ミスチル自身初の3週連続首位! きゃりーは自己最高位!
せっかく北海道に帰ってきているということで、らーめんを。
最近の人気店もいいけれど、そういえば「すみれ」の本店っていったことないな。
というわけで、
まったく湯気が出ていないのに、食べると舌焦げるくらい激熱なのは相変わらず。
油の層が熱が逃げるのを妨げてるんだよね。寒い土地ならではの味噌ラーメン。
御馳走様でした。
さて、本日もチャートチェックを進めます。
前回記事で6/4付シングルチャートを見終わりましたので、本日はアルバムチャートをチェックしていきます。
この週も日本を代表するロックバンドの同時リリース作品がTOP3を寡占。
てことで、2作品同時にチェックしていきます。
ではでは、さっそく…
6/4付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位&第3位はこの作品!
第1位 Mr.Children 2005-2010 <macro> -Mr.Children
3週連続1位。
Mr.Childrenにとってアルバムでの3週連続首位獲得はデビュー20年目にして初の快挙となる。
週間売上げは7.4万枚。前週の18.0万枚からダウン。
累計は3週で98.6万枚を突破した。
第3位 Mr.Children 2001-2005 <micro> -Mr.Children
3週連続TOP3入り。
週間売上げは6.7万枚。前週の17.1万枚からダウン。
累計は3週で95.4万枚を突破した。
ということで、ミスチルの20周年記念のベストアルバム2作が3週連続で同時TOP3入り。
売上推移としては物凄い粘りを見せているわけではなく、一般的な下落率であるが、前週のときに書いた条件下(アルバム市場縮小、新曲なし等)ということを考えるとキープしているほうだと言える。
3週目の時点で2作ともにミリオン目前となっており、<macro>については次週でのミリオン達成が確定となった。
サウンドスキャンでは、<macro>が初回・通常計8.4万枚、<micro>が初回・通常計7.7万枚。
ともにオリコンの数字を1万枚ずつ上回るという珍しい結果となっている。
そんなミスチル2作の間に割って入ったのは…
第2位 ぱみゅぱみゅレボリューション -きゃりーぱみゅぱみゅ
きゃりーぱみゅぱみゅの初のフルアルバムが初登場で2位にランクイン。
2位はシングル・アルバム通じて自己最高位。
初動売上げは7.1万枚。
ミニアルバムだった前作「もしもし原宿」の初動0.6万枚から10倍以上になる大幅上昇。
前作は彼女の知名度がほとんどないときにリリースされたデビュー作。
それから今作までの間に、今作に収録されているシングル「つけまつける」のヒットやメディアへの露出増という背景があり、それによって売上が爆発。
ただ、シングルはメディア露出が多くなってからも1万台がやっとだったので、かなりアルバム型のチャートアクションとなっている。
アルバム待ちのライト層がかなりいたようだ。
また、Perfume等を手掛ける中田ヤスタカプロデュースという面もライト層を大幅に取り込めた要因のひとつだと思われる。
中田ヤスタカに固定ファンがついているので、歌っている本人にそれほど固定ファンがついていなくても、彼の音楽を求めてライト層が反応する事象は過去にも見られている。
リリース形態はDVD&フォトブックの有無で2種リリース。
CD収録内容は同じなので、複数買い促進ではない。
インパクトのある楽曲とメディア戦略でライト層を引き付け、初のフルアルバムでがつんという、ここまではこの上ない成功例となっている。
あとはこのセールスパワーをいかにキープしていくかが問題である。
サウンドスキャンではDVD付が5.9万枚、CDのみが1.2万枚で計7.1万枚。
サウンドスキャンでは、ミスチルの2作に及んでいない。
以下、ピックアップ。
第5位 TVアニメーション「アクエリオンEVOL イヴの詩篇」 -菅野よう子
アニメ「アクエリオンEVOL」のOP、ED、挿入歌等を収録したサウンドトラックが初登場で5位にランクイン。
初動売上げは1.3万枚。
2005年の「創聖のアクエリオン」の続編にあたるアニメで、2月には「創聖のアクエリオン」をヒットさせたAKINOによる主題歌がTOP3入りしていた。
ただ、その主題歌も収録したサウンドトラックはそれほどの勢いにはならず。
この結果から想定するに、アニメ自体の人気が前作に及んでいないのは間違いないか。
もともと菅野よう子という人物に固定ファンが若干付いていると思われ、そうするとアニメファンもあまり手に取っていない可能性がある。
リリース形態はCD1種リリース。
複数商法もなにも使わないリリースとはいえ、AKINOの主題歌シングルの成績がよかっただけに、若干物足りない数字に見えてしまう。
~今日のふといいなぁ~365日 (from『SENSE』) by Mr.Children
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