ミスチル、2度目の2週連続1・2位独占! 史上初の快挙!
更新ペース上がらず、すみません。
コツコツと上げていきますので、どうかお付き合いください。。
さて、本日もチャートチェックを進めます。
前回記事で5/28付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを見ていきます。
この週は前週に続き、あのモンスターバンドが1位・2位独占。
このご時世としては異例の勢いを見せています。
では、さっそく…
5/28付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!
第1位 Mr.Children 2005-2010 <macro> -Mr.Children
2週連続1位。
週間売上げは18.0万枚。前週の初動73.2万枚からダウン。
第2位 Mr.Children 2001-2005 <micro> -Mr.Children
2週連続2位。
週間売上げは17.1万枚。前週の初動71.6万枚からダウン。
ということで、ミスチルのベストが2週連続で1位、2位独占となった。
アルバムの2週連続1位、2位独占は04年にポルノグラフィティが『PORNO GRAFFITTI BEST BLUE'S』と『PORNO GRAFFITTI BEST RED'S』で記録して以来、7年9ヵ月ぶりとなる。
また、ミスチル自身としては、01年リリースの前回のベスト盤『Mr.Children 1992-1995』と『Mr.Children 1996-2000』で記録して以来で10年10ヵ月ぶり。
「2週連続1位、2位独占」を2度達成するのは、今回のミスチルがオリコン史上初の快挙。
オリジナルアルバムだった前作『SENSE』が初動50.2万枚から2週目は10万割れして、9.5万枚だった。
それと比べると、ベストということもあってかなりの粘りを見せた。
ただ、『SENSE』の1つ前のオリジナルアルバム『SUPERMARKET FANTASY』(08年)の2週目は17.6万枚出ていたので、それと今回はだいたい同じような推移となっている。
ただ、08年のときより増してCD市場の収縮が進んでいることは言うまでもなく、中でもアルバム市場はここ数年で一気に厳しくなった。
また、今作の直前にリリースしたシングルが3A面の豪華盤でもブレイク後、最低ペースの売上になっていることも鑑みて、ミスチルのセールスパワーは少なくとも右肩上がりではない。
かつ、初登場時にも書いたが、新曲・新音源が収録されているわけでもない。
そういった背景を考えると、2週目での17万台はかなり好調な推移だと捉えていいだろう。
もう「CDを買う」という文化を忘れかけていたライト層にもしっかり刺さっている様子。
累計は2週で<macro>が91.1万枚、<micro>が88.7万枚を突破。
初動の時点でミリオン達成はほぼ確定していたが、この2週目での粘りをもって「確定」となった。
第3位 Stay Alive -長渕剛
長渕剛の23枚目のオリジナルアルバムが初登場で3位にランクイン。
これが37作目のTOP10入りとなる。
初動売上げは4.3万枚。前作『TRY AGAIN』の初動3.6万枚から上昇。
ユニバーサル移籍第一弾だった前々作で初動7.2万枚も出していて、前作はそこから一気に半減。
今回は若干回復させてきたが、前々作の水準には遠く及んでいない。
ユニバーサル移籍前のアルバムも6万台出ていたので、やはりアルバム市場の縮小が効いてしまっている様子。
これだけのキャリアを誇るアーティストなので、ここにきてファンが大量に減るという背景は考えにくい。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。
CDの収録内容は統一。商法は前作から変わらず。
今回は紅白で披露されヒットした「ひとつ」が収録されており、それによる上昇だろうか。
とりあえず、いまのチャート水準なら4万台出せれば、TOP3は堅い。
サウンドスキャンではDVD付が3.5万枚、CDのみが0.6万枚で計4.1万枚。
イベント等をしないので、オリコンとの乖離はほとんどない。
第4位 20[twenty] -FTISLAND
韓国の5人組バンド、FTISLANDの日本2枚目(メジャー)のアルバムが初登場で4位にランクイン。
2作連続のTOP10入り。
初動売上げは4.2万枚。前作『FIVE TREASURE ISLAND』の初動3.7万枚から上昇。
前作は棚ぼた的に週間1位まで獲得していた。
今回数字は上がったものの、TOP3にさえ入れない不運な結果に。
リリース形態は一般流通が【CD+DVD】、【CDのみ】1種ずつ。
これに【ローソン限定盤】が1種存在し、計3種リリース。
一般流通は2種で収録内容が異なり、【ローソン限定盤】には一般流通とは異なるDVDを付属。
よって、全音源・映像を購入してコンプするためには絶対に3枚買わなくてはならない複数買い促進商法となっている。
前作は一般流通で3形態出ており、2種買い促進だったので、今回商法が強(狂)化されている。
前作から今作の間に人気が上がったわけではなく、ただ単にファン1人あたりの購入枚数が増えただけかもしれない。
なお、前回同様、3枚買いを促進するイベントも組み込まれており、複数買わせる体制にぬかりなし。
バンド編成だが、バンドファンにまで訴求できているとは思えず、「バンド編成アイドル」といった感じで、結局韓国ファンだけの閉鎖的な世界になっている様子。
~今日のふといいなぁ~ある秋の日のこと (from「ずっと 前から」) by フレンチ・キス
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