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2013年5月の記事

2013年5月27日 (月)

倖田來未、約3年ぶりのSG首位! 鬼龍院翔はソロでTOP3入り!

本日もチャートチェックを進めます。

前回記事で10/29付チャートを見終わりましたので、本日からは11/5付チャートに突入です。

まずはいつも通り、シングルチャートから見ていきます。

 

では、さっそく…

 

11/5付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

 

第1位 Go to the top -倖田來未

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倖田來未の53枚目のシングルが初登場で1位を獲得。

倖田來未にとってシングル首位は、09年の「Alive/Physical thing」で記録して以来となり、約3年1ヵ月ぶり

前作から11か月ぶり、出産後初のシングルとなる。

 

初動売上は5.5万枚。前作「Love Me Back」の初動3.3万枚から大きく上昇。

今作はアニメ「トータル・イクリプス」主題歌となっており、その効果もあるはずだが、それよりも商法での釣り上げが色濃いと思われる。

 

今作のリリース形態は一般流通で【CD+DVD】が2種(片方はアニメ仕様)と【CDのみ】が1種。

これにFC限定盤(CDのみ)が1種存在しているが、これにはライヴチケットが付属されている。

 

過去に同じエイベックスのSuper Junior等が使った手法であり、「チケット目当てでCDがおまけ」という認識で買われるため数字は跳ね上がる。

もともと倖田はファン離れが進行しており、アニメタイアップでここまで伸びたとは考えにくいため、この「チケット付きCD」の効果が大きいのだろう。

 

サウンドスキャンでは【CD+DVD】が0.6万枚でランクインしたのみ。

他の3種はすべてランク外となっており、オリコンとの乖離がハンパない。

 

サウンドスキャンの結果からも、やはりチケット目当てのFC限定盤の売上が大半を占めているようで、もしこれがなかったら初動は2万台くらいになっていた可能性が高い。

商法を駆使して1位を獲得したものの、ファンはかなり減ってしまっている様子。

次回作どうなるか注目である。

 

第2位 赤い情熱 -SUPER☆GiRLS

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11人組アイドルグループ、SUPER☆GiRLSの6枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

これで6作連続のTOP5入りとなり、2位は自己最高位タイとなる。

 

初動売上は5.4万枚。前作「プリプリ♥SUMMERキッス」の初動7.2万枚からダウン。

1位の倖田來未との差はわずか952枚で、惜しくも初の1位を逃した。

 

メンバーがインフルエンザにかかりイベントが中止となった前々作「1,000,000☆スマイル」の初動3.7万枚よりは高い。

さらに、そのひとつ前が初動4.9万枚だったので、今回は前作からはダウンしているが好調な部類に入る。

 

リリース形態は一般流通が【CD+DVD】、【CDのみ(1曲追加収録)】、【CDのみ】で3種リリース。

加えて、特殊販路商品として【イベント会場・mu-moショップ限定盤】が1種存在。

さらに、同様の特殊販路でメンバー11名仕様のパッケージが11種存在しており、合計すると15種リリースとなる。

 

前作は【CD+DVD】が2種あったので、今回そこが緩和されているものの、15種リリースは前作までと同じ。

 

なお、「リアルアイドル育成支援サイト マイドル!SUPER☆GiRLS」企画はもちろん継続されており、推しメンを昇格させるために大量買いしているファンがかなりいるのは間違いない。

(「マイドル」についてはリンク参照:http://ikusei.supergirls.jp/pc

 

イベント商法もフル稼働で、一般流通の3種には「握手会イベント参加券」を封入。

さらに、3形態同時購入者にプレゼント応募の施策も組まれており、3枚買いを促進。

 

また、今回はメンバー仕様盤11種を1つにまとめたBOXセットが存在し、購入者は「2ショット撮影会」に参加できる。

これまでにEXILE等が導入した際と同様に、BOXひとつ売れるたびにオリコンでは11枚売上カウントされているはず。

 

これだけのイベント攻勢だが、週間1位をモー娘。と争っていた前作に比べると発売初週にぶつけたイベントが少なかったのか、前作割れとなった。

 

サウンドスキャンでは【CDのみ】が0.5万枚でランクインしたのみ。

上の倖田來未同様、オリコンとの乖離がハンパないことになっており、こちらはイベント参加のためにECサイト(mu-mo)経由での購入が大半を占めたものと思われる。

 

第3位 Life is SHOW TIME -鬼龍院翔 from ゴールデンボンバー

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ゴールデンボンバーのVo.鬼龍院翔の初のソロシングルが初登場で3位にランクイン。

鬼龍院翔にとって3位は、ゴールデンボンバーのシングル「酔わせてモヒート」で記録した以来で、自己最高位となる。

 

初動売上は4.6万枚

今作はテレ朝系「仮面ライダーウィザード」主題歌となっており、多くのヒット曲を出してきた仮面ライダータイアップ

過去には大黒摩季や土屋アンナ、上木彩矢など自力ではチャート上位に入れなくなったアーティストたちをTOP10レベルまで持ち上げてきた。

 

ただ、当時ゴールデンボンバーとしての直近シングルは「酔わせてモヒート」で初動5.2万枚だったので、今回はそこからダウンしている。

人気上昇中で鬼龍院にも固定ファンが付き始めていると思われたが、このソロ作にはバンドのファンはほとんど付いてきていない様子。

ジャケット写真にも仮面ライダーが完全に入ってきているし、金爆ファンが敬遠するのも仕方ないか。

 

リリース形態は【CD+DVD】が3種と【CDのみ】が1種で計4種リリース

DVDの内容はすべて異なっているので、3種買い促進の複数買い促進商法

 

サウンドスキャンでは【CD+DVD】の3種が1.8万枚、1.5万枚、0.6万枚、【CDのみ】が0.5万枚で計4.4万枚。

上の倖田來未、スパガと同じく、エイベックス系だが、こちらはオリコンとの乖離がほとんどない。

mu-moでも販売はされていると思われるが、ECサイト経由での購入はほとんどない様子。

 

~Today's Yasai Reccomend~
WAKE UP, RIGHT NOW (from『BIG MACHINE』) by B'z

2013年5月26日 (日)

関ジャニ∞ベストが首位! 田村ゆかりは自身初のTOP3入り!

本日もチャートチェックを進めます。

前回記事で10/29付シングルチャートを見終わりましたので、本日はアルバムチャートをチェックです。

 

では、さっそく…

10/29付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

 

第1位 8EST -関ジャニ∞

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関ジャニ∞の初のベストアルバムが初登場で1位を獲得。

関ジャニ∞のアルバム1位獲得は、2ndAL『KJ2 ズッコケ大脱走』から5作連続で通算5作目となる。

 

初動売上は29.8万枚

オリジナルアルバムだった前作『FIGHT』の25.4万枚から上昇。

初動29.8万枚は前作の初動25.4万枚を上回って、アルバムの自己最高初動となる。

 

一般的にジャニーズアイドルは「ベストでダウン」現象が発動することが多いが、今回の関ジャニはちゃんと数字を伸ばしている。

キャリア初のベストということで、ライト層も若干動いた可能性があり、また、新曲が1曲だけ収録されているので、ジャニーズファンならそれでも大半のファンが食いつくはずである。

 

リリース形態は【2CD+2DVD】、【2CD+DVD】、【2CD】で計3種リリース

DVD付の2種と【2CD】とでは大きく収録曲が異なっているが、そこに新曲はなく、すべて09年12月の3日連続リリースシングルの楽曲(アルバム初収録)となっている。

また、【2CD+2DVD】、【2CD+DVD】でDVDの内容が異なっている。

 

音源は同じでも曲違いはありなので、全音源と映像を購入でコンプするには全形態買わなくてならない、3種買い促進の複数買い促進商法となっている。

 

サウンドスキャンでは【2CD+2DVD】が15.8万枚、【2CD+DVD】が10.5万枚、【2CD】が4.3万枚で計30.5万枚。

イベントや特殊販路商品がないので、アイドルながらオリコンとの乖離はほとんどなし。

 

第2位 OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~ -山下達郎

Opus

前週の1位から1ランクダウン。

これで4週連続のTOP3入り。

 

週間売上は3.1万枚

前週の4.6万枚からダウンしているが、緩やかな推移でロングヒットモードに入っている。

 

累計は4週で43.9万枚まで到達。

4週に渡る粘りの推移で、50万枚突破はほぼ確定となった。

サウンドスキャンでは初回盤が2.3万枚、通常盤が0.9万枚で計3.2万枚。

 

第3位 Everlasting Gift -田村ゆかり

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声優、田村ゆかりの2作目のベストアルバムが初登場で3位にランクイン。

シングル、アルバム通じて、これが自身初のTOP3入りとなる。

これで4作連続のアルバムTOP10入り。

 

初動売上は2.8万枚

オリジナルアルバムだった前作『春待ちソレイユ』の初動2.2万枚から上昇し、自己最高初動もマーク。

ファンが完全に閉鎖的で固定されているタイプだが、しっかりベストで上昇させてきた。

 

収録内容は前回のベストの続きといったかたちだが、新曲が2曲収録されているので、ファンも付いてきたと思われる。

また、ここ最近のシングルではタイアップも手伝って初動を伸ばすこともあり、人気が上向き傾向だったこともベストで上昇できた要因か。

 

リリース形態はDVDの有無で2種リリース

CDの収録内容に違いがないので、複数買い促進にはなっていない。

 

ただ、今回はバースデーイベント「17才だよ!! ゆかりちゃん祭り!!」応募用のシリアルナンバーが封入されており、軽いイベント商法にも手を出している。

これも数字上昇の要因であることは間違いないだろう。

 

サウンドスキャンではDVD付が2.5万枚でランクイン。

 

第4位 SCRAMBLE -ASKA

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CHAGE and ASKAのメンバー、ASKAのソロ7作目のオリジナルアルバムが初登場で4位にランクイン。

これでオリジナルアルバムは7作連続のTOP10入りとなる。

 

初動売上は1.9万枚

カバーアルバムだった前作『BOOKEND』の初動1.1万枚から上昇。

オリジナルアルバムの前作は05年の『SCENE Ⅲ』で初動は4.4万枚だったので、そこからは大幅ダウンとなる。

 

ASKAの人気云々よりも、05年の頃とはCDを取り巻く環境が違うので、ダウンは致し方ないといえる。

ただ、ソロオリジナルアルバムは7年ぶりということで、このリリース間隔ではファン離れもかなり進んでしまっているのは間違いないだろう。

 

リリース形態は【CD+Blu-ray】で1種リリース

【CD+DVD】だけの1種リリースは過去にも見かけたことはあったが、【CD+Blu-ray】というのは初めて見た気がする。

 

なお、今年1月に、CHAGE and ASKAの活動再開を発表しているが、果たしてどれだけのファンが残っているのだろうか。

 

サウンドスキャンではこの1種が1.8万枚でランクインしており、オリコンとの乖離はなし。

 

~Today's Yasai Reccomend~
憂、燦々 (from「憂、燦々」) by クリープハイプ

2013年5月23日 (木)

東京女子流が念願のTOP10入り!

本日もチャートチェックを進めます。

前回記事で10/29付チャートのTOP3をチェックしましたので、本日は4位以降を新譜中心にピックアップしていきます。

では、さっそく…

 

10/29付オリコンウィークリーシングルチャート、第4位はこの曲!

 

第4位 ROAD TO BUDOKAN 2012 ~Bad Flower~ -東京女子流

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5人組ガールズグループ、東京女子流の11枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。

これがシングル、アルバム通じて初のTOP10入りとなる。

 

これまでわざとやっているように強敵の多い週にリリースがぶつかり、幾度となくTOP10入りを逃してきていたが、ここでついに念願のTOP10入りを達成。

 

初動売上は2.2万枚。前作「追憶 -Single Version-/大切な言葉」の初動1.3万枚から大幅上昇。

初動2万台はこれが初で、初動1万超えはこれで5作連続。

なお、TOP10の1万割れが普通になっているこのご時世に、その5作のうち4作がTOP10入りを逃している。

※7th:初動1.3万枚(11位)→8th:初動1.3万枚(18位)→9th:初動1.2万枚(16位)→10th:初動1.3万枚(12位)

 

リリース形態は一般流通が【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で3種と、特殊販路商品【mu-mo/イベント会場限定盤】が1種で計4種リリース

DVDの内容は異なり、【CDのみ】にだけリミックス音源とCD EXTRAが収録されているため、3種買い促進の複数買い促進商法となっている。

 

これまでCDで明確に収録曲違いを導入したことはなかったので商法は強化されている。

また、イベント商法も加速しており、mu-mo限定の4種セットになっているBOXセットを購入しないと参加できないイベントが組まれている。

過去にEXILEやモー娘。が使った「BOX固め売り商法」なので、オリコンでは1つBOXが売れるたびに4枚売上カウントされていると思われる。

 

ここにきてファンが一気に増えたというよりは複数商法とイベント商法を強化したためにファン1人あたりの購入枚数が増えたと捉えるのが自然である。

武道館公演の直前シングルでTOP10入り、この結果は狙ってたとしたらこの上ないものだろう。

次回作以降、この勢いを保つことができるかが勝負か。

 

サウンドスキャンでは【CDのみ】が0.6万枚でランクイン。

オリコンとの大きな乖離があるが、BOXセットが未集計だったり、mu-moショップ分の売上が集計されていないためだと思われる。

 

第5位 ファッションモンスター -きゃりーぱみゅぱみゅ

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きゃりーぱみゅぱみゅの3枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。

これでデビュー作から3作連続のTOP10入りとなり、5位は自己最高位となる。

 

初動売上は2.2万枚。前作「CANDY CANDY」の初動1.0万枚から倍以上となる大幅上昇。

自己最高初動を更新。

 

タイトル曲は本人出演の「ジーユー」CMソングで早くからオンエアされていた。

また、前回記事でチェックした当週3位のHALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA同様、ハロウィンソングとして発売前から話題に。

 

また、今作は1stフルアルバムのヒット後、一発目のシングルとなっており、アルバムで固定ファンを獲得し、ここで上昇してきた可能性もある。

 

リリース形態は【CDのみフォトブック仕様】、【CDのみ】で2種リリース

音源は2種共通でDVD付さえないため、複数買い促進ではなく、商法としてはかなり優しい。

商法は前作と同じなので、ここでの上昇は先述の通り、人気・知名度アップという面が大きいと見ていいだろう。

 

サウンドスキャンでは【CDのみフォトブック仕様】が1.1万枚、【CDのみ】が0.7万枚で計1.8万枚。

DVD付に比べてやはりフォトブックの反響は小さめのようで、【CDのみ】が結構売れている。

 

第6位 Midnight-星を数える夜- -BEAST

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韓国の6人組男性グループ、BEASTの日本3枚目のシングルが初登場で6位にランクイン。

これで3作連続のTOP10入りとなる。

 

初動売上は2.1万枚。前作「BAD GIRL」の初動4.2万枚から半減となる大幅ダウン。

ここ数年リリース連発になる傾向のあるK-POP勢だが、BEASTはこれが前作から約1年4か月ぶりのシングルとなる。

 

リリース形態は一般流通が【CD+DVD】が3種と【CDのみ】が1種で計4種。

これにユニバーサルミュージックストア限定盤(メンバー6人仕様)が6種存在し、合計10種リリースとなっている。

 

CDは内容統一だが、DVD3種はすべて内容が異なるため、3種買い促進。

また、ECサイト限定の6種はジャケットがメンバー6人1人ずつになっており、ワンコインと低価格でもあるので、複数買いしているファンがかなりいると思われる。

前作は一般流通の4種だったので、一気にパッケージ数が増えているが、数字は伸びず。

 

前作からのインターバルの間に、K-POPの流行り感はかなり薄れて、ライト層の食いつきが一気に悪くなったために大きなダウンになったと思われる。

 

サウンドスキャンでは、なぜか1形態もTOP20内にランクインしておらず。

ほとんどがユニバーサルストア(ECサイト)で購入されたということか。謎である。

 

第7位 WAITING 4 U -ユナク from 超新星

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韓国の男性グループ、超新星のリーダー、ユナクの日本2枚目のソロシングルが初登場で7位にランクイン。

これで2作連続のTOP10入りとなり、7位は自己最高位。

 

初動売上は2.0万枚。前作「Again」の初動1.8万枚から上昇。

リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース

DVDの内容は異なり、かつCDの収録内容は3種すべて異なる、3種買い促進の複数買い促進商法

 

前作はDVDの有無で2種リリースで、CDの内容も統一で複数買いを助長する仕様じゃなかったので、今回は一気に商法が強化されていることになる。

そういったリリース条件を考えると、伸び幅が小さく、実質のところダウンに近く、ファン離れが進んでいる可能性がある。

 

なお、ユナクは現在兵役中で韓国勢お得意のイベントは前回も今回もない。

 

サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種がそれぞれ0.6万枚、0.5万枚で計1.1万枚。

イベントはないはずだが、オリコンとの乖離が大きいのが気になる。

 

~Today's Yasai Reccomend~
さらさら (from「さらさら/僕はきっと旅に出る」) by スピッツ

2013年5月19日 (日)

指原ソロシングルが初首位! ハロウィン企画バンドはTOP3入り!

昨日はサカナクション@幕張メッセに参戦してきました。

自分が音楽に溶け込んだような錯覚に陥る、すごい空間でした。

 

今回の幕張公演ではDOLBY社の協力を得て、強力なサラウンドシステムを導入。

228本のスピーカーで繰り広げられるステージは半端ないものでした。

あの圧倒的な世界は文字で表現することができなくて悔しいですが、ぜひ体験してほしいです。

 

セットは大掛かりのものではありませんでしたが、レーザーが綺麗だったり、空から綿のようなバブルが落ちてきたりと、お金ではなく知恵と技術を駆使し、幻想的な世界を作り出していました。

サカナクションを支持する声が止まらない理由がよくわかった2時間半でした。

 

「デビュー曲をやります」とあってあの「三日月サンセット」が始まったのに若干ふわっとした感じになったので、最近ファンになった人も多かったんだろな。

まだ、新規ファンが増えてるなら成長は続きそうですな。

20130519_2309041サカナストラップどこ付けよっかな。


 

それでは、チャートチェックに移ります。

前回記事で10/22付オリコンチャートを見終わったので、本日からは10/29付チャートに突入です。

まずはいつも通り、シングルチャートから見ていきます。

 

では、さっそく…

10/22付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

 

第1位 意気地なしマスカレード -指原莉乃 with アンリレ

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HKT48に移籍した指原莉乃とAKB48の川栄李奈、加藤玲奈、入山杏奈によるユニット「アンリレ」によるシングルが初登場で1位を獲得。

指原のソロデビューシングルだった前作は乃木坂46との直接対決に敗れて2位に終わっていたので、ソロで1位を獲得するのはこれが初。

 

48グループからのソロとしては、前田敦子と板野友美に続き、3人目の首位となった。

ちなみに、「アンリレ」は歌唱には参加していない。

 

初動売上は6.8万枚。前作「それでも好きだよ」の初動12.4万枚からおよそ半減となる大幅ダウン。

前作では先述の通り、乃木坂46との対決がメディアで取り上げられ、また購入者には「ゆび祭り」という指原以外のアイドルも大勢出演するイベントへの参加権が付与されたため、数字が異常に高騰していた様子。

 

また、前作リリースから1か月後に過去のスキャンダルが明るみになり、HKT48へ緊急移籍。

前作リリース時とはリリース条件が違っているのは間違いなく、ファン離れが進んだ可能性は高く、それがそのまま数字に出たといった感じか。

 

リリース形態は一般流通の【CD+DVD】が3種と【劇場盤】が1種で計4種リリース

4種すべてカップリング曲が異なる、4種買い促進の複数買い促進商法

前作も4種だったが、【劇場盤】にだけ収録の曲はなかったので、商法は強化されている。

 

さらには、前作は収録曲数の問題でオリコンで劇場盤が集計されないという珍事まで発生していたが、今回は普通に集計されていると思われる。

それを考えると、実際には単純に数字で引き算する以上に下げ幅は大きいはずであり、かなり厳しい展開だと言わざるをえない。

 

また、48グループということでイベント商法は活発で、一般流通3種には「全国イベント応募券」を封入。

劇場盤には「握手会参加券」が封入されている。

※商法詳細:http://shop.mu-mo.net/a/st/event/sashihara1209/

 

サウンドスキャンでは、一般流通の3種が1.8万枚、1.7万枚、1.3万枚で計4.8万枚

オリコンとの差分のおよそ2万枚が劇場盤売上と思われる。

 

第2位 エレクトリックボーイ -KARA

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KARAの日本7枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

これで7作連続のTOP5入りとなる。

 

初動売上は5.8万枚。前作「スピード アップ/ガールズ パワー」の初動9.9万枚から大きくダウン。

今作はひと月後にアルバムリリースを控えての先行シングル

その影響をもろに食らっているのは間違いない。

 

また、KARAに限らず、K-POP勢の盛り上がりが急激に収まり、「流行り感」がほとんどなくなってきたので、ライト層の食いつきがかなり悪くなったのだと思われる。

 

リリース形態は【CD+DVD】、【CD+フォトブック】、【CDのみ】で計3種リリース

【CDのみ】にだけ「Pandora」の日本語版を収録しており、音源と映像、フォトブックを購入でコンプするには絶対に3枚買わなくてはならない複数買い促進商法

 

今回は先行シングルで不利だと悟ったためか、イベント商法が強化されており、デビューシングル「ミスター」のリリースに際して以来、約2年ぶりとなる「ハイタッチ会」を開催。

参加条件は3形態すべて購入となっており、ここでも強烈に3種買いを促進している。

 

ただ、やはり先述のマイナス要素の影響は大きいようで、カバーしきれなった様子。

もしかすると、マイナス要素抜きでもこれくらいの数字が出ないくらい、急激にファン離れが進んでいる可能性もあり、次回作の推移には要注意である。

 

サウンドスキャンでは、【CD+DVD】が3.1万枚、【CDのみ】が1.0万枚、【CD+フォトブック】が0.9万枚で計5.0万枚

以前はアイドル的な人気を持っていたはずだが、フォトブック付が不調。

また、3種すべて買ってイベント参加まで至っているファンはもう1万足らずしかいないこともわかる。

 

第3位 HALLOWEEN PARTY -HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA

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VAMPS主宰のハロウィンライヴ「HALLOWEEN PARTY 2012」のために結成された限定ロックバンド、HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRAのシングルが初登場で3位にランクイン。

参加メンバーはHYDE(VAMPS)、K.A.Z (VAMPS)、Acid Black Cherry、DAIGO(BREAKERZ)、kyo(D'ERLANGER)、Tommy february6、Tommy heavenly6、逹瑯(MUCC)、土屋アンナ、青木隆治、柩(ナイトメア)、明希(シド)、RINA(SCANDAL)、そしてチェリストの分島花音。

完全なる異色メンバーによる企画ユニットである。

初動売上は5.7万枚

イベントの主宰がVAMPSなので、HYDEファンの購入が多いように思われるが、VAMPSは2010年12月の「MEMORIES」以来、音楽アイテムをリリースしておらず、その初動は2.2万枚

今作はその2.5倍以上の数字が出ているので、その他参加アーティストのファンもかなり動いていることがわかる。

 

 

中でも、Acid Black CherryはVAMPSのHYDEを敬愛していて、それがABCファンにも周知の事実だったりするので、かなりのファンが動いていると思われる。

なお、ABCの直近シングルの初動は5.4万枚。

 

その他にもシドやDAIGOにも強固なファンがついているし、このメンツだからこそ出せた数字といった感じである。

 

リリース形態はDVDの有無で2種リリース

2種買いを促進売り方にはなっていない。

 

サウンドスキャンでは、指原もKARAも複数パッケージに売上が分散した関係で、DVD付が4.2万枚で首位を獲得している。

 

~Today's Yasai Reccomend~
IT'S UP TO YOU! (from『ALL TIME BEST ALBUM』) by 矢沢永吉

2013年5月15日 (水)

山下達郎、18年2ヵ月ぶりの快挙達成!

本日も眠い目をこすって、記事アップです。

前回記事で10/22付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを見ていきます。

 

では、さっそく…

10/22付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

 

第1位 OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~ -山下達郎

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前週の2位から1ランクアップで、首位返り咲き

当時の山下達郎の年齢「59歳8ヵ月」での首位返り咲きは史上最年長記録。

これまでは94年に妻の竹内まりや『Impressions』が当時打ち立てた「39歳5ヵ月」が最年長記録で、今回はその記録を18年2ヵ月ぶりに更新したことになる。

 

なお、アルバムの返り咲き首位は、2011年に3週ぶりに返り咲いたKARA『スーパーガール』以来で、2012年では今作がはじめての達成となった。

10月にはじめて返り咲き首位作品が現れるというあたり、本当にロングヒットというものがなくなったのだなと痛感させられる。

 

週間売上は4.6万枚

前週の8.6万枚からダウン。

それほど記録的な粘りではないものの、ライト層にちゃんと刺さっているからこその緩やかな推移になっている。

 

累計は3週で40.8万枚に到達し、40万枚という大台は軽々と超えている。

 

サウンドスキャンでは、初回盤が3.1万枚、通常盤が1.0万枚で計4.1万枚。

初回盤の品切れが相次いだせいか、代わりに通常盤が上がってくるという現象が起こっている。

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第2位 変身 -チャットモンチー

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チャットモンチーの5枚目のオリジナルアルバムが初登場で2位にランクイン。

2人体制となってから初のオリジナルアルバムということになる。

 

初動売上は2.2万枚

前作は3人時代を総括するベストアルバム『チャットモンチー BEST~2005-2011~』で初動は3.3万枚だったので、ダウン。

前回のオリジナルアルバムは2011年の『YOU MORE』で初動は2.5万枚だったので、そこからもダウンしている。

 

とはいえ、先行でリリースされたシングルは3人体制のときとは大きく音楽性が異なり、出す度に数字を下げていた。

※「Last Love Letter」(3人体制ラスト):初動1.7万枚→「満月に吠えろ」(2人体制スタート):初動0.81万枚
→「テルマエ・ロマン」:初動0.85万枚→「ハテナ/夢みたいだ」:初動0.59万枚
→「きらきらひかれ」:初動0.57万枚→「コンビニエンスハネムーン」:初動0.44万枚

 

それを考えると、アルバムは前回のオリジナルから-0.3万枚程度しか下げておらず、かなり健闘したと捉えられる。

 

リリース形態はDVDの有無で2種リリース

CDは同じ内容なので、複数買い促進ではない。

 

今回は2人体制一発目のアルバムということで、3人体制からのファンも今後の展望をうかがう意味でも手に取ったとも考えられ、次回以降は一気に数字を落とす可能性がありそう。

 

サウンドスキャンでは、DVD付が2.2万枚。オリコンとの乖離はほぼなし。

 

第3位 CRACK STAR FLASH -GRANRODEO

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声優の谷山紀章(KISHOW)とギタリストの飯塚昌明(e-ZUKA)によるロックユニット、GRANRODEOの5枚目のオリジナルアルバムが初登場で3位にランクイン。

アルバムはこれが自身初のTOP10入り、それどころか初のTOP3入りまで達成。

 

初動売上は2.0万枚

前作はカップリング集『GRANRODEO B‐side Collection "W"』で初動は0.5万枚だったので、そこからは大幅上昇。

また、前回のオリジナルアルバム『SUPERNOVA』の初動は1.2万枚だったので、そこからも上昇して、かなり好調。

 

直近シングル「RIMFIRE」はアニメ『黒子のバスケ』オープニングテーマに起用され、初動1.2万枚を記録していた。

そして、これが自身2作目となるTOP10入りになっていた。

 

『黒子のバスケ』人気は徐々に高まっており、そこからファンを引っ張った可能性がある。

 

リリース形態はDVDの有無で2種リリース

CDの内容は統一なので、1種買えば事足りる仕様。

 

サウンドスキャンでも、DVD付が1.7万枚出ているので、特に裏に仕掛けがあるわけではなさそう。

タイアップで数字は動きそうだが、今後もチャート上位を守っていけるか注目である。

 

以下、ピックアップ。

第5位 BREAKERZ BEST ~SINGLE COLLECTION~ -BREAKERZ

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BREAKERZの初のベストアルバムが初登場で5位にランクイン。

 

初動売上は1.5万枚

オリジナルアルバムだった前作『GO』の初動1.8万枚からダウン。

思いっきり「ベストでダウン」現象を発動してしまっている。

 

もともとほぼアイドルと言っていい扱いであり、ライト層への訴求レベルはかなり低かった。

今回はベストということで多少はライト層が動くかと思われたが、特に目立ったヒット曲もないのが響いたか、ほとんどスルーされた状態だった様子。

 

アイドルや、ファンが完全に固定化されたベテランアーティストに見られる現象がデビューから5周年ですでに発生してしまうとは、かなり厳しい展開である。

 

リリース形態は【2CD+2DVD】、【3CD】、【2CD】で計3種リリース

【3CD】のDISC3にだけ新音源(新アレンジ)が入っているが、他に新曲はない。

DVDがあるので、2種買い促進の複数買い促進商法ということになる。

 

~Today's Yasai Reccomend~
セントレイ (from『シンシロ』) by サカナクション

2013年5月12日 (日)

ClariSが自己最高初動! イエモンは11年8か月ぶりのTOP10入り!

ついに週明け月曜日、1か月半の間、研修をしてきた新卒たちが配属されます。

実質研修最終日だった金曜日には色紙まで頂きまして、ありがたや。

で、ほっとしたのか、昨日は気付けば12時間寝てました。

 

新卒のみんなには配属先で研修で学んだことを遺憾なく発揮してほしいなと思います。

 

 

さて、本日もチャートチェックを進めます。

前回記事で10/22付シングルチャートのTOP3を見終わりましたので、本日は4位以降を見ていきます。

では、さっそく…

10/22付オリコンウィークリーシングルチャート、第4位はこの曲!

 

第4位 ルミナス -ClariS

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現役女子高生ボーカルユニット、ClariSの6枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。

TOP10入りは2作ぶりで通算5作目となる。

 

初動売上は3.9万枚。前作「Wake Up」の初動1.1万枚から3倍以上となる大幅上昇。

デビュー作からアニメタイアップで連続TOP10入りを続けていたが、前作でその記録が途切れ、かつ自己最低初動となっていたが、そこから一転、自己最高初動に。

 

今作は映画「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前篇」主題歌となっており、タイアップ効果爆発といったところだろう。

 

リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】、【CDのみ(アニメ仕様)】で計3種リリース。

【CDのみ(アニメ仕様)】にだけ、主題歌Ver.と前回「魔法少女まどか☆マギカ」タイアップだった曲の別アレンジを収録。

よって、音源と映像を購入でコンプするためには絶対に2枚以上買わなくてはならない、複数買い促進商法

 

サウンドスキャンでは、【CD+DVD】が1.4万枚、【CDのみ(アニメ仕様)】が2.3万枚で計3.7万枚。

通常、最も売れる【CD+DVD】よりもはるかに【CDのみ(アニメ仕様)】が売れており、完全に「魔法少女まどか☆マギカ」効果での上昇だとわかる結果に。

 

第5位 Romantist Taste 2012 -THE YELLOW MONKEY

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04年に解散したロックバンド、THE YELLOW MONKEYの25枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。

シングルのTOP10入りは01年「プライマル。」で記録して以来となり、およそ11年8ヵ月ぶりとなる。

 

今作は92年にリリースされたメ ジャーデビューシングルの2012年バージョンとなっており、メジャーデビュー20周年を記念しての企画盤となっている。

 

初動売上は2.7万枚。前作「プライマル。」の初動9.4万枚からダウン。

当時とはCD市場がまるで違うし、今回は企画盤でもあるので前作比較は不要。 

 

今作の約ひと月前にリリースされた吉井和哉のシングルの初動が1.3万枚だったので、その倍以上の数字が出ていることに。

吉井ファンだけではなく、「イエモン」というバンドのファンにも刺さっている様子。

 

また、先述の通り、今作はデビュー曲のリアレンジであるが、カップリングには96年のライヴ音源を12曲も収録しており、ほぼライヴアルバムといっていい内容なので、かなり需要はあったようだ。

 

リリース形態はCD1種リリース

企画盤だし、本人の稼働はできないわけだし、この売り方しかないといった感じか。

 

サウンドスキャンでは、2.6万枚。オリコンとの乖離はほとんどない。

 

第6位 白露-HAKURO- -GACKT

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GACKTの42枚目のシングルが初登場で6位にランクイン。

これで通算42作目のTOP10入りとなる。

 

初動売上は1.3万枚。前作「UNTIL THE LAST DAY」の初動1.6万枚からダウン。

ドラマ「戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY-」EDテーマだったが、今作のリリース前に放映も終了しており、ほとんど効果はなかった様子。

 

前々作で一気に1万台まで落として、前作もほぼラインだったが、今回はさらに数字を下げることに。

1万台前半になってくると、これだけチャートの売上水準が下がったご時世でも、週によってはTOP10入りを逃してしまう可能性がある。

なるべく早く回復させておきたいところだ。

 

リリース形態はDVDの有無で2種リリース

CDの内容は統一で、複数買い促進ではない。前作と変わらず。

 

サウンドスキャンでは、0.9万枚で11位。

 

以下、ピックアップ。

 

第8位 世界中が敵になってもきっと君を守りぬくから -CODE-V

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韓国の男性ボーカルグループ、CODE-Vの日本2枚目のシングルが初登場で7位にランクイン。

これが自身初のオリコンTOP10入りとなる。

 

初動売上は0.8万枚。前作「君がくれたもの」の初動0.6万枚から上昇。

周りに敵がおらず、ラッキーではあるが初のTOP10入りと同時に、自己最高初動をマーク。

 

リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース

CDはすべて同じ内容だが、DVDの内容が異なっており、2種買い促進の複数買い促進商法となっている。

 

また、3種すべてに「イベント参加券」を封入しており、イベント会場で「握手会参加券」もしくは「チェキ撮影参加券」と交換できる。

「チェキ撮影」は「イベント参加券」3枚が必要で、3枚あれば握手とチェキ両方できることになっており、最低でも3枚CDを買わなくてならないことになる。 

オーソドックスなイベント商法だが、威力は高いと思われる。

 

ただ、パッケージ上の商法もイベント商法も前作と大きく変わったところはないので、単純に人気・知名度が上がったと捉えるのが普通か。

 

サウンドスキャンでは、【CDのみ】が0.4万枚でランクインしたのみ。

イベントに複数回参加するために、いちばん安価な【CDのみ】を大量に購入したファンが多かったということだろう。

 

第10位 ありがとう -JUJU

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JUJUの22枚目のシングルが初登場で10位にランクイン。

これで2作連続のTOP10入りとなる。

 

初動売上は0.7万枚。前作「ただいま」の初動1.2万枚からダウン。

低レベルに助けられ、ラッキーTOP10入りは果たしたが、初動は前作からやや大きく下がってしまっている。

 

今作のひと月後にベストがリリースされることが決まっており、タイトル曲も収録される予定だったため、アルバム先行シングルのような位置づけ。 

また、リリース形態はCD1種リリースで、前作はDVDの有無で2種リリースだったので、商法もレベルダウンしている。

 

もともと固定ファンが少ないJUJUだが、このリリース条件下でも0.7万枚出せたのは映画「ツナグ」主題歌タイアップが多少効いたからだろう。

 

サウンドスキャンでは、0.6万枚。

 

~Today's Yasai Reccomend~
Aoi (from『sakanaction』) by サカナクション
Girl (from『Signed POP』) by 秦基博

2013年5月 7日 (火)

福山雅治、初動復調で首位! SHINeeは自己最高初動更新!

GWもあっという間に、終わってしまいました。

GW最終日は会社関連の付き合いで、都営三田線という普段乗ることのない路線に乗りましたので、そこで「ラーメンデータベース」を起動して…

「二郎系」タグをチェックして…

「白山」という未知の駅で降りて…

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「用心棒 本号」(最寄駅:東大前、白山)

味玉追加して、トッピングは野菜マシ、ニンニク、辛たまです。

神保町にある「用心棒」の支店ですね。

乳化の進んだマイルドなスープとワシワシの麺はまさに王道でした。

20130506_190827 自家製麺でもっちり感高め

 

豚はロールタイプでホロホロ、このお店特有のトッピング「辛たま」(唐辛子+玉ネギ)もパンチがあって、二郎インスパイアの中では最高峰のクオリティだと思いました。

もし、二郎好きで未訪問の方がいらっしゃったらぜひ。

 

 

―さて、ラーメンチェックからチャートチェックに移ります。

前々回の記事で10/15付チャートを見終わったので、本日からは10/22付チャートに突入です。

まずはいつも通り、シングルチャートから見ていきます。

 

では、さっそく…

10/22付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

 

第1位 Beautiful life/GAME -福山雅治

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福山雅治の29枚目のシングルが初登場で1位を獲得。

これで6作連続通算15作目の1位獲得となる。

 

自身が持つシンガーソングライターの「首位獲得数の歴代記録」をまたひとつ更新。

また、男性ソロシンガーによるシングル6作連続首位は、09年に桑田佳祐が「君にサヨナラを」で記録して以来で、2年10ヵ月ぶりとなる。

 

初動売上は14.5万枚。前作「生きてる生きてく」の初動12.0万枚から上昇。

前作はタイアップの関係で陽気なリズムの普段とは異なる路線だったり、タイトル曲が1曲だった関係で数字を落としていたが、今回は復調。

ただ、前々作「家族になろうよ/fighting pose」の初動15.5万枚には及んでいない。

 

今回のタイアップは「P&G SK-Ⅱ」CMソングとテレ朝系「ロンドンオリンピック」放送テーマソング。

前回の「ドラえもん」に比べると、ファン層に合ったタイアップであるのは間違いなく、上昇の要因と捉えていいだろう。

 

リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース

DVDの内容だけが異なる、2種買い促進の複数買い促進商法

 

前作も3種リリースだったが、CDの内容まですべて異なっていて3種買い促進だったので、今回商法は緩和されている。

商法はレベルダウンしながら数字は回復しており、タイアップ効果がある程度あったことがわかる。

 

サウンドスキャンでは、【CD+DVD】2種が6.1万枚と3.9万枚、【CDのみ】が1.5万枚で計11.5万枚

リリースイベントなどはなかったはずだが、オリコンとの乖離がやや大きいのが気になる。

 

第2位 Dazzling Girl -SHINee

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韓国の5人組男性グループ、SHINeeの日本5枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

これで日本デビューから5作連続でのTOP3入りとなる。

 

初動売上は9.7万枚。前作「sherlock」の初動4.9万枚から倍近くなる大幅上昇。

1st:初動9.1万枚→2nd:5.4万枚→3rd:初動5.0万枚→4th:4.9万枚→5th(今作):初動9.7万枚という推移。

よって、自己最低初動から一転して一気に自己最高初動をマークしたことになる。

 

なお、デイリーでは初日売上だけで前作初動を超える猛烈なスタートを見せていた。

ここまで初動が伸びた要因はやはり商法の変化。

 

今作のリリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ(1曲追加)】、【CDのみ】で計3種リリース

映像と音源を購入でコンプするためには絶対に2枚以上買わなくてはならない複数買い促進商法

 

また、イベント商法も3種すべてに「全国購入者特典イベント招待券」を封入。

これは抽選制となっているので、当たるまで一定のファンが大量購入した可能性が高い。

 

前作ではそれといって目立ったイベントは開催されておらず、2種リリースだったので、それが最底辺。

今回はイベントを組んで、かつ3種リリースということでマックスの数字が出た様子。

なお、3種リリースをしたことは過去にも複数回あるので、その効果というよりもやはりイベントなのだろう。

 

サウンドスキャンでは、【CD+DVD】が4.0万枚、【CDのみ(1曲追加)】が2.7万枚、【CDのみ】が1.9万枚で合計8.6万枚

抽選型のイベント施策ということで最も安価な【CDのみ】の売上が目立ってくるかと思いきや、それほど高騰していない。

ただ、売上は完全に分散しているので1人のファンが2種以上をセットで買っている率はかなり高いのがわかる。

 

第3位 ワクテカ Take a chance -モーニング娘。

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モーニング娘。の51枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。

これでシングルのTOP10入りは通算51作目で、自身が持つ「TOP10獲得作品数歴代1位」記録をひとつ更新した。

 

初動売上は8.2万枚。前作「One・Two・Three/The 摩天楼ショー」の初動10.1万枚からダウン。

前作では「ECサイトで通常盤を買うと握手券付与」というやり方の「AKB商法」にとうとう手を染めていた。

その効果は絶大で、約10年ぶりに初動10万超えとなっていたが、今回早くも数字はダウンに転じている。

 

リリース形態は【CD+DVD】が3種と【CDのみ】が4種で計7種リリース

7種リリースは前作に引き続き、モーニング娘。史上最大のパッケージ数となる。

 

DVDの3種の内容は異なり、かつDVDの内容違いに紐付いてそれぞれのCDの収録曲も異なっている

ここまでは前作と同じだが、今回はさらに【CDのみ】通常盤だけに収録の新曲があるので、映像と音源を購入でコンプするには絶対に4枚以上買わなくてはならない。

前作は3枚買い促進の7種リリースだったが、今回は4種買い促進の複数買い促進商法となっており、商法は強(狂)化されている。

 

また、イベント商法も前作に引き続きカオス状態で、恒例の「イベント抽選シリアルナンバーカード」封入はもちろん継続。

また、今回は通常盤を「キャラアニ.com」で購入することで「個別握手会参加券」が付与され、「タワレコオンラインで購入」だった前作からさらにAKB商法に近づいている

なお、前回に引き続き、事前に握手するメンバーを決め打ちできないルールになっており、考えようによってはAKBよりもキツイ。

 

さらに、前作同様「チェキ会」も用意されており、これに参加するためには、「Sony Music Shop」で7種セットのBOXを購入する必要がある。

このBOXセットは1つ売り上げる度に、当たり前のように7枚売上カウントされていると思われる。

 

さらにさらには、「タワレコ」で予約購入することで参加できるイベントも組まれており、もうファンは何枚買えばいいのか訳わからなくなるレベルまで、怒涛のイベントラッシュとなっている。

 

しかし、その反面で初動は前作からダウンしてしまっており、結局のところファンのサイフにも限界というものがあるわけで。

前作は「50枚目の記念シングル」で、かつ初AKB商法ということで、ファンがかなり頑張っていたようで、今回は普通に下がってしまったという感じか。

 

逆に、ここまでAKB商法(もしくはそれ以上)まで使ってこの初動なので、初動ミリオンを出せるAKBの破壊力は改めて凄いと気づかされる。

 

サウンドスキャンでは、いちばん安価な通常盤が1.3万枚、【CD+DVD】3種が0.6万枚、0.4万枚、0.4万枚。

【CDのみ】のうち1種だけがTOP20入りして0.4万枚で、合計3.1万枚

 

オリコンとの乖離は5万枚以上になっている。

個別握手会狙いで「キャラアニ.com」での購入が大半を占めるようで、それらが全て集計外となっているための乖離だと思われる。

 

先述のように、前作から一気にイベント商法が過激化しているが、イベントを開催するためには当然それだけのコストがかかる。

イベントが少なかった頃よりリクープライン(元を取れる売上)は高くなってしまうわけだが、どこまでこのやり方を引っ張っていくのだろうか。

 

~Today's Yasai Reccomend~
化物 (from『Stranger』) by 星野源

2013年5月 5日 (日)

5月新譜チェック~AKB48&嵐が登場! うたプリはなんと毎週!~

早いもので、もう2013年も4分の1が終わってしまいまして。

早い早すぎる、ついこないだ年越しそば食べたぞ。

 

んで、GWです。

GW感はやっぱりないですが、GWということはつまり5月に入っているのです。

新譜チェックをしていなくて、あやうく源さんのアルバムを買い逃すところでした。

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無事ゲット。

 

ということで、本日は5月の新譜チェックをいたします。

もうすでに1週目はスタートしていますが、みなさん、「おっ!」という新譜を見つけてくださいね。

 

 
 

太字はその週の1位獲得本命曲。赤文字は管理人の個人的な注目曲です。

いつもどおり、発表される全作品は確認不可なのでメジャーなアーティスト中心となります。

 
 

それでは、Let's check!

 

5/1

  • Real Sexy!/BAD BOYS - Sexy Zone
  • RPG - SEKAI NO OWARI
  • うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000% アイドルソング 来栖翔(TRUE WING) - 来栖翔(CV.下野紘)
  • NORTH OF EDEN - 氷室京介
  • それでも、生きてゆく - EXILE ATSUSHI & 辻井伸行
  • GENESIS ARIA - スフィア
  • 憂、燦々 - クリープハイプ

5/8

  • Mine - 河西智美
  • うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000% アイドルソング 聖川真斗(恋桜) - 聖川真斗 (CV.鈴村健一)
  • ギャグ - 星野源
  • マスカット・スロープ・ラブ - バニラビーンズ
  • Run Real Run - May'n

5/15

  • FACE to Face - KAT-TUN
  • Love You More - GENERATIONS from EXILE TRIBE
  • Preserved Roses - T.M.Revolution×水樹奈々
  • さらさら/僕はきっと旅に出る - スピッツ
  • うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000% アイドルソング 一十木音也(SMILE MAGIC) - 一十木音也 (CV.寺島拓篤)
  • インベーダーインベーダー - きゃりーぱみゅぱみゅ
  • HEROES - GReeeeN
  • 片想い。~リナリア~/スタートライン - ソナーポケット
  • 同じ空の下 - 高橋優
  • ファイターズと共に - TRIPLANE

5/22

  • さよならクロール - AKB48
  • 猫中毒 - テゴマス
  • Magic of Love - Perfume
  • 会わないつもりの、元気でね - SCANDAL
  • うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000% アイドルソング 神宮寺レン(タイトル未定) - 神宮寺レン(CV.諏訪部順一)
  • 未来 - 長渕剛
  • キャンディー・ルーム/STEP & GO - PASSPO☆
  • Message - 家入レオ
  • フリップ フラップ - 豊崎愛生
  • 月と太陽 - ケツメイシ
  • ロングバケーション - RIP SLYME
  • 愛詞 (あいことば) - 中島美嘉
  • Bring me up! - 久保田利伸

5/29

  • Endless Game - 嵐
  • LOVE & GIRLS - 少女時代
  • GIVE ME LOVE - 2PM
  • タイトル未定 - 倉持明日香
  • うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000% アイドルソング 四ノ宮那月(タイトル未定) - 四ノ宮那月(CV.谷山紀章)
  • いろはにほへと/孤独のあかつき - 椎名林檎
  • ファイティング☆ヒーロー - 小野恵令奈
  • 言ノ葉 - 秦基博
  • Answer And Answer - 9mm Parabellum Bullet
  • Here I Am - Dragon Ash
  • でんでんぱっしょん - でんぱ組.inc

 

ざっとこんな感じ。

1週目と2週目はリリースが少なめで、特に2週目はチャートレベルに不安がよぎるほどリリースが少ない。

しかし、3週目以降はリリースが一気に増え、チャート上位の水準はぐんと上がりそう。

 

では、簡単にではありますが、週ごとチェックしていきます。

 

まずは、1週目

すでに発売日を迎え、1位は順当にSexy Zoneがぶっちぎり中。

その中で話題になっているのはSEKAI NO OWARIの「RPG」。

 

今作「RPG」は初日だけで2.7万枚を売り上げ、前作「眠り姫」の倍以上のスタートを切り、さらには登場2日で前作の初動3.7万枚を超える絶好調な推移になっている。

なお、今作は【CD+ライヴ音源CD】、【CD+DVD】、【CDのみ】の3形態でアイドル並の複数買い促進商法をぶっこんでいる。

 

前作も3種だったが、1種はフォトブック付だったので、映像や音源で明確に内容違いをぶち込んだのは今回が初。

人気上昇の波がきている中で、商法も強化したための快進撃ということになりそうだ。

なお、今作は3日目には5万枚を軽々と越え、自己最高初動の大幅更新が確実で、いったいどこまで伸ばしてフィックスするのか大注目である。

 

なお、この5月1週目から「うたプリ」のキャラソンがなんと毎週登場

※「うたプリ」については過去記事参照(http://plain-clothes-note.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-898a-1.html

 

連続リリース第一弾となる「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000% アイドルソング 来栖翔(TRUE WING)」は、登場2日で1万超えペースになっており、最終的に2万枚を超えてくる可能性が高い。

この売上水準のキャラソンが毎週リリースされてくるのは異例の事態であり、ひと月を通して、いい意味でチャートをかき乱してくれそうだ。

 

 

続いて、2週目

ここはGWの影響で商品を動かしにくいためか、リリースの穴になってしまっている週。

一応、1位筆頭は前作の初動3.3万枚を出していることから、先日AKB48を卒業した河西智美

ただ、AKBからのソロデビューとしてはかなり低調で勢いをあまり感じないチャートアクションになっていたので、2作目となる今作も伸びてくる可能性は低い。

 

もし、河西が前作を大きく下回る成績になる場合は、星野源に週間1位獲得のチャンスが浮上する。

星野源の前作「知らない」の初動は2.7万枚で、5月1週目にリリースされているアルバムも好調な推移を見せ、人気上昇を見せつけている。

今作が前作を上回ってくるなら、河西に代わって、自身初の週間1位を獲得する可能性も。

 

さらには、河西も星野も不調なら、先述の「うたプリ」キャラソンがたなぼた1位を獲得する可能性もゼロではない。

ただ、どの作品が1位を獲ろうとも、オリコン史上最低レベルの週間1位作品になるのは間違いない。

 

次に、3週目

この週から一気にリリースが潤う。

1位筆頭はもちろんKAT-TUNの2013年第2弾SG「FACE to Face」。

前作の初動は15.5万枚で、今回もここ数年の安定ラインである15万台を守ることができるかに注目である。

 

また、3週目にはT.M.Revolution×水樹奈々という異色コラボ作品もスタンバイ。

この2人のコラボということでも、アニメは切り離せず、もちろんアニメタイアップがついている。

T.M.Rの初動は連続ダウンしているが、一方水樹奈々のほうは直近作が初動7.5万枚というとてつもない数字を叩き出している。

意外にもコラボは2者の売上の合計以上になることは少なく、空振ることが多い。

今回のコラボは相乗効果を生み出すのか、注目したいところ。

 

なお、この週にはスピッツの久々のシングル、リリース連発きゃりーぱみゅぱみゅの早くも2013年3枚目のシングルなどがスタンバイ。

ベテランと新精鋭、この2作品のチャートアクションも気になるところだ。

 

続いて、4週目

ここでは、現在日本No.1のセールスパワーを誇る、AKB48の2013年第2弾シングルがスタンバイ。

今作は毎年恒例となっているいわゆる「総選挙シングル」で、総選挙の投票権が付与されている。

 

無敵の存在となっているAKB48だが、実際のところ昨年の前田敦子卒業後は40万レベルでセールスパワーを落としてしまっている。

前作「So long!」の初動は103.6万枚で、それは相変わらず破壊的な数字だが、ついに初週ミリオンもギリギリ。

 

今回は総選挙投票権の効果で一気に売上を爆発させてくる可能性が高い。

ただ、一方で姉妹グループ含めて人気メンバーの卒業が相次いだというマイナス要素もある。

なお、前作の初日売上は81.8万枚で、昨年の「じゃんけんシングル」を下回る不調具合だった。

果たして、ここで復調して不安を払しょくすることはでいるのか、まずは初日売上を見たいところだ。

 

そして、5月最終週

ラストはAKB48の次ぐ、日本No.2のセールスパワーを誇る、が登場。

前作「Calling/Breathless」は初動75.6万枚を記録し、なんと99年のデビュー以来の自己最高初動を大幅に更新するという驚異のチャートアクションを見せていた。

 

前作の初動がここまで高騰したのは、パッケージ数がいつもより1種増えて3種だった為と思われ、今回ではいつもの2種リリースに戻っている。

その為、初動の大幅減は避けられないと思われるが、どのラインで踏み止まれるかに注目だ。

 

また、この週には少女時代と2PMというK-POPアイドルの男女トップがそれぞれ登場。

K-POP人気もかなり収まってきているが、どのようなチャートアクションを見せるのか気になるところだ。

 

 

ということで、今月はAKB48、嵐、他にも「うたプリ」の毎週リリースなど見どころが多数。

チャートファンにとっては退屈しないひと月になりそうだ。

 

~Today's Yasai Reccomend~
シロクマ (from『とげまる』) by スピッツ
シュプレヒコール ~世界が終わる前に~ (from『Populus Populus』) by UNISON SQUARE GARDEN

2013年5月 4日 (土)

堂本光一、アルバム首位! 松井咲子はオリコン史上初の快挙!

GWのはずですが、

今年は暦的な問題か、まったくGW感がありません。

 

中途半端な連休なので、帰省も諦め、この期間は停滞していた記事アップに費やすことにします。。

さて、ということで本日もチャートチェックを進めます。

前回記事で10/15付シングルチャートを見終わりましたので、本日はアルバムチャートを見ていきます。

 

では、さっそく…

 

10/15付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

 

第1位 Gravity -堂本光一

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堂本光一の3枚目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得。

堂本光一のアルバム首位獲得は、06年に1st『mirror』で記録して以来となり、約6年1ヵ月ぶりとなる。

 

初動売上は10.1万枚。前作『BPM』の初動14.0万枚からダウン。

1st:初動12.1万枚→2nd:初動14.0万枚→3rd:初動10.1万枚という推移で、アルバムでは自己最低初動を記録してしまっている。

 

今作は先行シングルなしでのアルバムだったり、前作からリリース間隔が2年ほど開いてしまっていたりとリリース条件は思わしくなかった。

 

リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース

DVDの内容は異なり、かつ【CDのみ】にしか収録されていない楽曲ありで、3種買い促進の複数買い促進商法となっている。

商法は前作と同じ。

 

先述の通り、リリース条件は良くなかったが、2種リリースだった1stさえも下回っていることから、大きくセールスパワーが減退しているのは明らかである。

このままだと次回作では初動10万割れが確実な展開である。

 

サウンドスキャンでは、【CD+DVD】2種が4.6万枚と3.0万枚、【CDのみ】が1.8万枚で計9.4万枚

特殊販路商品やイベントはなかったため、オリコンとの乖離は小さい。

ただ、見事に売上は3形態に分散しており、複数枚セットで購入しているファンが多くいることを物語っている。

 

第2位 OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~ -山下達郎

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前週の1位から1ランクダウン。

これで2週連続のTOP3入りとなる。

 

週間売上は8.6万枚

前週の初動27.6万枚からダウンしているが、急落せずに緩やかな推移。

初のオールタイムベストということもあってライト層にかなり刺さっている様子。

 

累計は2週で早くも36.2万枚まで到達。

サウンドスキャンでは売上が分散した堂本光一に代わって週間1位を獲得している。

 

第3位 ALL SINGLES BEST 2 -コブクロ

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前週の5位から2ランクアップ。

3週ぶりにTOP3返り咲き。

 

週間売上は1.9万枚

前週の3.3万枚からダウン。

 

累計は61.8万枚を突破。

前回のベストとは比べものにならない数字ではあるが、このご時世としてはまずまずの成績といえる。

 

以下、ピックアップ。

第10位 呼吸するピアノ -松井咲子

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AKB48の現役音大生メンバー、松井咲子のソロデビューアルバムが初登場で10位にランクイン。

他のメンバーとは異なり、歌唱ではなく全編ピアノインストアルバムとなっている。

 

ピアニストによるデビューアルバムの初登場TOP10入りはオリコン史上初の快挙

また、初登場週以外の達成を含めても、デビュー作でのTOP10入りは、09年に辻井伸行が達成したのみで史上2人目の快挙である。

よって、女性ピアニストとしては史上初ということになる。

 

 

初動売上は1.0万枚

2012年の総選挙順位は53位で6000票くらいだったので、票数の倍近い数字が出ていることになる。

 

リリース形態はDVDの有無で2種リリース

CDの内容は統一なので、複数買いを促進する売り方ではない。

 

ただ、ピアニストとしてのアルバムではあっても、AKBメンバーであることに違いはないので、結局は「発売記念イベント参加券」と「プレミアムイベント参加抽選券」を封入で、イベント商法がかっちり組まれている。

とはいえ、総選挙の票数が6000票だったこと、ピアノインストアルバムであることを考えると、かなり高めに出ているといえる。

 

サウンドスキャンでは、【CD+DVD】が0.8万枚。

 

~Today's Yasai Reccomend~
転がる岩、君に朝が降る (from『ワールド ワールド ワールド』) by ASIAN KUNG-FU GENERATION

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