福山雅治が男性ソロ史上4人目の5年連続首位! 宮野真守は初のTOP3入り!
例年より早く桜が見ごろだってのに、雨じゃダメだ。
ということで本日はおとなしく記事をアップです。
前回記事で4/15付ランキングを見終わりましたので、本日からは4/22付ランキングに突入です。
まずはいつも通り、シングルランキングから。
今回は2記事に分けず、1回で総ざらいしていきます。
では、さっそく…
4/22付オリコンウィークリーシングルランキング、第1位はこの曲!
第1位 誕生日には真白な百合を/Get the groove -福山雅治
福山雅治の30作目のシングルが初登場で首位を獲得。
これで7作連続、通算16作目の首位獲得となる。
なお、今作の首位をもって、シングル連続首位獲得年数は09年から5年連続に。
男性ソロアーティストによる「5年連続首位」は、近藤真彦(5年連続/1981-1985)、田原俊彦(6年連続/1980-1985)、長渕剛(6年連続/1988-1993)に次いで、史上4人目の快挙となった。
初動売上は10.9万枚。前作「Beautiful life/GAME」の初動14.5万枚からやや大きくダウン。
ドラマ「とんび」主題歌とアサヒビール「スーパードライ」CMソングのダブルタイアップだったが、数字は伸び悩んだ。
「ドラえもん」タイアップだった前々作が12.0万枚だったので、今回はそれも下回っており、不調。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース。
DVDの内容が異なっている2種買い促進の複数買い促進商法。
一時期はグッズをつけたり、CDの収録内容がすべて違うような商法も使っていたが、ここ数作はおとなしめ。
今回は不調だが、ここまでのキャリアになっても、初動10万以上をキープできているのは凄いと思う。
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が5.9万枚と2.9万枚、【CDのみ】が1.7万枚で計10.5万枚。
特殊販路商品やイベント等はないため、オリコンとの乖離はほとんどない。
第2位 この涙を君に捧ぐ -NO NAME
48グループメンバーの声優選抜ユニット、NO NAMEの2作目のシングルが初登場で2位にランクイン。
メンバーはAKB48から渡辺麻友、仲谷明香、佐藤亜美菜、石田晴香、佐藤すみれ、岩田華怜、SKE48から矢神久美、秦佐和子、NMB48から三田麻央となっており、計9名。
これで2作連続のTOP3入り。
なお、2位は前作で記録した3位を上回って自己最高位。
初動売上は4.9万枚。前作「希望について」の初動4.7万枚から上昇。
カップリング曲含めてアニメ「AKB0048 next stage」タイアップ。
視聴層はAKBファンと重複していると思われ、それほど一般的なアニメ効果はないと思われる。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が2種で計4種リリース。
前作はCDの内容は統一だったが、今回は全種で収録曲が異なっており、4種買い促進の複数買い促進商法に。
なお、前回同様、今回もAKBマストアイテムの【劇場盤】はなし。
ただ、まったくイベント施策がなかった前回と比較すると、今回は『この電話を君に捧ぐ』抽選シリアルナンバーを封入しており、多少強化はしている。
とはいえ、直接会える握手会などのイベントに比べるとそこまで数字を持ち上げる効果はなかったようで、初動は今回もAKB派生ユニットとするとかなり低めの数字になっている。
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が1.7万枚と1.3万枚、【CDのみ】2種が0.7万枚と0.6万枚で合計4.3万枚。
特殊販路商品も握手会もないので、AKB商品としては奇跡的にオリコンとの乖離が小さい。
逆に普段、劇場盤や握手会が数字を歪めているかということも…。
第3位 カノン -宮野真守
男性声優、宮野真守の9作目のシングルが初登場で3位にランクイン。
自身2度目のシングルTOP10入りで、シングル、アルバムを通じて初のTOP3入り。
初動売上は2.8万枚。前作「ULTRA FLY」の初動0.9万枚から3倍以上となる大幅上昇。
9作目にして、自己最高初動を大きく更新となった。
今回の初動高騰については、テレビアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%』主題歌となっていることが要因と思われる。
また、「バースディライブイベントプレミア抽選シリアルナンバー」を封入しており、熱狂的なファンは抽選に当たるために大量買いしている可能性がある。
リリース形態は魂のCD1種リリース。
映像をつければより高い数字が出そうだが、ずっとこの売り方を突き通している。
サウンドスキャンでは2.7万枚で3位。
オリコンとの乖離はほぼなし。
第4位 恋に落ちて -シド
ロックバンド、シドのメジャー14作目のシングルが初登場で4位にランクイン。
これで17作連続のTOP10入りとなる。
初動売上は2.3万枚。前作「V.I.P」の初動3.4万枚からダウン。
前作はアニメタイアップが付いていたが、今回はそれがなくなったためのダウンだと思われる。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース。
前作は【アニメ盤】があって4種だったので、パッケージは1種減。
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が1.2万枚と0.8万枚でランクインし、計2.0万枚。
【CDのみ】もTOP20圏外に入っていると想定すると、オリコンとの乖離はほとんどなし。
第5位 C.P.U !? -Cheeky Parade
エイベックスのレーベル「iDOL Street」初の9人組女性アイドルグループ、Cheeky Paradeの2作目のシングルが初登場で5位にランクイン。
これで2作連続のTOP10入りとなる。
初動売上は1.9万枚。前作「BUNBUN NINE9'」の初動2.2万枚からダウン。
2作連続で2万台をキープすることはできなかった。
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】と【CDのみ】の2種。
特殊販路商品として【ローソン・HMV限定盤】と【イベント会場・mu-moショップ限定盤】が存在して、計4種リリース。
イベント商法としては、【イベント会場・mu-moショップ限定盤】以外の3形態に「握手会参加券」を封入。
また、発売週には1日休まず発売記念イベントを開催。
【イベント会場・mu-moショップ限定盤】をそこで購入することで特典等あったはずなので、売上の大半はそこに固まっていると思われる。
サウンドスキャンでは【CDのみ】のみが0.3万枚でランクイン。
エイベックス系なのでmu-moショップでの売上や特殊販路商品に売上が固まっていると思われ、オリコンの数字とはかけ離れたものになっている。
ある意味、アイドルらしい結果に。
第6位 THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER お願い!シンデレラ -THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
ソーシャルゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』のシングルが初登場で6位にランクイン。
『アイドルマスター シンデレラガールズ』はアイドルプロデュース体験ゲーム『THE IDOLM@STER』(通称アイマス)から派生したソーシャルゲーム。
2012年から定期的にキャラクターシングルが発売されており、チャート上位を占拠したこともあったが、今回は主要キャラたちによるテーマソングになっている。
初動売上は1.7万枚。
今作の3か月ほど前に、キャラクター別のシングルが5作同時にリリースされ、その初動が1.5~2.0万枚だった。
今回は複数キャラ(複数声優)が参加したシングルだったが、数字が伸びることはなかった。
参加声優の多くがまだ固定ファンを抱えていない人たちということで、個々の声優のファンはここまで流入してきていないのかもしれない。
リリース形態はCD1種リリース。
サウンドスキャンでは1.4万枚で6位にランクイン。
以下、ピックアップ。
第8位 アイタイ -スガシカオ
スガシカオの29作目のシングルが初登場で8位にランクイン。
シングルのTOP10入りは09年以来で、通算8作目のTOP10入り。
初動売上は1.1万枚。前作「約束」の初動0.9万枚から上昇。
前作はアニメタイアップで、今回はWOWOWのドラマ「ホリック xxxHOLiC」主題歌。
前作のほうがタイアップ効果がありそうな中、かつ2年2ヵ月ぶりのシングルで伸ばしてきたのはなかなか凄い。
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース。
収録曲違いなどはなし。
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.0万枚でランクイン。
~Today's Yasai Reccomend~
evils fall (from『Tales of Purefly』) by MAN WITH A MISSION


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