ケツメイシ、ベストが4作同時TOP5入り!
ケツメイシの前に…
「私服ツイート」でも流しましたが、本日はAKB48の2012年総選挙シングルの店着日でした。
総選挙には前田敦子が不参加ということで、その浮いた票の行方が大きなポイントになります。
考えられるのはざっくり、
① 前田推しの票が他のメンバーに流れる
② 前田推しの参加が減って総票数が減る
②の場合は、前田敦子の総選挙不参加がCDの売上にも直結する可能性があるわけで。
明日発表の初日デイリーは今年最高レベルで注目です。
ブログでの速報は難しいですが、「私服ツイート」で何かしら情報を流そうと思っています。
宜しければ、ぜひフォローいただければと。
さてさて、本日もチャートチェックを進めます。
前回記事で1/2付シングルチャートを見終わりましたので、本日はアルバムチャートを見ていきます。
ではでは、さっそく…
1/2付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!
第1位 ファンキーモンキーベイビーズ4 -FUNKY MONKEY BABYS
FUNKY MONKEY BABYSの4枚目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得。
これで3作連続のアルバム首位獲得となる。
初動売上げは11.0万枚。
前作「ファンキーモンキーベイビーズBEST」の初動25.5万枚から半減以下にダウン。
今作と同じオリジナルアルバムだった前々作「ファンキーモンキーベイビーズ3」は初動8.0万枚だったのでそれより高くなっている。
ベストが60万枚を超える大ヒットで2010年の年間4位まで獲得。
今作はベスト明け一発目のアルバムとなったが、ベストでのファン離れはあまり発生していないようで、逆にファンを増やしたのか数字を伸ばしてきた。
先行シングルは「あとひとつ」の初動2.6万枚をピークに、2連続でダウンし、人気は下降気味かと思われたので、ここで数字を伸ばしてきたのは少々意外だった。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。
CDの収録内容は統一で、普通は1枚買えば事足りる仕様。
アイドルと違い、イベントなども開催していない。
それでこの数字は、売上水準が下がり続けるアルバムチャートの中でかなり立派だといえる。
また、アルバムでシングルの5倍以上の数字が出ていることからも、ライト層を取り込んでいけるアルバム型になっている
サウンドスキャンではDVD付が8.2万枚、CDのみが2.6万枚で計10.7万枚。
オリコンとの乖離はほぼない。
以下、2位~5位をまとめてチェック。4作同時チェックは開設以来、はじめて…。
第2位 ケツの嵐~春BEST~ -ケツメイシ
ケツメイシの4作同時リリースのベストアルバムのうち、「春」をコンセプトにしたアルバムが2位に初登場。
初動売上げは5.3万枚。
第3位 ケツの嵐~冬BEST~ -ケツメイシ
ケツメイシの4作同時リリースのベストアルバムのうち、「冬」をコンセプトにしたアルバムが3位に初登場。
初動売上げは5.1万枚。
第4位 ケツの嵐~夏BEST~ -ケツメイシ
ケツメイシの4作同時リリースのベストアルバムのうち、「夏」をコンセプトにしたアルバムが4位に初登場。
初動売上げは5.1万枚。
第5位 ケツの嵐~秋BEST~ -ケツメイシ
ケツメイシの4作同時リリースのベストアルバムのうち、「秋」をコンセプトにしたアルバムが5位に初登場。
初動売上げは5.0万枚。
同一アーティストによるアルバムの『TOP5内4作同時ランクイン』はオリコン史上初の快挙となる。
これまでは井上陽水や尾崎豊、TMNの3作同時が最高記録だった。
ただ、順位はともかく問題の売上は4作すべてオリジナルアルバムだった前作「ケツノポリス7」の初動8.8万枚に及ばない大不振。
そもそも前作も震災の影響もありながら、前々作「ケツノポリス6」の初動26.2万枚から大暴落させていたので、今回はベストにもかかわらず、そこからさらに数字を落としたことになる。
完全にコケた。
それにしても、なんでこんなやり方したんだ。
これが結成19年目にして初のベストということで、シングルも30作にも及んでいて、まとめるのが難しかったのかもしれないが、これはあんまりだと…。
30シングルを15曲ずつにして2枚組ベストにしたり、アルバム曲も入れるなら3枚組くらいで抑えておけば、ライト層にも刺さって大爆発していたのではないかと思う。
もともとベストのリリースが待たれていたタイプだと思うので、これは本当にもったいない。
ブレイクのきっかけとなったヒット曲「トモダチ」、グループ最大のヒット曲「さくら」を収録しているのが効いたのか、春BESTだけ少し高めとなっているが、ほぼすべて横並び。
4作品の売上にほとんど差異がないことからも4枚のうち1枚や2枚チョイスして買っている層はあまり多くなく、固定ファンによる4枚買いが多発していることが予想される。
リリース形態は4種すべてCD1種リリース。
ただし、初回生産分には4枚すべて購入した人限定でデモ音源集「ケツのデモ」がプレゼントとなる応募券を封入。
アイドルによく見られる同一作品の複数買いではないが、これも4枚買い促進の複数買い促進商法といっていいだろう。
先述したように4枚の売上に大きな差異がないのも、この限定音源目当ての固定ファンが4枚1セットで購入したからという理由が順当である。
なお、トイズがここまでして音源を出し切った理由は、エイベックスへの移籍を控えていたからだとわかるのはこのおよそ半年後の話である。
ここまで出し尽くされて、エイベックスはこの先、どのような戦略で売り出すんだろうか。
注目したいところだ。
~今日のふといいなぁ~MY TIME TO SHINE (from「MY TIME TO SHINE」) by DREAMS COME TRUE
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