルバムということだが、やっと前週TOP3入りして若干話題になったことで、出てることに気づいてなかったレベルのファンがぽろぽろと手に取っているといった感じか。
なお、上の黒夢同様、この数字でのTOP3入りは周りに敵がいないが故のラッキーTOP3である。
第4位 ラッキー -キム・ヒョンジュン
韓国の人気グループ、SS501のメンバー、キム・ヒョンジュンのミニアルバムが4位にランクイン。
前週の159位から155ランクアップの爆上げ。
週間売上げは1.5万枚。
4週前にリリースされた韓国でのアルバムだが、この週、日本盤がリリースされたことでの急上昇となっている。
SS501はK-POPブームが作られる直前にTOP10入りも果たしているグループで、現在は活動停止中。
そのグループの中でも人気の高かったメンバーのソロということで、韓国アルバムでもこの位置まで付けてきた。
日本ですでに相当の人気を誇る少女時代が上記程度に落ち着く韓国アルバムで、これだけの数字を出せるということは、この韓国ブームに乗って、この人自身の人気もお茶の間の知らない間にかなり上がっていることがわかる。
なお、キム・ヒョンジュンは今年1月に日本ソロデビューシングルをリリースし、強烈なチャートアクションを見せた。その模様はまた後日。。
~今日のふといいなぁ~
振り向けば… (from「振り向けば…/Destination」) by Janne Da Arc
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