神谷浩史、THE BAWDIES、マスカッツが自己最高初動更新!
完全に梅雨になってしまいました。
雨が降っていなくてもジメジメムシムシ…
不快指数高めで気分も晴れませんが、本日もコツコツとチャートチェックを進めます。
前回記事で11/12付シングルチャートのTOP3を見終わったので、本日は4位以降をチェックです。
では、さっそく…
11/12付オリコンウィークリーシングルチャート、第4位はこの曲!
第4位 VIVA!Nossa Nossa -遊助
これで11作連続のTOP10入りとなる。
初動売上は3.5万枚。前作「Baby Baby」の初動4.3万枚からダウン。
初動が3万台になるのはこれが2度目で、自己最低初動となる。
デビュー以来、リリースするたび連続で初動を落としていて、前々作で一度回復。
しかし、前作でまたダウンに転じて、今回もダウンで再び連続ダウンの流れに乗ってしまった。
今回はタイトル曲がクリスティアーノ・ロナウドが試合中にダンスしたことをきっかけにヒットしたという、ミシェル・テロの楽曲「Ai Se Eu Te Pego」の日本語カバーとなっているが、特に話題にはならず、売上に好影響を与えることはなかった様子。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース。
DVDの内容が異なり、かつ【CDのみ】にだけ収録の楽曲ありで、3種買い促進の複数買い促進商法。
前作はDVDの内容違いだけで2種買いだったので、今回商法が強化されているにもかかわらず、数字はダウンということで、かなり厳しい展開といえる。
はたして、ここから復調することはできるのだろうか。
サウンドスキャンではDVD付2種が1.5万枚と1.1万枚、【CDのみ】が0.6万枚で計3.2万枚。
特殊販路商品はないので、オリコンとの乖離は小さい。
第5位 Such a beautiful affair -神谷浩史
男性声優、神谷浩史の3枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。
これで3作連続のTOP10入りとなり、5位は自己最高位となる。
初動売上は2.2万枚。前作「虹色蝶々」の初動1.5万枚から上昇。
3作目にして、これが自己最高初動となる。
前作から約1年半ぶりのシングルで、大きくリリース間隔が空いたが、その悪条件を諸共せず数字を伸ばしてきた。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。
CD収録内容に違いはないので、複数買い促進ではなく、前作と同じ売り方。
ただ、今回は「発売記念イベント参加応募抽選券」を封入しており、イベント商法に手を出している。
声優勢のファンには熱狂的な層が多く、一般的には売上を高騰させるまでの内容じゃないイベントでも十二分に威力を発揮することがある。
今回の初動上昇に関しては、イベント効果が大きかったものと思われる。
サウンドスキャンではDVD付が1.7万枚でランクイン。
第6位 LEMONADE -THE BAWDIES
4人組ロックバンド、THE BAWDIESの8枚目のシングルが初登場で6位にランクイン。
これで2作連続のTOP10入りとなる。
初動売上は1.7万枚。前作「ROCK ME BABY」の初動1.4万枚から上昇。
前作ではドラマタイアップがついて自己最高初動となっていたが、今回はノンタイアップで再び自己最高初動を更新。
2連続で自己最高をマークということで、人気上昇を感じるチャートアクション。
ただ、今回のリリース形態はDVDの有無で2種リリースとなっており、1種だった前作から商法が強化されているという面もある。
とはいえ、DVD付をリリースしたのは今回が初めてではなく、2010年~2011年にかけてのシングルは基本2種リリースだった。
当時の初動よりも高いので、人気がじわじわ伸びているのは間違いないだろう。
サウンドスキャンではDVD付が1.7万枚でランクイン。
イベントも特殊販路商品もまったくないので、オリコンとの乖離がない。
第7位 逆走♡アイドル -恵比寿マスカッツ
AV女優の蒼井そら、Rio、麻美ゆまらによる女性ユニット、恵比寿マスカッツの8枚目のシングルが初登場で7位にランクイン。
これで2作連続のTOP10入りで、7位は自己最高位となる。
初動売上は1.2万枚。前作「親不孝ベイベー」の初動1.1万枚から微増。
わずかにではあるが、自己最高初動更新となる。
リリース形態は【CD+DVD】が3種と【CDのみ】が1種で計4種リリース。
【CDのみ】以外の3形態はCDもDVDも内容が異なっており、がっつり複数買い促進商法。
前作までと変わりなし。
また、前作に続き今回もイベント商法が組まれており、3形態予約することでイベント参加可能。
アイドル勢でよく使われる、発売前にイベントを餌に大量の予約取りを行うスタイルになっている。
さらに、発売週にはリリース記念イベントを立て続けに行っている。
パッケージ上もイベントもほぼ同じ方法で勝負してきているので、ほぼ同じ数字になった様子。
人気メンバーに位置づけられている吉沢明歩が完全にセンターポジションについているので、彼女のファンがいつもより頑張ったといった感じか。
サウンドスキャンでは、1種としてTOP20入りできず。
この週のサウンドスキャン20位が0.6万枚なので、売上が完全に4種に分散して、すべて0.6万枚以下になった為と思われる。
第8位 Little Busters!/Alicemagic~TV animation ver.~ -Rita
声優活動も行う女性シンガー、Ritaのシングルが初登場で8位にランクイン。
自身初のオリコンTOP10入り。
なお、声優活動の際には「理多」名義となっている。
初動売上は1.1万枚。
前作「輝きの未来/Every My Dear」はTOP100圏外で、売上は500枚以下と思われるので、大躍進ということになる。
これまでは基本的にゲームの主題歌を担当することが多かったようだが、今作はアニメ「リトルバスターズ!」OPテーマ。
もともとは恋愛アドベンチャーのPCゲーム「リトルバスターズ!」主題歌として07年にリリースされた楽曲のリアレンジとなっている。
前作は初動3ケタなわけで、アニメタイアップ効果は相当なものだったといえる。
ここ数年続くアニメ関連の好況で、視聴層が広がり、刺さりやすい状況になっていたのかもしれない。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。
CDの内容は統一で複数買わせる仕様ではない。
サウンドスキャンではDVD付が1.0万枚でランクイン。オリコンとの乖離はなし。
~Today's Yasai Reccomend~化物 (from『Stranger』) by 星野源
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