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2013年12月の記事

2013年12月31日 (火)

さよなら2013年

ついこないだ始まったと思った2013年もあと数分でおしまいです。

以前の記事でも書きましたが、今年は仕事に費やす時間が多く、なかなかブログの更新ができず、悔しい1年でした。

2014年は何より更新ペースのアップを目標に頑張っていきたいなと。

今後ともどうかご贔屓に。

 

2013年は大変お世話になりました。

2014年、たくさんの音楽が世界を幸せにしてくれますように。。

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同じ過ち 僕等は繰り返し
結局誰も 解けない宿題

ねぇ 神様
あなたは何人いて 一体誰が本物なの?
僕にだけこっそり教えてよ

もし優しさが 意味を無くして
あらゆる人が 武器を取るなら

ねぇ 神様
僕を握り潰して そっと火を付けてくれないかなぁ
煙になって 願いを空へと届けるから

僕等の前にもう少しだけ 楽しい未来が降るように
あなたの前にもう少しだけ 無邪気な笑顔が降るように
今日よりも 現在よりも

君は拳を 堅く握って
だけど誰にも 振り下ろせはしない

ねぇ 神様
僕等に課せられてる そんな使命があるとしたら
進化むこと? それとも総てを終わらすこと?

僕等の前にもう少しだけ まともな世界が降るように
あなたの前にもう少しだけ 嬉しい知らせが降るように
今日よりも 現在よりも

毎月決まった日 振り込まれてくるお給料のように
平和はもう僕等の前に 当たり前に存在はしてくれないけど

毎月決まった日 振り込まれてくるサラリーのように
平和はもう僕等の前に 当たり前に存在はしてくれないけど

今年ことはきっとあなたに
たくさんのいいことがありますように

あなたの前に優しい声が響くように

今年こそはきっとあなたに
たくさんのいいことがありますように

今年こそはきっと世界に
たくさんのいいことがありますように

さよなら2013年

 

『さよなら2001年』 by Mr.Children

2PM、日本初の週間首位獲得!

ついにやってきました。

2013年ラスト・デイ。

 

とりあえずはいつも通りのチャートチェックを進めます。

前回記事で2/25付シングルランキングを見終わったので、本日はアルバムランキングを見ていきます。

 

では、さっそく…

 

2/25付オリコンウィークリーアルバムランキング、第1位はこの作品!

 

第1位 LEGEND OF 2PM -2PM

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2PMの日本2作目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得。

韓国アーティストによるアルバム首位獲得は、2012年9月にCNBLUEが記録して以来、約5ヵ月ぶり。

2PMとしては2011年5月の日本デビュー以来、これが初の週間首位獲得となる。

 

これまでシングル「Beautiful」と「マスカレード~Masquerade~」で記録した2位、アルバムは1stアルバム『REPUBLIC OF 2PM』の4位が最高位だった。

売上は他の韓国勢から頭ひとつ抜けた数字を出してきていたが、実は1位は獲得できていなかった。

 

初動売上は5.1万枚。前作『REPUBLIC OF 2PM』の初動5.0万枚から微増。

アルバムの初動としては自己最高初動をわずかに更新したことになる。

 

ただ、シングルの売上規模と比べれるとかなり小さい。

先行でリリースされているシングルはいずれも初動10万超えを達成していたので、アルバムになって数字は半減以下になったことに。

 

※先行シングル初動売上
マスカレード~Masquerade~:初動13.0万枚
GIVE ME LOVE:初動13.8万枚
Winter Games:初動10.9万枚

 

アイドル恒例の「シングル>アルバム」現象が派手に発動してしまっている。

シングルから単価がぐっと上がることで、ファンが大量買いをできなくなるのが要因なのは言うまでもない。

 

リリース形態は【CD+DVD】、【2CD】、【CDのみ】で計3種リリース

【CDのみ】にだけ収録の音源があるので、全音源と全映像を購入でコンプするためには3種すべて買わなくてはならない、複数買い促進商法

 

シングルもパッケージ数は同じだが、シングルはハイタッチ会などイベントに毎回力が入っている。

今回に関しては、3種統一でプレミアムイベント招待とプレゼントのシリアルナンバーを封入。

当選を目指して複数買いをしたファンもいたと思われるが、直接2PMに触れられるイベントに比べると、引きはかなり弱いと思われる。

逆に、イベントでの大量購入を封じられてのこの数字のほうがリアルなセールスパワーなのだろう。

 

サウンドスキャンでは、【CD+DVD】が2.2万枚、【2CD】が1.9万枚で計4.1万枚

売上がキレイに二分されており、ほとんどのファンが2枚以上セットで購入していることがわかる。

また、実質の固定ファンは2万弱と推測できる。 

だとすると、2万弱のファンでシングルは10万超えしているのだから、1人あたりの平均購入枚数は恐ろしいことになっているのだろう。

 

第2位 LOVE again -浜崎あゆみ

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前週の1位から1ランクダウン。

2週連続のTOP3入り。

 

週間売上は1.6万枚

前週の初動5.3万枚からダウン。

 

累計は6.9万枚を突破したものの、まだ前回のオリジナルアルバムの初動にも及ばない厳しい状態となっている。

 

第3位 DEEP BEST -DEEP

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EXILEと同じ事務所に所属する4人組コーラスグループ、DEEPの初のベストアルバムが初登場で3位にランクイン。

これで3作連続のTOP10入りで、アルバムのTOP3入りはこれが初となる。

 

初動売上は1.5万枚

オリジナルアルバムだった前作『YOUR STORY』の初動1.4万枚とほぼ同水準。

前々作も初動1.4万枚だったので、3作連続で初動はほぼ横ばいになっている。

 

安定しているという見方もあるが、ベストでもまったく伸びがないので、ライト層にはまったく訴求できておらず、ファンに見放されればすぐに数字に直結する危ない状態でもある。

 

リリース形態は【CD+2DVD】、【CD+DVD】、【CDのみ】で計3種リリース

CDの内容はすべて統一で、DVDも上位互換なので、複数買い促進にはなっていない。

 

サウンドスキャンでは、【CD+2DVD】が0.9万枚でランクイン。

オリコンとの乖離はそれほど大きくなく、エイベックス系ではあるが、mu-moショップでの売上はそれほど高くない様子。

 

以下、ピックアップ。

 

第6位 バンドBのベスト -Base Ball Bear

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4人組ロックバンド、Base Ball Bearの2作目のベストアルバムが初登場で6位にランクイン。

アルバムのTOP10入りは4作連続となる。

 

初動売上は1.1万枚

ミニアルバムだった前作『初恋』の初動1.0万枚から微増。

前々作のフルアルバムが初動1.2万枚だったので、それを下回っており、「ベストでダウン」現象を発動してしまっている。

 

フルアルバムでもミニアルバムでもベストでも数字がほとんど動いておらず、かなり閉鎖的な状況のようで、上のDEEP同様、ライト層にはほとんど刺さっていないものと思われる。

 

リリース形態は初回生産分はありながら、CD1種リリース

同発のシングルとの同時購入特典はあるが、今作を複数枚買わせるような施策はなし。

よって、複数買いは発生していないと思われ、初動の数字がそのまま固定ファンの数と捉えてよさそうだ。

 

サウンドスキャンでは1.0万枚で3位にランクイン。

特殊販路商品などはないので、オリコンとの乖離はほぼなし。

 

~Today's Yasai Reccomend~
バレッタ (from「バレッタ」) by 乃木坂46

2013年12月30日 (月)

キスマイ、自己最高初動で首位! 女性アイドルが大量ランクイン!

大変ご無沙汰しております。

今年最終週は新年の人事対応と忘年会の準備で一度も電車で帰れず、ブログ更新もお座なりになっておりました。

 

今はというと、すべて一段落し、地元の北海道でつかの間の休息をしております。

ということで、やっとブログに帰ってきました。

ここからは溜まった分、一気に更新していきますので、よろしくお願いします。

 

さて、本日もチャートチェックを進めます。

前回記事で2/18付ランキングを見終わりましたので、本日は2/25付ランキングに突入。

まずはいつもどおり、シングルランキングからチェックです。

 

2記事に分けず、1記事で一気に見ていきます。

 

では、さっそく…

2/25付オリコンウィークリーシングルランキング、第1位はこの曲!

 

第1位 My Resistance -タシカナモノ-/運命Girl -Kis-My-Ft2

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ジャニーズの7人組グループ、Kis-My-Ft2の6枚目のシングルが初登場で1位を獲得。

これでデビュー作「Everybody Go」から6作連続の首位獲得となる。

 

なお、今作の首位でデビューから3年連続首位獲得を達成。

デビューから3年連続首位は08年にKAT-TUNが達成して以来、男女グループ・ソロを通じ5年ぶりの記録である。

 

初動売上は31.6万枚。前作「アイノビート」の初動25.9万枚から大きく上昇。

キスマイの初動が30万枚を超えるのはデビュー作以来で、2度目。

また、そのデビューさくの初動は31.5万枚だったので、わずかながら自己最高初動を更新。

 

リリース形態は一般流通で【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で3種。

これに特殊販路で【キスマイSHOP盤】と【セブン&アイ限定盤(CD+DVD)】が存在し、合計5種リリース

DVDは3種すべて内容が異なり、また【CDのみ】にだけ収録の新曲あり。

全音源と映像を購入でコンプするためには4枚買わなくてはならない複数買い促進商法となっている。

 

なお、前作は【セブン&アイ限定盤】がなかったので、パッケージが1種増えており、初動上昇はその効果が大きいと思われる。

サウンドスキャンでは、【CD+DVD】2種が9.2万枚、6.8万枚、【CDのみ】が3.5万枚で計19.5万枚。

オリコンの乖離は11万に及んでおり、特殊販路商品2種の売上がかなり大きいことがわかる。

また、前作は【キスマイSHOP盤】だけで8万枚を超えていたので、今回はそれに【セブン&アイ限定盤】が加わり、特殊販路頼りに拍車がかかったことになる。

 

第2位 しぐれの港 -氷川きよし

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氷川きよしの26枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

これで通算22作目のTOP10入りとなる。

自身の持つ演歌・歌謡ソロアーティスト歴代1位記録である『シングルTOP10獲得作品数記
録』をさらに更新した。

 

初動売上は4.6万枚。前作「最後と決めた女だから」の初動5.7万枚からダウン。

前々作が初動4.7万枚だったので、その水準に戻った感じ。

なお、そのひとつ前が初動6.0万枚だったので、ここ数作は数字がかなり上下している。

 

リリース形態は【CDのみ】で2種リリース

2種でカップリングが異なっているため、全音源を購入でコンプするには2枚買わなくてはならない複数買い促進商法

商法は前作と同じ。

 

氷川きよしといえば、コンサート(即売)の開催状況が大きく売上に影響することで有名。

今回も集計期間中にコンサートとイベントを開催しているが、数字はキープできず。

コンサートは翌週以降も続く予定だったので、発売週には買い控えたファンもいたのかもしれない。

とりあえず、この人は初動だけで人気を図ることができないのはたしかである。

 

サウンドスキャンでは、2種がそれぞれ2.0万枚、1.7万枚で計3.7万枚

前作が3.8万枚だったので、オリコンではダウンしたが、こちらではほぼ横ばい。

オリコン未集計になっている分が初動上下のキーになっている様子。

 

 

第3位 さくらサンキュー -アイドリング!!!

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女性アイドルグループ、アイドリング!!!の19枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。

これで14作連続のTOP10入り。

 

初動売上は3.7万枚。前作「One Up!!!/苺牛乳」の初動4.3万枚からダウン。

前々作が初動5.6万枚だったので、連続でやや大きめに数字を落としている。

 

リリース形態は【CD+Blu-ray】、【CD+DVD】、【CDのみ】で3種リリース

【CD+Blu-ray】、【CD+DVD】で収録曲が異なるため、2種買い促進の複数買い促進商法

前作と同じ。

 

イベント商法は初回生産分に「発売記念イベント参加券」を封入し、リリース週には連日イベントを開催。

また、AKB勢と同じように「キャラアニ」予約分に個別握手会の握手券を付与。

イベント商法はかなり力が入っている。

 

サウンドスキャンでは、【CDのみ】が1.6万枚、【CD+Blu-ray】が0.4万枚、【CD+DVD】が0.5万枚で計2.5万枚

前作は【CDのみ】が1.1万枚でランクインしただけだった。

イベント参加のためにいちばん安価な【CDのみ】が大量買いされている状況に変わりはなさそうだが、その比率は前作よりも上がっている様子。

 

第4位 ALONE -U-KISS

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韓国の6人組男性アイドルグループ、U-KISSの日本6作目のシングルが初登場で4位にランクイン。

これで6作連続のTOP10入り。

なお、4位は自己最高位となる。

 

初動売上は2.8万枚。前作「Distance...」の初動3.0万枚からダウン。

ドラマ「書店員ミチルの身の上話」主題歌となっていたが、効果はほぼないと思われる。

 

リリース形態は一般流通が【CD+DVD】、【CDのみ】で2種。

これに特殊販路商品として【mu-moショップ・イベント限定盤】、【PLAYBUTTON】が存在し、計4種リリース

【CDのみ】にだけ新音源を1曲追加収録しており、2種買い促進の複数買い促進商法となっている。

 

また、前回に引き続き、EC経由だけで4種のセット販売がされており、DVDが特典で付いてくるというBOX固め売り商法も展開されている。

 

イベント商法は一般流通の2種には「イベント参加券」が封入されており、イベント会場では1枚でハイタッチ、2枚で握手ができる内容。

2枚以上の購入を促すイベント商法も前回とほぼ同じ。

 

やっていることは前回とほぼ同じ鬼仕様だが数字は少しダウンしている。

ただ、これくらいのダウンだとファン離れが進んでいるという解釈をすぐできず、とりあえず次回作の動向を見てから判断といったところか。

 

サウンドスキャンでは、【CDのみ】が1.4万枚、【CD+DVD】の0.6万枚で計2.0万枚。

イベント参加券目当てでいちばん安価な【CDのみ】が大量買いされていることがわかる。

 

第5位 サクラ小町 -PASSPO☆

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9人組女性アイドルグループ、PASSPO☆のメジャー7枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。

これで前作に続いて、2作連続のTOP10入りとなる。

なお、今作から「ぱすぽ☆」から「PASSPO☆」に名義が変わっている。

 

初動売上は1.6万枚。前作「WING」の初動0.9万枚から大きく上昇。

初動1万超えは3rdシングル以来となり、かなり久しぶり。

ただ、この復調も人気が上がったわけではなく、商法によるもの。

リリース形態は一般流通が【ファーストクラス盤(CD+DVD)】、【ビジネスクラス盤(CD+DVD)】、【エコノミークラス盤(CDのみ)】で3種。

これにユニバーサルストア限定で、3種がセットになった「面会チケット付きBOX」が3種類。

さらに、「特別チャーター便ライブチケット付きCD」が11種存在し、合計17種リリース

 

イベント商法も活発で、一般流通3種には「握手会参加券」を封入。

EC限定の「面会チケット付きBOX」にはその名の通り、面会(1分間)ができるチケットが付属されている。

この面会では写真撮影やサイン、録音が自由にできたとのこと。

 

それにしても、BOXセットが3種出るのは異例のことで、かつイベントの自由度もかなり高いので、今回の数字上昇はこれが要因と思われる。

 

サウンドスキャンでは、1種もTOP20内にランクインできず。

売上のほとんどがBOXなどのEC限定商品に偏っていることがわかる。ライト層にファンはほぼいないということか。

 

以下、ピックアップ。

第9位 君と出会えてよかった! -YGA

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吉本興業発の女性アイドルグループ、YGAの7枚目のシングルが初登場で9位にランクイン。

TOP10入りは2作ぶりで通算4作目となる。

 

初動売上は1.1万枚。前作「狩り女 夏子」の初動1.1万枚とほぼ同水準。

2012年の秋に解散を発表しており、今作がラストシングルだったが、最後の一撃のようなチャートアクションにはならず。

 

リリース形態はCD1種リリース

上のPASSPO☆をはじめとして、女性アイドル=大量リリースが当たり前になっている中で1種リリースはかなり珍しい。 

ただ、それでも初動は1万を超えており、もともとのファンの数はPASSPO☆あたりよりも多い可能性もある。

 

イベント商法はきっちりスタンバイされており、発売週は連日発売記念イベントを開催。

さらに、AKB勢と同じように「キャラアニ」での握手券付CDの販売も行っている。

 

初動が1万を超える水準に達したのはこのイベント効果なのは間違いなく、パッケージ数が1種でもここまで数字を持ち上げる力が、イベントにあることを改めて実感させられる結果に。

 

サウンドスキャンでは、1種もTOP20入りできず。

 

この週は、3位にアイドリング!!!、5位にSKE48、6位にPASSPO☆、そして9位にYGAと大所帯女性アイドルグループが軒並みランクイン。

1位のキスマイ、4位のU-KISSなどの男性アイドルも入れると、TOP10のほとんどがアイドルとなった。

 

~Today's Yasai Reccomend~
アイアンバイブル (from『☓と○と罰と』) by RADWIMPS

2013年12月16日 (月)

浜崎あゆみ、アルバム20作目の首位獲得で史上3組目の快挙!

本日もチャートチェックを進めます。

前回記事で2/18付シングルランキングを見終わったので、本日は2/18付アルバムランキングを見ていきます。

 
 
では、さっそく…
 
 
2/18付オリコンウィークリーアルバムランキング、第1位はこの作品!
 
 
第1位 LOVE again -浜崎あゆみ
 
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浜崎あゆみの14作目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得。
 
浜崎あゆみのアルバム首位は前作に続き、2作連続で通算20作目
 
 
アルバム首位「20作」達成は、松任谷由実、B'zに次いでオリコン史上3組目。
 
また、ソロアーティストでは、松任谷由実が記録して以来で、約14年3ヵ月ぶり2人目の快挙である。
 
なお、今回の浜崎あゆみはデビューから14年10ヵ月での達成はB'zの17年10ヵ月を上回る史上最速記録となった。
 
 
初動売上は5.3万枚
 
前作はクラシックアレンジアルバムで初動は2.5万枚だったので、そこから倍以上となる上昇。
 
前回のオリジナルアルバムが初動9.8万枚だったので、そこからは大きく数字を落としている。
 
 
前回のオリジナル以降に、ベストアルバム、ミニアルバム2作、企画アルバムを挟んでおり、怒涛のリリースラッシュで挑んだが、ファン離れを抑えることはできなかった様子。
 
ちなみに作品群としては、前回のオリジナルはかなり前に見えるが、実際はリリース間隔は1年も経っておらず、リリース間隔が開いたためのファン離れの線はない。
 
今作はリリース日が通常の水曜から2日遅れて金曜リリースだったのでオリコン集計上は不利だったのだが、もし水曜リリースでも6万台半ばが限界だったと思われ、大幅ダウンに変わりはない。
 
 
リリース形態は【CD+DVD+フィギュア+フォトブック】、【CD+Blu-ray+フィギュア+フォトブック】、【CD+DVD】、【CD+Blu-ray】、【CDのみ】、【PLAYBUTTON】で計6種リリース
 
パッケージ数は多いが内容は上位互換で、複数買い促進にはなっていない
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.8万枚、【CD+DVD+フィギュア+フォトブック】が0.6万枚で合計はわずか2.4万枚
 
エイベックスということで、mu-moショップ売上分がごっそり未集計になっていると思われるが、数字としてはかなり寂しいものに。
 
 
また、注目すべきはもっとも高価なグッズ付より、グレード下の【CD+DVD】がいちばん売れているということか。
 
音源以外の付加価値に食いつく熱狂的なファンが激減していると思われ、新規ファンの獲得が見込めないこの状況下としてはかなり厳しい現実が露呈されたことになる。
 
 
 
第2位 ソナポケイズム④~君という花~ -ソナーポケット
 
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ソナーポケットの4作目のオリジナルアルバムが初登場で2位にランクイン。
 
これで3作連続のTOP10入りとなる。
 
なお、2位はシングル、アルバム通じて自己最高位タイ。
 
 
初動売上は3.9万枚。前作『ソナポケイズム③~君との365日~』の初動4.8万枚からダウン。
 
前作では、前々作の初動1.0万枚から5倍近い上昇になり、爆発を見せていた。
 
今回はそこからダウンしてしまっており、早くも頭打ち状態に。
 
配信市場では相変わらずの強さを見せているが、パッケージとなるとここらが限界なのかもしれない。 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
【CDのみ】にだけ1曲追加収録しており、2種買い促進の複数買い促進商法となっている。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が2.8万枚、【CDのみ】が1.0万枚で計3.8万枚
 
特殊販路商品などはないので、オリコンとの乖離はほぼない。
 
 
第3位 ENCORE SHOW -SCANDAL
 
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4人組ガールズバンド、SCANDALのカップリング曲を集めた企画盤が初登場で3位にランクイン。
 
前作で逃していたTOP3に復帰。
 
 
初動売上は2.9万枚
 
オリジナルアルバムだった前作『Queens are trumps -切り札はクイーン-』の初動3.5万枚からダウン。
 
 
一般的に大きく数字を落とす傾向にあるカップリング集だったが、今回は驚くほど数字を落としていない。
 
 
 
リリース形態は【CD+DVD】と【CDのみ】で2種リリース
 
いつもはこの2種に加えて、【CD+BOOK】がリリースされているが、今回はなし。
 
なので、いつもよりパッケージ数が少ないことになり、その不利な状況下でもオリジナルアルバムから数千程度のダウンで抑えたことになる。
 
 
カップリング集とは思えない成績になっているが、新曲と未発表音源が収録されているので、それで固定ファンを引っ張れたということか。
 
ただ、そうなると購入層はほぼ固定ファンだけで、その固定ファンも「カップリング集だから…」という理由でスルーしない、かなり強固なファンということに。
 
人気がここから伸びる気配はないが、安定はしている。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】だけランクインして、2.3万枚。
 
 
 
以下、ピックアップ。
 
 
第9位 CIDER ROAD -UNISON SQUARE GARDEN
 
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3ピースバンド、UNISON SQUARE GARDENの4作目のオリジナルアルバムが初登場で9位にランクイン。
 
これが初のアルバムTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は1.1万枚。前作『Populus Populus』の初動0.7万枚からダウン。
 
アルバムの初動1万超えは初で、自己最高初動を更新。
 
 
テレビアニメ『TIGER & BUNNY』タイアップ曲が収録された前作で一気に数字を伸ばしていた。
 
今回も先行シングルで『TIGER & BUNNY』タイアップ曲がTOP10ヒットを飛ばしており、この効果でセールスパワーを伸ばしたと思われる。
 
 
 
リリース形態は【CD+DVD】と【CDのみ】で2種リリース
 
CDの内容は同じなので、1枚買えば事足りる仕様。
 
ただ、前作までは【CDのみ】だけで1種リリースだったので、DVDが登場しただけでも効果はあったはずだ。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.1万枚。
 
特殊販路商品なしのため、オリコンとの乖離はなし。
 
~Today's Yasai Reccomend~
Live While We're Young (from『Take Me Home』) by One Direction

2013年12月14日 (土)

CODE-V、μ's、Dream5が自己最高初動マーク!

本日もチャートチェックを進めます。

 

前回記事で2/18付シングルランキングの4位までをチェックしましたので、本日は5位以降を新譜中心にチェックしていきます。

 
では、さっそく…
 
 
2/18付オリコンウィークリーシングルランキング、第5位はこの曲!
 
 
第5位 W;Wonder tale -田村ゆかり
 
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女性声優、田村ゆかりの22枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。
 
これで8作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は1.5万枚。前作「微笑みのプルマージュ」の初動2.0万枚からダウン。
 
前々作の初動1.6万枚とほぼ同じ。
 
 
今回はアニメ「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」タイアップ。
 
ただ、前作は人気アニメ「リリカルなのは」シリーズの映画「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's」タイアップで、そっちのほうが効果が高かった様子。
 
前作が好調で、今回は元の安定ラインに戻ったような感じ。
 
 
リリース形態は魂のCD1種リリース
 
前作までと変わらず。
 
どれだけ周りが複数商法に手を染めても、この人はブレない。
 
それと同じくらい、ファンもブレないので、ずっとセールスパワーを保っていられるのだろう。
 
 
サウンドスキャンでは1.4万枚。オリコンとの乖離はほとんどなし。
 
 
 
第6位 何度サヨナラを繰り返したら僕らは強くなれるの? -CODE-V
 
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韓国の4人組ボーカルグループ、CODE-Vの日本3作目のシングルが初登場で6位にランクイン。
 
これで2作連続のTOP10入りとなる。
 
6位は前作で記録した8位を上回り、自己最高位となる。
 
 
初動売上は1.5万枚
 
前作「世界中が敵になってもきっと君を守りぬくから」の初動0.8万枚から倍近くなる大幅上昇。
 
初の初動1万超えを果たし、数字の規模は小さいがファンを拡大している様子。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース
 
DVDの内容は2種で異なるが、CDの内容はすべて統一なので、2種買い促進の複数買い促進商法
 
 
韓国系ということでイベント商法も活発で、全形態に「イベント参加券」を封入。
 
参加券1枚で握手、参加券3枚でチェキ撮影なので、思いっ切り3枚買いを促進している。
 
 
ただ、これらの商法は前作でもほぼ同じ手法を使っていたので、人気が上がっているのも間違いないと思われる。
 
いまや韓国系だとこれくらいは序の口だが、数年前だとこれでもかなり批判されてた内容。
 
お茶の間のチャートへの関心が薄れ、ファンもマヒしてきているので、ほとんど話題にすらならなくなった。
 
サウンドスキャンでは【CDのみ】だけランクインして、0.8万枚
 
チェキ撮影に参加するために、いちばん安価な通常盤に売上が偏っている。
 
 
 
第7位 TRY AGAIN -倉木麻衣
 
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倉木麻衣の39枚目のシングルが初登場で7位にランクイン。
 
これで39作連続、通算39作目のシングルTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は1.4万枚。前作「恋に恋して/Special morning day to you」の初動1.6万枚からダウン。
 
これで2連続の自己最低初動更新。
 
 
今回も恒例のアニメ「名探偵コナン」タイアップで、これで3作連続コナン
 
もはやタイアップ効果は皆無。
 
新規ファンは付かず、固定ファンがジリ貧していくというかなり厳しい展開であることは言うまでもない。
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】、【コナン盤(CD+DVD)】、【CDのみ】の3種。
 
これにECサイト限定の【Musing&FC盤】が1種存在し、計4種リリース
 
CDの内容は統一なので、DVDの内容違いで、2種買い促進の複数買い促進商法となっている。
 
 
【コナン盤】が今回追加され、パッケージ数は増えているが、そもそも全形態買いするような熱狂的なファンは少ないと思われ、数字は伸びなかった。
 
サウンドスキャンではDVD付だけ0.8万枚でランクイン。
 
 
第8位 きっと青春が聞こえる -μ's
 
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アイドルプロジェクト「ラブライブ!」内で結成されたグループ、μ'sのシングルが初登場で8位にランクイン。
 
自身初のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は1.2万枚。前作「僕らは今のなかで」の初動1.0万枚から上昇。
 
自己最高初動をマーク。
 
 
もとは、雑誌「電撃G's magazine」とアニメ声優を多く扱うランティス、サンライズによる"ラブライブ! School idol project"というプロジェクトがあり、アニメもその中のひとつ。
 
アニメ化される前からこのグループは存在しており、今回はアニメが決まって初のシングルとなっている。
 
なので、厳密には「けいおん!」のような「劇中登場グループのキャラソン」ではない。
 
 
とはいえ、やはりアニメと繋がると強いようで、今回は数字を伸ばしてきた。
 
リリース形態はCD1種リリース
 
メンバー9人仕様のトレカ、全9種がランダム封入されているが、商法が駆使されているわけではない。
 
自力で初動1万超えを達成しており、徐々にファンを拡大しているのは間違いない。
 
 
サウンドスキャンでは1.2万枚。オリコンと相違なし。
 
 
 
第9位 COME ON!/ドレミファソライロ -Dream5
 
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女子4人男子1人で構成されるユニット、Dream5の9枚目のシングルが初登場で9位にランクイン。
 
これで2作連続のTOP10入りとなる。
 
また、9位は自己最高位となる。
 
 
初動売上は1.2万枚。前作「シェキメキ!」の初動1.0万枚から上昇。
 
前作は厳密には9,588枚だったので、これが初の初動1万超えということになる。
 
 
リリース形態は一般流通がDVDの有無で2種リリース。
 
それに加えて、特殊販路商品としてmu-moショップ限定盤が5種存在して、計7種リリース
 
 
mu-moショップ限定盤はメンバー5人のドラマ音源がそれぞれ収録されており、内容がすべて異なる。
 
今回も同じエイベックス系のAAAに類似する商法となっている。 
 
 
また、イベント商法は今回は発売前に予約取りのためのイベントを開催。
 
パッケージにはイベント参加券が封入されており、1枚で撮影会に参加、5枚でメンバー全員と2ショット写真が撮れるという5枚買い促進商法
 
ただ、基本的には前作とやっていることは変わらないので、普通に人気がじわじわ伸びている可能性もある。
 
 
サウンドスキャンでは前作に続き、今回も1種もランクインできていない。
 
~Today's Yasai Reccomend~
会心の一撃 (from『Xと○と罪と』) by RADWIMPS

2013年12月10日 (火)

KAT-TUN、デビューから20作連続首位! 柏木ソロデビュー曲は2位!

2013年の終わりがどんどん近づいてきていますが、本日もチャートチェックを進めます。

前回記事で2/11付ランキングを見終わりましたので、本日からは2/18付ランキングをチェックしていきます。

 

まずはいつも通り、シングルランキングから見ていきます。

 

では、さっそく…
 
2/18付オリコンウィークリーシングルランキング、第1位はこの曲!
 
 
第1位 EXPOSE -KAT-TUN
 
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KAT-TUNの20枚目のシングルが初登場で1位を獲得。
 
これでデビュー曲から20作連続の首位獲得
 
「デビューから20作連続首位」は男女ソロ・グループ通じて、KinKi Kidsが04年に達成して以来となり、約8年1ヶ月ぶりで史上2組目の快挙となる。
 
 
初動売上は15.5万枚。前作「不滅のスクラム」の初動15.7万枚から微減。
 
3作連続で初動15万ラインとなっており、15万割れは何とか死守している。
 
一応、「スズキ ソリオ」のCMタイアップが付いているが、ドラマタイアップだった前作と数字は変わらず。
 
ほぼタイアップは売上に関係ない超閉鎖的な状態になっている様子。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース
 
DVDの内容は異なり、全形態で収録曲が異なっているため、3種買い促進の複数買い促進商法となっている。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が6.5万枚、5.7万枚、【CDのみ】が3.2万枚で計15.4万枚
 
前作のサウンドスキャン計が13.6万枚だったので、こちらでは上昇していることになる。
 
 
 
第2位 ショートケーキ -柏木由紀
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AKB48柏木由紀のソロデビューシングルが初登場で2位にランクイン。
 
AKB48メンバーのソロデビューは、板野友美、前田敦子、岩佐美咲、渡辺麻友、指原莉乃、河西智美に続き、7人目となる。
 
 
初動売上は10.5万枚
 
柏木は発売当時最新の総選挙結果では3位となっており、AKB屈指の人気メンバー。
 
しかし、先にソロデビューを果たしている「神7」メンバーのデビュー曲の初動には及ばず。
 
※「神7」デビュー曲初動一覧
  • 板野友美「Dear J」:初動16.3万枚
  • 前田敦子「Flower」:初動17.7万枚
  • 渡辺麻友「シンクロときめき」:初動12.3万枚
  • 指原莉乃「それでも好きだよ」:初動12.4万枚
上の4人がソロデビューしたときよりは多少AKB勢の勢いも下がってはいるものの、10万台ギリギリという成績は物足りなさを感じる
 
ソロ活動にまでは付いてこないファンが多少いるということか。
 
 
なお、ドラマ「ミエリーノ柏木」主題歌だったが、ライト層に広がるようなタイアップではない。
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】が6種とセブンネット限定の【劇場盤】が1種で計7種リリース
 
【CD+DVD】は6種出ているが、初回盤と通常盤がそれぞれTypeA~Cで、Typeが同じだとジャケット以外はすべて同じ内容になっている。
 
【劇場盤】には他の6種とは異なる楽曲を収録。
 
よって、音源と映像を購入でコンプするためには、4種購入しなくてはならない複数買い促進商法
 
 
また、ECサイト限定で6形態同時購入で収納BOXが用意されており、6枚買いを促進する鬼商法がスタンバイ。
 
EXILEやモー娘。などの前例から、オリコン上は1セット売上のたびに6枚売上カウントされていると思われる。
 
 
AKB勢ということで、イベント商法ももちろん用意されており、【劇場盤】
商法はやることはやっているので、それでこの成績だと手を緩めた瞬間に数字は大きく落ちる可能性が高い。
 
サウンドスキャンでは、一般流通の【CD+DVD】の初回盤3形態が3.2万枚、2.1万枚、2.0万枚で計7.3万枚
 
 
オリコンとの乖離、3万くらいは【劇場盤】と【6枚BOXセット】の売上と思われるが、姉妹グループや他のメンバーに比べると、乖離は小さめ。
 
意外と狂信的なファンが少ないメンバーなのかもしれない。
 
 
 
第3位 チョコの奴隷 -SKE48
 
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前週の1位から2ランクダウン。
 
2週連続のTOP3入り。
 
 
初動売上は4.7万枚
 
前週の初動53.9万枚から11分の1以下になるお決まりの大暴落。
 
しかし、2週目の成績も前作の3.7万枚を超えており、好調。
 
 
累計は58.6万枚を突破。
 
このままいけば、SKE48最大のヒット曲になる勢いである。
 
 
 
第4位 この街 -℃-ute
 
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ハロプロ系アイドルグループ、℃-uteのメジャー20枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。
 
これで20作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は2.4万枚。前作「会いたい 会いたい 会いたいな」の初動4.7万枚から半減となる大幅ダウン。
 
自己最高初動をマークした前作から一転、暴落したが、人気が急に下がったわけではなく、商法の違いからきている。
 
リリース形態は限定盤AとCが【CD+DVD】で2種。
 
限定盤BとD、通常盤は【CDのみ】で3種。計5種リリース
 
収録曲はAとBが同じ、CとDが同じ、通常盤はリミックスとなっており、全音源と映像を購入でコンプするためには3枚買わなくてはならない複数買い促進商法
 
 
グレードダウンしたのはイベント商法のほう。
 
ハロプロお決まりの「イベント抽選シリアルナンバー」は今回も初回盤に封入しているが、前回ついに導入したAKB商法がなくなっている
 
 
また、前回は「BOX固め売り商法」まで発動し、商法リミッター解除状態だったので、そこから「昔のハロプロ」な商法に戻ったかたちになる。
 
ただ、商法を爆発させていなかった3作前「世界一HAPPYな女の子」が初動1.7万枚だったので、それよりは高い。
 
単純にパッケージ数は、その3作前よりも2種多いので、その分高いといった感じか。
 
 
つまり、数字はかなり上下しているが、ファンの数はほとんど変わっていない可能性が高い。
 
 
サウンドスキャンでは前作に続き、1形態もTOP20入りできず。 
 
購入層はかなり偏っている様子。
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
太陽の女神 (from「太陽の女神」) by 家入レオ

2013年12月 8日 (日)

中島美嘉、4年2ヵ月ぶりの首位! ワン・ダイレクションは2位浮上!

本日はチャートチェックを進めます。

 

前々回の記事で2/11付シングルランキングを見終わったので、本日はアルバムランキングを見ていきます。

 
では、さっそく…
 
 
2/11付オリコンウィークリーアルバムランキング、第1位はこの曲!
 
 
第1位 REAL -中島美嘉
 
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中島美嘉の7作目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得。
 
中島美嘉の首位獲得はシングル、アルバムを通じて、08年にアルバム『VOICE』で記録して以来4年2ヵ月ぶり
 
2010年に両側耳管開放症で活動休止して復帰後としては、初の首位獲得となった。
 
 
初動売上は4.9万枚。前作『STAR』の初動9.3万枚からおよそ半減となる大幅ダウン
 
先行でリリースされたシングルで最も直近の「初恋」は初動を0.7万枚まで落として、TOP10入りも逃していた。
 
その流れがアルバムへそのまま繋がったかたちになる。
 
 
先述の通り、前作との間に活動休止を挟んでおり、かなりリリース間隔が開いたので、ファン離れが加速してしまった様子。
 
シングルに比べるとまだまだ高い数字であるが、もともとデビューして間もない頃から、アルバムでシングルの10倍以上の成績を残すほどの「アルバム型」だったので、そういう点も弱まってきている。
 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース
 
CDの内容は統一なので、1枚買えば事足りる仕様。
 
これ以上の初動ダウンを食い止めるため、次回以降は複数買い促進を入れてくるのだろうか。
 
ただ、複数買い促進に手を染めても、固定ファンがそれほど付いていないタイプなので、それほどの効果は見込めないかもしれない。
 
 
サウンドスキャンではDVD付が3.9万枚、CDのみが0.9万枚で計4.8万枚
 
特殊販路商品やテコ入れイベントはまったくなく、オリコンとほぼ同じ数字になっている。
 
 
第2位 テイク・ミー・ホーム -ワン・ダイレクション
 
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前週の3位から1ランクアップ。
 
2位は日本での自己最高位となる。
 
 
週間売上は2.2万枚
 
前週の3.5万枚からダウン。
 
数字はダウンしているが、低レベル週に当たったことで、順位的にはリリース以来最高のところまで上がってきた。
 
 
累計は15.6万枚を突破。
 
初動が2.6万枚だったことを考えると、驚異的な伸びでかなりのロングヒット。
 
近年稀に見るチャートアクションである。
 
 
 
第3位 Signed POP -秦基博
 
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シンガーソングライター、秦基博の4作目のアルバムが初登場で2位にランクイン。
 
前作に続き、2作連続のTOP3入りとなる。
 
 
初動売上は2.2万枚。前作『Documentary』の初動3.1万枚からダウン。
 
前作から2年3か月ぶりのアルバムで、これまでで最長のリリース間隔となった。
 
 
先行でリリースされたシングルも徐々に初動を落としており、直近作は初動0.6万枚まで落としていた。
 
また、先行でリリースされたシングルも「秦基博 meets 坂道のアポロン」名義でリリースされたり、EPとしてリリースされたり、手に取るときにわかりにくいものが多かった。
 
こういったリリースの仕方は、ファン離れを助長させる傾向がある。
 
なお、今回はデビューアルバム以来、収録曲にTOP10シングルなしとなっている。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【2CD】、【CDのみ】で計3種リリース
 
CD(DISC2)とDVDが分かれているので、音源と映像を購入でコンプするには絶対に2枚以上買わなくてはならない、複数買い促進商法
 
前作でも2枚買い促進だったので、商法に変化はない。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.1万枚、【2CD】が1.0万枚で計2.1万枚
 
特殊販路商品もイベントもないため、オリコンとの乖離はない。
 
売上が2形態に分かれており、複数買いが横行していることがわかる。
 
 
 
第4位 BLAU -藍井エイル
 
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女性シンガー、藍井エイルの初のオリジナルアルバムが初登場で4位にランクイン。
 
シングル、アルバムを通じて自身初のTOP5入りとなる。4位は自己最高位
 
 
初動売上は2.0万枚
 
2011年にアニメ『Fate/Zero』タイアップでデビューしたアニメ界隈で活躍しているシンガー。
 
約10か月前にアニメ『Fate/Zero』関連で企画盤をリリースしており、その初動が0.7万枚だったので、そこから大きく上昇。
 
 
先行シングル3作は、1st:初動1.4万枚(8位)→2nd:初動0.6万枚(22位)→初動2.5万枚(6位)だったので、直近シングルの初動は下回っている。
 
3作全てアニメタイアップが付いていたが、そのアニメによって数字がかなり上下しており、まだ固定ファンががっちりしている状態ではないと思われる。
 
ただ、その中で2万レベルの数字を出せているということで、アニメ界隈ではかなり注目度は高いようだ。
 
 
リリース形態は【CD+Blu-ray】、【CD+DVD】、【CDのみ】で3種リリース
 
Blu-rayとDVDは内容統一なので、複数買い促進にはなっていない。
 
 
 
サウンドスキャンでは【CD+Blu-ray】が1.3万枚、【CD+DVD】が0.6万枚で計1.9万枚
 
発売週にはアニメイトなどのアニメ関連店舗でイベントを開催していたようだが、すべてオリコン集計対象になっている様子。
 
~Today's Yasai Reccomend~
いつか君に追い風が (from『延長戦を続ける大人たちへ』) by 馬場俊英

2013年12月 7日 (土)

12月新譜チェック~AKB48、2013年ラストシングル! 浜崎あゆみが久々登場!~

12月。
 
ついこないだ始まったと思っていた2013年もクライマックスに差し掛かりました。
 
 
今年も多くの作品がチャートを駆け巡りましたが、この1か月でリリースされる作品が2013年を締めくくる作品になります。
 
それでは、今年最後の新譜チェックです。
 
みなさん気になる新譜を見つけてくださいね。
 
太字はその週の1位獲得本命曲。赤文字は管理人の個人的な注目曲です。
いつもどおり、発表される全作品は確認不可なのでメジャーなアーティスト中心となります。
 
 
それでは、Let's check!
 
12/4 
  • ココロ空モヨウ - 関ジャニ∞
  • SO RIGHT - 三代目J Soul Brothers
  • 3 2 1 - SHINee
  • V/時給850円のサンタクロース - 遊助
  • イジワルしないで 抱きしめてよ/初めてを経験中 - Juice=Juice
  • BUTTERFLY/いま逢いたくて… - DAIGO
  • いつかはメリークリスマス - DISH//
  • 年下の男の子 - キャンディーマキアート from SUPER☆GiRLS
  • センチメンタル・ジャーニー - 前島亜美 from SUPER☆GiRLS
  • ジンジンジングルベル - トゥィンクルヴェール from SUPER☆GiRLS
  • White Winter Love。 - ハジ→
  • カラフルワールド - 佐香智久
  • 週末シンデレラ - 竹達彩奈
  • 明日も - MUSH&Co.
12/11
  • 鈴懸(すずかけ)の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの - AKB48
  • ゲルニカ - 黒夢
  • I HATE YOUR POPSTAR LIFE - 黒夢
  • さかさま世界/Once Upon a Time -キボウノウタ- - 中川翔子
  • 「妄想日記」 - ν[NEU]
  • 棚からぼたもち - 舞祭組(12/13リリース)
12/18
  • シャレオツ/ハロー - SMAP
  • ナノ・セカンド - UVERworld
  • ツバメクリムゾン - Nothing's Carved In Stone
  • ええか!?/「良い奴」 - スマイレージ
  • モラトリアム - ひめキュンフルーツ缶
  • 最後のメリークリスマス - くるり
12/25
  • Ride With Me - Hey!Say!JUMP
  • Feel the love/Merry-goround - 浜崎あゆみ
  • 表裏一体 - ゆず
  • 白雪姫 - Flower
  • 恋する惑星 - 花澤香菜
  • Run Away/Oblivion - [Champagne]
 
ざっとこんな感じ。
 
2013年最後の1か月。
 
序盤はリリースラッシュですが、後半は例年通り、流通のストップに伴ってリリースは落ち着いていきます。
 
 
では、週ごとの見どころPick Upです。
 
 
まず、1週目
 
週間1位筆頭は、関ジャニ∞の2013年3枚目のシングル「ココロ空モヨウ」。
 
1週目はすでに開戦しており、現在、前作を大きく下回る水準で推移している。
 
今回はリリース形態が2種ということで、3種出ていた前作を大きく下回るペースになっているようだ。
 
 
なお、この週はアイドルのリリースが乱発で、スパガからは派生作品が3作同時リリース。
 
さらに、韓国の男性グループ、SHINeeやももクロの弟分ユニットDISH//、ハロプロの新ユニット、Juice=Juiceがスタンバイ。
 
TOP10ラインは熾烈な争いになりそうだ。
 
 
続いて、2週目
 
ここではタイトルが覚えられないほど長いことで話題となっているAKB48の2013年5枚目のシングル「鈴懸(すずかけ)の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」が登場。
 
前作「ハート・エレキ」の初動は120.4万枚で、もはや当たり前のように初動ミリオンを達成。
AKB48のシングルミリオンセラー達成は「桜の木になろう」から14作連続となり、B'zが持つ13作連続の記録を上回り、オリコン史上1位の新記録となっていた。
 
 
また、ミリオン獲得数も今作がミリオンを達成すれば16作目となり、ついにあのB'zの大記録を超えることになり、オリコン新記録が刻まれる。
 
今作は「じゃんけん選抜」でいつもの人気メンバーたちによる楽曲ではない。
 
ただ、テコ入れとしてカップリングでは姉妹グループ総動員で、AKB48のシングルながらSKE48、NMB48、HKT48の新曲を収録。
 
AKB48以外のファンも手を出さざるを得ない内容になっている。ミリオンは堅いか。
 
 
なお、2週目にはKis-My-Ft2からの派生グループ、舞祭組(ブサイク)もスタンバイ。
 
キスマイはジャニーズのグループでは珍しく明らかに、ボーカルチームとバックダンサーに分かれて、衣装でも差別化がされている。
 
メインに立つ3人以外、横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永の4人によるユニットとなっている。
 
作詞作曲はSMAP中居正広ということで、話題性は十分だが、この4人で数字はどうなるのか、注目したいところ。
 
続いて、3週目にはSMAPの2013年2作目のシングル「シャレオツ/ハロー」が登場。
 
前作「Joy!!」はSMAP史上最多パッケージ数、5種リリースで勝負し、初動32.8万枚という驚異の勢いを見せていた。
 
今回はそこから一気に3種リリースまで縮小。
 
初動の大幅増は避けられないが、週間1位は堅い。
 
 
 
そして、12月、そして2013年ラスト週となる4週目
 
週間1位筆頭はHey!Say!JUMPだが、注目は浜崎あゆみが同発だということ。
 
ここ数年で一気にセールスパワーが落ち、シングルのリリースはせずに、実はアルバムでのリリースを続けていたが、1位どころかTOP3にも入れないところまでファン離れが進行していた。
 
 
シングルパッケージのリリースは2010年9月以来となるが、連続1位獲得記録はここで途切れることになりそう。
 
直近でリリースされたオリジナルアルバム『LOVE again』は初動5.3万枚。
 
現在のセールスパワーで、シングルだとどれだけの数字が出るのか要注目である。
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
染まるよ (from「告白」) by チャットモンチー
Please Stay With Me (from『GREEN GARDEN POP』) by YUI

2013年12月 3日 (火)

SKE48、2作連続の初動50万超え! きゃりーはSG初のTOP3入り!

とうとう、2013年も12月になりました。

泣いても笑っても、残り1か月。

今年は更新ペースがなかなか上げられず悔しい思いもしましたが、ラスト1か月、精一杯走り抜けます。

 

では、本日もチャートチェックを進めます。

前回記事で2/4付オリコンランキングを見終わりましたので、本日からは2/11付ランキングに突入です。

 
まずはいつも通り、シングルランキングからチェックしていきます。
 
 
では、さっそく…
 
2/4付オリコンウィークリーシングルランキング、第1位はこの曲!
 
 
第1位 チョコの奴隷 -SKE48
 
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名古屋の栄を拠点に活動するAKB48の姉妹グループ、SKE48の11枚目のシングルが初登場で1位を獲得。
 
SKE48のシングル首位獲得は、2011年の「バンザイVenus」から7作連続で通算7作目
 
女性グループとしては、これまで6作連続で並んでいた「おニャン子クラブ」を上回り、AKB48(16作連続)、ピンク・レディー(9作連続)に続く、オリコン歴代単独3位となった。
 
 
初動売上は53.9万枚。前作「キスだって左利き」の初動51.1万枚から上昇。
 
前作に続き、2作連続で自己最高初動を更新。
 
 
なお、女性アーティスト・アイドルによる2作連続初動50万枚突破は、宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、AKB48に次いで、史上4組目
 
女性グループとしてはAKB48に続いて、2組目の快挙である。
 
 
前々作で一度下げたので、とうとう頭打ちになったのかと思いきや、またセールスパワーをじわりと伸ばしている様子。
 
今作からAKB48の北原里英が兼務で参加しており、多少効果があったか。
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】が3種と劇場盤【CDのみ】が1種。
ただし、一般流通の【CD+DVD】は収録内容こそ同じだが、それぞれジャケ写が異なる初回盤と通常盤があるため、3×2で計6種。
よって、合計7種リリース。前作と同じ。
 
 
一般流通の3種パターンは、CDの内容もDVDの内容もすべて異なっている複数買い促進商法
劇場盤にはメドレー音源が追加収録されているが、新音源の収録はなしで、これは前作までと同じ。
 
 
イベント商法ももちろん活発で、初回盤3形態に「全国握手会イベント参加券」、劇場盤には「個別握手会参加券」を封入。
 
大量買いが横行しているのは、いまさら細かく言及する必要もないだろう。
 
 
サウンドスキャンでは「全国握手会参加券」が封入されている初回盤3形態が6.5万枚、6.1万枚、5.6万枚で計18.2万枚
 
オリコンとの乖離は恒例ながらかなり大きく、劇場盤とECサイトでの販売分がすべてサウンドスキャン集計外になっているためと思われる。
 
 
第2位 ANIMAL -GENERATIONS from EXILE TRIBE
 
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LDHに所属する男性7人組グループ、GENERATIONS from EXILE TRIBEの2枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。
 
デビュー作だった前作に続き、2作連続のTOP3入り。
 
 
初動売上は7.2万枚。前作「BRAVE IT OUT」の初動7.2万枚とほぼ同じ。
 
前作から2ヵ月しか経っていないこともあり、数字はほとんど変わらず。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種。
 
mu-moショップなどのECサイトでは【ワンコイン盤】が存在、合計3種リリース
 
 
CDの収録曲違いはないが、ECでは「3枚をまとめたセット」が存在し、「スペシャルライブチケット」が付属。
 
このチケット目当てで3枚セットを買ったファンが多くいると思われる。
 
パッケージ上ではなく、イベント商法で3種買い促進の複数買い促進商法
 
また、これとはまた別に発売週には各地で毎日のようにリリースイベントを敢行。
 
会場での即売もあり、売上に貢献していると思われる。
 
 
サウンドスキャンでは、【CD+DVD】だけが1.4万枚でランクイン。
 
オリコンとの乖離はおよそ6万枚もあり、先述の3枚セットやmu-moショップなどでの販売分がすべて集計外になっているためだろう。
 
ちなみに、前作のサウンドスキャン売上は1.8万枚だったので、こちらはダウンしていることになる。 
 
 
 
第3位 キミに100パーセント/ふりそでーしょん -きゃりーぱみゅぱみゅ
 
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きゃりーぱみゅぱみゅの4枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。
 
これで4作連続のTOP10入り。
 
なお、3位はシングルの自己最高位となる。
 
 
初動売上は2.1万枚。前作「ファッションモンスター」の初動2.2万枚から微減。
 
今回はアニメ『クレヨンしんちゃん』主題歌で、かつ自身初の両A面シングルだったが、数字は伸びず。
 
 
年末年始に紅白など大量にメディア露出をこなしていたが、いまいちパッケージのセールスパワーアップには繋がらなかった様子。
 
 
リリース形態は【CD+フォトブック】、【CDのみ】、【CDのみ(しんちゃんVer.)】で計3種リリース
 
CDの内容は3形態すべて同じ。複数買い促進にはなっていない。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+フォトブック】が1.0万枚、【CDのみ】が0.5万枚で計1.5万枚
 
【しんちゃんVer.】はランク外となっており、タイアップ効果はほとんどなかったことがわかる。
 
 
 
第4位 BLOODY STREAM -Coda
 
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Codaが歌うアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』主題歌が初登場で4位にランクイン。
 
『ジョジョ』関連作のTOP10入りはこれが初となる。
 
 
初動売上は2.1万枚
 
Codaの正体は明確には発表されておらず、アニメタイアップ効果だけでここまで上がってきたことに。
 
なお、CDとしてリリース前にiTunesチャートでは1位も獲得しており、その勢いがCDにも繋がったかたち。
 
『ジョジョ』タイアップ効果はかなり高い様子。
 
 
リリース形態はCD1種リリース
 
1種なので複数買いは起きないと考えると、純粋に2万くらいの人が手に取ったことに。
 
 
ここ最近は初動で4~5万出していても、実質の購入者はその半分以下であるケースも多いので、今作の結果は結構驚異的である。
 
 
サウンドスキャンでは2.2万枚で4位にランクイン。
 
イベントも特殊販路商品もないので、オリコンとほぼ同じ数字になっている。
 
 
 
第5位 CHIKU-TAKU/ゴーイング マイ ウェイ! -LinQ
 
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福岡県福岡市を拠点に活動する女性アイドルグループ、LinQ(リンク)の5枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。
 
これで2作連続のTOP10入りで、5位は自己最高位となる。
 
 
初動売上は1.7万枚
 
前作「シアワセのエナジー/祭りの夜~君を好きになった日~」の初動1.3万枚から上昇。
 
自己最高初動を更新。
 
 
前作までと変わらず、インディーズでのリリースとなっているが、もうすぐ2万というラインまで数字を伸ばしてきている。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】と【CDのみ】で計2種リリース
 
【CDのみ】には楽曲を1曲追加しており、2種買い促進の複数買い促進商法だが、ここだけ見ると他のアイドルに比べて、生ぬるい。
 
 
ただ、イベントは発売前の予約取りからはじまって、かなりの回数をこなした様子。
 
 
サウンドスキャンでは、【CDのみ】のみがランクインして2.2万枚。
 
通常、アイドルの場合、イベントや特殊販路商品の影響で、オリコンの数字を下回ることが多いが、今作はオリコンの数字を大きく上回っている。
 
これはいったい…。オリコン集計外でサウンドスキャンのみ集計の店舗が存在するということだろうか。
 
ローカルアイドルなので、地方の店舗にそういった街頭店があるということなのだろうか。
 
 
第6位 氷の花 -ゴスペラーズ
 
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ゴスペラーズの43枚目のシングルが初登場で6位にランクイン。
 
これで4作連続、通算24作目のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は1.1万枚。前作「STEP!」の初動1.1万枚と同水準。
 
これでなんと4作連続の初動1.1万枚
 
相変わらず、とんでもない安定感を見せている。
 
完全なる閉鎖的な状況だが、現在残っているファンはかなり強固な様子。
 
 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース
 
CDの内容は同じなので、1枚買えば事足りる仕様。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.0万枚でランクイン。複数買いはほぼゼロ。
 
 
以下、ピックアップ。
 
第8位 ヨロピク ピクヨロ! -バクステ外神田一丁目
 
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つんく♂と志倉千代丸がプロデュースする、アイドル育成型エンターテイメントカフェ「AKIHABARAバックステージpass」発のアイドルグループ、バクステ外神田一丁目の2作目のシングルが初登場で8位にランクイン。
 
なお、「ばくすて そとかんだ いっちょめ」と読む。
 
これが初のTOP10入りで、もちろん8位は自己最高位。
 
 
初動売上は0.9万枚。前作「プロデュース」の初動0.5万枚から大きく上昇。
 
客はお店に来店するたびに、肩書きがあがり、キャストの選抜などに大きく影響を与えられるという、「プロデュースシステム」を導入。
 
(参考公式HP: http://backst.jp/system/
 
昼のキャバクラ感が凄いシステムだが、じわりとファンを増やしている様子。
 
リリース形態は一般流通が【CD+DVD】、【CDのみ】で2種、特殊販路で【バクステ店舗盤】が1種あって、計3種リリース
 
CDの内容は統一なので、音源・映像では複数買い促進にはなっていない。
 
ただ、発売週には連日イベントを開催していたようで、デイリーでは大きく上がったり下がったりを繰り返していた。
 
サウンドスキャンでは【CDのみ】が0.3万枚でランクイン。
 
イベント会場での売上が大きいようで、オリコンとはかなり乖離がある。
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
Missing (from「Missing」) by androp
制服のマネキン (from「制服のマネキン」) by 乃木坂46

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