嵐の前に…
北海道ステイ3日目。
今日はベタに旭山動物園にいってきました。
こどもの日ということもあって、園内はちびっこだらけ。
本物の猿に負けないくらい、ちょろちょろして、まるでるーさーでした。
ただ、動物よりも子どもが好きなので、動物じゃなくずっと子どもたちを見て癒されてました。
動物も見ました。
ニルヴァーナのジャケ写っぽいアングル。
熱視線。かわいい。
うん、癒された。
ベタだけど、人気あるわけはわかる。
~~~
チャートチェックに移ります。
前々回の記事で、2/28付チャートを見終わったので、本日は3/7付チャートに突入。
まずはいつも通り、シングルチャートからチェックです。
通常、二記事に分けてチェックしているシングルチャートですが、
今回は一気にTOP10すべてチェックしちゃいますよ。
ではでは、さっそく…
2/28付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!
第1位 Lotus -嵐
嵐の35枚目のシングルが初登場で1位を獲得!
1位獲得は、04年2月『PIKA★★NCHI DOUBLE』以来、24作連続となる。
初動売上げは54.1万枚!!
前作『果てない空』の初動57.2万枚からダウン。
前作がデビュー曲『A・RA・SHI』を超えて自己最高初動だったが、今回はそこから少し下がった。
とはいっても、これも自己3番目に高い初動であり、昨年年間上位にランクインした『Troublemaker』や『Monster』を超える出足となっている。
また、これで「Løve Rainbow」から4作連続初動50万枚突破。
08年からジャニーズの中でもぶっちぎりの存在となり、それから物凄い高い位置で安定している。
AKBさえいなければ、はっきり言って無敵である。
タイアップは前作同様、メンバー主演ドラマの主題歌。
前回がフジ系列で、今回はドラマタイアップ効果が低いことで有名なテレ朝系。
ただ、どちらにせよ、ジャニーズはタイアップが売上に直結するケースはほぼないので、度外視して考えてよさそう。
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。
CDのみにだけ収録の楽曲があるため、全音源・映像を購入でコンプするためには絶対に2枚買わなくてはならない複数買い促進商法。
しかし、他のジャニーズやAKB勢なんかと比べるとシンプルな商法。
それでもこの数字が出るのだから、もしAKBみたいに握手券なんか付け始めたら…なんて想像はタブーか。
なお、この発売週の売上だけで2011年年間暫定2位に登場。
2011年5月現在も、年間2位をキープしている。
今年も年間シングルはAKB48と嵐だけになりそうだ。
第2位 友達の唄 -BUMP OF CHICKEN
BUMP OF CHICKENの19枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。
これで17作連続でTOP10入りとなる。
初動売上げは8.2万枚。前作『宇宙飛行士への手紙/モーターサイクル』の初動9.3万枚からダウン。
連続ダウン。
2010年から一気に勢いがなくなり、初動10万台も遠くなりつつある。
もともとメディア露出が少なく、現在の地位も商業的に手に入れたものではないため、一過性のものではないかなり強固な固定ファンを付けていたが、ここにきてファン離れが加速している様子。
リリース形態は魂のCD1種リリース。
ずっとこの売り方。まわりでは当たり前になっているDVD付さえリリースせず音楽だけで勝負するスタンスは変わらず。
映画「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ天使たち~」主題歌だったが、リリース日時点ではまだ公開すらされておらず、タイアップ効果は微妙。
そもそも、「ドラえもん」のファン層と彼らのファン層がかぶっているとは思えない。
アルバムでも大きく数字を落としていたが、さらにそのアルバムで見切りをつけたファンもいたのかも。
BUMPは今月、はやくもNewシングルのリリースが決まっており、キャリア初のDVD付シングルとなっている。
この売り方で数字は回復するのだろうか。注目したいところ。
第3位 桜の木になろう -AKB48
前週の1位から2ランクダウン。
週間売上げは5.5万枚。
前週の驚異の初動94.2万枚から一気に17分の1になるビッグバン大暴落。
初動で90万以上売ったシングルがその翌週に5万しか売れないというのは日本初、いや世界初なんじゃ…。
珍記録樹立。
なお、今作とほぼ同じリリース状況だった前々作『Beginner』は初動82.7万枚から2週目で6.4万枚出ていた。
初動は上がっているが、下落率はさらに酷いことになっているのがわかる。
累積は99.8万枚。
なんと2週でミリオン達成できなかった。
初動90万台の作品が翌週にミリオン達成できないのは日本初、いや世界初だと思われる。しつこいか。
とりあえず、この時点で3週目でのミリオン突破が確定した。
第4位 Kiss me 愛してる -℃-ute
ハロプロ系アイドルユニット、℃-uteのメジャー15枚目のシングルが初登場で4位にランクイン。
初動売上げは2.2万枚。前作『会いたいロンリークリスマス』の初動2.4万枚から微減。
一度、1万台まで落としたあと、復調し連続で上昇していたが、ここでまたダウン。
リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が1種で計3種リリース。
DVDは内容違いで、CDの収録内容はすべて同じ。
いずれにもイベント抽選シリアルナンバーカード封入。複数買い促進商法。
いつもと同じ商法。
目立ったタイアップはないし、商法もいつも通りなので、今回のダウンはただ単に固定ファン内の動きの範囲内か。
第5位 卒業 -サーターアンダギー
「クイズ!ヘキサゴンⅡ」からのユニット、サーターアンダギーの4枚目のシングルが初登場で5位にランクイン。
これで4作連続TOP10入り。週間5位は自己最高位となる。
初動売上げは1.8万枚。前作『大切な人』の初動0.9万枚から倍増!
デビュー曲以降、一度も上昇することなく、周りのヘキサゴン勢の人気低下に引っ張られるように連続ダウンしていたが、ここで一気に売上回復。
上昇の要因は明確ではないが、まずは商法の違いひとつ。
前回はCD1種リリースだったが、今回は2種リリース。
初回盤にはDVDとフォトブック、そして発売記念イベント握手会参加券が封入されている。
単純に1種増えており、この商法は今作とほぼ同じ初動だった前々作と同じ。
なお、イベント商法に関しては発売日から5日連続で握手会を含むイベントを開催し、最終日3/27には東京マラソンに参加後イベントを敢行し、会場で即売も展開している。
数千枚はこのイベント効果によると思われる。
また、今作のMVにはAKB48の横山由依が出演。
横山由依は今、AKBの中で不自然なほど激プッシュされているメンバーで、現在放映中のAKBメンバー出演ドラマでも前田敦子や大島優子を超える尺で出演している。
もしかすると、そこからの流れもありえるが、MVは今作付属のDVDに収録されていないので、そこまで大きな効果はなかったと思われる。
今回はいろいろとプラス要因があったようなので、次回作でも同じ売り方で同じレベルの数字を出せるか注目だ。
なお、「ヘキサゴン」関連のユニットが4枚目のシングルをリリースするのは、羞恥心の3枚を上回って初のことになる。
以下、6位と7位は一気にチェック。
第6位 STAR -Every Little Thing
第7位 MOON -Every Little Thing
Every Little Thingの約1年ぶり、39枚目と40枚目のシングルがそれぞれ6位と7位に初登場。
ELTがシングルを2枚同時でリリースするのは15年目で初のこととなる。
初動売上げはそれぞれ1.64万枚と1.63万枚。ほぼ同じ数字。
前作『Change』の初動0.6万枚からともに3倍近くになる大上昇。
ここ数作は初動1万台が難しくなり、順位もTOP20がやっとのところまで衰退していたが、ここで2枚同時リリースという一般的にはさらに下がってもおかしくない状況下で、一気に復調。
この不自然な上昇の理由は、最新の週間チャート(5/9付)においてデビュー曲でいきなり初動10万越えで1位を獲得しメディアで取り上げられている、韓国の人気俳優、チャン・グンソクにある。
今回の『STAR』、『MOON』の2曲のMVにはともに、そのチャン・グンソクが出演しているのである。
リリース形態は2作とも【CD+DVD】と【CDのみ】の2種リリース。
DVDにはそのチャン・グンソクが出演したMV(ショートドラマ)を収録。
今回の上昇に関しては、それがすべてで、ELTの人気が回復したとか楽曲が世間に支持されたといったことはほぼないものと思われる。
この2作がランクインした当初は「チャンってどんだけ人気あるんだよ…」と半ば半信半疑なところがあったが、最新のシングルチャートでのチャンの暴走を見てしまうと、逆に、「なんでこれくらいの数字しか出なかったんだ」とさえ思ってしまう。
とりあえず、次回作でチャン効果がなくなると、いつものELTに戻ると思われ、TOP10外に沈むと思われる。
以下、ピックアップ。
第10位 何かひとつ feat.JAY'ED & 若旦那 -JAMOSA
06年メジャーデビューの女性R&Bシンガー、JAMOSAの8枚目のシングルが初登場で10位にランクイン。
これが自身初のTOP10入りとなる。
初動売上げは1.1万枚。前作『BOND~キズナ~feat.若旦那』の681枚から爆上げ!
言うまでもなく自己最高初動。
今作は日本テレ系ドラマ「美咲ナンバーワン!!」主題歌となっている。
ただ、ドラマの視聴率はお世辞にも高くなく、10%弱。
しかし、このタイアップ効果以外にここまで上昇してくる要因が見当たらない。
配信で高い位置につけていたので、ドラマの視聴層とこの楽曲の支持層がマッチした結果なのだろう。
リリース形態は魂のCD1種リリース。
それで、これだけの数字が出ればなかなかの成功例といえる。
ただ、問題は次回以降続くかどうか。
これで終われば、一発屋のレッテルが貼られることになる。
というか、この数字では世間は「一発」さえ認めてくれないか…。
~今日のふといいなぁ~
make it happen by 安室奈美恵 feat. AFTERSCHOOL
FLOWER by 吉井和哉
最近のコメント