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2014年7月の記事

2014年7月29日 (火)

TOKIOが約9年10ヵ月ぶりのアルバム首位! D-LITEは2作連続2位!

前回記事で2014/7/28付シングルランキングを見終わりましたので、本日はアルバムランキングを見ていきます。

 
 
では、さっそく…
 
 
2014/7/28付オリコンウィークリーアルバムランキング、第1位はこの作品!
 
 
第1位 HEART -TOKIO
 
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TOKIOのデビュー20周年記念アルバムが初登場で首位を獲得。
 
TOKIOにとって首位獲得は、シングル・アルバムを通じて2010年6月のシングル「-遥か-」以来で、約4年1ヵ月ぶり
 
 
アルバムは、2004年9月に『TOK10』で記録して以来となり、約9年10ヵ月ぶりとなる。
 
ちなみに、意外にもアルバムではこれが通算2作目の首位獲得であり、オリジナルアルバムで首位を獲得したことがない。
 
 
 
初動売上は4.1万枚
 
オリジナルアルバムだった前作『17』は初動2.2万枚だったので、そこから上昇。
 
 
公式には「オールタイムコンピレーションアルバム」と銘打たれているが、内容はファン投票のベストに近い。
 
TOKIOはベストを乱発しておらず、約13年ぶりということもあり、それなりに需要はあったようだ。
 
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース
 
DVDの内容は2種で異なっているが、CDの内容はすべて同じなので、2種買い促進の複数買い促進商法となっている。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が2.2万枚と1.2万枚、【CDのみ】が0.8万枚で計4.2万枚
 
特殊販路商品やイベントはないので、オリコンとの乖離はほぼなし。
 
なお、サウンドスキャンでは首位を逃している。 
 
 
第2位 D'slove -D-LITE (from BIGBANG)
 
Original
 
BIGBANGのD-LITEのソロ2作目のアルバムが初登場で2位にランクイン。
 
これで2作連続の2位となる。
 
 
初動売上は3.8万枚。前作『D'scover』の初動3.5万枚から上昇。
 
前作はカバーアルバムだったので、オリジナルアルバムはこれが初となる。
 
 
リリース形態は【CD+DVD+グッズ】、【CD+DVD】、【CDのみ】、【MUSIC CARD】、【PLAYBUTTON】で5種リリース
 
前作は【CD+DVD】、【CDのみ】、【PLAYBUTTON】で3種だったので、2種増。
 
 
ただ、収録内容はDVDもCDも統一で、音源と映像という観点では1種買えば事足りる仕様となっている。
 
なお、直接本人と触れ合うタイプのリリースイベントはなかったようだが、「豪華6大特典応募シリアルアクセスコード」を封入し、プレゼント系の施策が組まれている。
 
 
また、予約取りとして、今作の予約者から「ライヴ後の集合写真撮影会」に抽選で参加できる施策も準備されていた。
 
1人あたり何枚買っているかは未知数だが、複数買いを横行しているのは間違いないだろう。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】だけが0.6万枚でランクイン。
 
mu-moショップなどECでの売上がある程度あると思われ、オリコンとの乖離が大きくなっている。
 
 
 
以下、3位と4位は一気にチェック。
 
 
第3位 THE BEST "Blue" -Kalafina
 
第4位 THE BEST "Red" -Kalafina
 
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梶浦由記プロデュースによる3人組女性ボーカルユニット、Kalafinaの2作同時リリースのベストアルバムが初登場で3位と4位にランクイン。
 
これまでオリジナルアルバムが3作連続でTOP5入りをしており、今回のベスト2作で5作連続のTOP5入りということになる。※ライヴアルバム除く
 
 
 
初動売上は2.7万枚2.6万枚
 
オリジナルアルバムだった前作『Consolation』の初動2.0万枚からそれぞれ上昇。
 
 
ここ最近はメディア露出もするようになり、地上波だとアニメ関連の番組以外にも「UTAGE」や「MUSIC JAPAN」などに出演。
 
オリジナルよりも高く出ているので、ライト層にも多少訴求できたものと思われる。
 
 
リリース形態は2作とも【CD+Blu-ray+ブックレット】、【CDのみ】で2種リリース
 
CDの内容は統一なので、複数買いさせる仕組みにはなっていない。
 
 
サウンドスキャンでは"Blue"の【CD+Blu-ray+ブックレット】が2.3万枚、"Red"の【CD+Blu-ray+ブックレット】が2.2万枚。
 
2作とも【CDのみ】は圏外で、複数買いはほとんど起きていないことがわかる。
 
アイドルのような商法は使っていないので、オリコンとの乖離は小さい。
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
W.W.D (from『WORLD WIDE DEMPA』) by でんぱ組.inc

2014年7月27日 (日)

防弾少年団が初のTOP5入り! 氷室京介はツアー効果で好調!

本日もチャートチェックを進めます。

前回記事で2014/7/28付シングルランキングのTOP3を見終わりましたので、本日はその続きで、4位以降をチェックしていきます。 

 
では、さっそく…
 
 
2014/7/28付オリコンウィークリーシングルランキング、第4位はこの曲!
 
 
第4位 BOY IN LUV -防弾少年団
 
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韓国の7人組ヒップホップグループ、防弾少年団の日本2作目のシングルが初登場で4位にランクイン。
 
TOP5入りはこれが初で、日本デビュー作から2作連続のTOP10入り。
 
 
初動売上は4.2万枚。前作「NO MORE DREAM-Japanese Ver.-」の初動3.2万枚から上昇。
 
デビュー作から高い数字を出していたが、今回はそこからさらに数字を伸ばしてきた。
 
最近は新たな韓国グループのデビューは止まっていたが、この人たちは上位の常連になってきそうだ。
 
 
 
リリース形態は【CD+DVD】2種と【CDのみ】1種で計3種リリース
 
DVDの内容は異なり、また【CDのみ】にはカップリング追加収録なので、音源と映像をコンプするためには3種すべて買わなくてならない、複数買い促進商法
 
 
前作は【CD+DVD】が1種で代わりにグッズ付があって3種だった。
 
グッズよりも映像のほうがファンの引きがよかったと思われる。
 
 
また、3種すべてに「発売記念イベント参加応募抽選券」を封入。
 
応募抽選型なのでCDを買えば必ずイベントに参加できるわけではないが、多くのファンが複数買いしていると思われる。
 
 
サウンドスキャンでは【CDのみ】が2.1万枚、【CD+DVD】2種が1.0万枚と0.9万枚で計4.0万枚
 
イベント目当ての複数買いの対象が一番安価な【CDのみ】になったのは明らかである。
 
 
 
第5位 夜明けの流星群 -SCANDAL
 
Original
 
4人組ロックバンド、SCANDALの19作目のシングルが初登場で5位にランクイン。
 
これで8作連続のTOP10入り。
 
 
初動売上は3.2万枚。前作「Departure」の初動3.1万枚から微増。
 
今回は映画「ポケモン・ザ・ムービーXY『破壊の繭とディアンシー』」の主題歌。
 
それに伴い、商法も変化。
 
 
今作のリリース形態は【CD+DVD】が2種、【CDのみ】が1種、【ポケモン盤】が1種で計4種リリース
 
前作は3種だったので、パッケージ1種増だが、売上はそれほど変わらず。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が2種が1.1万枚、0.8万枚、【ポケモン盤】が0.7万枚、【CDのみ】が0.5万枚で計3.1万枚
 
【ポケモン盤】の売上がないと2万台半ばになっていた可能性が高い。
 
前作が好調で、通常のセールスパワーは2万台くらいなのかもしれない。
 
 
 
第6位 ONE LIFE -氷室京介
 
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氷室京介の30作目のシングルが初登場で6位にランクイン。
 
これで10作連続のTOP10入り。
 
 
初動売上は2.7万枚。前作「NORTH OF EDEN」の初動1.8万枚から上昇。
 
シングルは前作から約1年2か月ぶりだったが、数字を回復させてきた。
 
 
リリース形態は一般流通が【CDのみ】で1種リリース
 
加えて、特殊販路商品として、7月19~20日に横浜スタジアムで行われた「全国ツアーファイナル記念盤」が存在。
 
 
この記念盤は完売したと報道がされており、この報道の通り、7/19付のデイリーランキングでは一気にデイリー1位を獲得していた。
 
今回の初動上昇はこの記念盤に起因しているのは間違いないだろう。
 
 
また、氷室は今作リリース前に「氷室京介を卒業する」と発表。
 
その話題性も初動上昇の要因のひとつになったのかもしれない。
 
 
サウンドスキャンでは一般流通の【CDのみ】が1.0万枚でランクイン。
 
オリコンとの乖離は1.7万枚となっており、記念盤の売上がサウンドスキャンでは集計外になっているための乖離だと思われる。
 
記念盤の売上貢献度はかなり大きかったようだ。
 
 
 
第7位 LOVE ON U -U-KISS
 
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韓国の男性アイドルグループ、U-KISSの日本9作目のシングルが初登場で7位にランクイン。
 
これで9作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は2.0万枚。前作「Break up」の初動2.2万枚からダウン。
 
今作から学業専念で脱退したメンバーの代わりに新メンバーが1名加入しているが、数字上昇にはならず。
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】と【CDのみ】の2種。
 
これに特殊販路商品として【mu-mo/イベント会場限定盤】が1種あって、合計3種リリース
 
 
【CDのみ】にだけ新音源を収録しており、2種買い促進の複数買い促進商法
 
前作はこれに加えて「ミュージックカード」もリリースされていたので、それは若干のダウン要因か。
 
 
韓国アイドルということでイベント商法も健在で、一般流通の2種に封入されている異なる握手券を2枚揃えることで握手会に参加可能。
 
ここでも2種買いを促進している。
 
 
新メンバーにも固定ファンが付いてくれば、底上げに繋がりそうだが、K-POP熱が冷めた今、どうなるだろうか。
 
サウンドスキャンでは【CDのみ】と【CD+DVD】がそれぞれ0.5万枚で計1.0万枚。
 
オリコンの半分程度になっており、mu-moショップでの売上分が抜けているためと思われる。
 
 
以下、ピックアップ。
 
第10位 sky traveler -Dorothy Little Happy
 
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仙台を拠点に活動する5人組アイドルグループ、Dorothy Little Happyの9作目のシングルが初登場で10位にランクイン。
 
これで3作連続のTOP10入り。
 
 
初動売上は1.2万枚。前作「ASIAN STONE」の初動2.1万枚からダウン。
 
自己最高位、最高初動をマークした前作から一転、売上も順位もダウンに。
 
 
初のTOP10入りを果たした前々作「colorful life」の初動1.7万枚も下回っており、右肩上がりの成長は完全にストップしてしまった。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース
 
DVDの内容は異なり、【CDのみ】にだけ新曲追加なので、3種買い促進の複数買い促進商法
 
ここまでは前作までと同じ。
 
 
ただ、前作はCDに加えて「ミュージックカード」も5種リリースされていた。
 
今回はなし。
 
 
イベント商法は今回も発売前に予約取りイベントを開催。
 
CD1枚購入で『握手会』、CD2枚購入で『お楽しみBOX参加』と枚数によって待遇が変わるやり方は前々作から同じ。
 
前回は先述の「ミュージックカード」でもイベントに参加できたが、今回はそれがない。
 
 
また、AKBの「ノコギリ事件」の影響でイベントの規制が厳しくなり、回数も抑制気味だった様子。
 
イベントの強度が前作に比べて弱かったための初動ダウンの可能性が高い。
 
 
サウンドスキャンでは【CDのみ】だけが0.5万枚でランクイン。
 
いちばん安価な【CDのみ】がイベント目的の購入対象になったのは間違いないだろう。
 
オリコンとの乖離はEC(mu-moショップ)での売上分だと思われる。
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
そんなことより 幸せになろう (from『小田日和』) by 小田和正
虹 (from「ラブソングはとまらないよ」) by いきものがかり

2014年7月26日 (土)

SMAPが20作連続の首位獲得! Perfumeは豪華仕様で復調!

本日もチャートチェックを進めます。

 
が、
 
前回記事で2013/7/1付ランキングを見終わったものの、更新停滞が積もり積もって気づけば丸1年の周回遅れ。
 
そんな中、ここ数年でチャートブログが急減したこともあってか、当ブログで最新週を取り上げてほしいというお声を頂いていました。
 
 
管理人としてもやはり過去よりも現在を追っていきたいという思いがあります。
 
つきましては、今回からまた最新週のランキングを見ていくことにします。
 
また、いつ周回遅れになるかわかりませんが、精一杯最新を追いかけますので、よろしくお願いいたします。
 
 
では、前回記事から一気に1年タイムスリップしまして、本日は今週火曜に発表された最新ランキングを見ていきます。
 
 
 
2014/7/28付オリコンウィークリーシングルランキング、第1位はこの曲!
 
 
第1位 Top Of The World/Amazing Discovery -SMAP
 
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SMAPの53作目のシングルが初登場で首位を獲得。
 
これで2002年「freebird」から20作連続通算31作目の首位獲得で、「20作連続」の大台に到達。
 
また、自身の持つ男女グループ・ソロを通じての歴代1位記録である「デビューからの連続 TOP10入り記録」を53作連続に更新した。(※歴代2位は嵐の44作連続)
 
 
 
初動売上は12.3万枚。前作「Yes we are/ココカラ」の初動13.9万枚からダウン。
 
これで3作連続の初動ダウン
 
 
2010年にはじめて複数商法に手を染めて、数字を伸ばすケースもあったが、ここ1年は下降気味になっている。
 
もともと固定ファンはジリ貧で、それを商法でカバーしていたかたちなので、自然といえば自然な推移である。
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種。
 
加えて、特殊販路商品として【USJ限定盤】が1種あって、合計4種リリース
 
 
DVDの内容は異なり、【CDのみ】にだけリミックス音源を収録している3種買い促進の複数買い促進商法。 
 
【USJ限定盤】は一般流通の【CD+DVD】と同じ内容で、「USJ特別優待券」を封入している。
 
 
前作も特殊販路商品含めて4種リリースだったが、【CDのみ】に新曲を追加収録していたりう、特殊販路商品にもリミックス音源が収録されていた。
 
それに比べると今回は若干商法がレベルダウンしており、それが初動ダウンに繋がったようだ。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が3.8万枚(2位)、2.9万枚(3位)、【CDのみ】が1.9万枚(5位)で計8.6万枚。
 
オリコンとの乖離は3.7万枚で、【USJ限定盤】の売上とニアリーだと思われる。
 
また、サウンドスキャンでは首位を逃している。
 
 
 
第2位 Cling Cling -Perfume
 
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Perfumeの20作目のシングルが初登場で2位にランクイン。
 
これで16作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は7.3万枚。前作「Sweet Refrain」の初動5.8万枚から上昇。
 
2012年8月の「Spring of Life」をピークに、そこから4作連続初動ダウンになっていたが、ここでなんとか下げ止まり
 
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今回は新曲4曲入りの豪華盤シングルとなっているので、その効果で回復したものと思われる。
 
 
リリース形態は【CD+DVD+フォトブック(生産限定盤)】、【CD+DVD】、【CDのみ】で3種リリース
 
前作まではずっと2種だったので、パッケージ1種増。
 
Perfumeがシングルで3種もリリースするのはこれが初である。
 
 
ただ、CDもDVDも内容は上位互換で、複数買いを促進するようなかたちにはなっておらず、1枚買えば事足りる仕様。
 
複数買いというよりは、ここ数作購入を控えていた層が豪華仕様に惹かれて手を出したための回復だと思われる。
 
 
逆に言うと、次回商法の手を緩めれば数字は下がってしまう可能性が高い。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD+フォトブック(生産限定盤)】が5.9万枚、【CD+DVD】が1.8万枚で計7.7万枚
 
特殊販路商品やイベント商法はないため、オリコンとの乖離はほとんどなし。
 
 
 
第3位 The Power/悲しきヘブン(Single Version) -℃-ute
 
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ハロプロ系アイドルグループ、℃-uteのメジャー25作目のシングルが初登場で3位にランクイン。
 
これで25作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は5.6万枚。前作「心の叫びを歌にしてみた/Love take it all」の初動6.2万枚からダウン。
 
リリース形態は【CD+DVD】が4種と【CDのみ】が2種で計6種リリース
 
DVDの内容は4種すべて異なっているが、CDは曲順違いだけで統一。
 
4種買い促進の複数買い促進商法となっている。
 
 
前作では【CD+DVD】が3種だったので、パッケージは1種増えていながら、初動はダウンしてしまっている。
 
 
なお、今回もAKB商法を発動しており、【通常盤】を「forTUNE music」で購入することで「個別握手会参加券」を付与。
 
さらに、「forTUNE music」だけで限定スペシャルセット(6タイプまとめ買い)が用意されており、購入者だけが「チェキ会」に参加できる。
 
さらには、その「チェキ会」も「グループチェキ」と「個別チェキ」に分かれており、熱狂的なファンは大量購入を強いられるかたちになっている。
 
 
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サウンドスキャンでは1種もTOP20入りできず。
 
もちろん「握手会」、「チェキ会」目当てでファンは皆、ECサイトで購入したためだろう。
 
実際の固定ファンの数は1万いない可能性もある。
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
愛のことば-2014mix- (from「愛のことば-2014mix-」) by スピッツ

2014年7月22日 (火)

B'zが2週連続で1位2位独占! May.Jのカバーアルバムが好調!

本日もチャートチェックを進めます。
 
 
 
前回記事で2013/7/1付シングルランキングを見終わったので、本日はアルバムランキングをチェックしていきます。
 
今回も1位、2位を同時チェックです。ということは…。
 
 
では、さっそく… 
 
 
2013/7/1付オリコンウィークリーアルバムランキング、1位と2位はこの作品!
 
 
第1位 B'z The Best XXV 1988-1998 -B'z
 
第2位 B'z The Best XXV 1999-2012 -B'z
 
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B'zの25周年ベストが2週連続で1位2位独占!
 
同一アーティストによるアルバムの「2週連続1位2位独占」は、2012/5/28付に『Mr.Children2005-2010 <macro>』と『Mr.Children2001-2005 <micro>』で達成のMr.Children以来、1年1ヵ月ぶり
 
また、B'zにとって2週連続首位は、98年に3週連続首位を獲得した『B'zTheBest"Treasure"』以来、14年8ヵ月ぶりとなった。
 
 
 
週間売上は8.3万枚8.0万枚
 
前週の初動38.6万枚、37.7万枚からそれぞれダウン。
 
 
初登場時に書いたようにベスト過多の状況なので、初週に固定ファンが買い終えたあとライト層に広く浸透させるのは難しかった様子。
 
ただ、配信市場も熟したこのご時世ということを考えると、これでも健闘しているほうか。
 
 
累計は2週でそれぞれ46.8万枚45.7万枚を突破。
 
2週目のこのペースによって、ロングヒットのひとつの尺度としている「累計の初動2倍」の達成は絶望的に。
 
初代のベスト2作の513万枚と443万枚はもはや比較してはいけない。
 
 
 
サウンドスキャンでは「1988-1998」の【2CD+DVD】が7.4万枚、【2CD】が1.6万枚で計9.0万枚
 
「1999-2012」の【2CD+DVD】が7.0万枚、【2CD】が1.5万枚で計8.5万枚
 
オリコンとの乖離は小さく、また、ともにサウンドスキャンの売上のほうが高くなっている。
 
 
 
第3位 いいね!(´・ω・`)☆ -GReeeeN
 
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GReeeeNの5作目のオリジナルアルバムが初登場で3位にランクイン。
 
これでオリジナルアルバム5作連続のTOP3入りとなる。
 
 
初動売上は6.4万枚
 
前作『歌うたいが歌うたいに来て 歌うたえと言うが歌うたいが歌うたうだけうたい切れば 歌うたうけれども歌うたいだけ 歌うたい切れないから 歌うたわぬ!?』の初動9.0万枚からダウン。
 
 
人気ピーク時の09年『塩、コショウ』は初動40万超えまで果たしていたが、ベストを時期尚早ぎみにリリースしてコケて、そのあとはリリースが開いて、企画盤をいくつかリリースするも不振に終わっていた。
 
前作は約3年ぶりのオリジナルアルバムで大暴落。
 
今回もそこからさらに数字を下げてしまった。
 
 
09年の頃も固定ファンはそれほど付いておらずライト層が支えていたが、現在はライト層が一気に離れて、固定ファンもジリ貧している状態だと思われる。
 
先行シングルで大きなヒットが出ていないので、アルバムで回復することはあるはずもなく、そのままダウンといった感じ。
 
 
ただ、先行シングルはどれも1万台なので、アルバムで6万なら悪くないという見方も。
 
 
リリース形態は一般流通で【2CD+DVD】、【CD+DVD】、【CDのみ】で3種。
 
これに特殊販路の【ファミマ盤(CD+グッズ)】が1種あって、合計4種リリース
 
 
4種出ているが、2CDの2枚目は過去曲の「復習」で、新曲はなし。
 
DVDの内容も統一なので、音源と映像だけなら1種買えば事足りる仕様。
 
そもそもアイドルファンのような固定ファンはあまりいないと思われ、これくらいの商法がちょうどいいだろう。
 
 
サウンドスキャンでは【2CD+DVD】が2.3万枚、【CD+DVD】が1.6万枚、【CDのみ】が2.1万枚で計6.0万枚
 
オリコンとの差から、【ファミマ盤】の売上は最高でも0.4万枚。
 
特殊販路商品までに手を出す固定ファンがかなり少ないことが露わになる結果に。
 
 
 
第4位 Summer Ballad Covers -May J.
 
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女性シンガー、May J.の自身初のカバーアルバムが初登場で4位にランクイン。
 
シングル、アルバムを通じてTOP5入りはオリジナルアルバム『FAMILY』で09年6月に4位を獲得した以来で、約4年1ヵ月ぶり。
 
 
 
初動売上は4.6万枚
 
前作『May J. BEST -7 Years Collection-』の初動0.8万枚から5倍以上となる大幅上昇。
 
 
前作は自身初のベストだったが、1万割れ。
 
今回はカバーアルバムだったが、ベストよりはるかに好調。
 
 
May.Jは今作リリースの約1年前からテレ朝「関ジャニの仕分け∞」内の「カラオケ得点対決」のコーナーに出演し、メディア露出増。
 
カラオケということで当番組内でも他アーティストの楽曲を披露し、話題となっていた。
 
 
今作には番組で披露した楽曲も収録されており、関ジャニファン含む番組のファンが多く手に取った可能性が高い。
 
最近はテレビのタイアップ力が疑問視されることも多くなったが、刺すところに刺せばまだ効果は発揮できることが証明されたといえる。 
 
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
CDの内容は同じなので、複数買いを促進するタイプではない。
 
ほとんど固定ファンは付いていないので、たくさん出しても効果は薄く、この売り方で正解だろう。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が3.4万枚、【CDのみ】が1.8万枚で計5.2万枚
 
オリコンとの乖離は小さめ。
 
また、エイベックス系ながらサウンドスキャン売上のほうが高くなっており、非常に珍しい現象で、mu-moショップでの売上はほとんどないと思われる。
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
アイネクライネ (from『YANKEE』) by 米津玄師

2014年7月20日 (日)

少女時代、Lead、ベリ工、ベビメタ…アイドル大量ランクイン!

この1週間、ハードでした。精神的に。
 
人事にいると「倍返しだ」のドラマみたいなシーンに直面して驚きます。
 
自分の居場所を確保したいのはみんな同じだろうけど、もう少しスマートにやってほしいものです。
 
 
なんてつまらん愚痴はほどほどに、本日もチャートチェックを進めます。
 

前回記事で2013/7/1付シングルランキングのTOP3を見終わりましたので、本日は4位以下を見ていきます。

 
1年、周回遅れになって、何年のをチェックしてるのかわかりにくくなってきたし、最新週にジャンプしようかな。
 
 
では、さっそく…
 
 
2013/7/1付オリコンウィークリーシングルランキング、4位はこの曲! 
 
 
第4位 LOVE&GIRLS -少女時代
 
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少女時代の日本7作目のシングルが初登場で4位にランクイン。
 
これで7作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は4.3万枚。前作「FLOWER POWER」の初動2.9万枚から上昇。
 
前作はアルバムの先行シングルで不調だったが、そこから回復。
 
ただ、前々作「Oh!」の初動6.6万枚には遠く及んでおらず、ファン離れが続いていることが読み取れる。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
収録曲は同じなので、1枚買えば事足りる仕様。
 
 
前作は先行シングルの省エネ商法で1種リリースだったので、パッケージ増。
 
そろそろ複数買い促進で勝負しないと、下げ止められない気がする。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が3.6万枚。
 
TOP20圏外に【CD+DVD】も入っていると想定するとオリコンとの乖離はほとんどない。
 
 
 
第5位 Upturn -Lead
 
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Leadの21枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。
これで4作連続、通算12作目のTOP10入り。
 
 
2013年3月にメンバーが1名卒業しており、3人体制となって初のシングルとなる。
 
 
初動売上は4.1万枚。前作「Still」の初動3.0万枚から上昇。
 
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種、【CDのみ】が2種で計4種リリース
 
前作は【CD+DVD】1種と【CDのみ】がメンバー数に合わせて4種あって計5種で、4種買い促進だった。
 
今回は1種減だが、【CDのみ】2種にはそれぞれ異なるカップリング曲を収録しており、全音源と映像をコンプするためには4種買う必要があるので、その点では前作と変わっていない。
 
 
 
イベント商法は今回も活発で、予約購入者だけが参加できるイベントがあり、発売前にイニシャルを確保する作戦は前作までと同じ。
 
さらに、4種すべてに「全国共通イベント参加券」を封入しており、発売週には6日連続で握手会を敢行。
 
なお、この「イベント参加券」は4種で色が異なっており、4種すべて集めた人はグレードアップしたイベント(「特賞! Lead独り占め撮影会」、「15カウント独り占め握手会」)に参加可能。
 
 
CDを大量購入させるために、購入枚数によってイベントをグレード分けする仕組みは前作でもやっていたが、今回のほうが強度が強かったことで初動が上昇したものと思われる。
 
また、DVDには卒業したメンバーの映像も入っているので、そのメンバーのファンも手を出した可能性があるか。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD(通常盤)】が1.2万枚、【CD+DVD】2種が0.8万枚、0.7万枚、【CDのみ】が0.7万枚で合計3.4万枚
 
4種すべて買わないとならないイベントがあることで、すべてのパッケージが均等に売れたのは間違いない。
 
 
第6位 ゴールデン チャイナタウン/サヨナラ ウソつきの私 -Berryz工房
 
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ハロプロ系アイドルグループ、Berryz工房の32作目のシングルが初登場で6位にランクイン。
 
これで6作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は3.2万枚。前作「アジアン セレブレイション」の初動2.8万枚から上昇。
 
これで2作連続の初動上昇で、久しぶりに3万台に乗せてきた。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が3種と【CDのみ】が2種で計5種リリース
 
パッケージの種類と数は前作と同じだが、今回は収録曲は統一となっている分、商法はレベルダウンしているといえる。
 
 
イベント商法は3作前から導入したAKB商法が今回も継続で、【CDのみ】を「キャラアニ」経由で購入することで「個別握手会」に参加が可能。
 
また、5種のうち4種にハロプロお決まりの「イベント抽選シリアルナンバーカード」を封入。
 
 
なお、今回は火曜~日曜までオリコン集計期間中、毎日リリース記念イベントを敢行していた。
 
前作時は平日だけだったので、初動上昇となった要因はこのイベント回数増が絡んでいるとみていいだろう。
 
ただ、特にグループの人気が上がったわけではなさそうなので、次回以降、商法の手を緩めればすぐ数字は下がってしまうと思われる。
 
 
サウンドスキャンでは前作に続き、1種もTOP20入りできず。
 
オリコン売上の多くが個別握手目的の「キャラアニ」販売分だと思われ、サウンドスキャンではそれがごっそり未集計になっている様子。
 
 
第7位 メギツネ -BABYMETAL
 
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女性アイドルグループ、「さくら学院」からの派生アイドルユニット、BABYMETALのメジャー2作目のシングルが初登場で7位にランクイン。
 
これで2作連続のTOP10入り。
 
 
初動売上は2.2万枚。前作「イジメ、ダメ、ゼッタイ」の初動1.9万枚から上昇。
 
デビューいきなりのTOP10を果たした前作からさらに数字を伸ばしてきた。
 
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が3種と【CDのみ】が1種で計4種リリース
DVDの内容はすべて異なり、【CDのみ】はカップリング曲が異なるため、4種買い促進の複数買い促進商法
 
前作と同じ商法。
 
 
イベント商法は前回同様、タワレコと組んで、1枚購入から参加できるイベントをスタンバイ。
 
他のアイドル勢に比べるとやさしめ。
 
 
商法はパッケージもイベントも前回から変わりないので、単純に人気が伸びていると見ていいだろう。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】の1種が0.5万枚でランクイン。
 
売上が分散した結果、TOP20内には1種しかランクインできず、オリコンとは大きな乖離ができてしまっている。
 
 
以下、ピックアップ。
 
第9位 I Can Hear -DISH//
 
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4人組ダンスロックバンド、DISH//のメジャーデビューシングルが初登場で9位にランクイン。
 
これが初のオリコンTOP10入りとなる。
 
 
DISH//はスターダストプロモーション所属の男性俳優・タレントによるグループ「恵比寿学園男子部」(略して「EBiDAN」)に所属しており、派生ユニットということになる。
 
 
 
初動売上は1.5万枚。前作「ギブミーチョコレート!」の初動0.4万枚から4倍以上となる大幅上昇。
 
ソニーからメジャーデビューということで、急上昇の理由はわかりやすくアニメドーピングで、今作はアニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」EDテーマとなっている。
 
 
リリース形態は【CD+DVD+NARUTOステッカー】、【CDのみ】で2種リリース
 
CDの収録曲は同じなので、1枚買えば事足りる仕様。
 
 
前作はインディーズからのリリースで商業性が弱く、1種リリースだった。
 
メジャーになって、タイアップも商法も強化されての大幅上昇なのは間違いない。
 
 
ここ数年でスターダスト初の女性アイドルが多くブレイクしているが、そこに続いていけるのか注目である。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.2万枚。
 
オリコンとの乖離は小さい。
 
 
 
 
この週は10位に愛乙女★DOLL、11位にチームしゃちほこ、12位に横山ルリカがランクインし、アイドル勢が上位を占拠するかたちとなった。
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
From Noon Till Dawn feat. Tabu Zombie & Kunikazu Tanaka (from『21st CENTURY ROCK BAND』) by ストレイテナー

2014年7月15日 (火)

NMB48が3作連続首位! 初動だけで自身最大のヒットに!

本日もコツコツとチャートチェックを進めます。

前回記事で2013/6/24付ランキングを見終わりましたので、本日からは7/1付ランキングを見ていきます。

 
では、さっそく…
 
 
2013/7/1付オリコンウィークリーランキング、第1位はこの曲!
 
 
第1位 僕らのユリイカ -NMB48
 
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大阪の難波を拠点に活動するAKB48の姉妹グループ、NMB48の7作目のシングルが初登場で首位を獲得。
 
これで3作連続の首位獲得となる。
 
 
今作の首位で、「絶滅黒髪少女」でデビューした2011年からの連続首位記録を3年連続に更新
 
女性アーティストによるデビュー年からの3年連続首位獲得は史上5組目。(過去には松田聖子、薬師丸ひろ子、中森明菜、モーニング娘。が達成)
 
女性グループだけに絞ると、モーニング娘。が記録して以来となり、約13年ぶり史上2組目の快挙となった。
 
 
 
初動売上は48.2万枚。前作「北川謙二」の初動31.7万枚から+15万枚以上となる大幅上昇。
 
7作目にして自己最高初動を更新。
 
 
 
それどころか、初動売上だけでこれまで最高累積売上作品であった4thシングル「ナギイチ」の累積45.1万枚を上回ってしまい、自身最大のヒット曲に。
 
なお、これまでの最高初動は同じく「ナギイチ」の初動37.6万枚だったので、今回はそれを10万以上も上回ったことになる。
 
 
 
リリース形態は一般流通が【CD+DVD】3種と、「キャラアニ」限定発売の【劇場盤】が1種で計4種リリース
 
4種すべてCDの収録内容が異なる複数買い促進商法
 
4種買い促進は前作までと変わっていないため、パッケージ数で数字を持ち上げたわけじゃない。
 
 
今回強化されたのはイベント商法のほう。
 
一般流通3種に「全国握手会参加券」封入、劇場盤には「個別握手会参加券」を封入のAKB勢の恒例パターンに加え、今回は発売週に「ミニ握手会」を大量開催
 
 
メンバーが数名ずつに分けられて、大阪はもちろん滋賀や倉敷、広島にまで拡散。
 
握手にはもちろんCDの購入が必須で、「ミニ握手会」でも普段の握手会で必要な参加券が必要。
 
よって、ファンはいつもの握手会参加のための枚数に、さらに買い足したものと思われ、それがそのまま初動の数字に表れたようだ。
 
 
 
サウンドスキャンでは一般流通3種が4.8万枚、3.9万枚、3.8万枚で計12.6万枚。
 
オリコンとの乖離は35万枚を超えている。
 
 
 
第2位 Flower Song -EXILE
 
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EXILEの42作目のシングルが初登場で2位にランクイン。
 
通算37作目のシングルTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は10.7万枚
 
前作「EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~」の初動56.5万枚から5分の1以下になるダウン。
 
 
前作はライヴチケット付きCDというかたちで、チケットを求めるファンによって大量買いされたための異常高騰だった。(参考:過去記事
 
前々作「BOW & ARROWS」の初動売上は9.5万枚だったので、そこからは上昇している。
 
 
ドラマ「35歳の高校生」主題歌で、久しぶりのシングル曲ドラマタイアップだったことが多少効いたか。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】、【CDのみ】で2種リリース
 
CDの内容は統一なので、複数買い促進にはなっていない。
 
 
ドーピングのようなかたちをとった前作に比べると大きく見劣りするものの、複数買い促進せずに、初動10万を超えられるアイテムはほとんどないので、トップレベルの人気なのは確かである。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が2.9万枚、【CDのみ】が0.6万枚で計3.5万枚。
 
オリコンの約3分の1の売上にとどまっており、mu-moショップなどECサイトでの売上が大きいためと思われる。
 
 
 
第3位 I WANNA DANCE -SUPER JUNIOR DONGHAE & EUNHYUK
 
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韓国の男性グループ、SUPER JUNIORのメンバーであるDONGHAEとEUNHYUKによるユニットのシングルが初登場で3位にランクイン。
 
これで2作連続のTOP3入りとなる。
 
 
初動売上は5.4万枚。前作「Oppa, Oppa」の初動6.8万枚からダウン。
 
この名義では約1年2か月ぶりのシングルだったが、数字はダウン。
 
急速にK-POPブームが収束していた時期なので、リリース間隔のことも考えると仕方がない範囲だろう。
 
 
リリース形態は一般流通が【CD+DVD】、【CDのみ】の2種と、特殊販路で【ファンクラブ&mu-mo限定盤(CD+DVD)】が1種存在し、計3種リリース
 
前作では【CDのみ】だけに韓国語Ver.を収録していたが、今回は収録曲は統一。
 
若干商法はレベルダウンしており、初動ダウンの要因のひとつか。
 
 
今回も「購入者限定イベント応募券」を封入しており、回数は少ないがイベントもあり。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が1.3万枚、【CDのみ】が0.9万枚で計2.2万枚
 
オリコンとの乖離は3万枚で、上のEXILE同様にエイベックス系なので、mu-moショップなどEC分が抜けているためと思われる。
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
Wake Up! (from「Wake Up! feat. ASIAN KUNG-FU GENERATION」) by 東京スカパラダイスオーケストラ
 

2014年7月11日 (金)

B'z、25周年記念ベストが1位2位独占!!

本日もチャートチェックを進めます。

前々回の記事で2013/6/24付シングルランキングを見終わりましたので、本日はアルバムランキングを見ていきます。

 
今回は1位2位に同じアーティストが登場のため、まとめてチェックです。
 
では、さっそく…
 
 
6/24付オリコンウィークリーアルバムランキング、第1位と第2位はこの作品!
 
 
第1位 B'z The Best XXV 1988-1998 -B'z
 
第2位 B'z The Best XXV 1999-2012 -B'z
 
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B'zのデビュー25周年記念のオールシングルベストアルバム2作が1位2位に初登場。
 
B'zにとって1位、2位独占はシングル・アルバムを通じて初
 
 
デビューから「24年9ヵ月」での1位2位独占となり、これは2012年5月にMr.Childrenがベストアルバム2作で記録した際の「20年1ヵ月」を4年8ヵ月更新する、最長キャリア記録に。
 
 
初動売上は38.6万枚37.7万枚
 
オリジナルアルバムの前作『C'mon』の初動27.2万枚から上昇。
 
 
20周年だった08年にも2作のベストアルバム『B'z The Best "ULTRA Pleasure"』、『B'z The Best "ULTRA Treasure"』をリリースしており、その初動が56.1万枚41.3万枚だった。
 
今回は完全にシングルにフォーカスしており、多少コンセプトは変えているものの、言うまでもなく過去のベストと収録曲は被りまくり
 
なお、ここ数年はリリースペースがゆったりで、前回のベスト以降にリリースされたシングルはたった6作
 
 
そんな状況を踏まえると、昔のB'zのイメージからすると寂しい数字ではあるが、配信市場も一般的になった今、これでもかなり奮闘したほうだといえる。
 
※ちなみに、98年リリースの初のベスト2作は513万枚と443万枚
 
 
新曲を収録していること、原盤権の関係で過去ベストで未収録だった初期シングルがすべて収録されていること、大ボリュームのDVDを付属したこと、などが売上を持ち上げたと思われる。
 
こうなると30周年は…どうするのだろうか。
 
 
なお、今作では自身の持つアルバムの歴代1位記録である「首位獲得数」と「総売上枚数」記録を合わせて更新。
 
アルバム首位獲得数は通算26作目に。(※歴代2位は松任谷由実の22作)
 
アルバムの総売上枚数は4566.9万枚に達した。(※歴代2位はこちらも松任谷由実で3057.2万枚)
 
 
リリース形態は2作品とも【2CD+DVD】、【2CD】の2種リリース
 
内容は上位互換なので、それぞれ1枚買えば事足りる仕様。
 
 
前回のベストのうち『B'z The Best "ULTRA Treasure"』は【2CD+DVD】と【3CD】で複数買い促進だったので、それに比べると商法は穏やか。
 
 
サウンドスキャンでは「1988-1998」の【2CD+DVD】が35.3万枚、【2CD】が3.2万枚で計38.5万枚
 
「1999-2012」の【2CD+DVD】が34.4万枚、【2CD】が3.1万枚で計37.5万枚
 
 
アイドルと違い、特殊販路商品もイベントもないので、オリコンの数字とほぼほぼ同じになっている。
 
 
 
第3位 RATED-FT -FTISLAND
 
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韓国の5人組バンド、FTISLANDのメジャー3作目のアルバムが初登場で3位にランクイン。
 
これで3作連続のTOP10入りとなる。
 
 
初動売上は3.2万枚。前作『20[twenty]』の初動4.2万枚からダウン。
 
前々作が初動3.7万枚だったので、メジャーデビュー後の数字としてはいちばん低い成績に。
 
 
先行でリリースされたシングルの初動は上がったり下がったりで、セールスパワーを計りにくい感じだったが、多少ファン離れがあったのだろうか。
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種。
 
これに特殊販路商品として【ファミマ盤(CD+DVD)】が1種あって、合計4種リリース
 
 
前作は3種だったので、パッケージ1種増。 
 
また、CDは内容統一だが、DVDの内容は3種すべて異なるため、3種買い促進の複数買い促進商法
 
 
加えて、先行シングル「You Are My Life」の3種と今作の一般流通3種の合計6種をコンプした人限定でグッズをプレゼントする施策あり。
 
先行シングルもすべて買わなくてはならない鬼具合はなかなかない。
 
韓国ファンとはいえ、戦線離脱した層もいたのだろうか。
 
 
商法は強化されているが、数字は下がっており、あまりいい状態とはいえない。
 
K-POP人気は完全に収束してしまったので、ここからは固定ファンをどれだけ離さずキープしていくかの勝負になりそう。
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が2種が1.2万枚、1.1万枚、【CDのみ】が0.5万枚で計2.8万枚。
 
オリコンとの差は0.4万枚しかないので、【ファミマ盤】はDVDが付いているが、それほどの売上規模ではないことがわかる。
 
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
モノローグ (from『SINGLES 04-12』) by TRIPLANE
ザ・ルーズ (from『LOOSE』) by B'z

2014年7月 6日 (日)

7月新譜チェック~乃木坂46 vs SKE48、EXILEは新体制での初シングル!~

 
7月になりました。
 
が、なかなか夏らしいスカッと晴れた青空は見られないですね。
 
 
そんな浮かない空模様を吹き飛ばす新譜を見つけに、本日は7月の「新譜チェック」をいたします。
 
皆さんがひとつでも気になる新譜を見つけるきっかけになったら幸いです。
 
 
 
太字はその週の1位獲得本命曲。赤文字は管理人の個人的な注目曲です。
いつもどおり、発表される全作品は確認不可なのでメジャーなアーティスト中心となります。
 
 
それでは、Let's check!
 
 
7/2
  • オモイダマ - 関ジャニ∞
  • Wake up! - AAA
  • Last Romeo~君がいればいい~ - INFINITE
  • 君に出会えたから - miwa
  • Wake Up! feat. ASIAN KUNG-FU GENERATION - 東京スカパラダイスオーケストラ
  • Intro Situation - ゆいかおり(小倉唯&石原夏織)
  • ひとりじゃない - ν[NEU]
  • 君のネガイ叶えたい! - Doll☆Elements
7/9
  • 夏のFree & Easy - 乃木坂46
  • E.G.Anthem-WE ARE VENUS-  - E-girls
  • BLEEZE~G4・Ⅲ~ - GLAY
  • ラブソングはとまらないよ - いきものがかり
  • OLE!OH! - 木村カエラ
  • 叶えたまえ - 豊崎愛生
  • SING!!!!! - ゴスペラーズ
7/16
  • Top Of The World/Amazing Discovery - SMAP
  • Cling Cling - Perfume
  • 夜明けの流星群 - SCANDAL
  • BOY IN LUV - 防弾少年団
  • The Power/悲しきヘブン (Single Version) - ℃-ute
  • Never Say Never - CODE-V
  • ONE LIFE - 氷室京介
  • YOUR SONG - 鎧武乃風
  • LOVE ON U - U-KISS
  • 最終電車~missing you~ - Sonar Pocket
  • sky traveler - Dorothy Little Happy
  • Just The Way You Are - DEEP
  • sumire。 - ハジ→
  • Stay in my hand - ACIDMAN
  • 笑うドッペルゲンガー - 東京カランコロン
  • 夏の情事 - MONKEY MAJIK + 吉田兄弟
7/23
  • NEW HORIZON - EXILE
  • マジカル☆エクスプレス☆ジャーニー - アフィリア・サーガ
  • Ah Yeah!! - スキマスイッチ
  • エロ/二十九、三十 - クリープハイプ
  • MASAYUME CHASHING - BoA
  • 片道切符/男の出船 - 北山たけし
  • ROCK★STAR - 清木場俊介
  • 静かな伝説(レジェンド) - 竹内まりや
  • B.A.B.Y. - SuG
  • unravel - TK from 凛として時雨
  • キラキラ-go-round - 中川翔子
  • いていたいよ - MINMI
  • Poker Face - 伊藤萌々香(Fairies)
7/30
  • 不器用太陽 - SKE48
  • てぃーてぃーてぃーてれって てれてぃてぃてぃ~だれのケツ~ - 舞祭組
  • Mighty Long Fall/Decision - ONE OK ROCK
  • MOON PRIDE - ももいろクローバーZ
  • うたの☆プリンスさまっ♪アイドルソング カミュ(純潔なる愛-Aspiration-) - カミュ(CV.前野智昭)
  • ちゅるりちゅるりら - でんぱ組.inc
  • ブラックバタフライ/風に吹かれて - Juice=Juice
  • 純情 - 家入レオ
  • ナツコイ - LinQ
  • Fantastic Soda!! - 戸松遥
  • ブルー/WIRED - フジファブリック
  • Share Happiness - BREATHE
  • Your Love - Mスリー
  • Diamond - BsGirls
  • Departure/STRIKE BACK - BACK-ON
  • Let it be - TEE & AI
 
ざっとこんな感じ。
 
今月は3週目と5週目にリリースが集中しており、久しぶりに熾烈な順位争いが見られそう。
 
ただ、その他の週はリリースは多少ありながら、中堅以下の顔ぶれのため、チャート水準に少々不安あり。
 
また、各週に圧倒的なセールスパワーを持つアーティスト・アイドルがいるため、首位争いはなさそうだ。
 
 
では、各週ごとに簡単な見どころをチェック。
 
 
まず、1週目には関ジャニ∞の2014年3作目のシングルが登場。
 
1週目はすでに開戦しており、前作「キング オブ 男!」と比べると商法の違いもあって大きく下回るペースになっている。
 
しかし、週間1位は揺るがない。
 
 
 
次に、2週目には乃木坂46がスタンバイ。
 
乃木坂46は現在、48グループで本体に次ぐセールスパワーを誇るところまで成長。
 
デビューから2年弱で、姉妹グループのSKE48やNMB48をあっという間に抜いてしまう快進撃となっている。
 
 
前作「気づいたら片想い」の初動売上は45.8万枚で、グループ初の「初動40万突破」となっていた。
 
今作もセンターを務めるのは西野七瀬で、また、パッケージ数も前作までと変化なし。
 
今作でもさらに数字を伸ばすことができるのか、もしそうなら初動50万突破はあるのか、要注目である。
 
 
また、5週目にはこれまで長きに渡って「48グループNo.2」の座を守っていたSKE48のリリースも控えており、ここで突き放しておきたいところだ。
 
なお、今作は夏シングルでありながら、昨年同様、他の48グループのように「水着シングル」ではない。
 
グループのカラーがしっかりしている、それが乃木坂が支持される理由のひとつなのかもしれない。
 
 
 
続いて、3週目はリリースラッシュ週。
 
1位筆頭はSMAPの53作目のシングル。
 
3作連続の両A面で、今回は雅-MIYAVI-と中田ヤスタカによる提供曲となっている。
 
 
前作「Yes we are/ココカラ」の初動売上は13.9万枚。
 
パッケージ数は前作と変わらずなので、前作並の水準は約束されたようなもの。
 
前作の初動超えとなるか注目だ。
 
 
また、3週目にはPerfumeの通算20作目のシングルも登場。2014年第一弾。
 
記念すべき20作目ということで、今回は4曲入りでかつ豪華盤パッケージも用意されている。
 
 
いつもは【CD+DVD】、【CDのみ】で2種だが、今回は初回生産に【CDのみ】はなし。
 
豪華盤のリリースで普段購入しない層がどれだけ動くかが勝負になりそう。
 
前作「Sweet Refrain」の初動売上は5.8万枚。
 
長きに渡って8~9万あたり高い水準をキープしていたが、ここ数作で一気に数字を下げてきており、今回はそれを何としても食い止めたいところ。
 
商法強化で数字はどこまで回復するのか、現在のPerfumeファンのコア度合を計るうえでも注目である。
 
なお、1位にSMAP、2位にPerfumeがランクインすると、中田ヤスタカ作品が1、2フィニッシュということになり、それにも期待したいところ。
 
 
 
続いて、4週目には新メンバーが加入し、19名体制となったEXILEの久々のシングルが到着。
 
今回はいつもの2種リリースに【CD+2DVD】を1種増加して、3種リリースで勝負。
 
DVDのうち1つは2時間に及ぶライヴ映像ということで、もはやシングルという観点を超えて、ファンが食いつく可能性が高い。
 
 
前作「No Limit」は初動7.5万枚で、累計でも10万枚を割る結果になっていた。
 
ライヴチケット付きCDで、ミリオン達成までして存在感を出していたが、「CD単体」で見たときの需要はそれほど高くないのが実情。
 
今回は豪華DVD効果でどこまで数字を持ち上げることができるのか、注目したいところだ。
 
 
 
そして、7月の最終週、5週目は女性アイドルまみれの週に。
 
SKE48にはじまり、ももいろクローバーZ、でんぱ組.inc、Juice=Juice、LinQ、Mスリーと次々に登場。
 
男性アイドルも含めれば、チャート上位はほとんどがアイドルになると思われる。
 
 
 
週間1位確定のSKE48の前作「未来とは?」の初動売上は39.8万枚で、2011年11月の「オキドキ」以来の、初動40万割れとなっていた。
 
人気メンバーが相次いで卒業したこともあり、2013年1月の「チョコの奴隷」をピークに初動は低下傾向にある。
 
40万を割ったこの辺りで何とか下げとめておきたいところ。
 
 
そして、前作で受け渡した、48グループ2番手の座を乃木坂から奪うことができるか。
 
 
 
また、同発にはジャニーズの異色ユニット「舞祭組(ぶさいく)」の2作目のシングルが登場。
 
曲名からも明らかだが、今作もSMAP中居によるコミカルソング。
 
 
前作「棚からぼたもち」の初動売上は13.3万枚。
 
キスマイの後ろ4人ながら、固定ファンはかなり付いているようで、他の作品に2日遅れてのリリース(※)ながら、高い成績を残していた。
 
(※)13日の金曜日に設定した為
 
 
前作超えなるかに注目。
 
なお、「てぃーてぃーてぃーてれって てれてぃてぃてぃ ~だれのケツ~」は発音方法が指定されているようで、歌番組に舞祭組が出たときには各局のアナウンサーらがどのように発音するかのほうが注目?か。
 
 
そして、最終週には人気を拡大し続けているロックバンド、ONE OK ROCKの約1年半ぶりの新譜もスタンバイ。
 
アイドル勢がチャートを寡占するこのご時世に、音勝負でどこまで食い込んでいけるのか、期待したいところだ。
 
 
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
キャッチアンドリリース (from『未来へのスパイラル』) by グッドモーニングアメリカ

2014年7月 5日 (土)

「うたプリ」が8週連続TOP10入り! Dorothy Little Happyは初のTOP10入り!

なかなか平日に更新できず、ペースが上がりませんが、本日もチャートチェックを進めます。

 
前回記事で6/24付シングルランキングのTOP3をチェックしましたので、本日は4位以降を新譜中心にチェックしていきます。
 
 
では、さっそく…
 
 
6/24付オリコンウィークリーシングルランキング、第4位はこの曲!
 
 
第4位 1% -板野友美
 
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AKB48の板野友美のソロ4作目のシングルが初登場で4位にランクイン。
 
これで4作連続のTOP10入り。
 
 
初動売上は4.5万枚。前作「10年後の君へ」の初動7.3万枚からダウン。
 
これでリリースするたびに数字を落として3作連続のダウンとなり、下げ止まらなくなっている。
 
 
なお、前々作が初動9.0万枚だったので、そこからは半減していることになり、毎回下げ幅が大きい
 
ファン離れがかなり進んでいると思われ、また、今回は当時まだ所属していたAKB48の選抜総選挙が終わったばかりのタイミングでのリリースだったことも不調の要因のひとつか。
 
総選挙での大量買いが祟って、ファンの財布事情が厳しく、今作を大量買いできた猛者が少なかったものと思われる。
 
 
 
リリース形態は一般流通で【CD+DVD】2種と【CDのみ】1種で計3種。
 
これに「キャラアニ」で購入可能な【劇場盤】が1種あって、合計4種リリース
 
 
AKB本体と同じように4形態すべてCDの収録内容が異なっており、4種買い促進の複数買い促進商法となっている。
 
商法が弱まったわけではないので、ダウンの要因はやはり先述の通りだろう。
 
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】2種が1.5万枚、1.0万枚、【CDのみ】が0.5万枚で3.0万枚。
 
 
 
第5位 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000% アイドルソング 一ノ瀬トキヤ(CRYSTAL TIME) -一ノ瀬トキヤ(宮野真守)
 
Ichinosetokiya
 
アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%」のキャラクター、一ノ瀬トキヤ(声優:宮野真守)によるシングルが初登場で5位にランクイン。
 
前作で逃したTOP5に復帰し、また、これで「うたプリ」関連作は8週連続のTOP10入りに。
 
 
初動売上は3.5万枚
 
今シリーズのキャラソン最高の成績だった四ノ宮那月(CV: 谷山紀章)の初動2.8万枚を大きく超える数字を叩き出してきた。
 
 
ソロ名義でもチャート入りできる人気を誇る、宮野真守のキャラクターということが好調の要因だと思われる。
 
また、宮野真守はソロ名義のシングル「オルフェ」、「カノン」が「うたプリ」の主題歌になっており、「うたプリ」には欠かせない存在である。
 
 
 
とはいえ、第一期の一ノ瀬トキヤ(CV:宮野真守)のシングルの初動は1.5万枚で、そこからは倍以上に伸びている。
 
こういった比較からもアニメ人気の過熱を感じることができる。 
 
 
 
リリース形態はCD1種リリース
 
これまでと変わりなし。
 
サウンドスキャンでは3.3万枚。オリコンとの乖離はほとんどなし。
 
 
 
以下、ピックアップ。
 
第7位 GLORY DAYS -D☆DATE
 
Ddateglorydays
 
若手俳優によるグループ「D-BOYS」のメンバーからなるユニット、D☆DATEの6作目のシングルが初登場で7位にランクイン。
 
これで6作連続のTOP10入り。
 
新メンバーの柳下大が加入してエイベックス移籍後、初のシングルとなる。
 
 
初動売上は2.4万枚。前作「JOKER」の初動2.0万枚から上昇。
 
前作から約1年4か月ぶりのシングル。
 
 
リリース間隔が開きながら、数字は上昇となっているが人気が伸びたわけではなさそうで。
 
今作のリリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が4種で計6種リリース
 
3種が初回盤、3種が通常盤となっており、ジャケット写真はすべて違うが、音源と映像のコンプなら2種だけ買えば事足りる仕様の、複数買い促進商法
 
 
ただ、ECサイトでは先行予約商品として、6形態をひとつにまとめたBOXセットも販売。
 
このセットを購入することで、「ミニライブ&ハイタッチ会」に参加可能だったり、サイン入りグッズが貰えたりするので、多くのファンは一般店舗ではなく、こちらに手を出していると思われる。
 
 
また、発売週には上記とは別で「ハイタッチ会」を開催しており、会場でCDを購入することが参加条件だった。
 
BOXセットを買っていても、会場でさらに買い足すことを促進する鬼商法。
 
 
サウンドスキャンでは案の定、1種もTOP20入りできていない。
 
 
 
第8位 colorful life -Dorothy Little Happy
 
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仙台を拠点に活動する5人組女性アイドルグループ、Dorothy Little Happyのメジャー5作目のシングルが初登場で8位にランクイン。
 
これが初の週間TOP10入りとなる。
 
 
初動売上は1.7万枚。前作「風よはやく」の初動の0.6万枚から3倍近くになる大幅上昇。
 
ただし、単純に人気上昇とは言えない様子。
 
 
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース
 
DVDに内容が異なり、【CDのみ】にだけ新曲を追加しているので、3種買い促進の複数買い促進商法
 
ここまでは前作と同じ。
 
 
今回強化されたのはイベント商法で、発売週には秋葉原で「ミニライブ&握手&チェキ会」を開催。
 
イベント当日に今作を購入することで、イベントに参加できるのだが、握手に加えて、
 
 参加券1枚→お好きなメンバー1名とチェキ
 参加券2枚→お好きなメンバー2名とチェキ
 参加券3枚→お好きなメンバー3名とチェキ
 参加券4枚→お好きなメンバー4名とチェキ
 参加券5枚→メンバー全員とワイドチェキ&全員サイン
 
となっており、買えば買うだけアイドルの待遇ランクが上がる仕組み。
 
これによって、ファンは前作までと比べられない枚数を購入したと思われる。
 
 
また、イベントはこれだけではなく、発売週にはタワレコ渋谷でも開催。
 
そこでも参加条件は当日のCD購入で、1枚購入なら握手、2枚購入ならチェキ会とレベル分けがされていた。
 
 
よって、初動上昇は人気上昇ではなく、イベントで大量買いを促したことによるものと判定できる。
 
なので、次回以降、商法の手を緩めれば、また1万以下の数字に戻る可能性が高い。
 
サウンドスキャンでは【CDのみ】が1.0万枚でランクイン。
 
上のイベント参加のために、いちばん安価な【CDのみ】が大量購入のターゲットになったのは間違いない。
 
また、オリコンとの乖離も大きく、mu-moショップでの販売分などが集計外のためと思われる。
 
 
 
第9位 拍手喝采歌合 -supercell
 
Supercell_cover_s
 
supercellの8作目のシングルが初登場で9位にランクイン。
 
3作ぶりのTOP10入り。
なおタイトルは「はくしゅかっさいうたあわせ」と読む。
 
 
初動売上は1.6万枚。前作「The Bravery」の初動1.1万枚から上昇。
 
アニメ「刀語」OPテーマ。
 
前作までもアニメタイアップだったが、今回はノイタミナ枠のアニメということでの上昇だろうか。
 
 
リリース形態は【CD+Blu-ray】、【CD+DVD】、【CDのみ】で3種リリース
 
Blu-rayとDVDの内容は同じで、CDの内容も統一なので、複数買い促進ではない。
 
 
今回は映像特典として、アニメのノンクレジットムービーが入っているので、アニメファンを取り込みやすかったのかもしれない。
 
サウンドスキャンでは【CD+DVD】が0.5万枚。
 
アイドルタイプではないが、オリコンとの乖離がかなり大きい。原因はいったい。
 
 
~Today's Yasai Reccomend~
明日の歌 (from『泡のような愛だった』) by aiko
Droshky! (from「Adventure/Droshky!」) by [Alexandros]

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