チャン・グンソク、海外男性ソロ初の1位獲得!
最近、セブンイレブンでワンピースの劇場版キャンペーンで抽選くじを引かされるんですが。
ここまで100%何かが当たってます。あれ、はずれなんて入ってるのかな。
水買って、くじ引いて、水当たったときの空しさはハンパなかったです。
さて本日もチャートチェックを進めます。
前回記事で6/11付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを見ていきます。
では、さっそく…
6/11付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!
第1位 Just Crazy -チャン・グンソク
男性ソロアーティスト(グループからのソロは除く)による1stアルバムでの首位獲得は、
04年に森山直太朗が記録して以来、なんと8年ぶり。
また、海外の男性ソロアーティストの1stアルバム首位はオリコン史上初の快挙となる。
なお、チャン・グンソクは昨年のデビューシングルでも初登場1位を獲得している。
ソロアーティストによる1stシングル&1stアルバムのダブル初登場首位達成は、近藤真彦と内田有紀しか達成しておらず、チャン・グンソクが17年4ヵ月ぶり史上3人目の記録となる。
初動売上げは8.8万枚。
デビューシングル「Let me cry」がいきなり初動11.9万枚も出していたが、今回はそれを下回っている。
アルバムのほうが単価が高いことで、シングルよりも1人あたりの購入枚数が減ったと思われ、アイドルの典型パターンにハマっている。
また、シングルでのデビューから1年1ヵ月もの期間が開いたのもマイナスだったと思われる。
リリース形態は一般流通がDVDの有無で2種と、FC限定盤が1種で計3種リリース。
FC限定盤はトレカとポスターが一般流通とは違う。
一般流通に関しては、【CDのみ】に1曲音源を追加収録しており、全映像と音源を購入でコンプするには絶対に2枚以上買わなくてはならない複数買い促進商法。
韓国勢ということで商法はパッケージ上だけには収まらず、2形態購入者限定でプレゼント応募という、複数買い促進の施策もあり。
シングルからは下がったものの、韓国勢のアイテムとしては依然としてトップクラスの数字であることは間違いない。
リリースはあまり活発に行っていかないようなので、リリース間隔が空くことでのファン離れを懸念したいところ。
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が4.3万枚、【CDのみ】が1.9万枚で、計6.2万枚。
FC限定盤がサウンドスキャン未集計と思われ、そのための乖離だと思われる。
第2位 Mr.Children 2005-2010 <macro> -Mr.Children
前週の1位から1ランクダウン。
これで4週連続のTOP3入りとなる。
週間売上げは4.3万枚。
前週の7.4万枚からダウンしているが、半減以上の水準でキープしている。
累計は4週でついに102.9万枚となり、ミリオン突破となった。
アルバムのミリオン突破は、2010年に嵐が『僕の見ている風景』で記録して以来、1年8ヵ月ぶり。
ミスチル自身としては『SUPERMARKET FANTASY』(2008年)が2009年1月に達成して以来、3年5ヵ月ぶり、通算13作目の達成となる。
また、今作のミリオン達成をもって、3年代連続でのアルバムミリオン達成という記録もマーク。
90年代:『Atomic Heart』など計5作
00年代:『Mr.Children 1992-1995』など計7作
10年代:今作
井上陽水が70年代、80年代、90年代で達成して以来、史上2組目の快挙となる。
以上のように、一気に様々な記録に名を連ねた。
数年前とはミリオンの希少度合いが比べ物にならないくらい高くなっているこのご時世、改めてミスチルの底力を見た気がする。
―3位を飛ばして続いて4位をチェック。
第4位 Mr.Children 2001-2005 <micro> -Mr.Children
前週の3位から1ランクダウン。
週間売上げは3.7万枚。
前週の6.7万枚からダウンしているが、こちらも半減以上でキープ。
こちらは4週の累計は99.1万枚で、ミリオン達成は翌週に持ち越しとなった。
―それでは3位に戻って。
第3位 VOCALIST VINTAGE -徳永英明
徳永英明の昭和歌謡曲のカバーアルバムが初登場で3位にランクイン。
「VOCALIST」シリーズとしてはこれが5作目となる。
初動売上げは4.1万枚。
前作は「VOCALIST」シリーズでのカバー曲と自身のバラードナンバーをパッケージングしたベスト『VOCALIST & BALLADE BEST』で、初動は4.7万枚だったのでダウン。
前作はベストとはいっても、08年にベストを出したばかり&10年に「VOCALIST4」リリースしたばかりといった状況で、これまでの音源の使い回し感がひしひしと伝わる内容で、コケていた。
今回はそこからもダウンして不調。
そもそも、「VOCALIST」シリーズは「3」で終了と銘打たれていた。
「3」の最後はシリーズをはじめるきっかけになったという、ちあきなおみの「喝采」で締めくくられて、「1」~「3」をまとめたBOXまでリリースされて、その2年後ふつうに「4」をリリース。
今度こそ終わったのかと思いきや、今作リリースということで、さすがにライト層も飽きてきたと見える。
また、今作に関してはこれまでのシリーズとは異なり、昭和歌謡という楽曲のラインナップもコアな内容だったので、それも不振の原因か。
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ(1曲追加)】、【CDのみ】で計3種リリース。
最低2枚買わないと全音源と映像が揃えられない、2種買い促進の複数買い促進商法。
この売り方は「3」、「4」と同様になっている。
今月、1年半ぶりのオリジナル楽曲のリリースも控えているが、果たして、セールスパワーはそうなっているのだろうか。
そして…「VOCALIST」シリーズ第何弾まで続くのだろうか。
■次回予告
11月新譜チェック
~今日のふといいなぁ~虹 (from「虹」) -AAA
Run to the Sun (from「Run to the Sun/Walk with Dreams」) by Dragon Ash
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