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2014年5月の記事

2014年5月31日 (土)

AKB48、シングル歴代最高初動! 総売上は女性アーティスト歴代No.1に!

前回記事で2013/5/27付オリコンランキングを見終わりましたので、本日からは6/3付ランキングに突入です。

 
 
まずはいつも通り、シングルランキングから見ていきます。
 
 
この週はAKB48の2013年総選挙シングルが登場。
 
2014年の総選挙も間近ということで復習がてらご覧ください。
 
 
では、さっそく…
 
 
6/3付オリコンウィークリーシングルランキング、第1位はこの曲!
 
 
第1位 さよならクロール -AKB48
 
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AKB48の31作目のシングルが初登場で1位を獲得。
 
これで09年の「RIVER」から18作連続の1位獲得となる。
 
 
初動売上は176.3万枚!!
 
もはや驚愕の数字としか言いようがないが、前作「So long!」の初動103.6万枚から大幅上昇。
 
 
また、初動176.3万枚はオリコンのシングル歴代最高初動記録
 
これまでの歴代1位は自身が前年の総選挙シングル「真夏のSounds good !」で記録した161.7万枚だったので、今回はそれを14.6万枚も更新したことになる。
 
 
なお、今作の初動売上を加算して、AKB48のシングル総売上は2185.2万枚に到達。
 
これによって、女性アーティスト歴代1位記録を保持していた浜崎あゆみの2141.6万枚を上回り、06年のデビューからわずか7年4ヶ月で女性アーティストの頂点に立ったことに。
 
 
また、AKB48のシングルミリオン達成は2011年2月の「桜の木になろう」から12作連続通算13作目
 
かつ、これで2011年5月の「Everyday、カチューシャ」から11作連続の初動ミリオンとなった。
 
「連続ミリオン獲得数」、「通算ミリオン獲得数」記録ともに女性アーティスト歴代1位で、男性アーティストを含めるとB'zの13作連続、通算で15作の記録も射程距離内に。
 
まさかあのB'zがミリオン記録で後のない状況まで追い込まれる日が来ようとは、誰も想像しなかっただろう。
 
 
今作は毎年5月恒例の「総選挙シングル」ということで、「AKB48 32ndシングル選抜総選挙」の投票用シリアルナンバーカードを期間限定で封入。
 
投票のために普段以上に買い増ししているファンが続出していて、数字が跳ね上がっているのは言うまでもない。
 
 
リリース形態は一般流通が【CD+DVD】で6種(Type-A・K・Bの3形態×それぞれ握手券の有無で2パターン)と【劇場盤】が1種で計7種リリース
 
一般流通は3種のTypeすべて収録内容が異なっており、【劇場盤】もカップリングが異なっているため、4種買い促進の複数買い促進商法
 
 
イベント商法は一般流通3種に「全国握手会参加券」を封入。
 
「キャラアニ」購入の【劇場盤】には「個別握手会参加券」封入という48グループ恒例のパターン。
 
また、ここまでの初動となった理由としては、今回から「個別握手券」付の【劇場盤】にも投票券が封入されたことがある。
 
前年の総選挙シングル「真夏のSounds good !」までは一般流通盤にしか投票券は封入されていなかった。
 
この変化はサウンドスキャンでの売上に如実に表れている。
 
サウンドスキャンでは1位~6位までを独占して、初動は順に11.4万枚、11.3万枚、11.2万枚、9.2万枚、8.4万枚、7.1万枚で計58.6万枚
 
オリコンとの乖離はついに100万枚を超える事態で、117万枚に。
 
 
 
単純に差引きして、【劇場盤】が110万枚ほど売れていることになり、【劇場盤】だけでミリオンを達成してしまっている。
 
なお、前年の「真夏のSounds good !」はサウンドスキャン計が73.3万枚で、オリコンとの乖離は88万枚だった。
 
 
 
2013年の今作から【劇場盤】は個別握手もできて、投票もできる、いわば「大量買い専用パッケージ」となったわけで、こうなるのは自然な結果である。
 
 
 
第2位 猫中毒 -テゴマス
 
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NEWSの手越祐也と増田貴久によるユニット、テゴマスの7作目のシングルが初登場で2位にランクイン。
 
これで7作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は9.6万枚。前作「サヨナラにさよなら」の初動6.9万枚から上昇。
 
大きく数字を伸ばしているが、人気が伸びたわけではなく、商法強化による上昇である。
 
 
今作のリリース形態は、【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース
 
DVDの内容は異なり、【CDのみ】にだけ収録の曲があるため、3種買い促進の複数買い促進商法
 
 
前作はDVDの有無で2種リリースだったので、今回はDVDが1種増えている。
 
他のグループの実績からも、ジャニーズファンは映像への執着がかなり高く、今回のパッケージ増はかなり効果が高かった様子。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が3.6万枚、3.4万枚、【CDのみ】が2.3万枚で計9.3万枚。 
 
上のAKBと違い、特殊販路商品やイベント商法がないので、オリコンとの乖離はほとんどない。
 
 
 
第3位 Magic of Love -Perfume
 
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Perfumeの18作目のシングルが初登場で3位にランクイン。
 
これで14作連続のTOP10入りとなる。
 
 
ただ、Perfumeは08年に1位となった「love the world」以降、ずっと2位以上をキープしていた。
 
よって、08年「Baby cruising Love/マカロニ」以来、5年5か月ぶりに1位2位を逃したことになる。
 
 
初動売上は6.6万枚。前作「未来のミュージアム」の初動6.9万枚からダウン。
 
これで3作連続の初動ダウン
 
 
08年の本格ブレイク後は、長きに渡って高い人気をキープしてきたPerfume。
 
ブレイクから4年後に自己最高初動を叩き出すなど、CD市場の縮小に逆行するようなチャートアクションまで見せてきたが、ここにきてセールスパワーがワンランク下がってしまっている。
 
同じく中田ヤスタカプロデュースのきゃりーぱみゅぱみゅの台頭などもあって、ファン離れがあったのかもしれない。
 
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
収録曲の違いはなく、1枚買えば事足りる仕様。いつも通り。
 
 
すでに6万台半ばまで落ちているので、そろそろ下げとめておきたいところ。
 
Perfumeファンは嫌がりそうだが、パッケージ増もしくは複数買い促進商法に手を染めるしかないか…。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】だけランクインして、6.1万枚。
 
TOP20圏外に【CDのみ】も入っていることを考慮すれば、オリコンとの乖離はほとんどなし。
 
~Today's Yasai Reccomend~
ありがとね (album edit) (from『from shoegaze to nowhere』) by 音速ライン

2014年5月28日 (水)

矢沢永吉が18年10ヵ月ぶりの首位! 歴代最年長首位記録も更新!

本日もチャートチェックを進めます。

 

前回記事で5/27付シングルランキングを見終わりましたので、本日はアルバムランキングをチェックです。

 
では、さっそく…
 
 
5/27付オリコンウィークリーアルバムランキング、第1位はこの作品!
 
 
第1位 ALL TIME BEST ALBUM -矢沢永吉
 
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矢沢永吉のキャリア初のオールタイムベストアルバムが初登場で1位を獲得。
 
矢沢永吉にとって首位獲得はシングル・アルバム通じて、1994年にオリジナルアルバム『the Name Is…』で記録して以来で、約18年10ヵ月ぶり
 
 
今作の首位で自身の持つ歴代1位記録である「アルバムTOP10獲得数記録」を「51作」に更新。
 
さらに、「18年10ヵ月ぶり」の首位獲得は日本人アーティストとして徳永英明が記録した「15年10ヵ月」を更新する歴代最長のインターバル記録
 
 
また、今作のリリース時点で矢沢の年齢は「63歳8ヵ月」で、これはオリコン1位の最年長記録となった。
 
なお、これまでアルバムの最年長首位記録は、小田和正が2011年に『どーも』で記録した、「63歳7ヵ月」だったので、1か月更新したことになる。
 
まさに記録づくめの首位獲得となった。 
 
 
初動売上は8.5万枚
 
オリジナルアルバムだった前作『Last Song』の初動5.5万枚から上昇。
 
 
キャリアが長くなると新規ファンは付かなくなり、固定ファンオンリーの状態になるのが普通で、その場合ベストでも数字が伸びない、それどころかダウンすることも多い。
 
この人の場合は、長いなんて言葉で片付けるのも気が引ける「40年」というキャリアでいながら、ベストで数字を伸ばしており、ライト層に訴求できていることがわかる。
 
 
 
これまでベストアルバムは10作ほど出ているが、オールタイムベストなのはこれが初ということで需要は高かった様子。
 
また、初のオールタイムベストということがかなりプッシュされて、かつリリース前後には特集が組まれたりメディア露出が多くあったので、その効果で手を伸ばした層がかなりいたようだ。
 
 
リリース形態は【3CD+DVD】、【3CD】で2種リリース
 
CDの内容は同じなので、DVDがいるかどうかで選択して1枚買えば事足りる仕様。
 
 
サウンドスキャンでは【3CD+DVD】が7.0万枚、【3CD】が1.0万枚で計8.0万枚。
 
【3CD+DVD】は¥4,200と結構高価だが、ライト層もこちらに手を出した人が多かったことがわかる。
 
オリコンとの乖離はほとんどなし。
 
 
 
第2位 Nice catch the moment! -ナオト・インティライミ
 
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ナオト・インティライミの4作目のオリジナルアルバムが初登場で2位にランクイン。
 
これでアルバムは3作連続のTOP3入りとなる。
 
 
初動売上は4.0万枚。前作『風歌キャラバン』の初動4.0万枚から変わらず。
 
先行シングルは前作のときのほうが若干好調だったが、アルバムは数字をキープしてきた。
 
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シングルはたまにTOP10入りという立ち位置だが、アルバムでは上位常連で完全にアルバム型アーティストになっている。
 
また、配信では毎回強さを発揮するが、逆に、パッケージアイテム全てに手を出すような強固な固定ファンは少ないと思われ、気を抜くと一気に…ということもあるタイプといえるだろう。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
CDの収録内容は同じなので、複数買い促進スタイルではなく、1枚買えば事足りる仕様。
 
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が2.9万枚、【CDのみ】が1.1万枚で計4.0万枚。
 
特殊販路商品やイベント商法はないので、オリコンとの乖離はなし。
 
 
 
第3位 LAND -ゆず
 
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前週の2位から1ランクダウン。
 
これで3週連続のTOP3入りとなる。
 
 
初動売上は1.4万枚
 
前週の2.8万枚からダウンしているが、半減以上で持ち堪えており、オリジナルアルバムとしては好調である。
 
 
累計は3週で13.2万枚まで到達。
 
なお、2014年5月時点で前回のオリジナルアルバム「2-NI-」の累計超えを達成している。
 
 
サウンドスキャンでは1.4万枚で3位。
 
 
以下、ピックアップ。
 
 
第7位 District Zero -Aldious
 
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ガールズメタルバンド、Aldious(アルディアス)の3作目のアルバムが初登場で7位にランクイン。
 
シングル・アルバムを通じ、初のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は0.7万枚。前作『Determination』の初動0.7万枚と同水準。
 
順位は前作の13位から上がったが、売上自体は特に伸びておらず、ラッキーTOP10入りといった感じ。
 
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】、【CDのみ】の2種。
 
これに特殊販路商品として【ローソン・HMV限定盤(Tシャツ付)】が1種存在して、計3種リリース
 
 
ガールズメタルバンドというかなり異色なタイプだが、一定の固定ファンはつけている様子。
 
それを担当が掴んでいるからこその特殊販路商品スタンバイなのだろう。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が0.5万枚でランクイン。
 
特殊販路商品分が未集計のため、オリコンとの差は少しあるが、アイドルほどのレベル感にはいたっておらず、ちゃんと一般流通盤も売れている様子。
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
神様の鼻笑い (from『ME SO SHE LOOSE』) by 味噌汁's

2014年5月25日 (日)

「うたプリ」関連作が4週連続TOP5入り! スピッツは久々の登場!

本日もチャートチェックを進めます。

前回記事で2013/5/27付シングルランキングのTOP3までをチェックしましたので、本日は4位以降を見ていきます。

この週はTOP10オール新曲。

チェックする数も多くて記事も長めですが、どうかお付き合いください。。

 
 
では、さっそく…
 
5/27付オリコンウィークリーシングルランキング、第4位はこの曲!
 
 
第4位 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000% アイドルソング 一十木音也(SMILE MAGIC) -一十木音也(寺島拓篤)
 
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アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%」のキャラクター聖川真斗(声優:鈴村健一)によるシングルが初登場で4位にランクイン。
 
3週前にはST☆RISH名義で、2週前には来栖翔(声優:下野紘)が4位に、そして前週は聖川真斗(声優:鈴村健一)がTOP5入りしており、これで4週連続の「うたプリ」関連作TOP5入りに。
 
 
初動売上は2.6万枚
 
これまでにリリースされた来栖翔(下野紘)と聖川真斗(鈴村健一)の初動2.2万枚を超えており、「うたプリ」第2期のアイドルソングシリーズの最高初動となった。
 
 
リリース形態はこれまでと同じく、CD1種リリース
 
1種リリースという省エネな売り方で、かつアイドルのようにイベント開催もしないでこの数字をなので、かなり利益率は良さそう。
 
 
サウンドスキャンでは2.5万枚で6位。
 
オリコンとの乖離はほぼなし。
 
 
 
第5位 さらさら/僕はきっと旅に出る -スピッツ
 
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スピッツの38枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。
 
これで18作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は2.3万枚。前作「シロクマ/ビギナー」の初動2.1万枚から上昇。
 
前作から約2年8ヵ月ぶりのシングル。
 
 
04年以降はペースはゆったりながら、毎年シングルを出していたので、ここまでリリース間隔が開いたのは初のこと。
 
そんな状況下だったが、初動を伸ばしてきた。
 
 
前作はアルバムリリース1か月前の先行シングルだったので、多少買い控えたファンがいて、今回はその人たちが復活した感じか。
 
 
リリース形態は魂のCD1種リリース
 
ロックバンドでシングルでこの売り方を貫いているのは今やスピッツくらいになった。
 
このチャート成績からも、このご時世としては貴重な音だけで勝負できるミュージシャンの1つであると言えるだろう。
 
 
サウンドスキャンでは2.1万枚で7位。
 
オリコンとの乖離はほとんどなし。
 
 
 
第6位 インベーダーインベーダー -きゃりーぱみゅぱみゅ
 
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きゃりーぱみゅぱみゅの6作目のシングルが初登場で6位にランクイン。
 
これでデビューシングルから6作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は1.6万枚。前作「にんじゃりばんばん」の2.7万枚からやや大きくダウン。
 
自身最高の勢いを見せた前作から一転、前々作の初動2.1万枚も下回り、1万台になってしまった。
 
アルバムの先行シングル的な位置づけだったことで買い控えが発生したと思われる。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】と【CDのみ】で2種リリース
 
CDの内容は同じなので、1枚買えば事足りる仕様になっている。
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.0万枚、【CDのみ】が0.7万枚で計1.7万枚。
 
オリコンとの乖離はほとんどなし。
 
 
第7位 下を向いて帰ろう/RIKISHI-MAN -風男塾
 
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女性アイドルグループ、風男塾の11作目のシングルが初登場で7位にランクイン。
 
これで2作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は1.5万枚。前作「人生わははっ!」の初動1.1万枚から上昇。
 
前作から数字を伸ばしているが、特にここで人気が上がる要素はなく、商法の変化によるところか。
 
 
今作のリリース形態は一般流通が【CD+DVD】2種と【CDのみ】で計3種。
 
これに特殊販路商品で【イベント盤】が2種あって、合計5種リリース
 
【CDのみ】と【イベント盤】にだけカップリングを1曲追加しており、全音源と映像を購入でコンプするためには3枚買わなくてはならない複数買い促進商法
 
 
前回は【イベント盤】が1種だったので、パッケージ数が1種増。
 
【イベント盤】2種はジャケットデザインなども違うので、固定ファンは買い増ししていると思われる。
 
 
なお、今回も発売週には火曜日から日曜日まで毎日イベントを開催。
 
ほとんどのイベントがCD購入が参加条件になっているので、すべてのイベントを渡り歩くようなファンは大量購入せざるを得ない。
 
 
サウンドスキャンでは1種もTOP20内にランクインできず。
 
特殊販路の【イベント盤】が売上の大半を占め、一般流通盤はほとんど売れていないことがわかる。
 
 
第8位 片想い。~リナリア~/スタートライン! -ソナーポケット
 
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ソナーポケットの13作目のシングルが初登場で8位にランクイン。
 
これで4作連続のTOP10入りで、8位は自己最高位タイとなる。
 
 
初動売上は1.3万枚。前作「キミ記念日~生まれて来てくれてアリガトウ。~」の初動1.0万枚から上昇。
 
 
「スタートライン!」が、アニメ「団地ともお」タイアップとなっており、それに伴い、商法は強化されている。
今作のリリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】、【アニメ盤(CDのみ)】で3種リリース
 
前作は2種だったので、パッケージが1種増えており、それを含めアニメタイアップが上昇の要因と思われる。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が0.8万枚で12位。
 
この週はサウンドスキャン20位でも0.5万枚とやや高めで、TOP20圏外に他の2種が0.2~0.3万枚で入っていると想定すると、オリコンとの乖離はあまりないといえる。
 
 
以下、ピックアップ。 
 
第10位 Grow Slowly -井口裕香
 
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声優、井口裕香の2作目のシングルが初登場で10位にランクイン。
 
これが自身初のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は1.2万枚。前作「Shining Star-☆-LOVE Letter」の初動1.0万枚から上昇。
 
今回は前週にfripSideを週間1位に導いた、アニメ「とある科学の超電磁砲S」タイアップ。
 
前作も「とある~」タイアップだったが、地上波ではなく劇場版だった。
 
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】、【アニメ盤(CD+DVD)】で3種リリース
 
DVDの内容は異なり、また【アニメ盤】はカップリングが異なっており、2種買い促進の複数買い促進商法
 
発売週にはCD購入者イベントも開催している。
 
 
前作も3種リリースだったので、前回の劇場版より地上波のほうがタイアップ効果が上だったと捉えるのが自然か。
 
2作連続で「とある~」タイアップで1万台を出せているが、このタイアップが外れた時にどれだけの数字を出せるのかは微妙。
 
写真集をリリースしていたり、アイドル的な売り方をできるタイプみたいなので、やり方次第ではさらにセールスパワーを伸ばせそう。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が0.6万枚。
 
上のソナポケ同様、【アニメ盤】もTOP20圏外に入っていると踏まえるとオリコンとの乖離はほとんどない。
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
放たれる (from「放たれる」) by Mr.Children

2014年5月24日 (土)

KAT-TUN、21作連続首位! T.M.R×水樹奈々はコラボ効果爆発!

本日もチャートチェックです。

デイリーではAKB48が猛威をふるっていますが、こちらは淡々と進めます。

 

とはいえ、このチャートチェックも更新ペースを上げられず、周回遅れになっているので、どこかのタイミングでまた最新週を見るかたちにしようとも考えています。。

どうしようかな。

 

さて、前回記事で2013/5/20付ランキングを見終わりましたので、本日は5/27付ランキングに突入です。

まずはいつも通り、シングルランキングから見ていきます。
 
 
では、さっそく…
 
 
5/27付オリコンウィークリーシングルランキング、第1位はこの曲!
 
 
第1位 FACE to Face -KAT-TUN
 
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KAT-TUNの21作目のシングルが初登場で首位を獲得。
 
これでデビュー作から21作連続の首位獲得となる。
 
 
初動売上は13.2万枚。前作「EXPOSE」の初動15.5万枚からダウン。
 
KAT-TUNのシングルが初動15万を下回ることはこれまでなかったので、自己最低初動を更新したことになる。
 
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2010年に赤西仁が脱退してから一気にセールスパワーを下げ、ジリ貧状態ながらも何とか15万ラインは守ってきていた。
 
しかし、ここでついにそれも崩れてしまった。
 
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース
 
3種すべてCDの内容が異なっており、3種買い促進の複数買い促進商法
 
 
前作と商法は変わっていないので、今回手を出さなかったファンがいたと思われ、それがファン離れならば、初動はさらに下がっていく可能性も。
 
なお、2013年9月にメンバーの田中聖が脱退したため、今作が田中の参加した最後のシングルに。
 
 
ただでさえ、コンディションが良くない中で、メンバーがさらに脱退で4人体制を強いられるという厳しい展開。
 
4人体制になって初めてのシングルは約1年ぶりのシングルとして来月リリース予定。
 
果たして、どのようなチャートアクションになるのだろうか。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が5.5万枚、4.3万枚で2位と3位。
 
【CDのみ】が3.0万枚で5位で、合計12.8万枚。
 
特殊販路商品などはないので、オリコンとの乖離はほとんどない。
 
売上が3種に分散したこともあり、オリコンでは抑えたT.M.R.×水樹に1位を奪われてしまっている。
 
 
 
第2位 Preserved Roses -T.M.Revolution×水樹奈々
 
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T.M.Revolutionと声優の水樹奈々のコラボシングルが初登場で2位にランクイン。
 
 
初動売上は11.5万枚
 
T.M.R.は90年代などにビッグヒットを飛ばしているが、水樹奈々にとっては初動10万枚突破はデビュー以来初のこととなる。
 
 
T.M.R.の直近作「FLAGS」の初動は3.8万枚。
 
水樹奈々の直近作「BRIGHT STREAM」の初動は7.5万枚なので、今作はどちらからも上昇となっている。
 
 
コラボは当たれば大きいが、固定ファンが企画盤と捉えてスルーするケースも多い。
 
今回は両者の直近作の初動合計をわずかながら上回っており、コラボ効果爆発といっていいだろう。
 
ちなみに、週末にかけてはKAT-TUNを下して3日連続でデイリー1位となり、あわやKAT-TUNを下してしまうのではないかと思わせるような勢いだった。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ(カップリング追加)】、【CDのみ(安価盤)】で計3種リリース
 
全音源と映像を購入でコンプするためには2枚買わなくてはならない複数買い促進商法
 
ただ、追加されているカップリングもタイトル曲のT.M.R.単独Ver.と水樹単独Ver.なので、それほど複数買いさせる効果はないと思われる。
 
 
配信でも好成績を残しており、コラボレーションの話題性がライト層にまでも刺さっていった様子。
 
アニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」タイアップも効果があったと思われるが、アニメ人気はお茶の間まで広がるようなものではないため、ここまで数字が高騰したのはやはり楽曲と話題性によるところが大きいと思われる。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が5.7万枚で1位、【CDのみ】が3.4万枚、【CDのみ安価盤】が2.1万枚で計11.2万枚
 
アイドル的な商法は使っていないので、オリコンとの乖離はほとんどない。
 
 
 
第3位 Love You More -GENERATIONS from EXILE TRIBE
 
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LDH所属の男性7人組グループ、GENERATIONS from EXILE TRIBEの3作目のシングルが初登場で3位にランクイン。
 
これで3作連続のTOP3入りとなる。
 
 
初動売上は7.5万枚。前作「ANIMAL」の初動7.2万枚から上昇。
 
自己最高初動を更新。
 
 
リリース形態は一般流通が【CD+DVD】、【CDのみ】で2種。
 
mu-moショップなどのECサイトで【ワンコイン盤】が1種と【ミュージックカード】が存在しており、合計4種リリース
 
前作は【ミュージックカード】がなかったのでその分増えてはいるが、それほど数字を持ち上げる効果はないと思われる。
 
 
 
CDの収録曲違いはないが、ECでは「3枚をまとめたセット」が存在し、「スペシャルライブチケット」が付属。
 
このチケット目当てで3枚セットを買ったファンが多くいると思われる。
 
パッケージ上ではなく、イベント商法で3種買い促進の複数買い促進商法。
 
また、これとはまた別に発売週には各地で毎日のようにリリースイベントを敢行。
 
会場での即売もあり、売上に貢献していると思われる。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.3万枚でランクインしたのみ。
 
上記のまとめ買いBOX目当てで、ECサイト経由で購入したファンがかなり多かったようだ。
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
念書 (from『Singing Bird』) by 稲葉浩志

2014年5月20日 (火)

堂本剛、カバーアルバムが首位! ゆずは2週連続TOP3入り!

本日もチャートチェックを進めます。

 

前回記事で5/20付シングルランキングを見終わりましたので、本日はアルバムランキングを見ていきます。

シングル同様、この週はアルバムも新譜が少ないので、さらりといきます。
 
 
では、さっそく…
 
 
5/20付オリコンウィークリーアルバムランキング、第1位はこの作品!
 
 
第1位 カバ -堂本剛
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KinKi Kids堂本剛の初のカバーアルバムが初登場で1位を獲得。
 
カバーアルバムの首位獲得は、2010年10月にJUJUが『Request』で記録して以来となり、約2年7ヵ月ぶり
 
堂本剛にとってソロアルバムの首位は、2012年4月の『shamanippon -ラカチノトヒ-』に続き、2作連続で通算5作目となる。
 
 
 
初動売上は7.7万枚。前作『shamanippon -ラカチノトヒ-』の初動7.2万枚から上昇。
 
一時期カバーブームはあったものの、一部のカバーを除けば、結局は企画盤で不振に終わるケースが多いが、この人は上昇させてきている。
 
 
そもそもジャニーズ勢のアルバムはシングル以上に固定ファンだけの閉鎖的なチャートアクションで終わることが多い。
 
なので、このライト層にも訴求しているような成績はかなり珍しい。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
CDの収録内容が異なっているため、2種買い促進の複数買い促進商法
 
 
オリジナルアルバムだった前作は【2CD+DVD】が2種、【CDのみ】が1種、【イベント盤】が1種で4種で、自身最多のパッケージ数だった。
 
今回はそこから半分に減っていながら、数字は上昇。
 
 
施策として、初回生産分に封入のIDでプレゼント(DVD)抽選があった。
 
ジャニーズファンの「映像」への執着はかなり強いので、かなり効果があったと思われるが、それだけで4種だった前作を上回るものだろうか。
 
もともとジャニーズの中では歌唱力に定評があるほうで、今回はカバーで楽曲が名曲ばかりということで、固定ファン以外も多少手を出したのかもしれない。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が4.0万枚、【CDのみ】が3.7万枚で計7.7万枚。
 
特殊販路商品などはないので、オリコンとぴったりの数字になっている。
 
なお、売上が見事に二分されているので、多くのファンが2種合わせて購入していると想定できる。
 
 
第2位 LAND -ゆず
 
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前週の1位から1ランクダウン。
 
これで2週連続のTOP3入りとなる。
 
 
週間売上は2.8万枚
 
前週の初動8.9万枚からダウンしているが、急落にはなっていない。粘りの推移。
 
 
ゆずくらいのキャリアになれば完全に固定ファンだけの世界になって、2週目で急降下というシナリオが定着するものだが、まだ一般に刺せていることが伺えるチャートアクションである。
 
 
累計は2週で11.7万枚を突破。
 
サウンドスキャンでは2.7万枚で3位。
 
 
 
第3位 10周年シングル・コレクション ~Dear Jupiter~ -平原綾香
 
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女性シンガー、平原綾香のデビュー10周年を記念したシングルコレクションが初登場で3位にランクイン。
 
これがアルバム通算10作目のTOP10入りとなる。 
 
 
初動売上は1.1万枚
 
オリジナルアルバムだった前作『ドキッ!』の初動0.9万枚から上昇。
 
 
そもそもシングルの売上は3桁まで落ち込んでおり、それでもアルバムになると1万ラインまで伸ばしてくる驚異的なアルバム型の彼女。
 
今回はシングルコレクションだったが、お茶の間まで広がっているようなチャートアクションではなく、いつもの固定ファン+微々たるライト層が動いたといった感じか。
 
 
08年に一度ベストをリリースしており、それ以降目立ったヒットもなかったので、ライト層に訴求するのは少々難しかった様子。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
CDの内容は同じなので、1枚買えば事足りる仕様。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が0.6万枚、【CDのみ】が0.3万枚で計0.9万枚。
 
特殊販路商品やイベントでガツガツというタイプではないので、オリコンとの乖離は小さめ。
 
 
 
第4位 Stranger -星野源
 
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前週の2位から2ランクダウン。
 
2週連続のTOP10入り。
 
 
週間売上は1.1万枚
 
前週の初動4.3万枚からダウン。
 
 
初動をグッと伸ばしていたが、2週目はそれほど粘りを感じさせず普通にダウン。
 
とはいえ、2週目の売上でだいたい前作の初動と同じくらいなので、売上規模はかなり大きくなっている。
 
 
累計は2週で5.3万枚を突破。
 
 
なお、3位の平原綾香との売上差は107枚で、惜しくも2週連続TOP3入りを逃した。
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
あの嫌いのうた (from『待ちくたびれて朝がくる』) by クリープハイプ
 

2014年5月18日 (日)

fripSideが自身初の首位! 「うたプリ」キャラソンはシリーズ最高位記録!

本日もチャートチェックを進めます。

 

前回記事で5/13付ランキングを見終わりましたので、本日からは5/20付ランキングに突入です。

 
まずはいつも通り、シングルランキングからチェックです。
 
また、この週は新譜の少ないリリースの穴なので、1記事で総ざらいしていきます。
 
 
では、さっそく…
 
 
5/20付オリコンウィークリーシングルランキング、第1位はこの曲!
 
 
第1位 sister's noise -fripSide
 
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音楽プロデューサーの八木沼悟志と声優の南條愛乃による音楽ユニット、fripSide(第2期)の6作目のシングルが初登場で首位を獲得。
 
fripSideにとって、首位獲得はシングル・アルバムを通じてデビュー以来初
 
これまでシングルは09年の「onlymy railgun」で記録した3位、アルバムは2010年の『infinitesynthesis』で記録したの8位が最高位だった。
 
 
 
初動売上は2.7万枚。前作「way to answer」の初動0.8万枚から3倍以上となる上昇。
今回はアニメ「とある科学の超電磁砲S」OPテーマタイアップ。
 
 
もともとこのアニメの専属といっていいタイアップ率で、1st~3rdシングルは3連続で「とある~」タイアップだった。
 
前作、前々作と「とある~」タイアップから外れていたので、今回は久々。
 
 
OVA版の「とある~」タイアップだった3rd「future gazer」は初動1.7万枚。
 
地上波の「とある~」タイアップだった2nd「LEVEL5-judgelight-」は初動3.1万枚も出ていた。
 
 
なので、今回が異例の調子良さという訳ではなく、1位獲得については周りに敵がいないための超ラッキー1位である。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
CDの内容は統一なので、1枚買えば事足りる仕様。
 
 
なお、2種ともジャケットはアニメ仕様になっており、完全にアニメファンに刺す戦略であることがわかる。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が2.4万枚で1位。
 
【CDのみ】もTOP20圏外にランクインしていると想定すると、オリコンとの乖離はほとんどなし。
 
 
複数買いはほとんど起きていないようで、単純に固定ファンが2万以上付いている可能性が高い。
 
複数買い促進商法に手を出せば、まだ数字は伸びるかもしれない。
 
 
第2位 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000% アイドルソング 聖川真斗(恋桜) -聖川真斗(鈴村健一)
 
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アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%」内のキャラクター聖川真斗(声優:鈴村健一)のシングルが初登場で2位にランクイン。
 
これまで「うたプリ」関連の最高位は前々週のST☆RISHが記録した3位で、2位は「うたプリ」シリーズ最高位となる。
 
前々週にはST☆RISH名義で、前週には来栖翔(声優:下野紘)が4位にランクインしており、これで3週連続の「うたプリ」関連作TOP5入りとなった。
 
 
初動売上は2.2万枚
 
前週の来栖翔(声優:下野紘)の初動が2.2万枚だったので、同水準。
 
過去の実績から、キャラソンの売上は声優の人気に引きずられる傾向があるが、今回は数字に動きなし。
 
 
リリース形態は今回もCD1種リリース
 
前週も書いた通り、1種リリースで2万超えできるアーティストも現在本当に知名度のある人たちだけなので、キャラソンで1種でこの数字は驚異的。
 
 
サウンドスキャンでは2.1万枚で2位。
 
オリコンとの乖離はほぼなし。
 
 
 
第3位 バイトファイター -バクステ外神田一丁目
 
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つんく♂と志倉千代丸がプロデュースする、アイドル育成型エンターテイメントカフェ「AKIHABARAバックステージpass」発のアイドルグループ、バクステ外神田一丁目の3作目のシングルが初登場で3位にランクイン。 
 
これがメジャーデビュー作で、TOP3入りはこれが初となる。
なお、グループ名は「ばくすてそとかんだいっちょめ」と読む。
 
 
初動売上は1.9万枚。前作「ヨロピク ピクヨロ!」の初動0.9万枚から倍以上となる上昇。
 
ファンは「AKIHABARAバックステージpass」に来店するたびに、肩書きが上がり、キャストの選抜などに大きく影響を与えられるという、「プロデュースシステム」を導入。
 
(参考公式HP: http://backst.jp/system/)
 
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】が2種、【CD+フォトブック】、【CDのみ】が2種。
 
特殊販路商品で【店舗盤】が1種あって合計6種リリース
 
 
前作は3種リリースだったので、今回はメジャーになったことで、上記のようなシステムはそのままでパッケージ数など商法面が強化されている。
 
また、ECサイト「キャラアニ」では一般流通5種をまとめた特典付BOXも販売されている。
 
固定ファンの数はまだそれほど多くはなさそうで、ファンを広げるより1人のファンに大量購入を促す戦略を強めているようだ。
 
 
サウンドスキャンでは【CDのみ】の片方が0.5万枚でランクインしたのみで、オリコンとの乖離は1.4万枚と大きい。
 
【店舗盤】と特典付BOXに手を出すファンが多いためと思われる。
 
 
 
 
第4位 ギャグ -星野源
 
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俳優でSAKEROCKの星野源の5作目のシングルが初登場で4位にランクイン。
 
これで4作連続のTOP10入りで、4位は自己最高位タイ。
 
 
初動売上は1.9万枚。前作「知らない」の初動2.7万枚からダウン。
 
今作リリースの1週前にアルバムがリリースされており、珍しいタイミングでのシングルリリース。
 
 
映画「聖☆おにいさん」主題歌だったが、初動はダウンに転じている。
 
 
リリース形態は魂のCD1種リリース
 
前作までは【CD+DVD】がリリースされて2種だったので、今回ははじめて1種に。
 
 
複数買いするようなファンはあまりいないと思われるが、このご時世音源だけならいくらでも手に入るので、買い控えた層がある程度いたということだろう。
 
 
サウンドスキャンでは1.7万枚で3位。
 
オリコンとの乖離はほとんどない。
 
 
第5位 Mine -河西智美
 
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元AKB48の河西智美のソロ2作目のシングルが初登場で5位にランクイン。
 
これで2作連続のTOP10入り。
 
 
初動売上は1.9万枚。前作「まさか」の初動3.3万枚から大きくダウン。
 
卒業してからは初のシングルとなるが、2作目で早くも失速。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種、【CDのみ】が1種で計3種リリース
 
【CD+DVD】の2種はCDとDVDの内容が異なるため、2種買い促進の複数買い促進商法
 
ECサイト「キャラアニ」で購入すると特典が付く。
 
前作と同じ売り方。
 
 
イベント商法は、【CD+DVD】の2種には2パターン用意されているイベントに参加するために必要な「イベント参加応募券」を封入。
 
【CDのみ】には「全国握手会参加券」を封入し、発売週にはタワレコと組んでのイベントも開催されていた様子。
 
通常のAKB商法とは違うが、前作とはほぼ同じイベント商法。
 
 
パッケージ商法もイベント商法も前作からほとんど変わらないにも関わらず、初動は大きくダウンなので、卒業の影響も相まって一気にファン離れが起こっている可能性が高い
 
この人の場合、最後に番組のドタキャンみたいな騒動があったり、知らない人からすればその罰で卒業になったんじゃないかみたいな微妙な感じだったので、こうなることは目に見えていた気もする。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】のうち1種が0.5万枚でランクイン。
 
オリコンとの乖離が大きく、特典目当てでキャラアニでの売上が大きいと思われる。
 
 
 
第6位 Baby Sweet Berry Love -小倉唯
 
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声優 小倉唯の2作目のシングルが初登場で6位にランクイン。
 
2作連続のTOP10入りで、6位は自己最高位となる。
 
 
初動売上は1.5万枚。前作「Raise」の初動1.2万枚から上昇。
 
アイドル的人気をつけている女性声優の2作目。
 
 
ここ数年で声優の歌手デビューが相次いでいるが、1stから伸び悩むケースも多いが、この人は2作目で上昇し、自己最高初動を更新。
 
今作は自身も出演するアニメ「変態王子と笑わない猫。」タイアップ。
 
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
CDの収録曲は同じなので、1枚買えば事足りる仕様。
 
 
ただ、イベント商法はしっかり組まれており、発売前に一部店舗での予約者に「イベント参加券」を付与。
 
イベントは握手会ではなく、「ポスターお渡し会」だったようだが、売上に貢献しているのは間違いないだろう。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.3万枚で4位。
 
 
以下、ピックアップ。
 
第9位 美しき残酷な世界 -日笠陽子
 
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声優、日笠陽子のソロ名義では初のシングルが初登場で9位にランクイン。
 
初のシングルでいきなりTOP10入りを記録した。
 
 
初動売上は0.9万枚。 
 
日笠陽子はアニメ「けいおん!」の秋山澪を担当しており、秋山澪のキャラソンでは最高2位を獲得している。
 
2013年アニメの象徴といっていいアニメ「進撃の巨人」タイアップ
 
 
この人は「けいおん!」もそうだが09年ごろから一気に活躍し始めていたが、CDデビューはしていなかった。
 
固定ファンはある程度付いていると思われるが、「進撃」効果があって1万届かないくらいなので、初動1万を超えられるセールスパワーは持ち合わせていないと思われる。
 
上の小倉唯のようなアイドル的人気とは違う様子。
 
 
この人は年齢も20代後半だし、今後もこういうダークな方向性で攻めていくのだろうか。
 
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
CDの内容は統一なので、複数買い促進はしていない。
 
サウンドスキャンでは0.8万枚で5位にランクイン。
 
オリコンとの乖離はほぼなし。
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
ダンケシェーン (from「気づいたら片想い」) by 乃木坂46
眠れぬ森の君のため (from「僕がCDを出したら」) by KANA-BOON

2014年5月11日 (日)

ゆずがアルバム4作連続首位! 星野源は自己最高位&最高初動マーク!

本日もチャートチェックを進めます。

 

前回記事で5/13付シングルランキングをチェックしましたので、本日は5/13付アルバムランキングを見ていきます。

 
 
では、さっそく…
 
 
5/13付オリコンウィークリーアルバムランキング、第1位はこの作品!
 
 
第1位 LAND -ゆず
 
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ゆずの11作目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得。
 
ゆずのアルバム首位は4作連続、通算12作目
 
 
初動売上は8.9万枚
 
前作はベストアルバム『YUZU YOU』で初動は15.0万枚だったので、そこからダウン。
 
 
オリジナルアルバムだと前々作『2-NI-』の初動9.0万枚と同水準。
 
『2-NI-』からは約2年3ヵ月とやや大きなリリース間隔が開いていたが、数字をキープできている。
 
 
リリース形態は初回生産分が豪華パッケージ仕様だが、音源や映像としては魂のCD1種リリース
 
前回のオリジナルアルバムはDVD付があって2種リリースだったので、今回は商法レベルが下がっている。
 
その条件下でリリース間隔も開いていながら、数字キープなので、かなり上出来な結果だといえる。
 
 
先行シングル「イロトリドリ」がCMで大量にオンエアされていたし、結構ライト層にも訴求できたのかもしれない。
 
 
サウンドスキャンでは8.8万枚で1位。
 
特殊販路商品のリリースやイベントといった類には一切手を出していないため、オリコンとの乖離はなし。
 
 
 
第2位 Stranger -星野源
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俳優でSAKEROCKの星野源の3rdアルバムが初登場で2位にランクイン。
 
シングル、アルバムを通じて、2位は自己最高位
 
また、合わせて初のTOP3入りとなる。
 
 
初動売上は4.3万枚
 
前作『エピソード』の初動1.1万枚から一気に4倍近くになる大幅上昇で、自己最高初動を更新
 
 
先行でリリースされたシングルは、出す度に数字を伸ばしており、その勢いがそのままアルバムに繋がった感じ。
 
<先行シングル>
「フィルム」: 初動1.6万枚
「夢の中へ」: 初動2.6万枚
「知らない」: 初動2.7万枚
 
シングルで連続上昇して、アルバムでガツンの伸びるというこの流れは、4~5年前から一気に減ったのでかなり貴重なチャートアクションだといえる。
 
 
人気・知名度が急上昇する中、2012年12月にくも膜下出血の手術を受け、2013年2月に復帰。
 
「復活作」ということで話題だったし、またTOP10ヒットシングルが収録されるアルバムはこれが初なので、ライト層にも訴求できた様子。
 
 
 
リリース形態は魂のCD1種リリース
 
複数買いは発生しえない売り方で初動4万台なので、かなりセールスパワーは高めである。
 
熱狂的なファンも抱えていそうなので、複数商法に手を出せばさらに数字は伸びるかもしれない。
 
 
サウンドスキャンでは4.0万枚で2位。
 
上のゆず同様、特殊販路商品やイベントはないので、オリコンとの乖離はほとんどなし。
 
 
このご時世に1位、2位の作品がともにCD1種リリース作品というのはかなり珍しい週である。 
 
 
第3位 ザ・パスト・マスターズ vol.1 -ゴールデンボンバー
 
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前週の1位から2ランクダウン。
 
2週連続のTOP3入り。
 
 
週間売上は1.7万枚
 
前週の初動11.4万枚から大きくダウン。
 
 
企画盤ということで、やはり粘りは弱く、一気に1万台に。
 
 
ただ、初動が高かったため、累計は早くも13万枚を突破。
 
なお、今作以降、新作が出ていないため、2014年5月時点でまだ自身最大のヒットアルバムとなっている。
 
 
 
以下、ピックアップ。
 
 
第6位 21st CENTURY ROCK BAND -ストレイテナー
 
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ロックバンド、ストレイテナーのキャリア初のベストアルバムが初登場で6位にランクイン。
 
メジャーデビュー10周年を記念してのベストとなっている。
 
 
初動売上は1.1万枚
 
前作は企画盤(アコースティックアルバム)の『SOFT』で初動は0.7万枚だったので、そこから上昇。
 
 
前々作がオリジナルアルバムで初動1.1万枚だった。
 
今回は初のベストだったが、数字が大きく伸びることはなかった。
 
キャリアも長いので、固定ファンオンリーに近い状態で、いつもの固定ファンだけ動いたといった感じか。
 
 
リリース形態は【CD+2DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
CDの内容は統一なので、1枚買えば事足りる仕様。
 
 
サウンドスキャンでは0.9万枚で3位。
 
オリコンとの乖離はほとんどなし。
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
擬態 (from『SENSE』) by Mr.Children

2014年5月 9日 (金)

SEKAI NO OWARIが前作比2倍以上の快進撃!

本日も、G.W中に地元で書き溜めたストックを切り崩していきます。

 

前回記事で5/6付ランキングを見終わりましたので、本日からは5/13付ランキングに突入です。

 
まずはいつも通り、シングルランキングからチェックです。
 
新譜が少ないので、1記事で一気に総ざらいしていきます。
 
少々長文になりますが、どうかお付き合いくださいませ。
 
 
 
では、さっそく…
 
 
5/13付オリコンウィークリーシングルランキング、第1位はこの曲!
 
 
第1位 Real Sexy!/BAD BOYS -Sexy Zone
 
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ジャニーズの5人組グループ、Sexy Zoneの4作目のシングルが初登場で1位を獲得。
 
これでデビュー作「Sexy Zone」から4作連続の首位獲得
 
10代アーティストによるデビューから4作連続シングル首位は、08年に同じジャニーズのHey!Say!JUMPが達成して以来、約4年半ぶりの記録となった。
 
 
初動売上は13.9万枚。前作「Sexy Summerに雪が降る」の初動9.5万枚から大きく上昇。
 
デビューから出すたびに初動を落とし、2作連続ダウンとなっていたが、ここではじめて回復。
 
 
リリース形態は一般流通が【CD+DVD】が3種と【CDのみ】が1種で計4種。
 
そこに特殊販路商品として、【会場限定盤(オリジナルステッカー付)】、【Sexy Zone Shop盤(トレカ・カードホルダー付】が1種ずつあって、合計6種リリース
 
【CDのみ】と【会場限定盤】だけに新曲が1曲追加されているので、購入で全音源と映像をコンプするためには絶対に4枚買わなくてはならない複数買い促進商法
 
 
 
前作はDVDが2種しかなく、4種リリースだったので、今回はパッケージ数が2つ増えていることになる。
 
特に、ジャニーズファンは映像への食いつきがいいのは他のグループでも実証済みなので、今回の商法強化はかなり効果的だったはず。
 
バラエティ番組とドラマ主題歌のダブルタイアップだが、それより今回の初動上昇は商法強化によるところが大きいと思われる。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】3種と【CDのみ】1種がそれぞれ2.5万枚、2.5万枚、2.4万枚、1.6万枚で計9.0万枚。
 
【CD+DVD】の売上がみごとに3分割されており、ほとんどのファンが3枚以上セットで購入していることが伝わってくる。
 
なお、サウンドスキャンではオリコンでは次に登場のセカオワに1位、2位独占を許し、1位を獲得できていない。
 
 
 
第2位 RPG -SEKAI NO OWARI
 
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4人組バンド、SEKAI NO OWARIのメジャー4作目のシングルが初登場で2位にランクイン。
 
これで2作連続のTOP10入り。
 
 
初動売上は7.9万枚。前作「眠り姫」の初動3.7万枚から倍以上となる大幅上昇。
 
約1年ぶりのシングルだったが、自己最高初動を大幅に更新。
 
なお、アルバム『ENTERTAINMENT』の初動6.5万枚も上回っており、シングル・アルバムを通じての自己最高ということになる。
 
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前作も倍以上となる上昇を見せて、3.7万枚まで伸ばしていたが、今回はそこからさらに倍に。
 
この1年の間に年末のCDTVなどを始めとして、メディア露出も一気に増えていたので、ファンも一気に増えていた様子。
 
 
リリース形態は【2CD】、【CD+DVD】、【CDのみ】で計3種リリース
 
パッケージ数は前作と同じだが、前回は【2CD】ではなく、フォトブック付だったので、今回のほうが商法はキツくなっており、2種買い促進の複数買い促進商法
 
 
ネット上でのファン層を見ていると、楽曲も去ることながら、アーティスト自体にアイドル的人気が付いているようで、複数商法の効果が出やすい地盤ができていたのが大きい。
 
 
サウンドスキャンでは【2CD】が3.0万枚、【CD+DVD】が2.9万枚、【CDのみ】が1.9万枚で計7.8万枚
 
上のSexy Zone同様に、パッケージごとに売上が分散しており、特に【2CD】と【CD+DVD】はほぼ同じ数字なので、多くのファンがセットで購入していることがわかる。
 
なお、パッケージの商法はアイドル並みだが、握手会といったイベントまではないので、オリコンとの乖離はない。
 
 
 
第3位 それでも、生きてゆく -EXILE ATSUSHI & 辻井伸行
 
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EXILEのATSUSHIと辻井伸行のコラボシングルが初登場で3位にランクイン。
 
辻井伸行にとっては、これがデビュー初のシングルTOP10入りとなる。
 
クラシックアーティストによるシングルTOP10入りは、08年に秋川雅史が「千の風に
なって」で記録して以来、5年4ヵ月ぶりの快挙
 
 
初動売上は2.3万枚
 
ATSUSHIの直近作は「MELROSE~愛さない約束~」で初動9.2万枚だったので、大幅減。
 
 
ATSUSHIと辻井伸行だとファンもほとんど被りがないので、相乗効果は出ず、かなり強固なATSUSHIファンだけが付いてきたといった感じか。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】と【CDのみ】で2種リリース
 
収録曲に違いはなく、1枚買えば事足りる仕様。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.3万枚、【CDのみ】が0.5万枚で計1.8万枚。
 
オリコンとの差はmu-moショップ分だろうか。
 
 
 
第4位 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000% アイドルソング 来栖翔(TRUE WING) -来栖翔(下野紘)
 
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アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%」の来栖翔(声優:下野紘)のキャラクターシングルが初登場で4位にランクイン。
 
 
初動売上は2.2万枚
 
前週、ST☆RISHが3位を記録したばかりだが、キャラソンも連続でリリースされ、チャート上位に切り込んできた。
 
 
今回のアニメは第2期にあたり、第1期のときにも同じキャラクター(声優)がキャラソンをリリースしており、その初動が0.9万枚だった。
 
よって、今回は倍以上の売上ペースとなっており、「うたプリ」人気の過熱ぶりがよくわかる結果となった。 
 
 
リリース形態はCD1種リリース
 
1種リリースで2万を超えられるアーティストは、現在本当に知名度のある人たちだけなので、キャラソンで1種でこの数字は驚異的といえる。
 
 
サウンドスキャンでは、2.1万枚で6位。
 
オリコンとの乖離はなし。
 
 
 
以下、新譜中心にピックアップ。
 
 
第6位 NORTH OF EDEN -氷室京介
 
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氷室京介の29作目のシングルが初登場で6位にランクイン。
 
これで5作連続、通算27作目のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は1.8万枚。前作「WARRIORS」の初動1.7万枚から微増。
 
前々作が初動2.1万枚で、その前が初動2.8万枚。
 
数作続けて数字を落としていたが、ここで少し回復。
 
 
映画「藁の楯 わらのたて」主題歌だが、タイアップ効果よりは商法で持ち堪えた感が強い。
 
今作のリリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
前作はDVD付がなく、1種だったので、パッケージ1種増。
 
 
また、今作をワーナーミュージックのECサイトで購入するとポスターが付与されたようなので、ファン離れにストップがかかったとは限らない。
 
次回以降、商法面を弱めれば、また数字は下がってしまう可能性を秘めており、油断は許されない状態である。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.5万枚。
 
オリコンとの差分はECサイトでの売上分だろうか。
 
 
 
第7位 GENESIS ARIA -スフィア
 
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女性声優4人組ユニット、スフィアの12作目のシングルが初登場で7位にランクイン。
 
これで8作連続のTOP10入り。
 
 
初動売上は1.2万枚。前作「Pride on Everyday」の初動1.1万枚から微増。
 
前作から回復したものの、前々作の初動2.1万枚には遠く及ばない結果に。 
 
 
前々作はスフィアのメンバーが声優で参加するアニメ「夏色キセキ」タイアップで、【アニメ盤】もリリースされて、特に好調だっただけでファンが増えたわけではなさそうだ。
 
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
CDは同じ内容なので、1枚買えば事足りる仕様。
 
前作と同じ売り方。
 
 
サウンドスキャンでは、【CD+DVD】が0.9万枚。
 
【CDのみ】は圏外なので、一見アイドル的なユニットだが、複数買いはほとんどないことがわかる。
 
 
 
第10位 憂、燦々 -クリープハイプ
 
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4人組ロックバンド、クリープハイプのメジャー3作目のシングルが初登場で10位にランクイン。
 
これでメジャーデビューから3作連続のTOP10入り。
 
 
初動売上は1.1万枚。前作「社会の窓」の初動1.0万枚から微増。
 
今作は資生堂「アネッサ」CMソングとなり、メディアでかなりオンエアされたが、初動はほとんど伸びず。
 
iTunesなどの配信市場では明らかに前作より好調な推移を見せていたが、それがパッケージの売上には繋がっていかない。
 
気になった曲の「CDを探して」「購入して」「聴く」というアクションはもう世間から消え失せかけていることがよくわかる結果である。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
前作と同じ売り方。
 
CDは同一内容なので、1枚買えば事足りる仕様となっている。
 
 
サウンドスキャンでは、1.1万枚で13位。
 
特殊販路商品などはないので、オリコンとの乖離はなし。
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
Please Stay With Me (from『GREEN GARDEN POP』) by YUI
ラストバージン (from『Xと○と罪と』) by RADWIMPS

2014年5月 6日 (火)

ゴールデンボンバー、自身初のアルバム首位! オリコン史上初の快挙も!

ゴールデンボンバーの前に、少し余談を。。

 

G.W最終日、早朝の便で新千歳から羽田へ。

先週出発したとき、26℃くらいあって暑かったため、勝手にそれを想定した服装で東京に降り立ったら、北海道とほとんど変わらない肌寒さで、夏先取り野郎になってしまいました。

何事も事前確認は必要ですね。

 

今回の帰省ではついに札幌の「二郎」を食してきました。

実は、過去2回北海道に帰省したときに行ってはガレージが下りているのをただただ茫然と眺めるというヘマをやらかしてました。

今回は事前にG.W後半は休業という噂をキャッチし、その前日に突撃。

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ついに、ガレージが開いているところを見れました。

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で、着丼。

麺はかなり柔らかめで、平たい太麺。

個人的にはちょっと柔らかすぎて、うどんみたいに感じました。

次回行ったときは麺固コールがマストかな。

 

スープは少し味が薄かったけど、乳化具合がかなり強く、これぞ二郎なスープでした。

そして、地味に注目すべきはマシた野菜のキャベツ率の高さ。

インスパイア系も含めて、99%もやしな店も多い中、これはなかなか嬉しい。さすが北海道?なのか。

 

チャーシューもおいしかったし、また帰省したときには行こう。

二郎好きで、北海道に行かれる予定がある方は、最北端の直系二郎、ぜひ立ち寄ってみてください。

 

===============================================

さて、本日もチャートチェックです。

北海道で書き溜めた記事をオープンしていきます。

前々回の記事で5/6付シングルランキングを見終わりましたので、本日はアルバムランキングを見ていきます。

 
では、さっそく…
 
 
5/6付オリコンウィークリーアルバムランキング、第1位はこの作品!
 
 
第1位 ザ・パスト・マスターズ vol.1 -ゴールデンボンバー
 
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V系エアバンド、ゴールデンボンバーの企画アルバムが初登場で1位を獲得。
 
2008年5月のデビュー以来、アルバムは『ゴールデン・アルバム』で記録した2位が最高位で、首位獲得は今作が初
 
なお、シングルを含めると首位は、「Dance My Generation」に続き2作連続で通算2作目となる。
 
 
これまでインディーズでシングルとアルバムの両ランキングで首位を獲得したのは、アルバム『MESSAGE』とシングル「ヨロコビノウタ」で達成したMONGOL800のみで、今回のゴールデンボンバーによる達成は9年4ヵ月ぶり史上2組目の快挙である。
 
なお、MONGOL800の「ヨロコビノウタ」は発売2週目での首位だった。
 
よって、シングル・アルバム両ランキングでの「初登場首位獲得」となるとインディーズ史上初の記録ということになる。
 
 
初動売上は11.4万枚。前作『ゴールデン・アルバム』の初動6.6万枚から大きく上昇。
 
今作はアルバム未収録になっていた楽曲などをまとめた企画盤だったが、先行シングル「Dance My Generation」で見せた勢いそのままに、初動10万超えを達成してきた。
 
 
企画盤は一般的に数字を落とすものだが、新曲1曲が収録されていること、またDVD目当てのファンが多くいたようで、高い水準をキープできたものと思われる。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が2種で計4種リリース
 
CDの内容は4種すべて同じで、DVDの内容は異なる2種買い促進の複数買い促進商法
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が4.0万枚と3.9万枚、【CDのみ】が1.5万枚で計9.4万枚
 
DVD付の売上がわかりやすく同水準になっており、ほとんどのファンが2種セットで買っていることが予想できる結果に。
 
 
 
第2位 Lesson 1 - E-girls
 
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前週の1位から1ランクダウン。
 
2週連続のTOP10入り。
 
 
週間売上は2.0万枚
 
前週の初動5.7万枚からダウン。
 
 
下がっているものの、昨今水準ならこれでも結構緩やかな下がり方だといえる。
 
ライト層にも多少訴求できていると思われる。
 
 
累計は2週で7.7万枚を突破。
 
この2週目の推移で、10万突破は内定したといえる。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.1万枚、【CDのみ】が0.6万枚で計1.7万枚
 
発売週同様、エイベックス系だが、mu-moショップでの売上が低いのかオリコンとの乖離は小さい。
 
 
第3位 ファンキーモンキーベイビーズLAST BEST -FUNKY MONKEY BABYS
 
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前週の3位をキープ。
 
これで5週連続のTOP3入りとなる。
 
 
 
週間売上は1.7万枚
 
前週の2.4万枚から非常に緩やかな下降で、ロングヒットモードに突入している。
 
5週連続のTOP3入りも、リリースの穴にうまく入って強敵がいないという要素はあるものの、近年なかなかお目にかかれないチャートアクションである。
 
 
累計は30万枚を突破。
 
 
 
以下、ピックアップ。
 
第5位 Shout to the Walls! -NICO Touches the Walls
 
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ロックバンド、NICO Touches the Wallsの5作目のオリジナルアルバムが初登場で5位にランクイン。
 
アルバムのTOP5入りはこれが初となる。
 
 
初動売上は1.0万枚。前作『HUMANIA』の初動1.5万枚からダウン。
 
順位は最高位となったが、自己最高初動だった前作から数字はやや大きくダウンしている。
 
前々作の初動0.9万枚の水準に戻ってきてしまった感じ。
 
 
前作は先行シングルの「手をたたけ」がCMソングとなってライト層に多少訴求できていたので、少し高めに出たということだろう。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
CDの収録曲は同じなので、1枚買えば事足りる仕様となっている。
 
 
サウンドスキャンでは1.0万枚で6位。
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
家族になろうよ (from「家族になろうよ」) by 福山雅治

2014年5月 5日 (月)

5月新譜チェック~AKB48が大島卒業後の初SG! 嵐は早くも2014年3作目!~

G.Wもあっという間で、残すところあと1日だけとなりました。
 
また、仕事がはじまるとなかなか更新できない可能性があるので、一気に記事を書き留めております。
 
さて、先月は月半ばまで更新できず、遅れてしまった「新譜チェック」ですが、今月はちゃんと1週目に間に合うタイミングでアップです。
 
皆さんがひとつでも気になる新譜を見つけるきっかけになったら幸いです。
 
 
 
太字はその週の1位獲得本命曲。赤文字は管理人の個人的な注目曲です。
いつもどおり、発表される全作品は確認不可なのでメジャーなアーティスト中心となります。
 
 
それでは、Let's check!
 
 
5/6~5/8
  • 泣いてもいいんだよ - ももいろクローバーZ
  • Rising Hope - LiSA
  • 寝癖 - クリープハイプ
  • 拝啓、ツラツストラ - グッドモーニングアメリカ
  • こっちを向いてよ - WEAVER
  • Jewel - moumoon
5/14
  • King & Queen & Joker - Sexy Zone
  • 花道!!ア~ンビシャス - SUPER☆GiRLS
  • 輝け - ファンキー加藤
  • Live - Superfly
  • 微かな密かな確かなミライ - スフィア
  • black bullet - fripSide
  • いいくらし - チームしゃちほこ
  • ぶっちゃけRock'n はっちゃけRoll/ベイビーステップ - ベイビーレイズ
  • 形而上 流星 - BUCK-TICK
  • 掌 -show- - 喜多村英梨
  • 醒めながら見る夢 - 堂珍嘉邦
  • 恋のマシンガン - 東京カランコロン
  • MUJINA - 遠藤舞
5/21
  • ラブラドール・レトリバー - AKB48
  • We Don't Stop - 西野カナ
  • LOVE, HOLIDAY. - TOKIO
  • 十字架 - 東京女子流
  • モアモア - 大塚愛
  • フルドライブ - KANA-BOON
  • 喧嘩上等 - 氣志團
  • アストライド/LIFE - スガシカオ
  • Believe in yourself - 阿部真央
  • StarRingChild EP - Aimer
  • シドニア - angela
  • monochrome - Dancing Dolls
  • ざんげの花道 - ダウト
  • 幸せな日々を君と - 清木場俊介
  • この惑星のすべて - The Mirraz
5/28
  • 誰も知らない - 嵐
  • キュピ♥ - アイドリング!!!
  • JUICY LOVE - Happiness
  • スタートアップ! - BOYFRIEND
  • ADRENALINE - BEAST
  • Superhero - フェアリーズ
  • ENDER ENDER - ムック
  • アニメ「ぷちます!!-プチプチ・アイドルマスター-」エンディングテーマ - 765PRO ALLSTARS featuring ぷちどる
  • 太陽と花 - 高橋優
  • 風になる - 高垣彩陽
  • flavor - 住岡梨奈
 
ざっとこんな感じ。
 
 
1週目以外はリリースの数は多め。
 
また、後半には現在日本でNo.1のセールスパワーを誇るAKB48、No.2の嵐が立て続けにスタンバイしているのも注目点だ。
 
ただ、リリース数の割には、初動2~3万ラインを出せる中堅のリリースが少なく、1万前後が精一杯のメンツが多いので、チャート水準がグッと上がることはなさそう。
 
 
では、週ごとの見どころを簡単にチェック。
 
 
 
まず、1週目は約6ヶ月ぶりに、ももいろクローバーZが登場。
 
今作は作詞作曲を中島みゆきが担当したことで話題に。
 
 
前作「GOUNN」の初動は7.8万枚で、自己最高初動をマークしていた。
 
ももクロは2012年の「Z女戦争」からリリースするたび、3作連続で自己最高初動を更新しており、今回も自己最高初動をマークできるかに注目が集まる。
 
 
また、ももクロはまだシングルで週間1位を獲得したことがない。
 
今作はリリースの穴の週に当たっており、周りに敵がおらず、順当にいけば週間1位も獲得できる位置にいる。
 
ももクロ初のシングル1位獲得の瞬間を楽しみにしておこう。
 
 
 
続く、第2週目の1位筆頭はジャニーズのグループ、Sexy Zoneで決まり。
 
前作「バィバィDuバィ~See you again~/A MY GIRL FRIEND」の初動は14.5万枚。
 
今作はタイトル曲にタイアップがなく、前作よりも不利な状況でのリリース。
 
前作並みの数字を保つことができるか注目である。
 
 
 
次に、第3週目には現在日本No.1のセールスパワーを誇るアイドルグループ、AKB48の2014年第2弾シングル「ラブラドール・レトリバー」が登場。
 
今作は毎年5月リリースが恒例となっている水着シングル。
 
 
大島優子のラストシングルの銘打たれた前作「前しか向かねえ」の初動は109.1万枚で、16作連続ミリオンを記録していた。
 
今作もカップリングで大島優子は参加しているものの、握手会には参加しない。
 
 
昨年の総選挙で2位だった大島優子が抜けることでどれだけ数字に影響が出るのかは注目したいところ。
 
なお、AKB48のセンターメンバーだった前田敦子が抜けて最初のシングル「ギンガムチェック」は前作から△40万枚の暴落となっていた。(それでも初動118.2万枚)
 
 
今回ももし前田卒業時並みの影響があるなら、連続ミリオン記録がストップする可能性もある
 
48グループの初動は初日売上の勢いでだいたいがわかる。
 
デイリー初日にどれだけの数字を叩き出すことができるか、要注目である。
 
 
 
そして、5月最終週の4週目
 
最後はがスタンバイ。
 
嵐は2月、4月にもシングルをリリースしており、今作は早くも2014年3作目となる。
 
 
前作にあたる「GUTS!」はちょうど今週リリースされており、登場5日間(祝日の関係で月曜から登場)で45万枚を超えるセールスを記録しており、土日の売上を加算すれば初動50万突破は堅い状況。
 
セールスパワーはいまだ衰えない。
 
 
なお、今作「誰も知らない」が初動50万枚超えとなれば、3作連続の初動50万枚超えとなる。
 
記録達成なるか注目したいところだ。
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
ロマンスのスタート (from「気づいたら片想い」) by 乃木坂46

2014年5月 4日 (日)

アイマス、テニプリ、ニャル子…サブカルアイテムが上位占拠!

G.Wまっただ中でございます。

地元、北海道に帰省しておりますが、こっちはまだ桜の季節です。

 

涼しく快適な中、本日もチャートチェックを進めます。

 
前回記事で5/6付シングルランキングのTOP3を見終わりましたので、本日は4位以降をチェックしていきます。
 
 
では、さっそく…
 
5/6付オリコンウィークリーシングルランキング、第4位はこの曲!
 
 
第4位 Blind Love - CNBLUE
 
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韓国出身の4人組ロックバンド、CNBLUEのメジャー5作目のシングルが初登場で4位にランクイン。
 
これで5作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は4.8万枚。前作「Robot」の初動4.3万枚から上昇。
 
前々作では初動3.4万枚まで落としていたが、2作連続の初動回復で立て直してきた。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース
 
CDの内容は統一だが、DVDの内容が異なっており、2種買い促進の複数買い促進商法
 
前回は【WARNER MUSIC DIRECT限定盤】というECサイト限定盤があったが、今回は一般流通のみ。
 
 
イベント施策は3形態同時購入でイベント招待とグッズプレゼントというもの。
 
ファンはこの施策で3形態購入を強烈に促されている
 
 
また、ワーナーミュージックのECサイト「WARNER MUSIC DIRECT」で今作を購入するとアナザージャケットがプレゼントされる施策もあるので、ファン1人あたりの購入枚数が前作から上がり、それによる初動上昇の可能性が高い。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が1.9万枚と1.1万枚、【CDのみ】が0.6万枚で計3.6万枚
 
一般店舗では最大0.6万くらいのファンが3形態セットで買っていると推測できる。
 
また、オリコンとの差も1万枚ほどあり、これはECサイトで購入された分だと思われる。
 
 
 
第5位 THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE 01 「Thank You!」 - 765 MILLIONSTARS
 
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GREE用ゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ!」内のユニット、765 MILLIONSTARSのシングルが初登場で5位にランクイン。
 
 
初動売上は2.7万枚
 
「アイマス」シリーズとしては、同じソーシャルゲームの「シンデレラガールズ」関連作がチャート上位に軒並みランクインしていたが、「ミリオンライブ!」関連作のリリースはこれが初。
 
初ながら、いきなりTOP10入りしており、「アイマス」に固定ファンがかなり付いているので、ゲームが変わっても一定の数字を出せる様子。
 
 
また、購入特典としてソーシャルゲーム内で使用できる「シリアルコード」を封入。
 
なお、この「シリアルコード」で得られるキャラは3種類用意されており、コンプするためには3枚買わなくてはならない複数買い促進商法
 
なので、音を求めてではなく、ゲームのために購入している層が多いと思われる。
 
 
リリース形態はCD1種リリース
 
「シリアルコード」で3種買いを促進しているので、CDのパッケージ自体は最小限でいい。
 
CDのパッケージを大量に用意するよりもコードで複数買いさせたほうがはるかにコストは安上がりで、かなり美味しい商法だと思う。
 
サウンドスキャンでは2.8万枚で5位。オリコンとの乖離はほぼなし。
 
 
第6位 ミラクル -miwa
 
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miwaの11作目のシングルが初登場で6位にランクイン。
 
これで6作連続、通算7作目のTOP10入り。
 
 
初動売上は2.4万枚。前作「ホイッスル~君と過ごした日々~」の初動3.0万枚からダウン。
 
今作は資生堂「SEA BREEZE」CMソング。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】だけで1種リリース
 
今作は完全生産限定盤と銘打ち、省エネな売り方になっている。
 
 
サウンドスキャンでは2.3万枚。
 
発売記念イベントを連発するようなタイプではないので、オリコンとのほぼ乖離はなし。
 
 
なお、前作は【CD+DVD】を2種リリースして、1.6万枚と1.1万枚だった。
 
今回は1種で2.3万枚出ているので、オリコンの初動は下がっているが購入者は増えている可能性も。
 
CMタイアップでライト層にも訴求できたのかもしれない。
 
 
 
第7位 ANSWER -ViViD
 
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V系ロックバンド、ViViDのメジャー6作目となるシングルが初登場で7位にランクイン。
 
これで6作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は2.0万枚。前作「REAL」の初動2.1万枚から微減。
 
約1年ぶりのシングルだったが、売上水準をキープしている。
 
 
リリース形態は収録曲の違う【CDのみ】で2種リリース
 
前作は【CD+DVD】2種と1曲追加収録の【CDのみ】が1種で計3種だったので、商法のレベルは明らかにダウンしている。
 
にもかかわらず、数字をキープできたのはイベント施策によるところが大きい様子。
 
 
まず、前作同様にイベント参加補助券とスペシャルプレゼント応募券を封入。
 
さらに今回は、「Sony Music Shop」で通常盤を購入すると、翌月から開催されるツアーの終演後に「握手会」に参加できるということで…なんとAKB商法を導入している。
 
 
サウンドスキャンでは2種がそれぞれ0.6万枚、0.5万枚で計1.1万枚
 
オリコンの半分程度になっており、差分は「握手会」参加目当ての「Sony Music Shop」売上分と推測できる。
 
単純に数字を持ち上げるだけを考えた時の、「握手会」の無敵さは尋常じゃないことがまたしても実証されたことに。
 
 
第8位 WE ARE ALWAYS TOGETHER -ミュージカル『テニスの王子様』
 
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ミュージカル『テニスの王子様』のアンコールソングを収録したシングルが初登場で8位にランクイン。
 
 
初動売上は1.7万枚
 
リリース形態は【CD+DVD】の2種リリース
 
CDの収録曲もDVDの内容も異なっているため、2種買い促進の複数買い促進商法となっている。
 
 
さらに、「イベント参加券」まで封入しており、アイドルCDと同じような施策が組まれている。
 
昔から「テニプリ」には熱狂的なファンがついているが、ミュージカルになっても、一定の熱狂的なファンを付けているようだ。
 
 
サウンドスキャンでは2種ともTOP10入りして、それぞれ7,573枚と7,536枚で、計1.5万枚
 
10の位を端数処理すれば、同じ数字になるほど差がなく、確実に2枚セットで購入されていることがわかる。
 
 
第9位 恋は渾沌の隷也 -後ろから這いより隊G
 
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アニメ「這いよれ!ニャル子さんW」OPテーマが初登場で9位にランクイン。
 
今回のアニメは第2期にあたり、第1期のOPテーマに続いて、2作連続のTOP10入りとなった。
ちなみに、タイトルは「コイハカオスノシモベナリ」と読む。
 
 
初動売上は1.2万枚
 
第1期OPの前作「太陽曰く燃えよカオス」の初動2.5万枚から半減以下にダウン。
 
 
ニコ動でも話題になり、高い数字をマークした前作の水準には及ばない結果に。
 
ニコ動まわりでの話題性とアニメ自体の人気が第1期から下がったのが原因だろうか。
 
 
ただ、今回も配信チャートでは強く、iTunesチャートでは1位まで獲得していた。
 
パッケージ売上は不振となった。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
CDの収録曲違いはなく、1枚買えば事足りる仕様。
 
前回と商法は変わらず。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.0万枚。
 
オリコンとの乖離はほとんどなし。
 
 
■次回予告: 5月新譜チェック
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
I (from『SENSE』) by Mr.Children

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