ミスチルベストが1・2位独占! 2作計で初週144万枚!!
繁忙期、継続中です。
今週は火曜日以降、家でPCを開けず。
更新ペースは遅いですが、どうか皆様お付き合い…。
さて、前回記事で5/21付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを見ていきます。
この週のアルバムは、TOP3の売上が100万枚を超える空前のハイレベルとなったシングルチャートに負けないハイレベルな売上であのバンドが1,2フィニッシュ。
てことで、1位2位を同時チェックしていきます。
では、さっそく…
5/21付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位&第2位はこの作品!
第1位 Mr.Children 2005-2010 <macro> -Mr.Children
Mr.Childrenの2枚同時リリースベストのうち後期にあたる<macro>が初登場で1位を獲得。
初動売上げは73.2万枚!!
そしてさらに…。
第2位 Mr.Children 2001-2005 <micro> -Mr.Children
Mr.Childrenの2枚同時リリースベストのうち前期にあたる<macro>が初登場で2位にランクイン。
初動売上げは71.6万枚!!
上記の通り、Mr.Childrenのデビュー20周年記念ベストアルバムが初登場で1位、2位独占となった。
アルバムチャートの1位、2位独占は08年にポルノグラフィティが『PORNO GRAFFITTI BEST ACE』と『PORNO GRAFFITTI BEST JOKER』で記録して以来、約3年半ぶり。
ミスチルとしては、前回のベストアルバム『Mr.Children 1992-1995』と『Mr.Children 1996-
2000』で記録して以来となり、約10年10ヵ月ぶりのこととなる。
なお、20年以上のキャリアがあるアーティストによる1位、2位独占はシングルチャート、アルバムチャート通じて、オリコン史上初の快挙となった。
前作はオリジナルアルバム『SENSE』で初動50.2万枚。
2作ともにそこから20万枚以上も伸ばしている。
前々作『SUPERMARKET FANTASY』はオリジナル盤で初動70.8万枚も出ていたことを考えると、ベストにしては…と捉えられる面も。
ただ、08年と比べると一気にアルバム市場も縮小しており、なおかつ「2枚同時ベスト」というリリース方法で購入意欲を欠かせ、かなり不本意な成績に終わったケースも多い。(ポルノ、aikoなど…)
さらには、今回のベスト直近にリリースされたシングルがブレイク後最低の数字となっていて、ミスチルのセールスパワーの減退も確実に進んでいる。
また、今回のベスト2作にはイントロカット等は除く完全なる新曲、新音源が収録されておらず、つまり音源をすべて持っているファンにとってはあまり意味を持たないアイテムだったり。
最近は固定ファンを釣る為に、ベストでも新曲を入れるのが暗黙のようになっている中、かなり強気な内容だといえる。
そういった諸条件を踏まえると、それでいて2枚とも70万超え、足して1週間で140万オーバーというのはやはり最強レベルである。
なお、今作は初週の売上だけで年間暫定2、3位に登場。
2週目集計開始の月曜付でEXILEを抜き、一気に暫定1、2位に躍り出た。
10月現在、2012年年間1、2位を守っている。
リリース形態は2作品ともに、DVDの有無で2種リリース。
CDの収録内容もジャケットも同じなので、1枚買えば事足りる仕様。
DVD付については速攻で店頭から消えていた。
サウンドスキャンでは、<macro>のDVD付が70.4万枚、CDのみが1.1万枚で計71.5万枚。
<micro>のDVD付が69.0万枚、CDのみが0.9万枚で計69.9万枚。
変則的販路商品なし、イベント皆無のため、オリコンとの乖離はほとんど発生していない。
なお、今回のベストに引っ張られ、2001年の『Mr.Children 1992-1995』が9位、『Mr.Children 1996-2000』も12位まで急浮上。
店頭で新旧ベストがいっしょに並んでいるショップが多かったと思われ、同時購入層がそれなりにいたようだ。
第3位 YUZU YOU [2006~2011] -ゆず
前週の1位から2ランクダウン。
これで3週連続のTOP3入りとなる。
週間売上げは3.9万枚。
前週の5.8万枚からダウンしているものの、半減以上でキープ。
ベストということでかなり粘りを見せている。
累計は24.7万枚を突破。
3週目での粘りによって、初動比2倍(初動15万枚×2)の達成はほぼ内定した。
ベスト需要は結構あった様子。
第4位 HEART -Ms.OOJA
2011年メジャーデビューの女性シンガーソングライター、Ms.OOJA(ミスオオジャ)の2枚目のアルバムが初登場で4位にランクイン。
これがシングル、アルバムを通じて、自身初のTOP10入り。
初動売上げは1.6万枚。前作『VOICE』の初動0.4万枚から大幅上昇。
シングルはドラマ主題歌になった「Be…」が最高位20位を記録したが、その次は最高位50位と急降下。
ただ、ドラマ主題歌抜擢前から、着うたなど配信市場では高い人気を誇っていた。
配信でのファンがパッケージに手を出し、ここまで上がってきたと思われる。
リリース形態は魂のCD1種リリース。
アーティスト自体に固定ファンがついているわけではないと思われるので、これで正解だろう。
配信からブレイクというのも一時期多かったが、最近はめっきり減った。
もう西野カナや加藤ミリヤのような成功例は出そうにないが、この人は果たして。
ここからもう1ランク上まで伸ばせるか注目である。
~今日のふといいなぁ~ひとしずくのアナタ (from『C'mon』) by B'z
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