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2014年3月の記事

2014年3月30日 (日)

福山雅治が男性ソロ史上4人目の5年連続首位! 宮野真守は初のTOP3入り!

例年より早く桜が見ごろだってのに、雨じゃダメだ。

 

ということで本日はおとなしく記事をアップです。

前回記事で4/15付ランキングを見終わりましたので、本日からは4/22付ランキングに突入です。

 
まずはいつも通り、シングルランキングから。
 
今回は2記事に分けず、1回で総ざらいしていきます。
 
 
では、さっそく…
 
 
4/22付オリコンウィークリーシングルランキング、第1位はこの曲!
 
 
第1位 誕生日には真白な百合を/Get the groove -福山雅治
 
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福山雅治の30作目のシングルが初登場で首位を獲得。
 
これで7作連続、通算16作目の首位獲得となる。
 
 
なお、今作の首位をもって、シングル連続首位獲得年数は09年から5年連続に。
 
男性ソロアーティストによる「5年連続首位」は、近藤真彦(5年連続/1981-1985)、田原俊彦(6年連続/1980-1985)、長渕剛(6年連続/1988-1993)に次いで、史上4人目の快挙となった。
 
 
初動売上は10.9万枚。前作「Beautiful life/GAME」の初動14.5万枚からやや大きくダウン。
 
ドラマ「とんび」主題歌とアサヒビール「スーパードライ」CMソングのダブルタイアップだったが、数字は伸び悩んだ。
 
「ドラえもん」タイアップだった前々作が12.0万枚だったので、今回はそれも下回っており、不調。
 
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース
 
DVDの内容が異なっている2種買い促進の複数買い促進商法
 
 
一時期はグッズをつけたり、CDの収録内容がすべて違うような商法も使っていたが、ここ数作はおとなしめ。
 
今回は不調だが、ここまでのキャリアになっても、初動10万以上をキープできているのは凄いと思う。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が5.9万枚と2.9万枚、【CDのみ】が1.7万枚で計10.5万枚。
 
特殊販路商品やイベント等はないため、オリコンとの乖離はほとんどない。
 
 
 
第2位 この涙を君に捧ぐ -NO NAME
 
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48グループメンバーの声優選抜ユニット、NO NAMEの2作目のシングルが初登場で2位にランクイン。
 
メンバーはAKB48から渡辺麻友、仲谷明香、佐藤亜美菜、石田晴香、佐藤すみれ、岩田華怜、SKE48から矢神久美、秦佐和子、NMB48から三田麻央となっており、計9名。
 
 
これで2作連続のTOP3入り。
 
なお、2位は前作で記録した3位を上回って自己最高位。
 
 
初動売上は4.9万枚。前作「希望について」の初動4.7万枚から上昇。
 
カップリング曲含めてアニメ「AKB0048 next stage」タイアップ。
 
視聴層はAKBファンと重複していると思われ、それほど一般的なアニメ効果はないと思われる。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が2種で計4種リリース
 
前作はCDの内容は統一だったが、今回は全種で収録曲が異なっており、4種買い促進の複数買い促進商法に。
 
 
なお、前回同様、今回もAKBマストアイテムの【劇場盤】はなし。
 
ただ、まったくイベント施策がなかった前回と比較すると、今回は『この電話を君に捧ぐ』抽選シリアルナンバーを封入しており、多少強化はしている。
 
 
とはいえ、直接会える握手会などのイベントに比べるとそこまで数字を持ち上げる効果はなかったようで、初動は今回もAKB派生ユニットとするとかなり低めの数字になっている。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が1.7万枚と1.3万枚、【CDのみ】2種が0.7万枚と0.6万枚で合計4.3万枚。
 
特殊販路商品も握手会もないので、AKB商品としては奇跡的にオリコンとの乖離が小さい
 
逆に普段、劇場盤や握手会が数字を歪めているかということも…。 
 
 
 
第3位 カノン -宮野真守
 
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男性声優、宮野真守の9作目のシングルが初登場で3位にランクイン。
 
自身2度目のシングルTOP10入りで、シングル、アルバムを通じて初のTOP3入り
 
 
初動売上は2.8万枚。前作「ULTRA FLY」の初動0.9万枚から3倍以上となる大幅上昇。
 
9作目にして、自己最高初動を大きく更新となった。
 
 
今回の初動高騰については、テレビアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%』主題歌となっていることが要因と思われる。
 
また、「バースディライブイベントプレミア抽選シリアルナンバー」を封入しており、熱狂的なファンは抽選に当たるために大量買いしている可能性がある。
 
 
リリース形態は魂のCD1種リリース
 
映像をつければより高い数字が出そうだが、ずっとこの売り方を突き通している。
 
サウンドスキャンでは2.7万枚で3位。
 
オリコンとの乖離はほぼなし。
 
 
 
第4位 恋に落ちて -シド
 
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ロックバンド、シドのメジャー14作目のシングルが初登場で4位にランクイン。
 
これで17作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は2.3万枚。前作「V.I.P」の初動3.4万枚からダウン。
 
前作はアニメタイアップが付いていたが、今回はそれがなくなったためのダウンだと思われる。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース
 
前作は【アニメ盤】があって4種だったので、パッケージは1種減。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が1.2万枚と0.8万枚でランクインし、計2.0万枚
 
【CDのみ】もTOP20圏外に入っていると想定すると、オリコンとの乖離はほとんどなし。
 
 
 
第5位 C.P.U !? -Cheeky Parade
 
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エイベックスのレーベル「iDOL Street」初の9人組女性アイドルグループ、Cheeky Paradeの2作目のシングルが初登場で5位にランクイン。
 
これで2作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は1.9万枚。前作「BUNBUN NINE9'」の初動2.2万枚からダウン。
 
2作連続で2万台をキープすることはできなかった。
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】と【CDのみ】の2種。
 
特殊販路商品として【ローソン・HMV限定盤】と【イベント会場・mu-moショップ限定盤】が存在して、計4種リリース
 
 
イベント商法としては、【イベント会場・mu-moショップ限定盤】以外の3形態に「握手会参加券」を封入。
 
また、発売週には1日休まず発売記念イベントを開催。
 
【イベント会場・mu-moショップ限定盤】をそこで購入することで特典等あったはずなので、売上の大半はそこに固まっていると思われる。
 
 
 
サウンドスキャンでは【CDのみ】のみが0.3万枚でランクイン。
 
エイベックス系なのでmu-moショップでの売上や特殊販路商品に売上が固まっていると思われ、オリコンの数字とはかけ離れたものになっている。
 
ある意味、アイドルらしい結果に。
 
 
第6位 THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER お願い!シンデレラ -THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
 
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ソーシャルゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』のシングルが初登場で6位にランクイン。
 
『アイドルマスター シンデレラガールズ』はアイドルプロデュース体験ゲーム『THE IDOLM@STER』(通称アイマス)から派生したソーシャルゲーム。
 
 
2012年から定期的にキャラクターシングルが発売されており、チャート上位を占拠したこともあったが、今回は主要キャラたちによるテーマソングになっている。
 
 
初動売上は1.7万枚
 
今作の3か月ほど前に、キャラクター別のシングルが5作同時にリリースされ、その初動が1.5~2.0万枚だった。
 
今回は複数キャラ(複数声優)が参加したシングルだったが、数字が伸びることはなかった。
 
 
参加声優の多くがまだ固定ファンを抱えていない人たちということで、個々の声優のファンはここまで流入してきていないのかもしれない。
 
 
リリース形態はCD1種リリース
 
サウンドスキャンでは1.4万枚で6位にランクイン。
 
 
以下、ピックアップ。
 
第8位 アイタイ -スガシカオ
 
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スガシカオの29作目のシングルが初登場で8位にランクイン。
 
シングルのTOP10入りは09年以来で、通算8作目のTOP10入り。
 
 
初動売上は1.1万枚。前作「約束」の初動0.9万枚から上昇。
 
前作はアニメタイアップで、今回はWOWOWのドラマ「ホリック xxxHOLiC」主題歌。
 
前作のほうがタイアップ効果がありそうな中、かつ2年2ヵ月ぶりのシングルで伸ばしてきたのはなかなか凄い。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース。
 
収録曲違いなどはなし。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.0万枚でランクイン。
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
evils fall (from『Tales of Purefly』) by MAN WITH A MISSION
サクラあっぱれーしょん (from「サクラあっぱれーしょん」) by でんぱ組.inc

2014年3月25日 (火)

ファンモン有終の美! ラストアルバムが首位!

本日もチャートチェックを進めます。
 
前回記事で4/15付オリコンシングルランキングを見終わったので、本日はアルバムランキングを見ていきます。
 
 
では、さっそく…
 
4/15付オリコンウィークリーアルバムランキング、第1位はこの作品!
 
 
第1位 ファンキーモンキーベイビーズLAST BEST -FUNKY MONKEY BABYS
 
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前週の2位から1ランクアップして首位獲得!
 
通算4作目のアルバム首位となる。
 
 
なお、登場2週目以降での初首位獲得は、登場2週目に順位を上げて初首位となった07年のアヴリル・ラヴィーン『ベスト・ダム・シング』以来で、約5年11か月ぶり
 
初週に売上が固まる昨今、2週目で浮上しての首位はなかなか見られない。
 
 
週間売上は5.8万枚
 
前週の初動16.9万枚から3分の1以上で粘っている。
 
 
初週はジャニーズグループに敗れて2位だったが、「ラストベストが2位」とメディアが煽っていたので、その効果もあって2週目でも高い数字を残した。
 
ただ、前回のベストの勢いには遠く及ばないのは変わらず。
 
 
累計は2週で22.6万枚を突破。
 
 
サウンドスキャンでは【3CD+DVD】が3.9万枚、【3CD】が1.7万枚で計5.6万枚。
 
オリコンとの乖離はほとんどない。
 
 
 
第2位 佐村河内守 作曲:交響曲第1番 《HIROSHIMA》 -大友直人, 東京交響楽団
 
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今メディアを騒がしている全聾作曲家・佐村河内守のクラシックアルバムが前週の175位から急上昇して一気に2位にランクイン。
 
この急上昇は、この週の集計期間直前の3/31(日)にNHK総合で密着ドキュメンタリー『NHKスペシャル魂の旋律~音を失った 作曲家~』が放送されたことによるもの。
 
 
同アルバムのTOP10入りは2012/12/3付で9位を記録して以来4ヵ月ぶりで、この週の2位は9位を上回る最高位となった。
 
 
 
なお、前週100位圏外からのTOP3入りは異例で、坂井泉水の急逝で07年6月に前週の300位圏外から3位まで急上昇したZARD『GoldenBest ~15thAnniversary~』以来で、約5年10ヵ月ぶり
 
また、男性のクラシックアルバムによるTOP3入りは、09年6月に2位を記録した辻井伸行『debut』以来、約3年10ヵ月ぶりとなった。
 
 
上記の通り、実は今作で色々と記録を残しているのだが…。
 
まさか約1年後にここまで世間を騒がすことになるとは誰も思わなかっただろう
 
 
週間売上は2.2万枚
 
累計は9.1万枚に到達。
 
 
それにしても、2万もの人たちがドキュメントに心動かされたのに、それが虚像だったとは。
 
チャートブログなので、これ以上のことは差し控えておきます。。
 
 
サウンドスキャンでは2.4万枚。
 
メディア露出の効果での上昇だが、アイドルのようなイベント施策があったわけではないので、オリコンとの乖離はほとんどない。
 
 
 
 
第3位 THE UNRAVELING -DIR EN GREY
 
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ロックバンド、DIR EN GREYのミニアルバムが初登場で3位にランクイン。
 
新曲は1曲だけで他はすでに発表された楽曲のリアレンジとなっている。
 
 
初動売上は2.1万枚
 
企画盤だった前作『UROBOROS [Remastered & Expanded]』の初動0.5万枚から上昇。
 
オリジナルアルバムだった前々作『DUM SPIRO SPERO』の初動3.0万枚からはダウンしている。
 
 
なお、直近のシングルが初動2.3万枚だったので、それとほぼ同水準。
 
一般的にミニアルバムはシングルに近い、もしくはそれ以下の成績になるケースが多く、今回のDIR EN GREYに関しても、それに当てはまった。
 
 
リリース形態は【2CD+DVD】、【CD+DVD】、【CDのみ】で3種リリース
 
3種出ているが、基本的に内容は上位互換なので、複数買い促進ではない。
 
 
サウンドスキャンでは【2CD+DVD】が1.5万枚、【CD+DVD】が0.5万枚で計2.0万枚。
 
【2CD+DVD】は¥7,000の高額商品なので、ひとつランク下の【CD+DVD】を選択したファンが多少いた様子。
 
以下、ピックアップ。
 
 
第8位 卒業アルバム -恵比寿マスカッツ
 
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AV女優やグラビアアイドル、モデルなどで構成された女性アイドルグループ、恵比寿マスカッツの5年間にわたる活動に終止符を打つ、アルバムが初登場で8位にランクイン。
 
これまでのアルバム最高位は前作で記録した17位だったので、これが最初で最後のTOP10入りということになる。
 
 
初動売上は0.9万枚
 
前作『ザ・マスカッツ~ハリウッドからこんにちは~』の初動0.5万枚から上昇。
 
 
リリース形態は【3CD+DVD】、【2CD+DVD】、【CDのみ】で計3種リリース
 
2形態のDVDはそれぞれ内容が異なっているため、2種買い促進の複数買い促進商法となっている。
 
 
前作は2種リリースで2種買い促進だったので、パッケージ1種増が初動上昇の要因のひとつだと思われる。
 
あとは、発売週の土日には解散コンサートを開催したようなので、そこでの物販効果か。
 
最後ということでファンが奮起したものと思われる。
 
 
サウンドスキャンでは【2CD+DVD】だけが0.3万枚でランクイン。
 
オリコンとの乖離が大きいのが少し気になるが、アイドルだし、イベントも開催しているので、数字がぶれるのは仕方がないか。
 
~Today's Yasai Reccomend~
結晶星 (from「結晶星」) by KANA-BOON

2014年3月23日 (日)

レゲエパンクバンド、SiMが初のTOP10入り!

本日もチャートチェックを進めます。

 

前回記事で4/15付シングルランキングのTOP3までをチェックしたので、本日は4位以下をチェックしていきます。

 
では、さっそく… 
 
 
4/15付オリコンウィークリーシングルランキング、第4位はこの曲!
 
 
第4位 キ・ス・ウ・マ・イ ~KISS YOUR MIND~/S.O.S(Smile On Smile) -Kis-My-Ft2
 
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前週の1位から3ランクダウン。
 
 
週間売上は1.9万枚
 
前週の初動21.4万枚から10分の1以下にダウン。ジャニーズお得意のダウン。
 
 
累計は2週で23.3万枚
 
前作の初動31.6万枚にも遠く及ばない売上ペースになっている。
 
 
 
第5位 No brand girls/START:DASH!! -μ's
 
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アイドルプロジェクト「ラブライブ!」内で結成されたグループ、μ's(ミューズ)のシングルが初登場で5位にランクイン。
 
5位は自己最高位となる。
 
また、これで3作連続のTOP10入り。
 
 
初動売上は1.7万枚。前作「これからのSomeday/Wonder zone」の初動1.3万枚から上昇。
 
2作連続で数字を伸ばし、今回も自己最高初動を更新。
 
 
リリース形態はCD1種リリース
 
メンバー9人仕様のトレカ(全9種)がランダム封入されているが、複数商法が駆使されているわけではない。
 
 
サウンドスキャンでは1.6万枚で5位にランクイン。
 
特殊販路パッケージやイベント施策はないので、オリコンとの乖離はほとんどない。
 
 
 
第6位 best day,best way -LiSA
 
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女性シンガー、LiSAの3作目のシングルが初登場で6位にランクイン。
 
これで3作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は1.5万枚。前作「crossing field」の初動3.9万枚から半減以下となる大幅ダウン。
 
もともとアニメ『Angel Beats!』で劇中歌を歌い、知名度を伸ばしたシンガー。
 
前作までは2作連続でソニーお得意のアニメドーピングで高い数字を残したが、今回はじめてアニメタイアップが外れて、数字は大きく下がってしまった。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース
 
前作も3種だったが、【CD+DVD】のうち1種がアニメ盤になっていた。
CDの内容は統一だが、DVDの内容が異なっているので、2種買い促進の複数買い促進商法
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種がともに0.6万枚で計1.2万枚
 
前作のサウンドスキャン売上は【CD+DVD】のアニメ盤が2.5万枚も占めていたが、今回はそれがない。
 
アニメタイアップがなくなったことが売上に大きな影響を及ぼしているのがよくわかる結果になっている。
 
 
以下、ピックアップ。
 
 
第8位 伊勢めぐり -水森かおり
 
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女性演歌歌手、水森かおりの21作目のシングルが初登場で8位にランクイン。
 
これで10作連続のTOP10入りとなる。
 
自身の持つ女性演歌歌手の記録であるシングルの「連続TOP10獲得数」(10作連続)、「通算TOP10獲得数」(通算10作)、「連続TOP10獲得年数」(10年連続)をそれぞれ更新。
 
 
 
初動売上は1.3万枚。前作「ひとり長良川」の初動2.0万枚からやや大きくダウン。
 
2011年の前々作は初動2.9万枚も出していて、その前も初動2.8万枚と3万近い数字を連発していたが、そこから一転、1万台ギリのラインに。
 
この2年弱の間に一気にセールスパワーを落としてしまっている。
 
 
もともとファン層からしてパッケージ売上を配信やyoutube等に持っていかれるようなタイプではないし、単純にファン離れが原因だろうか。
 
 
それでも女性演歌歌手の中ではトップクラスの人気であることは変わらないが、このまま下落が続けば先述の記録も途絶えてしまうかもしれない。
 
サウンドスキャンでは1.1万枚。
 
握手会等ないので、オリコンとほぼ同じ数字になっている。
 
 
第9位 EViLS(Blah Blah Blah) -SiM
 
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レゲエパンク4人組ロックバンド、SiMのメジャーデビューシングルが初登場で9位にランクイン。
 
これがデビュー以来、初のTOP10入りとなる。
 
なお、ユニバーサルからのメジャーデビュー。
 
 
初動売上は1.2万枚
 
前作はタワレコ限定シングル「ANTHEM」の初動は0.1万枚にも遠く及んでおらず、今回一気に上昇して、自己最高初動を大幅に更新。
 
 
2011年にリリースされたアルバムがロングヒットし、徐々に知名度を上げる中でのメジャーデビューということで、一気にガツンときたかたち。
 
数年前ならたびたび見られたチャートアクションだが、近年はバンドのこういうファン拡大の流れはほとんど見られなくなっているので、かなり貴重だといえる。
 
 
リリース形態は魂のCD1種リリース
 
複数買いなしの1枚勝負で1万超えなので、今後複数リリースになっていけばもっと高い順位を狙えそう。
 
これからリリースされるアイテムの動向にも注目したいところだ。
 
 
サウンドスキャンでは1.2万枚で6位にランクイン。
 
アイドル的なことはいっさいしていないので、オリコンとの乖離は皆無。
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
繋いだ手から (from「繋いだ手から」) by back number

2014年3月21日 (金)

EXILE、ライヴチケット付きCDで驚異の初動50万枚超え!!

大変ご無沙汰しております。

 

生きております。

が、例年通り、3月はプライベートなしの日々です。

今日は久々に休みということで、記事アップです。

 

では、本日もチャートチェックを進めます。

だいぶ前ですが前々回の記事で4/8付オリコンランキングを見終わりましたので、本日からは4/15付ランキングに突入です。

 
まずはいつも通り、シングルランキングからチェックです。
 
 
では、さっそく…
 
 
4/15付オリコンウィークリーシングルランキング、第1位はこの曲!
 
 
第1位 EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~ -EXILE
 
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EXILEの41作目のシングルが初登場で首位を獲得。
 
首位獲得は2作ぶり、通算13作目となる。
 
 
初動売上は56.5万枚。前作「BOW & ARROWS」の初動9.5万枚から6倍近くになる大幅上昇。
 
前代未聞の47万枚増で、自身初の初動50万オーバーに。
 
 
破竹の勢いでシングルの自己最高初動記録を大幅更新
 
これまでの最高初動は05年に「ただ…逢いたくて」で記録した25.4万枚だったので、それを倍以上に伸ばして、約7年4ヵ月ぶりの記録更新となった。
 
 
また、これまでのシングル累計売上の最高も先述の「ただ…逢いたくて」で56.2万枚だったので、初週だけで自身最大のヒットシングルになったことになる。
 
 
ここまで破壊的な数字を記録したのは、もちろんファンが一気に増えたわけでも、楽曲がお茶の間に広く愛されたわけでもなく、商法によるものである。
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】、【CDのみ】の2種。CDの収録内容は統一。
 
加えて、ECサイト(ファンクラブ)限定商品があり、それが【ライヴチケット付きCD】となっている。
 
今回の初動高騰の要因のすべてはこの「ライヴチケット付きCD」にある。
 
 
この「ライヴチケット付きCD」には、CD1枚につき全17公演の「EXILE LIVE TOUR 2013 EXILE PRIDE」のチケットが1枚付いている。
 
つまり、1公演参加するためには1枚CD購入が必要であり、全公演に参加するファンが存在する場合、17枚同じCDを購入していることになる
 
 
ツアーは一般販売の席もありながら、ファンクラブ用にある程度の座席が確保されているとして、その座席数×17公演分が今回CD売上として計上されていると思われる。
 
 
人気アーティストであれば「先行予約」でも売上を伸ばす要因になる「ライヴ」だが、ライヴのチケットがそのまま付与されるのだから、ファンは手を出さざるを得ないといった感じ。
 
というか、ファンにはもはやCDを買っているという感覚はないと思われる。
 
 
では、実際CDとして購入されているのは一般店舗分しか集計しないサウンドスキャン売上が近く…
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が2.4万枚、【CDのみ】が0.3万枚でたったの計2.7万枚
 
売上の9割以上を【ライヴチケット付きCD】が占めているようで、初動50万枚超えも記録だが、オリコンとの乖離も50万枚を超えている。
 
前代未聞としか言いようがない。
 
 
 
こうなると、何にでもCDをつけて売ればいいのでは…という議論は避けられず、オリコンもどこまでをCD売上として捉えるのか、さすがにそろそろはっきりさせないとならない気がする。
 
たとえば、「ワンピース」のコミックスは初週に150万くらい売れるので、それにCDを付けて、それがCD売上としてもカウントされるなら、ミリオンヒット出放題だし。
 
極論、食料品とか生活必需品に付けちゃえば…米とか。
 
 
なお、今作はこの発売週以降もライヴが開催されるたびに急浮上し、チャートを賑わすことに。
 
その模様はその時々にピックアップしていく。
 
 
 
第2位 Jane Doe -高橋みなみ
 
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AKB48グループ総監督、高橋みなみのソロデビューシングルが初登場で2位にランクイン。
 
AKB48からのソロデビューは板野友美、前田敦子、岩佐美咲、渡辺麻友、指原莉乃、柏木由紀、松井咲子、河西智美に続き9人目。
 
デビュー作でTOP3入りを果たしている。
 
 
初動売上は8.5万枚
 
AKB48からのソロデビューシングルとしては、
 
前田敦子「Flower」(初動17.7万枚)
板野友美「Dear J」(初動16.3万枚)
渡辺麻友「シンクロときめき」(初動12.3万枚)
柏木由紀「ショートケーキ」(初動10.5万枚)
 
に次いで、5番目に高い成績に。
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】が3種と、ECサイト限定の【劇場盤】が1種で計4種リリース
 
4種すべてでCDの収録内容が異なっており、4種買い促進の複数買い促進商法
 
 
イベント商法ももちろん組まれており、一般流通3種には「イベント応募抽選券」を封入。
 
【劇場盤】には「握手会参加券」を封入という、AKB勢のオーソドックスなやり方。
 
複数買いが横行しているのは間違いないだろう。
 
 
「AKB48総監督」という肩書きを踏まえると若干物足りないが、総選挙の順位からすると順当な結果だといえる。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が2.3万枚、1.9万枚、1.7万枚で計5.9万枚
 
オリコンと2.5万枚ほど差があるが、姉妹グループや他のAKB勢のソロに比べると、乖離は小さい。
 
 
第3位 Crazy 完全な大人 -℃-ute
 
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ハロプロのアイドルグループ、℃-uteのメジャー21作目のシングルが初登場で3位にランクイン。
 
これで21作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は4.7万枚。前作「この街」の初動2.4万枚から倍近くなる大幅上昇。
 
前々作の初動4.8万枚と同等のラインまで戻ってきた。
 
 
もちろん、ファンの数が大幅に上下しているわけではなく、商法の違いがそのまま数字に直結しているだけである。
 
 
今作のリリース形態は【CD+DVD】が3種と【CDのみ】が3種で合計6種リリース
 
【CDのみ】のうち2種はカップリング曲が異なっているので、映像と音源を購入でコンプリートするためには5種買わなくてはならない、複数買い促進商法
 
 
なお、今回は前作で影を潜めていたAKB商法を再び発動しており、【通常盤】を「キャラアニ」で購入することで「個別握手会参加券」を付与。
 
また、前々作同様に、ソニーのECサイトでは全6形態をひとつにまとめたBOXセットがリリースされており、前作同様このBOXセットだけに「イベント参加券」を封入している鬼仕様。
 
過去の例からBOX1つの売上で、オリコン上は6枚の売上カウントになっていると思われる。
 
相変わらず「BOX固め売り商法」の威力は絶大で、前作から倍増となったのは言うまでもない。
 
 
サウンドスキャンでは通常盤の【CDのみ】が0.8万枚、【CD+DVD】の1種が0.5万枚で計1.3万枚
 
オリコンとの乖離はECサイトでしか買えないBOXセットの売上がすべて集計されていないためと思われる。
 
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
ray (from『RAY』) by BUMP OF CHICKEN

2014年3月 8日 (土)

3月新譜チェック~HKT、SKE、NMBが立て続けに登場!~

なかなか春の日差しは刺さず、昨日にいたっては雪まで降り。
 
冬気分でいましたが、気づけば暦上は3月になって早くも1週間が経過していました。
 
 
ということで、本日はすでに3月に入っていますが、3月の新譜チェックをいたします。 
皆さんが気になる新譜を見つけるきっかけになったら幸いです。
 
 
太字はその週の1位獲得本命曲。赤文字は管理人の個人的な注目曲です。
いつもどおり、発表される全作品は確認不可なのでメジャーなアーティスト中心となります。
 
 
それでは、Let's check!
 
 
3/5
  • 光のシグナル - Kis-My-Ft2
  • Love Story - EXILE TAKAHIRO
  • セブンスコード - 前田敦子
  • 心の叫びを歌にしてみた/Love take it all - ℃-ute
  • Lead the way/LA'booN - T-ARA
  • Anchor - 三浦大知
  • FREAK SHOW - DISH//
  • TVアニメ『黒子のバスケ』キャラクターソング SOLO SERIES Vol.16(理不尽に、) - 紫原敦(鈴村健一)
  • TVアニメ『黒子のバスケ』キャラクターソング SOLO SERIES Vol.15(QUICK START) - 桜井良(島﨑信長)
  • Shout It Out - BoA
  • ローハイド/太陽が笑ってら - NICO Touches the Walls
  • contrast - TK from 凛として時雨
3/12 
  • 桜、みんなで食べた - HKT48
  • 君がいない、あの日から… - Acid Black Cherry
  • カリフォルニー - ケツメイシ
  • The♡World's♡End - 堀江由衣
  • サクラあっぱれーしょん - でんぱ組.inc
  • 流れゆく世界の中で feat. MONGOL800 - 東京スカパラダイスオーケストラ
  • 絶対的な関係/きっかけ/遠く遠く - 赤い公園
  • WITH YOU/WITH ME - 9nine
  • パイオニア/旅人 - 高橋優
3/19
  • 未来とは? - SKE48
  • 僕のそばには星がある/ビバビバモーレ - タッキー&翼
  • 裸の裸の裸のKISS/アレコレしたい! - Juice=Juice
  • TVアニメ『Free!』キャラクターソング デュエットシリーズ 004 七瀬遙 CV.島﨑信長 & 松岡凛 CV.宮野真守 - 七瀬遙 CV.島﨑信長 & 松岡凛 CV.宮野真守
  • 愛すべき明日、一瞬と一生を - GReeeeN
  • 繋いだ手から - back number
  • ディライト - 豊崎愛生
  • 卒業サヨナラ。 - ハジ→
  • 春が来て僕たちはまた少し大人になる - さんみゅ~
3/26
  • 高嶺の林檎 - NMB48
  • S.A.K.U.R.A. - 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
  • AGAIN - DREAMS COME TRUE
  • 勇気スーパーボール! - THE ポッシボー
  • Perfect Sky - PASSPO☆
  • ikki!!!!!i!! - 超特急
  • MATATABISTEP/あの青と青と青 - パスピエ
  • Reverb - 黒夢 
 
ざっとこんなラインナップ。
 
 
多くのレコード会社が決算期を迎える3月ですが、シングルのリリースはそこまで活発化していない様子。
 
単価の高いアルバムは3月中に目標売上を達成するためのマストアイテムなんだろうけど、シングルは出しても昔のように売れないしね。
 
 
さて、では週ごとにさらりと見どころチェックです。
 
 
まず、第1週目
 
週間1位はKis-My-Ft2で決定。
 
なお、現在デイリー3日消化時点で、17万枚を突破しているが、前作「SNOW DOMEの約束/Luv Sick」のペースよりは鈍い。
 
 
また、EXILE TAKAHIROと前田敦子も前作を下回るペースになっており、ともに前作割れは逃れられない状況となっている。
 
 
 
 
続いて、第2週目にはAKB48の姉妹グループ、HKT48がスタンバイ。
 
前作「メロンジュース」の初動は26.9万枚だった。
 
HKT48は最近メディア露出も増えており、ファンが増えている可能性は高い。
 
今作でも初動を伸ばすと、デビューから2作連続の初動上昇となり、初動30万の大台も見えてくる。
 
 
なお、HKT48も30万オーバーとなると、48グループの主な姉妹グループ(国内)、ライバルグループすべて初動30万ラインを超えることになる。
 
 
同週にはJanne Da ArcのVo.yasuによるソロプロジェクト、Acid Black Cherryの2014年第一弾シングルが登場。
 
Acid Black Cherryとしての活動開始から早くも7年が経とうとしているが、現在もじわりじわりとファンを増やしているのか、初動を伸ばしているというこのご時世では貴重な存在。
 
 
前作「黒猫~Adult Black Cat~」の初動は6.0万枚で自己最高レベルの成績を残していた。
 
今作も6万台に乗せられるかどうか注目である。
 
 
続いて、3週目の1位筆頭はSKE48
 
前作「賛成カワイイ!」の初動は44.9万枚だった。
 
 
人気メンバーが一気に卒業したこともあり、若干数字は下降線をたどっていたためか、今回は商法を強化。
 
パッケージ数は9種で変わりないが、ECサイト限定で「ミュージックカード」を導入。
 
エイベックス系のアーティストが販売しており、E-girlsなどの売上を押し上げる要因になっている。
 
 
なお、今回のSKE48は「ミュージックカード」をメンバー分、全64種類用意しており、ファンがCDに加えて推しメンのカードを買い足す可能性は高い。
 
どれだけ売上にインパクトを与えるのか、要チェックである。
 
 
さて、最終週にはこれまた48グループのNMB48がスタンバイ。
 
前作「カモネギックス」の初動は37.5万枚で、前々作「僕らのユリイカ」の初動48.2万枚から大きく数字を下げていた。
 
ただ、そのひとつ前は初動31.5万枚だったので、前作が低かったわけではない。
 
 
なお、商法は前作までと同じ。
 
NMB48は48グループの中では売上がかなり上下するが、今回はどのラインで落ち着くのか注目だ。
 
 
 
ということで、2週目から最終週までは立て続けにAKB48の姉妹グループが登場する1か月。
 
1位の売上水準はかなりの高レベルになりそうだが、それに引き換え下位のほうはリリースが少ないこともあり、厳しい状態になる可能性が高そうだ。
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
One (from『period』) by androp

2014年3月 6日 (木)

キスマイ、アルバム2作連続首位! ファンモン最後のベストが2位に登場!

本日もチャートチェックを進めます。

 
前回記事で4/8付シングルランキングを見終わりましたので、本日はアルバムランキングをチェックしていきます。
 
 
では、さっそく…
 
 
4/8付オリコンウィークリーアルバムランキング、第1位はこの作品!
 
 
第1位 Goodいくぜ! -Kis-My-Ft2
 
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ジャニーズの7人組グループ、Kis-My-Ft2の2作目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得。
 
これでアルバム2作連続の首位獲得となる。
 
なお、読みは「グーッといくぜ!」。
 
 
初動売上は22.2万枚。前作『Kis-My-1st』の初動25.4万枚からダウン。
 
ちょうど1年ぶりのアルバムだったが、前作の水準をキープすることはできず。
 
ジャニーズグループは、いちばん最初のアルバムが最高初動になることが多く、今回のキスマイもその流れを順調に進んでいる。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【2CD】、【CDのみ】で計3種リリース
 
【CDのみ】にだけ2曲追加されているため、全音源と映像を購入でコンプするためには3種すべて買わなくてならない、複数買い促進商法
 
 
前作は【キスマイSHOP限定盤】があり、4種リリースだったので今回は1種パッケージが減っており、これが初動ダウンの要因だと思われる。
 
 
サウンドスキャンでは【2CD】が7.9万枚、【CD+DVD】が7.1万枚、【CDのみ】が3.0万枚で計18.0万枚
 
特殊販路商品はないはずだが、オリコンとの乖離がある程度ある。
 
mu-moショップでの売上があるためと思われる。
 
 
なお、キスマイはこの週、シングル、アルバム、映像(DVD)ですべて首位を獲得し、3冠を達成している。
 
 
第2位 ファンキーモンキーベイビーズLAST BEST -FUNKY MONKEY BABYS
 
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FUNKY MONKEY BABYSのベストアルバムが初登場で2位にランクイン。
 
これで5作連続のアルバムTOP3入り。
 
なお、解散を約2か月後に控えてのリリースとなっている。
 
 
初動売上は16.9万枚
 
オリジナルアルバムだった前作『ファンキーモンキーベイビーズ5』の初動8.3万枚から倍以上となる大幅上昇。
 
ベストということで数字は回復したが、約3年前の2010年に一度ベストを出しており、その初動25.5万枚には遠く及ばない結果に。
 
前回のベストは年間TOP10入りまで果たす大ヒットになっていたが、そのベストと収録曲の重複がかなり多いので、スルーした層が多かったと思われる。
 
 
なお、前回のベスト以降はシングル9作、オリジナルアルバムは2作リリースされているが、人気は頭打ちになり、後半のシングルはTOP10入りもできていなかった。
 
田中将大効果と震災時に多くオンエアされた「あとひとつ」、ラストシングル「ありがとう」がヒットしていなければここまで持ってこれなかった可能性が高い。
 
 
 
リリース形態は【3CD+DVD】、【3CD】で2種リリース
 
CDの内容は統一なので、複数枚を買わせる仕様にはなっていない。
 
 
サウンドスキャンでは【3CD+DVD】が13.3万枚、【3CD】が2.6万枚で計15.9万枚
 
特殊販路商品などはないので、オリコンとの乖離はほとんどなし。
 
 
 
第3位 WE ARE MYNAME -MYNAME
 
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韓国の5人組男性アイドルグループ、MYNAMEの日本で初のアルバムが初登場で3位にランクイン。
 
シングル、アルバム通じでこれが初のTOP3入りとなる。
 
 
初動売上は2.8万枚
 
先行でリリースされたシングルは2作で初動は1stが1.2万枚で2ndが1.9万枚だったので、今回はアルバムでどちらも上回っている。
 
日韓問わずアイドル勢は通常、アルバムではシングルを下回ることが多いので、結構レアなケースだといえる。
 
 
リリース形態は一般流通が【CD+DVD】と【CDのみ】で2種。
 
これに特殊販路商品の【WEB盤】がメンバーの数だけ5種存在し、合計7種リリース
 
 
シングルでは【WEB盤】は1種だったので、アルバムで4種パッケージが増えており、シングルよりも高い数字を記録できたのはこれが主な要因だと思われる。
 
 
また、シングルのときと同様に、イベント商法も活発。
 
一般流通の2種には「握手会イベント参加券」を封入、【WEB盤】には「個別握手会参加券」を封入。
 
握手会をダブルスタンバイさせるスタイルはAKB商法に近く、複数買いさせる効果はかなり高かったと思われる。
 
 
サウンドスキャンでは1種もランクインできず。
 
個別握手狙いでサウンドスキャン未集計の【WEB盤】を大量購入しているファンが多いためと思われる。
 
 
 
■次回予告: 3月新譜チェック
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
harmonized finale (from「harmonized finale」) by UNISON SQUARE GARDEN
TSUKI (from「TSUKI」) by 安室奈美恵

2014年3月 2日 (日)

BOYFRIEND、FTISLANDがTOP5入り! K-POP勢が上位占拠!

本日もチャートチェックを進めます。

 

前回記事で4/8付シングルランキングのTOP3を見終わりましたので、本日は4位以下をチェックしていきます。

 
 
では、さっそく…
 
4/8付オリコンウィークリーシングルランキング、第4位はこの曲!
 
 
第4位 瞳のメロディ -BOYFRIEND
 
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韓国の6人組男性グループ、BOYFRIENDの日本3作目のシングルが初登場で4位にランクイン。
これでデビュー作から3作連続のTOP5入りとなる。
 
 
初動売上は3.4万枚。前作「キミとDance Dance Dance/MY LADY~冬の恋人~」の初動3.8万枚からダウン。
 
これで2作連続ダウン。
 
デビュー作では初動5.4万枚も出ていたが、セールスパワーを保つことができないでいる。
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】が1種、【コナン盤(CDのみ)】が1種、【CDのみ】が1種で計3種。
 
加えて、特殊販路商品【ローソン・HMV限定盤(CD+フォトブック)】が1種あって計4種リリース
 
 
4種リリースは前作から変わっていないが、前作は【CD+DVD】が2種あったので、商法は若干レベルダウンしている。
 
BOYFRIENDファンでも【コナン盤】には手を出していない層がいると思われ、その分初動が下がったといった感じか。
 
 
また、今回もイベント商法が組まれており、前回同様に「ハイタッチ会」を開催。
 
すべての形態に1枚封入されている「参加応募券」を3枚集めて応募することでイベント招待。
 
「参加応募券」はすべて同じものなので、いちばん安価なパッケージを大量に購入すればいいことになる。
 
3枚集めれば必ず参加できるわけではないので、当選するために大量購入しているファンが多くいると思われる。
 
 
サウンドスキャンでは【CDのみ】が1.8万枚、【CD+DVD】が0.8万枚で計2.6万枚
 
オリコンとの乖離は特殊販路商品の売上分と思われ、また、【コナン盤】は案の定、ランク外となっている。
 
そして、前回同様、【CDのみ】が最も高い数字になっており、イベント参加のための大量購入によって買われたことがよくわかる結果に。
 
 
 
第5位 You Are My Life -FTISLAND
 
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韓国のロックバンド、FTISLANDの日本メジャー10作目のシングルが初登場で5位にランクイン。
これで8作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は2.9万枚。前作「Polar Star」の初動3.5万枚からダウン。
 
前作まで2作連続で初動を回復させていたが、ここでまたダウンに転じている。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種、【CDのみ】で計3種リリース
CD内容は統一だが、DVDは2種で内容が違うので、2種買い促進の複数買い促進商法
 
パッケージ上の商法は前作と同じ。
前々作まで続いていた「ローソン限定盤」などの特殊販路商品は今回もなし。
 
 
イベント商法は3形態それぞれに付与されているコードをすべて集めることでグッズプレゼント。
 
「3形態同時購入特典施策」とHPでもしっかりうたわれており、堂々と3形態購入を促進している。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】の2種が1.1万枚と1.0万枚、【CDのみ】が0.6万枚で計2.7万枚。
 
特殊販路商品がないので、オリコンとの乖離は小さい。
 
 
なお、前回記事で紹介した通り、この週は2位にKARA、3位に超新星がランクインしており、2位から5位までをK-POP勢が占拠したことになる。
 
 
 
第6位 ドリーマーズ・ハイ -RADWIMPS
 
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4人組ロックバンド、RADWIMPSの15作目のシングルが初登場で6位にランクイン。
 
これで8作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は2.6万枚。前作「シュプレヒコール」の初動4.6万枚から大きくダウン。
 
前々作「狭心症」が初動6.8万枚で、前回も大きめにダウンしていたが、今回も同じような下げ幅でダウンしてしまい、一気に2万台まで落ちてしまっている。
 
初動が2万枚になるのは本格ブレイク前の2006年11月「セツナレンサ」(初動2.2万枚)以来となる。
 
 
リリース形態は魂のCD1種リリース
 
このご時世に、DVD付さえもリリースしない音楽一本勝負はさすが。
 
ただ、数字は下げ止まらなくなっているので、そろそろ何か手を打たないとチャート上位入りは厳しくなりそうだ。
 
 
サウンドスキャンでは2.6万枚。
 
イベントや特殊販路商品など売上を稼ぐ商法を一切使っていないので、オリコンとぴったり同じ数字になっている。
 
 
 
第7位 TVアニメ「黒子のバスケ」キャラクターソング DUET SERIES VOL.4(光と影の距離) -黒子テツヤ(小野賢章),青峰大輝(諏訪部順一)
 
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アニメ「黒子のバスケ」のキャラクターソングCDが初登場で7位にランクイン。
 
 
初動売上は1.4万枚
 
「DUET SERIES」の前作は初動2.5万枚で週間TOP3入りまで果たしていたので、それに比べると低めの数字。
 
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参加キャラクター(声優)によって数字は上下することがわかる。
 
Vol.1&2は今回とほぼ同じラインの数字なので、前作が好調すぎたという認識が正しいのかもしれない。
 
 
リリース形態は魂のCD1種リリース
 
サウンドスキャンでは1.4万枚。
 
特殊販路商品などは一切ないので、オリコンとの乖離はなし。
 
 
 
第8位 夢見るダンシングドール -Mスリー
 
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Fairiesの中学生メンバー3人によって結成されたユニット、Mスリーのデビューシングルが初登場で8位にランクイン。
 
 
初動売上は1.3万枚
 
Fairiesの直近作「White Angel」が初動1.9万枚で、それには及んでいない。
 
 
リリース形態は一般流通が【CD+DVD】、【CD+フォトブック】、【CDのみ】で3種。
 
これに特殊販路商品で【mu-moショップ限定盤】が1種あり、合計4種リリース
 
 
【mu-moショップ限定盤】はピクチャーレーベル仕様になっており、全4種がランダムで入っているスタイル。
 
また、mu-moショップではランダム4種をひとつにまとめたBOXセットも販売されている。
 
 
イベント商法ももちろんガツガツで、mu-moショップでの購入者に「握手券」、「握手券&2ショットチェキ会参加券」を付与。
 
連日のイベントではなかったようだが、ファンは大量購入していると思われる。
 
 
サウンドスキャンでは1種もTOP20入りできず。
 
売上のほとんどが特殊販路によるものと思われ、一般店舗ではほとんど売れていないと捉えていいだろう。
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
夜を越えて (from『フィードバックファイル 2』) by ASIAN KUNG-FU GENERATION

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