乃木坂46、4作連続首位! 山Pは2作連続で首位逃す…
本日もチャートチェックを進めます。
前回記事で3/18付ランキングを見終わりましたので、本日からは3/25付ランキングに突入。


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本日もチャートチェックを進めます。
前回記事で3/18付ランキングを見終わりましたので、本日からは3/25付ランキングに突入。
本日もチャートチェックを進めていきます。
前回記事で3/18付シングルランキングを見終わりましたので、本日はアルバムランキングを見ていきます。
本日はいきなりチャートチェックからスタートです。
今年の記事から発表しております、「Yasai Reccomends 2013」。
前回記事では9~10月にリリースされた楽曲からご紹介しましたので、本日は1年の締めくくり、11~12月部門をお届けします。
このブログに遊びにきてくれている方々に、自分好みの音楽を見つけてもらうきっかけを微力ながら提供できれば幸いです。
偉そうに綴りますが、結局私がチャートにどっぷりな人間なわけで、そこまでコアな楽曲はご紹介できないことを先に綴っておきます。
では、さっそく2013年11~12月リリース部門
の発表です。
もしまだご存じない楽曲がありましたら、ぜひチェックしてみてください。
サヨナラ☆ありがとう (from「サヨナラ☆ありがとう」) by 堀田家BAND
~KAT-TUNの亀梨和也と玉置浩二による企画ユニット。もとはドラマ発の企画シングルで、作詞作曲は玉置浩二。自分はドラマを一切見ていなかったけれど、玉置浩二の楽曲は構成がわかりやすくてサビもガツっとくる印象があって、なんとなく手に取ってみましたが正解。メロからサビまで親しみやすいメロディが続き、気づけばヘビロテでした。2013年の玉置楽曲だとKinKi Kidsに提供した「むくのはね」もおすすめです。
黒猫~Adult Black Cat~ (from「黒猫~Adult Black Cat~」) by Acid Black Cherry
~Janne Da ArcのVo.yasuのソロプロジェクト、Acid Black Cherryの17thシングル。代表曲「Black Cherry」と同系列でブラス全開のジャズロックチューン。エロティックな歌詞に楽器の音が煽り立てる、こういう曲をやらせたらもはや右に出る者はいませんね。c/wのユーミン「青春のリグレット」のカバーもyasuの透き通るボーカルが響く良作に仕上がっています。
会心の一撃 (from『Xと○と罪と』) by RADWIMPS
~RADWIMPSの7作目のオリジナルアルバムからの選出。今作ではぶっちぎりの疾走感を纏った高速ロックナンバー。イントロからギターの主張が止まらないのがたまらない。ボーカルよりもギターをずっと耳が追ってしまいます。初期の頃と比べるとおとなしめで技巧的な楽曲も増えてきたRADですが、こういう力任せな楽曲の需要は高いのでは。歌詞になぞって野球をモチーフにしたMVも面白い。
キラーボール (from『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』) by ゲスの極み乙女。
~「ヒップホッププログレバンド」を自称する4人組バンド、ゲスの極み乙女。の2ndミニアルバムのリードトラック。軽やかな鍵盤の音と予想できない曲展開、そして透明感あるヴォーカルと、バンド名から想像する音とのギャップも魅力のひとつ。まずは偏見を持たずに音を聴いてほしいバンドです。4人のうち3人が他のバンドを兼任していて、"奇才の集まり"とよく表現されているけど、まさにそんな印象。2014年はメジャーデビューも決まっていて、ブレイク必至か。
Run Away (from「Run Away/Oblivion」) by [Champagne]
~4人組ロックバンド、[Champagne]の8thシングル。打ち込みのエレクトロな音に透明感あるVo.川上の歌声が絡み合うロックナンバー。サビの裏声が聴いていてとても心地いいです。両A面のもう1曲「Oblivion」もおすすめ。2013年はメディア露出も増えて一気に人気を拡大。2014年の活躍にも期待大です。
さて、5記事に渡って紹介してきました「Yasai Reccomends 2013」、いかがでしたでしょうか。
もし、まだ聴かれたことのない曲がありましたら、ぜひお試しくださいませ。
そして、選曲していて、今年2014年はもっと幅広く音を聴こうと決意しました。
うっし。
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では、続いてチャートチェックに移ります。
前回記事で3/11付シングルランキングを見終わったので、本日はアルバムランキングを見ていきます。
続いて、チャートチェックに移ります。
前回記事で3/11付シングルランキングのTOP3を見終わりましたので、本日は4位以降をチェックしていきます。
今年の記事から発表しております、「Yasai Reccomends 2013」。
前回記事では5~6月にリリースされた楽曲からご紹介しましたので、本日はその続きの7~8月部門をお届けします。
このブログに遊びにきてくれている方々に、自分好みの音楽を見つけてもらうきっかけを微力ながら提供できれば幸いです。
偉そうに綴りますが、結局私がチャートにどっぷりな人間なわけで、そこまでコアな楽曲はご紹介できないことを先に綴っておきます。
では、さっそく2013年7~8月リリース部門
です。
もしまだご存じない楽曲がありましたら、ぜひチェックしてみてください。
ガールズルール (from「ガールズルール」) by 乃木坂46
~乃木坂46の6thシングルで、ザ・アイドルな夏の爽やかポップナンバー。48グループだとAKB48「ポニーテールとシュシュ」やNMB48「ナギイチ」など水着全開の夏うたは多くありますが、それらと少し方向性が違って乃木坂は夏うたでも清純路線。サビで入る掛け声が印象的。個人的に他の夏うたがしっくり来なかったのもありますが、気づけば2013年の夏、最も再生したのはこの曲でした。タイトル曲と対照的にクールなc/w「世界で一番 孤独なLover」もおすすめ。
マルコ (from『吹き零れる程のI、哀、愛』) by クリープハイプ
~4人組ロックバンド、クリープハイプのメジャー2作目のアルバムより。5~6月部門の「憂、燦々」に続いて選出。リード曲の「ラブホテル」や先行シングルで見られる生々しさは皆無で、軽快なリズムでとても可愛らしい1曲。マルコはVo.尾崎世界観が実家で飼っているワンちゃん。「段ボールの宇宙船に乗って我が家にやって来た君」が大きくなって「宇宙船は君のオモチャになった」という表現が微笑ましく、一度聴いてすぐお気に入りの曲になりました。夏はこのアルバムばかりリピートしていました。2013年屈指の名盤だと思います。
※「マルコ」はyoutube未掲載の為、リード曲「ラブホテル」を掲載
紅蓮の弓矢 (from「紅蓮の弓矢」) by Linked Horizon
~サウンドクリエイターRevoが他作品とのコラボ(リンク)する際のプロジェクト、Linked Horizonの楽曲。アニメ「進撃の巨人」主題歌として大ヒットとなりました。巨人が迫りくる感覚がこの上ないほど見事に「音」で表現されています。あまりに圧倒的なスケールなので、「歌」を聴いているというよりは物語を聴いているような印象。この音楽が売れたというのが2013年音楽市場において明るいニュースなのではないでしょうか。なお、年末には紅白にも出場し、大きなインパクトを残しました。審査員の発した『いまの合唱ですか?凄かったです。』というコメントはこの曲をよく表していると思います。
予襲復讐 (from『予襲復讐』) by マキシマム ザ ホルモン
~マキシマム ザ ホルモンの約6年ぶりの新作のタイトル曲。「中2~」というナヲの囁くような歌声からはじまり、亮君の叩き付けるような言葉の連続。そこから徐々に転調を繰り返しながら盛り上がりを見せるが、いつもの大爆発とは違い、アンセムのような曲調で終わる。ともに戦いにいくぞと言わんばかりの曲調はこれまでのホルモンになく新鮮でハマりました。歌詞が至るところに飛び出すMVも面白いです。
HOPE (from『貴方を好きな私』) by 阿部真央
~シンガーソングライター、阿部真央の5thフルアルバムの先頭を飾るナンバー。伸びやかな歌声が響くあべまの王道路線をいくロックナンバー。「もう逃げたりしない 誰かのせいにしない」と歌い出し、サビでは「信じる強さを 授けてくれよ」と吠える、宣言のような力強さを秘めています。メロディラインもただただ綺麗。なお、先行シングルの「貴方が好きな私」、「boyfriend」もおすすめです。
※「HOPE」はyoutube未掲載の為、先行シングル「boyfriend」を掲載
恋するフォーチュンクッキー (from「恋するフォーチュンクッキー」) by AKB48
~AKB48の2013年総選挙選抜の32thシングル。もはや説明もいらない2013年の代表的ヒット曲。CDの売上は握手会の影響で歪みますが、この曲はiTunesなどの配信市場でも大ヒットとなり、お茶の間まで浸透した希少な楽曲といえます。イントロからレトロでディスコな世界観が突き通されており、サビ前の「カフェテリア流れる~」のメロディが好きです。
Voice (by「Voice」) by androp
~4人組ロックバンド、andropの3rdシングル。andropにとって初のドラマ主題歌タイアップがつき、楽曲もイントロから手拍子と掛け声というかつてないテンションの楽曲に。音は電子音が行き交い、結構うるさめですが、淡々とした内澤さんのヴォーカルなので、心地よさを感じながら聴けます。テンションを上げたいときにおすすめの1曲です。c/wの「UtaUtai no Karasu」は内澤さんの澄み切った歌声を堪能でき、「Echo Boy」はアコースティックなandropを楽しめる楽曲。このシングルだけでもandropの幅広い音楽性を体感することができます。
さて、いかがでしたでしょうか。
もし、まだ聴かれたことのない曲がありましたら、正月休みを利用してぜひお試しくださいませ。
次回は夏から秋へ、9~10月部門をお届けいたします。
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さて、続いてチャートチェックに移ります。
前回記事で3/4付ランキングを見終わりましたので、本日からは3/11付ランキングに突入です。
まずはいつもどおりシングルランキングから。
では、さっそく…
3/11付オリコンウィークリーシングルランキング、第1位はこの曲!
第1位 Mistake!/Battery -SMAP
SMAPの49作目のシングルが初登場で1位を獲得!
SMAPのシングル首位は、02年の「freebird」から16作連続で通算27作目。
TOP10獲得数は、1991年のデビューシングルから49作連続、通算49作目となり、自身の持つ男性アーティスト歴代1位記録の「シングル連続TOP10作品数」および「通算TOP10作品数』を揃って更新した。
初動売上は16.2万枚。前作「Moment」の初動13.7万枚から上昇。
前作はTBS系列のロンドンオリンピックテーマソングで、今回は「SMAP×SMAP」主題歌とUSJとの企画タイアップ。
ライト層への訴求は前回のタイアップのほうが上だと思われるが、前回もそれほど数字は伸びていなかったので、固定ファンオンリーの中ではタイアップはさほど数字に関係ないか。
ただ、USJとのタイアップに関しては以下パッケージ増というかたちで売上に影響していると思われる。
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が2種。
特殊販路商品として【ユニバーサル・スタジオ・ジャパン限定盤】があって、合計5種リリース。
DVDの内容は2種で異なり、【CDのみ】2種には共通でリミックス音源を追加。
音源と映像を購入でコンプするには3枚以上買わなくてはならない、複数買い促進商法。
なお、【ユニバーサル・スタジオ・ジャパン限定盤】にはユニバーサル・スタジオ・ジャパン特別優待券を封入し、期間限定でUSJの入場券が割引になる。
前作は【CD+DVD】、【CDのみ】、【セブンネット盤】の3種で2種買い促進だったので、商法は強化されており、初動上昇はこの効果によるものと思われる。
2010年まで複数リリースさえしたことがなかったSMAPだが、もう完全にアイドル的な商法から抜け出せなくなっている。
ただ、固定ファンが多くいて成り立つのが商法であって、これだけのキャリアになっても商法を強化してそれに付いてくるファンが多くいるのは凄い。
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が6.4万枚と4.6万枚、【CDのみ】2種が1.2万枚と0.7万枚で計12.9万枚。
オリコンとの差異は特殊販路商品の売上分と思われる。
第2位 未来のミュージアム -Perfume
Perfumeの17枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。
これで13作連続のTOP10入りとなる。
初動売上は6.9万枚。前作「Spending all my time」の初動8.5万枚からダウン。
これで2作連続で初動ダウン。
アルバム先行シングルだった前々作のひとつ前「スパイス」の初動7.6万枚も下回っている。
長きに渡って自己最高ラインを守ってきて、前々作「Spring of Life」ではブレイクから4年弱立った中で、自己最高初動をマークしていたが、ここにきて一気に崩れてきた。
ブレイクしてこれだけ経ったので、ファン離れを起こしても不思議ではないのだが、少し心配なチャートアクションである。
この間に、同じく中田ヤスタカプロデュースのきゃりーぱみゅぱみゅ人気が過熱しており、そちらにファンを持っていかれた可能性はありそう。
特に今作のようなファンシー路線だときゃりーとかなり世界観が被る。
これまで「テクノポップアイドル」では競合はいなかったが、それが現れたことで少し状況は変わってきそうだ。
ただ、Perfumeときゃりーでは同じテクノポップでも方向性は違うので、ある程度の固定ファンは離れず残ると思われるが…次あたりで下げとめておきたいところだ。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。
複数枚買わせる仕組みはなし。アーティストな売り方は継続。
今回はドラえもんタイアップということで、ジャケットもイラスト仕様だったが、Perfumeファンとは噛み合わなかったか。
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が6.2万枚、【CDのみ】が0.6万枚で計6.8万枚。
特殊販路商品やイベントなどはないため、オリコンとほぼ同じ数字になっている。
第3位 So long ! -AKB48
前週の1位から2ランクダウン。
2週連続のTOP3入り。
週間売上は5.0万枚。
前週の初動103.6万枚から20分の1以下となる大暴落。
ただ、この週間売上が加算されて、AKB48のデビュー以来のシングル総売上枚数が2,000万枚を突破。
デビューから7年1ヵ月での突破となり、これは男女グループ・ソロを通じての歴代最速記録となる。
※これまでの最速記録はMr.Childrenの「8年」だった
なお、これまでシングル総売上2,000万枚突破は、B'z、サザンオールスターズ、Mr.Children、SMAP、浜崎あゆみが達成。
AKB48は06年に達成した浜崎あゆみに次いで、約6年8ヵ月ぶり6組目の大台突破となり、また、女性グループとしては初の突破となった。
先に達成した5組とは音楽を取り巻く環境がまったく異なり、CDパッケージのあり方もかなり違うとはいえ、2,000万枚突破が偉業であることは変わりない。
というか、短期間でこれだけのCDを固め買いしたファンが凄い…か。
~Today's Yasai Reccomend~Run Away (from「Run Away」) by [Champagne]
今年の記事から発表しております、「Yasai Reccomends 2013」。
前回記事では3~4月にリリースされた楽曲からご紹介しましたので、本日はその続きの5~6月部門をお届けします。
このブログに遊びにきてくれている方々に、自分好みの音楽を見つけてもらうきっかけを微力ながら提供できれば幸いです。
偉そうに綴りますが、結局私がチャートにどっぷりな人間なわけで、そこまでコアな楽曲はご紹介できないことを先に綴っておきます。
では、さっそく2013年5~6月リリース部門
です。
もしまだご存じない楽曲がありましたら、ぜひチェックしてみてください。
憂、燦々 (from「憂、燦々」) by クリープハイプ
~4人組ロックバンド、クリープハイプの3rdシングル。資生堂「ANESSA」の2013年CMソングに起用され、バンドの知名度を上げるきっかけの曲に。サビの憂(ゆう)5連発は威力高め。CMタイアップということでこれまでにない爽やか路線ですが、歌詞の主人公は相変わらずモヤモヤを抱えていて、そこのギャップも楽しんでほしい1曲。Vo.尾崎世界観のハイトーンボイスは好き嫌いが分かれそうだけど、ハマればどっぷりいけるバンドだと思います。
イロトリドリ (from『LAND』) by ゆず
~ゆずの配信シングルで、後にオリジナルアルバムに収録。2013年元日からユーキャン2013年度のCMソングとしてオンエアされていました。聴いているとその場で行進したくなる元気いっぱいソング。悩んでいることが馬鹿らしくなるくらいの前向きさを持っています。『LAND』というアルバムは色々な音が詰まっていて、逸品でした。原点回帰の先行シングル「また明日」、震災のレクイエム「ゼラニウム」もおすすめです。「ゼラニウム」の歌詞の最後は切なすぎます。
ギャグ (from「ギャグ」) by 星野源
~星野源の5thシングル。アルバム『Stranger』の翌週という珍しいタイミングでのリリース。くも膜下出血から復帰して初シングルだけど、『Stranger』収録の「化物」を凌ぐくらい何か吹っ切れたようにアップテンポで、『エピソード』以前にはなかったエネルギーを纏った1曲。これが続くと売れ線に走ったとか言われそうだけど、いまは源さんが楽しく音を奏でてくれればそれでいい、そんな感情を抱いてしまいます。
REM (from「REM」) by Mr.Children
~Mr.Childrenの配信限定シングル。2013年に唯一リリースされた新曲。ここ数年、完全にピアノバンド化していた中で、待望のロックバンドMr.Children復活。ただ、ここまで振り切るとは想定外。ミスチルの激しい曲といえば『DISCOVERY』の「#2601」だけど、それに匹敵するレベル。正直初聴ではどこがサビかもよくわからないのだけど、桜井さんのシャウト連発するボーカルが凄く、気づくと曲が終わっている、そんな印象。そして何より、小林武史に代わってサポートメンバーみたいになっていた田原さんの活躍が嬉しい。
Take Your Way (from「Take Your Way」) by livetune adding Fukase (from SEKAI NO OWARI)
~音楽プロデューサーkzによる音楽ユニット、livetuneがSEKAI NO OWARIのFukaseをゲストボーカルに招いての楽曲。電子音のキラキラしたサウンドにFukaseの独特の発声からなるハイトーンボイスがマッチ。聴いていて心地いい楽曲に仕上がっています。
Flower Song (from「Flower Song」) by EXILE
~EXILEの2013年第二弾シングル。ここ数作はライヴでのパフォーマンスを重視したような、MVもCGが連発するような路線が続いていた中で、その流れを断ち切るようにドロップされたのがこの曲。初期を思わせる落ち着いていて優しい楽曲。過度なアレンジはなく、シングルにしては地味といえば地味なのですが、不思議とずっと聴いていても飽きない1曲でした。
Grasshopper (from『Dawning』) by 9mm Parabellum Bullet
~9mm Parabellum Bulletの5thフルアルバムより。前作から2年ぶりながら歌謡曲×ロックの独自路線は継続。ドラムイントロではじまるこの曲は序盤でアルバムを勢い付ける着火剤のような楽曲で一聴惚れ。サビの掛け声はライヴで盛り上がること間違いなしでしょう。このアルバムは聴けば聴くほど好きなリフやフレーズが見つかって何度も繰り返し再生しました。1曲ずつ聴くのもいいですが、曲順通りに聴くと、曲と曲との繋がりだったり緩急だったり、よく出来ている作品だと実感できます。2013年指折りの一枚。
高嶺の花子さん (from「高嶺の花子さん」) by back number
~ブレイク中の3ピースロックバンド、back numberの2013年唯一リリースされたシングル。プロデューサーにはゆずやYUKI、Superflyなどをプロデュースをしてきた蔦谷好位置を迎えており、これまで以上にキャッチーさが増しています。主人公の情けないウジウジ設定は変わりなし。歌詞も面白いフレーズが多いです。個人的に2番の、勝手に相手の彼氏像を妄想→「いや待てよ そいつ誰だ」と自分にツッコミ→サビ「会いたいんだ今すぐ」という流れが盛り上がります。
さて、いかがでしたでしょうか。偶然、すべて男性ボーカルの曲でしたね。
もし、まだ聴かれたことのない曲がありましたら、正月休みを利用してぜひお試しくださいませ。
次回は夏真っ盛りの7~8月部門をお届けいたします。
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続いて、チャートチェックに移ります。
前回記事で3/4付シングルランキングを見終わりましたので、本日からはアルバムランキングを見ていきます。
では、さっそく…
3/4付オリコンウィークリーアルバムランキング、第1位はこの作品!
第1位 Super Best Records -15th Celebration- -MISIA
MISIAのデビュー15周年を記念したベストアルバムが初登場で1位を獲得!
MISIAの首位獲得はシングル、アルバムを通じて04年の『MISIA Love & Ballads』以来、約8年8ヵ月ぶり。
なお、アルバム首位は通算8作目となる。
初動売上は6.5万枚。前作『MISIAの森 -Forest Covers-』の初動1.3万枚から大きく上昇。
前作はカバーアルバムで普段より低く出ていて、今回はベストということで一気に上昇。
前々作のオリジナルアルバムが初動2.0万枚だったので、それと比べても高い数字になっている。
オールタイムで全曲デジタルリマスターということで、割りと需要はあったようだ。
リリース形態は【3CD+DVD】、【3CD】で2種リリース。
CDの内容は統一なので、1種買えば事足りる仕様になっている。
そもそもメディア露出を控えているタイプなので、イベントなどはもってのほかといった感じ。
サウンドスキャンでは【3CD+DVD】が5.0万枚、【3CD】が1.1万枚で計6.1万枚。
特殊販路商品もないので、オリコンとの乖離はほとんどなし。
第2位 Oh! My! Goodness! -V6
V6の12作目のオリジナルアルバムが初登場で2位にランクイン。
これまでリリースされた12作のオリジナルアルバムはすべてTOP10入りしている。
初動売上は5.4万枚。前作『READY?』の初動6.8万枚からダウン。
前作から約3年のインターバルがあったこともあり、数字はダウンに。
V6はシングルはコンスタントにリリースされる反面、アルバムのリリースはスローペース。
前々作になると07年9月まで遡り、初動は7.6万枚だった。
前作はマイナス0.8万枚で持ち堪えていたが、今回はCD市場のさらなる縮小と以下解説の商法の違いによって、やや大きめに数字を落としている。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CD+ブックレット】が1種で計3種リリース。
DVDの内容は異なるが、CDの収録内容は統一なので、音源と映像だけなら2種買い促進の複数買い促進商法となっている。
前作は【CD+DVD】、【2CD】、【CDのみ】の3形態で【CDのみ】には1曲追加収録されていて、3種買い促進だったので、商法は若干レベルダウンしている。
リリース間隔と商法ダウンの影響で初動はダウンしたとみていいだろう。
このままだと次回は初動5万も割ってしまう可能性も十分ある。
サウンドスキャンでは【CD+DVD】の2種が2.7万枚と2.2万枚、【CDのみ】が0.9万枚で計5.8万枚。
エイベックス系だが、mu-moショップを利用するファンは少ないのか、オリコンを大きく下回る現象は発生していない。
それどころかオリコンの数字を上回っており、ジャニーズまたエイベックス系としてはかなり珍しい状態になっている。
第3位 Celebration -SUPER☆GiRLS
10人組ガールズアイドルグループ、SUPER☆GiRLSの3作目のアルバムが初登場で3位にランクイン。
これまでのアルバム最高位は前作で記録した5位で、TOP3入りはこれが初となる。
初動売上は2.6万枚。前作『EveryBody JUMP!!』の初動2.4万枚から上昇。
これで2作連続の上昇だが、伸び幅は小さめ。
前作で一気に数字を伸ばしたが、ここらで早くも頭打ちだろうか。
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース。
【CDのみ】には1曲追加収録しており、この時点で3種買い促進の複数買い促進商法。
また、3種統一で「握手会イベント参加券」を封入している。
これに特殊販路商品で【イベント会場・mu-mo盤】が1種と、当時11名のメンバーそれぞれのパッケージが存在して11種。
よって、3+1+11=合計15種リリース。
さらに、mu-moショップ限定で一般流通3種をまとめたBOXセットも発売されており、これにはサイン入りポスターが付いてくる。
なお、このBOXセットはオリコン集計上は1つ売れるごとに3枚売上でカウントされていると思われる。
ただ、先行でリリースされたシングル3作のうち2作は初動5万を超えていたので、アルバムになって初動は半減以下になっていることになる。
やはり単価があがるため、ファン1人あたりの購入枚数が減っていると思われ、パッケージを大量に出しても、すべて買えるような猛者は少ない様子。
サウンドスキャンでは【CD+DVD】の片方が0.4万枚でランクインしたのみで、他はすべてTOP20圏外。
上のV6とは正反対で、ECサイトに偏るエイベックス系特有の現象が発動。
オリコンとの乖離はかなり大きく、一般店舗での売上はほぼないに等しいくらいの感覚である。
第4位 超克 -BRAHMAN
4人組ロックバンド、BRAHMANの5作目のアルバムが初登場で4位にランクイン。
これで5作連続のアルバムTOP10入りとなる。
初動売上は2.3万枚。
前作はインディーズ時代の楽曲の再レコーディングアルバム『ETERNAL RECURRENCE』で初動は2.0万枚だったので、そこから上昇。
純粋なオリジナルアルバムとしては、前作は08年2月まで遡ることになり、それが初動2.8万枚だった。
約5年のリリース感覚が空いていることを踏まえれば、マイナス0.5万枚なら上出来といったところか。
リリース形態は【CD+DVD】と【CDのみ】で2種リリース。
CDの内容は同じなので、1枚買えば事足りる仕様。
サウンドスキャンでは【CD+DVD】だけがランクインして、2.4万枚。
オリコンとの乖離はほぼなし。
~Today's Yasai Reccomends~新世界 (from『新世界』) by ACIDMAN
前回の記事から発表しております、「Yasai Reccomends 2013」。
前回記事では1~2月にリリースされた楽曲からご紹介しましたので、本日は3~4月部門をお届けします。
このブログに遊びにきてくれている方々に、自分好みの音楽を見つけてもらうきっかけを微力ながら提供できれば幸いです。
偉そうに綴りますが、結局私がチャートにどっぷりな人間なわけで、そこまでコアな楽曲はご紹介できないことを先に綴っておきます。
では、さっそく2013年3~4月リリース部門
です。
もしまだご存じない楽曲がありましたら、ぜひチェックしてみてください。
君の名は希望 (from「君の名は希望」) by 乃木坂46
~AKB48の公式ライバルとして2012年に結成された乃木坂46の5thシングル。過去4作アップテンポな楽曲が続いていた中で、リリースされたド清純派アイドルバラード。イントロのピアノ伴奏から合唱を聴いているような感覚で、歌詞も初恋を綴った内容。ただただ初々しい心が洗われる楽曲。48グループを敬遠している人にこそ聴いてほしい確かな名曲。一方、c/wの「シャキイズム」は元気いっぱいな楽曲でこちらもおすすめです。
Clock Strikes (from「人生×僕=」) by ONE OK ROCK
~4人組ロックバンド、ONE OK ROCKの6thアルバムのリードトラック。1~2月部門の「Deeper Deeper」に続いて選出。アジカンのゴッチにツイート上で「コレ。普通に洋楽のバンドと遜色ないじゃん。」と言わしめたロックナンバー。サビに向かう前のタメとサビの爆発は見事。このアルバムは2013年五本指に入る作品。「ドリームフェスティバル2013」で生ワンオク体感しましたが、そのパフォーマンスは圧巻で、いまだ目に焼き付いています。
Breathless (from「Calling/Breathless」) by 嵐
~嵐の2013年第一弾、40作目のシングルより。ひたすら疾走感の「Calling」に比べ、アップテンポながらシリアスなムードが漂う1曲。サビでも間奏でも「オッオオー」が連発されており、これがかなり耳に残ります。これまであったようでなかった曲かなと。
にんじゃりばんばん (from「にんじゃりばんばん」) by きゃりーぱみゅぱみゅ
~きゃりーぱみゅぱみゅの2013年2作目のシングル。いつも通りの中田ヤスタカプロデュースで、今作は和のメロディとテクノポップの融合。"にんじゃりばんばん"という謎のフレーズを連呼するサビのメロディは、CMで大量オンエアされたこともあり、耳から離れなくなりました。サビの「シャキン!」という効果音がクセになります。なお、2013年iTunes年間ランキングでは見事1位に輝きました。
Aoi (from『sakanaction』) by サカナクション
~サカナクション6作目のアルバムからの1曲。1~2月部門の「ミュージック」に続いて選出。「2013年度NHKサッカーテーマ曲」ということで、近年のサカナにしては珍しく捻りがあまりなく、まっすぐな印象のロックナンバーに仕上がっています。このアルバムも上のワンオク同様、2013年指折りの一枚です。
月と銀紙飛行船 (from『5TH DIMENSION』) by ももいろクローバーZ
~人気絶頂の5人組アイドル、ももいろクローバーZの2ndフルアルバムの1曲。シングル含め異色でインパクトの強い攻撃的な楽曲がずらりと並ぶ中、どこか幻想的でこれまでのももクロにはなかった雰囲気を放っていたのがこの曲でした。間奏ではミスチルの「Everything is made from a dream」を思わせる5人によるセリフが入り、これも結構ツボだったり。「歩くんなら、後ろじゃなくて 前だよね」
※作詞した岩里氏のHPに簡単な解説があります。http://www.yuhoiwasato.com/monologue.html
この涙を君に捧ぐ (from「この涙を君に捧ぐ」) by NO NAME
~渡辺麻友らによるAKB声優選抜グループ、NO NAMEの2ndシングル。乗りも派手なアレンジもなく、ただただメロディで聴かせるメディアムバラード。声優選抜というわけあって、声にまとまりがあって、良メロを壊していないのが好印象。4分ジャストでまとまっているのもいい。にぎやかな曲が目立つ48グループだけど、実はこういう「誰が歌っても名曲」な楽曲がたまに出てくるので侮れません。
振り返れば、サカナクション、ワンオクと個人的に3~4月はアルバム豊作の月だったなあ。
さて、いかがでしたでしょうか。
もし、まだ聴かれたことのない曲がありましたら、正月休みを利用してぜひお試しくださいませ。
次回は5~6月部門をお届けいたします。
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さて、チャートチェックに移ります。
前回記事で3/4付シングルランキングのTOP3を見終わりましたので、本日は4位以下を新譜中心にチェックしていきます。
では、さっそく…
3/4付オリコンウィークリーシングルランキング、第4位はこの曲!
第4位 My Resistance -タシカナモノ-/運命Girl -Kis-My-Ft2
前週の1位から3ランクダウン。
週間売上は2.7万枚。
前週の初動31.6万枚から11分の1以下になるジャニーズ恒例の暴落。
累計は2週で34.3万枚を突破。
自己最高初動をマークした今作だが、この2週目のペースではデビュー曲の累計には遠く及びそうにない。
第5位 Final Wars!/もう一度ここから始めよう -THE ALFEE
THE ALFEEの62枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。
これで1983年リリースの「メリーアン」から47作連続のTOP10入り。
初動売上は2.6万枚。前作「生きよう」の初動2.0万枚から上昇。
『ウルトラマン列伝』主題歌となっており、ジャケット写真もその仕様になっている。
特撮ファンも多少手を出したのか、前々作の初動2.3万枚も上回って好調。
リリース形態はすべて【CDのみ】で3種リリース。
3種全て収録曲が異なっており、3種買い促進の複数買い促進商法。
サウンドスキャンでは【CDのみ】3種がそれぞれ0.6万枚で計1.8万枚。
3種が同じ数字で揃っており、ファンが3枚セットで購入していることが手に取るようにわかる結果に。
実際の固定ファンは0.5~0.7万くらいだろうか。
先述の通り、長きにわたってチャート上位の常連となっているが、それも複数商法によって支えられているのは間違いない。
第6位 Slide 'n' Step -KEITA
w-inds.の橘慶太のソロシングルが初登場で6位にランクイン。
これでTOP10入りは3作連続となる。
以前、橘慶太名義で一度ソロデビューしているが、今回はKEITA名義で再デビューということになっている。
初動売上は2.4万枚。前作「FRIEND」の初動1.9万枚から上昇。
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種、特殊販路で【PLAYBUTTON】が1つ存在し、計4種リリース。
一般流通3種すべてCDの収録内容が異なっているため、3種買い促進の複数買い促進商法となっている。
ただ、【PLAYBUTTON】にはCD収録曲がすべて入っているので、CDというかたちにこだわらなければ【PLAYBUTTON】だけでも事足りる。
イベント商法は全形態に「イベント参加券」を封入。
発売週には火木土と隔日で握手会を開催し、売上を稼いでいた。
サウンドスキャンでは【CDのみ】だけが0.6万枚でランクイン。
イベント参加券目当てで安価な【CDのみ】がいちばん売れたということだろう。
20位以下すぐに2種ランクインしているとしても、計1.4~1.6万枚くらいと思われ、オリコンとは少し差があり、その分は【PLAYBUTTON】分と思われる。
第7位 リリック -TOKIO
これで26作連続のTOP10入りとなる。
初動売上は2.3万枚。前作「羽田空港の奇跡/KIBOU」の初動2.6万枚からダウン。
ここ4作連続でドラマ主題歌ながら初動は逓減している。
ドラマ「泣くな、はらちゃん」主題歌だが、もうタイアップ効果はほぼないと思われる。
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で計2種リリース。
【CDのみ】にはカップリングを追加収録しており、2種買い促進の複数買い促進商法となっている。
ジャニーズにしてはこれでも商法は甘め。
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.3万枚、【CDのみ】が0.9万枚で計2.2万枚。
一応アイドルのはずだが、イベントや特殊販路商品などはないので、オリコンとの乖離はほとんどない。
以下、新譜をピックアップ。
第9位 悦ト鬱 -己龍
インディーズで活躍するV系バンド、己龍(きりゅう)の9作目のシングルが初登場で9位にランクイン。
これがデビュー以来、初のTOP10入りとなる。
初動売上は1.3万枚。前作「灯」の初動0.9万枚から上昇。
デイリーランキングでは最高位12位で一度もTOP10内に入ることはできなかったが、ウィークリーではデイリー未集計店舗の売上が大量に加算されたようで、TOP10入りとなった。
今回の己龍が特別ではなく、以前もV系にはよく見られる現象である。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が2種で計4種リリース。
DVDの内容は異なり、また【CDのみ】の2種にはそれぞれ異なるカップリング曲が収録されているため、全ての音源と映像を購入でコンプするためには4枚すべて買わなくてはならない複数買い促進商法。
最近はアイドル勢に押されているが、もともと「商法といえばV系」といっていいほど複数商法を早くから取り入れていた。
これくらいならV系としてはまぁ普通といった感じである。
なお、4形態すべてに「全タイプ購入応募特典応募券」が封入されており、思い切り全タイプすべて購入することを推奨している。
サウンドスキャンではTOP20内に1種もランクインできず。
4種に売上が分散、もしくは売上のほとんどがサウンドスキャン集計外の店舗によるためと思われる。
第10位 今を生きて -ASIAN KUNG-FU GENERATION
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの19作目のシングルが初登場で10位にランクイン。
TOP10入りは2作ぶり、通算16作目。
初動売上は1.3万枚。前作「それでは、また明日」の初動1.7万枚からダウン。
前作はかなりのリリースラッシュ週にぶつかって、初動を伸ばしながら不運にもTOP10入りを逃していた。
今回は前作から数字は下げたが、なんとかTOP10復帰。
ただ、初動は前々作の1.4万枚もわずかに下回り、厳しい展開に。
このままだとあと数作のうちに初動は1万割れしてしまいそうだ。
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.3万枚で9位にランクイン。
アイドルのような商法は全くないので、オリコンとの乖離はなし。【CDのみ】はほぼ売上ゼロか。
~Today's Yasai Reccomends~アイアンバイブル (from『Xと○と罪と』) by RADWIMPS
君に届け (from「太陽の女神」) by 家入レオ
全国1億人のチャートファンの皆様、明けましておめでとうございます。
2014年になりました
当ブログも早いもので、2006年1月の開設から早いもので8年が経とうとしています。
長きに渡る皆様の御支援に心から感謝いたします。
アクセス数ももうすぐ59万。
年内の60万突破を目指して、コツコツ更新していきますので、今年も宜しくお願いします。
さて、2013年もオリコンやサウンドスキャン等パッケージのランキング上位はアイドル勢で埋め尽くされた1年でした。
しかし、iTunesなどの配信チャートやその他パッケージ以外のランキングでは少し違う顔ぶれになっていたり、心に響く楽曲もたくさん生まれました。
また、アイドルの楽曲でも敬遠していると損をする、そんな楽曲もありました。
音楽は聴き方も見つけ方も多様化し、「自分の好きな音楽は自分で探す時代」がやってきたのだと痛感します。
このブログに遊びにきてくれている方々に、自分好みの音楽を見つけてもらうきっかけを微力ながら提供したい。
ということで、昨年同様、年始の記事では管理人Yasaiの2013年オススメ楽曲フィードバックを、「Yasai Reccomends 2013」と称して綴っていきます。
なんて、偉そうに書きましたが、結局私が従前のランキングにどっぷりなわけで、そこまでコアな楽曲は紹介できないことを先に綴っておきます。
では、さっそく本日は2013年1月~2月リリース部門
です。
聴いたことのない楽曲がありましたら、ぜひチェックしてみてください。
REASON (from「REASON」) by ゆず
~ゆずの2013年第一弾シングル。ももクロの楽曲プロデュースで知られる前山田健一との合作。サウンドがこれまでのゆずとは違い、打ち込み全開で、また曲の構成も面白い。新しいゆずを感じてドキドキしたのを覚えています。なお、c/wはアコギとハーモニカが全面に押し出された「ゆずらしい」楽曲でこちらもオススメです。
Deeper Deeper (from「Deeper Deeper/Nothing Helps」) by ONE OK ROCK
~ONE OK ROCKの8thシングル。リリース前からスズキのCMソングとしてオンエアされていながら、その時は洋楽にしか聴こえず。攻撃的ながらメロディアス。Takaの歌声も相変わらずパワフルで聴いていてスカッとする1曲です。3分半でスパっと終わるのも好印象。アルバム未収録のc/w「カサブタ」も必聴。
梅 (from「梅」) by 私立恵比寿中学
~ももクロ妹分グループ、「エビ中」のメジャー3作目のシングル。「春に咲く桜よりも有名にならない梅を尊重する」というコンセプト。作詞作曲は前山田健一。UMEを夢と読んだり、有名とかけたり遊び心いっぱいの歌詞と、疾走感あふれるメロディが魅力的で中毒性のある1曲でした。なお、c/w「頑張ってる途中」はレキシによる楽曲提供でこちらはガーリーでアイドル全開。
ミュージック (from「ミュージック」) by サカナクション
~北海道出身の5人組ロックバンド、サカナクションの8thシングル。「ミュージック」というタイトルからは想像できない「流れ流れ」という歌詞から最後は「歌い続けるよ」で締まる。曲が進むに連れ、盛り上がっていく構成は見事で、はじめて聴いたときは鳥肌が立ちました。昨年は紅白に初登場し、この曲を演奏。サカナクションの世界がまた多くの人に広がったことでしょう。
Don't Look Back in Anger [Live Version] (from『18』) by 吉井和哉
~吉井和哉のソロ初ベスト『18』より、オアシスヒット曲のカバーで2007年のLive音源となっている。歌詞は吉井さんによる日本語詞になっており、特に歌いだしの「チキンライスによく似た 油ぎった赤い怒り」という表現は吉井節全開。
Girl (from『Signed POP』) by 秦基博
~秦基博の4thフルアルバムの1曲。歌詞をさらっと見ると恋人に向けた曲のように見えますが、実は自分の子供に向けて歌われた曲とのこと。サビの"ふわり 羽のよう"というフレーズは秦さんの歌声と相まって、聴いていてとても心地いい。なお、この曲は2013年のUSEN J-POP年間1位に輝きました。今後秦さんの代表曲になっていくのかな。
Emotions (from「Emotions」) by MAN WITH A MISSION
~頭はオオカミ、身体は人間の覆面オオカミバンド、MAN WITH A MISSIONのメジャー2ndシングル。これまでのMWAMの音に比べるとノリノリシャウト感は薄れてかなりヘビーな仕上がりに。ただ、メロディラインのキレイさは衰えず、いい意味でよくまとまっている1曲だろ思います。c/wではこれまでのMWAMも聴けるのでご安心を。なお、チャートアクションについてはちょうどタイミングが被って下記チャートチェックで解説しています。
お人好しカメレオン (from『CIDER ROAD』) by UNISON SQUARE GARDEN
~下北沢を中心に活動する3ピースロックバンド、UNISON SQUARE GARDENの4thアルバムから1曲。管理人の2013年買わずに後悔したアルバム1位はこれです。先行シングル「リニアブルーを聴きながら」をはじめとして、終始キラキラしたロックが展開され、思わずニヤついてしまいます。圧倒的な完成度の今作から1曲ってのは苦渋の選択でしたが、このバンドのキラキラ感と甘くない優しさがよく表現されていると思う「お人好しカメレオン」にしました。ユニゾンはいまのロックとポップのバランスが一番だと思います。聴き頃のバンド、ぜひご賞味あれ。
さて、いかがでしたでしょうか。
まだ聴いたことのない曲がありましたら、正月休みを利用してぜひお試しくださいませ。
次回は3月~4月部門をお送りします。
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さて、チャートチェックに移ります。
前回記事で2/25付ランキングを見終わったので、本日からは3/4付ランキングに突入。
まずはいつも通り、シングルランキングから見ていきます。
では、さっそく…
3/4付オリコンウィークリーシングルランキング、第1位はこの曲!
第1位 So long ! -AKB48
これで09年「RIVER」から17作連続の1位獲得となる。
初動売上は103.6万枚!!
前作「永遠プレッシャー」の初動107.3万枚からダウン。
初動売上はダウンしているが、他をまったく寄せ付けない圧倒的な勢いで今回も初動ミリオンを達成。
これで2011年5月リリースの「Everyday、カチューシャ」から10作連続の初動ミリオンとなり、自身の持つ歴代「連続初動ミリオン」記録をまた1つ更新となった。
また、今作でシングルのミリオン達成は、2011年春リリースの「桜の木になろう」から11作連続通算12作目に。
連続ミリオン記録は、あのB'zの13作連続にあと2作と迫った。
リリース形態は一般流通が【CD+DVD】で6種(Type-A・K・Bの3形態×それぞれ握手券の有無で2パターン)と【劇場盤】が1種で計7種リリース。
一般流通は3種のTypeすべて収録内容が異なっており、【劇場盤】もカップリングが異なっているため、4種買い促進の複数買い促進商法。
じゃんけん選抜だった前作はTypeが4種あって、5種買い促進だったので、商法は若干レベルダウン。
ただ、今回は選抜メンバーが人気メンバー中心に戻っており、前作ではなくなっていた「全国握手会」も復活。
イベント商法は一般流通3種に「全国握手会参加券」を封入、「キャラアニ」購入の【劇場盤】に「個別握手会参加券」封入という48グループ恒例のパターン。
パッケージの商法もイベント商法も前々作「UZA」とほぼ同じだが、「UZA」の初動112.9万枚には遠く及んでおらず、セールスパワーのダウンを感じさせるチャートアクションに。
ただ、今回の結果だけで人気ダウンとは決めつけ難く、次の動向も見たいところ。
サウンドスキャンでは一般流通の【CD+DVD】6種がすべてTOP10入り。
握手券付の初回盤3種が10.4万枚、8.8万枚、8.4万枚で、通常盤3種が2.3万枚、1.6万枚、1.6万枚となっており、合計33.1万枚。
オリコンとの乖離は70万枚に達しており、60万弱は劇場盤売上の可能性がある。
前作はサウンドスキャン計が26.5万枚しかなかったので、若干一般流通の売上比率が上がっている。
「全国握手会」復活によって、一般流通盤にもファンが手を出したからというのは言うまでもない。
第2位 THE NEVER ENDING STORY -E-girls
EXILEの妹分となる女性グループ、E-girlsの4枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。
これで2作連続のTOP10入り。
2位は前作に続いて、自己最高位タイとなる。
初動売上は4.0万枚。前作「Follow Me」の初動3.0万枚から上昇。
これで2作連続の初動上昇。
前々作が初動1.8万枚だったので、伸び幅はかなり大きい。
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】、【mu-moショップ・ライブ会場限定盤】で計3種リリース。
CDの収録内容は上位互換なので、複数買い促進にはなっていない。
パッケージ数は前作から大きく変わりはないので、ファン拡大もしくは複数買いするような濃いファンが増えている可能性が高い。
ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」主題歌タイアップも少しは効果があったのだろうか。
サウンドスキャンでは、【CD+DVD】が1.3万枚でランクインしたのみ。
エイベックス系ということで、mu-moショップ販売分がごっそり未集計になっているためのオリコンとの乖離と思われる。
第3位 Emotions -MAN WITH A MISSION
頭はオオカミ、体は人間の覆面5人組ロックバンド、MAN WITH A MISSIONのメジャー2作目のシングルが初登場で3位にランクイン。
これが初の週間TOP3入りとなる。
これまではアルバム『MASH UP THE WORLD』で記録した4位が最高だった。
初動売上は3.0万枚。前作「distance」の初動1.1万枚から3倍近くなる大幅上昇。
自己最高初動を大幅に更新となった。
リリース形態は【CD+グッズ】と【CDのみ】で2種リリース。
CDの内容は同じなので、1枚買えば事足りる仕様。
複数買い促進商法を使わず、かつイベントもなしで、ここまで数字を伸ばしているので、人気は急上昇中とみていいだろう。
また、数字も3万を超えているので、固定ファンもかなり増えているようで、初動4~5万を出しているアイドル勢を凌ぐファン数になっている可能性も高い。
サウンドスキャンでは【CD+グッズ】が2.5万枚、【CDのみ】が0.6万枚で計3.1万枚。
覆面バンドということでイベントはなし、また特殊販路商品もないので、オリコンとの乖離はほとんどない。
2014年はさらにファンを拡大できるのか、注目したいところだ。
~Today's Yasai Reccomends~お人好しカメレオン (from『CIDER ROAD』) by UNISON SQUARE GARDEN
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