東方神起が海外アーティスト初の記録達成!
お盆休みに入りました。
今年は飛行機のチケットを手配し忘れ、帰省しそこねました。。
東京の友人も帰省している人が多くて捕まらないし…、いい機会なので、ブログ更新に精を出しますよ。
てことで、本日もチャートチェックです。
前回記事で3/19付チャートを見終わったので、本日からは3/26付チャートに突入です。
まずはいつも通り、シングルチャートから見ていきます。
この週はビッグネームのリリースも少ないので、ひと記事でTOP10すべて見ていきます。
ではでは、さっそく…
3/26付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!
第1位 STILL -東方神起
シングル週間1位獲得は、2人体制第一弾シングル「Why?(Keep Your Head Down)」で記録して以来、3作ぶりで通算10作目となる。
海外アーティストのシングル1位獲得「10作」の大台到達は、オリコン史上初の快挙。
2番手が欧陽菲菲の「2作」なので、圧倒的な記録といえる。
また、TOP10入りはこれが通算26作目。
これによって、BoAの25作を抜き、こちらも海外アーティスト単独1位となった。
初動売上げは13.9万枚。
前作「Winter ~Winter Rose/Duet -winter ver.-~」の初動13.0万枚から上昇。
2人体制になってから連続で初動を落としていたが、ここで初めて数字を回復させてきた。
今回はタイトル曲にCMタイアップ、カップリングにBeeTVドラマ主題歌のタイアップがついている。
前作はノンタイアップだったので、若干の回復はその効果か。
リリース形態は一般流通の【CD+DVD】、【CDのみ】、ファンクラブ限定の【Bigeast盤】で計3種リリース。
【CDのみ】だけにタイトル曲のバージョン違い収録の複数買い促進商法。
前作と変わらない商法。
今後、商法の強化でより高い数字を出せる伸びしろはありそうだが、とりあえず今の商法で13万ラインを出せるセールスパワーを持っていると捉えていいだろう。
サウンドスキャンでは、【CD+DVD】が5.3万枚、【CDのみ】が1.2万枚で合計6.5万枚。
オリコンの半分くらいにしか達しておらず、その半分はサウンドスキャン上未集計のmu-mo販売分(ファンクラブ盤)の売上と思われる。
東方神起ほど狂信的なファンの多いアーティストでも【CDのみ】の売上は小さく、やはり【CDのみ】の需要は極端に少ないことがわかる。
第2位 ワイルド アット ハート -嵐
前週の1位から1ランクダウン。
2週連続のTOP3入りとなる。
週間売上げは4.6万枚。
前週の初動55.0万枚から12分の1に、ジャニーズ恒例の大暴落。
初動は自身3番目に高い数字になっていたが、2週目の売上は前作の2週目4.8万枚より若干低い。
前々作の2週目は4.4万枚でそれよりは好調だが、とりあえず嵐の2週目は4万台半ば~後半になると把握しておいて良さそう。
初動が50万台半ばという高位置で安定し、2週目もいつもだいたい同じラインなので、結局累計売上は横一線に並ぶかたちになる。
2週の累計は59.6万枚。60万枚突破を目前に。
AKB48以外に相手がいないのは2年前からずっと変わらない。
第3位 Wanna Be With You -Lead
2012年でデビュー10周年となる男性4人組グループ、Leadの19枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。
これで2作連続のTOP10入り。
なお、TOP3入りはシングル、アルバム通じて、グループ初の快挙となる。
これまでの最高位は2005年のシングルで記録した5位だった。
初動売上げは2.3万枚。前作「HURRICANE」の初動1.6万枚から上昇。
2007~2008年頃、一気に伸び悩み、TOP10どころかTOP20にも届かない時を経て、2009年以降、商法を強化して上位に戻ってきていた。
それからは毎年夏に1枚だけリリースするのが恒例になっていたが、今年は春にリリースをもってきた。
リリース形態は【CD+DVD】が1種と【CDのみ】が4種で計5種リリース。
【CDのみ】の4種はすべて収録内容が異なるため、映像と音源を購入でコンプするためには絶対に5枚買わなくてはならない複数買い促進商法。
また、イベント商法も活発で、まず今作リリース前に、今作を予約購入することで参加できる握手会が開催された。
さらに、リリース後には、5種すべてに封入されている「イベント参加券」の枚数に応じて待遇が変わるリリースイベントを開催。
さらにさらに、同時に5枚購入者を対象のプレゼント応募施策もあり。
かなり強烈に5枚買いを推進しており、多くのファンが複数買いに走っていると思われる。
数字が上昇したのもこの度重なるイベントの効果とみて良さそうだ。
サウンドスキャンでは一番安価な通常盤【CDのみ】だけランクインし、0.6万枚。
オリコンとの乖離はかなり大きい。
5種に売上が散ってしまったための結果と思われ、かつ通常盤が一番売れたのもイベント狙いの大量買いが故で、ハロプロアイドルに見られる現象と同じだと思われる。
第4位 IF YOU WANT -氷室京介
これが通算25作目のTOP10入り。
今作がワーナー移籍第一弾シングルとなる。
初動売上げは2.1万枚。前作「BANG THE BEAT/Safe And Sound」の初動2.8万枚からダウン。
今作は2011年12月に配信シングルとしてリリース済みの楽曲を改めてパッケージでリリースしたものになる。
リリース形態は魂のCD1種リリース。
前作はDVD付もリリースされて2種リリースだったので、単純にパッケージ減。
配信で既にリリースされていた曲ということと、1種リリースということで数字はダウンしてしまったと見てよさそう。
ただ、次回作で2万台後半に戻ってこない場合は、ファンが減ってしまっている可能性が高く、そうなると次は1万台になってしまう可能性も。。
サウンドスキャンでは、2.0万枚で4位。
上のLeadとは打って変わって、オリコンとの乖離はほとんどない。
第5位 生きよう -THE ALFEE
THE ALFEEの61枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。
これでTOP10入りは通算46作目で、SMAPとB'zに並んで男性アーティスト歴代1位タイ記録となる(2012年3月時点)。
初動売上げは2.0万枚。前作「Let It Go」の初動2.3万枚からダウン。
前作の時点で、前々作の初動3.7万枚から一気に数字を落としていたが、今回はさらにそこからダウン。
ここにきて連続ダウンで、下げ止まらなくなっている。
リリース間隔が1年近く開くのはいつものことだし、それがここで響いてくるのは考えにくいが…。
リリース形態は【CDのみ】が3種。
すべてボーナストラックが違っており、全音源を購入でコンプするためには絶対に3枚買わなくてはならない複数買い促進商法。
前作も同じ商法だったので、特に商法が弱まってのダウンではない。
ついに、THE ALFEEのファン層にも配信であったり、パッケージ購入以外の文化が広まりつつあるということか。
ここまで一気にセールスパワーが下がってしまうと、ここから3万台に戻すことは難しいと思われる。
また、これ以上下がるとTOP10入りは大丈夫でもTOP10下位が限界になりそう。
以下、新譜中心にピックアップ。
第7位 ガナガナGO! -RAINBOW
韓国の7人組女性グループ、RAINBOWの日本3枚目のシングルが初登場で7位にランクイン。
これで3作連続のTOP10入りとなる。
初動売上げは1.4万枚。前作「マッハ」の初動1.6万枚からダウン。
「KARAの妹分」として日本デビューし、T-ARAがデビューするまでは、KARAと少女時代に次ぐロケットスタートだったわけだが、そこから2連続ダウン。
今回はアルバムのリリースを2週後に控えた先行シングルでもあるので、それも影響していると思われる。
リリース形態は【CD+DVD】、【CD+フォトブック】、【CDのみ】の計3種リリース。
【CDのみ】に韓国語Ver収録というところまで、KARAとまったく同じ手法で、2種買い促進の複数買い促進商法。
前作から変化なし。
どんどんデビューし、かなりの数になった韓国グループだが、完全に飽和状態に突入しており、頭ひとつ抜けてくるグループがない。
果たして、どのグループが生き残るのだろうか。
第8位 タカラモノ -サーターアンダギー
『クイズ!ヘキサゴンⅡ』から生まれた男性3人組ユニット、サーターアンダギーの6枚目のシングルが初登場で8位にランクイン。
これで6作連続のTOP10入りとなる。
初動売上げは1.3万枚。前作「君が辻/夢の扉」の初動1.4万枚から微減。
島田紳助が芸能界を引退し、『クイズ!ヘキサゴンⅡ』の放送が終わってから初のリリース。
番組終了に伴って、当然メディア露出は減り、厳しい勝負になるかと思われたが、微減で止めて、粘りを見せてきた。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース。
前作は【CD+DVD】が1種だったので、今回パッケージを1種増加させている。
2種買い促進の複数買い促進商法で、この商法に手を染めるのはデビュー以来初となる。
数字が微減で済んだのは、この商法強化によるところが大きいと思われる。
今回は何とか踏みとどまったが、結成のきっかけの番組が打ち切りになったのはキツイとしか言いようがなく、ここから人気が上がる要素がない。
島田紳助の後ろ盾なく、ここからどこまでTOP10内に滞留していくことができるのか、注目である。
第10位 戦姫絶唱シンフォギア キャラクターソング3(絶刀・天羽々斬) -風鳴翼(水樹奈々)
アニメ「戦姫絶唱シンフォギア」のキャラソンシングルが初登場で10位にランクイン。
「戦姫絶唱シンフォギア」は水樹奈々などに多くの楽曲を提供してきた上松範康が原作を手掛けるアニメ。
初動売上げは1.1万枚。
声優の悠木碧が担当したキャラクターソング2の初動は0.7万枚だったので、そこから上昇。
キャラクターソング1は、高山みなみと今作と同じく水樹奈々の2人での歌唱となっており、それが初動1.3万枚だったので、それには及ばず。
とはいえ、1万台を超えてきており、水樹奈々人気の高さを実証するような結果に。
ただ、実は水樹奈々がキャラソンでTOP10入りするのはこれが初とのこと。
これまではあまり水樹奈々人気がキャラソンにまで波及することはなかった。
水樹奈々人気はありながら、このアニメ自体のコア人気もかなり高いと思われる。
リリース形態はCD1種リリース。
コアな層を相手にしていながら、キャラクターソング1&2から変わらず、複数商法は使わず。
~今日のふといいなぁ~パレオはエメラルド (from「パレオはエメラルド」) by SKE48
空になる (from『空になる』) by 音速ライン
« いきものがかり、JIN AKANISHIを破り2週連続1位! | トップページ | SDN48が初の週間1位獲得で有終の美! »
« いきものがかり、JIN AKANISHIを破り2週連続1位! | トップページ | SDN48が初の週間1位獲得で有終の美! »
コメント