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2014年3月21日 (金)

EXILE、ライヴチケット付きCDで驚異の初動50万枚超え!!

大変ご無沙汰しております。

 

生きております。

が、例年通り、3月はプライベートなしの日々です。

今日は久々に休みということで、記事アップです。

 

では、本日もチャートチェックを進めます。

だいぶ前ですが前々回の記事で4/8付オリコンランキングを見終わりましたので、本日からは4/15付ランキングに突入です。

 
まずはいつも通り、シングルランキングからチェックです。
 
 
では、さっそく…
 
 
4/15付オリコンウィークリーシングルランキング、第1位はこの曲!
 
 
第1位 EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~ -EXILE
 
Exile1_s
 
EXILEの41作目のシングルが初登場で首位を獲得。
 
首位獲得は2作ぶり、通算13作目となる。
 
 
初動売上は56.5万枚。前作「BOW & ARROWS」の初動9.5万枚から6倍近くになる大幅上昇。
 
前代未聞の47万枚増で、自身初の初動50万オーバーに。
 
 
破竹の勢いでシングルの自己最高初動記録を大幅更新
 
これまでの最高初動は05年に「ただ…逢いたくて」で記録した25.4万枚だったので、それを倍以上に伸ばして、約7年4ヵ月ぶりの記録更新となった。
 
 
また、これまでのシングル累計売上の最高も先述の「ただ…逢いたくて」で56.2万枚だったので、初週だけで自身最大のヒットシングルになったことになる。
 
 
ここまで破壊的な数字を記録したのは、もちろんファンが一気に増えたわけでも、楽曲がお茶の間に広く愛されたわけでもなく、商法によるものである。
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】、【CDのみ】の2種。CDの収録内容は統一。
 
加えて、ECサイト(ファンクラブ)限定商品があり、それが【ライヴチケット付きCD】となっている。
 
今回の初動高騰の要因のすべてはこの「ライヴチケット付きCD」にある。
 
 
この「ライヴチケット付きCD」には、CD1枚につき全17公演の「EXILE LIVE TOUR 2013 EXILE PRIDE」のチケットが1枚付いている。
 
つまり、1公演参加するためには1枚CD購入が必要であり、全公演に参加するファンが存在する場合、17枚同じCDを購入していることになる
 
 
ツアーは一般販売の席もありながら、ファンクラブ用にある程度の座席が確保されているとして、その座席数×17公演分が今回CD売上として計上されていると思われる。
 
 
人気アーティストであれば「先行予約」でも売上を伸ばす要因になる「ライヴ」だが、ライヴのチケットがそのまま付与されるのだから、ファンは手を出さざるを得ないといった感じ。
 
というか、ファンにはもはやCDを買っているという感覚はないと思われる。
 
 
では、実際CDとして購入されているのは一般店舗分しか集計しないサウンドスキャン売上が近く…
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が2.4万枚、【CDのみ】が0.3万枚でたったの計2.7万枚
 
売上の9割以上を【ライヴチケット付きCD】が占めているようで、初動50万枚超えも記録だが、オリコンとの乖離も50万枚を超えている。
 
前代未聞としか言いようがない。
 
 
 
こうなると、何にでもCDをつけて売ればいいのでは…という議論は避けられず、オリコンもどこまでをCD売上として捉えるのか、さすがにそろそろはっきりさせないとならない気がする。
 
たとえば、「ワンピース」のコミックスは初週に150万くらい売れるので、それにCDを付けて、それがCD売上としてもカウントされるなら、ミリオンヒット出放題だし。
 
極論、食料品とか生活必需品に付けちゃえば…米とか。
 
 
なお、今作はこの発売週以降もライヴが開催されるたびに急浮上し、チャートを賑わすことに。
 
その模様はその時々にピックアップしていく。
 
 
 
第2位 Jane Doe -高橋みなみ
 
Takahashiminami_janedoe_lyrics300x2
 
AKB48グループ総監督、高橋みなみのソロデビューシングルが初登場で2位にランクイン。
 
AKB48からのソロデビューは板野友美、前田敦子、岩佐美咲、渡辺麻友、指原莉乃、柏木由紀、松井咲子、河西智美に続き9人目。
 
デビュー作でTOP3入りを果たしている。
 
 
初動売上は8.5万枚
 
AKB48からのソロデビューシングルとしては、
 
前田敦子「Flower」(初動17.7万枚)
板野友美「Dear J」(初動16.3万枚)
渡辺麻友「シンクロときめき」(初動12.3万枚)
柏木由紀「ショートケーキ」(初動10.5万枚)
 
に次いで、5番目に高い成績に。
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】が3種と、ECサイト限定の【劇場盤】が1種で計4種リリース
 
4種すべてでCDの収録内容が異なっており、4種買い促進の複数買い促進商法
 
 
イベント商法ももちろん組まれており、一般流通3種には「イベント応募抽選券」を封入。
 
【劇場盤】には「握手会参加券」を封入という、AKB勢のオーソドックスなやり方。
 
複数買いが横行しているのは間違いないだろう。
 
 
「AKB48総監督」という肩書きを踏まえると若干物足りないが、総選挙の順位からすると順当な結果だといえる。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が2.3万枚、1.9万枚、1.7万枚で計5.9万枚
 
オリコンと2.5万枚ほど差があるが、姉妹グループや他のAKB勢のソロに比べると、乖離は小さい。
 
 
第3位 Crazy 完全な大人 -℃-ute
 
N01911ic
 
ハロプロのアイドルグループ、℃-uteのメジャー21作目のシングルが初登場で3位にランクイン。
 
これで21作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は4.7万枚。前作「この街」の初動2.4万枚から倍近くなる大幅上昇。
 
前々作の初動4.8万枚と同等のラインまで戻ってきた。
 
 
もちろん、ファンの数が大幅に上下しているわけではなく、商法の違いがそのまま数字に直結しているだけである。
 
 
今作のリリース形態は【CD+DVD】が3種と【CDのみ】が3種で合計6種リリース
 
【CDのみ】のうち2種はカップリング曲が異なっているので、映像と音源を購入でコンプリートするためには5種買わなくてはならない、複数買い促進商法
 
 
なお、今回は前作で影を潜めていたAKB商法を再び発動しており、【通常盤】を「キャラアニ」で購入することで「個別握手会参加券」を付与。
 
また、前々作同様に、ソニーのECサイトでは全6形態をひとつにまとめたBOXセットがリリースされており、前作同様このBOXセットだけに「イベント参加券」を封入している鬼仕様。
 
過去の例からBOX1つの売上で、オリコン上は6枚の売上カウントになっていると思われる。
 
相変わらず「BOX固め売り商法」の威力は絶大で、前作から倍増となったのは言うまでもない。
 
 
サウンドスキャンでは通常盤の【CDのみ】が0.8万枚、【CD+DVD】の1種が0.5万枚で計1.3万枚
 
オリコンとの乖離はECサイトでしか買えないBOXセットの売上がすべて集計されていないためと思われる。
 
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
ray (from『RAY』) by BUMP OF CHICKEN

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